2018 NBCチャプター奈良第1戦七色ダムにて準優勝!!

新年早々、日本一早く開幕するNBCチャプター奈良第1戦が七色ダムで開催されました。この一戦では、厳しいときほど釣果をもたらしてくれるHPシャッドテール2.5インチのダウンショットリグをメインに準優勝することができましたので、レポートさせてもらいます。
1月7日の開催でしたが、七色ダムは年明けから連日の寒波による影響で水温は8~9度台まで下がっていました。
他のフィールドに比べると水温が高いと思われる方が多いでしょう。それもそのはず。水深があり水量も豊富な池原ダムや七色ダムは、真冬の最低水温が7度台と暖かいのです。
ですから、自分の中で真冬の釣りとなる基準は10度を下回ったタイミングであり、今回のチャプターでは、その厳しい条件でいかにリミットメイクするかがキーとなりました。
そうなると、必然的に出番となるのが最強の食わせベイトであるHPシャッドテール2.5インチ。エビにも小魚にもなるコンパクトなシルエットと、低水温で素材が硬くなってもわずかな水流でハイピッチにアクションするテールの組み合わせで、やる気がなくじっとしているバスにも思わず口を使わせてしまう、究極のソフトベイトです。
毎年、この時期のトーナメントでは確実に釣果をもたらしてくれ、上位入賞の立役者となっているのですが、今年も新年早々、ナイスキーパーをバイトに持ち込んでくれて、3匹・ 2,440gで準優勝となりました。今回、キーポイントとなったのは、本流にあるレイダウンの5~6mレンジ。やや深めまでレイダウンが沈んでいることが重要だったのですが、そこにHPシャッドテール2.5インチのダウンショットリグ(2.7g・オフセットフックを使用)をレイダウンに絡めながらバスの目の前にリグを送り込むイメージで、根掛かりしないよう丁寧に探り、バイトを得ることができました。
このセッティングで普段は20mレンジまでを探るのですが、今回はスーパーディープよりもミドルレンジにサイズのいいバスがとどまっていたようで、他の選手よりウエイトが出たのだと思われます。
またカラーに関して、今回はダークシナモン・ブルー&ペッパーを使用。全体的に濁りが入っていたのと、バスがヨシノボリなどをメインに捕食していたため、光が透過するのにシルエットが比較的はっきり出るダークシナモンにブルーラメの組み合わせがより深いバイトに繋がりました
真冬でもバスはストラクチャーに身を隠し、目の前に現れるベイトを捕食しているので、困った時はHPシャッドテール2.5インチを合言葉に、冬のバスを攻略してみてください!
タックルデータ
ロッド:フェンウィック TPMX62S ULJ
リール:シマノ ヴァンキッシュ2500S
ライン:東レ エクスレッド 3ポンド
ルアー:HPシャッドテール2.5インチ (ダークシナモン・ブルー&ペッパー)
フック:リューギ インフィニホビット #2
シンカー:リューギ DSデルタ 2.7g
厳寒期の霞ヶ浦水系を攻略!!

みんさん、こんにちは。利根川水系、霞ヶ浦水系プロスタッフの北田です。
今回は厳寒期の霞ヶ浦水系についてご報告したいと思います。
霞ヶ浦水系も朝夕は気温がマイナスになり、水温も5℃を下回る厳寒期に入ってまりました。
それにともなってバスは越冬場にいる個体と、水温が低くてもベイトを追う個体に分かれ、バスのいる場所も明確になってきました。
冬でもベイトを追う個体は、消波ブロック帯やリップラップにフィーディングしてくるベイトを追いかけているため、中層をレンジに合わせてヴァルナやルドラで2ジャーク&ポーズでリトリーブするとバイトが得られています。
コツとしては「その日にベイトを捕食している水鳥の位置がバンクに近い所にいる場所」、「ルアーにベイトがスレががりする場所」での実績が高いため、これら条件をもとにエリアを見極めるといいでしょう。
次に越冬場でじっとしており、目の前にルアー等を送り込み、なおかつじっくり誘わないと反応しないバスにはHPシャッドテール2.5インチの2.3gダウンショットがオススメです。
ラインスラッグを取り、シンカーを動かさずにラインテンションを変えて誘うとバイトを誘発できます。急な気温上昇があった日の夕方や、風のない日中での実績が高いです。
またダウンショットなどのライトリグでバイトを得られてもノセられない場合は、厳寒期の最終兵器、ダンクSPの出番です。
ボトム付近を丁寧に時間をかけて、必ずステイを取り入れたリトリーブすると、ライトリグではノラない、ノセられないショートバイトを捉えることが可能です。ここぞという場所はぜひ、ダンクSPを投入し、ライトリグで誘うようにゆっくりリトリーブしてみてください。
以上を参考に、霞ヶ浦の厳寒期に挑戦して、忘れられない価値ある冬バスをキャッチしていただければと思います。




2017年シーズンの振り返り

こんにちは山中湖の川上です。本年もよろしくお願い致します。
今回は昨年のトーナメントシーンを振り返りながら、活躍してくれたO.S.Pルアーをご紹介したいと思います。
2017年の私の活動としては、山梨県・山中湖で開催されているるJB/NBCの3シリーズのトーナメントにフル参戦しました。
それぞれの年間成績は…
・JB山中湖シリーズ 1位
・NBC山中湖チャプター 2位
・NBC山中湖第二チャプター 6位
と、課題は残りますが、まずまずの成績で終えることができました。
毎年バスをキャッチすることが困難になってきている山中湖ですが、ここぞという時はO.S.Pルアーに助けられ、昨年も貴重なバスをキャッチすることができました。
そこで今回はシリーズごとの印象に残った試合を中心に、活躍してくれたO.S.Pルアーをご紹介したいと思います。
《JB山中湖シリーズ》
このシリーズでは、第1戦で優勝、第3戦で準優勝と2回の入賞が効き、年間優勝を獲得することができました。
特に優勝した第1戦ではi-Waver 74SSS(リアルワカサギ)で、春先の気難しいネイティブバスをキャッチ。フォローでドライブシュリンプ3インチ(ダークシナモン・ブルー&ペッパー)を投入し、プレッシャーの掛かる放流バスを手にし、初戦を制しました。
第1戦が開催されたのはGW最終日で、ただでさえ春先のスポーニング前の気難しい状況に加え、連休でのフィッシングプレッシャーやトーナメントのプラクティスでプレッシャーはマックスの状態でした。
そのため、ネイティブバスのキャッチは非常に難しい状況でしたが、試合の1週間前にはバスの放流がありプラクティスの段階では比較的イージーにキャッチすることが可能。そんなコンディションだったこともあり、試合スタート直前まで一発大物のネイティブか、手堅い放流か悩みましたが、最終的にネイティブ狙いを敢行! 多くの選手が放流地点に集中する中、ガラ空きとなったネイティブ狙いのポイントで試合を展開。
産卵のため、シャローに接岸したワカサギが多く確認できたエリアにi-Waver 74SSS(リアルワカサギ)を漂わせるように超スローに引き、早いうちに貴重なネイティブバスをキャッチすることに成功! しかしその後は後が続かず、試合後半は放流バス狙いにシフト。試合前半で叩かれ、口を使わなくなった放流バスをドライブシュリンプ3インチのダウンショットで連発!! ほぼステイでユラユラと動くドライブシュリンプの自発的アクションに委ね、スレた放流バスを誘うことで、他の選手が沈黙する中、瞬殺でリミットメイクに成功し優勝することができました。本当に、戦略が見事にハマったナイスゲームでした。と同時にこの優勝で後の年間優勝に大きく弾みをつけることができました。
《NBC山中湖チャプター》
このシリーズでは優勝こそないものの、コンスタントに貴重なネイティブバスをキャッチすることができ、年間2位でフィニッシュ。O.S.Pルアーの中でも特に、ブリッツMAX-DRがよく活躍してくれました。
印象深い試合は夏以降の第3戦・第4戦で、ディープレンジで群れを形成するワカサギにつくバスをブリッツMAX-DRで攻略。二戦連続で準優勝することができました。
夏になると山中湖では、ワカサギが湖の沖で群れを形成します。バスもこれに追従し、沖でワカサギをフィーディングするようになります。このワカサギの群れをブリッツMAX-DRで直撃し、バイトを誘発します。
ブリッツMAX-DRは遠投が効き、ストライクゾーンを長く取れるため、広範囲に散らばるワカサギの群れをしっかり捉えることがことができます。
また、この手のルアーでは珍しく固定重心で、余計なラトル音が少ないことも気に入っています。バスにプレッシャーの掛かる状況下でも有効で、私もトーナメントで多用するルアーのひとつです。
2018年シーズンもお世話になる事でしょう!
《山中湖第二チャプター》
このシリーズで最も印象深い試合は、10月に開催された最終戦です。
この試合では、HPシャッドテール3.1インチ(ウォーターメロンペッパー)・1/16ozジグヘッドリグのスイミングでビッグバスをキャッチし優勝することができました。
試合を前にした山中湖の状況は、10月に入り気温低下や冷たい雨により、水温が下がりフォールターンオーバーで水質が悪化していました。そのため、ルアーへのバスの反応はいまひとつ… プラクティスを終えた選手からは『厳しい』、『1匹釣ればお立ち台』 などと、厳しい様子が伺える状況でした。
しかし水通しがいい2~3mのウィードエリアにはベイトフィッシュがいい感じで絡んでおり、ここにHPシャッドテール3.1in・ジグヘッドリグのスイミングを通し、ビッグバスをキャッチすることに成功しました。
結果、この1匹しかキャッチできませんでしたが、湖のタフな状況から、21人が参加してウエイイン4人(各1匹)という厳しい試合で、HPシャッドテール3.1インチでキャッチした貴重なビッグバスが優勝に導いてくれました。
以上、今回は2017年度のトーナメントで活躍してくれたO.S.Pルアーの一部をご紹介させていただきました。
新年を迎え、私も本格的なシーズンに向けてタックル整備等の準備を開始しました。そろそろ皆さんもこのオフを利用して来シーズンの準備をされてはいかがでしょうか?
シーズン直前になると欲しいルアーやカラーがない、なんてことも! 出遅れないように(笑)今年もがんばります!







