アメリカでも春はHPFクランク
昨年、ハイピッチャーで勝ち獲った「アメリカンドリーム優勝」。その優勝招待ということで、バスキャットインビテーショナルトーナメントへ参加してきたのです。そして今回のレポートは、アメリカでも「春はHPFクランクですよ!」ってお話です。
バスキャットインビテーショナルアメリカはアーカンソー州、レイクノーフォークへ行ってまいりました!
昨年、ハイピッチャーで勝ち獲った「アメリカンドリーム優勝」の優勝招待ですね^^
ちょうど日本では桜が満開になろうとしている時、アメリカ アーカンソーもいよいよ春に突入って感じでした!
初めて挑むフィールドですし、日本には無いタイプのリザーバーレイク。プラクティスには2日間入りました。
プラの日は、急な冷え込みにより吐く息は真っ白、朝はガイドが凍りつく状況。バスは明らかに低活性で、1匹がなかなか釣れません。
だからと言ってソフトベイトでネチネチとやっていても、エリアを絞れてないと更にバイトは遠のきます。
広大なアメリカのフィールドではハードルアーを有効に使わないと、なかなか魚を見つけ出すことが出来ないのです。
なんとなくフィールドの癖も掴み、ボチボチと魚を触れるようにはなってきました。ノンキーパー(38cm以下)はいくらでも釣れるのですが、なかなかキーパーサイズが釣れません。
スピナーベイト、ミッドクランク、ジャークベイトと色んなルアーを試してみますが今一つです。
そこで「アメリカでも日本でもバスはバス、春であるならばHPFクランクが効くはず!」と思い、急なバンクから繋がるシャローフラットで、ゆっくりと、そして広くHPFクランクを引き続けると・・・
やっぱりシャローに上がってきてましたねー!!
プリスポーンで綺麗なバスが、初めて見るであろうHPFクランクにバイト!やっぱし、春はHPFクランクなんですねー!頼りになります^^
その後はイメージのエリアを見つけることが出来ず、結局4日間でキーパーバスは5匹しか釣れませんでしたが、HPFクランクで釣ったこの魚が最大となりました。
ちなみに、トーナメントの結果は残念ながら100位(400艇中)くらいかなー・・・プラ通りいかないのがトーナメントですが、アメリカの春もHPFクランクが効くということがわかりました!
いよいよ春爆!
今年は冬の間に雪が多かったためか、なかなか釣れている情報がなかったのですが最近になりチラホラと聞くようになりました。
春爆に巡りあう為に・・・そんな中、自分は春爆を当てにちょくちょく釣りに行っていましたが、やっと初バスゲット。。。なんて。。。
ってなわけで、先日楽しみにしていた春の印旛沼釣行に行ってきました!
(写真:春爆がようやく巡ってきてくれましたよ)
今回のメインルアーは、ハイピッチャー、ブレードジグ、ドライブスティックのテキサスです。
ハイピッチャーとブレードジグは、パラアシや矢板を釣るときに使います。
この両ルアーの使い分けと使い方をザックリ紹介しますと・・・
■ハイピッチャーは、アシが目に見て生えているところ
■ブレードジグは、目には見えていないけれど、水中に枯れたアシのかぶが生えているところ
で使います。
ハイピッチャーとブレードジグを使うにあたり大切なことは、ボトムやアシに「コンタクトし過ぎず、し無さ過ぎず」のいいところで泳がせることがキモです。
自分はこの感覚を「ナイスタッチ感」と言っているのですが、使っていて丁度いいタッチ加減であれば、それが今釣りをしている場所でのベストなルアーだと思って使うようにしてます。
そのためには、ルアーのウエイトも使い分けなくてはなりません。
もともと自分は印旛沼にあまり通っていないので、ハイシーズンになったときに「どこにアシがよく生えていて、どこが少ないのか」を知らないため、ルアーから伝わるコンタクト加減を気にしながら、ルアーとウエイトを使い分けます。
そして、ドライブスティックのテキサスリグもハイピッチャーやブレードジグと考え方は同じで、シンカーのウエイトは、撃ちたいスポットにスルリと入りつつも必要以上に重くない、ギリギリのウエイトを使います。
そしてアクションは「ピョン、ピョン」と、ちょっとシャクる感じで自分は誘います。
ドライブスティックのサイズですが、アシの奥を撃つときにはよくドライブスティックの4.5インチと3.5インチです。
大きすぎないサイズのほうがスルリとカバーの下に落ちてくれるので好きで使ってます。
まだまだ、これからも春のブタバスは釣れると思うので、皆さんもぜひ試してみてください!
阿修羅炸裂の季節到来!
今年は長引く寒波、2月に降った大雪等で、例年になく厳しい冬でしたね。
春に欠かせないのが阿修羅!当然、湖のなかも同様、富士五湖などは結氷し山中湖では久しぶりに、ワカサギの穴釣りができたようですね。
ようやくここ最近暖かい日が続き、水温もどんどん上昇しております。
ほとんど捕食もせずじっと動かず深場で過ごしたバスたちが、来るべく産卵期にむけて大量に捕食しなければならない時期です。
そして産卵を終えて1年で死んでしまう年魚、ワカサギやシラウオが瀕死の状態でフラフラと泳ぐ時期と、このバスの捕食期がバッチリとリンクするからアシュラが炸裂するのです。
風下に流され岸に打ち上げられないように、必死に泳いでいる小魚を演出するためアクションはジャークが基本。
ただ巻が良いという方も多いですが、この時期は絶対にジャークです。
場所は風下に流されたワカサギを目視できれば、そこがチャンス。
霞水系など見えない場所ではワカサギを捕るために、エリ等の網が入っている場所はポイントです。(くれぐれも網に向かってのキャストは禁物)
ロングキャストし、チャッ チャッ と2回ジャークして1~2秒ステイ。
水温が低くバスの動きもまだ鈍く、止めることで食べるタイミングを与えます。
その時にピタッとステイさせることが重要なのでサスペンドタイプを使用します。
深場から上がってきたばかりのバスはまだ寝ぼけているのか?派手なカラーに反応が良く、さらにラトル音にも強い興味を持ちます。
僕はノーマルアシュラのマットタイガーカラーを良く使います。
このカラーは河口湖などのクリアレイクでもよく釣れるので、試してください。
たくさんあるミノーの中でなぜアシュラなのか??
1:飛ぶ・・・ベイトタックルでフロロ10lbを使用しても、驚くほど遠投でき、警戒心が低減できる。
2:寄せる・・・フラットボディーによる強いフラッシング効果とラトル音で、遠くからバスを呼び寄せます。
3:逃がさない・・・9cmクラスのミノーなのにフックが3個も付いて、バイトも浅い低水温期のバスもほとんどバラしません。
この時期に小魚を捕食しているのは、大型揃いで、50UPを高確率で狙えるチャンスです。
天然湖、ダム、河川、どんな場所でも効く万能ルアーです、是非お試しください。
発売予定のハイピッチャーMAX琵琶湖テスト釣行
カタログや雑誌等でご覧いただいた方もいらっしゃると思いますが、発売予定のレギュラーサイズスピナーベイト"ハイピッチャーMAX"のフィールドテストの模様をレポートします。
いきなりロクマル別のテスト釣行で琵琶湖へ行く予定でしたが、出発直前にハイピッチャーMAX5/8、3/4ozの最終プロトが届いたので急いで組み上げてテストしてきました。
関東ではディープレンジにウィードがあるフィールドが皆無。
今回のテストはディープのウィードエリアでのスローロールをメインにおこなってきました。
数種類のタイプ違いのプロトを一つずつ、巻き感を中心に細かい部分に注意しながらテストしました。
テスト中に60.5、58、45、40㎝を釣り、一緒にテストに同行して頂いた琵琶湖ガイド三宅さんも53㎝を釣り最高のテスト結果でした。
(写真:私が3/4ozDWキャッチした60.5cm4㎏オーバー。4mラインの残りウィードです。)
(写真:私が5/8ozDWキャッチした40cm。2.5mラインのウィードをかすめるように少し早巻きです。)
狙ったポイントは5/8ozは3-4mラインのウィードエリアでのスローロールや2.5mフラットに生えるウィードにかすめるようにミディアムリトリーブからファーストリトリーブで。
3/4ozは4m以深の少ないウィードにコンタクトさせたスローロールメイン。
バイトの殆どはウィードにコンタクトし、ウィードをかわした瞬間に集中!
しっかりと手元に伝わるブレードは仮に小さなウィードを拾ってしまっても、即座に異変も感じ、無駄なリトリーブを止めて次のキャストにつなげることができる。
琵琶湖ガイド森田さんがロングキャスト出来るルアーが琵琶湖で釣れるルアーの重要な1つの要素とよくおっしゃっておりますが、このハイピッチャーMAXの特徴の1つであるスカートが画像1のような上向きのみタイイングしたスカートがアクション性能の追及だけではなく、キャスト飛行時に画像1のような飛行姿勢で飛んでいくことで空気抵抗を最小限に抑えつつ、ルアーの回転を抑えて飛距離アップを生み出しています。
(写真上:ハイピッチャーMAX飛行姿勢)
(写真下:ハイピッチャーMAXスイム姿勢)
開発も最終段階まで来ていますので発売までもう暫くお待ち下さい。
3/8、1/2ozは霞ヶ浦メインでテストをおこなっていますのでまたの機会にレポートします。
(写真上:三宅プロが3/4ozTWでキャッチした53cm)
(写真中:私が3/4ozTWでキャッチした58cm3㎏オーバー)
(写真下:私が5/8ozDWでキャッチした45cm)
春に効く釣り方&ルアーとは?
