2025前半戦!マッディーシャローから山間部リザーバーまで各地で活躍したOSPルアー達。by坂野純平
こんにちは!坂野純平です。
今回は私が出場している全国各地を回るトーナメントの前半戦を振り返りつつ、練習〜試合本番まで活躍したルアーや釣り方を紹介したいと思います。
2025年メインで参戦しているのが日本バスプロ協会主催のJBマスターズシリーズ。日本各地を回るトレイル型のトーナメント。

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■JBマスターズ第1戦・津風呂湖(春の最難関ワカサギゲーム)
開幕戦の舞台、奈良県・津風呂湖は水温は5℃台からスタートし、まだまだ春本番とは言えない状況でした。そんな中、活躍したのは
【HPミノーシリーズ】と
【サイコロラバー】でした。
練習〜試合当日まで多投したのが、2025年新たに発売されたHPミノー5。
津風呂湖などのリザーバーでは5インチクラスのシャッド系ワームは鉄板になりつつありますが、そんな中でもHPミノー5は、シリーズ共通で姿勢の良さが特徴。i字引きや高速逃しで使用しても回転せずに、キッチリ泳いでくれて、バスに見切られにくくなっています。
練習では魚を探す意味合いが大きいので、HPミノー5を投げてバスがどこから出てくるか、どういった状況なのかを探っていました。
HPミノー5のオススメ使い方はマスバリ通し刺しのノーシンカーリグ、ライトキャロです。
超ゆっくり引いて、i字引きをするとどこからともなくバスが出てきます!そこから高速逃しでスイッチを入れて釣ることもできるのがHPミノーの強み。
HPミノーはサイズラインナップが3.1、3.7、5とあります。
時期によってワカサギのサイズが異なるので、湖を覗き込んでみたり、実際に釣ってみたりして釣り場のワカサギサイズに合わせてベストなHPミノーをチョイスしてみてください。

カラーはジグヘッドで使うなら、ツートンカラー:
、ライトキャロやi字引で使うなら単色系がオススメです。

練習ではライトキャロやジグヘッドで複数匹釣れました。
試合本番では100人規模のプレッシャーや季節の進行により沖のワカサギゲームが難易度MAXに。
そこで活躍したのが、サイコロラバーの3 RDS(リアクションダウンショット)。
練習では一度も投げていませんでしたが、どこに行っても魚を連れてきてくれるコンフィデンスのあるルアーなので、迷わず使うことができました。
春の定番なだらかバンクを狙ったダウンショットの釣りで1本。

結果は1本のみでしたが、激タフな試合だったため、なんとか23位にふとどました。
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■JBマスターズ第2戦・霞ヶ浦戦
第2戦は茨城県・霞ヶ浦。5月頃からオカッパリとボート半々で定期的に霞ヶ浦に通いました。
5月前半よく活躍したのが、ドライブクロー3インチテキサスリグの鉄板リグ!シンカーは5〜7gがオススメで、1番初めに使うなら7gからが◎。カバーの下に落ちていく感覚が身に付いたら徐々に軽くしていくことで、釣果アップに繋がります。ドライブクロー3インチはコンパクトなのにハイアピールなのが特徴。ハイアピールなので効率的に釣ることができました。


