バスプロスタッフ | レポート&プロフィール

大量繁殖しているセンニンモをどう釣る!?

ここ数年で最大級の量じゃないですかね。琵琶湖南湖のウィードは。ですが、大量に繁殖しているといっても、みんなが大好きな「カナダモ」ではなく、どちらかと言えば人気薄な「センニンモ」がメインな状態です。今回はそんなセンニンモとバスの関係を知ってもらいたいと思います。

ブレードジグ5/8ozで面を釣る。
センニンモが繁殖している理由は、冬季にかなりの量が枯れずに残ったこと、藻刈りで適度に間引かれたこと、などが原因だと思われますが、とにもかくにも、一面ウィードだらけで、いつものようにウィードラインを釣っていく! ってことが難しくなっています。

というワケで、場所によってはカナダモも顔を出してはいるのですが、メインに狙っていくウィードはセンニンモになるので、このセンニンモとバスの関係を知っておかないといけません。

で、センニンモとバスとの関係は、「ウィード内部にバスが入り込まない」、「もしくは入り込めない」ってことです。

みんなが大好きなカナダモでは、バスはウィード内部に入り込む傾向があり、中を釣るリグやルアーが活躍するのですが、センニンモではそうは問屋が卸しません。ではでは、センニンモを狙うときには、どうすればいいのか? 答えは簡単。センニンモの面を、サーッと巻き物で釣っていくのです。

センニンモに集まるサカナは、コアユやハスが多いのですが、彼らもまたウィード内部には入り込まず、面をサーッと回遊しているので、バスも目もそちらに向いているのです。そして、そこをサーッと巻いてくるのが「ブレードジグ」です。

クランクベイトだとセンニンモにスタックしますし、スピナーベイトだとスピードが遅くなる。だから「ブレードジグ」の出番となるのです。
「ブレードジグ」ならスタックすることが少ないですし、スピードも速く巻くことができます。特に今年発売になった「5/8oz」は、かなりの高速リトリーブが可能で、コアユやハスといった脚の速いサカナを意識しているバスを追わせるのにはもってこいです。

そんなこんなで、梅雨が明け本格的なサマーパターン到来で、バスがカナダモに集まってしまうまでは、センニンモでの巻き物パターンはかなり有効になるはずなので、琵琶湖南湖で釣りをするときは「ブレードジグ」、特に「5/8oz」を持っていくのを忘れないようにしてくださいね。持ってはきたけれど、使うのを忘れたらダメですよ。

お待たせしました!アイウェーバーコラムです!

さて、皆さん、バスシーズン真っ盛りになって来ましたが、気温も緩んできた今日この頃、だいぶ夜も寒くない!って感じてきましたね!

アイウェーバーでソルトゲーム
そんな中、僕はバスの息抜きに海に行ったりもします!この時季はシーバスの他にメバルが面白くって、友達の船で出船しています。

写真はアイウェーバーで仕留めたメバルたち!メバルって、ジグヘッドなどで沈めて釣るイメージが強いですが、実は水面系にも出てくるアグレッシブルな一面も持っていたりします!

だからこの通り!アイウェーバーにバシャンバシャン出てくれるのです。

特に難しい使い方もなく、普段バスを狙っている時と同じアクションで十分釣れます!

アイウェーバーの持つI字形のただ引きアクションがとても効果的で下手にアクションしてしまうルアーよりバイト数は段違いに多いです。

シーバスの時もバチ抜けパターンで効果的でしたし、このアイウェーバー、実は海にもかなり適しているのかもしれませんね!


最後に友人の高橋船長がグッドサイズのメバルをゲット!彼はマリーナでガイドも始めました!

興味のある方は彼はフェイスブックをやっているので「高橋知也」で検索してみて下さい!

釣行前のパターンの絞り込みが大事

みなさんこんにちは、和歌山の辻井です。紀南地方でも4月中頃からスポーニングシーズンが本格化! それとともにバスフィッシングのハイシーズンを迎えました。この時期はいろんな釣りが有効になるので、釣行ごとにパターンを絞り込んで押し通すことをオススメします。

七川&合川で有効だったルアーをご紹介
フィールドの条件によってさまざまですが、産卵は基本的にシャローレンジで行われます。
そのため、この時期はバスがシャローに集まりやすく、ここに留まるバスが多いということは、有効となるルアーが増える、ともいえます。
ハードプラグやワイヤーベイトの大多数が有効レンジ3m未満の物ですし、ジグやワームでミドルからディープレンジを狙うケースであっても、ルアーは浅いレンジを経由して落とし込むので尚更です。

ひとつひとつのルアーそれぞれが有効なパターンになる可能性があるので、あれもこれもと、どっちつかずの釣りになってしまいがちです。
釣行ごとにパターン(ルアー)を2つ~3つに絞って押し通して臨むのがいいかもしれません。

今回はこの春、七川ダム&合川ダムにおいて有効となったルアーをいくつか紹介してみたいと思います。

プリスポーン期、まだ早春の肌寒さの残る季節ではシャローに差したバスもカバーにタイトに潜んで待機している状況です。
リザーバーのショアラインギリギリにはポツポツとオスバスがうろつき、狙いは一段下のプリスポーナー!
まずはブリッツから探りますが、子バスやショアのオスが口を使ってきます。
そこでブリッツMR~ブリッツEX DRで一段下のレンジを狙ってみました。

岸と平行に巻くのもいいですが、インビジブルなカバーに軽くタッチする程度で、気になるスポットには1キャストだけでなく何度もアプローチを繰り返して行くといいですね。
私の釣行タイミングはちょうど減水傾向の日にあたったので、比較的浅いブリッツMRでグッドサイズを仕留めることができました。

カバーの中ではなく周辺をウロウロしている雰囲気を感じ取れればブレードジグを使い、ややワイドに狙うと効果的。このブレードジグの釣りに関しては前回のレポートでも報告した流れになります。まだまだ水温が低いタイミング(12~14℃)でしたので、よりスローに引ける1/4ozのエコモデルを多用しました。

トレーラーはレンジ幅を広く取れるアクショントレーラー。
水温が上がり、バスがやや上ずってくると、少し浅いレンジを引けるドライブスティック4.5inが効果的で使いやすくなってきますので、バスの反応を見ながら双方試してみましょう。

さらにフィーディングが絡んでベイトフィッシュを追っているような状況では、ハイピッチャーで手早くチェック!
この際、狙ったのは岩盤の岬等の先端部。
水位や水温変化でも上下に行き来しやすく、カレントが利くエリアではベイトフィッシュが溜まりやすいからです。

私は5/16ozDWモデルを基本として、反応にあわせて1/4~3/8ozを多用していますが、よりレンジ幅を取れる3/8~1/2ozは使うタックルも選ばないので便利だと思います。

基本的にはシャローカバーに潜んでベイトを待ち伏せしているバスを狙うので、スピナーベイト本来の根掛かり回避能力の高さを活かしたタイトかつ、バスに最大限近付けるアプローチを心掛けることが大切です。

最後はスポーニングシャローにおけるトップウォーター。
スポーニング全盛期にスローにネチネチ探るアプローチではオスバスが口を使ってしまうので、手早くチャチャッとアクションさせるとメスだけを選んで獲れることがあります。

オスとメスの反応差を見極めてのアプローチがなかなか難しい釣りになりますが、これはややボリュームのあるトップウォーターで手早く探るとグッドサイズが飛び出すことがあるというのが古くからの経験則で、過去(10年以上前でしょうか?)にはバジンクランクでの爆釣劇なんかも経験しています。

4月末の七川釣行でこの釣りに使ったのがベントミノー106F。
オフショアに沈む大岩にプリスポーナーが潜んでいるとの仮定のもと、ロングキャストでアプローチ!
キャスト後、少し間を取り、着水の波紋に追い付かない程度にチャチャチャとアクションを加えると「バシュッ!」という強烈な炸裂音とともにビッグバイト!
まだまだプリスポーナー主体の時期でしたが、上がってきたのはポスト~アフターと思しき53cmのビッグサイズでした。

いつもいつも狙い通りに釣れる釣りも楽しいですが、このような偶発的なビッグフィッシュが新たなる飛躍、パターンの発見に繋がることも多いので大切にしていきたいものです。

紀南地方では、スポーニングは例年7月頃まで続きますが、梅雨時期の釣りはよりアグレッシブなバスが増えます。
晴天時はカレントとシェードが重要になり、この2点を意識するだけで釣果は変わってくるはずです。
雨の日こそチャンスです。雨を楽しんじゃいましょう!


ドライブクローラーの可能性

つい先日、琵琶湖に長期遠征してきました。年々、タフになってきている琵琶湖、強い釣りだけではかなり厳しい状況も… ドライブクローラーのネコリグを使い、食わせの釣りで安定した釣果を♪ エリアさえ絞れば、確実にビックバスを仕留められます!

圧倒的釣果を叩き出したドライブクローラーのネコリグ
毎年5月末から10日ほど、琵琶湖に長期ガイドで入ります。
いろいろなパターンが存在し、多くのアングラーを楽しましてくれる琵琶湖。

近年、電気ショッカーや藻刈り等の人為的フィールドの変化に加え、プレッシャーが加わり非常に難しくなりつつあります。

そんなタフな琵琶湖でしたが、ドライブクローラーのネコリグが毎日安定して釣れました!

今回の遠征で圧倒的に反応の良かったルアー『ドライブクローラーのネコリグ』です♪ 4.5inと6.5inの2サイズを、エリアやタイミングを見て使い分けています。

カラーはオキチョビクローが特によかったですねー♪ 他のカラーでもいっぱい釣れましたが、オキチョビクローの反応のよさは圧倒的でした^^


食いが渋る日中や無風時、また数釣りを楽しみたい場合は、4.5inが絶対的におすすめ。

小さく、ラインを弾くようにシェイクするのがコツです!

スピニングタックルですので、ラインは5~6lb程度。無理はせずドラグ調整をしながら慎重にやりとりしてくださいね!!

また、朝夕のマズメ時や、大きい魚が多いエリアでは、6.5inを使って狙っていきます。

6.5inはサイズが大きく、使うのに抵抗がありがちですが、エリアやタイミングを見て使えば、4.5inより反応があります! 50cmアップのラッシュに遭遇! なんてことも全然ありますよ。

【参考タックル】

ドライブクローラー 4.5インチ
◆STEEZキングボルト(681MLFS-SV)+EXIST 2506H+フィネスブレイブ6lb

もしくは

◆ブラックレーベルBL691MLFS+イージス2506H+フィネスブレイブ6lb

ドライブクローラー 6.5インチ
◆ブラックレーベルプラス681MFB+STEEZ LTD+モンスターブレイブ12lb

※ 両サイズともに、基本シンカーウエイトは1.8gです。

プロトSTEEZとベイトネコセッテイング

ドライブクローラーを使った琵琶湖攻略。ネコリグだけでなく、ライトテキサス、ダウンショットとまさに、これから旬の時期になるでしょう!