高知の植田です。日中の気温も上がり、すっかり春になってきましたね。今年、全国で一番早く桜が開花したのは高知県でした。釣りに出かけると、ホトトギスの鳴き声や木々の葉っぱが緑になってきて、春を肌で感じることができるようになりました。さて今回は、春に効く釣り方やルアーを釣り場別にご紹介させて頂きます。
春に効く釣り方やルアーまずはリザーバーの場合です。春は冬に比べ格段に雨が多くなるため増水傾向になり、ショアは浮きゴミが多くなってきます。
そんな状況では、やはりテキサスリグが鉄板!
この時期お勧めするテキサスリグのワームは、ドライブシュリンプです。
ドライブシュリンプにもサイズがありますが私的には4インチと4.8インチがベストマッチ!
因みにシンカーは5g、8.8g、14g、21gを使い分けておりその日に反応の良いルアーとシンカーの重さを釣りながら探していきます。
釣り方はゴミだまりの中に、テキサスリグをもみほぐしながら入れていきます。
まずはフォール、そしてシェイクし最後に再度リフト&フォール。
この一連の動作を丁寧にやっていくと、グットサイズのプリスポーンバスに出会えるのですね。
写真はチャプター愛媛野村ダムのプラクティクスで釣った1,200gと1,500g。
そしてなぜドライブシュリンプかと言いますと、ワームのパーツがカバーに対して邪魔しないようにデザインされていること。
それでいて、フォール時にはハイアピールにアクションしてくれる構造なのです。
次に川の場合川は、リザーバーに比べ比較的水深が浅いのが特徴ですね。
今回私が釣行した川は、最近メディアの影響もあり、有名になってきた高知県の波介川。最近、平日でもおかっぱりアングラーが多数みられるハイプレッシャーな川です。
この時期私がお勧めするルアーはパワーダンクSP。
使い方はリップラップがある場所などに出来るだけ平行に投げて、ボトムを感じたらそこからゆっくりリールを巻くか、ロッドでルアーを操作しボトムの変化を感じながら引いて下さい。
特にバイトが集中するのは石や岩などにルアーが軽くスタックして抜けた直後!
軽くスタックして抜けた瞬間には、しっかりステイさせてください。
このハイプレッシャーな波介川にてサイズは小さかったですが、おかっぱりで釣れた嬉しいバスです。
この日パワーダンクを半日投げ続けましたが、何回かスタックしかけたものの長いリップのおかげで一個もロストしませんでしたよ!
ちなみに私がパワーダンクに使用するタックルは・・・・
ロッドは6フィート5インチのML(レギュラーテーパー)
ラインは8ポンドのフロロライン
です。
そして最後に川でもリザーバーでも効くルアーがブレードジグ!
2012年のことですので私がまだO.S.Pさんにサポートしていただいていない頃ですね、JBII四国第1戦でのことです。
ブレードジグのみで2本で4,108gのウエイト叩き出しました!(2,600gオーバーと1,400gオーバー)
私が春の低水温期にお勧めするブレードジグのセッティングは、アクションやシルエットが大きくなり過ぎないほうが釣れると感じるのでドライブスティックの3.5インチか4.5インチをセットします。
そして一番重要なのはブレードの振動をギリギリ感じ取れるくらいのスローリトリーブをするということです。
やはり春の低水温期はハイシーズンから比べ、速いスピードで巻くとルアーを追い切れずにフッキングに至らないことがあるので、リトリーブスピードがキモになるのです。
皆さんの釣り場でも、春のナイスプロポーションのバスが待ってますよ!
このレポートを参考に、皆さんも春爆を楽しむことが出来たら幸いです。
(写真:ブレードジグでのビッグフィッシュ。ほんとうにデカいです。。。)
ワカサギパターンの大解説
いよいよ、春めいて来ました!雪の影響からも大分回復しましたが、今年はまだイマイチ。でももう釣れ始めてもいいはず!準備万端ですか??
ワカサギパターン!毎年恒例となったワカサギパターンですが、今年は高滝、亀山ともワカサギの個体数が多いとのことで、否が応にも春爆の期待が高まります。
2月の大雪の影響で本湖はまだかなりの濁り。
濁った雪解け水が大量に流入したわけで、ディープまで一様に濁りました。
今年なかなか春への以降がスムーズでないのは、このような水質、水温の条件の悪さからバスや他のエサも動くに動けない状況だったと思われます。
最近になってようやく回復したエリアがみられ、春本番はまさにこれからと言えそうです。
そこで必要なのが新しいフレッシュな水。
温かい雨がキーとはこの時期よく言われますが、この状況ですから温かくなくても結構だと思います。
そして、ソコソコ期待が持てるのが雨等なくてもただ晴れた日の夕方です。
エリアは濁りが若干マシになってきている上流域。わずかですが、ワカサギの遡上やフィーディングが期待できるかもしれません。
本格的な遡上はこれからで今はムラがあって釣るのは難しいですが、徐々に釣れるタイミングは増えていきます。
しかし間違っていけないのは、フィーディングを盛んにするようになっても、簡単に口を使うかというと、そうではなく、明らかにセレクティブであると言えます。
これはワカサギに限らず特定のエサを血眼になって追っていることで、姿や形、色、波動など様々な情報がバスに刷り込まれるが故に起こることです。
更に毎年顕著になる傾向として、多くの釣り人が、的を得たルアーセレクトを行っていることや早い時期からルアーを送りこまれることで、バスがルアーを見切るということが加速されます。
但し、その場その場でワカサギの状態は大きく異なります。
例えば、ボトムべったりを群で遡上するさま、群からはぐれて行き場を失った単発のワカサギ、産卵で弱って漂うワカサギ等々です。
つまりバスもワカサギの情報を常に冷静に判断しているかというと、そうでは有りません。
その時々でワカサギを発見し、追う為に頼りにしている情報があるということです。
すなわち、ルアーのタイプをその時のワカサギの状態に的確に合わせることが基本中の基本ながら最重要項目だと言えます。
中でも、ルアーレンジとスピードの2つの要素がバスの反応を分ける大きな要素です。
つまりこの2つを組み合わせたルアーローテーションでワカサギの状況やバスの反応に応じて体系的に狙うことが可能です。
そこで今回はワカサギパターンを突っ込んで大解説です。
(注※このレポートは3月下旬に作成したものとなります。)
(写真:ハイカットSPの自分自身のスペシャルカラー、艶ワカサギでキャッチ)
(写真:マイラーミノーのノーシンカーで。)
ワカサギパターン大解説まずは、ルアーの使い分けをレンジとスピード別に紹介。
スピードの速い方から
表層…ベントミノー86・76、マイラーミノー(ノーシンカーワッキー)、I-waverF
中層…阿修羅F・SP・SPEC2、マイラーミノー(ノーシンカーワッキーやや前掛け)、I-waverSSS
ボトム…ハイカットF・SP、マイラーミノーorドライブスティック3・3.5・4.5(ジグヘッド)、マイラーミノーorドライブスティック3・3.5・4.5(ジグヘッドワッキー)
雨による流れや水温、潮回りなどがワカサギの遡上を左右する要素ですが、中でも雨による流れが大量のワカサギを動かす重要な要素です。
もちろん明確なバックウォーターがなく、雨による流入による流れが発生しないフィールドはこの限りではありません。
ワカサギを動かす大きな要素として天候の変化や風、潮回りなどが流れに取って代わる大きな要素となります。
まず簡単に流れを中心に解説をします。
十分流れが発生する雨が降るとすると、大概は流れが出たタイミングでワカサギが遡上を始めます。
降雨量や水温などで活発に遡上する期間やワカサギの量は変わるので、ここが一番見極めが難しい所です。
降雨後は流れが収まり、遡上も収束していき次の雨までは大きな遡上があまり無くなります。
エリア的には先ずバックウォーターのバスをストックできる中流域から釣れ始め、良いタイミングでそれより上流に差します。
ワカサギパターン中盤になるとそれより下流域でも大量のワカサギの遡上が始まり、釣れるエリアが順次拡大していきます。
よって降り始めや雨からの回復期がワカサギが大きく動き、釣る大きなチャンスであることは間違いありません。
しかし、何時でも同じようにチャンスかと言うとそうではありません。
季節の進行具合や雨のタイミングなどで大きく変わります。
そこでワカサギパターンの前半中盤以降に分け、それぞれ流れを中心として降り始めから時系列で解説していきます。
(写真:春のワカサギパターンにおけるソフトルアーでは、ドライブスティックやマイラーミノーは鉄板です。)
>■ワカサギパターン前半(2月末~3月中旬)雨の降り始めバスがいる状況でもワカサギが直ぐに供給があるわけではなく、バスのスイッチは入りづらい状況です。表層、中層、ボトムをルアーローテーションさせるのがカギ。水温も低く水質もクリアであることから、同じルアーを投げ続けることはバスをスプークさせ易く特にスピードの速いルアーは顕著と言えます。速いルアーは、一番良いブレイクなどのフィーディングスポットを一発で確実に通すのがコツです。それ以外はボトムから表層までスローな展開が無難です。必要以上にバスを刺激しない表層のマイラーやI-waverなど、極々スローに移動距離を抑えた釣りが基本です。