真冬にルドラ、ヴァルナを使いこなす
明けましておめでとうございます。霞ヶ浦でガイドをしている松村です。今年もよろしくお願いします。
水温が5度前後となった1月、初バスを求めて霞ヶ浦で釣りをしても、なかなか簡単にはヒットに繋がらない・・・そんな難しいとされる時期においてもバスを釣らせてくれるのがやっぱりルドラ、ヴァルナです。
今年の冬も例年になく冷え込んでいますが、この冷え込みがキツイ時期になればなるほど、メタル系などリアクションの方向に行くのが一般的ですが、バスにとっては他の季節とおなじように動いてエサを食べている強いバスもいるのです。こんなバスにはやはりエサとなるワカサギに似たルドラ、ヴァルナが効きます!
昨年のこの時期の氷点下まで冷え込んだ寒い日のオカッパリでもやっぱりルドラにバスが釣れていました。そして今年もしっかり釣れています。






実際フィールドにおいてどのようにルドラ、ヴァルナを使いこなすかということですが、まずはポイントまでの距離が遠くて遠投したければルドラ、近ければヴァルナ、そのくらいから始めても良いと思います。そして次はフローティングなのか、サスペンドなのかという部分ですが、その判断はその日のコンディションにあわせて使い分けすることが大切です。
寒さ等で気分的に今日のバスは追えない・・・と感じたらジャークしたあとポーズを長めに取りたいのでサスペンドモデルにします。逆に広くどんどん探りたいときやマズメ時などはフローティングでポーズ少なめのジャークにするのがおすすめです。カラーは好みもありますが、ここのところ金系が安定している気がします。特に霞ヶ浦ではこの金系ではハズレが少ないと感じています。まあ、好みも含めてその時々の状況を感じながらローテーションして使って欲しいと思います。
動画(
https://youtu.be/-XBuY2J3Dzk)はオカッパリのものですが、この時期に釣れると単純に嬉しいですよね!水温は5度ですがこういった足場の良い護岸から遠投して釣ることが出来る霞ヶ浦というフィールドではこのルドラ、ヴァルナが寒い時期から春にかけて楽しめますので是非チャレンジしてみてください!
冬のバス釣り♪ 管理釣り場でオーバーライドにて連発!!

寒い日が続いておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
冬でもバス釣りをしている方が多くいらっしゃいますが、カスミ水系は寒波の影響で水温は5℃を切る日も少なくありません。そんな中でも効率よく冬バスをゲットできるO.S.Pルアーの中でのおすすめが「オーバーライド」です。
オーバーライドの魅力は大きなスライド幅で広範囲を探れるという点です。メタルバイブにはさまざまな種類があり、特徴も違います。オーバーライドは垂直リフトをした後のフリーフォール時のスライド幅が大きく、他のメタルバイブよりもピンではなくエリア全体のバスに向けてアプローチができるルアーとなっております。ラインテンションをフリーにすることによって大きくスライドフォールし、バスにアプローチすることができます。消波ブロックなどの穴撃ちの場合はテンションフォールさせ、あえてスライドさせないように使うこともできるので、1度で2度おいしいのがオーバーライドですよ♪
今回はO.S.Pプロスタッフの茂手木プロと、管理釣り場での取材に行ってまいりました。その際もオーバーライド5gを使用(水深が浅かったため)。使い方はボトムを取ってのリフト&フールがメインで、カラーは黒金オレンジベリーをチョイス。回遊ルートであろう場所に遠投し、リフトの幅もさほど大きくはせずに、ロッドを少し上下させるだけの繰り返しで使用しました。
オーバーライドは垂直リフトでは素早い泳ぎ出しに加え、ロングキャストをしても手元にしっかりとバイブレーションが伝えてくれるので何をやっているかが明確にわかりますよ。
冬のバス釣りに欠かせないオーバーライド!! このルアーを使えばあなたも「釣れマシュー」になれるかも!?
タックルデータ
ロッド:DAIWA スティーズレーシングデザイン641ML-SMT
リール:DAIWA SS AIR8.1L
ライン:DAIWA ブレイブZ 12lb


冬の河川でオススメなドライブシャッド6インチ!
新年、明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いいたします。
今回のレポートは冬の河川でオススメしたい、ドライブシャッド6インチを紹介させていただきます。
今年の高梁川は水温の低下が早く、同時に水質もクリアアップしています。1月になりましたが、すでに最低水温を記録してしまうほど、冬になるのが早い岡山県です。
さて、水温が低くなるタイミングで重要になるのが、ディープが隣接するエリアです。上流~下流まで各エリアにある最大水深のスポット、そこに隣接するストラクチャーをドライブシャッド6インチの低速リトリーブでアプローチするのが効果的なのです。
今回、バスをキャッチしたのは、下流域の橋脚まわりでした。消波ブロックや岩のこぼれたハードボトムにバスやベイトフィッシュも集中してきています。
そのエリアの中でも、バスがフィーディングしやすいスポットを丁寧に巻いてくるわけですが、さらにその中でもピンスポットを通過するタイミングで、ドライブシャッドの頭を持ち上げるイメージで巻くスピードをほんのわずかにあげた瞬間!

