東北 | レポート&プロフィール

やっぱコレだね!

自信をもってキャスト出来るルアーやカラーって大切ですよね。ルアーを信頼して投げ続ける事が出来る、これがビックフィッシュへの一番の近道かもしれません。

私のお気に入りはやっぱり・・・コレ!

必殺仕事人!?

みなさんコンニチハ。GWは何処へ行かれましたか~?

釣果はいかがでした?私は友人とスモールを狙いに行って来ました。

当日は今年初めてのマイボートフィッシング。何でも初めては緊張するものですね~。

シーズン前にメンテナンスをしているとはいえ、無事エンジンかかるかな~とか、エレキはちゃんと動くかな~とか・・・ね。

まぁなんとか無事何事もなくボートを出し、今年初めてのスモールフィッシングですからチョット強気?に本日のノルマをスモール40UPと決めて、いざキャスト開始。

すると・・・なんといきなり出ましたドン!スモールマウス41センチ!!

ヒットルアーは私がもっとも信頼を置くジャークベイト阿修羅O.S.P!そしてカラーはやっぱコレだね!のピンクレディ。

この組み合わせはまさに必殺仕事人。開始数分で本日のノルマ達成です。

まさか今年のスモールファーストフィッシュがイキナリ40UPとは・・・今年は何か良い事がありそうです。

(写真:阿修羅ピンクレディーは必殺仕事人。いきなり・・・良い仕事をしてくれました。流石です。)
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以前にもダンクでご紹介しましたが、やはりこのピンクレディと言うカラーはラージはもちろん、特にスモールに訴えかける何か?があるらしく、ショートバイトが多発するタフな時でも、このピンクレディにはバックリと食ってきます。

実際、釣行日のフィールドの状況もハードベイトにはイマイチ反応が悪く、ボート2艇に4人で釣りをして、スモールのみ30本ほど釣り上げたのですが唯一ハードルアーで40UPを連れて来てくれたのはこの阿修羅O.S.Pピンクレディでした。

私も色々と阿修羅O.S.Pのカラーをチェンジしてキャストしていたのですが、このピンクレディは他のカラーをキャストした後でも、反応が得られるほどの威力がありますので是非忘れずにカラーチェンジして、ワンモアキャストしていただきたいお勧めカラーです。

今回の釣行ではハードルアーの速い釣りにはまだちょっと時期が早いという感じでしたが、今後季節が進んでバスがスポーニングから回復してくるにつれ私のホームレイク桧原湖はもちろん、フィールドを問わず、動きの速いスモールマウスの攻略にはHPFやブリッツ、ハイピッチャーやダンクに阿修羅O.S.P等のハードルアーが効果的になってきます。(もちろんルドラも)

また今回は残念ながら手元に在庫が無かったので試せませんでしたが、私の経験上スモールはラージ以上に無類の甲骨類(カニやザリガニ)好き?です。

音のしないサイレントタイプのハードルアーも大好きですので、今後O.S.Pで発売予定の「ドライブクロー」やニューサイレントシャッドの「ハイカット」もこれからイチ押し!

一軍登録間違いなしのアイテムになると確信しています。私も今年はO.S.Pニュータイプルアーで、スモール自己レコード(47.5cm1,680g)更新を目指しますよ!

(写真:ドライブクロー&ハイカットのプロトタイプ。納得がいくアクションが出るまで幾度も調整。今暫く御待ち下さい!)
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東北でも桜が満開の時期になりました!

嬉しいですね?(笑)

綺麗な桜を見れるのも嬉しいけど、この頃はバスの活性も抜群に良くなる時期でもあります。

春定番といえばやはり!ジャークベイト! 

水温が12℃以上をキープし続けると、バス達はベイトを求めて広範囲に動き出します。

動くと言っても最初に動くのは、やはり体力があるデカイ固体からです。

決まって最初に釣れて来るのは太っていて元気が良いので、トルクがある引き方をしてくれます。

それだけ活発に餌を食っている証拠です。。。

そんなバス達に人気があるルアーは『ジャークベイト』です。

O.S.Pにはアシュラとルドラの2種類がありますが、今回はルドラを紹介しましょう。

(写真:春は春でこういった釣りがハマるんで、たまらないですね!春のジャークベイトは本当に面白いですよ!)
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ご存知の通りルドラと言ってもフローティングとサスペンドがありますが、フィールドの状況により使い分けをオススメします。

それでは、サスペンドはどんな場所で活躍するのか??僕の場合は、スティープなバンクや沖のブレイクそれから縦ストラクチャー等をタイトに攻めたい時に多用します。

そして今回メインで使ったのはフローティング。

主にシャローが続く場所やリップラップ等の根掛かり多発地帯で出番が多いです。浮力が高いので障害物をクリアする能力は素晴らしいものがありますよ?(笑)

無駄なロストもありません!使い方は至って簡単!ダブル重心移動(サスペンドはトリプル重心移動)により、まさに“ぶっ飛び”ですので。。。

しかも、ただ巻きでも魅力的な泳ぎをしてくれます!お好みによりトゥイッチやジャークしてみて下さい。ますます魅力的に泳いでくれます(笑)

(写真:RUDRAのお腹からガッツリとバイトしています。バスがRUDRAに完全にハマってます!) 
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そして一番体験して頂きたいのが・・・何よりもバイトの瞬間です。

活性の高くなったデカバス達は完全にルドラめがけて“捕食”しに来るんです!思いっきりガッツ??ン!!ってひったくられますから・・・注意してくださいね(笑) 

それからカラーの選択についてですが、今回のような八郎潟や霞ヶ浦と言ったステインウォーターでは派手な色が効きます。

ちなみに僕のお気に入りはメタル系。とにかく目立つカラーに実績がありす。

しかしさすがの八郎潟でも、プレッシャー等で食いが渋くなった時の裏技としては・・・水の色に溶け込むようなナチュラルカラーをセットしてみて下さい。

バスにとっては本物のベイトに見え、たまらずバイトして来るハズです。。。

そして最後に・・・こんな感じで文章にて紹介してみましたが・・・是非ともフィールドで投げて・泳がせてみて、実際にルドラが持っているパワーを皆さんに体験して頂きたい!!と言うのが本音です(笑)

(写真:こちらは、RUDRAじゃなくて・・・HPF CRANK SPEC2です。ナチュラルなアクションで春はこれも良い働きをしてくれるんですよ!)
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防寒対策を完全に整え、いざ北の楽園・八郎潟へ!

皆さんお久しぶりです。

東京では桜が満開で薄着で花見をしている傍ら、僕は北の楽園・八郎潟で完全防寒で鼻水をすすりながらの釣りです(笑)

3月末の八郎潟で奔走・・・。この時期はやはり簡単ではないですね! 

3月末の釣行でしたが、フィールドの状況は冬を引きずっている早春。

しかも前週より比べると、2℃~3℃も水温が低下しました。こんな状況で一筋縄では上手く行かない、気難しいバス達を相手にする事に。。。

まず朝の時点の水温は6.7℃!これは漁港の中の水温で、外に出ればもっと低いです。とりあえずラン&ガンで水温が高い場所を探す事に。

1日目は最北端~最南端まで走りまくりました!しかし、残念な事にノーバイト。。。

途中、巨鯉??らしきスレ掛かりが3回もあり、その度に一瞬だけ心がトキメキましたが・・・(笑)

この日の最高水温は10℃弱で最低は6℃。何故にこんなに違うのでしょうか??

よく観察してみると、水温の高い所には“ある”共通点が・・・

■風や波や水流をブロックしてくれる物がある
■抜群に日当たりが良い
■雪しろ水の影響が受けにくいエリア
■基本はワンドの奥や水路

と言った感じです。 

(写真:水温が少しでも高い所を重点的に探っていくと・・・。シャローのカバーをO.S.PJIGZEROONE11gでやっとキャッチ!)
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八郎潟の東部承水路は、規模がデカイ水路と考えて良いでしょう。。。実際に本湖との水温を比べれば、2℃~3℃も高かったです!

実はこの僅かな差が結果を大きく左右してしまうんです・・・。

それから、一番熱いのが本湖に流れ込んでくる川。もちろん全部の川が良い訳ではありません。

この時期に雪しろ水が流れてこなくて、流れがほとんど無い川は・・・今回は1本だけありました!

水温は9℃~10℃。やっぱりと言うべきか、この川だけは生命感に満ち溢れていましたねっ!(笑)

この時期に釣れて来るのは、体力が残っているデカイ奴がほとんどです。

とは言っても、バイトが感じられないような重くなるだけのアタリなので・・・全身を集中させて下さい~(笑)

僕みたいにバラシまくりになりますから・・・。と言う訳で、東北にも待ちに待った“バス始まりました”の季節が来ました!

思い起こせば、今年の冬も長かったなぁ?

春便り

みなさんお久しぶりです!東北は山形でもやっと春らしくなってきました。

待ちに待った全面解氷!フィールドへ春を探しに行ってきました。

出ましたドン!

