鈴木隆之 | レポート&プロフィール

圧倒的なバイト数!!ドライブSSギル2”の効果的な使い方とは!?

皆さんこんにちは。6月に入り僕のホームレイク檜原湖は例年よりも若干季節の進行が早く、サイズの良い個体はスポーンから回復してベイトを追い回している状況です。









先日の釣行ではトップウォータープラグからボトムの釣りまで幅広く反応があり、1日存分に楽しむ事ができました。

そんな中でも群を抜いて釣れたのが先日発売されたばかりのドライブSSギル2"でした!



次元が違うと言っても過言ではなく、魚探を見てバスが映ったりワカサギの反応が濃いスポットでは超高確率でバイトに持ち込むことができたのです…



丸飲みです!

ドライブSSギル2"はダウンショットリグもしくは檜原湖定番であるライトキャロライナリグとの相性が良く、泳がせた時の姿勢が安定して回転する事がありません!

これからの桧原湖でのオススメ的な使い方ですが、ミドルレンジにあるハンプ/フラット/グラスエリアなどにバスは多く集まるようになり、加えてワカサギやエビの有無によって釣果が変わってきます。そのようなスポットを探したらドライブSSギル2"をダウンショットリグやライトキャロライナリグ、ハンツやシンクロのトレーラーにセットするのも良いでしょう!
季節を追うごとにレンジは深くなっていきますが、魚探を使ってベイトを探していくとバスにも辿り着けるハズです!



極上ガイドおすすめ!!ドライブクロー2″&HPシャッドテール2.5”!!そして新製品の・・・

皆さんこんにちは鈴木隆之です。今シーズンのお盆休み中は“極上ガイド”に沢山の方々が遊びに来てくれました!



しかし、今シーズンの桧原湖は少々イマイチな感じが続いており…そんな中でもやっぱりO.S.Pルアー達は強かった~!今回はそんなお話です。

原因はハッキリわかりませんが、6月後半から数が伸びない状態。そして梅雨が長く晴れの日が少なかったので虫パターンも不発。そして水温もシーズン中、最も高いシーズンに突入し、バス達は深いエリアへ移動…魚探にバス&ワカサギは映るものの、ルアーに対しては極端に反応しない状況になっていました。

そんな状況に陥ってしまうと、少しでもバスの興味を引くような動き・形・色・そして匂いがとても重要になってきます。特にスモールマウスは匂いに対して敏感で、夏以降の季節は匂いで釣果が大きく変わってしまうと言っても過言ではありません。

実際にガイド中にゲストさんの釣ったワームを総合的に見ても、圧倒的に匂い付きのワームが良かったと思います。



もちろんですが、O.S.Pワームたちはバスの興味を引き出す匂いが付いているのでやっぱり違います!その中でも僕がイチオシなのはHPシャッドテール2.5"とドライブクロー2"ですね~ドライブクロー2"に関しては、発売開始からまもなく10年が経過しようとしていますが、今も色褪せる事無くバリバリ1軍で活躍中です!

ライトキャロライナリグで使うワームに絶対必要なのが“バランスの良さ”でしょう。フックをセットし泳がせた時にワーム自体が回転してしまう物があります。残念ながらそんなワームは圧倒的に釣れません!色々なワームを見てきたので分かるのですが、ドライブクローシリーズは大きな爪が水をよく噛むので、それが抵抗となり回転する事はありません。



使い方ですがドライブクロー2はライトキャロライナリグで、HPシャッドテール2.5"はダウンショットで使う事をオススメします。

ライトキャロライナリグはズル引きが基本ですが、必ずルアーを止める動作が必要です。ライトキャロが苦手な人、または釣った事が少ない人の特徴は、ずっとルアーを動かしっぱなしの人が多いです。もちろん止めている時に食わせると言う意味もありますが、止めた後のワームの動き出しでバスに強制的にスイッチを入れる訳です。簡単に言えば、一定の動きでは見切られてしまうという事です。ダウンショットではルアーが着底後、細かいシェイクでテールを小刻みに動かしバスを誘います。

そんな訳で話は変わりますが、遂に待ちに待ったHPシャッドテール2"の発売(10月上旬発売)が決定されましたね!一足先に桧原湖で使ってきましたが、メチャメチャ釣れる!コレはヤバいレベルです(笑)



ディープフラットで使用したのですが、サイズを選ばず目の前を通ったバスは高確率でバイトしてくれました!発売が楽しみで~す。

JBTOP50第3戦徳島県旧吉野川戦で活躍したO.S.Pルアーとは?

皆さんこんにちは鈴木隆之です。

先日、TOP50シリーズ第3戦が徳島県旧吉野川を舞台に開催されました。
結果から言えば激タフコンディションの試合となった訳ですが、僕の3日間の成績もやはり浮き沈みが激しい結果となりました。今回はその内容のお話です。

JBTOP50第3戦大会結果

遠賀川戦が終わってそのまま旧吉野川のプリプラクティスに入ったのですが、その段階で早々に今回のパターンは掴んでいました。それは、徹底したカバー撃ち!旧吉野川にはカバーは多く存在しますが、キーワードとなったのが“奥行きがないカバー”でした。例えば、葦が密集してバスが奥に入れないスポットや後ろにすぐ護岸がある場所です。