降雨後の回復期(雨後のささ濁りの状況)降った雨の水温が高く潮回りが良いほど、朝夕だけでなく日中でも時間を問わずに頻繁にワカサギの遡上がみられます。しかしこの傾向は、まだ寒い時期であることから流入する水温が低く流れが弱くなるほど遡上するワカサギの量は減ります。釣るチャンスも朝夕に絞られ、フィーディングするタイミングも極々僅か。ボトムを這って遡上するワカサギに合わせ、朝夕はハイカットの早巻き、日中はマイラーのジグヘッド(1/16oz程度のやや軽め)のステイ&スイミングが有効です。極めて速いか、スローか反応が分かれることがあるので、どちらも試すといいはずです。
降雨後(完全回復)雨の影響から完全に回復し水温が下がり水質もドクリアとなると、著しくバスからの反応は無くなります。極々短時間の朝夕勝負となりニュートラルなバスを相手にする為、スローな釣りで辛抱強く粘る釣り方に分があります。特に水質もクリアで見切られやすい為、表層やボトムに絡めることでシルエットをぼやかす釣りが効果的です。表層でマイラーのほっとけやドリフト。逆にボトムに絡めてドライブスティック3の重めのジグヘッドでゆっくりとした釣り方が有効です。
■ワカサギパターン中盤以降(3月末~)雨の降り始め降り始めはバス、ワカサギとも十分に遡上エリアに到達しているので天候の変化で直ぐにワカサギが動き出すことから、頻繁にフィーディングタイムに入ります。バスが追う距離や追い方も激しいことが多いので、表層から中層を阿修羅やベントミノーをフィーディングに合わせて速いテンポで合わせます。釣るためには、兎に角回数を投げることです。フィーディングの合間はマイラーのノーシンカーワッキーを反応を見ながら、表層から表層直下をスローテンポで探ります。雨が強い場合は表層では存在がかき消されるので、直下に沈めるのがオススメ。また見切られることも有りますが、見切られる瞬間にワンアクション加えるなど少しトリッキーなアクションを加えるのがキモ。トリッキーなアクションはフィーディングに入りやすい状況では有効な手立てです。
降雨後の回復期(雨後のささ濁りの状況)ワカサギパターンの中でも、一番釣りやすいタイミング。バス、ワカサギとも動きが激しく1日中フィーディングタイムが続くこともあり期待が持てます。先ずは続々と遡上するワカサギに合わせて、ハイカット。FとSPは水深に合わせて基本は早巻きで使用します。メリハリをつけたストップ&ゴーで、投げ続けながら、釣れるタイミングを待つイメージです。またF(フローティング)はボトムタッチ後にラインを緩め、浮上させると溜まらずバイトすることもあるので試す価値ありです。そしてフィーディングが視認できる場合。水面を割ってボイルする場合は迷わずベントミノー。逆に水面をバスが割らずにワカサギのみが飛び跳ねる場合は、表層直下をマイラーのノーシンカーのトゥイッチ。水深差は僅かですが、この違いが大きく釣果を分けることもある程です。フィーディングタイム以外は、時間とともにコロコロ変わるバスの目線に合わせ、スローなルアースピード中心でレンジを変えたアプローチが、いち早くその時々のクセをつかみ数を伸ばすコツです。特にこのタイミングは潜在的にやる気があるのでスローな釣りでもバスから見つけてもらうことで、瞬間的にスイッチが入りバイトに繋げられます。特に波動の強めなドライブスティックのジグヘッドワッキーをボトムに潜り込ませるイメージで使うと連発なんてこともあります。オススメです。
降雨後(完全回復)雨から完全に回復した後は反応はかなり悪くなりますが、水温が劇的に下がることが無ければある程度ワカサギやバスともに定位します。このタイミングで特に見逃せないのが表層系。この頃頻繁に産卵で死んだり弱ったりしたワカサギが多くみられるので、フィーディングに入らない時間帯でもアグレッシブな反応が期待できます。基本的にはマイラーやI-waverF、ベントミノーを何もせずホットケ。バスが浮上しにらめっこしますが、それでもホットケ。そして我慢できなくなりバイト、若しくは見切って沈みます。見切って沈む場合はバスの視線から外れたその瞬間に軽くルアーを動かすのが有効です。やっぱりワカサギだったと急にスイッチが入ることがあります。時間に関わらず、フィーディングもあるので前途のハイカットや阿修羅などをその時々の水深に応じて、早めの釣りで攻略できるはずです。
今回は流れを中心に解説していきましたが、核心はワカサギがどういう状況であるかということ!
天然湖や山上湖など全国のワカサギレイクで応用が利くはずです。是非実践してみてください。
最後にマイラーミノーについてマイラーミノーのノーシンカーワッキーを私が重宝している点として、水面に浮かしたり、沈めたりというレンジ操作。また一点でのピクピクや横方向のシャッディングなど、これらの意図するアクションが任意で操れ、まるで意志を持った小魚のような演出が可能なことです。
この操作を可能にするのが、ワッキーでのフックの刺し位置。ロッドを立てて軽く動かし、沈まずにマイラーが軽く横移動するのが基本位置。ここからフックの刺し位置を尻尾方向にずらすと一点でのピクピクがし易く、頭方向にずらすとマイラーがダイブし易くなります。加えてラインテンション及びロッド角度でマイラーの水の受け方を調整します。基本的にはロッドを下げ、より水を受けるとダイブし易く、逆にロッドを上げ、水を受け流すようにすると水面をキックしながら泳ぎます。慣れが必要ですが色々な状況に対応でき、しかも喰わせに長けていることから、この時期は外せません。例えば水面まで追ってくるけど水面を割らない時、瞬間的にダイブさせ思わず口をつかわせたり、水面直下を泳がせ、追ってきたら、ゆっくりマイラーを浮上させ水面で喰わすような芸当もできます。何よりマイラーを操ってバスを反応させる面白さは格別です。是非ともお試し下さい。
(写真:アイウェーバー、ベントミノーもワカサギパターンには欠かせません。)
早春トーナメント
3月9日(日)、友人と、いよいよ翌週に控えたRIVRE Bass Club Tournament 2014の開幕に向けプラクティスに行ってきました。
まずはプラクティスから・・・プラクティスは南湖南東部のスポーニングエリアを中心に、阿修羅O.S.P-RUDRA130SPでチェックしました。
水温は8度前後で、水深2.0m未満にある腐ったウィードが点在するエリアでの反応が良く、二人で6バイト獲ることができました。
試合当日水温が10度台にのればイージーに釣れるはず。
またテキサスリグなどでも反応が得られるのでは??と期待膨らませプラクティスを終えました。
3月16日(日) RIVRE Bass Club Tournament 2014第1戦朝イチ、マリーナの気温は0度。
3日前に降った大雨の影響を気にしながらスタート。
プラクティスで良かったスポーニングエリアに在る腐ったウィードの上を、阿修羅O.S.P-RUDRA130SPのトゥイッチ&ロングポーズで探りますが無反応・・・。
水温は8度から9度と期待に反しあまり上昇しておらず、プラクティスの時とは状況が一変。
そんな中、バックシートの吉田選手がドライブシュリンプ4.8inのドロップショットに2キロオーバーがヒット。
吉田選手はさらにもう1尾2キロオーバーを追加してトータル4,305g/2匹ウェイインし見事に準優勝!!
私はというと、プラクティスの良いイメージを引きずってしまい阿修羅O.S.P-RUDRA130SPで押し通し、何とか2尾1,975gをキャッチできました(苦笑)
大潮ということもありグイグイ攻めてやろうと気合入れ過ぎて空回りでした(笑)
結果は激タフだったようで半数以上がゼロ帰着の中、ラッキーで4位入賞!!
バックシートの吉田選手と共にお立ち台に立つことができましたーw
(写真:バックシート吉田選手4,305g、それとリザルドです)
まずは早春のレポートからUPさせて頂きます
今年は所用でFショーに行けませんでした・・・。何かと忙しくスロースタートな2014ですが、精力的にトーナメント活動をしていきたいと思っています。
良く釣っているハードルアーさてここ数年、サイズ問わず一番釣ったハードルアーは何だろう??と振り返ってみます。
ダントツにASURA O.S.P 925F この2色、アイスシャッドとRSピンククラウン。
ミノー、ジャークベイトというとサスペンドモデルがクローズアップされがちですが、実際サスペンドモデルの出番は1シーズンでみると早春を除けば意外に少なく、フローティングモデルの有効性を感じられているアングラーもたくさんおられると思います。
私もその一人で、琵琶湖の場合11月後半ぐらいまで十分有効です。
水質によるカラーセレクトは重要ですが、なぜか初夏はピンククラウン、秋はアイスシャッドが効果的です。
フローティングの良さを引き出すため、スプリットリングを極小サイズに交換、そして極小スナップで使用します。
ベイトキャストでの使用の場合、キャスティング時の飛距離に少々の問題有りですが、 浮き上がり速度の向上を目指したセッティングを追求すると致し方ない。
クイックな浮き上がりとキビキビしたハイピッチなアクションがキモです!