寒くて辛い(雪かき)も終え、やっと雪国山形でも春を感じられるようになってきました。

山形では三月初旬に平地で解氷が始まり、中旬頃に山手のリザーバーでもなんとか全面解氷。

待ちに待ったシーズンインです!こうなったら居ても立ってもいられない。

さっそくNBCのチャプター戦等も開催されている、地元でも有名なリザーバー前川ダムへ出勤してきました。

現場に到着すると、居ましたね~。バス釣りにヘラ釣りにと、結構みなさん出勤して来てました。

まだまだ肌寒いのに釣り好き大集合って感じでワクワクしてきます。

私も久々に氷のない湖面へ阿修羅をフルキャスト!テンポ良くジャークしながら引いてくると・・・何か違うな~と違和感を感じてピックアップし、再度水の中へ阿修羅を入れてジ~ッと見ていると・・・なんと沈んでいくではあ~りませんか。

そうです、全面解氷したとは言えまだまだ寒さの残る山形(実際釣行日には周りに雪は残ってますし、未だに雪で外周の道路が塞がれてリザーバーを一周出来ない状態でした)、あまりの水の冷たさに阿修羅SPがスローシンキングになってしまっていたのです。

これは困った・・・サスペンドルアーが沈んでしまうほど水温が低いと言う事は、バスの活性も低い事が考えられますから、早い動きに追っかけてバイトしてくるとは思えません。

春先には良くある状況ですが、ルアーを止めて(サスペンドさせて)バスに食わせる間をあたえてあげなければなりません。

しかし、メインルアーの阿修羅SPはすでにスローシンキングになっちゃってますし、当日はあいにく換えの細軸フックなども持ってきておらず、今回は苦肉の策で阿修羅の命とも言える三つのフックの内の一つを泣く泣く取り・・・何とか現場で応急サスペンドチューン。

おそるおそる、泳がせて見ると何とかとアクションに大きな支障も無く(この辺も阿修羅の完成度の高さですね)、気を取り直してキャスト再開。

阿修羅引きまくり~で・・・・出ましたドン!45センチのナ~イスプロポーションのグッドバス!!

(写真:解氷直後でまだまだ低い水温でしたが、阿修羅の黒金オレンジベリーで出ました!)
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実はこの阿修羅はオカッパリバサーにこそお勧めで、そのクラストップの飛距離を活かして、スモールミノーやソフトベイトでは届かず人の立ち入れない対岸へのキャストも可能で、もしそのハニースポットに春のコンタクトポイントが絡んでいたりしたら・・・も~ひとりだけウハウハ間違いなしです。

春のお勧めカラーは、今回のヒットカラー黒金オレンジベリーの他に、絶対ピンクレディ!

春は雪解け水が入ったり、春風の影響で水がささ濁りになっている事が良くあります。

要はその濁りの中でしっかりバスにアピール出来るカラー。

私の大好きなピンクレディは一見クリアウォーター向けに見えますが、濁った水の中を一度泳がせてみて下さい。

実にナチュラルなアピールカラーになりますよ。

このクリアウォーターでもささ濁りでも二度美味しいピンクレディ(スモールマウスにもメチャ効きます)は現在品薄(お世話になっているショップでも一番に売り切れ!)で、我々スタッフもほとんど手に入らない状況ですから、もしショップで発見したら速攻レジにダッシュ間違いなしです。

ちなみにこのバス、なんとビックリ!カエルちゃんを丸呑みしていましたよ、それも結構デカイヤツ。

バスにとっては食欲の春ですね~、阿修羅にも腹からバックリ食いに来てました。雪国山形にもやっと春到来。

サスペンドルアーが沈んでしまうほどの厳しい状況下でもしっかり結果を残してくれる阿修羅、今年の春もO.S.Pルアー大活躍です!!

(写真:見て下さいよこのバス。カエル丸呑みしているんですよ!)
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冬到来・・・

もうすっかり冬ですね~東北は寒いです・・・。今回はハイピッチャーのボトムロールと並ぶ、私の冬の定番をご紹介します!

テキサスリグ!?

冬と言えば楽しいウインタースポーツに美味い鍋、そして汚れのない真っ白な雪。

ん~冬最高!という方も沢山いらっしゃると思いますが、私の中では冬=寒い・・・、雪=雪かき・・・。

寒いのが苦手な私にとっては、この冬の期間だけは東北を脱出して九州にでも住みた~い、と毎年思ってしまいます。

そして、何より冬の悩みの種がバス釣りに行けない!

釣れないわけではないのですが、今はまだ雪が少ないので寒さに耐えれば行けるのですが、まもなく雪がしっかり降り積もると・・・そう!雪で釣り場自体に立ち入れなくなってしまうんですよね~。場所によっては凍りますし・・・。

そんな寒さに凍えながら、冬の貴重な一匹に出会う為に私のお勧め定番はテキサスリグ!

ワームフックにクロー系のソフトベイトをつけて、シンカーはバスが吸い込みやすいように軽めで、バイトが浅いのでフォーミュラーは忘れずに!ってのは勿論冗談。

感の良い方ならもうお解かりだとおもいますが、テキサスリグって言うのはあくまでイメージで、本当の冬のお勧め定番はパワーダンク!!

冬は寒さからショートバイトになりがちですが、そんな時にはやはりフックいっぱいのハードベイト。

そしてバスも寒くてボトム付近のストラクチャーに寄り添いがちになるものです。そこを直撃出来るのがパワーダンクです!

(写真:ちなみに写真の後ろに写ってるのは・・・そう雪です。山形は寒いんです・・・。)
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オートマチックリアクションベイト・パワーダンク!

この時期このパワーダンクの最大の利点は、ただボトムを引いてくるだけでオートマチックにリアクションベイトを演出出来る事です。

ハードベイトをボトムでゴリゴリ引いて来たら根掛かりが怖い?心配ご無用。

パワーダンクの特徴であるあの長いリップと、立ってるの?と思うぐらいの絶妙な水中姿勢で見事に根掛かりを回避してくれます。

(写真:根掛かり回避能力に優れ、スローに巻いてもしっかりとアクションし、低水温期に圧倒的アドバンテージを見せるPOWER DUNK。)
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釣り方は簡単、最初にキャストする前に「これはテキサスリグ、テキサスリグをスローにずる引き、ずる引き・・・」と三回ぐらい心で唱え(まぁ唱えなくても良いのですが)、キャスト後ボトムに到達させ(ここでもパワーダンクの急潜行が威力を発揮し、他のルアーよりも多くプロダクティブゾーンを取ることが出来ます)あとは本当にテキサスリグのようにスローにズル引き、たまに引っかかりを感じたらステイ。これだけです。

キモは引っかかりを感じても、先ずはロッドを大きくあおって外そうとしない事、必ずステイです。

この時水中では、パワーダンクのリップだけがストラクチャーに引っかかってるか刺さっている状態ですので、大きくロッドをあおってしまうとフックまで引っかかってジ・エンド・・・になってしまいます。

大体はステイの後に軽くロッドを動かしてあげると外れるはずです。そして外した後は忘れずにステイ。

バイトはこの時に一番集中します。一度試しに浅いところで、ストラクチャーの中をパワーダンクで通して見ていただければ、このオートマチックリアクションベイトの意味がお解かり頂けると思います。

小さな石からスタンプまで、パワーダンクはそのリップと見事な水中姿勢を活かして、ただ引いて来るだけそれらのストラクチャーを回避し、その度に見事なリアクションを見せてくれます。

より寒さでタフったバスに、ハイピッチャーのボトムロールには出来ない、止めて(サスペンド)食わせる!間を与える事の出来るのがこのパワーダンクです。

丸一日キャストしても、ワンバイトあるかないかの厳しい季節。その貴重なワンバイトをものにするためのパワーダンク!ぜひ試して見て下さい!!

基本に忠実に!

皆さんこんにちは。

今回はこの時期の定番の釣り方をお話します。

今更って思うかもしれませんが・・・??やはり基本は大切です。 

基本の中に答えはあるのです!

グッドサイズを狙うのは巻物系!

最近は朝夕の冷え込みも一段ときつくなり、僕の地元東北では、どんどん釣りづらい状況になっています。

水温も10℃前後でバスの動きは明らかに鈍いようです。

しかし、そんな時だからこそ体力があり元気にルアーに反応するグッドサイズに焦点を合わせるべきです!

数こそは釣れませんが、巻物系にバイトしてくる奴のほとんどがプリプリで餌を食っているバスが多いですね・・・。

厳しい東北の冬を越冬する為?なのでしょうか。

(写真:厳しい状況のなかでもハイピッチャーでナイスフィッシュをキャッチ!!)
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ルアーは何を使うのがベストかと言うと…僕の経験では使う状況が合ってれば深く考える必要は無いですね…要するに、色々試してみましょう!って事です(笑)

実際に写真を撮った日も、使う状況が合っていれば…ブリッツ・ハイピッチャー・ルドラ等の色々なルアーにバイトしてきました。

しかし大切な事があります。それは時間帯。水温が一番上がる昼過ぎがベスト!