そんなスポットには高確率でバスが付いているのを掴んで練習を終えました。



そんなエリアを撃つのに選んだルアーは、ノーシンカーのドライブスティック4.5"/ドライブスティックFAT4.5"/ドライブビーバー3.5"&4"テキサスリグです。







これは上手くいけば連日リミットメイク(5匹)に近い釣果は出せると確信しました。

迎えた試合初日。朝から降り続く雨…何か嫌な予感はしていたんですがね…

練習で決めていた通りドライブスティックFAT4.5"を撃ち続け、11時頃までには4本をキャッチしていましたが…ここで嫌な予感が的中!なんと雨が強くなり各流入河川の水量が増えた事によってか??イレギュラーな水門操作で減水が始まっていたのです。しかも急激に水が減り、僕の狙っているカバーはあっという間に陸の上。。。

ちなみに初日/2日目と競技時間中は満水の予定で、3日目だけ10時頃から減水の予定となっていました。

まぁそんな事もあろうかと用意しておいたサブパターンのサイト&テトラ撃ちに切り替え、テトラでグッドサイズのバスをドライブビーバー3"のDSでキャッチ!リミットメイク達成です。

その後、2日目のプラクティスの為に各所をチェックしている最中に目の前ボイル発生!すかさずドライブスティック4.5"を送り込み、これまたグッドサイズをキャッチし入れ替えに成功!波に乗っている時は何もかもが上手くいきます(笑)

しかしながらまた一つ嫌な予感が…雨の影響で上流から徐々に茶色の水に変化していたのです。。。
そんな訳で初日終了。肝心なウェイトは5本4,290g。2位からの発進となりました。



ちなみにリミットメイクしたのは3人のみ…

2日目。前日の嫌な予感は的中。会場付近の水質は茶色く濁り、サイト不能の状況に…
それでも水位は高く回復していたので、2日目のカバー撃ちに狙いを絞りました。

しかしながら水質悪化が原因でバイト全く無し。いくら丁寧に細かく撃っても“無”です。
そしてまたイレギュラーな水門操作で減水してしまい、おいしそうなカバーは全て陸の上。狙いをテトラに絞り込み撃つが…結局この日はノーバイト…苦しい1日でした。

初日のウェイトが効いてくれたので予選をクリアする事ができ、暫定4位で決勝を迎える事になりました。

最終日の作戦は悩みました。減水日&濁り…撃つべきか?巻くべきか?クリアアップしている場所を探してサイトするか?

出した答えは減水するまで撃ち、その後テトラと水質を見てサイトする事に。。。

若干水は落ち着いたように見えましたが、昨日の今日でバスは簡単には口を使わない状況。

そんな中、葦際で貴重な1本を掛けるも痛恨のバラシ…

予定通り昼前から減水が始まり、それに合わせテトラ撃ちやシャローのチェックをするもノーバイト。
気がついたらタイムアップ。とにかく3日目はあっという間に時間が過ぎてしまいましたね…成す術無し。

そんな訳で、初日のウェイトがやっぱり効いてくれて総合11位でフィニッシュ。

完全にバスの居るエリア/スポットが完全に見えていただけに悔しさがとてつもなく残った試合でした。

旧吉野川は天候やその日の水門調整により全く別の顔になるフィールドです。だからこそ面白く、攻略するには難しいフィールドでした。
勝ちの道がうっすらと見えていただけに…本当に勝ちたかった。

JBTOP50戦もあと残り2試合。もちろん全力でいきますよ~!

JBマスターズ第3戦霞ヶ浦戦3位入賞の原動力!ドライブスティック4.5″!!

皆さんこんにちは鈴木隆之です。

先日6/15~16に霞ヶ浦を舞台にJBマスターズ第3戦が開催されました。結果から言うと、日曜日は強風が吹きつけ安全を考慮した結果大会は中止となり、土曜日のみの成績で順位が決定しました。自然相手の競技、安全第一なので仕方のない事です。

JBマスターズ第3戦大会結果

そんな訳で、何と昨年の優勝に引き続き今回は3位入賞!プリプラクティスもろくに出来ない状況だったので僕の中では上出来でした!



そんな訳で、今回は1週間前の練習から使ったタックルのお話です。

霞水系は約半年のブランクがありましたが、この時期の釣り方は得意な撃ち系の釣りが良くなる時期。もちろんシャローのカバー系の釣りで霞ヶ浦の現状をチェックすると…小さいながらも比較的簡単にバスをキャッチする事は出来ましたが…試合のプレッシャーや他の選手とのバッティングを考えると、マスターズのリミットである5匹はかなり苦戦すると思われました…

そして試合前日(金曜日)の練習では、やはり水深が1m未満のブッシュやジャカゴの杭にバスが付いている事を確認。

それ程ゴチャゴチャしたカバーではなく縦ストに付いている感じが強かったので、使うルアーはドライブスティック4.5"ノーシンカー(バックスライドセッティング)とHP3Dワッキー5"ネコリグ(カバー仕様)をメインで使う事に。

その他にもドライブビーバー3.5"5gテキサス/ドライブクローラー4.5"ジグヘッドワッキーなどもボートに積み込みましたが…大会初日の土曜日は朝から東からの強風の予報。エリアは必然と限定的になり色々と動き回れないと予想。。。

そして迎えた大会初日。やはり雨&東の風が強い…ので、スタートしてすぐに前日確認しておいた麻生のジャカゴがあるエリアへ直行!先行者が居なかったのでドライブスティック4.5"ノーシンカーを使い一番いいスポットから流して行く事に。

開始早々にラインが横に走るバイトがあったが…痛恨のすっぽ抜け。痛いミスだったけど、気持ちをすぐに切り替えひたすら細かく撃つ。。。

そしてオーバーハングしたブッシュ+木杭の一級スポットで重くなるバイト!落ち着いてフッキングして姿を見せたバスは1kg以上のグッドサイズのバス!