そして、タックルバランスがかなり重要であり、私の場合6フィートというショートレングスのロッドを使用します。
ASURA O.S.P 925Fの性格を最大限に生かすことができるロッド、STZ601MFB(ラプター)との組み合わせがベストセッティングです!
琵琶湖 BATNET2月23日(日)バットネット冬のオープン戦、題して「鬼師匠シリーズ」第2戦に出場しました。
朝イチ、マリーナは気温4度でしたが、日中はポカポカ陽気の予報だったので水温もグイグイ上がると予想!
結果から言うと2尾ウェイインでウエイトは3,600gくらいでした。
釣ったエリアは、南湖南東部にある浚渫の掘り残し(台地)の上で、水深が1.4m~1.8m、ブレイク下は5mぐらいあるところです。
台地の上はハードボトムと、そうで無い箇所には腐ったウィードが点在していて、そこにRUDRA130SP(テーブルロクレッド&サンセットタイガー)をテキサスリグをゆっくりとスイミングさせてくるようなロッドワークで、時折小さく小刻みにトゥイッチを入れ、ロングポーズ。
キモは強いジャークは一切せず、とにかく長くステイさせること。バイトはステイ時にコンッ!とあり、超キモチいいです(笑)。
朝は水温5.8度でしたが11時には8.3度になってました。春っぽいエリアで春っぽい釣りができました!
タックルデータ
ロッド:BLACK LABEL(FAST MOVING SERIES)FM661MLFB
リール:T3 1016H+SV SPOOL
ライン:モンスターブレイブ14lb.#3.5
竹内一浩氏より皆様へご挨拶
O.S.Pに強力な新たなフィールドスタッフが加わりました!!利根川をトーナメントフィールドとするTBCのClass-1選手竹内一浩氏より、皆様へご挨拶となります。
O.S.Pに強力な新たなフィールドスタッフが加わりましたここ近年で一躍注目を浴びるフィールドとなった利根川をホームフィールドとしTBCのClass-1で活躍中の竹内一浩氏が、新たにO.S.Pフィールドスタッフに加わりました!!
晩秋、利根川の魚がシャローからディープに落ちたか否かは竹内氏を見ていれば、、、と言われるほどシャローオンリーで攻め抜く自他ともに認める生粋のシャローマン。
釣りに対するひたむきな取り組み、そしてシャローを徹底的に攻め抜くという明快なスタイルは必見。
竹内氏より、皆様へご挨拶となります。
2005年 NBCチャプター北千葉年間6位 ※1戦欠場
2007年 TBC Regular部門 A.O.Y.獲得
2011年 TBC Class-1部門 年間5位
2012年 TBC Class-1部門 年間5位
竹内一浩氏より皆様へのご挨拶O.S.Pウェブサイトをご覧の皆様初めまして。
この度フィールドテスターを勤めさせて頂くことになりました竹内一浩と申します。
普段は東京の多摩地区で自営業を営んでおり、休日を利用してバスフィッシングを楽しんでいます。
波は有りましたがバスフィッシング歴は20年オーバー(汗)
トーナメント歴は今年で10年目になります。
友人に誘われて2005年にNBC北千葉チャプターに初参戦し、いきなり3位に入賞して「俺、上手いかも」と思ったのが勘違いの始まり。
2007年にフィールドを利根川に移しTBCレギュラー部門に参戦し、その年でA.O.Y.を獲得して勘違いが加速。
調子にのって2008年よりTBCクラス-1に参戦し2011年、2012年に年間5位で終え、現在に至ります。
という事でメインフィールドは利根川水系全般。
フィッシングスタイルは水系の特性とせっかちな性格があいまってシャロー一辺倒。
撃ったり巻いたり早い釣りがメインで、待つのは苦手です。
トーナメントも初参戦からベイトタックルオンリー、ランディングネット無しのストロングスタイルで通しています。
今までもO.S.Pルアーを愛用してきましたが、使い切れていなかったのも事実です。
これを機会に勉強しつつ皆様に有用かつ旬な情報をお伝え出来ればと思っております。
春の南紀リザーバー攻略鉄板のルアーがあります
バスもアングラーも動き始める時期ですね。人間が感じる以上に、バスという自然は春を感じていち早く動き出します。
いよいよ本格的な春到来!今年を例に挙げれば、和歌山紀南地方では2月のはじめに南風を伴った温かい雨が降り、それまで最低だった水温が上昇に転じて、合川&七川の両ダムではバスが一気にシャローに差してきました。
一度春を意識したバスはその後の寒の戻りで雪が降ろうとももはや冬の状態に戻る事はなく、厳しい環境下をじっと耐えながら過ごしているのです。
春の嵐と寒の戻りを繰り返しながら季節は移行していく為、この時期は寒暖の差が激しくバスの状態も日替わり、、、。追いかけるのは非常に困難を極めます。
今回はそんな気難しい春の南紀リザーバーを阿修羅&ルドラとパワーダンクで攻略してみました。
春はサスペンドミノーとよく言われますが、私の場合は厳冬期からの流れそのままにサスペンドミノーをキャストする事になります。
最も出番が多いのは阿修羅spec2としてルドラspec2。
厳冬期にはビッグフィッシュ狙いの要素が強い釣りですが、春の嵐の後になると、冬の間反応のあったディープとコンタクトするエリアやスポットからレギュラーサイズが釣れるようになってきます。
冬の終わりを感じる瞬間ですね。
こうなると阿修羅やルドラで狙うべきなのは、冬の間もシャローで頑張り、イチ早くフィーディングに入ったビッグフィッシュ!
フィーディングフラットに絡んだ縦ストラクチャーやワンドの岬等、比較的目にする大きな変化にどんどんルアーを通していきます。
厳冬期のようにルアーの操作に神経を尖らせる必要はないでしょう。
というのも阿修羅spec2やルドラspec2に関しては、固定重心によって安定性が特筆しているからです。
多少操作が雑になろうとも動きの質が壊れる事がなく強すぎず弱すぎない、バスを釣る為に必要な動きを誰でも簡単に表現できるのです。
一件何もないようなフラットの沖、ルアーを信じて投げ続けていると、突如として真っ黒な魚体が飛び出しルアーをさらって行く豪快なシーン!トリハダ間違いなしですよ!
次に、春と言ってもまだまだ寒い日が続き、一度シャローに差したバスも真冬の様相で過ごさなければなりません。
真冬のようにディープに落ちず、シャローや一段下のカバーに身を寄せてじっと我慢して過ごしているのです。
このような状態のバスでは先述の阿修羅やルドラになかなか飛び出してくれないケースも多いため、「よりバスの近くにルアーを送り込んでバスが動く距離を縮めてやろう」というアプローチが、パワーダンクSPによるポンプリトリーブになります。
バスという魚の捕食形態は基本的に待ち伏せ型のため、寒くてバスがカバーに付いているのを逆手に取り、口を使わずにいられない状況を作り出してやるのです。
スローなポンプリトリーブ等のストップ&ゴーで、ボトム付近を舐めるようにヨタヨタと泳ぐベイトフィッシュや、風に流される無警戒なベイトフィッシュを演出してやります。
ボディサイズに匹敵する大きなリップによる優れた根掛り回避性能で、カバーに対してよりタイトにトレースでき、そしてこの時期の強い北風にも負けない圧倒的なキャスタビリティを兼ね備えたパワーダンクは、この釣りに最適なルアーとなります。
またもや阿修羅&ルドラSPEC2とパワーダンク・・・過去のレポート振り返って頂くと更に分かると思いますが、もはや釣れるのが当たり前の冬~早春の定番ですね。
厳冬期は阿修羅スペック2ジャークベイトにおける正解は何でしょうか?低水温期にこそ高頻度で用いるのがサスペンドジャークベイト一つアドバイスをするなら、バスの状況に応じて最適のルアーを投入するタイミングです。
「シチュエーションベイト」という言葉が示すように、ハードベイトは特にその色合いの濃い釣りで、ほんの僅かな状況の違いでバスの反応は雲泥の差になります。
一過性の釣りではなく、パターンを何年にも亘って再現し続ける事がバス釣りには最も大切なのです。
10年前の私も同じ事を思っていましたが、この先10年、同じ釣りでバスを釣る事ができると確信しています。
ではまた、今回はこの辺で失礼します。
早春の霞ヶ浦
3月13日春の嵐が吹き荒れる中、まるまる一日霞ヶ浦でオカッパリしました・・・。
早春の霞ヶ浦釣行今年はなかなか霞ヶ浦のバスが釣れないでいましたが、やっと釣れました!