55cm・2,750gがドライブシャッド6インチ(スモーク・ペッパー&コパーフレーク)に応えてくれました。(2017年12月8日)
ナイスコンディションのバスに出逢えた瞬間はたまりませんね♪
この日は風が強かったため、1.8gのネイルシンカーを挿入したことでアプローチしやすくなりました。
さらにO.S.Pネックフーディが首元を保温してくれるので、厳しい寒さの中でも暖かさをキープ。より集中してチャレンジできました。
上記のエリアを低速リトリーブで根掛かることなく攻められるドライブシャッド6インチは、これからの時期、非常に有効です。浅いレンジ~3mまでを目安に巻き倒してみてください。
また約1年前、冬の高梁川(2017年の1月4日)にてドライブシャッド6インチ(グリーンパンプキンペッパー)に、ナイスフィッシュが応えてくれています!
月日は流れても色褪せることのないドライブシャッドの力!これからもたくさんのアングラーの期待に応えてくれるルアーだと感じます。
みなさんも冬のバスフィッシングで、ビッグバスの本能を刺激するドライブシャッドゲームを満喫してください。


厳寒期の河川で活躍するハイカットF!!

みなさん、こんにちは! 中部エリア フィールドスタッフの青山右京です。
12月下旬の岐阜県五三川ではハイカットFが大活躍してくれています。前回のレポートでご紹介しましたが、ブレイクラインを超スローリトリーブでボトムにコンタクトしたら一瞬、止める。これの繰り返しです。キモはしっかりボトムを感知して止めることです。
今回は回遊系の捕食体制に入ってる個体を狙っていきました。リアクション狙いに変える時は、ボトムに当ててルアーを平打ちさせるのがいいのですが、ゆっくり巻いたほうが明らかに反応がありました。
ハイカットは超スローに巻いてもしっかり水を掴んで泳いでくれて、なおかつ回避能力も高いので、さまざまな沈み物が多い五三川でもストレスなく使用できます。
そしてカラーはマイフェイバリットの「マットシャッドM-47」です。すべてこのカラーで捕獲しています。
ナチュラル系ですが陽の光や平打ちした時に腹下部分が「ギラッ」と光り、カラーのアピール力もあるのでオススメなカラーです。
今年も残り数日になってきましたが、ラスト魚を求めてみなさんもぜひ、試してみてください。
【タックルデータ】
Rod: STEEZ ライトニングⅡ
Reel: STEEZ SV TW 6.3
Line: フロロ 8lb
Lure: ハイカットF(マットシャッド)
厳寒期でも威力を発揮するヴァルナSP

みなさん、こんにちは、山添です。2017年も残りあとわずかとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
自分は今シーズンのトーナメントも無事に終了し、結果NAB-21のA.O.Y.を獲得することができました。
正直、ホッとした気持ちですが、まだまだ課題が多すぎるので、この冬も来シーズンに向けて準備やメンテナンスをしながら、フィールドには行くつもりです。
しかし、今年の印旛沼は近年で最も厳しいシーズンだったと感じます。とくに悪天候による影響が多く、中でも9月以降は台風や前線の影響を受け、NAB-21シーズントーナメントも1戦が延期となりました。関東の各フィールドのトーナメントも延期や中止が続出したかと思います。
この影響を受けた後半戦の2試合は、日に日に冷え込みも増し、水温も下がり傾向で、ともにローウエイト戦となり、NAB-21のトーナメントでは2戦で持ち込まれた魚のうち、キロアップの魚がわずか1本のみという異常事態。まさにデスレイクの本領発揮といったところでしょうか… さすがにここまでくると笑えません。
定番とされるエリア、釣り方が機能しなかったので、普段はほとんどやらないようなエリアや釣り方にも手を出してみたり… 来年はもう少し優しくなってくれるよう願うばかりです。
さて、トーナメントシーズンが終了したこれからは、別の楽しみでもある冬の釣り。基本的には何かと厳しいのですが、この季節に釣る価値ある1本は、言葉では表すことのできない喜びがあるので、ついついフィールドへ足を運んでしまいます。
つい先日のクリスマスイブには、ヴァルナSPでクリスマスプレゼント的な47cm・1600gを獲ることができました。
ジャーク後のポーズで「ゴッ!!」もう、やめられません(笑)
この日は北風と冷え込みに加え、途中雨が降ってたりもしましたが、やはりヴァルナ、ルドラといったルアーに反応してくるのはいい魚が期待できるので、この冬もやはり外せないアイテムです。
このヴァルナ、そしてルドラシリーズに続々とニューカラーも加わっておりますので、ぜひチェックをお願いします。
その他ルアーだけではなく、最近お気に入りのギアがあります。それはO.S.Pネックフーディです。高性能な防寒ウェアも確かに大事ですが、どんなに高価ないい防寒を着ていても、首もとなどの隙間から冷気が入れば、釣りに集中できなくなってしまうほど体は冷えてしまいます。
このO.S.Pネックフーディは内側の素材(ボア、フリース)が非常に暖かく、さらにソフトワイヤーが入っていることで形状を変えられるので、その場に合わせた使い方ができる汎用性の高さが非常に気に入ってます。ボートで移動の時は、鼻と耳にソフトワイヤーがくるあたりまで上げて使用していますが、時にはフードのように使用することも。余程の爆風でなければソフトワイヤーのお陰でズレ落ちることもありませんし、ホールド感が非常にいい塩梅です。釣りをするときは口、顎あたりまで下げて冷気をシャットアウト。これを使い始めた11月から今では欠かすことのできないマストなアイテムになってます。
これからさらに冷え込みが厳しい季節になりますが、アングラーの釣りを快適にサポートするアイテムも非常に充実していますので、ぜひともご活用ください。
それではみなさん、よいお年をお迎えください。


JBTOP50 2017シーズンレポート
みなさん、こんにちは。
季節は早くも12月に入り、今シーズンのトーナメントの日程はすべて終了いたしました。
今年もあっという間にシーズンが過ぎていったわけですが…今年の成績はどうだったのか? と言うと… 年間順位が35位と見てもわかるとおり、まったくいいところなしの不完全燃焼でした。思い返してみると、詰めの甘さやミスばかりが蘇ってきます。
そんな中でも、今回は今シーズンに活躍したO.S.Pルアーのお話しです。
今年のTOP50シリーズは福岡県にある遠賀川からスタートしたのですが、その初戦から大活躍してくれたルアーがあります。それは…“ドライブシュリンプ3インチ”でした!
この試合は決して釣れたとは言えず、むしろ毎日1匹ずつ釣ってくるという展開でしたが、2日目のグッドサイズをもたらしてくれたのがこのルアーでした!

ほかの選手も釣れていなかったこともあり、正直この1匹でジャンプアップできましたね~。
セットしたリグはボクの十八番でもある“ライトキャロ”。スーパースローにルアーを操るのですが、わずかな水流でもしっかり動いてくれる各パーツは見せて食わせるには最高のワームでしょう。
そして第2戦の弥栄ダムでもO.S.Pルアーを駆使して釣ってきました!
この試合は6月に開催されたのですが、バスのコンディションは明らかに表層を意識していたので、当然のごとくオリカネ虫&ドライブクローラー3.5インチ(ノーシンカー)で攻め、グッドサイズのバスをキャッチすることができたのです。