その後他の選手も増えてきたので小移動し、見た目は二級のあまりやらなそうな木杭を超丁寧にドライブスティック4.5"ノーシンカーで撃っていくと…明らかに手元に伝わるバイト!思い切りフッキングしたラインの先はかなり重い!

慎重にやり取りしながらボート際に寄せると…何かのロープに巻かれてる~(笑)がしかし、慌てないでゆっくりラインをほどきながらバスをキャッチ!推定1.5kgのキッカーサイズね!この時点で2kg後半までウェイトを上げましたが、優勝となるとあと2匹は追加したいところ。。。

その後移動を重ね、最後のエリアとなる麻生エリアの石積みのインサイドブッシュでもう1匹追加する事に成功!

この日は天候が昼からもっと荒れる予報の為、本来14時帰着が13時帰着と短縮になっていたので無理をしないでちょっと早めの帰着。。。

結果は単日3位の結果。やはりもう1匹釣りたかったけど、その1匹が遠かった~!

そんな訳で2日目が荒天の為中止となり…そのまま3位でフィニッシュでした。



結局、今回の試合で釣ったのは3匹でしたが、その全てがドライブスティック4.5"です。大会のリザルトを見ても分かるように決して釣れた大会ではなく、どちらかと言えばかなりローウェイトの結果であったと思います。

そんな厳しい状条でも確実にバスに口を使わせるルアー。バスが居れば高確率でバイトしてくるルアーだと確信しています!



ドライブスティックは何故にそんなに釣れるのか?僕は色々と考えたのですが、そのシルエットと沈下速度が大きく関係していると考えています。キーとなるベイトは“手長エビ”で、きっとバスにはドライブスティックは手長エビに見えているはずです!

桧原湖の春と言ったら迷わずコレ!ハイカットシリーズ!!

皆さんこんにちは。
鈴木隆之です。

僕のホームレイク桧原湖では待ちに待った開幕です!約半年の眠りから目を覚ましたばかりの桧原湖の釣果は??今回はそんなお話です。

今シーズン初めて桧原湖に浮いた日は4/27(土)。もちろん湖の氷は全て溶けて釣りが出来る状態でしたが、水温は6~7℃程。桧原湖は4月の末でも水温が一桁台は普通で、下界とは比べ物にならない程季節の進行が遅いです。。。

低水温という不安を抱えたまま春の定番エリアを廻ってみると…すぐに重くなるようなバイトがあり、めでたく今シーズン初スモールをゲット!



水温は低いがバスの活性は思っている程低くは無く、むしろバスが居るスポットにルアーを通せば素直に反応してくれる感じが強かったです!肝心なルアーは、桧原湖の春と言ったらコレしかないでしょう!皆さんも使ってくれている“ハイカットシリーズ”です。今回はベイトタックルで使用していたので、マグネット重心移動が付いてよく飛ぶハイカットDR-SPを使用しました。

結果的にこの日の釣果は6バイト3フィッシュ。短時間の釣行でしたが上出来でしょう!

次の日からは本番とも言える“極上ガイド”です。。。



そして次の日、朝起きてボートに向かうと…ボートカバーに雪が…ガリガリに凍っている。
流石にこの寒さは水温も下がっているだろうな~。そう思いながらガイドスタート。やはりこの時期の定番エリアに向かい、早々にゲストさんのハイカットSPにグッドサイズが!





ここでタックルのセッティング方法をご紹介。
普通スピニングタックルで使用する場合は、フロロカーボンライン3~4ポンドを使用し、狙うレンジによってハイカットSPかハイカットDR-SPを使い分けます。春の桧原湖5月いっぱいまではハイカットSPでOKでしょう。

ベイトタックルで使用する場合はフロロカーボン6~8ポンドを使用し、向かい風でもよく飛ぶハイカットDR-SPを使用。ラインが太い分MAX潜行深度までは潜らないけど、このタックルシステムは何よりも手数が多いです!



話は戻り、その後同じく春の定番エリアを廻ったが…ショートバイト&バラシが多く釣果はポロポロ。

しかし、ほとんどのバスをハイカットシリーズで仕留める事ができ、特に春は絶対に強いルアーだと改めて思い知らされました!

最後にオススメカラーですが、正直どんなカラーでも釣れます(笑)その中でも強いて言うなら…GFスポーンレッドとワカサギ系のカラーがあれば絶対に大丈夫!ハイカットシリーズを信じて巻いて下さい。。。



ちなみに、平成最後のバスはドゥルガ73SPで!(笑)

JBTOP50霞ヶ浦戦で信じて戦い抜いたO.S.Pルアー!!