釣ったルアーは、ハイピッチャー3/8oz.CBパールシャッドTWにドライブスティック3.5インチのカラーはハスでした。
さらに怪しいバイトがいくつかありましたね。
これらはバスかどうかわかりませんが、魚達がそわそわしている気がしました。
カラーをチャートからホワイト系に変えた途端にバイトが出だしたので、色は関係あったと思います。
この日はワームもかなり試しましたがアタリはなく、ハードルアーのみアタリが出たので、やはり早春は一定速度の横動きが効く気がしました。
今日は特に荒れていたのでハイピッチャーが良かったと思います。
続いて3月16日、この日は暖かくてよい天気だったものの、なかなかバイトがありませんでした。
ハードルアーではバイトがないので、この時期の必殺技であるマイラーミノージグヘッドで、障害物回りをタイトに攻めていると二ゴイやキャットなどが次々と釣れて来ました。
そして待望のバスもヒット!!
かなり浅いところで、ハードルアーで流して終わらせてしまいがちなところを丁寧に攻めた結果でした。
さらに翌日の17日はガイドでした。
シャローを中心に攻めたところ、お客様のハイピッチャーにナイスバスがヒットしました。
トレーラーにドライブスティックを付けていますが、テールのプルプルと動く感じが秀逸ですね!やはり一定速度の横動きが春にはいいようです。
そして3月30日、またしても春の嵐が吹き荒れる中、霞ヶ浦でオカッパリしました。
そして待望の50cmをキャッチしました。
ルアーはハイピッチャー1/2oz.スパークホワイトチャートにドライブスティック3インチのカラーはワカサギでした。
横浜でのセミナーで話した、早春は風下で一定速度の横動きをさせる・・・
このテクニックはボートよりもオカッパリだからこそ有利に出来るスピナーベイトテクです。
この技をさらに補完するハイピッチャーMAXを速く使いたいですね。
いよいよ霞ヶ浦本湖のバス達も動き出しましたね。次の釣行でもさらにアジャストさせて行きたいと思います。
4~5月のガイドを募集しています。
KFG霞ヶ浦フィッシングガイド
北山利通氏より皆様へご挨拶
O.S.Pに強力な新たなフィールドスタッフが加わりました!!琵琶湖を中心に活動中の北山利通氏より皆様へご挨拶となります。
O.S.Pに強力な新たなフィールドスタッフが加わりました新たに加わったのは、過去O.S.Pのホームページ内のグッジョブコーナーにも度々登場されている北山利通氏。
琵琶湖を拠点に活動し、豊富なキャリアと的確な判断力・知識のみならず、多数の実績を備えたマルチアングラーです。
今後琵琶湖を中心にした旬な情報や、昔ながらの今でも最前線で使われているテクニックなど幅広いネタで、O.S.Pとともに盛り上げてまいります。
北山氏より皆様へご挨拶となります。
【北山氏戦歴】
2005年 ビワコオープン 年間成績1位 A.O.Y獲得
2006年 RIVRECLUBトーナメント クラシック2位
2007年 ビワコオープン 年間成績9位
2007年 RIVRECLUBトーナメント クラシック優勝
2007年 RIVRECLUBトーナメント 年間3位
2008年 RIVRECLUBトーナメント 年間2位
2010年 RIVRECLUBトーナメント 年間2位
2012年 ビワコオープン 年間成績4位
2012年 RIVRECLUBトーナメント 年間2位
2013年 RIVRECLUBトーナメント 年間成績1位 A.O.Y獲得
2013年 琵琶湖プレミアム クラシック優勝
北山利通氏より皆様へご挨拶2014年よりO.S.Pプロスタッフの一員になりました、西のTOSHI??こと北山利通と申します。
並木社長からO.S.Pの歴史や「10年スタンダード」を理念とし取り組んで来られたさまざまな課題と実績、そして成果についてお伺いし、O.S.Pの素晴しさを改めて知ることができました。
そして、その一員となれたことに身の引き締まるような思いがいたしております。
一言抱負を述べさせて頂きます。
小学3年生よりバスフィッシングを始め、琵琶湖を中心にオカッパリからボートフィッシングと幅広く活動してまいりました。
現在は年間10戦以上トーナメントに参戦、精力的にトーナメント活動をしております。
特にウィードエリアでのテキサスリグとディープエリアでの釣りを得意としています。
O.S.PWEBサイトをご覧の皆さまには、そんな僕の知識やテクニックをドンドンと発信していくとともに、常に向上心を持ってバスフィッシングに取り組んで参りたいと思います。
ホント厳しかった1月2月もようやく終わり、、、、
いよいよ待ちに待った春がやってきますね!なんだかんだ言ってもやっぱりシャローを狙う釣りは楽しくこの早春と言われる季節は心も体もウキウキして釣果は別として一番好き・・・かな?さて、そんな厳しい冬を振り返りますとやっぱり定番のシャッドとスモラバに頼る展開が多かったですね!
今年の初釣りは1月3日に印旛沼水系をオカッパリ目ぼしいエリアを点々と回り、お昼頃に鹿島川のアウトベンドになっている深みのエリアに入りました。
厳寒期と言うことで、ノーマルのダンクやハイカットでもボトムタッチが可能な水深2mほどではありますが、できるだけ長くボトム付近をくまなく探りたかったのでオーバーレンジのパワーダンク57Fをセレクトしてみました。
着水点の程近くからボトムを軽くタッチさせる位のスローリトリーブで足下のブレイクをかけ上がる、を繰返して行くとちょうどブレイクの落ち際で押さえ込まれるようなバイトでキャッチした初バスは50まであと僅の49cmでした!
急激な壁状のブレイクをかけ上がってくる時、ルアーのバランスは極限状態に近くフックがラインに絡んでしまったり重心がズレて泳がなくなったりする事が多いのですがトラブルなく手元までしっかり泳いで帰ってくる、最後の最後までバイトチャンスを逃さないパワーダンクは凄いの一言!
ロングリップの恩恵によりかなりの確率で障害物をかわすので少し恐い場所でもダイレクトに狙っていける事は大きな大きなアドバンテージです。
(写真:今年の初バスはパワーダンクFでの49cm!!)
厳寒期であっても時としてカバーの釣りがハマる事もあるわけですが、そんなカバーへのアプローチはやっぱりシンクロが強いです。
バスの目の前にルアーがきた時に一口サイズのシンクロはバスからしてみれば容易に補食できるベイト!
ドライブシュリンプ3インチとの相性も抜群で3段階にカットされたシリコンラバーの一番長い部分とドラシュリの扁平テールが同調し良い感じです。
アクション方法はカバー内でバスの体高分ルアーを浮かせた状態でステイが基本になります。
ドラシュリのテールやシンクロのスカートは止めていても僅かな水流などで動いているので暫くしてバイトが出なければ軽くシェイクを一度入れ再び待つ!
これの繰返しで後は見切りのタイミングだけです。
更にシビアな状況ではマイラミノーやドラステ3をトレーラーに皆さんご存じ川村光太郎くんのマイクロピッチで更に焦らして喰わせる!
ここまでしてバイトがなければ今は居ないと見切る事ができます。
垂直に垂れるラインはステルス性が抜群でシンクロ+ドラシュリ3・ドラステ3・マイラミノー3.5による水平な水中姿勢は、まんまベイトフィッシュのシルエットを演出できるのでバスに違和感を感じさせないのがバイトに繋がっているんでしょうね!
あとは印旛沼水系にも多く存在する小規模な水路!
全体的にかなり浅くシヤッドを引っ張るにしてもすぐにボトムについてしまい効率よく攻めきれない場面でこの冬活躍したのがドライブスティック3インチのダウンショットリグ!
20cm程度のリーダーに3g位のシンカー、フックは今のところマス針を使用してます。
このリグで使うキモはフィネスなアプローチでスローに狙うのではなく少しの間を入れながらの連続ショートトゥイッチでシャッドやジャークベイトを操るように使う事!
高比重で自発的なアクションが新3インチでも引き継がれトゥイッチを入れた際は不規則なダートアクションを生み、少し間を入れることにより特徴であるロールフォールでバイトに持ち込むイメージです。
攻め方の限られてしまう全体が浅い水路や野池などで活躍すると思いますよ!
ただしハイカットや阿修羅と違いフックの数からもしっかり食ってくれないとフッキングに持ち込めませんので反射的に喰わせる事を最も意識して使うことが大切です。
湾奥のシーバスゲームそれと1月2月は、湾奥シーバスゲームにとっても非常に厳しいシーズンで、僕の通う湾奥の更に河川の中流域などはベイトも乏しくなり多方産卵などで海に出ていってしまうので、数少ない居残り組を狙う訳です。
この頃になるとバチが抜け始めたり小さいアミなどを捕食していることが多いと聞きます。
こういったベイトに依存している事も考えられますが、もしシーバスの射程にベイトフィッシュが入ればむしろバチやアミよりベイトフィッシュの方がより本能を刺激しミノーに軍配が上がるのではないか??