しかも、なるべく水温が上がりやすい所を見つけることが大切です。

例えば冷たい風を受けにくいとか、水温が暖まりやすい岩がゴロゴロしてるとか…リップラップなんか最高です。

自分でも信じられないような「スーパーシャロー」にもグッドコンディションなバスが居ましたよ!
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そういったシャローは、やはり日当たりの良いリップラップでした。

こんな場所を探すのもバス釣りの楽しさのひとつじゃないでしょうか??

そんな訳で今年のシーズンも残りわずかとなりましたが、まだまだ元気でやる気があるバスを探して釣りたいと思っています!!

(写真:岸際から沖に向かって全体的にシャローが張り出し、そこは一体がリップラップになっています。)
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サーチベイト

みなさんは始めてのフィールド、もしくは久々のフィールドでサーチベイトとして何を一番最初にキャストしますか?そして、これから徐々に寒くなる季節にお勧めをご紹介します。

私は迷わずハイピッチャー!

サーチベイトと言うとやはり巻物。ミノーやシャッドにクランクベイト、そしてハイピッチャーのようなスピナーベイトなど等がありますが、なぜ私がスピナーベイトのハイピッチャーを選ぶのか?

それはズバリ釣れるから!これに尽きます!で終わってしまうとレポートが終わってしまうので、ちゃんとご説明すると・・・

まず私の考えるサーチベイトの条件

1)広く探れる
2)手返しよく探れる
3)深度を変えて探れる
4)根がからない
5)釣れる!

この五つはサーチベイトとして絶対条件だと考えています。

1)・2)・5)の項目は、阿修羅やブリッツやダンクでも十分OKです。

実際に私も良く浮かぶフィールドでは、これらのルアーをサーチベイトとして良く最初にキャストします。

しかし、それはある程度経験上からフィールドの状況を把握出来ているからで、初めてのフィールドであれば

3)深度を変えて探れる

が重要になってきます。つまり同じポイントでもバスの居る水深(レンジ)を探らなければいけない訳です。

ですが、ミノー・シャッド・クランク等は、リップと言うパーツが付いている以上、深度を変えて探るためにはルアーチェンジしなければなりません。

しかしスピナーベイトは、リトリーブスピードやカウントダウン等の方法で、ルアーチェンジする事なく他のルアーよりもさらに手返し良く探って行く事ができ、この点は持ち運べるタックルが限られてしまうおかっぱりアングラーには特にお勧めです。

そして、

4)の根がからない

スピナーベイトはシングルフックで、なおかつアームがある程度ガードの役割をしてくれますから、トリプルフックを備えた他のルアーよりも臆することなくカバーへもアプローチすることが出来ます。

それから最重要ポイントの

5)釣れる!

これはコンパクトボディにハイアピールのハイピッチャー。

フィールドの大きさにバスのサイズを問わず、大活躍してくれる最高の食わせのサーチベイトです。

さて、日に日に寒くなるこれからの季節、このハイピッチャーのお勧めの使い方ですが・・・。

ボトムロール

ボトムロール?聞いた事ない言葉ですよね~、実は私がかってに命名しちゃいました。

スローロールはみなさん良く聞く言葉だと思うんですけど、簡単に言えば、それよりもよりボトムを意識して、ボトムによりコンタクトさせて引いてくるって事です。

かなり眩しそうな顔で写っている写真のバスは、このボトムロールにバイトして来た1,300gのグッドバス。

(写真:タフった時のハイピッチャー『ボトムロール』でグッドフィッシュをキャッチ!)
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これは、お世話になっているショップのボートオーナーズカップで八郎潟を訪れた時の写真なのですが、気合を入れて前日から湖に浮かんではいたものの巻物系への反応が悪く、周りの仲間達からも「クランク釣れないよね~」とか「なんかバスが口使ってくれない」と、あまり良い話は聞こえて来ませんでした。

案の定「ここ数日の冷え込みで釣れないでしょう」と宿のご主人からの一言(東北はもう寒いんです・・・)。

こんな時ってありますよね~何とかの心と秋の空って言いますけど、気温の変化が激しいこれからの季節、昨日は釣れたのに今日は・・・フッと自分を見てみると、昨日より一枚多く着込んでいるとか。

こんなチョッとタフッた時、ライトリグや他のルアーに持ち替える前にお勧めなのが、ハイピッチャーのボトムロール!

イメージ的には、常にボトムコンタクトさせながらラバージグをリーリングで引いてくる、もしくは浮力のないクランクを引いてくる感じで、パワーダンクSPをロッドワークでズルずる引いてくるのよりは、少々早いサーチの釣りです。

肝心の釣り方ですが、キャストしてフォールさせずにリトリーブ(これキモです)。

フォールでボトムまで沈めてしまうと、ボトムの状態によっては一発で根がかりしてしまうので、リトリーブスピードで調整しながらカーブフォール気味にボトムに沈めます。

もしこの時にバイトがあったらバスは浮いていると考えられるので、ボトムロールはせずに中層もしくは表層を引いてくる釣り方、もしくはルアーにシフトして行きます(サーチベイトですからね)。

さてこの方法でボトムにファーストコンタクトしてからが、ボトムロールの始まりです。

根がかりしないよう、かつボトムから離れないようブレードの回転を確認しながら障害物をロッドワークでかわして行きます。

バイトはひったくると言うよりは、重くなると言う感じで出ます(バスも寒いんでしょうね)ので、違和感を感じたら迷わずあわせます。

そしてこの釣りにはトレーラーフックは必需品で、この日もこのボトムロールで掛けたバスすべてがトレーラーフックのみに掛かっていました(それだけ急な冷え込みで活性が下がっていたと言うことでしょう)。

このハイピッチャーのボトムロールは、急な冷え込み等でワームなどもなかなか口にしない状況に特にお勧めで、大会当日も冷え込みのぬけない午前中は、テキサスリグにノーシンカーで探っていたペアのカリスマ店長にはなかなバイトが出ず、ハイピッチャーのボトムロールにだけバスが反応する状況でした。

そして水温が上がってくる午後になるにつれ、ボトムロールには反応が悪くなってきたのを感じ、これはバスのポジションが移動したと考えて、今度はシャローのフィーディングスポットへテキサスリグを絨毯爆撃!

フィーディングに上がったビックバスを二人で入れ替えてしっかり優勝!

タフな時のボトムロールにハイピッチャーの食わせる力、そしてサーチベイトとしてのハイピッチャーの威力が生きた大会でした。

みなさんもフィールドで「今日は寒いな~釣れないな~」と感じたら、ぜひハイピッチャーのヘッドの塗装が剥げまくるぐらいしっかりボトムをトレースして、ボトムロールぜひ試して見てください!

(写真:『ボトムロール』をやり倒した勲章。タフな状況下でも結果を残せるハイピッチャーボトムロールは是非マスターしたいテクニックですね!)
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3位入賞!そして・・・JB桧原湖シリーズでA.O.Y.獲得

先日行われたJB桧原湖シリーズ最終戦にて3位入賞!そして・・・桧原湖シリーズ、アングラーオブザイヤーのビックタイトルを獲得する事ができました!!

今年1年の桧原湖シリーズを振り返ってレポートします。

年間総合優勝!!

ついに獲りました、桧原湖シリーズ年間総合優勝!先日のスタッフレポートでもお伝えしたように、最終戦を前にして私は年間総合3位。

しかし年間優勝を狙える位置にいながらも、不思議とプレッシャーや変な気負いはなく。それよりも、第3戦までの3試合の悔しさだけが膨らむ一方でした。

その悔しさとは、3試合すべてにおいてお立ち台に上がれるキッカーバス(第1戦は1kgのスモール、第2戦は900gのラージ、そして第3戦も900gのラージ。

このバス達の重要さは、桧原湖で釣りをした事のある方ならきっとお解かり頂けると思います。)を狙いどおり獲っていながら、自分のちょっとしたミスですべてお立ち台に上がれなかった事です。

そして最終戦を前にして私の中にあった思いは、年間優勝ではなく最終戦での優勝。この2文字だけでした。

迎えた最終戦前日プラクティス、いつものようにブリッツ・阿修羅・HPFをキャストしながら湖をほぼ半周。

その結果導き出した答えは自分のもっとも得意とするシャロー!そして最近増えて来たとは言え、桧原湖では貴重なラージマウスですべてのリミット(3本)を揃えると言う事でした。

このすべてのリミットをラージマウスで揃えると言うことは、桧原湖のトーナメントに参加した事のある方ならどれだけ難しい事か想像がつくはずです。しかし自分の力を信じてやり通そう!

そう心に決め、前夜仲間と一杯やりながら床のつきました。そして試合当日。暫定年間1位の選手が私に引き当ててくれたのは第1フライト。

迷わず狙っていたポイントへボートを走らせキャスト、一投目・二投目・・・ククッとかすかなバイト!リールのドラグを全開で鳴らし、やっとネットに収めたバスは桧原湖のスーパーキッカー!