皆様こんにちは、鈴木隆之です。10/12(金)~10/14(日)霞ケ浦を舞台に開催されたJBTOP50戦を最後に、2018年トーナメントシーズンが全て終了しました!その最終戦ですが、実は霞ヶ浦水系は大の苦手で釣れる時は簡単なのですが、エリアが広い上にバスを目で探す事が出来ないので。。。今回はそんなJBTOP50最終戦のお話です。

まずは苦手意識を少しでも無くすべく、プラクティスに1週間入りました。とは言え試合の半月も前の状況なので、あまり深追いはせずバスが濃いエリアをざっくりと探す作業&未開拓のエリアのチェックにほぼ全ての時間を費やしました。この時点で良かったのは葦やブッシュのカバー撃ちで、3.5gテキサスリグまたはネイルリグのドライブビーバー4"でした。このタックルが一番好調でした。



他にもハイピッチャー3/8ozやHPシャッドテール3.6"テキサスリグ等もコンスタントに釣れていましたが、秋のバスは変わりやすく、プレッシャーや3日間の戦いで厳しくなると予想しました。





そして2週間後の試合へ臨みました。前日2日間のプラクティスでは反応はイマイチ。当日になってみないと全く分からない状況でした。そして迎えた初日、結果から言うと、4匹で3094gを釣り12位の好発進!プラクティスで反応が良かった場所(カバーと石積み)だけをランガンしました。



使ったルアーはドライブスティック4.5"ノーシンカーとHPシャッドテール3.1"ダウンショットのみ。この2つホントに釣れる!そう確信させてくれた初日でした。



迎えた2日目。
なんと、まさかのノーフィッシュ!明確なバイトは1回も無く、何故そうなったのか原因が掴めませんでした。2日目の成績で3日目の決勝日は無理だと思っていましたが、まさかのギリギリで予選通過!初日の成績が利いてくれました!

そして最終決勝日。
この日は1時帰着なので競技時間が短い上、JBTOP50の選手達が練習日から合わせて4日間釣り込んだフィールド。しかし、タックルはそんな厳しい状況でも結果を出してくれるHPシャッドテール3.1"ダウンショットリグ/ドライブスティック4.5"ノーシンカー/ドライブビーバー4"の3.5gテキサスをメインに選択。結局、キャストしたのはこの3セットのみ。特にバスの魚影が濃かった石積みと葦のみにスポットを絞り込む作戦で戦いました。そして最終日の結果は2本1184g。HPシャッドテール3.1"ダウンショットリグが良い仕事をしてくれました。2匹とも石積みに隣接する杭から絞り出しました!



そんな訳で総合成績は25位。やはり2日目のゼロが非常に悔やまれた結果となりました。その他にもミスやバスのチェイスを見たのが何度かあったので本当に悔しい!全部取りたかったけど、まだまだ修行が必要ですね。

秋の桧原湖に欠かせない!?HPシャッドテール2.5”!

皆さんこんにちは。
季節は10月に入りフィールドはすっかり秋らしくなってきた頃ですが、僕のホームレイク桧原湖ではシーズンも終盤となってきました。

裏磐梯エリアは標高が高い為に下界より約1ヶ月早く寒さがやってきているので、現在は朝夕の寒さが厳しくなってきております。そんな桧原湖ですが、今年は夏以降の釣果が伸び悩んでいます…台風の影響で水が悪くなって以来、開催される大会では近年には無いウェイイン率の悪さが目立ちました。

実際に9月に開催されたTOP50でも、その状況変化にアジャストする事が出来ずに無念の予選敗退…改めて桧原湖の難しさを痛感しました。このような感じの桧原湖なので、僕が桧原湖で行っている“極上ガイド”のゲスト様には喜んで帰って頂きたいと思い、必ず用意してもらっているワームがあります。それは“HPシャッドテール2.5”です。現在の厳しい状況の桧原湖でも必ず釣れるワームがコレで、ゲスト様には毎回ボーズを逃れて楽しんで帰って頂いています!

使い方はDS/ライトキャロが一般的ですが、シャローの巻きキャロで使っても実績を出してくれました。このルアーの釣れる要素として、ハイピッチで動くボディーと匂いが一番の理由でしょう…特にスモールマウスはルアーの事をよく見ます。そして少しでも何かが違えばUターンして逃げていく魚です。そして匂いですが、これもまたスモールマウスは特に匂いに敏感で、スモールマウス歴20年の中で出た結論は…絶対にバスは(特にスモールマウスは)匂いがある方が釣れる!と確信しています。。。
そんな理由から、僕が自信を持って皆さんやガイドのゲスト様にオススメできるワームの一つなんです。

使い方として、DSなら止めることなく延々とシェイクする動きが良く、ライトキャロなら6:4の割合で止める:ズル引きがオススメです!

そして水温が下がる今からは、水深が1.5mよりも浅いシャロー(なるべく遠浅)のエリアでライトキャロ+HPシャッドテールを巻いてみて下さい!釣れればグッドサイズのスモールですからね~

と言う訳で、裏磐梯エリアは残り少ないシーズンとなりましたが、朝夕の冷え込みが厳しい時期ですので防寒対策はしっかりとして遊びに来て下さい。

鈴木隆行 桧原湖極上ガイド公式ホームページ

【祝】JBマスターズ優勝!!