タフコンディションに負けないドライブクローラーを使った食わせの釣り。本当によく釣れますので、絶対試してくださいね^^

6~7月の野尻湖の攻略法を伝授します!!

いやー、夏か! って気候になってきましたね!! 季節的には好きなんですが、じめじめした湿気は苦手なんですよね… そんなわけでカラッと乾いた涼しい風が吹く野尻湖へ! あ、遊びに来ているわけじゃありませんよ!!

シャローの虫系か、それとも岬絡みのディープか。
このコラムを書いているのは北浦戦の前の週なんですが、その次が野尻湖戦なわけでして、いいタイミングでダイワのイベントが入っているため、早めのプラクティスも兼ねて来ています。
去年はそういった用が重なってプラクティスの時間がほんと取れなかったので、今年はとにかく釣りしています!! ですから、あくまで練習です。気持ちいい毎日ですがね。

さて、野尻湖と言えば僕の大好きなスモールマウスバス! こいつらの引きは昔からラージのプラス10cmと言われるくらい強力で、ジャンプも多いしホント、ゲームフィッシュとして最高ですね!

そんなスモールマウスバスですが釣り方もラージとは一味も二味も違い、それもなかなか楽しみのひとつです。

この時季、5月から6月というのは野尻湖では産卵時期(スポーニングシーズン)に当たり、でっかいスモールマウスもシャローを意識していますので、いろいろなルアーが使えるチャンスでもあります!
今回はちょうど産卵が終わり、回復しつつあるアフタースポーンのバスを狙ってみました。
簡単にいうと、産卵の終わったバスは体力を回復するために、産卵をしたシャローの近くでエサを食べて徐々に回復し回遊し出します。

僕の釣り方に絡めたパターン別バスの見解はこうです。

そのままシャローを回遊し虫を食べる“虫パターンバス”と、徐々にディープに落ちていく感じで岬などで釣れ出す“ディープバス”に分かれる感じです。
まぁ、あくまで僕都合のイメージですが…… でも、釣れるんで大きく間違ってはいないでしょう。

そんな感じで、アフターのバスが増えてきたこのタイミングで、湖畔をぐるっとベントミノーのみを投げて回ると、おもしろいようにバスが湧いてきます!
春先はアイ・ウェーバーで釣っていたところを、ベントミノーに変えてキャスト!

アクションはあまり大きくせずに、細かくトゥイッチ、そしてたまにステイ。追ってきたところでちょっと速巻き。
これでバイト! そしてフッキング!! これが見ながらできちゃうんですよね~。もう、ベントミノー最高です!!!

エリアとしてはそよそよと風が当たっているところがベスト。水深は岸からすぐ10mのところでも出てきますので、ある意味どこでも! ちなみにザブザブになるほどの強風ならアシュラのジャークがおすすめです!

で、これの正反対のパターンがディープ回遊バス。
とは言っても、まだ10mとかのスーパーディープではなく、6m前後の岬絡みのパターンです。
湖流の当たる大きな岬を中心にハンツやダウンショットで攻めていきます。

ダウンヒルで少しずつ落としていく感じで、ステイは必要ですが長さはその日のパターンでもあるので調整が必要です。
まずは3秒くらいのステイで試していきましょう。バイトが遠いようでしたら、ちょっとずつ長くしていく感じです。

ワームはフォールが大事なので、このシーズンに大活躍のドライブシュリンプをチョイス。フックはオフセットがおすすめです。
野尻湖は木の枝など、かなり多くの物が岬やブレイクに引っ掛かるように落ちています。
まぁこれが大事でもあり、バスのエサ場になっているのですが、そこをうまくかわすためのオフセットフックです。

あと、ダウンショットなのですが、僕はリーダーを50cmほど取ったロングリーダーにしています。
こうすることによってステイした時に、ブレイク(地面)からルアーが離れてステイしやすくなるため、アピール力が上がるのです。

シンカーはこの時は1/16ozでしたが、風の強さに合わせて重くするのもありですね。
でも、重くしすぎると根掛かりが増えるので注意です! ドライブシュリンプのカラーはこの日はモエビが大活躍でした。
ベントミノーは自分の目で見つけやすい、白系や派手めのカラーがおすすめですよ!

さらに、この日はミスバイトに終わりましたがオリカネ虫もおもしろい時季です。
シャローのオーバーハングの下や、ゴミの溜まっているエリアにキャストしてみましょう。下からワラワラ湧いてくるはずですよ!

では、6月、7月の野尻湖で、このパターンで楽しんじゃってください!

ハイリスク・ハイリターンで勝負!!

みなさんこんにちは、山中湖の川上です。今回は5月25日(日)に山梨県・山中湖で開催されたNBC山中湖第2チャプター・第1戦に参加してきましたので、プラクティス(以下プラ)~本戦の様子をレポートしたいと思います。

直前の放流よりも難易度の高いネイティブ
結果から申しますと、今回はアイウェーバー74SSS(リアルオイカワ)と、 ドライブシュリンプ3inエコモデル(ダークシナモン・ブルー&ペッパー)の活躍で優勝することができました。

試合を目前に控えた山中湖のバスの状況は、プリスポーンからミッドスポーンへの移行時期で、多くの魚がスポーニング直前の状況。
そのため、シーズナルパーターンで行動するネイティブと言われる大型の個体は、食性によるルアーへの反応が一時的に悪くなり、容易にキャッチできる状況ではありませんでした。
しかしネイティブバスのウエイトは平均で1500g(45cmオーバー)と非常に魅力的なスコアでした。

一方、試合直前には放流があり、放流地点となったポイント周辺では「10匹!20匹!!」と景気のいい話も聞こえてきます。
しかし、放流魚の平均ウエイトは400g(25cm)程度と小型で、リミットの3匹を揃えても1kg強と言った感じでした。

そのため今回は、リスクは高いが1匹でも放流魚3匹(リミット)に勝る、ネイティブバスを軸に試合を組立てることを前提にプラクティスを行いました。

プラクティスの様子
プラクティスは前週と前日に行ない、湖の状況を確認しました。
ネイティブバスについては相変わらず厳しい様子で、思い当たるルアーでチェックするも予想を上回るタフコンディション。
やはりネイティブをキャッチすることは非常に困難で、なかなかバスからの反応を得ることはできませんでした。

しかし風が吹きはじめると、シャローへとバスが差して来ており、バスの付き場となる地形変化が絡む場所には大型のバスの姿が目で確認できます。
しばらく時間を置き、ドライブシュリンプ3in(ダークシナモン・ブルー&ペッパー)のダウンショットでアプローチ。
意外にも簡単に口を使わせることに成功し、キャッチしたバスは2kgを超えるスーパービッグでした。

特に難易度が高い天才級のバスでも、風などのタイミングで口を使うことを確認し、似たようなシャローのフィーディングエリアをアイウェーバー74SSSで攻めてみました。
するとこちらも好反応で、これまたキャッチしたバスは1.2kg程のナイスフィッシュでした。

プラでは、タイミングを見計らいアプローチすれば、気難しい大型の個体もキャッチができることを確認し これを試合でのメインパターンとしました。

トーナメント当日
試合当日の天候は晴れで無風。より一層のタフコンディションが予想されました。

スタートし、多くの選手が放流地点へと向かう中 、自分は予定通りネイティブバスを狙い、前日好調だったシャローエリアへ。
ポイントに到着し、サイトでシャローエリアを確認するも、無風の影響か、シャローにはバスの姿を確認することができません。
そのため、風が吹きはじめるタイミングを待ちつつ、思い当たる手を尽くしましたがバスからの反応はありません。

やがて試合も残り3時間となった10時頃、待望の風が吹きはじめました。
それを見計らい、再び狙いを付けていたエリアへと移動し、アイ・ウェーバー74SSS(リアルオイカワ)でアプローチ。
ルアーが着水し、スローにリトリーブを開始すると、風で波立つ湖面に巨大な黒い影が……

ルアーを止めずにリトリーブを続けると、黒い影が急反転するとともにロッドには激しい手応えが伝わってきます。
散々走られ、やっとの思いでキャッチしたバスは50cmオーバー・2kgフィッシュでした。

さらに同エリアに、同じくアイウェーバーでアプローチを続けると数投後に再びバイト! 激しく水面を割って飛び出した魚体は、1匹目と同サイズのビッグフィッシュでした。しかし強烈な突っ込みと同時にラインブレイク…(悲)

やがてバスからの反応がなくなり、似たようなポイントに移動。アイ・ウェーバーを再度投入すると、1kg程のバスを追加することができました。
この時点で、試合終了の30分前となり、リミットには1匹足りない状況。焦ることなく帰着前に、会場近くのストラクチャーが絡むポイントに入ります。

ここに、タフコンディションにはめっぽう強い、ドライブシュリンプ3in(ダークシナモン・ブルー&ペッパー)のダウンショットを投入。
1投目からバイトがあり、小型のバスですが貴重なキーパ-をキャッチすることに成功し、リミットメイク達成!

終了時間となり帰着後、他の選手の釣果が気になる所ですが、ウエインされるバスは放流が多く結果的には50cmオーバーのキッカーフィッシュが効いて、優勝することができました。
気難しいバスに手を焼きましたが、アイ・ウェーバーにまたまた助けられた試合でした。

3日間のプラで見出したパターンで勝負!