1300gのラージマウス!!(写真:開始早々、勝負を決定づける1300gのキッカーフィッシュ!)
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自分の信じた答えが出ました。その後すぐ1kgには満たないものの、ナイスサイズのラージを掛けるもネットイン寸前にバラしてしまい・・・第3戦までの悪夢が一瞬頭の中をよぎりましたが、「このままでは終われない!」そう自分に言い聞かせ、自分の力を信じてラージ狙いのパターンをやり通し、終了1時間前に全てのリミットをラージマウスで揃えウェインに向かいました。

結果、自分の名前が最後に呼ばれる事はありませんでしたが、3位入賞!

目標であった優勝する事は出来ませんでしたが、自分の信じた自分の得意な釣りをやりきっての最終戦お立ち台。

そして逆転での年間総合優勝のビックタイトル獲得!!最後に結果を残す事が出来ました。

JB桧原湖シリーズ年間ポイントランキングリンクはコチラです。

http://www.jbnbc.jp/_JB2007/view_summary.php?t_id=320&summary=y&u_id=1189921626 振り返って

実は数年前のある一件の後、私のバスフィッシングに対する体勢がボロボロになっていました・・・もう一度釣りに集中出来る環境を整えようと走り回る日々・・・しかし一度崩れた環境を取り戻すのは容易なことではありませんでした・・・。

バスプロとして結果を残さなければいけない、サポートスタッフとして結果を残す事が出来ない自分。トーナメントにこれほどメンタル面が重要だとは思いもよりませんでした。

自分の力はここまでなのか?俺のバスフィッシングはここで終わりなのか?と自問自答する毎日・・・。

でもプロとしてトーナメントで勝ちたい、大好きなバスフィッシングを続けたい!この思いだけで、今まで頑張ってきました。

まだまだ釣りに集中出来る環境が完全に整ったとはいえませんが、そんな中、何とか今回結果を残す事ができました。

そして今回の桧原湖シリーズ年間総合優勝の陰には、やはりO.S.Pルアーの活躍があります。トーナメントではマグレで優勝する事は出来ません。

いや、もしかしたらホントのマグレでキッカーフィッシュを釣り上げ、運良くリミットを揃えて優勝!なんてことはあるかもしれませんが、全戦を通じてマグレでキッカーフィッシュを獲れるでしょうか?答えはノーです。

先日のスタッフレポートでもお伝えした通り、試合当日までに湖全域をチェックし、試合で勝てるポイントを絞込み、バスを見つけ、いかにしてそのバスを確実に獲るか。そこまで考えて初めて獲れるのがキッカーフィッシュです。

私は今年、全戦においてキッカーとなるバスを前日までに見つけ、試合当日すべて狙って獲りました。

このキッカーフィッシュにたどり着かせてくれたのが、ダンク・阿修羅・ブリッツ・HPF・エコハイピッチャーのO.S.Pルアー達です!!

ポイントを絞り込むためには、バスが釣れなければ話になりません。これらの最高に釣れるO.S.Pルアー達があったからこそ、毎試合年間総合優勝につながるバスを獲って来る事が出来たと言えます。

今まで結果の出ていなかった私をサポートして下さっていたO.S.P様に感謝すると共に、これからもより上の目標を目指して頑張って行きます。

O.S.Pルアー最高!バスフィッシング最高!!

(写真:JB桧原湖年間チャンピオンを獲得するため優勝のみを狙った最終戦で、3位入賞!3位入賞でも、年間チャンピオンになるには充分でした。)
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水深20cmのスーパーシャローゲーム

暑い夏も終わり、水温も安定してくるこの時期…僕がオススメするスーパーシャローゲームは激アツです!

スーパーシャローって水深はどれ位??はい、答えは20cm~30cmです(笑)

そんな激浅にも、ちゃんとバスは生息しているんです。

(写真:ズッド~ンッ!スーパーシャローはエキサイティングで、ほんと激アツです。)
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僕だって、最初は水深が20cmの所なんて眼中にありませんでした。

そんな激浅を攻略出来るルアーとは果たして…。

まず、キモとなる事が幾つかあります。それは・・・。

●何らかのストラクチャーがある。(アシなんか最高)
●ハードボトム
●風が強くない(波が立っていない)
●天気は晴れ(ピーカン最高)
●ヤマト又はダイバジンを持っている(笑)

と、こんな感じです。3番の風ですが、水深が浅いので波立ってしまうと釣れません。

4番の天気ですが、晴れるほど良いです。理由は…そうです、シェードパターンですね!

(写真:こんなシチュエーションのスーパーシャローはオイシイですよっ!)
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肝心な釣り方ですが、普通のアシならテキサスやゼロワンジグで攻略出来ますが…水深が20cmなので…あえて“水に浮く”ハードプラグを使います。

逆に考えると水深が20cmだから、頭のすぐ上を泳いでいくルアーに絶対に気が付くのです!

まず、アシ際(なるべくタイトに、もしくはタイトにルアーを通す)にキャスト。

着水して少し待ちます。。。何故かは解りませんが待った方が断然良いようです。

そして大抵の場合、最初のリトリーブにバイトしてきます!ストラクチャーの横を通す場合は“ここだっ!”って所では必ず止めて下さい。。。

すると、次のリトリーブでバイトします。狙い目としては、シェードになりやすいトンネル状になったアシや、奥行きがあり入り組んでいるアシは必ずと言って良いほどストックしています。

ちなみに今回の釣った激浅エリアでは、普通のアシよりもひと回りサイズが良いバス“しか”釣れませんでした(笑)。

そしてカラーですが、僕の好みは“マットチャートブルーバック”です。

何故か??と言うと、激浅のバス達はやる気があります。したがって、気が付く=バイトする!と考えられるので派手な色をオススメします。

最後に…この釣りはかなり興奮します!時々帰りたくなくなる事があったりもするので…ハマリ過ぎには十分に注意して頂きたく思います(笑)

(写真:スーパーシャローを攻略するのに大活躍のDAI BUZZN' マットチャートブルーバック)
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桧原湖での遅い釣り、早い釣り

遅い釣りと早い釣り、皆さんはどう使い分けてますか?今年桧原湖で注目したいルアーを交えてレポートします。

探して食わせる!

みなさんコンニチハ。まだまだ残暑が厳しい毎日が続いてますね~。

こんな暑い日は、人間もバスもヤル気をなくしてしまいがちですが・・・。

実際私が良く通う桧原湖でも暑さが続くこの季節は、一時的に「なんでこんなに釣れないの・・・」って言う時があります。

8月に行われたJB桧原湖シリーズでも、参加127名中約8割の選手がバスを持ち込んだものの、リミットメイク(バス3匹)は約4割。

キーパーサイズが定められているとは言え、いかに釣れなかったかがお分かりになると思います。

こんな釣れない時は、よりスローにスローに使っているリグを、「小さく小さく」と人間思いがちです。

確かにその選択は正解を導き出す事もありますが、それには大きな落とし穴が・・・。

この食わせの遅い釣りが最大の効力を発揮するのは、バスがそこに居る!だけどどうしても口を使ってくれない。

こんな状況が自分ではっきり読めてて、自信を持って遅い釣りを続けられる時だけです。

桧原湖で釣れない時は「ライトリグで流して行こう」なんて生半可な遅い釣りでは口を使ってくれない時が多々あります。

そう、桧原湖での遅い釣りは止める!ぐらいの遅い釣りが威力を発揮します。

しかしスポットを絞りきれてないのに、この遅い釣りを続けてしまうと一日がとても悲しい結果になってしまいます・・・。

湖全体の状況をいかに早く把握し、ハニースポットを探しだしてこそ、この遅い食わせの釣りが生きてくるのです。

この遅い釣りを最大限生かすために必要不可欠なのが、やはり早い釣り。ハードベイトの釣りです!!

(写真:桧原湖マスターが多用しているクランクベイトがBLITZ!BLITZ DMメロンソーダでキャッチ!!)
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この早い釣りに使うハードベイトが、桧原湖ではクランクベイト。使い方はいたって簡単ただ投げて巻くだけ。

場所的にはディープが隣接するシャローフラットの沖。そのシャローフラットにハンプや岩、スタンプやレイダウン等、バスがフィーデングに上がりそうな場所があれば、なおグッドです。

私的なキモは、出来るだけボトムノックさせない事、と言うよりボトムノックしない水深を引く。

つまり、フィーディングスポットの周りでうろついているニュートラルなスモールに、これらのハードベイトでスイッチを入れて食わせるイメージです。

また、実際は食わなくても良いのです。クランクをチェイスしてくる姿が見えるだけでもしめたもの。

後は、風やディスタンス、ポジショニングなど別の要因を解決していけば、ハードベイトでも十分バイト、フッキングに持ち込めますし、タイミングを見計らって遅い食わせの釣りに切り替えれば良い結果が得られると思います。

この早いハードベイトの釣りは、ソフトルアーで釣れない時こそバイトが多く、サイズは選べないもののソフトルアーで湖をチェックするより遥かにスピーディーに全域をカバー出来るため、よりハニースポットに出会える確立を上げることが出来ます。

そしてこのハードベイトの早い釣りにベストマッチなのが、ブリッツ・HPFスペック2です!!