今振り返ってみても、楽しかったなぁ~!
そして続く七色ダム戦。クリアレイク戦が続き、プリプラの段階からまたしてもオリカネ虫が絶好調! しかし… 本番直前になってこのパターンは崩壊していたのです。
表層のルアーにまったく反応が悪くなってしまい、急遽HPミノー3.1インチを使ったサイトフィッシングで、初日こそ何とか5匹を揃えてきて14位からのスタート。
しかし2日目、ミスの連発で負のスパイラルに陥ってしまいました… 結果、痛恨の予選落ち。悔しさのあまり、帰り道が非常に辛かったことだけが思い出されます…
続く第4戦の桧原湖。
ホームレイクで負けるわけにはいかないと気合いを入れ、練習をみっちりやり込みました!
プリプラで反応がよかったのは“O.S.Pジグ03ハンツ+ドライブシャッド3.5インチ”や“ドライブクローラー3.5インチ”のダウンショットに反応がよく、活性が高い時にはハイカットDRを使用したドラッギングで簡単にキャッチすることができていました。
そして迎えた、試合当日。プラクティスとは状況が変わっており、有効なルアーもそれに応じて変わってしまっていました。
バスのレンジは7~9mでいいエリアには船団が形成されましたが、その中でもやっぱりドライブクロー2インチのライトキャロは強かった~! ハイプレッシャーの下でもバイトに持ち込む力がありました。同じリグでHPシャッドテール2.5を使ったスイミングでも反応が多かったですね。


迎えた運命の最終戦、霞水系… 非常に苦手意識があるフィールドだったのでプリプラからかなり釣り込みました。その中で見つけたパターンはHPシャッドテール3.6インチをジグヘッドにセットし、杭や矢板などの縦ストに対してタイトにスイミングさせてバイトに持ち込むというもの。この釣り方で連日、グッドサイズが釣れていました。

HPシャッドテールの3.1インチでもなくドライブシャッド3.5インチでもなく、HPシャッドテール3.6インチだけにバイトが集中。多分、その時のメインベイトのシルエットがよく似ていたのでしょう。
しかしながら、試合直前の練習になって、水温が急激に低下… そして連日の雨と強風。
前日練習でもバスを釣るヒントすら見失ってしまい、無念のノーフィッシュ。しかも悪天のためになんとワンデー限りで試合終了。
自然の中での競技なので天候に左右されることは普通なのですが、このときばかりはすべてが裏目に出てしまいました。
トーナメンターとしてどんな状況でも絞り出すのがプロであり、それができなかったことに情けなく、悔しい思いしか残らない試合となってしまいました。この復讐は必ずします! 絶対にね!
というわけで、あっという間のシーズン終了ですが、なんだかんだ言ってもやっぱり楽しい! バスを通して地元の親切なアングラーとも知り合うことができ、自分の知らない世界を見ることができました(笑)。
また来季もTOP50の舞台で戦います。どんな戦いになるかわかりませんが、悔いのないように思い切り戦ってきます! みなさん、引き続き応援のほど、よろしくお願いします。
BATNET 2018シリーズ C1第2戦レポート

去る12月3日(日)に開催されたBATNET 2018シリーズ C1第2戦についてレポートいたします。
諸事情でノンボーターエントリーしていたのですが、ペアとなったボーターの藤井さんの船のエンジンが突然ご機嫌斜めになり、急遽VITALさんにお願いし代艇を準備していただきました(迅速な対応ありがとうございました!)。
ボーターは藤井さんで変わりないですが、お互いに慣れない船による試合となり、藤井さんも自分の流したいラインを上手く流すことができず、少し消化不良な試合となってしまいました。
試合内容は朝イチ、ナント開始第1投目のO.S.PハイカットDR SPのロングポーズ中に“コンッ!!”と気持ちいいバイトで1,600gがきて、「今日は余裕だな」と思ったのですが、その後うんともすんともという残念な展開。(※過去記事参照:
https://www.o-s-p.net/reports/20160224_kitayama/)
ある程度の速度で流しながらの釣りだったので、スローな釣りは封印し、ほぼほぼ1日巻きまくりました。
晴天無風で巻くにはしんどい状況でしたが、勢いがあるイカツイヤツらはガツガツ食ってくることを信じて巻き続けました。
しかし結局、朝イチの1匹・1,600gしかウエイインできず結果は9位。
これで年内の試合がすべて終わりましたが、まだBATNET C1 2018シリーズははじまったばかり。しっかりと練習し、次戦に備えたいと思います。
藤井さん、慣れない船の操船、お疲れさまでした。
最後になりましたが、事務局の西田さんをはじめとするBATNET運営スタッフのみなさん、1年間お疲れさまでした。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
TACKLE DATA
ロッド:STZ 681MLFB-LM ライトニング
リール:T3 AIR(SLP WORKSシャッドチューン)
ライン:フィネスブレイブ10lb.
ルアー:ハイカットDR SP(マットシャッド M47)



五三川の初冬を攻略するO.S.Pルアーをご紹介!

みなさん、はじめまして。
このたびO.S.Pフィールドスタッフとしてサポートしていただくことになりました、青山右京(アオヤマ ウキョウ)と申します。
岐阜県に住んでおり、五三川をメインに地元野池などでおかっぱりをしています。そういった釣りをみなさんにお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
さて、さっそくですが五三川の初冬攻略として、ボクが軸にしているルアーをご紹介したいと思います。

まずひとつめは、ハイカットF。カラーですがフェイバリットはM-47マットシャッドです。
これをブレイクラインでゆっくり巻き、何かしらストラクチャーにスタックしたら止めて浮かせまる。この繰り返しで、短時間のうちに2匹キャッチできました。
五三川は沈み物が多いので、障害物回避能力も加味してフローティングがオススメです。

まだまだやる気のあるハーモニカ食いでしたが、これから徐々に水温も下がってくるとなかなか口を使わなくなるので、リトリーブスピードを上げてリアクション狙いも効果的です。
そしてもうひとつ、リアクション要素で狙うルアーがオーバーライドです。

ディープでの釣りはもちろんですがオーバーライド1/4oz(7g)をシャローエリアで使用するのも有効です。
キモは水温が上がりやすい風裏になるポイント!
水温が上がったタイミングで、ディープからシャローに差してきた個体をリフト&フォールで狙います。
激しくシャクるのではなく、手首だけでロッドのティップが入るぐらいの力加減でリフトさせます。移動距離を抑え、なおかつ立ち上がりの早さを利用してテンポよく探っていきます。
この魚はリフトさせてフォールした瞬間に、ラインが横に走るバイトを見せてくれました。
今回の釣行では不発でしたが、夕方、水温が上がりきったタイミングで、どシャローにフィーディングに差してくるビッグバスをドライブシャッド6インチなど、ボリュームのあるルアーでドカン! っと一撃を狙ってみてもおもしろいですよ。
ぜひみなさんも、初冬の五三川をO.S.Pルアーで攻略してください!!

ドライブカーリーのおすすめリグ「カーリーの重ネコ」をご紹介!