皆さんこんにちは。7/14~15にかけてJBマスターズシリーズが霞ヶ浦を舞台に開催されました。その大会で見事優勝を勝ち取ってきました!皆さんからのご声援ありがとうございました。このマスターズシリーズはエントリーが100人を超える大きなシリーズで、TOP50への登竜門と言っても過言ではありません。その為、上を目指す若いアングラーや熟練のベテランアングラーなど強豪がひしめくシリーズとも言えます。そんなシリーズの中での実に15年ぶりの優勝です。。。嬉しさの他には何もありません(笑)そんな訳で、今回は優勝までのストーリーをお話ししたいと思います。前の週はTOP50戦だったので、練習は大会前日の1日限り。実は、霞ヶ浦での釣行は今年が初めてだったのです…そんな訳で、OSPプロスタッフでもある“ハシタクプロ”からアドバイスを頂き、プラクティスから釣りの方向性を探りました。釣れないながらにも僅かな光が見えたのは、とにかく徹底したシャロー撃ち。それもボートが入れるギリギリの浅い場所で、カバーや葦が絡んだエリアであれば何とかバスをキャッチ出来そうな感触を掴み大会当日を迎えました。朝一からメインにしたエリアに直行し、葦やウッドカバー・冠水植物などを撃ちまくり、ドライブスティック4.5を使い9時までに3匹をキャッチ。その後太陽が高くなるにつれてバイトが遠のく…狙う場所を特にシェードで入り組んだ場所に変えてひたすら撃つと…待望のキロフィッシュ!リミットメイクまであと1匹。。。その後はドライブビーバー3.5+5gテキサスに変えて、もっと濃いカバー+シェードを撃っていくと…僅かな違和感が!フルフッキングでカバーの奥から引きずり出し、キャッチしたバスは推定2kgの霞水系ではMAXサイズとなるキッカーフィッシュ!掛けた瞬間に見えた魚の頭が大きくて、変な熱帯魚でも掛けたのかと間違えた程でした(笑)見事リミットメイクを達成した事、そしてマスターズは2日間のポイント制で競う事もあり、戦略としてこのエリアを2日目の為に温存する事にしました。余裕を持って帰着し、検量した結果は5匹4136gと3位での発進です!【迎えた2日目】戦略としては…他にする事も作戦も何もありません。。。とにかく撃つのみ!と言う訳で、1日目と同じスポットからの開始です。開始早々、人工縦ストラクチャーに付いているバスを3Dワッキーネコリグでキャッチ!これは幸先が良く、精神的にもかなりのアドバンテージとなりました。こんな状況下ではミスが付き物なので、1キャッチごとに結び直しての1キャスト目…連続バイト!!これは乗ってる~!サイズは小さいながらも優勝への1歩を踏み出した感じがハッキリとしました。しかし…ここから数時間、バイトは得られるもののバスをキャッチする事が出来ませんでした。画像提供:JB/NBCそして、とある水門出口にあるシートパイルをDS+ドライブシュリンプ3で撃っていくと、ピックアップ時にバスのチェイスを確認…もう少し丁寧にしていればバイトに持ち込めたかもしれません。しかしながらバスが居る事が分かり、より丁寧にじっくり探っていくと…すぐにバイト!反転した一瞬見えた魚は確実にバスで、しかもグッドサイズ!と思った次の瞬間…痛恨のミス。テンションがフリーになったロッドの感覚が今でも覚えています。トーナメントには魔物が澄んでいる。よく耳にするワードですが、この時ばかりは痛い程身に沁みました…完全にかみ合っていたギアが外れる音がしました。画像提供:JB/NBCでも、これがあるからトーナメントと言う実戦はやめられないし興奮が何倍にもなるんです!今まで長い事トーナメントで戦ってきた訳ですが、ここで諦めたらそこで負けが決定してしまうのを知っていました。とは言えほとんど心は折れかけていましたが、何としてもバスを釣ると言う気持ちは捨てませんでした。この時点で時間は12時前後だったと思います。13時が帰着なので帰り道の時間を考慮しても、釣りが出来る残り時間はせいぜい30分程度。ここで気持ちを一掃する為、朝一のスポットに移動する事に。そしてここからまだ僕が体験した事のないミラクルが待っていたのです!人工縦ストラクチャ―を3Dワッキー+ネコリグで1つ1つ丁寧に探ると…僅かにラインが走ったのを感じ、バスを引き離すようにフッキング!画像提供:JB/NBCあまりにも突然にその時がやってきたので自分でも信じられませんでしたが、とにかく落ち着くように自分に言い聞かせ無事にバスをキャッチ!その瞬間、優勝に立ちはだかる壁を越えた感じがしました。結果的に見ればこの1匹で優勝は決まった訳でしたが、この勢いは止まらず僅か数分後にこの日最大となるダメ押しの1匹をキャッチ!制限時間ギリギリのところで2発の逆転フィッシュを仕留める事に成功しました~!そんな訳で今回使用したタックルはルアー:ドライブスティック4.5 (TW004グリーンパンプキンペッパー)ノーマルセッティングロッド:スティーズブラックジャックリール:スティーズ SLPWORKSセミオーダーライン:スティーズフロロモンスター 14ポンドフック:バザーズSOS4/0

桧原湖で活躍するオリカネ虫!!

皆さんこんにちは。僕の愛すべきホームレイク桧原湖にも日本一遅い?春がやってきました!