世界で初めてプラスチックプラグにサーキットボードリップを採用したキレのあるハイピッチアクション。

同クラスのクランクベイトを遥かに上回る飛距離(これは桧原湖においてメチャクチャ大事)。

そしてサイレント仕様(これも桧原湖においてとっても重要)。まさに桧原湖スモールフィッシングの為に作られたようなブリッツ!そしてHPFスペック2!もう手放せません。

ブリッツとHPFの使い分けは、向かい風の時はよりぶっ飛びのブリッツをメインにして、そうでない場合はブリッツとHPFを交互にキャストしてどちらに反応が良いか必ずチェックします。

お勧めカラーの一押しはマットチャートブルーバックに、DMメロンソーダ。あと私はカラーローテーションにパールシャッドを良く使います。

あとシャローのフィーデングスポットをボトムノックで直撃する時は、これにワザアリが加わります。

なぜアメザリじゃないの?って、それは桧原湖に居るザリガニは赤くないウチダザリガニで、まさしくこのワザアリカラーだからです。

(写真:ウチダザリガニです。ウッチー似のワザアリ。)
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このウチダザリガニ、見た目はまさにミニロブスター。

かなり美味そうな上にメチャクチャかっこいいザリガニで、ガンダム世代の方はしびれる事間違いなし(私はしびれまくって毎年釣堀にこのウチダザリガニを釣りにいってます)。

桧原湖のシャローに居るデカイスモールは、このウッチーを食ってます。

このブリッツ・HPFスペック2を使った早い釣りは、サーチベイトとしての早い釣りだけではなく、時にはスローな遅い釣りに負けないくらいの食わせの力を持っています。

今日は釣れないな~と桧原湖で感じた時は、スローな釣りに以降する前にベイトタックルを手に持って、ぜひブリッツ・HPFスペック2をブン投げて桧原湖を一周してみてください!!

注目!!

さて、今年私がこれから秋にかけて(スモールがディープに落ちきるまでに)桧原湖で注目したいルアーの一つが、最近のビックミノーブームの火付け役、元祖食わせのビックミノールドラです!

例年クランクを投げる水深より深い場所で、バスを浮かせて食わせるハードベイトとして阿修羅を良く使うのですが、阿修羅を使う理由としてまずぶっ飛ぶ事(ホントに桧原湖では重要)、そしてフックが三つのフッキングの良さなど等が上げられるのですが、ルドラはこの阿修羅の良いところをさらにスケールアップ!

日本のスモールマウスフィッシングでは、あまりルドラのようなビックミノーの実績がメディアに取り上げられる事はないのですが、アメリカのスモールマウスフィッシングではルドラのようなビックミノーを使ったジャーキングは、トーナメントでも良く使われるテクニックの一つです。

多分日本のスモールフィッシングでこのテクニックがあまり取り上げられないのは、日本とアメリカのフィールドの違いと、バス自体のサイズの違いだとは思うのですが(きっと桧原湖のバスのアベレージが野尻湖ぐらいあったら、ルドラは桧原湖ですでにトーナメントのウイニングルアーになってると思います)、最近の桧原湖は以前から比べてグッドサイズのスモールが見られるようになってきています。

そして桧原湖には浮かせないとビックスモールが取れないスポットが存在します。

これはもうルドラに注目するしかないですよね!!今年の秋は阿修羅と共にルドラを桧原湖で投げまくってきたいと思います!

今年はルドラでビックスモールです!!(写真:桧原湖で活躍中のO.S.Pルアーズ) 148_3

この夏、ヤマトが熱い!

そろそろ梅雨の時期も終わり、これからは僕の大好きな夏がやってきます!

何故に好きか?と言えば…トップウォーターの季節だからです(笑)

今回は「ヤマト」についてお話したいと思います。

早速ですが、この「ヤマト」を見てあれっ??って思った方が多いはず。。。

変わったデザインだなぁ~って思うでしょ??正直、僕も思いました(笑)

エラは張っているし、ヘンテコなフィンは付いているし…オマケにアイが2個も付いているっ!何じゃコレ!?僕の第一印象はこんな感じです(笑)

しかし、実際にキャストして泳がせてみて下さい。感動するはずです!一つ一つのパーツ全てに意味があるんです。

ペンシルベイトとポッパーの良い所だけ合体させた??みたいな感じで…これは泳がせないと分からないですねっ?…是非泳がせて、体感してみて下さい(笑)

それから、アイが2個あるのも重要な訳があるんです。

使う状況によって変えるのが基本ですが…僕は好みで使っています。

僕が好んで使うのは下のアイ(ハイアピールアイ)です。

その訳は、首振りの角度が広い(ほぼ180度ターン)ので、じっくりかつ激しくバスを寄せてバイトさせる事が可能です。

(写真:YAMATO O.S.PのTGサンフィッシュにバイトしたナイスコンディションのバス!) 
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例えば野池のように、メインとなる餌が昆虫だったりするような場合では…絶対的に下のアイが有効。

それは水面に落ちた昆虫をイミテートした動き(ほぼ一点で首振り)が出来るからです。

この動きは他のトップウォータープラグと比較してみても…「ヤマト」なら簡単に操る事が出来ます(僕にも出来る位だからねっ)

それから、最も大切なのは“どんな場面で投げるか?”です。基本的にはローライトコンディション(曇りや朝夕のマヅメ時)が一番でしょう。

それと、風などで水面が強く波立っている時はNG。

それらの事を考えると、今回釣った時の状況は最高の「ヤマト日和」でした(笑)

天気は曇りの無風の早朝。他のアングラーは誰も居なく場荒れしていない…キャストしたスポットは、オーバーハングして水の中に入っている枝のすぐ横。

こういったスポットは、必ずと言っていい程バスをストックしているので…正確なキャスト&度胸??が求められます(笑)

スポットに上手く入れば、後は焦らずじっくり誘います!

バスは必ず水中から「ヤマト」を狙っています…そしてバイトは一瞬!

キラッっと光ったと思ったら、吸い込み音と共に横からひったくられ一気に重くなりました!

この時、焦らず驚かずフッキングはしっかりして下さい。「ヤマト」にはフックが3本あるからと言って、過信は禁物です(笑 )

(写真:YAMATO O.S.Pでキャッチ!今のシーズン、YAMATOは楽しい&エキサイティング&釣れます!!)
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と、こんな感じで釣れる訳ですが、いつも基本通りとは限りません。

晴れのド・ピーカンでも釣れます。真冬の吹雪の中でも条件さえあれば釣れるんです(僕は経験無いけど、話はよく聞く)

要するに、いっぱい釣って「ヤマト」を信じられる得意な武器にするのが大切だと思います。

と言う事で、今年の夏は「ヤマト」でエキサイティングなゲームを楽しみたいですねっ!!

新たなお気に入り!

O.S.Pでは毎年新色がリリースされてますよね。そんなニューカラーの中から、メチャお気に入りの桧原湖お勧めカラーをご紹介します。 バクッと食います!

皆さんコンニチハ!

今回は今年O.S.Pからニューリリースされたカラーで、私のホームレイクとも言える桧原湖でお勧めのカラーをご紹介します。

それはずばり、ダンク48SPのピンクレディ!!メチャクチャいい感じです!

それを痛感したのは春の桧原湖。春の桧原湖スモールと言えば、みんなショートバイトに悩まされる季節です。

トラウト用の細軸フックは当たり前、ソリッドティップは常識、中にはベロンベロンのトラウトロッドを持ち込むトーナメンターも居るほどです。

桧原湖でスモールがさして来るコンタクトポイントを見つけ、風のタイミングを合わせ、いざ勝負!と言う時にショートバイトに悩まされ、気がついてみれば一本も乗せられずにノーフィッシュ・・・なんて体験をした方もおられるんじゃないでしょうか。

しか~しこいつは食うんですよ、バクッと!マジで。

(写真:バックリと喰いついてきた桧原湖スモールマウスバス。) 138_1
以前から桧原湖のスモールフィッシングではピンクが効くって言う話はありました。

しかし私的には?たしかにスモールがビビットなソリッドピンクに強烈に反応する時はあります。

でも春の桧原スモールに関してはノー感じです。じゃあ何が効くか?それはピンクはピンクでも透けるピンク、そう!このピンクレディのようなカラーです。

たしか以前にO.S.Pでもファジーネーブルと言うピンク系のカラーがありましたよね。

ですがファジーネーブルはどちらかと言うとアピール系。そしてこの今年リリースされたニューカラーピンクレディは、春の桧原湖ではベストマッチの究極のナチュラルカラーです。

実際今年の春は、ベイトであるワカサギを模したナチュラルカラーのプラグよりも多くのスモールをキャッチしています。

そしてその多くがワカサギなどのベイトを模したナチュラルカラーではリアフック一本掛かりなのに対して、ピンクレディはかなりの確立でバックリ食います!フック外すのが大変なくらい。

やはりこのカラーはスモールに訴えかけるなにかがあるんでしょうね~。

皆さんも「今年の春は終わったジャン」などと言わずに、桧原湖釣行の際はこのピンクレディをお試し下さい。

特にピンクレディと聞いて「ミーちゃんとケーちゃんどっちが好きだった?」などと思わず聞いてしまう方は忘れずに。

(写真:シビアな状況こそ、カラーによって喰いつきの深さに差がでます。DUNKピンクレディーは桧原湖で効果抜群!)
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おまけは桧原湖近況報告とこれからのお勧めです。

現在はまだまだスポーニング真っ盛り。ですがスポーニング第一陣・第二陣のデカイやつはすでに別の動きをしていて、デカイのを狙いたいのであればアフターが集まる場所を探すほうがお勧めです。

また虫パターンもこれから本格的な時期に入ります。そしてお勧めルアーですが、まずはゼロワンジグ5g!7gじゃないですよ~9gでもありませんよ~5gです。

それをストラクチャー(ブッシュじゃないですよ、ブッシュだったら重い方が奥まで入れれますから)を舐めるようにスローにスローに。

すると・・・コッとショートバイト、そしてあがってきますよ~スモールよりも黒くて口が大きな、我々トーナメンターが試合中に喉から千手観音が飛び出してくるぐらい欲しい魚が!