そんな思考で真冬の川にトライした結果、案の定ルドラ130Fが大活躍でした。
干満で流れが走っている条件で、キャスト後はラインをロックしテンションドリフトで明暗部を狙いあえてリールは巻かずに流れを利用し扇状の弧を描きながら岸際に寄るようにアプローチ。
岸と平行になったら極ゆっくりとスローリトリーブ、もしくはたまにポーズを入れながらじっくりと明暗部を手前から奥まで一通り探って行く実にスローな釣です。
しかし、流れによってルドラは激しくアクションし移動距離は少なくしかもフローティングモデルなので水面直下で長くアピールさせることで低活性のシーバスを焦らすように水面付近まで誘うのがキモでした。
極寒中のスローな釣りは心が折れそうになることもしばしば、でも結果が出ればゴールドに輝く目、きれいなシルバーボディーがそれ以上の癒しを与えてくれました。
私とバスワールド
もうご存知の方もいるかと思いますが、バスワールドが休刊となります。
バスワールドの最後の実釣取材バスワールドとはまだ大学生だった頃に初めて取材してもらってからのお付き合いで、取材を通して様々なフィールドで経験を積ませてもらいました。
また、付録DVDにイヨケンと一緒に出演したロケも思い出深く、見てくれた人にバスフィッシングの楽しさが伝わる内容だったと思います。
昨年末、編集長とイヨケンと一緒に食事をしたときに「また来年もやりたいね~」と話をしていた数日後の、休刊の決定でした。
致し方のない決定であったと察しますが、心情は残念の一言です。
それからさらに数日後、バスワールドから実釣取材の依頼をいただきました。
真冬ということで、比較的釣れやすいロケ地の提案もありましたが、自分にとって最後のバスワールド取材・・・ならばより多くの読者に共感してもらえるメジャーフィールドでやりたい。
「絶対に何とかしますから」と、霞水系でお願いしました。
とはいっても、本当に難しくなった真冬の霞水系。2日間、目一杯の集中力でやりきってバイトは3回のみ。
スモラバで丹念に探るも無反応なメジャーストレッチで、マイラーミノー2.5インチまでフィネス化してようやくグッドサイズを掛けるも、慎重になり過ぎてドラグを緩めた直後に草の中に潜られ、バーブレスフックがポロリ・・・。
一瞬の判断ミス・・・この時は心が折れかけましたが「後悔しないためには獲り返すしかない」と、気合を入れ直し、その気持ちに48.5cmのビッグバスが応えてくれました。
今回がまさにそうだったのですが、スモラバで反応が得られないときにはマイラーミノーのジグヘッドリグを選びます。
スモラバ同様に中層を水平姿勢で誘えつつ、ステイする小魚そっくりな動きとフラッシングに食ってくるバスがいます。
今回食わせたカラーはマイフェイバリットの「ギンモロコ」と、3月上旬のリリースとなる新色「アユフラッシュ」でした。
紙面の内容も、厳しい状況下で釣るための工夫を紹介しています。
まだ秘密にしておきたかったネタも出しました。今月末売りのバスワールド、ぜひ見てください!
あと、ロッド&リールの弟子入り企画も面白いですよ!なんたって僕自身、本当に目からウロコの連続でしたから。
さて、2月も後半に入り「春」というワードが飛び交う頃合になってきました。
釣りにおいても、これからは真冬の考えから少しずつ脱し、春の始まりを伺いながらの展開になります。
とはいっても、もうしばらくは冬の気配が濃厚ですが、シャローでドカンとデカバスが出る可能性が増してきます。
こういったバスを狙って仕留めるなら、ラバージグや大きめのワームといったボリュームベイトは欠かせません。
ハードルアーも、シャッドばかり投げていた真冬と違って、スピナーベイトやチャター系、クランクベイトやジャークベイトといった具合でバリエーションに富んできます。
また、高滝湖のようなワカサギレイクも熱くなってきますね。
水温一ケタ台だって、ベントミノーやマイラーミノーの水面ピクピクといった、トップウォーターが有効になる場面が出てきます。
もちろん、シャッドやジグヘッドリグなどでボトムを探るほうが良い場合もあれば、荒れればビッグミノーのルドラが火を噴く可能性もある!
ハマるルアーは状況次第ですが、何にせよ、バスが越冬モードから動き出し、捕食への意欲が高まってくることは間違いありません。
ちなみに、個人的な昨年春のMVPはハイピッチャーで、プリスポーンのグッドサイズ狙いにハマってくれました。
次点にドライブクローラーのスナッグレスネコリグで、こちらはブッシュや杭といったピンスポットでの食わせに。
春らしいデカバスを釣りたければ、今からフィールドに通うべし!ですね。
そして、釣りたいけれど、早春に苦手意識があるという方には、DVD『陸魂3』をぜひ見て欲しい!
プリスポーンバスの探し方から仕留めるまでのプロセスのすべて収録されています。
(川村光大郎の春攻略に焦点を絞った「陸魂3」。実際ロケ中では・・・。)
イベント情報 最後にイベント情報です。大阪フィッシングショーにルアーフェスタ福岡で、トークショーに集まってくださった皆様、声をかけてくれた皆様、ありがとうございました!
次のイベントは3月7~8日に
『ザ・キープキャスト』が、ポートメッセなごや第3展示館で開催されます。
バスアングラーにとってたまらなく濃密なこのイベント、ダイワブーズでお待ちしております!
(昨年春、ドライブクローラーのスナッグレスネコに食ってきたプリスポーン55cm)
真冬の旧吉野川、突破口は「ドライブクローラー」です
この冬は各地で記録的な積雪が交通機関に影響を与えています。私も帰省時に影響を受けた一人・・・
記録的な積雪北海道でウンザリするほど見た雪を、地元徳島や岡山で見るとは思ってませんでしたよ・・・
こちら(北海道)での釣りは毎回吹雪で、釣りになりません・・・。
気温がマイナス二桁でも心折れず行っていますが、厳しい修行になってます(笑)
さて今回は、年末の徳島帰省時に活躍してくれたドライブクローラー、そして厳寒期におけるフィネスフィッシングについて。
合わせて年始に旧吉野川で開催された「Sカップ」での戦略をレポートしたいと思います。
この時期、アプローチで特に注意を払いたいことまずは年末の帰省時に旧吉にボートを浮かべましたが1本良いサイズを釣っただけで、聞いていた通りのデスリバーでした。
他にもバイトはありましたが「レンジや釣り方自体合っていないな」と感じました。
水温は7度くらいで低くはなかったですが、泥っぽいわずかな濁りが気になった感じで釣り納めを迎えてしまいました・・・。
年が明けた2日に再びボートで旧吉に浮かびました。
この日は丁寧に攻めたいと思い、前回は用意していなかったライトリグタックルを準備しての釣行。
次の日に香川O.S.Pプロスタッフ坂本洋司さん主催の大会が控えていましたが、バイトがあればすべてフックアップするつもりで挑みました。
朝は色々なルアーで攻めましたがバイトはなく、核心のあるエリアにはドライブクローラー5.5インチの0.9gか1.3gのジグヘッドワッキーのみで攻めてみました。
この時期に特に気をつけているのが「ラインの存在」です。
クリアウォーターでバスが目の前のラインの存在に気がつき、嫌がって喰わないシーンを皆さんも体験したことがあるはずです。
とくに水温が下がるほど水質がクリアになるので、バーチカルにピンスポットを攻める時やラインを寝かせて良くないリグを除いては、ラインを極力寝させるように意識しています。
そのプレッシャーを少しでも防ぐ為に、キャスト後に超細かいボトムシェイクと、やはり超がつくほど移動距離を抑えたズル引きを数回繰り返すと、水より比重のあるフロロカーボンラインは、ボトムにベタッと寝た状態になります。
特にルアーに近い部分はもっともラインが寝た状態になるので、その存在感を一番消した状態になります。
この時注意したいのが「ラインを極力張らない」事と、「絶対にスタックしないウエイトとリグにする」事です。
張りすぎるとラインは浮いてしまいますし、重すぎるウェイトだと、ラインが寝た状態でズル引きした時にスタックしてポイントを潰してしまいます。
目安ですが、「軽く動かした時に転がるくらいのウェイト」にしてやるといいかと思います。釣れないから軽い0.9gとかのウェイトにしているのではないんです。
ちゃんとした考えがあってのセッティングが釣果を左右します。ワームに関してはドライブクローラー5.5インチを使用しました。
厳寒期にしては大きめなセレクトだと、大会後かなりの人に言われましたが極力アピール力のある大きさでバスに見つけさせたいのと、ドライブクローラーは両端が太くなっている為、細かいシェイクでも移動距離を抑えて良く動いてくれます。
つまり良く動くワームをラインの存在を極力消し、ある程度アピール力のあるワームサイズで魚に気付かせて細かなシェイクで喰わせる!
長い話でしたがそれだけなんですよ。ちなみに光大郎君のマイクロピッチシェイクは、バスにラインを見せない究極の中層技。
あんな高速シェイクは彼にしか出来ないでしょうが、イメージはあのボトムバージョンだと思えばイメージしやすいでしょう!
そういった考えで攻めると1,250gのいいサイズが喰ってきました。
やっぱりちゃんと攻めると釣れるんだと、この1本で完全に見極めれました。その後に1,900g、850gを仕留め、早上がりしました。
旧吉野川でのSカップそして大会当日の3日ですが1月1日には戦略が決まっていました。それは1月1日に3日の天気図を確認していて四国は高気圧のど真ん中。
一番最悪な天気・・・ただでさえクリアで難しいコンディションなのに、ピーカン無風・・・。
そうなるとプラス要素が絶対必要になると思っていたので、シェードをキーとし夜中にかなり減水させていたことも考慮し、
「シェード+反転流」
「シェード+ボトムのストラクチャー」
この複合エリアをピン打ちをする戦略で挑みました。正直シェードは時間で場所や形が変わりますので、スタート後はノープラン(笑)
空いていれば釣る!そんな感じでスタート後2時間でリミットメイク!