プラクティスで得た感触から、シャローのバスをメインにすると2日間ももたいないと思い、アフターと半プリが一時的に溜まるハードボトムを選択。ドライブシュリンプやドライブクローラー、そしてタイニーブリッツのパターンを見出しましたが……

W.B.S.第2戦は8390gで6位入賞!!
まずは5月11日(日)のキャスティング土浦店さん、そして6月1日(日)のキャスティング南柏店さんのイベントにお越しいただきましたみなさま、ありがとうございました。

普段あまりお話しさせていただく機会の少ない方々と、たくさんお話しができてうれしかったです。
これからもこのようなイベントに積極的に参加させてもらおうと思っていますので、よろしくお願いします。

写真上:キャスティング土浦店さんでのイベントに、お越しいただいたみなさんと。
写真下:キャスティング南柏店さんのイベントにも、たくさんのファンのみなさんにお越しいただき、ありがとうございました。

さて、W.B.S.第2戦。
今回の試合に向けてプラクティスは1週間前の金曜日、直前の水、木曜日の3日間おこないました。今年は水温上昇が例年より遅かったことから、試合直前の5月12日からの大潮が今年一番多くのバスがスポーニングするタイミングに当たったようです。
しかし減水傾向が強かったことと、2daysのトーナメントでシャローのスポーンバスをメインにすると2日間持たない可能性が高いことからパスしました。

そこでメインパターンに持ってきたのはアフタースポーンと半プリのバスが一時的に溜まる、スポーンニングエリアに近いハードボトム1~2.5mをドライブシュリンプ4inの14gヘビキャロ、ドライブシュリンプ3inの5gライトキャロ、そしてよりスローダウンして攻めるときはドライブクローラー4.5inの5gダウンショットの3タイプを使い分けることに。

もうひとつ、ストロングだったのは1m前後のフラットボトムでベイトを捕食する回復バスをタイニーブリッツMRの高速巻きが釣れること。
コンデションはすこぶるよく、ストロングなパターンですが、風の吹きはじめや気圧の変化のタイミングでしか口を使わせることができないので、計算しにくいバスとも言えました。

写真1:ドライブシュリンプ4inのヘビキャロ。シンカーは14g。カラーはW027のダーシナで! 
写真2:ドライブクローラー4inのネコリグでキャッチ。
写真3&4:シャローの回復バスを、タイニーブリッツMRの高速巻きで攻略。
写真5:いつものドライブクローラー4.5in、ダウンショットリグ。シンカーは5g)

今回は土浦新港スタート。
メインに考えていたエリアが霞ヶ浦本湖、そして北浦上流域と離れていたため、スタートの直前までファーストエリアをどちらにするか悩みました。結局、最終フライトの3rdを加味して近いところで霞ヶ浦本湖からスタートしました。

狙いのエリアには先行者もなく、2時間ほど流してパートナーに1匹釣っていただきました。そこでそのまま粘って、よりスローに刻んだアプローチで攻めて匹数を積み重ねることも考えましたが、初日と言うこともあり、深追いせず北浦へ移動しました。

8時過ぎに北浦に到着。
プラクティスでよかったハードボトムをしらみつぶしに4時間を費やしましたが、釣れたのはメインに考えていなかったドックの壁でドライブクロー4.5inのネコリグの1匹。

ここで北浦に見切りをつけて、霞ヶ浦本湖へ移動。時間も12時を回り残すところ2時間半。
朝イチに釣れたポイントを丁寧に釣り、数を稼ぐ作戦にシフトし、なんとか2匹を追加。初日は4匹・4,160gでフィニッシュしました。

予想外の北浦沈黙に完全にやられてしまった初日でした。
そして追い打ちをかけるように初日のトップウエイトは7kg弱、6kg台が1チーム、5kg台が7チームと完全に出遅れしまい12位からのスタート。

寝る前にいろいろ考えましたが、2日目はカスミ本湖をやりきるしかないと決めて就寝…のはずが、寝付けず……

2日目はスタート順が逆の1stフライトでスタート。
初日はプラクティスで釣れたエリアにこだわりすぎたので、フラットな気持ちで釣りを開始しました。

よりハードボトムの小さい変化や、ワームを止めてアフターやプリの気難しいバスを食わせることを強く意識して、ドライブクローラー4.5inの5gダウンショットをメインに、初日以上に丁寧にアプローチするとパートナーの山本さんにヒット。

その直後、私にもヒットし、さらにその5分後には2日目のビッグフィッシュ賞になる1,810gをゲット。
また。立て続けにキロオーバーを釣って4匹目。リミットまであと1匹。ここまで正味30分ぐらいの出来事で「今日はイケる!」と思いましたが、その後は4時間ノーバイト……

さすがに浚渫跡に見切りをつけて、残り1時間はシャローをラン&ガンするも、ノーバイトで終了。2日目もリミットメイクはできず、4匹・4,230gでウエイイン。
トータル8,390gで第2戦は終了しました。

しかし2日目は全体的にウエイトが落ち、何とか滑り込みで6位入賞することができました。
しかし今回の一戦は自分が捨てたシャローで、あれだけのバスが釣れていたことが完全に誤算。水位が低いからシャローはないといった思い込みを持ってしまうと、トーナメントを戦ううえでは致命的であることを再認識させられた一戦でした。

前回の試合でもそうですが、2日目のドライブクローラー4.5inダウンショットで釣ったビッグフィッシュは年間を考えたうえで窮地を救ってくれた1匹になりました。
初戦、2戦目とともにドライブクローラー4.5inのダウンショットでキャッチしたバスがほとんどです。

この時期も、私が普段から溺愛しているダーシナ(W027)、ゴーシュリ(TW117)をメイン使っているのですが、5月から6月にかけてはブルーギル系のカラーが異常に効くことがあり、今回はすべてブルーギルカラーで釣りました。

私なりの考えはスポーンの時期のバスはエッグイーターであるブルーギルが天敵になり、威嚇バイト的な効果が望めることと、カラーの濃さがブラックでは水中での存在感が強すぎたり、逆にウォーターメロンやグリーンパンプキンだと少しアピール力が足りないような水質条件で効果的なのだと思います。ぜひ、お試しください。

次戦はいよいよ年間スケジュールで折り返し地点になる桧原湖戦です。これからも応援、よろしくお願いします!(^^)!

■タックルデータ
【ROD】DAIWA STEEZ ウェアウルフ 661MFB
【REEL】DAIWA PX68L
【LURE】O.S.P ドライブクローラー4.5in W015 ブルーギル
【LINE】SUNLINE シューター8lb
【RIG】ダウンショットリグ DAIWAバサーズスリム5g

【ROD】DAIWA STEEZ フランカー 701MHFB
【REEL】SS SV105SHL
【LURE】O.S.P ドライブシュリンプ4in W027 ダークシナモン・ブルー&ペッパー
【LINE】SUNLINE シューター14lb
【リーダー】SUNLINE トルネードVハード2.5号
【RIG】ヘビキャロ DAIWA バサーズラウンド 14g

【ROD】DAIWA STEEZ スカイレイ 631MLFB
【REEL】DAIWA T-3AIR 8.6L
【LURE】O.S.Pドライブクローラー4.5in W015 ブルーギル
【LINE】SUNLINE シューター8lb
【RIG】ネコリグ DAIWAバサーズネイル1/16oz &ワームフックワッキー#1改

【ROD】ブラックレーベル+ 661MLFB-G
【REEL】SS SV105H
【LURE】タイニーブリッツMR
【LINE】SUNLINE FCスナイパー12lb

写真上:2日目のビッグフィッシュ、1810gの一匹はドライブクローラー4.5in+ダウンショット5gでキャッチ。カラーはブルーギル。
写真下左&右:トータル8匹で、ウエイトは8390g。6位フィニッシュ&二日目ビッグフィッシュ賞を獲得しました)

最近の釣りはi-Waver Fが大活躍!!

撮影や試合では絶不調が続いていますが(汗)、プライベートではなかなかイイ釣りができています! 最近はi-Waver Fが活躍。今年のGWは恒例の西湖に行ってきました。

空振りの朝イチから一転! 桟橋から……!!
朝こそモヤで視界が悪かったのですが、日中はスッキリ晴れて、これぞ山上湖といった清々しさの中での釣りとなりました。もちろん、この時期限定のワカサギパターンが目当てです。
しかしこの日は湖岸や沖の表層に弱ったワカサギをほぼ目にすることなく、かたやワカサギ釣りのボートは入れ食い。
イヤな予感が見事的中。魚探をかけると、6~10mにワカサギがびっしりです。
またこの時期にバスがつくヘラボールも沈み気味で、 捉えどころがありません。
あれよあれよと言う間に、貴重な朝イチは空振りとなってしまいました。

しばらくショアラインを流していて、ふと目をつけたのが桟橋。
どこの湖でもそうですが、桟橋は増減水に強く、比較的流れや風を避けることができる地形変化のある場所に設置されていることが多いのです。
もちろん多くのバスをストックしており、さらにテリトリー意識の強いビッグバスが陣取っているのもよく見かけます。

この日はワカサギがシャローに見られず、バスが浮いていないのは明らかでしたので、表層ルアーの射程圏内にバスを留めておける何かとして“桟橋”が思いつきました。
しかし、そこは百戦錬磨の桟橋バス。一筋縄ではいかず、まわりをタイトに攻めるだけではまったく反応がありません。
そこで桟橋の奥にi-Waver Fをスキップ。その数投目にバコッとバイト! 上がってきたのは1800g近いビッグワンでした。


まだイケそうな感じでしたが、風が強くなりまともにキャストできません。そこで思いついたのが、風による流れを利用しての流し込み。
風上側にボートポジションをとり、i-Waver Fを桟橋手前にキャスト。軽く緩めてラインテンションを保ち、ルアーが桟橋の下に進むに従って、少しずつラインを送り込みます。
すると、すぐにバイト! これまた1300gのナイスワンでした。

桟橋の規模が小さく、さすがにこれで打ち止めとなりましたが、i-Waver Fを使う2つの利点に気づきました。まずは視認性がいいこと。横向きの浮遊姿勢は背中を見やすいカラーで塗ってある他のプラグと比べてもよく目立ちます。今回も、暗がりとなる桟橋の奥に入れましたが、見失うことはありませんでした。
見やすいことはルアーの操作に直結し、桟橋の構造物との微妙な接触加減を保てることや、フッキングもベストタイミングで決めることができます。
また、オープンウォーターでのローライト時や波風によって見にくい時であっても、しっかりと目でルアーを把握できます。

もうひとつは、i-Waver はトリプルフックが2つ付いたプラグでありながら、実はスナッグレス性能が高いということです。私もこのとき気づいたのですが、浮いているロープや柔らかいビニールなど、いかにも引っ掛かりそうなモノにタイトに通しても一度も引っ掛かりませんでした。
フローティングストラクチャー限定の話ですが、これは横向きの浮き姿勢の恩恵で、フックポイントがボディに隠れ、絶妙に障害物をかわしてくれるのです。
それでいてトリプルフックが2つ付いているので、フッキングは問題なし。

今回のように障害物を利用して、アグレッシブなバイトが期待できない日中にしっかりバスをキャッチできたのはi-Waver だからこそ、と言えるでしょう。

この日の夕方は、日中晴れたこともあり、ワカサギも浮き出しました。わずかながらシャローにバスの気配も出はじめ、オープンウォーターで使っても反応は上々。
しかし多くの人がi字系を使うタイミングであり、バスはスレてきていて、すっぽ抜けや甘噛みが多発。
まわりの釣り人もミスバイトに悩まされていたようです。
しかし数あるi字系プラグの中でも微細な動きが出るテールフェザーを装備したi-Waver は、デッドスティッキングで使っても常にバスを誘惑。
2つのトリプルフックがフッキング性能を保持しながらも、フェザーの動きを妨げないことは、釣果に差を生む大きなアドバンテージになりました。

最後にプロスタッフカラーとして、艶ワカサギとスポイルワカサギがラインナップ。
現在、さまざまなワカサギカラーがありますが、やはり似たり寄ったり。
このプロスタッフカラーはワカサギカラーを踏襲しつつ、濁りや照度、バスの活性に合わせて、使い分けられるカラーです。
まず、艶ワカサギ。ややセレクティブなバスだがやる気は満々。朝夕のローライト時やバスが明らかに食いがたっている時、その存在を見つけやすく、それでいてバイトまで持ち込めるカラーの強さに設定しました。
実際に泳がせてみると、想像以上に遠目で目立つはずです。しかし間近で見るとそこまで目立たないのが、寄せて食わせられるカラクリです。