このストラクチャーについてるバスは結構気難しいので、ウェイトが重いジグだと枝にジグが当たった衝撃で食わなくなるか、食っても速攻吐き出してしまうので絶対5gがお勧めです。

そしてこれからスモールに一押しになるのが私の大好きな阿修羅!使い方はあまり長めのポーズを入れずにチャッチャと引いてくる方が、良い結果を得られると思います。

どこからともなくバスが湧いてきて、阿修羅をひったくって行きますよ!試して見て下さい。

(写真:阿修羅のショートトゥイッチングも効きますよ~♪)
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ブリッツMAXインプレッションin野池

今回は忙しいトーナメントの合間を見つけて、ニューアイテム“ブリッツMAX”の試し釣りに行って来ました。

今回のフィールドは大好きな野池です!

今回、野池攻略の狙いは、スポーニングから回復した元気でやる気があるバスです。

もちろんおかっぱりなので、ボトムの地形や底質は分かりません…。

しかし、ブリッツMAXはちゃんと伝えてくれるんですよっ!

泥や落ち葉が溜まっている所を引けば、“まったり”としたような感じが伝わり…ロックやハードボトムでは“コツコツ”と感じの良い感触が伝わります。

当然バイトが多いのは“コツコツ”の時です!この感じを掴めばどんなフィールドでも通用しますよっ(笑)

(写真:丹念にクランクベイトをキャストして野池をスピーディーにチェック!)
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それから優れているポイントが…やはり“障害物の回避能力”でしょう。。。

これはブリッツシリーズ全部に言える事ですが、とにかく根掛りが少ない!(非常に嬉しい事です)

おかっぱりがメインのアングラーにとっては武器ですね…。

全く根掛りがしない訳ではありませんが、少なくとも根掛りを恐れてキャスト出来なかった場所でもMAXなら大胆に攻め入る事も可能でしょう。

根掛りが多発しすぎて釣りをするのが嫌になった方いませんか??

少なくとも気持ちが滅入りますよね…(涙)そんな人に超おすすめです!

あっ!?そうそう…言い忘れた!もちろん超釣れルアーですので、1軍選手の仲間入りになる事間違いなしですよ(笑)

(写真:1軍選手のBLITZ MAX。オカッパリアングラーにとっても大きなアドバンテージになるルアーですよ!)
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ハイピッチャーとエコなお話

最近ちょっと変わった?ハイピッチャーを店頭で見かけませんか。

それが今回新発売になったエコハイピッチャーです。そのエコなハイピッチャーについてレポートさせて頂きます。

エコって?

みなさんエコルアーって言葉を聞いたことがあるでしょうか?多分聞いたことが無いと言う方も多数いらっしゃると思います。

このエコルアーと言うのは、私も所属しているJB・NBCと言う多分日本で一番大きなトーナメント組織で開催されている大会、もしくはエコトーナメントにおいて使用してよい、環境にやさしいと、この団体から認定を受けたルアーの事です(他にシンカーや集魚剤、ワーム等のソフトルアー類など等いくつかの物があり、大会中はその認可品以外の物は使用してならない)。

簡単に言えば、鉛より毒性の少ないタングステンやビスマス合金等を使ったシンカーやワイヤーベイト。

また水中にあるバクテリア等の働きにより生分解するソフトルアーやラインなど等で、自然環境にやさしいとJB・NBCで認可した商品の事で、店頭にはFECOの小さいシールが貼られて並べられています。

まぁこの団体の大会に出場しない方にとってはなじみの無い商品になるとは思いますが、5月からの河口湖のソフトルアー使用禁止等、今後バスフィッシングと環境問題について世間で語られる機会が多くなるかも知れませんので、この環境にやさしいエコロジーなルアーやシンカーがある(JB・NBCのエコ認定を取ってない商品でもエコな素材を使用したシンカーやソフトルアーはいくつか市場に出回っています)ことを覚えていて頂いてて損はないと思います。

また実際にこのエコロジーな素材の商品の方が、単価はチョッと高くなりますが鉛より圧倒的に感度のよいタングステンのように、今までの素材の物よりはるかに釣果に結びつく商品もありますのでぜひ色々試してみてください。

(写真:釣れるスピナーベイト、ハイピッチャー!エコモデルのラインナップは強い味方。信頼の置けるスピナーベイトです。)
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エコハイピッチャー登場!!

さてこのエコルールが、大会に参加している我々プロスタッフの中で悩みの種で・・・何故って?なにしろ認定を受けていないルアー(ハードプラグを除く、ラバージグやワイヤーベイト等)はいくら釣れると言っても使えないからです・・・。

つまりサポート頂いてるO.S.Pのハイピッチャー・タイフーン・ゼロワンバズ・ゼロワンジグが試合で使えないんです・・・。

これはかなりストレスが溜まります!!やはり試合中投げ続けられるのは信頼のおけるルアー。

これは何とかしなければ!と大会に参加しているサポートプロスタッフが「お願いしますよ~作ってくださいよ~」と頼み続けて早三年、やっと爆釣スピナーベイトハイピッチャーのエコバージョン、エコハイピッチャーの登場です!!

タンデム・ダブルウィロー共にカラーは五色のラインナップで、今の所ウェイトは3/8オンスのみ。

ヘッドにエコ素材のビスマス合金を使っています。もちろんエコになっても今までのハイピッチャーと同じ爆釣スピナーベイトです!!

実際私もエコトーナメントが開催されるようになり、今まで試合で自信を持って使えるスピナーベイトが見つからず、大好きなスピナーベイトを大会中投げる機会が殆ど無くなっていました・・・。

私がエントリーしている桧原湖のトーナメントでは、スピナーベイトのスモールキッカーパターンが存在するので、これは大問題でした。

しかし!今年からはこのエコハイピッチャーの登場で一気にこの問題が解消!今年の桧原湖戦が楽しみです。

ちなみに店頭でのノーマルとエコハイピッチャーの見分け方は、まず価格がチョッと高い(でも他のスピナーベイトよりもはるかに安いのでご安心を)。

そしてパッケージにFECO のシールと緑のクローバーのシールが貼ってあります。

また本体ヘッドのベリー部分にFのマークが入っていますので、すぐに見分けがつくと思います。

(写真:Feco認定の印、F印です。)
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このエコハイピッチャーですが、ノーマルハイピッチャーよりは出荷数が少ないそうですので、今後エコトーナメントに出場予定の方、または「最近フィールドが汚れてきていて気持ちよく釣りが出来ない、これからもより良い環境の中で楽しいバスフィッシングを続けて行くためにはどうしたら良いのだろう」と日々悩んでる方々、店頭でエコハイピッチャーを見かけたらぜひ一度手にして、フィールドでフルキャストして見て下さい。

きっと今までのハイピッチャーと同じ、良い答えが帰ってきます!!

(写真:エコモデルはTW・DWでそれぞれ5色でラインナップ。)
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春バスの動き

今回のレポートは春バスの動きについて、僕なりの考え方をお話したいと思います。

春バスの動き

先日、琵琶湖のスペシャリストがエントリーする“バットネット”に出場しに琵琶湖まで行って来ました。

フィールドの状況は…この日の水温は10℃前後で、3月初めに来た寒波の影響で水温が下がりバスは沈黙気味…。

一旦はシャローで簡単に釣れていたらしいのですが、かなり厳しい様子。

このような、季節の逆戻り現象は日本全国のフィールドで起こる事なので皆さんも経験した事はあると思われます。

ここで大切なのは、一気に水温が下がった時のバスの動きです。人それぞれ考え方はあると思いますが、僕の答えはこうです…。

ズバリ!動かないか動けなくて、単に口を使わないだけと考えています。

考えられる理由は色々ありますが…。急激な温度変化に体がついていけない。

これから暖かくなるのを本能が知っているので、わざわざディープに戻らない。

気合と根性で寒さを乗り切る!?(でかいバスほど体力と根性があります)

これらの事を踏まえて、釣り方を想像してみると…やはりスローな釣りを心掛けなければいけませんねっ!