季節は5月の下旬に差し掛かった頃ですが、やっと水温は15℃までに上がってきました。下界ではバスのコンディションはポスト~アフターがほとんどでしょう。。。しかし、裏磐梯エリアではまだまだプリスポーンで、やっとバス達の産卵の気配が感じられています。

今年の桧原湖は4月下旬から調子が良く、水温の低い時期にはハイカットやHPシャッドテール2.5のライトキャロが好調でした。



そして水温が12℃を超えた事から桧原湖最強ルアーとも言える“アイウェーバー”が炸裂しました!とにかく釣れましたね~



僕の極上ガイドのゲストさんも、このルアーでボコボコに釣っていました!釣り方も比較的簡単なルアーでもある事から、初心者や女性アングラーでも“アイウェーバー”を使用してグッドサイズをキャッチしていました!



そして、水温15℃を超えると同時に、裏磐梯周辺では通称“春蝉”が鳴き始めます!と同時に、虫ルアーの始まりとなります!もちろん出番はオリカネ虫。。。



このオリカネ虫はスモールマウスの大好きなルアーなのですが、スモールマウス用にはちょいとチューニングする事をオススメします!何故ならスモールマウスは口の容量がラージマウスと比べて小さい為、ルアーを吸い込む力が弱いのです。簡単に言えばルアーが口の中に入づらいという事ですね。なので、僕の場合はヘッドを削って小さくするか、ヘッドを付けずにボディーの穴に比重の高いワームをねじ込んで使用しています。



このようなチューンをする事により、スモールマウスの口の中に完全に吸い込まれる訳です。是非ともお試しを。

このルアーの釣り方の基本は“チョウチン釣り”となりますが、オリカネ虫特有のガードがあるおかげで回収率は100%に近いですね~!濃いブッシュや木の枝にラインを絡めてもほとんどルアーをロストする事無く無事に帰って来てくれるのはとてもありがたいですね!



と言う訳で、裏磐梯の虫パターンは7月下旬まで続きます!これから裏磐梯エリアに行く方は他の物は忘れてもオリカネ虫だけは忘れないでくださいね~!

JBTOP50第1戦レポート

みなさん、こんにちは。鈴木隆之です。いよいよ2018年トーナメントが開幕しました。

つい先日TOP50第1戦を終えたばかりなのですが、今回もO.S.Pルアーが大活躍! 約半年ぶりでしたが、やっぱりトーナメントは楽しかった~

そこで今回は愛媛県野村ダムで行われた第1戦の模様を、プラクティス時からお話ししたいと思います。

プリプラクティスは3月後半に入ったのですが、バスのコンディションとしては“冬に近い状態”~“プリスポーン”と幅広く混在している状況でした。その中で、2週間後の試合を見据えてのバス探しで絞ったエリアは、やはりスポーニングエリアとなるであろう底質や水深です。野村ダムの多くは切り立った岩盤や角度の急なバンクなのですが、その中でも張り出したシャローやなるべくナローなバンクをチェック。

すると、バスは素直に反応してくれました! そう、野村ダムのバスは非常に素直なのです。ちなみに、この練習で釣れたバスの多くが“横の動き”によく反応し、ハイカットSPやアイウェーバーで釣果を得ることができました。



ま、たまにはこんなチビッ子も釣れますが…(笑)



プリプラクティスを終えた感想は、とにかく横の動きへの反応がいいことと、ハイカットおよびアイウェーバーで手返しよく釣れることでした。しかしながら不安要素がひとつ。それは季節が春だということ…3~4月にかけては季節が一番変動する時期。約2週間後はさらに春が進み、スポーン直前になるだろうと予測。練習での釣りが継続しているか、これが最大の不安要素でした。

そして迎えた直前練習。湖にボートを浮かべ、魚探の電源を入れた瞬間… 魚探が壊れたと思いましたね(笑)

水温が19℃もある! これは予想を遥かに上回る上昇具合。10日間で5℃も上がってしまいました。この水温であれば、スポーンも十分にあり得る。

とにかく、プリプラクティスで感触がよかったエリアと釣り方で回っていくと、ちょっと微妙な感じ。特に、速い横の動きのルアーへの反応が悪くなっている…水温は19℃ということで、スポーン系のオスが多く釣れるのですが、グッドサイズのメスが釣れない。

結局、グッドサイズを狙って釣る釣り方を見出せずに試合本番を迎えることに…

フライトは35番と決してよくない順番だったので、ウエイトが稼げる上流は諦めて、下流のスポーニングエリアへ直行!他の選手も何人かいましたが、とにかく釣りまくりました!

ここで初日にメインとして使ったタックルですが、HPシャッドテール3.1インチのライトキャロ、ドライブクローラー4.5インチのネコリグ(1.8g)、ドライブクローラー5.5インチのスナッグレスネコ(2.7g)、ドライブシャッド3.5インチのリーダーレスダウンショット(3.5g)。そしてキッカーフィッシュ狙いでドライブビーバー3.5インチの10gテキサスでした。



初日は数をかなり釣ることができて、数グラムの入れ替えを何度も繰り返しましたが… キッカーフィッシュが1匹も入ることなく終了。結果、2,600g台をウエイインし、31位と大きく出遅れたスタートになりました。やはり最低でも3kg以上は出さないと、何ともならない結果でしたね…



迎えた二日目。初日と比べると急激に冷え込み、加えて強風で、1日中寒いかった記憶が強烈に残っています…



この日もスタートは前日と同じエリアから。開始数投目でドライブシャッド3.5インチのリーダーレスダウンショットにバイト! 