そして、スポイルワカサギ。水質はオールマイティに使用でき、特に濁りの時はボーンぽいホワイトが存在感を出します。
濁りというと、チャートやピンク系、またはブラックなどが浮かびますが、どれもワカサギパターンからは少々逸脱した感がありました。
そこでワカサギの腹をイメージしたホワイトをアレンジ。視認性も高く、側面中央のシルバーのホログラムも光りすぎない面積で適度なアピール力を持たせました。
加えて、夏期に酸欠で瀕死のワカサギに似せたカラーでもあります。梅雨以降、水温が30℃近くなると活躍してくれるはずです。

今回の釣行でもスポイルワカサギが大活躍でした。
通常のワカサギカラーに見飽きていたり、天候等で対応しきれない状況で活躍するカラーです。持っておいて損はありません。
その効果をぜひともお試しいただき、体感してください。

霞ヶ浦水系でのドライブスティック活用法

今年の春はスポーニングも順調で、なんだかいい感じで釣っている人が多かったように感じました。しかし、スポーニングも後半になるとポストやアフターが多くなり、簡単には釣れにくくなります。そんな状況になると必ず出てくるのがコレ!ドライブスティックです。

ノーマルセッティングこそ、王道であり最強!!
豊富なラインナップを誇るドライブスティック。最近はバックスライド釣法や、3~3.5inのダウンショットリグやネコリグもよく使いますが、やはりなんと言っても4.5inのノーシンカー“普通付け(頭からフックを刺すセッティング)”が、この時期のベストリグだと思います。

実際、5月17~18日に開催されたW.B.S.第2戦では、3匹のキロアップをはじめ、ほとんどのバスをこのドライブスティック4.5inのノーシンカーの“普通付け”でキャッチしました。

ちなみにプラから含めると、かなりの数のキロオーバーがこのリグで釣れていました。使い方は、今までテキサスリグやネコリグを投げていた場所にこのリグを投げ込むだけです。

具体的なアクションは、シャローのアシまわりやストラクチャーまわりにポチャンと落とし、ファーストフォールで数秒放っておきバイトが出るのを待ちます。
バイトが出なければ「ピン、ピンッ」とショートジャークで、1mくらい手前に引いてまたフォールさせます。そしてピックアップしてまた次のキャストへ。

基本これだけですが、フォール時の動きがとてもいいため、他のルアーではバイトが出ないようなシビアな状況でも釣れることが多いです。

バイトの多くは何も感じず重くもならずにラインが動いていたり、手前に走っていたりするので、見えないラインだと飲まれたり、ミスをすることが多いです。
そこで使用するラインは、サンラインBMS(バイトマーカーシステム)のような見えるラインの8~10lbが私の定番アイテムです。

なお、低比重モデルの「スペック2」はさらにスローに落とせるのと、カラーバリエーションが素晴らしいので、よりゆっくり落としたい時に有効になるでしょう。

余談ですが、この状況でダウンショットやネコリグでも釣れなくはないですが、フォールで食ってくることの多い日は圧倒的にノーシンカーが強いです。
また、メスが釣れる確率が高いのもこの釣りの特徴で、やはりメスはプリでもアフターでも中層でのルアーの動きが最終的にバイトへと繋がるキーになっているように感じます。

6月の霞ヶ浦はこのドライブスティックのノーシンカーが最終兵器となりますから、必ずこのリグを快適に扱えるタックルを用意しておいたほうがいいでしょう。
私はロッドがブラックレーベルプラスの661MLFBに、リールはPX68、ラインは前述した、視認性に優れるBMSを使っています。

ガイドではこの釣りを中心に、HPFクランクのチョンチョン釣り、ゼロツービート、さらにはヘビキャロなどを展開しますが、詳しい使い方や状況、ポイントによる使いどころを学んでほしいと思います。

ということで、ドライブスティックのノーシンカー、ベーシックでありながら最終兵器となるリグです。
ぜひ使って爆釣を体験してみてくださいね!

ブログにも霞ヶ浦の釣り情報などを書いていますので、そちらもよろしくお願いします。

ルドラで手にした1870gがもたらした優勝

毎年この時期になると、ビックウエイトが飛び出す芦ノ湖。しかし例年より、シャローに上がるバスの数が少ないように受けて取れます。そんな中、ルドラでビッグバスを手にすることができ、優勝を果たすことができました!

ハンドメイドビッグベイトでは3kgオーバーも!!
神奈川チャプター第2戦。いよいよスタートフィッシング!
まず「箱根園」から入り、シャローをルドラでチェックしていくと、ネストの数も予想より少なく、守っているオスも小型ばかり……
なので、パスして「九頭龍」までチェック! 思考を変え、沖側から水深のある(3~6m)大岩周辺に、アイウェーバー74SSSでアプローチしてみます。

PE+フロロ16lbという変則リグでラインの重さを利用し、水平姿勢で沈めていきました。すると大岩からバスがス~ッと近づいてきてバイト!
スイープにアワセ、ランディングしたバスは850g。ドシャローの小型よりはマシですが……

風が出てきて波立ち、サイトが困難になってきたので、3~6mのサイトできる箇所をラン&ガンすることにしました。
「深良水門」~「早川水門」を流して行くと、「七里ヶ浜」に沈む倒木付近に数匹のデカバスを発見!
ルドラSPを投入し、いつものように放置プレー。数回のアプローチでバイト!重量感たっぷりだったので即アワセを入れたら「フッ」っと軽くなり、まさかのミス!愕然としながらも、プレッシャーを掛けてしまったので移動することにしました。

その後、「九頭龍」に戻ると倒木の周辺にペアを発見。
沖から距離を取り、ルドラを放置すると明らかに小さい影が近づきバイト!
アワセずほったらかしにしていると、風のためうまくコントロールできず、狙った場所からルドラがズレて倒木に近づき過ぎたので、回収しようとした瞬間、別のバスがバイト!
 テンショをン掛けながら沖に出しつつフッキング!! 無事に手に収まったのは、約1870gのナイスバス!

時間は11:30過ぎ。もう一度「七里ヶ浜」へ。
倒木から少し離れた岩にハンドメイドビックベイトを寄せていくと、ペアリング中のバスが口を使ってきました。
十分な重量感を感じてからスイープにアワせ、沖に誘導し無事にネットイン! このサカナは3kg秤を振り切りましたぁ~~~!!

これで5kg半はいったはず。残り時間は1時間強! まだ倒木付近にはオスバスがついています!
そこでECOハンツ+ポークを、バスと同じ層にヘコヘコとスイミングさせてアプローチすると、魚体を反転させながらバイトしてきたので、即フッキング!
ランディングしたバスは約1800gで、850gとの入れ替えに成功!

これで6kg半ば。時間を気にしながらも、帰路につく前に「百貫の鼻」~「ムジナ」でも約1100gをECOハンツのスイミングで仕留めましたが入替えならず、ストップフィッシング。

結果、6790gで優勝できましたぁ~~

タングステン化されたECOハンツはとても感度がいいうえに、キビキビとメリハリのある動きを見せ、かなりの戦力アップになりました! これはオススメです!!

それにしても3匹で5kg超えが2名、4kg釣っても12位とは… 芦ノ湖のポテンシャルの高さが際立つ一戦となりました。そんな芦ノ湖へ、一度、お越しになってみてはいかがでしょう~~!?

■使用タックル
【ルアー】ハンドメイド ビックベイト
【ロッド】Tailwalk Bronzer C72XH
【リール】Tailwaik ELAN PG L
【ライン】サンライン FCスナイパー22lb

【ルアー】O.S.PルドラSP
【ロッド】Tailwalk Bronzer C65M
【リール】TD-Z 103ML
【ライン】サンライン FCスナイパー10lb

【ルアー】O.S.P ECOハンツ(黒)14g+アンクルジョッシュ・ヒュージダディ(黒)
【ロッド】Tailwalk PRIMAX KR C63MH
【リール】TD-Z 103ML
【ライン】サンライン FCスナイパー13lb

【ルアー】O.S.Pアイウェーバー74SSS
【ロッド】Tailwalk ASOBEE S68UL
【リール】コンプレックス2500HGS
【ライン】PE0.6号+FCスナイパー16lb

ドライブクローのテキサスで勝負!

先日、印旛ロコアングラーである浜中さんに誘われ、20年振りの印旛沼に行ってきました。自分のシャローフィッシングの基本をマスターした印旛沼。昔は毎週のように通い数釣りも楽しめましたが、近年ではめっきり釣れなくなったと耳にしていました。なので、今回の目標は1日4本、40UPが1本入ればいいかな、と……

目標4匹・うち40cmアップ1匹をクリア!!
5月の上旬、バスはそろそろ産卵を終えエサを食べはじめますが、まだ活発には追えない。印旛沼はそんな状況でした。

今回使用したタックルはドライブクロー4inの7gテキサスを、フロロ16lbライン(僕はFCスナイパーを使います)のフリッピングタックルで、スローに誘う作戦です。

アフターの大型のバスは、アシや矢板などの縦のストラクチャーにサスペンド気味につき、エビやザリガニを捕食していますので、そういったエリアを狙っていきました。

狙い方は、アシのポケットの奥や矢板の裏側にキャストし、ボトムで数秒ステイ→20cmぐらい持ち上げてフォール(このときツメが水を受けブルブルと自発的に振動し、バスを寄せます)→そしてまたステイ(ここでじっくりシルエット&色を見せて、しっかり食わせます)。

この日は、浜中さんのナイスなエリア選択と、ドライブクローのおかげもあって、厳しいと噂される印旛沼でキロアップ3匹を含む、7匹のバスをキャッチすることができました。

今回、僕が使ったカラーは、新色の「スカッパノン・ブルーフレーク」。

突然ですがみなさん、ソフトシェルシュリンプって食べたことありますか?
脱皮したての柔らかいエビを調理し殻ごと食べる、美味しい料理なのですが、アフター期のバスも“動きが鈍くて捕食しやすく、しかもやわらかくて消化もいい”脱皮直後のザリガニが大好物。
アメリカザリガニは個体差がありますが、成体で年に2~3回、子供の頃は10回以上も脱皮するそうで、脱皮後4~5日で元の硬さに戻ります。
脱皮直後のザリガニは少し青みがかかって見えますが、今回使用した、『スカッパノン・ブルーフレーク』がまさにそのイメージにぴったりだと思います。