春の定番の釣り方です。例えば…阿修羅やルドラの超スロー引き&ステイや、ハイピッチャーで枯れウィードの上を丁寧かつスローに引くのも有効ですね!

今回のバットネット優勝者の小東さんも、釣り方はスピナーベイトのスロー引きでした。

肝心な僕の成績はと言うと…打ちのめされて、山形に帰って来るのもやっとでした(笑)

もの凄く悔しいので…リベンジを胸に(修行も兼ねて)もう一度行って来ようと思っています!

(写真:山形から琵琶湖の春バス攻略しにバットネットへ参戦!結果は・・・。悔しさをバネに修行です。)
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マッチ・ザ・ベイトの阿修羅

今回は、僕の地元、東北の冬の過ごし方を紹介します。 

ベイトフィッシュの研究も兼ねてワカサギ釣り

 東北では気温が低くなる12月頃からは、バス釣りはオフシーズンになってしまいます。

しかし、どうしても釣りがしたくなるのはアングラーの性!

そんな時に行くのは、今流行のロックフィッシュや管理釣り場が代表的ですが…僕の場合は、ワカサギ釣りです!

(写真:ワカサギ釣りに真剣。)
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イメージとして、地味な感じを抱いている方いらっしゃると思いますが…実は、かなりエキサイティングするんです!

しかも重要な事に、バスのベイトフィッシュなので研究の材料にもなるんですよ(笑)   

釣り方の基本は“誘い”です。ただ落として待っているだけではあまり効果が無いので、餌を動かしてバイトに持ち込みます。

この辺はバスと一緒ですね…。そして、バイトがあったら素早くアワセる。こんな感じで説明するのは簡単ですが…、実践してみると実に難しい!  

はっきりと腕の差が釣果に出るんです!(隣の方は僕の100倍釣っていました。)

大体、今の時期に釣れて来るのはこんなサイズ。

(写真:美味しそうなワカサギ達に紛れ込んだ阿修羅O.S.P 公魚カラー。こればっかりは食べられません。)
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そうですっ!阿修羅と同じサイズです。これがホントの“マッチ・ザ・ベイト”ですね(笑)

しかも色までそっくり!何故に阿修羅が釣れるのか?の答えがここにあります。

まぁこんな感じで、時には他の釣りが勉強になる事もあります(笑)

日頃通い慣れているフィールドのベイトフィッシュをもう一度見直してみると…??新たな発見があったり、ルアーやカラーの選択に迷うことが無くなりますよっ!

(写真:ちょっと分かりにくいですけど、阿修羅もはいってますよ。)
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スモールはシャッド好き!?

季節的にスタッフレポートでもSPシャッドの話題が多いようですが、今回はシャッド大好き!?な桧原湖スモールマウスのお話をお伝えします。

スモールにはハードベイト!

今年もあと残りわずかとなってきましたね~、今年一年スタッフレポートを楽しみにご覧になっていただいた皆様、本当に有り難うございました。来年もぜひ宜しくお願いします。

さて今年最後のお題は、来シーズンに役立つ?桧原湖にスモールマウスねたです。

桧原湖でスモールマウスバスを釣る場合、良く使われるリグがスプリットショットリグやノーシンカーリグ等のライトリグです。

確かに手ごろで良く釣れる釣り方で、まずスモールの顔を拝みたい!と言う方にはお勧めの釣り方です。

しかし桧原湖のスモールマウスバスはホントに気まぐれ。

あっという間に現れて、あっという間に居なくなる・・・そんな魚です。

そんなスモールを攻略するにはやはり手返しの良いハードベイト!

そしてハードベイトにアタックしてくるスモールはみなコンディションの良いバスばかりです。

桧原湖の場合大まかに年間を通して考えると、春はやはりシャッド。

そしてネスト・アフタースポーニングの時期を過ぎると、シャローのミノーやクランキングパターンがやってきます。

それに極めつけは夏以降秋が深まるにつれて、ディープでベイトのワカサギに付くスモールを狙ったシャッドパターンの出番となります。

確かにスポーニングの後は一時的にハードベイトへの反応が悪くなる時がありますが、そこは回復の早いスモールマウス、ネストがまだまだ見られる時期にでも、スポーニング第一陣のビックなスモール達はもう回復していることが多いため、やはりハードベイトが一年を通して有効になってきます。

桧原湖でのシャッドの爆発力!

そしてその中でも、春のプリスポーンのスモールを狙ったシャッドパターンと、夏から秋に掛けてディープのワカサギに付くスモールを狙ったシャッドパターンには強烈なものがあります。

下手をするとシャッドとライトリグでは、10対1から10対0ぐらい釣果に差が出ます。

この差は、スポーニングの為に一瞬にしてシャローにさしてきて、また一瞬にしていなくなる春のスモールマウスと、ベイトのワカサギについて常に異動を繰り返している秋のスモールマウスを捕らえることが出来る、ハードベイトの手返しの速さとスモールマウスのシャッド好きの表れだと思います。

さて肝心の釣り方ですが、使うシャッドは勿論OSPダンク!

実はこのダンク、過去に誰もが知っているであろう某有名ディープシャッド(その時はプロトタイプで、そのレンジを初めて攻略出来るシャッドとしてかなり話題になった。)にトーナメントの舞台で釣り勝ったと言う実績を持っています。

使い方は、春にメインになるのはスモールがシャローにさして来るであろうコンタクトポイントにキャストしてリトリーブ。

水深で言うと2M前後になります。ここでキモと言うか、気をつけて欲しいのが、必ず底を取らずにリトリーブすること。

この時期、底を取ってリトリーブしてしまうと、スモールは極端に食いが悪くなります。

お勧めはリーリングでのリトリーブではなく、ロッドを横に寝かせて、ロッドワークでリトリーブする方法です。

この方法だとロッドティップの高さを調節する事により底を取らずに一定のレンジを引いてくる事が出来ます。

また、シャローにさしてくる一歩手前のスモールにはダンクのドラッキングが有効になります。水深は大体5m前後。

そして春のスモールを、ダンクのキャストやドラッキングで攻略するのに重要になってくるのが地形と風です。

スモールは本当に一瞬でシャローにさしてきて、一瞬で居なくなりますので、コンタクトポイントをしっかり見極め、風の様子を常に気にしながら釣りをすることが重要になります。

次に、夏以降のディープに落ちたワカサギについているスモールを攻略する際にメインになるのが、ダンクのドラッキングにダンクのキャロライナリグが加わってきます。

(写真:桧原湖のディープ攻略法の1つ、DUNKのキャロライナリグ)
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キャロライナリグは、ベイトタックル・スピニングタックルどちらでもよいのですが、秋が深まるにつれてディープに落ちっぱなしで目の良くなったスモールには、スピニングタックルでのキャロライナリグがお勧めになります。

動かし方は、ジャークをメインに、時としてデッドスローでのリトリーブ(これもロッドワークで)にステイ。

そして、このディープに落ちたスモールをダンクで攻略するのに重要になってくるのが、やはりベイトであるワカサギの存在です。

魚探に移る映像を見て、今ワカサギの群れがどんな状態か?スモールはベイトに対してどんな行動をとっているか?これを見極める必要がありますので、魚探とよ~くニラメッコして見て下さい。

最後にダンクのカラーですが、ブリッツやHPFなどチャート大好きの桧原湖スモールマウスですが、このダンクSPを使う時に限ってはアイスシャッドやモロコ、TNサイトスペシャルのようなよりベイトフィッシュライクでシルバー系のカラーがお勧めです。

また桧原湖南部のロックハンプエリアや北部の赤土エリアでは、ワザアリ等のクロー系も良く使います。

桧原湖ではクローも立派なメインベイトで、クロー系を捕食しているスモールはグッドサイズが多いです。

そして桧原湖でメインとなるクロー系のカラーはアメザリなどの赤系ではなく、ワザアリなどの茶系やソフトシェルクローなどの青白系。

なぜって?桧原湖でメインとなるクローはアメリカザリガニではなく、ウチダザリガニだからです。

このウチダザリガニの体色はアメリカザリガニのような赤系ではなく茶系で、爪の付け根が白く、腹部が青っぽく、まさにワザアリやソフトシェルクローがベストマッチです。

このダンクSPを使った桧原湖でのシャッドパターン。はまった時の爆発力は並ではなく、一度体験したらライトリグを投げる気がしなくなりますよ~お勧めです。

年が明ければ、OSPでもサスペンドモデルの出荷時期?だと思いますので、シーズン前にしっかり揃えてシーズンインと同時に爆釣しましょう!!それでは良いお年を!

(写真:季節やエリアによって有効カラーが変化。臨機応変にカラーまで気を配り使い分けてワンモア!)
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ゼロワンジグが葦撃ちを変えた!

今回のテーマは、僕が大好きな釣り“アシ撃ち”です。

アシ撃ちでのルアーとは?