みなさん、こんにちは! 冬のバスバスフィッシング、楽しんでますか!?
今年は例年より寒波到来が早い岡山県ですが、寒さに負けじと気持ちだけはハイシーズンのつもりで冬練に取り組みたいと思います。
さて今回は、これからの冬に向けて、エリアを絞り込めたアングラーのみなさんにオススメしたいリグをご紹介します。
それはドライブクローラー3.5インチの、5~7gのヘビダンです。
先日のオカッパリ釣行でも、ずる引きをメインに早い展開で水中の障害物を把握。ドライブクローラー3.5インチの食わせの力で、ナイスバスが応えてくれました。
さらに、ドライブカーリーのチョッパー的なNEWメソッドを紹介させていただきます。
それはドライブカーリーに、あえて重いシンカーを装着したネコリグ!略して『カーリーの重ネコ』です。
まず、今回バスが応えてくれたセッティングを紹介します。
シンカーは重めの2.6gのネイルシンカーを挿し込み、ワームのハチマキの最初の部分に、G7のワームプロテクトチューブを装着。モスキートヘビーガードの0番をワームプロテクトチューブに通して、ややフックがワーム全体の頭寄りになるようにセットします。
なぜ、頭寄りにフックをセットするかと言うと、ハードボトムにあるゴロゴロした石や岩などから、『頭隠して尻隠さずの状態』にしたいからです。
シンカー&フックの付いている頭の部分は石に隠しておいて、カーリーテールだけは、ハードボトムの石や岩から隠れていない状態でチラリズム的にアピールしてもらうイメージ。
釣行の結果からすると、最近の冷え込みにより水温も10℃台まで下降傾向、越冬場周辺のエリアでバスが少し深いレンジ、水深にして2m前後のハードボトムにロックしているような印象を受けます。
そのハードボトムの中でも、バスがフィーディングしやすい張り出したスポットをメインに『カーリーの重ネコ』をずる引きでアプローチ。
今回、ずる引きをメインにした理由はガチガチのハードボトムを丁寧にアプローチするための最終手段で、狙いは石や岩に『カーリーの重ネコ』が引っ掛かる、もしくは半分引っ掛かる、さらにはマジで根掛かりするのが重要でした。
そしてこの状態からラインスラックを使ったり、竿を揺すったり、自分のポジションを変えながらこの根掛かり状態を「ハングオフ」することにより、一瞬、リアクション的要素も入ることでよりバスのスイッチを入れてくれるイメージです。
そしてハングオフしてからはフォールさせ、すぐに回収せず、若干のポーズ。つまり、放置しておくのも食わせるために大切なキーワードのひとつですね。
上記の釣り方をひたすら繰り返し、『カーリーの重ネコ』のお陰で3匹のナイスフィッシュが応えてくれました。
これからの冬に向けてももちろんですが、『カーリーの重ネコ』は1年中チャレンジできるメソッドだと思いますので、みなさんもぜひ、試してみてください。



レポートはじまります
ただいま準備中です。今しばらくお待ちください。
BMCトーナメント

BMCで行っているチーム戦とは、私たちが新たにバストーナメントをより楽しむために、試行錯誤を繰り返し作り上げたトーナメントです。
今年で5年目となり、年々参加者も増え盛り上がってきました。
今では、W.B.S.TBC、JB、そしてローカルと、プロ・アマ問わず入り乱れてのチームを結成。その腕と作戦を競っています。
レギュレーションは、年3回の総ウエイトに寄って争われます。
第1戦、第2戦、そして最終戦と、毎回ウエイイン数は異なることも考慮しながら、組み合わせ、エリア、船単位での役割など、すべてチームリーダーが中心となり、メンバーと作戦を立て、このトーナメントに挑むのです。
なので、ひとつの指示の違いで、大きく釣果やウエイトに差が出るのもおもしろいところ。もちろん、瞬時にその日のフィールド状況や時間毎の答え合わせがわかるのもまた、チーム戦の楽しさです。
基本、同じチーム内はトーナメント中、携帯電話による通話やライン、メールなどのコミュニケーションツール使用はなんでもOK。刻々と移り変わる状況をいち早く把握し、判断し、チーム内共有できるか… ここで大きな差が出ます。
昨年、一昨年は、ノリーズの麻生洋樹プロ、DAIWAの草深幸範プロの「チーム城南モータース」が圧倒的な強さを見せて優勝。
その前は、エンジンの村川勇介プロ率いる「チームムラジャ」が勝利し、ジャッカルの西村嘉高プロ率いる、私も所属する「チーム茶柱」は、いずれも2位でした。
さて、今年の第1戦と第2戦は連戦。仲間のプラクティスの情報から、私が属する「チーム茶柱」はまず、チーム8艇それぞれの得意不得意、船の速さや大きさ、レベル、そして相性を考慮し、上流、中流、下流、流入河川をどう割り振るかをメンバーと相談し考えました。
そして、私はエリア全域から全艇キロフィッシュ以上をウエイインする目標を立て、それぞれ攻めるエリアや組合わせを決定。
最終戦を残してはいますが、簡単に書くと、2艇を1組とし、得意エリアごとにノンボーターの特性も考慮して、上中下流+流入河川に振り分けました。
このチーム戦はノンボーターとチームリーダー艇の役割が重要で、「チーム茶柱」のノンボーターの役割は以下。
1:キロフィッシュを釣ったら、すぐにチーム内共有ラインにアップ。
2:8時、10時、12時に必ず、釣果の詳細を共有ラインにアップ。
3:ストロングパターンなどがわかった艇は、エリアやリグはもちろん、攻め方を含めてその情報を共有ラインにアップ。状況によっては直接、リーダーと連絡を取り、リーダーは即時、状況、詳細、攻略方法をシェアする。
次にリーダー艇の役割。
1:チームリーダー艇は、メンバー艇からの情報をタイムリーに取りまとめ、チーム内の現状、獲れているウエイトを集計。各艇に目指すべき目標総ウエイトを提示する。
2:エリアごとに散っている仲間の艇に、それぞれ獲るべきウエイトと匹数などを具体的に指示する。
3:各エリアごとに、狙うべきポイントや攻め方、釣れているリグなどの情報をシェア。
4:さらに、エリアの釣果の状況如何によっては、艇にエリアの転換を指示。ときには釣れているエリアに艇を大幅に移動させ、チーム一丸となってウエイトアップを目指し、ビッグフィッシュを追い求める。そこには、リーダー判断でチーム艇のポイントへの集合および解散もある。
以上のように、チーム戦ではチーム内のコミュニケーションをしっかりとり、ボーター、ノンボーター、そしてチームリーダーがそれぞれの役割をしっかり理解しなければなりません。そのうえで、一丸となって楽しむトーナメントなのです。
で、今年の「チーム茶柱」は何かが違う……
チームの作戦が功を奏し、第1戦は、「チーム茶柱」全体のウエイトが下で1,200g、千葉艇、桑原艇、海野艇の1,400gなどもあり、ウエイインに全艇が活躍しました。
さらに安藤艇は1,770gを持ってきて、ウエイトの底上げに大貢献しました。
結果、チーム総ウエイトは約9,800gで、第1戦の「チーム茶柱」は圧倒的勝利。2位に3kg弱の差をつけ優勝を果たしました。
第2戦は、第1戦から2週間と近かったことから、組み合わせを多少いじる程度で同じ作戦でスタート。
ところが、大苦戦の展開! チーム全体で11時までは上が桑原艇の1匹・1,400g。斎藤艇では1,000gくらいのバスが2匹。残りは500g程度が数匹。ノーフィッシュの艇も多数あり、リミットメイクすらできていませんでした。
そこで、安藤艇は動かず流入河川の攻略。他の仲間には、本流のシャローからブレイクにある杭に狙いを変更し、徹底的にやるよう指示。もちろん、「キモ」を伝えて……
すると、なんと安藤艇が炸裂!
1,600g、1,400g、1,200gをキャッチ。さらに昼まで600gが1匹だった今井艇が、杭で1,300g。12時までマメに苦しんでいた山本艇も杭で1,280g。桑原艇も帰着ギリギリに杭で1,200g。
終わってみれば、みんなで約9,300gのウエイトを叩き出し、2連勝。現在、年間暫定1位!!
毎回、試行錯誤しながらではありますが、結果、ビッグフィッシュが釣れてウエイトが上がり、みんなで盛り上がるのは本当に楽しいです。
残る最終戦は11月の厳しい季節ではありますが、油断するとすぐにマクられてしまうこともあり得るので、気を引き締めていきたいと思います。
なぜなら、昨年の「チーム茶柱」は、最終戦前は3位につけており、1位とのウエイト差は5kgもありました。しかし最終戦終了後、優勝チームに約800g差まで詰め、2位まで上がった経験があります。
チーム戦の醍醐味は、チームの仲間全員と喜びや悔しさを共有できることや、トーナメント中にフィールドの答え合わせができることにあります。
そして何より、自分や仲間がビックフィッシュを釣り、ラインにアップされた時の仲間との喜びは、他のトーナメントでは味わうことはできないでしょう。
自分が釣っても、仲間が釣っても、みんなガッツポーズ。だって、チームですから。また、夏のチーム戦後には、毎回必ずシーモの下高原さんからガリガリ君の差し入れも定番となっています。
上がってきたみんなの口も楽しませてくれています。下高原さん、いつもありがとうございます!!
ちなみに、第2戦で安藤艇が炸裂したリグは、なんと、ドライブスティックFAT(グリバン/チャート)のバックスライド。第1戦の桑原艇の1,400gもまた、ドライブスティックFATのバックスライド。
第2戦の1,400gはHPシャッドテールのヘビダンでした。第2戦の今井艇1300gは、HPシャッドテール3.6インチのヘビダン。
第2戦、山本艇の1,280gも、HPシャッドテールのヘビダン。第1戦の私の1,400gもドライブスティックFAT(グリパン)のバックスライドと、O.S.Pワームが大活躍でした。
この調子で今年こそ、優勝に向かって突き進みます!