ちなみに、僕のホームグラウンドである霞水系でも、ブルーフレークのワームはよく釣れますが、これは偶然ではなく、どこか関係があるような気がします。

ワームのカラーによってバイト数に大きな差が出ることは、バスが濁った水でも確実に色を認識していることの証明です。そのためカラー選択はとても重要なのです。

あと今回感じたのが、アプローチの重要性です。水深が数10cmしかなく、ハイプレッシャーな印旛沼。極力エレキを踏まず、風に流される感じでアプローチをし、なるべく遠目からキャストしてあげると比較的サイズがいいバスが釣れました。
このことをふまえると、大型のバスボートより小型のローボートのほうが有利になります。

好調に釣れている印旛沼。東京からも近く、レンタルボートも充実しています。みなさんもぜひ、このドライブクローの新色を持って出かけてみてください。接近戦で2kgを超すビックフィッシュが狙える、豪快な釣りが楽しめるはずです。

ハイシーズンと呼ぶに相応しい季節

こんにちは川村です。いよいよTシャツ一枚で過ごせる日も多くなりました。まだ体も暑さに慣れていないせいか、6月なのに意外とバテたりします・・・熱中症になる方も多いそうなので、気をつけてまいりましよう。しかし、バスのほうはスポーニングの疲れから回復した個体も増え、ハイシーズンと呼ぶに相応しい季節に突入していますよ!ここ半月ちょいの間では、釣りビジョンのロケで香川県の府中湖と、ロッド&リールの弟子入り取材で千葉県の高滝湖に行ってまいりました。

肝はスローに誘えるトップウォーター
府中湖は、水中から緑色の雑草がそこかしこに生えており、つい先日までかなり減水した状態であったことが到着早々に分かりました。

そのため、スポーニングベッドはあったとしても水位が増えたことで見える状態ではなく、そもそも狙いはアフター回復のデカバス。

当初のイメージでは、いち早くバックウォーターに上がってきているバスをあの手この手で食わせていくつもりでしたが、バックウォーターに上がってきているバスは期待に反して少なく、「じゃあどこにいるの??」とバスを探しながらのロケとなりました。

メインに据えたルアーはトップウォーター。

トップウォーターはアフタースポーン期におけるサイズ狙いの常套手段ですが、今回のタイミングではアフター回復といってもまだ全快とはいかない個体も多く「スローに誘えるトップ」がひとつのキーワードとなりました。

「スローに誘える」というのは、虫系のような微波動シェイクで誘えるルアーは「まさに」ですが、バジンクランクのようなただ巻き系ルアーでも、移動距離を抑えたショートトゥイッチを交えて使うことも含みます。

これによって虫系のような1点誘い系ルアーでは不可能な"広く探りながらも食いそうなピンスポットではネチネチ誘い"といった合わせ技で釣っていけます。

また今回のロケでは新作のドライブシャッドも早速の活躍で、ただ巻きでは反応はしても追いきれなかったバスが、フォールさせると追いかけてバイトするシーンもありました。

ビッグバスパターンにハメることができたと思います。

初回放送は6/8(日)22:00となっておりますので、釣りビジョンバスギャラリー『OKAPPARI de BIGBASS4』よろしくお願いします!

話変わって、ロッド&リール取材のほうは「俺の職業バスプロ」の青木大介師範代に弟子入りです。

フィネスは自分の中でも得意な釣りではありますが、それでも、これまでの陸王においてフィネス勝負でいつも負けてしまうのが大ちゃんでした。

で、釣りをするまでは、「極めて繊細でピンピンの高精度」な展開を予想していたのですが、いい意味で予想を裏切られました。

「よりスピーディーで、リアクション誘発力の強い、攻撃的なフィネス」とでもいいましょうか、スローなフィネスでは食わせられないバスをも食わせてしまう、自分のフィネスには無い釣り方とその考え方はかなり勉強になりました。もちろん"超がつくほど繊細で高精度な超絶食わせのフィネス"も持ち合わせているでしょうが・・・

フィネスだけにかなり細かいところまで突っ込んで質問しました。間違いなく釣果アップのヒントがそこかしこに散りばめられた紙面になるはずです。

(写真上:釣りビジョンのロケで飛び出したMAX級!)
(写真下:ロッド&リールの弟子入り取材を終えて。釣果も内容もバッチリです!)

しかしこの連載、その釣りの超スペシャリストに弟子入りさせてもらえるのですから本当に役得です。で、大ちゃんに弟子入りした後の週末、感覚を忘れないうちに高滝湖へ復習フィッシングに行ってまいりました。

そして、フィネス炸裂!!釣れるバスもグッドサイズばかりで5本のウエイトでいったらオール45アップ(47.5cm、47cm、46.5cm、45.5cm、45cm)の約7キロといったところ。

同船者のO.S.P社員麻生君もグッドサイズを仕留めていました。(オリカネ虫で50アップをバラしたのは惜しかった!)

(写真上段左:フィネス復習釣行1本目、ドライブスティック3.5で45アップ!)
(写真上段右:橋脚にハイピッチャー3/8オンスを通して42cm。)
(写真中段:O.S.P社員麻生君も45アップ!こちらはドライブクローラー4.5のノーシンカーワッキーにて。)
(写真中段:横に見える単杭にドライブクローラーのジグヘッドワッキーを落とし込んで45アップ。)
(写真下段:垂直気味の岩盤に、ドライブクローラーのジグヘッドワッキーの落とし込みと、中層シェイクで45cm×2。)

良く釣れたのは、ドライブクローラー4.5インチのジグヘッドワッキー(0.9g)と、ドライブスティック3.5インチのノーシンカーリグ(バックスライド)。

自発的にクネりながらのスローフォールに好反応で、ほぼフォール一発。ちょっと横方向に探りたいときにはジグヘッドワッキーの中層シェイクで、ゆっくり泳がせてきました。

狙いどころは水通しの良く、表層~中層にサスペンドできるストラクチャーで、具体的には単発の竹杭、橋脚、浮き漁礁、垂直岩盤、ブッシュなど。

水深が6mとかあっても、バイトは着水後早々に頻発したので、手返しを重視してボトムまでは沈めず、適当な深さまでフォールさせたらピックアップして刻みました。

コツは完全にラインを弛ませた状態で落とし込むことで、スティック&クローラーの自発的アクションを活かします。

また、よりビッグフィッシュを狙うべく、ハイピッチャーの中層スローロールも入れていきましたが、こちらは橋脚での1本だけ。

晴天&微風であったことも一因であったとは思いますが、今回の釣行に関してはフィネス優勢であったように思います。

今回の釣行で、フィネスフィッシングに使用したタックルは、、、、

■ドライブクローラー4.5インチ・・・ジグヘッドワッキー
【ロッド】スティーズ キングボルトFスペック
【リール】イグジスト2506H
【ライン】フィネスブレイブ4ポンド
キングボルトFスペックは、フィネスバーサタイルロッドの理想を追求したロッドで、感度の高さは素材のSVFコンパイルXならでは。これ1本でライトリグ全般、虫系、ミノーやシャッドまでこなせます。フック&シンカーキーパーもラインが絡まない位置に付けたので、移動も快適です。

■ドライブスティック3.5インチ・・・ノーシンカーバックスライド
【ロッド】ブラックレーベルプラス661M/MLFB
【リール】SS AIR8.1L
【ライン】フィネスブレイブ8ポンド
ブラックレーベルプラス661ML/MFBは、僕がベイトフィネスで溺愛するスティーズウェアウルフの、パワーとテーパーそのままのブラックレーベルプラス版です。ウェアウルフが好きなのは、素材のSVFコンパイルX特有の高感度はもちろん、ロッド全体で曲がることでラインブレイクを軽減しつつ、ティップからバットまで平均的に硬めなのでフッキングパワーはある。ブラックレーベルプラス版は、感度は別格に良いウェアウルフにかないませんが、そのかわり、巻き物への汎用性が生まれ、ジャークベイト、ポッパー、ブリッツクラスまでのクランクベイト、3/8オンスまでのスピナーベイトにもGoodです。

最後にイベント情報です
5/11キャスティング土浦店様でのトークイベント、そして6/1キャスティング南柏店様でのバスフェスタにお集まりいただいた皆様、ありがとうございました!バスフェスタでは、青木大ちゃん、カナモ、ダウザー、岡さん、茂手木さん、自分によるトークショーに、店内に20社以上のルアーメーカーのブース出展と、初めての試みでしたが、熱気ムンムンのものすごい盛り上がりでしたね!

次のイベントは
6/7(土)13:00~16:00キャスティング市原店様にて、ダイワ展示即売会。トークショーをやらせていただきます。
6/14(土)13:00~18:00キャスティング品川シーサイド店様にて、半日店長をやらせていただきます!

こちらももちろん、気合入れて挑ませていただきます!

(写真上左:引き続き麻生君もクローラーのジグヘッドワッキーで!)
(写真上右:麻生君、ドライブスティック3.5のバックスライドで46.5cm。)
(写真中左:小さくてもこれくらいはあります・・・)
(写真中段右:こちらもドライブスティック3.5バックスライドにて。)
(写真下:シャローブッシュにドライブスティック3.5を滑り込ませると47cm!)
(写真最下段:フィッシャーマン南柏店様でのイベント)

温暖な四国と寒冷の北国を行ったり来たり…

浦川です。ボクは数ヵ月おきに徳島と北海道を行き来しているわけですが、一番難しいのがやはりフィールドコンディションの判断です。この的確な見極めが釣果を左右するのです。

見て、釣って、肌で感じてアジャスト!!
温暖な徳島と極寒の北海道を行き来していると、季節感のズレや狙う魚種も違ってきます。
フィールドコンディションの判断をできるだけ早くしていかないと、いい釣果に繋がっていきません。
満足にタックル準備もできないままフィールドに出ているわけですが、肝心な状況判断をしていく上で最も重要視しているのが、「早く広くフィールドを見て回る!」
どこのフィールドでも、毎日同じコンディションであることはあまりありません。

ましてや自分のホームでもある旧吉野川は常に水位が変わりますし、流れの強さも変わります。
今、通っている北海道の海も、潮の干満で水位や流れの強弱もあるうえに、経験も知識もまだまだな部分が多いですから、自分が見て、釣ってみて、肌で感じて、釣り方をアジャストする!
あるいは、今その時に一番いいであろうエリアに早く到達しないと、いい釣果にも恵まれないまま1日を終えてしまいます。

そういった作業をここ最近の釣行でアシストしてくれたのが、今度新しく発売されるドライブシャッド4.5インチ。
すでに動画でも配信されていますが、まったく新しいコンセプトでもあるフォール時のドライブアクション。
横に巻いても、落とし込んでもしっかりアクションしてくれるワームは非常に便利です。

(写真:ドライブシャッドでいきなりの50cmを皮切りにこの釣果!)