もう10年も前の話ですが、八郎潟が全盛期の頃にアシ撃ちにハマリました…今では、アシの深さや濃さで魚が見えるようになりました…アシマニアです(笑)

(写真:水辺の多くの生き物にとって欠かす事の出来ないアシ。)
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さて、皆さんはアシ撃ちをするときはどんなリグを使っていますか?

テキサスリグ・ラバージグや最近はノーシンカーリグ等の釣り方があるようですが…僕はほとんどがテキサスリグで撃っていました。

その訳は…

1, フッキング率が良い
2, 針先を隠す事により、ほとんどの障害物がクリアーできる
3, ジグより釣れる気がする??
4, ロストが少ないと言った理由でした。

しかし、それは過去の話。ゼロワンジグの登場によりテキサスリグの出撃は無くなりました…(笑)

このジグはテキサスリグのメリットを完璧に持っているプラス、今までのジグには無かった性能があったからです。

皆さんもお気付きですよね?それは“ガードの角度の調整”でした。

カバーを撃っていると、濃い場所や薄い場所ってあります。

その都度角度の調整をして、障害物をクリアーできるラバージグ…これって、画期的なジグですよ!(ここまで調整できるジグって他にある??)

実際の話、最適な調整をすることによってロストする率が減りました…正確には、1個も無くしていません(笑) 

もう一つの特徴は…フッキング。この針の掛かりは最高レベル!

ゼロワンジグで釣ったバスはまだ30~40匹位ですが、ほとんどのバスが一番堅い上顎に“ガッツリッ!”と刺さっています!

こうなってしまえば、どんなに暴れても無駄…プライヤーでしか外せません!

(写真:O.S.P JIG ZEROONEの特徴である、上顎への確実なフッキング!)
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と言う訳で、今年のシーズンも残念ながら終了間近ですが…またアシの生えてくるシーズンを夢に見ながら(あと半年もあるね…)ピッチングの練習に励みましょう!!

(写真:アシマニアも認める、信頼できるジグ、O.S.P JIG ZERO ONEでのナイスフィッシュ!)
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ハード・ハード・ハード!

06年10月24日みなさんどうしても一匹釣りたい時は、ついソフトルアー(ワーム)に手が伸びてしまう事はありませんか?そんな時こそハードルアーで行きましょう!

ぐりぐり・ビシッバシッ・ゴンッ!ドッガーン!!

先日友人のボートに便乗させてもらい、トーナメントで傷ついた心?を癒すために釣りに行ってまいりました。

トーナメントでは食わせのライトリグに手が伸びる機会が多いですから、今回の釣行はストレス発散もかねてハードルアーオンリー勝負です。

友人に「高梨君マジでワーム使わないの?!」とビックリされましたが、「マジですよ~」と笑顔で答え、ルドラに阿修羅にブリッツにハイピッチャーなど等、ハードルアーを宣言通りビシッバシッ・ぐりぐりと投げ続け、一日が終わってみればワームも使っていた友人と釣果は同じ。

最大48センチ1600グラムを含む、トーナメントのリミット5匹の総重量で考えると二人で(友人もビックフィッシュはハードルアー)7050グラムも釣っちゃいました。

今回のMVPは、48センチ1600グラムのバスを連れて来てくれたルドラ!

使い方は、朝一や風が吹き始めたらフィーディングに上がって来るバスを狙って、ルドラFをリップラップの一番上のシャローにキャストしてぐりぐりと潜らせ、ビシッバシッとジャーク。

そして一瞬だけ水面に小魚(ルドラはデカイですけど、イメージは小魚)のだす波紋が出るくらい浮き上がらせて、またぐりぐり・ビシッバシッの繰り返し。

または、リップラップの一段落ちたブレイクの下に居るビックバスにはルドラSPを使い、ブレイクのショルダーにキャストしてぐりぐりっとブレイク下に潜らせビシッバシッ!と見せて、目の前でステイ。

ぐりぐり・ビシッバシッ・ゴンッ!ドッガーン!!とバスがルドラをひったくっていくのは、かなりエキサイティング!

今回の釣行では、ハードルアーの力を改めて実感させられました。

(写真:ビッグフィッシュキラーのルドラでグッドサイズをキャッチ!!)
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また、ゼロワンジグ・ニューウェイト5・7・9グラムのテストもかねて使ってみたのですが、バスが良く釣れる上に本当に根がからない。

ジグ打ちってリズムがありますから、根がかりしちゃうジグだとピッチングやフリッピングのリズムが崩れて打ち続けられなくなっちゃうんですよね。

その点ゼロワンジグはカバーに入れてもスルスル出てくる出てくる。今回の釣行でもロストはゼロです。

なおかつ、ただガードを固くして根がからないけどフッキングが悪いジグと違って、フッキング能力もピカイチ!本当に良い仕事をしてくれます。

皆さんもぜひ、釣具屋さんでゼロワンジグを見かけたら即バイトしてください!カバー打ちが大好きになりますよ。一押しです!

(写真:この日、更にルドラで連発!!そのポテンシャルは未知数。)
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キャスト・キャスト・キャスト!!

一匹は釣りたい、デコるのだけは絶対いや、じゃあ小さいワームにダウンショットでネチネチシェイク、はたまたノーシンカーのワームでスローにスロ~に。

こんな気持ちになったことがある方は、世の中沢山居られると思います。かく言う私もトーナメント中は、どうしてもこんな気持ちになってしまいます。

でもソフトルアーだから釣れる、ワームでスローに丁寧に探れば釣れるなんて考え自体が落とし穴。

スローにソフトルアーでネチネチとなんてのは、そこにバスが必ず居る!でも口を使ってくれない・・・

なんてピンスポットが把握出来ていてこそ本当に生きて来る食わせの釣りです。

大体はスローにやりすぎていつの間にか本日終了。もしくはチビバス一本なんとか釣り上げ、自己満足でとりあえずいっか~と寂しく終了となることがほとんどだと思います。

こんな釣れない時こそハードルアーを投げ通してみてください!

ハードルアーの利点は

1)何と言ってもスピーディーに探れる
2)広範囲に探れる分、バスと出会える確立も上がる
3)そしてビックバスほどハードルアーのストロングな釣りが大好き!(と、私は信じてます。)
ハードルアーは巻き続け投げ続けてこそ威力を発揮する物、ハードルアーは釣れなくてさ~、とソフトルアーに手を伸ばす前に、たまにはハードルアーを投げ倒す!

きっと新しい世界が広がって来ると思いますよ。ハードルアーを投げ続けるコツは、ソフトルアーとシングルフックは釣り場にもって行かない(個人的にはラバージグはOK。もちろんゼロワンジグ!フットボールジグはズル引きしたくなるのでアウト)。

そしてシークレットは、タックルボックスにOSPルアーを入れ忘れない事です(これ最大のキモ!)。

もし二日間デコったとしても、三日目にハードルアーで釣り上げたビックバスは皆さんにとって、ネチネチやって釣り上げた泣きのチビバス一本より、何倍も貴重なバスとなる事間違いなしです!!

(写真:投げて巻くだけ。それゆえ、ルアーのポテンシャルが試されるのがハードルアー。数々の実績をもつ、ハイピッチャーでもキャッチ!)
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テーマはカラー!

皆さんお久しぶりです。

今回のテーマはズバリ!カラー。

僕自身、カラーには無頓着な方ではありますが…色について僕なりの捉えかたをお話します。 

裏磐梯の桧原湖では・・・ 

さて、僕のホームグランドである福島は裏磐梯の桧原湖は、9月に入るとすっかり秋の気配で、朝夕の冷え込みのせいでターンオーバー現象が始まりました。

こうなってしまうと水の中のバスたちは、当然やる気も失せてしまい…。

このような時の対処方として、“カラーローテーション”がありますよね?

この時の基準って…何でしょう?ハッキリ言って僕にも分かりません(笑)

しかし言える事は、魚にはその湖によって、細かく言えばその日によっての好きな色がある。

それ程、釣果と色は密接な関係にあると言うことです。

例えば桧原湖の場合、クリアレイクなのでナチュラルカラーが良いように思われますが…実はチャート系が断然強い日が多いですよ!

写真:POWER DUNK SP 
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クリアレイクにチャートですか??と思われる方も多いと思いますが…不思議ですよねぇ~(笑)

僕は桧原湖で初めに投げるのは、大概チャート系です。

それで反応が無いときは、段々とナチュラルに近づけていき、それでもダメなら…やっぱりチャート系(笑)です。

ここまで書くとかなりのチャートマニアっぽく思われがちですが、ナチュラル系もよく使います。

どんなところで使うのか?と言うと…水質がステインな八郎潟とかは実績があります。

濁り水にナチュラル??これまた不思議!最後に、カラー選択にいつも迷っている優柔不断なA型さん必見!!(ぼくもA型です)

 “鈴木流”カラーの選択法です!

1、 色に対しての固定観念は捨てましょう。
2、 その湖の定番色(実績カラー)を信用しましょう。
3、 ある程度のカラーは揃え、ローテーションして投げましょう。
4、 直感は信じましょう。
5、 それでもダメなら、自信がある色で貫きましょう!

写真左:BLITZ-MR 右:POWER DUNK SP66_2