JBTOP50 最終戦レポート
いやー、1年は早い! もう真冬の影が見えてきている気がします! なんてたってボクは、すごく寒がりなんでね!
でも、極寒の2月だって釣りには行くので、防寒対策は得意分野ですよw
まー、そんな冬が来る前に釣れるものは釣っちゃおう! ってことで、年内に釣りに行きまくることをおすすめします。
そうそう、ちょっと前になりますがBasser All Star Classic、すごかったですね! 並木さんのAbema TVの中継を見てました? 緊張感まで伝わってきて、ホントにシビれましたね。いやー、会場にいながら見られるあのシステムには、ホント、感動しました! 本当にいつかあの舞台で戦ってみたい! そう思い直しました。
今年ワイルドカードのチャンスを生かせなかった悔しい思いは、絶対、パワーに変えます!
ワイルドカードチャレンジの動画ここから
https://www.youtube.com/watch?v=STmNMLYDfQ8&t=40s

ちなみにオールスターの観戦中、O.S.Pスタッフにタオルを買わされ… イベント限定O.S.Pタオルを購入したのは内緒です。
さてそんな中、翌日から再開したTOP50のプラクティスでは、一気に落ちた水温と、急激な減水がはじまったので、一気に魚は沖に出てきた感じでしたね。
つまりあれだけ興奮して見ていた中継のパターンはみじんも使えなく、もちろんその前に入って練習していたパターンも見事に崩壊ですw
しかし、これも釣りではよくあること。割り切って、減水でのパターンを探すプラクティスに切り替えました。
減水中のパターンと言えば必然と沖寄りになります、沖にあるストラクチャーやブレイクがバスの付き場となるわけです。
それを見つけるための魚探をかける時間。これがまた時間をかなり要するわけですが、もちろんそれだけではなく、さらにそこにバスが居るのか、どのルアーでどの角度から通すのがいいのか。また、天気やカレントの条件は? と、非常に取るデータは膨大で、時間はいくらあっても足りません。
しかし、その膨大なデータ量で構築されたパターンというものは、バス釣りは決して運任せでなくいろいろなものの積み重ねで釣れる確率を上げて行けるのだと確信させるのです。
当たり前のことかもしれませんが、確実に釣るためにはこういう手段もあり、それにより人が釣れない時に釣れたりと、バスフィッシングの醍醐味だったりするわけです。
また、その中でもさらに一番になりたいと思った頂上が、ボクの中で今はトーナメントだったりする訳です。
ということで、プラクティスではいろいろなことをします。
例えばブレイク狙いのパターンでは、タイニーブリッツDRとブリッツEX-DRで釣り比べでの検証! なんて、楽しそうにしか見えませんがw
減水でシャローにいられなくなったバスはもちろん沖に出ますが、それがどこに着いているかなど試して、その答えが出ればそれもデータになるわけです。
この場合は、沖のブレイクに両クランクを通してバスの着いている深度を確認したわけです。
この日はブリッツEX-DRの勝利! ってことは、ブレイクに対してその上ではなく下に着いていたわけです。
通常、減水がはじまったばかりの頃は、シャローにいたときの名残でバスは沖に避難するものの、今まで暮らしていた水深そのままで、浅めに浮いていたりすることが多いようです。
タイニーブリッツやブリッツでのヒットを予想していたのですが、この日はブリッツEX-DRの深度(水深3~4m)で食ってきたことは、思ったよりこの増水になじんでいるか、ボートが多かったので人のプレッシャーのため沈んでいる可能性が推測できました。
このあともブリッツEX-DRで2匹追加し、いよいよこのパターンは確定された感が強くなりました。
このトーナメントはこれもキーだな、とプラクティスで見つけたパターンの一つとしてキープ!

しかし、迎えたトーナメント当日は悪天候のため、3日のトーナメントがなんと1日だけの前代未聞の1デイトーナメントに。
もちろん安全を考慮しての結果ですし、全員が同じ条件ですので仕方ないことです。これもトーナメント。
そして、その中でも結果を出さないといけないのももちろんのことなのです。
が、勝負をかけたロングランでの作戦を外してしまい、ノーフィッシュ。これはかなりのショックでした…

気圧もガクンと落ちた低気圧の接近。自然の力にはかなわない。
同時に年間成績も一気に落としてしまい、どうにもこうにも後味の悪い2017年のシメになってしまいました。
そして悔しくて悔しくて、その翌週に北浦で行われたメーカーのカタログ撮影の際に集合時間の前に朝練でパターンを試すと、簡単に連続ヒット。水位は変わっていたものの着いている場所はそのままでした。
しかし、バスの着いている水深は変わっていて、ルアーもタイニーブリッツのほうがよくなってはいました。

そしてその後、11月の終わり動画の取材で訪れると、そのバスも反応がなくなっておりましたが、水温が落ち込んでおり、完全にシャローは反応が見られなかったので沖めのブレイクをやったのですが、今度はルアーをドライブクローラーにして、じっくりと狙うことが正解でした!
急な水温低下でブレイクの下にじっとしているバスに対して、1.3gのネコリグでじっくりと、細かいシェイク&ステイで誘います。

ぽってりとしたいいコンディションのバス
そんなこんなでも12月になり、どんどん水温は低下する一方ですが、まだまだバスのチャンスはあるはず!
ボクもそろそろオーバーライドをボックスに詰めて、フィールドへ向かいたいと思います!
ではみなさん、フィールドでお会いしましょう!
ウインターシーズンに効果的なO.S.Pジャークベイト!