4月の徳島での釣行は、スポーニング直前で巻いて釣るには厳しいタイミングでしたが、いきなりプリの50cmをもたらしてくれました。
5月の徳島の釣行でも季節の進み具合を把握するのに、ポストからアフターの魚をメインに絞り、ノーシンカーでのフォール、それとノーシンカーでのデッドスロー巻きでいいサイズをもたらしてくれました。
5月中旬ごろからは、スポーニングから回復した個体がかなり増えてきますし、ベイトにつきはじめる上目線の個体にも、ドライブフォールやノーシンカーのフワ巻きはもっと効果が出る時期かと思います。

(写真:今後、スポーニングから回復してきた個体が増えれば、ますます期待できそうです!!)

そして北海道では、例年より水温が低い状態で推移しており、あまりいい状況ではありませんでしたが、やっとグットサイズのロックフィッシュが釣れはじめました。
数はまだまだ釣れませんが、自分のロックフィッシュ狙いの定番となった、ブレードジグ&ハイピッチャーでナイスサイズが釣れています。
特に新しく追加されたブレードジグの5/8ozは、ディープが多い海の釣りではかなり使いやすく、これからのハイシーズンに非常に期待しています。

まだまだ自分にとって未開拓なジャンルの釣りですので、工夫を凝らしながらの釣行ですが、いい釣果、使い方など、また改めて紹介できればと思っています。

(写真:未開拓のジャンルなので、自分なりの工夫を凝らして、いろいろと試してみたいと思います!!)

桧原湖春の神器

桧原湖も長い冬を抜けてやっとシーズンイン。春の桧原湖に絶対外せないのがこれ!

動かさずに動かす・・・
みなさんこんにちわ。冬眠から覚めた東北の熊、久々の登場です。東北もやっと釣りが出来る季節になりました!今年の冬は長かった・・・。

私のホームグラウンド桧原湖もGW直前にはシーズンイン。桧原湖の場合、シーズンイン直後は一種の修行ですね。

まず寒い。冗談抜きで寒い。日が照って風がないと春を感じるのですが、ひとたび日が陰り風が吹くとメッチャ寒い。

釣果も厳しい・・・しかし気まぐれスモールのタイミングにさえ上手く合えば、一年の内で一番ビックスモールに出会えるのも春の楽しみ。

(写真のスモールは、先日のJB桧原湖第一戦中にアイウェーバーリアルプリントカラーSSSで釣った900gのスモール)

先日のJB桧原湖第一戦でも、なんとお立ち台5人の内4人までが3キロ越え・・・。上位二つは3,500g越え・・・恐ろしい・・・。

今の桧原湖は、プロシリーズスタート当時の桧原湖では考えられないほどのポテンシャルを秘めた湖に生まれ変わっています。

その春の桧原湖では外せない春の神器がこの2つ、アイウェーバーとハイカット!

スポーニングを前に、上を(シャローを)意識している気まぐれなスモールを魅了してくれるこの2つのルアー。

ハイカット
ハイカットは、ミドルレンジからシャローに上がってウロウロしているスモールを狙えると共に、チョッとしたプレッシャー(天候や人為的なもの)で一段下のセカンドステージまで落ちてしまったスモールを、ドラッキング等で少し潜らせて狙うのにも最適ですね。

サイレントボディと、バランスを崩しすぎない安定したスイム姿勢が特徴。桧原湖では確実に使用アングラーが増えてきている、誰でも安心して使えるシャッドです。

お薦めカラーは、桧原湖の場合ワカサギ系のナチュラルなカラーと、高梨的一押しはやはりピンクレディ。

ピンクと言うと目立つ感がありますが、水中では非常にナチュラルに水に溶け込むカラーです。これにフラッシングのプレートが入ったDMカラーは外せないですね。

そしてアイウェーバー
シャローに上がってきたスモールは勿論、ミドルレンジやディープレンジの中層に浮いている、普段は非常に釣りづらい(狙いづらい)バスを浮かせる力はハンパないです。

キモは動かさずに動かす・・・。なんかなぞなぞみたいですが、他のルアーにはないアイウェーバー最大の特徴がやはり水中で漂う事(SSSタイプ)。

アイウェーバーで思ったように釣れないとお思いの方は、多分引きすぎてるんでしょうね。

ハイシーズンでバスも食い気バリバリの時はバイトしてくるでしょうが、アイウェーバーの魅力はナチュラルに中層で漂う時にでる、自発的な自然な動き。

この人為的に加えたアクションではなく、アイウェーバー事態が発する自発的なナチュラルな動き(まさにボケッとした無防備なベイトフィッシュ)にナーバスなスモールもバイトしてくるんでしょうね~。

イメージはラインスラックを巻き取る程度。他のアングラーから見るとキャロでも投げているような感じに見えるくらいスローで大丈夫です。

桧原湖では6月に入ると、このアイウェーバーでかなり楽しめます。

(写真は昨年6月に、アイウェーバーSSSホタルで釣った40cmアップのキロオーバー)

狙いどころはシャローは勿論、馬の首等のバンクもお薦めです。

お薦めはやはりリアルプリントカラー。それに高梨的シークレットはホタルですね(水中からのシルエットがハッキリ出るのがミソ)。

キャストの際の飛距離がアドバンテージになりますので、PEラインシステムがお薦めですが、風が強い時などはラインスラックの処理が非常に大変・・・そんな時はフロロカーボンラインがお薦めです。状況に応じて使い分けて見て下さい。

ちなみに暖かくなるにつれて、フローティングタイプのほっとけもありです。ボイルが起こったら迷わずキャストしましょう!

アイウェーバーは信じて投げきる!これがビックフィッシュへの近道です。

※みなさんにお願い。
山上湖の桧原湖では、下界のバスがアフターに入る6月からがスポーニング真っ盛りです。
この時期はいくら直接ベッドを狙ってないとは言っても、水深3m以下でバイトしてくるバスはまず99%がスポーニングに絡んだバスです。
いつまでも桧原湖で楽しくバスフィッシングが出来るように、釣り上げたら早めにやさしくリリースのほど宜しくお願い致します。

(写真:桧原湖攻略にはハイカットとアイウェーバーは欠かせませんよ!)

“ドライブ・ローテーション”でビッグバス連発!!

こんにちは、TAK三宅です!スポーニングから回復し、ムービングベイトの釣りがおもしろい琵琶湖ですが、そんな中でボクが実践しているメソッドについて、ご紹介しましょう。

ドライブシリーズの使い分けで差がつく釣果を!!
いよいよ梅雨の時期が目前に迫ってきました。関西各地のフィールドではスポーニング全盛期もひと段落し、いよいよ回復した個体がガンガンベイトを追う時期に突入します!

琵琶湖においてもファーストムービング系のハイピッチャーやブレードジグ、ブリッツなどにも再び反応が出はじめてきており、ガイドでも少しずつではありますが、メインパターンのひとつとして組める状態になってきています。

ただ、今回のレポートではボクが普段「ドライブ・ローテーション」と呼んでいる、O.S.Pのソフトベイト“ドライブシリーズ”を使い分けての最近の釣果についてご紹介しようと思います。

まずは何をおいてもボクがこの夏、最も期待をしているアイテムであり、発売を間近に控えた「ドライブシャッド」。
またあらためて、このルアーだけのレポートをお届けしたいと思いますが、とにかくよく釣れています。

写真は先日のガイド中にシャローのヒシ藻とアシの混生エリアで、ノーシンカーのバジング&フォールの合わせ技でバックリ食ってきた、ブリンブリンのGOODコンディションの1匹です。

このように、ドライブシャッドの最大の特徴である「フォール中にも絶妙にアクションする」という要素を、通常のシャッドテールワームのアクションに加えたことによって、今まで獲ることができなかったバスを手にすることができるという事実を、実釣から確信することができました。

(写真:ドライブシャッドのノーシンカー。バジング&フォールで、とにかくよく釣れています!)

特に今後、ボクの中でデカバスを最も寄せるウィードである「エビモ」に絡めた釣りにおいて、このドライブシャッドの特徴が最大限に活かされ、ひょっとするととんでもない釣果が出るのではないかと期待しております!

と言いながらも、実はいち早く伸びたエビモエリアですでにドライブシャッドで複数のバスをキャッチしています!!
詳細は改めてレポートしたいと思いますので、ご期待くださいね!

そしてボクの超フェイバリットなリグである、ドライブスティック3.5インチのスリムシンカーを使用した、ショートリーダーのダウンショット。
どの時期でも、どんなシチュエーションでも効くのがこのリグの最大の長所なのですが、実はこれからのアフターからサマーにかけて、最もこのリグが効いてくるシーズンでもあるのです。

(写真:今シーズンはこのリグで、何匹のバスを手にしたのかわからないぐらいの超実績リグです)

すでに今シーズンはこのドライブスティック3.5インチで、いったい何匹釣ったのか、到底わからないほどのバスをゲストさんとともにキャッチしていますが、実はこれからがこのリグの本番ですので、ホントに末恐ろしい!

ちなみの自分のお気に入りのカラーは圧倒的にアユ(TW-123)、そしてこれからの時期はブルーギル(W-015)。ぜひぜひ、みなさんも試してみてください。

ちなみにこのドライブスティック3.5インチとまったく同じセッティングで、そのままワームのみをドライブシュリンプ4.8インチにチェンジして、スティックとのローテーションで使用するのもオススメです。

使い分けのポイントはズバリ!そのエリアのバスが甲殻類を食べているのか、ベイトフィッシュを食べているのか。
ドライブスティックは甲殻類系のエリアでも効きますが、明確に甲殻類を捕食しているということが明らかなエリアではドライブシュリンプにチェンジすることで、釣果がアップする場合が経験上多いです。

そして自分のガイドの釣りのローテーションの一角を担っているシャローカバーの釣り。
そこで圧倒的な釣果を出しているのがドライブクロー4インチのテキサスリグ(シンカーは7g)。
これはもはやテキサスリグのド定番ですが、やっぱりド定番は釣れます(笑)。

これまではシャローカバーで使用してきましたが、これから沖のカナダモやエビモがどんどん伸びてくるにしたがって、当然、沖のウィードの釣りでも大活躍する釣り方です。

7gというウエイトを基準に、使用するシチュエーションやバスの反応の有無で、3.5~14gあたりまでのウエイトを使い分けて釣り込むといいでしょう。

そして今後、梅雨~サマーに向かうにつれて、これら上記の釣りにドライブクローラー4.5~6.5インチのネコリグ、ヘビー&ライトテキサス、ライトキャロ、ドライブシュリンプ4.8&6インチのショートリーダーダウンショット、ライトテキサス、パンチング、ドライブスティック4.5&6インチのノーシンカーがローテーションに加わり、いよいよ「ドライブ・ローテーション」が最強の力を発揮してくれるようになります。

しかもこれらのソフトベイトのドライブローテーションに、ハードベイトも加えることができるわけですから、ぶっちゃけ、O.S.Pのルアーがあれば基本的には年中釣りができると言えます。

いやー、正直これからのシーズンがめちゃめちゃ楽しみで仕方がないです!
またハードベイトを使用した、O.S.Pハードローテーションについてもレポートしますのでご期待くださいね!