が、しかし… 痛恨のフッキングミス。とことん下手すぎる(笑)しかしながら、完全に掛ける前にルアーが外れた感じがあったので、もう一度バイトしてくる確信はありました。

同じスポットをよりスローなHPシャッドテール3.1インチのライトキャロで攻めると、明確なバイトが手元に伝わり、難なく1匹目をキャッチ! それが1kgを超えるグッドサイズのメスでした!!数は少ないものの、やっぱり季節どおりにバスは動いている。そこで必ずまたメスは入ってくると信じてキャストを繰り返しました。が、その後が続かず移動。昼前まで2匹と絶望的な状況でしたが、最後は自分のやってきた練習や経験を信じるしか、この状況を打開する方法はないんですよね~。そんなわけで、練習の段階から見つけておいたエリアで連発させて、とりあえずリミットメイク!

1匹以外は350g台のオスばかり… でも、オスが多いエリアは必ずメスが入ってくる。今までの経験上、これは確かなので粘ることに。この作戦が功を奏して、グッドサイズのメスを追加することに成功! 結果、2日目は3,042gで単日13位。



予選を20位で通過しました。とりあえず予選は最低限のハードルに設定しているので、通って当然という意識です。逆にもう少しウエイトを稼いでおきたかった… 初日のつまづきが響きます。

迎えた最終日、つまり決勝。

もう目の前のバスはどんなに小さくてもすべて釣る覚悟で臨みましたね。この数日間で水温も下がって(2日目の終わり間際に雹が降った)、バスの活性は幾分下がっているはず。メインで使うタックルはHPシャッドテール3.1インチのライトキャロと、ドライブクローラー4.5インチのネコリグ。そしてドライブビーバー3.5インチのテキサスに絞りました。

最終日は3日間の中で1番スローにルアーを操り、食わせに徹した日でもありました。

この日も例のごとく、いつものエリアからスタート。幸先よく2匹連続でキャッチしましたが、200g台のマメ… それでも貴重なキーパーサイズです。過去の経験から、このキーパーサイズが非常に活きてくるのを知っていたので、丁寧なやり取りでキャッチ。

その後スレたのか、それとも獲りきったのか、まったく音沙汰なしの展開が続いたので移動。前日に連発させた道路跡へ。このエリアも必ずメスが入ってくるスポーニングには最適な底質だったので、半ば確信に近い状態でキャストを続け、すぐに2匹追加することに成功!

あと1匹、キッカーとなるメスが入れば…ここで悩みました。粘るか、それともラン&ガンか。

ボクの性格上、粘ってバスが入ってくるまで待つのが得策だと考え、最後までその場所をキープすることに…すると、すぐにロッドがひったくられるような強烈なバイト! ドラグが鳴り、ロッドで耐える… ライン、ロッド、リール、フック、そしてルアー。すべてのタックルを信じていたので、不思議なほど落ち着いてファイトをした末にネットイン!!

いやー、シビれました。これこそがトーナメントの醍醐味。最高です!その後も数グラム単位の入れ替えを行い、結果、この最終日は2,500gを持ち込んで単日5位!



そして総合順位を17位まで上げることができました。いま振り返ってみるとやはり、初日の31位が響きますね…

というわけで、総合順位は何とも微妙な位置ですが…(笑) しかしレースはまだはじまったばかりです!また次戦も精一杯がんばりますので、みなさんの応援をよろしくお願いします。

JBTOP50 2017シーズンレポート

みなさん、こんにちは。

季節は早くも12月に入り、今シーズンのトーナメントの日程はすべて終了いたしました。

今年もあっという間にシーズンが過ぎていったわけですが…今年の成績はどうだったのか? と言うと… 年間順位が35位と見てもわかるとおり、まったくいいところなしの不完全燃焼でした。思い返してみると、詰めの甘さやミスばかりが蘇ってきます。

そんな中でも、今回は今シーズンに活躍したO.S.Pルアーのお話しです。

今年のTOP50シリーズは福岡県にある遠賀川からスタートしたのですが、その初戦から大活躍してくれたルアーがあります。それは…“ドライブシュリンプ3インチ”でした!

この試合は決して釣れたとは言えず、むしろ毎日1匹ずつ釣ってくるという展開でしたが、2日目のグッドサイズをもたらしてくれたのがこのルアーでした!



ほかの選手も釣れていなかったこともあり、正直この1匹でジャンプアップできましたね~。

セットしたリグはボクの十八番でもある“ライトキャロ”。スーパースローにルアーを操るのですが、わずかな水流でもしっかり動いてくれる各パーツは見せて食わせるには最高のワームでしょう。

そして第2戦の弥栄ダムでもO.S.Pルアーを駆使して釣ってきました!

この試合は6月に開催されたのですが、バスのコンディションは明らかに表層を意識していたので、当然のごとくオリカネ虫&ドライブクローラー3.5インチ(ノーシンカー)で攻め、グッドサイズのバスをキャッチすることができたのです。



今振り返ってみても、楽しかったなぁ~!