また朝夕のタイミングでは
ラウダーシリーズも大活躍!
今年は5月終わりのタイミングで急に気温が上昇し、雨も少なかったこともあり、バスが産卵を終えて体力のない状態から回復できない状態が続いていました。
トップに出るけどノラないアタリが多く、そんな時にはラウダーの出番で、1ポーズを入れるだけでグッとキャッチ率が上がりました。
杭やアシなど縦に生えている障害物周りを狙います。
ラウダーは初夏〜秋口まではタックルボックスに常備です!
霞ヶ浦でよく使うのは50サイズ。小さなエビが魚に追われているシーンを演出します。
ハマると連発することもあるので、ボートオカッパリ問わず必ず常備しているルアーです。試合当日は6月下旬ということで季節もかなり進行して、産卵直後〜エサ食べて回復した魚までエリアによって混在している状況でした。またエビも増えてきたタイミングだったので、小さなエビとテナガエビを食べるバスを狙い分けて釣る作戦でした。
初日は見事釣り方がハマり、3本3キロオーバーで単日2位に。
この時釣ったのは
スピンナッツ50高浮力のドッグウォークからのフォールパターンと
ドライブショット4のバックスライドでした。
スピンナッツ50高浮力はフックをつけると、ゆっくりフォールしてくれます。
表層系のルアーでノラない場面が多く、追ってきたのが見えたらフォールさせることで最後まで食わせることができました。
スピンナッツヒットシーン
https://www.instagram.com/reel/DLPaoWnpLMp/?igsh=MTdnaW55eHh1aWp6
キッカーフィッシュは霞ヶ浦では定番のドライブショット4のバックスライドリグ。テナガエビを食べているバスにはベストなワームです。
ドライブショット4ヒットシーン2日目は残念ながら、1バラシのみで終了で総合13位で終えました。
総合成績で見ると年間は5位に。
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■後半戦への意気込み
今シーズンもいよいよ後半戦に突入。また第3戦の舞台は昨年から練習によく出ている河口湖。年間成績はあまり意識していないので、各戦の湖をどのように攻略できるのか練習から楽しみながらやっていきたいと思います。試合では臨機応変にOSPルアーを武器に結果を追い求めていきます。
またSNSでは今後もO.S.Pルアーを使ってバス釣りの楽しさを発信していきます!引き続き、応援よろしくお願いいたします!
坂野純平のU-30ドリームトーナメント津風呂湖戦参戦レポート!
こんにちは。毎日湖上生活をモットーに活動しております坂野です。
今回は
先日行われた2024 U-30ドリームトーナメント津風呂湖戦のレポートをお届けします。
梅雨〜初夏にかけてのリザーバー攻略、津風呂湖でのルアー選択の参考になれば幸いです。

※U-30ドリームトーナメントとは、30歳以下限定のバス釣りトーナメント。2024年は1戦目が津風呂湖、2戦目が新利根川で開催され、優勝者には豪華景品とバサーワイルドカードへの参戦権が得られる若手の登竜門的な大会です。
大会に挑むにあたり、練習には合計7日間入りました。(基本私は土日のみ練習に入れるので自宅がある神奈川⇆奈良を4週連続往復。正直お金も体力もかなりキツかった…)
津風呂湖自体は学生時代に冬修行したこともあり慣れたフィールドですが、優勝を狙うためにはこれくらいの練習は必要かなということで7日間というスケジュールを組みました。
大会開催時は、季節的には6月〜7月の梅雨時期、バスの状態としてはアフター〜回復傾向のバスが混じる感じでした。
津風呂湖ではライブ系ソナーの釣りが大会上位を独占しがちですが、練習段階では気持ちをフラットに岸際のサイトフィッシング〜沖のライブ系ソナーの釣りから幅広く見ていくことにしました。
練習1〜2日目は梅雨入り始め(6月中旬)ということで、ポッパーゲームが炸裂!
OSPラウダー50/60を投げ続ければ、1日2ケタは余裕で釣れるくらいお祭り状態でした。
ラウダー50は50mmサイズのポッパーの中でもダントツに大きなポップ音を出すことができ、垂直浮きなので移動距離を抑えて丁寧に探ることができます
ラウダー50。僕がこの時期に必ず投げるルアーの一つです。
アクションのコツとしては、強めにトゥイッチ→波紋が消える前にトゥイッチ の繰り返しがオススメです。

練習3〜4日目は6月末頃。これくらいから徐々に練習に入る選手も増え、魚がスレ始めました。
朝夕はラウダーに出てくれましたが、晴れた日中はバスが岸から15mほど離れた沖をフラフラ泳ぐ、ザ・アフターの状態でした。
こんな時はストレートワームの出番です!
特にこのときは
MMZデカ高浮力の表層引きがハマりプチ連発状態でした。
使い方としては、沖に張り出しているカバーや水中に垂れ下がっている枝などの周辺をシェイクしながら巻いてくるだけ。どこからともなくバスがすっ飛んできてそのまま食っていきます。
津風呂湖バスのMMZデカに対する反応は異常なレベルなので皆様にもぜひ試してみてほしいです。
(試合当日も岸際を狙う選手のうち、かなりの確率でMMZデカが使われていました。)