(写真:ド定番は、ド定番になるだけの理由があるのです!ドライブクロー4インチはハズシなし!!)

2日間の予想優勝ウエイトは16kg!?

琵琶湖の猛者が集うトーナメント「BATNET」。春のこの時期はハイウエイト戦が展開され、優勝するには2日間で16kgのスコアが必要。それを実現するために組んだパターンとは…?

不安の残るプラから一転、本戦で巻き返し…
5月17日(土)・18日(日)の2日間に渡って、琵琶湖で開催された「BATNET スペシャル 2Days 春」に、マイバディ“カネゴン”こと金光忠実プロとタッグを組み「チームパワーストーン」として出場しました。
BATNETとは、琵琶湖の強者たちがこぞって参戦するトーナメント(笑)

出場するにあたって、ちょうど1週間前の5月11日(日)に、南湖中心のプラクティスを行いました。

例年なら沖の浚渫エリアなどで好釣果が得られる時期なのですが、水温が例年に比べ若干低いこと、雨不足や田んぼの代掻きによる水質悪化…
それに加えてカレントもなく、手応えはイマイチでした。

しかしなんとか沖の3mのハードボトムにエビモがパラパラ生えているエリアで、ドライブシュリンプ4.8in(グリパン/チャート TW107)のテキサスリグ(3/16oz)をエビ藻に絡めながらスイミングさせるいわゆる「マキマキ」でキロアップを数匹、バックシートの相棒が釣っていました(笑)

私はというと、唯一ブレードジグ3/8oz(グリーンパンプキン BJ-38×ドライブシャッド4.5in)で釣れた1匹だけ……
本戦に向けて不安だけが残る練習となりました。

(写真:エビモがパラパラと生えているハードボトム。プラで見つけたこの可能性に賭けることに)

BATNET スペシャル 2Days 春 初日。優勝ウエイトは16kgと予想し、1日8kgを目標に挑みました。

プラの手応えからすると5kg、よく釣っても5kg半(汗)。
プラから一週間で状況が劇的に変わっていることに期待し、3mのハードボトム・エビモパラパラエリアに直行しました。

プラ通りエビモに絡めながらドライブシュリンプをマキマキして、1時間にキロフィッシュを1~2匹ペースでキャッチしましたが、残念ながらキッカーフィッシュに恵まれず、初日5320g・5匹で10位と沈黙。
完全に出遅れましたorz

初日のリーダーはJB TOP50の前山智孝プロチームで、記録は10kgオーバーと聞かされて愕然……
これでほぼ優勝の目はなくなったチーム・パワーストーン。
2日目、8kg釣らなきゃ入賞もありえなくなりました。

(写真:コンスタントにバスをキャッチできたものの、キッカーに恵まれず10位でスタート)

BATNET スペシャル 2Days 春 2日目。目標を8kgに設定し、エリア、アプローチなどすべてを変えて勝負に出ました。
沖からシャローへ、ドライブシュリンプのマキマキからドライブスティック3.5inのドロップショット(1/4oz)。
水深1.5mまでのウィードに絞り、地形とウィードのちょっとした変化を淡々と撃ち続けました。

ドライブスティックのカラーがキモで、代掻きの影響によるササ濁りの中でもシルエットがハッキリしアピールできるブラック(5月の琵琶湖、何気に効きます)をチョイス!

目標の8kgには届かなかったけれど、1600gクラス3匹を含む単日2位のウエイトとなる7030g・5匹をウエイインし、少しだけ初日の出遅れを挽回することができました。

4位まであと630gと僅差でしたが、結局初日のローウエイトが響き、トータル12350gで7位。残念ながら入賞はできませんでした。

しかしこの先沖が回復してくれば、ハードボトム×エビモパッチ、フラット×カナダモ新芽エリアを、ドライブシュリンプのマキマキやヘビキャロで攻略してみてください。
きっといい釣果を手にできるでしょう。
それと、ササ濁りが入る5月の琵琶湖は、ブラックやジュンバグが効きますよ(笑)

最後に、パートナーの金光忠実プロ、応援してくださったみなさま、BATNET運営スタッフ様、ありがとうございました!
そして「豆ピーと愉快な仲間たち」優勝おめでとうございます!

タックルデータ【ドライブスティック3.5in(ブラック W016)】
リグ:ドロップショット 1/4oz
ロッド:PF 6101MLFB
リール:ALPHAS FINESSE K.T.F.CUSTOM
ライン:Monster BRAVE 10lb

タックルデータ【ドライブシュリンプ4.8in(グリパン/チャート TW107)】
リグ:テキサスリグ 3/16oz
ロッド:641MMHFB-SV 【TOMCAT(トムキャット)】
リール:STEEZ 100SH
ライン:Monster BRAVE 10lb

(写真:2日目2位のウエイトを持ち込むことに成功したものの、入賞まで630g差の7位でフィニッシュ…)

ゼロワンジグ(ECO)で北千葉チャプター第2戦を制す!

NBC北千葉チャプターは年間5戦のうち1戦にペア戦が組み込まれています。そのペア戦をパートナーの宮川君ともに制することができました! その模様をお伝えします。

開始早々のミス連発からメンタルアジャスト
年間5戦のうち、ペア戦がひとつあるのですが、このペアを探すのも実は大変なんです。
今回、ペアを組んでもらったのは、同じ印旛沼をホームレイクにしている宮川君。
彼もNBC千葉チャプター、NAB-21に参戦しているトーナメントアングラーのため、普段は一緒にボートで釣りをすることはありません。
そこで誘ってみたところ、快くペアを組んでもらえることになりました。

(写真:印旛沼で開催されたチャプター北千葉第2戦。今回は年1戦行われるペアでのトーナメント)

この時期の印旛沼はスポーニングのピークを迎えていて、さまざまな状態のバスが混在しています。
田んぼの水も入りはじめており、水質はかなり悪く、そう簡単にはいきません。
時期が時期だけにハマれば4kgオーバーもありえますが、外せば完全ゼロの可能性も大きい。

そんな期待と不安を胸にプラクティスに入り、チャプターエリア全域を見て回わったもののあまり(いや、むしろまったく)パッとしなかったのが正直なところ。
出たとこ勝負的な感じですが、とりあえず4ヵ所にエリアを絞り込みました。

そして試合当日。天候は晴れ。気温は10~22℃。水温は20℃を記録。
風は南西から2m、最大5mまで吹いていました。

この日は27組のペアが参加。スタート後、目的のポイントに到着し、まずは自分がゼロワンジグ7g+ドライブクロー4インチ、宮川君はテキサスリグ。
自分がゼロワンジグ+ドライブクロー4インチを選択したのは、狙っているエリアのサカナの状態や田んぼの影響で濁った水を鑑みて、サイズをある程度選んで釣っていけること。

また、宮川君はテキサスリグを使用していたので、後ろで取りこぼしを拾ってくれるだろうということで、安心してゼロワンジグを撃っていきました。
が… 開始早々にバスの反応があったものの、バイトが予想と違っていて2人でミスを連発!(泣)

1人だったらこの時点で精神的に崩壊していたかもしれませんが、2人でこの状況を話し合いながら修正。
キャストを続けていると宮川君が後ろで600gクラスを2匹、立て続けにキャッチ。 (船上の空気を読まずに後ろからアオり、無言のプレッシャーを掛けてくるところはさすが!!)

そして、すぐに自分のゼロワンジグ7g(ECO・グリーンクロー)+ECOドライブクロー4インチ(スカッパノン)にバイトがあり900gクラスをキャッチして早々にリミットメイク!!
さらに、自分のゼロワンジグにバイト。
900gクラスをキャッチすることができて、入れ替えにも成功!

しかしその後、バイトがピタリとなくなり約3時間沈黙… 
その間に風も予報通り強くなり、もともと田んぼの水の影響で濁っていた水がさらにぐちゃぐちゃ土茶濁りに。

水は悪くなる一方でしたが、時間の経過とともに状況が変わった感があり、諦めずにキャストを続けると自分に久々のバイト。
ですが、すっ飛んできたのは残念ながらリリースサイズの500g。
その後すぐ、宮川君が600gクラスをキャッチし、わずかながらも入れ替えに成功!

帰着の時間を意識しはじめた12時頃、ドライブクロー4インチ(ダークシナモン/ブルー&ペッパー)3.5gテキサスリグを使用していた宮川君が後ろで渾身のフッキング!

カバーから「ガバッガバッ!!」と出てきた魚はどうみてもキッカーサイズ!!
もう見てるこちらは「神様お願いします!!」状態(笑)
そして、何とか自分の持つネットに無事に入りランディング成功!!
ボートの上は、それはそれは大騒ぎ♪♪

しかし、本当のドラマはまだここからでした。
緊張から解放された宮川君は後ろで座り込み、興奮し過ぎた自分は前でバランスを崩し沼へダイブ寸前!
その時ビックフィッシュが入ったネットが水中に「ジャボッ!」
数秒後、ラインが沖に向かって走っていることに気付かず、大きい魚が数メートル先で「ざっばーん!!」

そうです。ネットが数秒浸かった時にバスが逃げてしまったのです……(汗)
幸いにもフックは外れておらず、手に持っているロッドに違和感を感じ、状況を理解した宮川君が咄嗟に再度、魚を寄せて2度目のランディング。
ドライブクローをバックリ食べてくれていてホント助かりました。

2人とも頭の中はパニック状態で、入れ替えを終えた後は疲れが一気に出てしまい、2人で少し座り込みヘロヘロ。

残り時間もわずかでしたが、落ち着きを取り戻し再度キャストを繰り返しましたがノーバイト。
またドラマ(悪いこと)が起きるのを恐れて、少し早めに帰着に向かいました。
2人とも「やりきった」感があり、これで勝てなかったらしょうがない、という気持ちでウエイインへ。

(写真:2度目のランディングでキャッチした一匹を含む、3匹のバスを手にウエイインへ)

その結果…
ウエイトは3匹・3660gで優勝することができました!(最後の魚は1880gもありました)
今だから笑い話で済みますが、あの魚が逃げてしまっていたらと思うと冷や汗ものです。
最低でも今シーズン中は、口を聞いてくれなかったでしょう…(苦笑)

試合中はいろいろありましたが、終始楽しみながら協力しあって、ペア戦らしい最高の試合ができたと思います。
今大会で大活躍してくれたゼロワンジグ7g+ドライブクロー4インチやドライブクロー4インチのテキサスリグなど、厳しい状況でもバイトへ持ち込んでくれる信頼のO.S.Pルアーたち!!

また、ペア戦の声を掛けたときに快く引き受けてくれ、数日前から体調を崩し、試合当日も体調が不完全だったにも関わらず参加してくれた宮川君には本当に感謝です!!