こんにちは、和歌山の辻井です。
木枯らしも本格化してきまして、いよいよウィンターシーズン到来!
今シーズンもヴァルナSPが釣れはじめましたので、その報告です。
私のホームである合川&七川両ダムにおいて、11月後半から12月の頭に掛けては秋から冬への移行期で、バスのポジションがなかなか落ち着かない状態でした。
このような季節の移行期において、バスはシャローとディープを行き来しやすいスポットに集中する傾向があります。
群れるというより多く集まっているという雰囲気でしょうか。
このような1スポットにバスが集まる状況下では、競争心からヴァルナや阿修羅といったジャークベイトに強く反応が出ます。
冬季のジャークベイトはサスペンドタイプを使うことが多いのですが、その理由としてレンジキープおよび潜行深度を稼げることと、1キャストに時間を掛けることができるという利点があります。
とりわけヴァルナSPの特筆すべき特徴として、安定して2mレンジに届く潜行深度(最大潜行深度は3m弱)により、寒波によってシャローレンジから一段下に落ちたバスにこちらからより近いレンジでアピールできる点です。
ルアーに微かな生命感を与えることで、捕食しやすい弱ったベイトフィッシュを演出。この点においても1キャストで何度、誘いをかけられるかが大切になります。
移動距離を極力抑えた軽いトゥイッチで程よくロールさせることが大切で、ヴァルナのフラットサイドボディから放たれるフラッシングがその有効性をさらに高めているのです。
バスがいるであろうポジションのさらに向こうにキャストし、リトリーブ&トゥイッチなどで有効レンジに届かせ、プロダクティブゾーンに届く前からアクションさせてバスに寄せていきます。
アクションはラインを張るだけのソフトタッチで、水中を漂わせながら「ボク、生きてますよ~、美味しいですよ~」という感覚で行います。
カバーに潜み、待ち伏せているバスならば一撃でバイトしてきますが、複数匹のバスが競争心でアタックしてくる場合はミスバイトしても何度もアタックしてきますので、ボートの際まで諦めずに誘い続けることが大切ですね。
状況の良し悪しに関わらず丸坊主と紙一重の時期ですが、一日の中で必ず2回はチャンスがあるはずです。
特にサスペンドジャークベイトは「絶対に釣れる」と信じ抜いて、投げ続けるしかありません。
そのために必要なのは集中力を保ち続けることができる、ストレスを感じないタックルセッティングが大切です。
私はヴァルナSPの使用には6ft前後のML~Mアクションのショートロッドに10lbのフロロカーボンラインをチョイス。
バイトを弾かないために、ややソフトなティップを持ったファーストアクションのロッドがオススメです。
より潜行深度を稼ぎたい時には8lbラインまで落とす事もありますが、10lbラインを使っておけば間違いないでしょう。
LURE:VARUNA-SP&spec2
ROD:fenwick bankmaster 62M
REEL:Daiwa TDZ103
Line:SUNLINE FC Sniper10lb
12月に入ってすぐの合川ダムの釣行で、ウインターシーズン幕開けとなるヴァルナフィッシュが釣れはじめました!
まだ晩秋の雰囲気を残す合川ダムですが、ヴァルナの優位性を存分に感じられた釣行となっています。
また、前回紹介しましたタイフーンの釣りも今しばらく有効だと思いますので、ぜひ、併せて楽しんでください!
各フィールドで異なるとは思いますが、タイフーンは水温が10℃位まで有効かと思います。
これからさらなる寒波で厳しいシーズンになっていくかと思いますが、防寒対策はしっかりしてフィールドに繰り出しましょう!
今シーズンはO.S.Pネックフーディが暖かくてオススメ!
ワイヤーで細かな形状の調整がきくので、さまざまなスタイルに合わせられると思います。
ではまた。


冬のオカッパリオーバーライド
みなさん、こんにちは。O.S.P スタッフの中林です。
今回は、霞ヶ浦と野池のオカッパリ釣行をレポートさせていただきます。
寒さも厳しくなってきましたが、霞ヶ浦水系や野池では、バスが水温の安定した暖かい場所に固まってきました。ポイントは比較的しぼりやすいので、あとは条件のいい場所で、どうバスを釣るかがカギになります。
今回の釣行では、バス釣り歴1年で、O.S.Pルアーが大好きな後輩の武内君が、冬の鉄板「オーバーライド」の使い方を知りたいと言うことで、一緒に釣行することになりました(まだメタルで釣ったことがないそうです)。
はじめに霞ヶ浦の東浦、恋瀬川河口で釣りを開始しましたが、風が強くなり、オーバーライドの重さを1/4オンスにしても、アタリがとりづらいため、野池に場所を移動しました。
野池では、オーバーライドの3/16オンスでボトムの取り方、基本のレンジ毎によるただ巻き、リフト&フォールなどを練習してもらいました。
そして…

52cmのナイスフィッシュでした。
リフト&フォール中のフォールでヒットし、次のリフトでフッキングです。
野池の最深部でした。
ランディングした私もこのバスには感動し、自分で釣ったようにうれしい一匹でした。
タックルは、6.6フィートのMLベイトタックルにフロロカーボンライン12ポンド、オーバーライド3/16ozでした。
私はオーバーライドの1/8オンス、リフト&フォールで釣ることができました。

リフト&フォールはフォール中のアタリをラインでとることもあるため、バイトマーカーなどがある見やすいラインを使うことをオススメ致します。
オーバーライドは動き出しがよく、スライドフォールでバスを誘います。これからの季節は特に活躍してくれると思いますので、ぜひ使ってみてください。
さて、はじめてオーバーライドでバスをキャッチすることができた武内さんよりコメントです。
普段はO.S.P製品でバス釣りを楽しんでいます。
今回は、バス釣り経験が少ないので、冬のオーバーライドの釣りを教わりたく、一緒に釣行させていただきました。
使い方を教わっていると、今までに経験したことがないアタリがあり、しっかりとフッキング。
寄せてきた魚体を見て、手足が震えました。
中林さんの指示を受けながら、ランディングをしていただいたかいもあり、今までの自己記録40cmを大幅に上回る52cmのバスを釣り上げることができました。
経験の少ないアングラーでも使いやすいO.S.P製品で、一生の記憶に残るバスを釣ることができました。
ありがとうございました。
晩秋から初冬にかけての河川の釣りをご紹介!

はじめまして、このたびO.S.Pフィールドスタッフとしてサポートしていただくことになりました杉元雄一です。ニックネームは『チョッパー』です。よろしくお願いいたします。
岡山県に住んでおり、19歳ではじめたバスフィッシングは毎週末、釣行を繰り返すこと10年。岡山県内のメジャーな河川やダム、そして野池で楽しんできました。
その経験を活かし、みなさんに地元ならではの『リアル』な情報を伝えていければと考えております。
さて、今回は河川での釣行についてご報告いたします。
晩秋~初冬にかけての岡山の河川では、地図を大きく見たときのアウトサイドの終点付近で、越冬場と隣接するシャローを行き来するバスが多くなります。
ここでキーになるのがハードボトムとブレイクです。
岡山の河川ではどのフィールドも水深が浅く、急な寒波や冷え込みに魚をストックしてくれる水深1~3mのハードボトムはこれからの時期重要なスポットです。
風裏の水深があるハードボトムを丁寧、にO.S.Pジグ04シンクロ(3.5g)+HPシャッドテール3.6インチの頭カットでズル引きしながらアプローチすると、ナイスフィッシュが応えてくれました。
ハードボトムに残りウィードなどが絡むスポットは、より釣りやすくなると思います!
また3.5gのシンクロを選んだ理由は、ズル引きした時にストラクチャーをイメージしやすい、という理由からです。
次は効率よく釣るために、ブレイクを回遊しながらベイトを捕食するバスを狙ってブリッツをチョイス。
ブリッツはとにかく根掛かりせずに浅いレンジを巻いてこれるので、ロストを気にせず攻めることができます。
今回釣れたのはストレッチを広く見たときに張り出したスポット。そういうエリアをラン&ガンし、ナイスバスをキャッチできました。
これからさらに低水温になってくると、サーモークラインが形成されます。
そうなるとドライブシャッドの巻きのゲームがおもしろくなってきます。
あとは橋脚まわりも、忘れてはならないスポットです。
橋脚の基礎は基本的に橋を頑丈に作るため、ハードボトムになっています。
その中でもより、岩がごろごろしているスポットではHPシャッドテールのヘビダンが効果的です。
5~7gの重めのシンカーを使ってストンと落とし、1ヵ所でシェイクするイメージで使ってみてください。
この時にシェイクはしますが、ラインは緩め気味にアクション。10秒シェイクしたあとで1回、バスが食っているか確認の意味も含めて、1度リフトしてみることをおすすめします。
冬になると食って動かないバスもいるので、これがバイトを聞く動作にもなります。そしてまた10秒シェイク&リフトを繰り返すイメージです。
ぜひみなさんもこの冬、価値ある一匹を求めてO.S.Pルアーでチャレンジしてみてください。
そしてこれからもみなさんに応援していただけるようがんばりますので、よろしくお願いいたします。