結果は3本3,900gで優勝!ドライブクローラーは1,570gの大会最大のバスをもたらしてくれました。
思い通りに動き自発的にもしっかり動く!厳寒期でも釣れるワームであれば、ハイシーズンはもっと釣れる!
自分にとってはオカッパリ、ボートと本当に欠かせないワームです。とくに、これからのスポーニングシーズンは間違いなくヤバいでしょ!!
そういえば5.5インチのエコモデルがいいタイミングで発売になりました。トーナメントでもいい仕事するでしょうね!
(写真:ドライブクローラーのみならず、ドライブスティックのジグヘッドでも。)
O.S.Pフィッシングショー
2月になると釣り業界はフィッシングショー一色になりますね。フィッシングショー大阪2014をスタートに、福岡、群馬、名古屋、横浜と全国各地で行われます。※他にもあるかもw各メーカーNEWアイテムを展示しておりますが、O.S.Pも負けず劣らずの新製品がたらふくあるのですよ!!そんなO.S.Pが誇る「2月上旬発売」もしくは「今季」の新製品をご紹介いたしますm(__)m
今期はプロスタッフ監修のオリカラも登場!O.S.Pが誇る優秀なプロスタッフが、そのフィールドと使い方にマッチしたカラーを作り上げました。さらに、新型ハイピッチャーも開発終盤です!
・阿修羅スペック2☆オリキンオリカラー☆
ワカサギレイクのスーパーアングラー『オリキン』が監修したスペシャルカラーです。全3色展開なのですが、その全てがワカサギ絡みです!使い分けにも相当な拘りと、凄いパターンがありそうですねw
・ルドラ☆森田カラー☆
琵琶湖プロガイドの森田哲広さんが監修したスペシャルカラーです。日本一ルドラで釣っている男の選んだカラー!間違いなく買いでしょw琵琶湖釣行の際は欠かせないアイテムになりそうです。
(写真:左がアシュラスペック2、右がルドラSP)
・ハイピッチャーマックス(プロト)初夏発売予定
私が出ている「ハイピッチャーのO.S.P動画」にもチョロ出ししてますが、ハイッピッチャーよりワンサイズ大きなスピナーベイトです。
ワンサイズ大きくなったことによるメリットは意外なほど多く、よりバランス良く泳ぎを保てる。大きなフックを装備できる。ごくごく自然にハイアピールを演出できる。等々・・・痒い部分に手が届いたハイピッチャーになる予定です。
ソフトルアー群も追加アイテムが続々と出てます。
・ドライブスティック3インチ
こりゃ反則でしょw小ぶりなベイトが多いフィールドでは無敵でしょうね。檜原湖のスモールマウスにも強烈に効きそうです。
・ドライブクローラー3.5&4.5&5.5&6.5 NEWCOLOR
「自発的クロールアクション」のドライブクローラーシリーズに新色が加わりました。動き良し、使い勝手良しのドライブクローラー。充実のサイズ&カラー展開で、全てのフィールドに完全対応!貴方のフィールドではどのドライブクローラー!?
・ドライブクローラー5.5インチECO
ドライブクローラーECOモデルに5.5インチが加わりました。エコトーナメント時、リミット後のサイズアップや一発狙い!バスが大き目なフィールドでも効果的ですね。
・ドライブクロー2インチECO
ドライブクロー2インチECOに新色が加わりました。モエビパターン最強伝説のはじまりですなwカスミ水系はブルーのフレークってやたら効くんだよね!
・ドライブシュリンプ3インチECO
ドライブシュリンプ3インチECOに新色が加わりました。シュリンプなのにアメザリですかwwwまさにチビザリの腹がザワザワしてる感じですね!
(写真上:スピニングタックルによるフィネスゲームでベストなサイズ感の3インチ)
(写真下:ドライブクローラーの新色です!)
そうそうエコトーナメントと言えばJBNBCトーナメンターの方に朗報でぇす!お待たせ致しました、ついにO.S.PがJB.NBCの2014年オフィシャルスポンサーに加わりました!
O.S.Pキャップにフーデットパーカー、ネックゲーター等々、O.S.Pブランドのウエアを着ての参戦がOKになりました^^
※詳しくはNBC出版局発行の「トーナメントブック2014」をご確認頂けますようお願い申し上げます。
以上、2014O.S.Pフィッシングショーでしたが、ワクワクしちゃうでしょ!?フィッシングショーにこそブースは出しませんが、その分O.S.Pスタッフ全員がルアー開発に頑張ってますよ!
ここには出てませんが、まだまだ色んなルアーを開発中です。今年も『O.S.Pルアー』が楽しみですね^^
(写真:季節も2月半ばですが、もうそろそろこの釣り・・・フラットサイドクランクHPFも。)
真冬の山中湖
こんにちは、山中湖の川上です。ぐっと寒くなった今日この頃ですが、温かい日は春の陽気を感じるようになり、春の訪れを待ち遠しく思います。
冬真っただ中の山中湖私の通う山中湖は冬真っただ中。
湖の一部は氷が張り、1月の末にはワカサギの氷上での穴釣りが解禁されました。
バス釣りはと言うとそんな湖の状況から完全にシーズンオフで、私も現在はボートや道具のメンテナンス、消耗品の補給やルアーいじりを行いシーズン開幕に向け準備をしています。
今回は、昨シーズンのトーナメントで有効だったパターンを紹介します。本格的なシーズンに向け準備の参考にして頂ければと思います。
山中湖のパターン分析
昨シーズン、山中湖では合計11回のJB・NBCトーナメントが開催されました。
しかし私は仕事の都合でアメリカへ渡米しており、シーズンの前半を欠場し、僅か6戦しか参戦出来ませんでした。
アメリカでも当然バス釣りをしましたが、春先に阿修羅SPやベントミノーで『ボコボコ』なんて事もあり、意外に楽しいアメリカ生活でした。
一方、山中湖でのトーナメントですが、僅か6戦の参戦となり正直不完全燃焼ですが、結果としてはO.S.Pルアーの活躍によJB山中湖で1度の優勝とNBC山中湖チャプターでの1度の入賞とまずまずの結果となりました。
まずは6月初旬の開催となった、NBC山中湖チャプター第2戦です。
この試合はアメリカより帰国した翌週に開催され、正直レイクコンディションも分からず思い当たるタックルを車に詰め込み、準備不足での参戦となりました。
例年ですとこの時期は、第一陣でスポーニングを終え、ミドルレンジでベイトフィッシュを追うアフター回復系が良くなる時期ですが、前日のプラクティスではノー感じでした。
しかしシャローレンジには予想に反し、大型のバスの姿を確認する事が出来た為試合ではシャローを中心に試合を組み立てる事にしました。
試合当日も前日確認しておいたポイント付近では、ビッグバスの姿が確認出来ます。
ファーストアプローチはソフトベイト、興味は示すもバイトには至らず時間だけが経過します。
ルアーをルドラスペック2(スローシンキングチューン)にチェンジ、余計なプレッシャーを避ける為、距離を取りオフサイトでアプローチ。
バスのポジションより先にキャストし静かに着水させ、軽くジャークを入れた後ロングポーズを入れバスにルアーを見つけさせます。
ルアーの周辺で『ギラッ!』と魚体が光りバスがバイト、スポーニング末期~アフター直後となる難しい時期ですが、ソフトベイトではバイトまで持ち込めないバスをルドラで仕留め、復帰後の試合を5位に入賞する事が出来ました。
きっと、ソフトベイトではキャッチ出来なかったバスだと思います。
この試合のキモとしては、プレッシャーの掛かる試合ではついソフトベイトに頼りがちで、更に反応が悪いとソフトベイトのサイズを小さくしたりし嫌がるルアーでしつこく攻め、バスに余計なプレッシャーを与える事があります。
バスの状況を見極め、時にはルドラの様な大型ルアーによるリアクションが有効な時がありますので、ルアーローテーションの参考にして頂ければ良いと思います。
(写真:当日活躍したルドラスペック2)
次にその2週間後に開催されたJB山中湖第3戦です。
この試合は04シンクロとドライブクローラー4.5inの活躍で優勝する事が出来ました。
湖の状況はスポーニングも終わり、スポーニング直後~回復系のさまざまな個体が混在していました。
タフな状況は変わらず、試合当日も1本の魚を手にする事も困難な状況でした。
また試合直前には放流があり、放流地点となった周辺では700g前後の放流魚がキャッチ出来る状況でした。
その為試合ではまずは放流でベースを作り、キッカー勝負に行く事としました。
他選手も同じ事を考えている様で、試合当日の放流地点は大船団です。
ポイントは水深3mにあるウィードパッチで数艇のボートとの接近戦です。
使うルアーはプレッシャーにめっぽう強い、ジグ04シンクロ(1.8gGPブルーフレーク)+ストレート系トレーラーをセットします。
アクションはフォールのみで、ウィードの上に乗せるor穴に落とすイメージで送り込みます。
すると着底直後にバイトが出ます。(前日のプラクティスで確認しておきました。)
04シンクロは、フォール時もショートスカートから発生する微振動でバスを引き付け、着底後も派手にロッドアクションを加えなくても、ロングスカートが湖流や僅かなラインテンションでアクションする為、バスにナチュラルな動きでアピールする事が出来ます。
他選手はダウンショットやジグヘッドで、湖底を"ズリズリ"やってますが反応がない様で、私は上記のアプローチで開始早々に2本のバスをキャッチしウエイトは1,500g程度になりました。
その後反応がない為、キッカー戦略に切り替え、岬形状にベイトフィッシュが絡む2~3mラインをドライブクローラー4.5in(ライトグリパンブルー&ペッパー)1/32oz.ネコリグで攻めます。
着底後、ややスイミング気味にロッドアクションを入れます、すると1投目からバイト!キッカーとなる50UPをキャッチする事が出来ました。
ドライブクローラーは同タイプのルアーと比べ、スイミング時で使用する時も、クネクネとしたアクションやバイブレーションが出易く、誰でも使いやすいルアーです。
この試合では、04シンクロやドライブクローラーのルアーが持つ独特なアクションがバッチリハマり優勝を手にする事が出来ました。
(写真:ドライブクローラーで仕留めた50UP)
今回は、昨年のトーナメントを振り返りましたが、本格シーズンを前に準備の参考にして頂ければと思います。
シーズン間近になると欲しいルアーやカラーが手に入らないなんて事もありますので、準備はお早めに!