フックセッティングは少しコツがあり、頭側はコイル式オフセットフック2/0〜4/0、ダウショットリグみたくリーダーを取って後ろ側はOSPスクラムフック2/0をセット。このセッティングにすることでほぼほぼ食ってきた魚は掛けることができます。

練習5〜6日目は7月上旬、この時あたりからアフターから回復した魚が徐々に増えてきました。特に試合で勝つために狙う必要がある2kg以上のバスは深い所に落ちて高速で移動しながら、エサを追いかけている状況でした。
こうなってしまうと沖の釣りが優勢になるので、沖の釣りを徹底してやり込みました。周りの選手の釣果も見ていると、優勝を狙うには最低2日間で12kg釣らないいけない、というのが戦前予想でした。
沖で狙った魚が釣ると2kgオーバー。ただしめちゃくちゃ難しい。。隠し玉として、沖でもMMZデカの表層引き、
ドライブビーバーマグナム+1/2ozフットボールヘッドも反応を得られていました。
そんなこんなで気づけば練習最終日。
この日は湖全体の季節感を再確認するために手早くグルッと湖を一周。練習中盤から薄々気付いてはいましたが、岸際から魚が少なくなっていたので試合は沖をやり切るプランにしました。
また沖の魚も狙う水深によって難易度、サイズが違うということも確認し、練習は終了。
大会初日。
この日はローライトパワーもあり、沖の狙っていた釣りがハマり7〜8本程釣って4851g。順位としては7位につけました。

沖の釣りは文章で表現するのが難しく、ぜひ現場で会った際に聞いてください。
トップとの差は約1kgで迎えた2日目。この日も朝から沖の釣りで展開するも、100人弱の選手によって叩かれたプレッシャーから食ってものらないようなアタリが頻発…結局掛けれたのは1本のみでした。
1本/1615gで2日目は30位。
2日間の総合成績としては、13位/93人でした。2日目は悔しい結果に終わってしまいましたが、新利根川戦の結果次第ではまだまだ年間を狙える順位に。
気持ちを切り替えて次の新利根川戦に向けて練習に励みたいと思います!
改めてまとめると今回、練習〜本番含めて反応が良かったルアーはこちら。
・ラウダー
50/
60・
MMZデカ高浮力
・
ドライブクローラー高浮力
・
エリマキシャッド・
KAREN180・
ドライブビーバーマグナム

こう見るとほとんどが表層系のルアー!高浮力シリーズはアフター〜アフター回復時期には特に有効になりますね。
またドライブビーバーマグナムやKAREN180など大型サイズのルアーをローテーションの中に混ぜるのも重要。津風呂湖みたいなデカバスが多いフィールドはルアーサイズを上げることで狙ってデカバスを釣ることができます。ぜひ皆様のルアー選択の参考になれば幸いです。
Instagramでは実釣動画も公開しておりますので、ぜひチェックしてみてください!
プロスタッフとして活動させていただくことになりました
皆様はじめまして!この度OSPプロスタッフとして活動させていただくことになりました、坂野 純平(さかの じゅんぺい)と申します。
今回私はOSPプロスタッフオーディション2020という企画で、総勢158名のエントリーの中から勝ち上がることができプロスタッフとして活動させていただくことになりました。
以下簡単な自己紹介をさせていただきます。
普段は大学生をしながら、JB・NBCトーナメントにも参戦しています。良く行くフィールドは、琵琶湖、西の湖・伊庭内湖、入鹿池などです。得意な釣りはシャローのカバーフィッシングです。
とにかくトーナメントに出ることが大好きで、ほぼ毎週のようにトーナメントに参戦しています。試合中に魚が釣れて手足が震えるあの瞬間がたまりません!将来は日本のトーナメントだけに留まらずアメリカのトーナメント参戦も計画中です。
今後はOSP製品を通して、トーナメントで培ったテクニックと、バスフィッシングの楽しさの両方を発信していきます!
精一杯頑張りますので、皆様応援よろしくお願い致します!