晩秋から初冬の霞水系攻略方法

みなさん、こんにちは利根川水系、霞ヶ浦水系プロスタッフの北田です。
今回は晩秋から初冬の霞ヶ浦水系攻略について、ご報告させていただきます。
段々と霞ヶ浦水系も寒い日が多く、水温も10℃前後まで下がり、冬を感じさせる日が増えてまいりました。
それに伴い朝夕のマヅメは、ワカサギなどを意識したベイト系のルアーの反応がよくなってきています。
カレントの当たる水没消波ブロック帯にフィーディングで浮いているバスの深度に合わせて、ハイカットFおよびハイカットDR Fの高速巻きでリアクションを狙うとバイトが得られています。
またこの時期、ザリガニの産卵や冬眠がはじまることでバンク沿いに寄るため、シャローのアシや杭などのシェードを中心に、丁寧にドライブスティックファットのバックスライドセッティングやO.S.Pジグ01(14g)+ドライブクロー4インチで探るのもアリ。ザリガニを捕食しているバスがいるので、これも外せない戦略です。
その他にも急な冷え込みや雨の後などは、リアクション狙いのオーバーライドで水門まわりや消波ブロックの中などのプロテクトエリアを丹念に探ると、厳しい中でも魚を触ることができます。
コツとしてはリフト&フォールの幅を狭くすることで、より少ない移動距離を多く誘い、なおかつフォール後にワンテンポ、ロッドのディップで違和感を感じとれるような間を作るとよりバイトが増えるので試してみてください。
水温、気温ともに冷えてきましたが、厳しい中でも必ず答えがあるので、諦めずに霞ヶ浦の価値ある一匹をO.S.Pルアーで手にしていただければと思います。


TBCクラシックレポート

O.S.Pホームページを御覧の皆様こんにちは。
今回は先日11月5日に連覇を目指して(根拠は無し(汗))参加したTBCクラシックのレポートのレポートをさせて頂きます。
〈利根川の状況〉
・当初10月22日に予定されていたクラシックは台風21号の影響で延期になり、一時は5メートル近い増水となりました。更に水位が落ち着く前に22号が通過して再び増水となりました。
・冷たい雨だった事も有り、場所によっては水温が12℃台まで低下。クラシック当日に掛けて1.5~2℃程持ち直しました。
・木金とプラに入りましたが濁りこそ程々ながら大水に大潮が絡み流速が普段の3~4倍も有り、上流域ではボートを流すのがしんどい程で1日やっても1~2バイトがやっとと言う状況でした。
・私を含めて苦戦している選手が殆どでローウェイト戦(3キロ台決着)になりそうな印象。
〈戦略〉
プラクティスがさっぱりだった事も有り戦略と言うよりは勘の類ですが・・・(汗)
・流れが強すぎる為、エリアは川幅が広く多少なりとも流れが緩む下流域を選択。
・大水の避難場所となりプラでノータッチだったテトラや水門、水路、極一部のナチュラルバンクを狙う。
・低水温での大水の為、フラットの長いインサイドは消去。
・キーになるであろう流れが緩む『上げ』のタイミング(下流域で朝の1時間程度)は小移動を避ける。
等々の薄い情報(汗)を頼りに1から魚を探します。
〈試合当日〉
6時半スタート。「貴重な上げタイミングを逃すまい」と寄り道はせず全開で一気に下流域へ。
テトラ帯の中でも流芯から外れた部分をチョイスして先ずは『ハイピッチャーMAX』で1往復してみる。
有る程度を流して折り返し水面から露出したテトラの脇を通過した所でバイト!
「ヨシッ」とアワセるとキロオーバーの手応え。が、次の瞬間に手前のテトラに擦れたのかラインブレイク(涙)。
「こんな日にミスるかね~」と思いつつ、再度リグって流し終える。
『ドライブビーバー』のリーダーレスダウンショットにローテ。同じストレッチを流し直します。
選んだ理由は・・・
・発売以来コンスタントに釣れている事と、テトラの段差に落とし込むのに『ドライブビーバー』のバサロアクションが最適だと思ったから。
・リーダーレスダウンショットでリグったのはなるべくカーブフォールさせずにキッチリと段差を捉える為です。
チョイスは正解だった様ですぐに押さえ込む様な鈍いアタリで釣れたのが1キロ程のナイスフィッシュ。
一安心しつつラインを結び直して更に続ける。
暫くすると再び鈍いアタリ。アワセると「ドスッ」と違和感の有る手応え。手前よりで掛けたのですんなりと出ては来たけど「別の魚だよな~」と半信半疑でやり取り。すると徐々に浮いてきて遠目に魚影が覗く。
「バスだ。デカイ」スイッチが切り替わり慎重にやり取り。数度の突っ込みに耐えてリアデッキに移り、上がって来たのは目測2キロオーバー(汗)
フックの掛かりも良く「よし獲れる」とランディングに入った瞬間に最後の突っ込み。「グググッ」と竿が絞り込まれ、巻き取って伸びが無くなりテトラに擦れたフロロの14ポンドが持たずにラインブレイク・・・
「あ゛~~~~」絶叫して卒倒。立てません(涙)
何とか立ち上がり、再開。しかし、追い討ちを掛ける様にカレントが強まりながら水質が悪化しバイトが遠退く。
エリアを諦めて数ヶ所やって葦撃ちに切り替える。リグはいつも通り『ジグゼロワン7グラム』+『ドライブクロー4インチ』
メインスポットの少し手前から入る。増水により景色が違うので細かくチェックしていくがバイトは遠い。
メインスポットに差し掛かり葦とブッシュが複合した20センチ四方位の撃ちにくいポケットが気になる。
体の向きを変えてピッチングでスッと入れると「コンッ」と明確なバイト。
しかし、狭いポケットでブッシュの裏側に走られフッキングが決まらずスッポ抜け(怒)
「デカかっただろう~」とブツブツ良いながら直ぐ先のブッシュにアプローチ。
すると再び「コンッ」と明確なバイトが有り、キャッチしたのが1300グラムのナイスフィッシュ。「やっぱりデカイよな~」と納得。
メインスポットを流し終わり、念の為に先まで流したが反応無しで移動。
優勝ウェイトが低い想定なので「1本良いのが入れば・・・」と折り返し、ランガンに切り替える。
反転流が絡むスポット等を回るが下げタイミングはバイトが遠い。
最終的にスロープの上流迄進んだが『ジグゼロワン』が枝を越えた瞬間に700グラム程のバスが下から突き上げてミスバイト・・・
「最後までこれかよ(怒)」とタイムアップで帰着。
結果は2本2301グラムで7位(一応、シングルでしたがクラシックでは無意味・・・)
やはりタフだった様で年間上位のクラシック出場者でもウェンイン率は50%、優勝でも3521グラムでした。
〈感想等〉
さっぱりなプラから良くアジャスト出来たなと思う部分も有りますがミスで連覇を逃してタラレバなレポートになってしまい悔しい限りです。
後に知りましたがエリート5でも開催中だった『ドライブビーバー祭り』に乗っかりそびれました(涙)
翌週に反省釣行をしましたがそこでもあっさりとキロクラスを釣る事が出来た『ドライブビーバー』のリーダーレスダウンショットは寒くなりバスが越冬場所のテトラに集まるに連れて更に有効になってくると思われます。
『オーバーライド』のリアクションが効いてくる厳冬期迄に是非お試し下さい。
〈使用ルアー〉
・ハイピッチャーMAX(ワカサギフラッシュ)
・ドライブビーバー(ダークシナモン・ブルー&ペッパー)5グラムのリーダーレスダウンショット
・ジグゼロワン7グラム(グリーンパンプキン・ブルーフレーク)+ドライブクロー4インチ(グリーンパンプキン・ブルーフレーク)