厳冬期は阿修羅スペック2
2014年もいよいよスタートです!O.S.Pファンはじめバス釣りが大好きな皆様、今年もよろしくお願いします。
厳冬期のど真ん中、何よりも大事なこと・・・・皆様は年明けからいい釣りが出来ていますでしょうか? 初バスがまだの方も多いかもしれませんが、1本のバスがこれ程までに嬉しいものなのか?
そう感じる事のできるのが厳冬期の釣りで、1本のクオリティフィッシュを手にする事で、これから先のハイシーズンに向けての心構えが出来るというものです。
厳冬期のど真ん中と言えば、1年の正念場。
「正解」を一日中やり通せる集中力が何よりも大切で、その為には「自分の釣りは正しい」と、信じ続ける事が出来ないと全てが台無しなのです。
前置きが長くなりましたが、今回のレポートでは厳冬期における正解の一つである「阿修羅スペック2」とはいかなるルアーであるかの解説をしたいと思います。
厳冬期の釣りといえばディープの釣りを想像しがちですが、条件の良いシャローレンジや一段下に居残るバスの数もそれなりに居る状況です。
その中でも阿修羅スペック2で狙うべきバスは、障害物に身を潜めて、獲物が通るのを待ち構えている状態のバスになります。
低水温であまり動きたくないのでしょう。
バス自身が捕食したいと感じるスポットに、ルアーが「ポン」と乗った瞬間にだけ狂ったように大きな口を開けてルアーをさらっていきます。
裏を返せばそのスポットから僅かに外れただけで、ミスバイトやチェイスのみに終わってしまったり、最悪反応すらしない事になります。
バスが「ここ」と決めたスポット、即ちプロダクティブゾーンという事になりますが、このプロダクティブゾーンが著しく狭いのがこの時期なのです。
日頃からバスに対してどれだけ丁寧にアプローチしているかどうか、自身に問いかけてみてください。
厳冬期にバスからの反応をとれるようになると、ハイシーズンにおいても自然とタイトなアプローチが身に付いていて、バスと出会う可能性が大きく高まっている事でしょう。
話が逸れてしまいましたが、厳冬期の釣りで何よりも重要なのは「アプローチ」という事になります。
そして、バスに対するアプローチにおいて、ルアーのコントロール性が抜群に優れているのが阿修羅スペック2なのです。
固定重心なので、着水直後からの泳ぎ出しが早く、トゥイッチ&ジャークをすれば、アングラーの意図した通りにロールを伴った小さな首振り。
こうした基本的、かつお手本のようなアクションを持つルアーこそ、本来通したいスポットに寸分の狂いもなく送り込める性能を持ったジャークベイトなのです。
どこに飛んでいくか分からない、大きく激しいダートを謳い文句にするようなジャークベイトでは厳冬期のバスに対してアプローチが著しく困難となり、自ずとしてバイトを遠ざける結果となってしまうのです。
厳冬期のバスに対しては、釣るために必要な最小限のアプローチ、アピール力が必要でそれを表現できる限られたジャークベイトこそが阿修羅スペック2なのです。
使い方のコツは「ビシ!バシ!」と強くジャークする必要はなく、ラインを優しく張る程度に抑えます。
ルアーが「ブルブル」と軽く震える程度でも問題ありません。
慣れるまでは4~5lb.ラインのライトライン、5.8~6フィートクラスのスピニングタックルで扱うと、よりコントロール性を高める事が出来るはずです。
参考までに、私は58Lのベイトタックルに、6~8lbラインで使う事が多いです。同様の性能は、同じく固定重心のハイカットシリーズやルドラスペック2にも見られます。
状況に応じて使い分け、反応の良い物を使っていくといいでしょう。
皆さんにより良いお話が出来るよう、今年も頑張って楽しみたいと思います。
フィールドへこつこつと通う理由・・・
ご無沙汰してます、斉藤です。最近寒い日が続いてますが釣りに行ってますか??自分はちょこちょこと行ってます。が、未だに初バスは。。。。。
寒い冬ですが・・・寒い日が続いておりますね!バスもまだ手にできておりません・・・。ですが、この時期にもフィールドに足を運ぶのには訳があります。
その訳とは、特に自分の場合は試合で使う『場所』に対してより良いルアーは何なのか?他にも無いか?を日々探すためです。
自分で撮った写真を見返して、この時期にこの場所ではこんなルアーを投げて釣ったなぁ・・・などと考えながらやってます。
「魚が釣れた」というのは何よりもの答えではありますが、その答えもさることながら、より良いルアーは何なのか?を探すのが楽しいからです。
特に今から楽しみにしてるのが各地での春爆・・・。
自分はよく亀山湖、高滝ダムでの春爆に楽しんでいたのですが、最近では違う池にも行くようにしてます。
そんな春爆は当てる楽しさ&釣る楽しさ、の2つの楽しさががあるからやめられません。
しかも色々な池に通うと、その場所、その時に釣れるルアーが体験できます。
特にO.S.Pルアーはどれも優れもので、いろんな状況いろんなフィールドに合っているものが多いので今年1年も楽しみたいと思います。
ここ最近の楽しみは春の時期、印旛沼でのスピナーベイトです。
自分は3年位前から春の印旛沼に通ってます。
それこそ差してきてるバスが感じられるから毎年楽しみにしてます。
1つの湖に通うのもいいですが、自分が良く通って見つけたパターンを他の湖に当てはめて釣るって言うのも楽しいですよ。
サスペンド系ルアー
こんにちは、香川の坂本です。四国の気候も寒さが本格的に厳しくなり、釣果も厳しくなってきました。そこで今回のレポートは、厳しいながらも唯一釣果を伸ばせるルアー「サスペンド系ルアー」のお話です。
この時期欠かせない「サスペンド系ルアー」毎年、この時期はかなり頼っているサスペンドルアーですが、なかでもハイカットSPの威力は相変わらず抜群です!
今年1月2日の初釣りにおいても、1,860gの見事な初バスを釣らせてくれたのもハイカットでしたね。ちなみに、カラーはリアルオイカワです。
そして最近、ハイカット以外に使用頻度が高くなってきたのがパワーダンクSPです。
何故ハイカット以外にパワーダンクなのか??
ハイカットの潜行範囲は約2m少々。
よって水深が2.5m以内なら間違いなくハイカットを使用しますが、ハイカットでは届かない水深3m台にあるストラクチャーを狙う時には、パワーダンクの出番となります。
本来なら回避能力の高いディープクランクを使いたい水深ですが、時期が時期だけに「よりスローに攻めたい、よりタイトに攻め入れたい」ということで、パワーダンクの出番になります。
パワーダンクのお気に入りポイントとしては・・・
・冬の釣りで風はつきもの。パワーダンクは重心移動システムにより、向かい風でもストレス無く飛距離を稼げる。
そのうえで、通常の重心移動システムとは少し違う「落とし込み式」重心移動システムなので、内部ウェイトボールがストラクチャーにコンタクトしても後方への転がりを抑えてくれ、まるで固定式重心仕様のごとくストラクチャーを舐めるようにかわしてくれる。
そして何といっても釣れるところです(笑)。
使い方としては、私の場合、基本スロー巻き。
物にコンタクトしたらストップ、かわしたらまたストップという引き方、いわゆるストップ&ゴーですね。
また、時にはロッドストロークで引くこともあります。ロッド操作のコツはテキサスを操るような感じで引くことです。
物にコンタクトしてスタックしそうな時は、軽くほぐすような感覚でシェイクしてやると、以外に根掛かりせずにかわしてくれます。
このかわしてくる感覚が快感になってくると凄く面白く、「くるぞ!くるぞ!」と集中力も増し、来ればデカイ!
私はこの釣りが病み付きになっています(笑)。皆さんもこのかわしてくる感覚と快感を是非味わってみてください!
(低水温期のサスペンドプラグは鉄板ですね!)