使用タックル
山添
ロッド:70H
リール:ダイワ ジリオン
ライン:FCスナイパー16lb
ルアー:ゼロワンジグ7g、11g(カラー:グリーンクロー、ブラック/ブルー/パープルなど)
 +ドライブクロー4インチ(カラー:スカッパノン、アメザリ、ダークシナモン/ブルー&ペッパーなど)すべてエコモデル

宮川
ロッド:フェンウィックTPMX610CMHJ
リール:ダイワ TD-Z105HL
ライン:フロロ16lb
ルアー:ドライブクロー4インチ(カラー:ダークシナモン/ブルー&ペッパー)エコモデル+3.5gテキサスリグ

(写真:3660gで優勝を果たすことができました。最後のドラマ魚は1880gもありました)

わかる人にはわかる、釣れる音の秘密

みなさんこんにちは。北日本は春先まで雪の影響を受けて、不安定な水温が続いていました。そんな中、北の楽園へ……

修行か!? 4月初旬の吹雪……
まず4月の1週目… 天気は最悪……!
寒い北風がかなり強く、それだけならまだいいのですがときおり横殴りの吹雪が。
何か悪いことしたかなぁ~? 日頃の行いのせいでしょうか? 水温はみるみる下がる一方で、テンションも下がる一方です。

それでも超スローな釣りを心掛け、ハンツ7g+ドライブクロー4インチの組み合わせで3バイト、ノーフィッシュ。
バスの生命反応だけ確認した釣行でした(笑)。
デコるとは夢にも思わなかったのでかなりのショックです……
しかし、やはりこの組み合わせは結果を出してくれますね~。

そして4月の最終週に、リベンジ釣行です!
さすがに水温はかなり上がっているのか、と期待したのですが… 約1ヵ月経っても2~3℃上がった程度で、若干の不安を残したまま、いざフィールドへ。

まずは春の定番の巻き物を… 先日発売されたばかりの「ラトリンブリッツMAX」をチョイスし、かなり巻きまくりました。わかる人には聞いただけで一発でわかりますが、このラトルはすごく釣れそうな音です!

が、しかし、微妙な反応… ルアーを追いきれていないのか? 何度かそれらしいアタリはあったのですが、フックアップすることができず……

次に、ルアーの速度を落とすために選んだルアーは、ハンツ7g+ドライブクローラー4インチの最強コンビ!
やはりこの組み合わせは、いい結果を出してくれます!

リップラップが沖まで張り出しているスポットやバンクの角度が急なストレッチなどを、スローに流していると…釣れたのはブリブリに太ったプリスポーンのグッドサイズ!春の到来を感じさせられた瞬間でした(笑)

(写真:ラトリンブリッツMAXから、ハンツ+ドライブクローラー4インチに代えた瞬間…!

結果、この日は全体的にスローな釣りがよかったようで、他にもドライブクロー4インチのテキサスリグや、ドライブスティック4.5インチのライトテキサスリグ、ドライブクローラーのネコリグなどで釣れていたようでした。

(写真:ブリブリに太ったプリスポーンのグッドサイズ。スローな展開が正解でした)

これからは水温もグングン上がり、バスの活性も確実に上がってくる時期になるので、そうなった時にはラトリンブリッツMAXやハイピッチャーなどが火を噴くでしょう!(笑)

(写真:ラトリンブリッツMAXとハイピッチャーは、絶対に忘れないように!!)

チャプター徳島第2戦旧吉野川で4位に入賞

こんにちは、香川の坂本です。4月20日に開催された「チャプター徳島第2戦旧吉野川」で4位に入賞することができましたのでレポートさせていただきます。

リミットメイクさせてくれたドライブクローラー、キッカーフィッシュを呼んでくれたドライブクロー
近年ウィードの減少によりバスの個体数も減少し、今やデスリバーと噂されている旧吉野川ですが、春のキューヨシバスを追いかけプラクティスから挑んでみました。

前日プラで分かった事は、旧吉は既にミッドスポーン。先週の大潮で第一陣がスポーニングを開始した感じでした。
しかしながら第一陣の個体数も例年のように多くはない感じ、そして次の供給は今のところ無い、そんな感じでバイトだけをとりプラクティス終了。
「いかにメスバスを入れる事が出来るか?」がキーになる試合予想でした。

そして迎えた本番当日、約70人参加中、31番フライトでのスタート!
本命だったテトラ帯にはやはり入れず、バックアップにバイトをとっていたブレイク下のフラット箇所に入り約5投目にキロフィッシュがヒット!更に700gを追加。
そして開始1時間目で1,100gを追加でき3本リミット達成! ちなみにタックルは、ベイトフィネスタックルでのジグヘッドワッキー1/16oz+ドライブクローラー5.5インチ、ラインはサンラインFCスナイパーBMS7ポンドの組み合わせ。

釣り方はオスとメスが混在しているであろうフラットな箇所だったので、アクションで釣り分け出来るリグとしてジグヘッドワッキーリグをチョイス。
ワームはドライブクローラーを使いましたが、水質があまりよくないためか4.5インチより5.5インチの方が反応が良く、カラーはプラクティスの時からブルーラメの入ったダークシナモンブルーペッパーに良く反応して来たので、このカラーに絞り込みました。

使い方はドライブクローラー特有の自発的アクションを活かしたフォール主体の釣り方で、「フォール後はステイ」で釣って行きましたが、今回はメスが入る事なく全てオスがヒットしてきました。

話しは戻り・・・リミットメイクしてからは完全メス狙い。
シャローカバーへ勝負に行き、スポーニングエリアに近いシャローカバーを徹底的に撃って行きました。
この釣り方に関しては先日4/22にアップされた私のスタッフレポート「春のカバー攻略」を参考にしてください。

その例の釣り方でアシ原に絡むチップゴミに、ジカリグ14gのドライブクロー4in(ダークシナモン・ブルー&ペッパー)で丁寧に丁寧に時間をかけて撃って行くと・・・
フローティングカバー内に入れて10秒くらい過ぎたくらいだったでしょうか、ラインに違和感・・・そして渾身のフッキング!

手応えあり!な重み!無我夢中で「頼む頼む頼む」と連呼しながら取り込んだバスは1,700gの半プリメス!
ネットインしたネット内でバスの口からフックが外れてました。(@_@)一回でも飛ばれてたら…と思うと今も尚ゾッとしますf^_^;

このかなりシビれたキッカーフィッシュが決め手となり、3キロ台混戦の中、頭一つ出る事が出来て4位入賞となりました。


因みにタックルは、
ロッド:710Hベイトロッド
ルアー:ドライブクロー4inダークシナモンブルーペッパー
リグ:ジカリグ14g
ライン:サンラインFCスナイパー18ポンド

ドライブクローラー、ドライブクローともに、カラーは「ダークシナモン・ブルー&ペッパー」が今回の旧吉には当たりカラーだったように思えます。

リミットメイクさせてくれたドライブクローラー、キッカーフィッシュを呼んでくれたドライブクローには本当に感謝ですm(_ _)m


2014年チャプター山中湖第1戦

みなさんこんにちは、山中湖の川上です。今回は4月20日に山梨県・山中湖で開催されたNBC山中湖チャプター第一戦に参加してきましたので、プラクティス~本戦の模様をレポートしたいと思います。

春の山中湖でアイ・ウェーバーが活躍!!
先に結果からお伝えしますとアイ・ウェーバー74SSS(リアルワカサギ)でキャッチしたバスで準優勝することが出来ました!

プラクティス
プラは4月の初旬より開始しました。
4月になると平地では桜が咲く頃ですが、山中湖は平地に比べて標高が高いので気温が低く、水温も7~8度とまだ冬を思わせる様子でした。
(山中湖の桜の見頃はGWで、関東の平地に比べて1ヶ月ほど遅いです)。

その山中湖における冬~早春の定番は、越冬エリアでソフトベイトを使用したスローな釣りや、いち早くシャローへ差した個体をジャークベイトで狙うパターンが主です。

しかし情報ではチラホラとバスのキャッチ情報を耳にするものの、プラの段階ではまったくバスをキャッチすることができず、序盤は連続でノーフィッシュを食らう厳しい状況でした。
しかし週を追うごとに水温が上昇し、10度近くなった頃には産卵を終えシャローでフラフラと泳ぐワカサギの姿が確認できるようになりました。

こうなるとミノーやシャッドがよくなってくるのですが、思い当たるパターンを試すもノー感じ・・・。
試合直前まで悩む結果となりました。

そこで一度冷静に考えて・・・
1:シャローには弱ったワカサギがいる→おそらくメインベイトであろうと思われる。
2:水温が上がりバスはシャローでフィーディングする→ワカサギの絡むシャローエリアが重要。

この2つを柱に、プラを進めることにしました。
思い当たるエリアに対して、ミノーやシャッドで狙いますが反応はありません。
次にアイウェーバー7SSS(リアルワカサギ)をチョイスし、フラフラと弱ったワカサギを演出。
ミノーやシャッドの早い動きに対して、アイウエーバーは弱ったワカサギを演出するためできるだけ静かにスローで引きます。

はじめは無反応でしたが、風が吹き始めたタイミングでバスのチェイスがあり、狙いとしては間違っていないことを確信!
チェイスのあったポイントをより丁寧に攻めると、ようやく答えが返ってきました。
水面直下が『ギラッ!』と光るとともに激しい手応えがロッドに!!慎重に引き寄せてキャッチしたバスは、50cm弱の丸々と太った2kgフィッシュでした。

その魚のクオリティーの高さから『勝てる魚』と判断し、試合でのメインパターンに決めプラを終了しました。

そして迎えた試合当日
朝から冷たい雨が降り、水温の低下がバスの活性へ与える影響が気になりましたが、プラでよかったアイ・ウェーバーのパターンを信じることにしました。

いよいよトーナメントがスタートし、向かったのはプラでよかったシャローのフィーディングエリア。
風の吹くタイミングにはワカサギの姿も確認できた場所です。

試合当日の天候はローライトで申し分ないものの、肝心の「風」がありません。
この状況でもアイ・ウェーバー74SSSをキャストしましたが、無風の影響なのか、バスの反応はありません。
仕方なくエリアを広くさまざまなルアーで流していきましたがノーバイト・・・。

やがて風が吹き始め、確信のスポットにアイウェーバーをキャスト。
スローにリーリングを始めると、ゆっくりと沈むアイウェーバーの周囲に何か違和感が・・・と思った瞬間、バスがアイウェーバーにバイト!

突然起こった貴重なバイトに慎重にやり取りを行い、上がってきたのは1,840gの狙い通りのナイスフィッシュでした。

その後、チェイスは有るもののバイトには至らず、残念ながらバスをキャッチすることはできませんでしたが、アイ・ウェーバー74SSSで手にしたバスが効き、1匹ながら準優勝を獲得することができました。

今回はプラの段階から非常に苦労しましたが、アイウェーバー74SSSのおかげで、大事な初戦を準優勝でスタート。
今後も、アイウェーバーに頼ることになりそうです。