そして続く七色ダム戦。クリアレイク戦が続き、プリプラの段階からまたしてもオリカネ虫が絶好調! しかし… 本番直前になってこのパターンは崩壊していたのです。

表層のルアーにまったく反応が悪くなってしまい、急遽HPミノー3.1インチを使ったサイトフィッシングで、初日こそ何とか5匹を揃えてきて14位からのスタート。

しかし2日目、ミスの連発で負のスパイラルに陥ってしまいました… 結果、痛恨の予選落ち。悔しさのあまり、帰り道が非常に辛かったことだけが思い出されます…

続く第4戦の桧原湖。

ホームレイクで負けるわけにはいかないと気合いを入れ、練習をみっちりやり込みました!

プリプラで反応がよかったのは“O.S.Pジグ03ハンツ+ドライブシャッド3.5インチ”や“ドライブクローラー3.5インチ”のダウンショットに反応がよく、活性が高い時にはハイカットDRを使用したドラッギングで簡単にキャッチすることができていました。

そして迎えた、試合当日。プラクティスとは状況が変わっており、有効なルアーもそれに応じて変わってしまっていました。

バスのレンジは7~9mでいいエリアには船団が形成されましたが、その中でもやっぱりドライブクロー2インチのライトキャロは強かった~! ハイプレッシャーの下でもバイトに持ち込む力がありました。同じリグでHPシャッドテール2.5を使ったスイミングでも反応が多かったですね。



迎えた運命の最終戦、霞水系… 非常に苦手意識があるフィールドだったのでプリプラからかなり釣り込みました。その中で見つけたパターンはHPシャッドテール3.6インチをジグヘッドにセットし、杭や矢板などの縦ストに対してタイトにスイミングさせてバイトに持ち込むというもの。この釣り方で連日、グッドサイズが釣れていました。



HPシャッドテールの3.1インチでもなくドライブシャッド3.5インチでもなく、HPシャッドテール3.6インチだけにバイトが集中。多分、その時のメインベイトのシルエットがよく似ていたのでしょう。

しかしながら、試合直前の練習になって、水温が急激に低下… そして連日の雨と強風。

前日練習でもバスを釣るヒントすら見失ってしまい、無念のノーフィッシュ。しかも悪天のためになんとワンデー限りで試合終了。

自然の中での競技なので天候に左右されることは普通なのですが、このときばかりはすべてが裏目に出てしまいました。

トーナメンターとしてどんな状況でも絞り出すのがプロであり、それができなかったことに情けなく、悔しい思いしか残らない試合となってしまいました。この復讐は必ずします! 絶対にね!

というわけで、あっという間のシーズン終了ですが、なんだかんだ言ってもやっぱり楽しい! バスを通して地元の親切なアングラーとも知り合うことができ、自分の知らない世界を見ることができました(笑)。

また来季もTOP50の舞台で戦います。どんな戦いになるかわかりませんが、悔いのないように思い切り戦ってきます! みなさん、引き続き応援のほど、よろしくお願いします。

桧原湖で活躍するドライブクロー!!

みなさんこんにちは、O.S.Pプロスタッフの鈴木隆之です。

ボクのホームレイクの桧原湖はすっかり秋の気配が漂って、シーズン終盤に向かっていることを感じさせられます。しかしまぁ、今年の桧原湖はすごい! 去年の鬱憤を晴らすかのような釣果が連日のように出ています。

特に先日開催されたJB TOP50プロシリーズ第4戦は、これまでにないほどの乱打戦!! すさまじかった… 実は前日練習から釣れる試合になるだろうと予測していましたが……

試合初日と2日目は、本当に“異常な釣れ方だ”と思うほど釣りましたね。肝心な試合の結果は、総合15位でフィニッシュ。ホームレイクということを考えれば実に不本意な結果ですが、それでもギリギリ入賞を果たしました。応援してくれたみな様のおかげです! ありがとうございました。また次戦も応援よろしくお願いします。

というわけで、今回の試合で活躍してくれたそのルアーですが、それは… 以前から口をすっぱくしてオススメしている“ドライブクロー2インチ”です。

もうこれは余計な説明は野暮ですよね(笑)。とにかく釣れる! スモールマウスはこのドライブクロー2インチを、エサだと思っているかのような釣れっぷりです。

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ボクの中で、桧原湖でと使うライトキャロのうちドライブクロー2インチが6割、HPシャッドテールが3割、そしてドライブシュリンプ3インチが1割といった感じです。

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使い分けの考え方としては、フワフワ感を強く出したいときには比重が軽いドライブシュリンプ3インチ。ときどきスイミングで中層をただ巻きで誘いたい時にはHPシャッドテール2.5インチ。そしてとにかく釣りたい、ライトキャロが苦手、迷ったら… ドライブクロー2インチです!

桧原湖でのオススメカラーをよく聞かれるのですが、その日や季節によって若干の差は出ますが… 正直どの色でも釣れます。ボクが桧原湖では欠かせないカラーだと思うのは“グリーンパンプキン・ブルーフレーク”と“抱卵エビ”。クリアレイクでは自信を持ってオススメできる色ですね!

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使い方のコツが一つだけあって、それは必ずルアーを止めること。釣れないときほど焦ってルアーを早く動かしてしまいがちになりますが、これが実は負のスパイラルを生み出す原因なのです。

必ず釣れると信じてルアーを放置気味のほうが、バイトを得られることが多いです。

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これらのルアーは試合だけではなく、もちろん“極上ガイド”でも活躍してくれています!

ボクのガイドに来ていただいているお客さんのほとんどがドライブクローの使い手(笑)。へたなアドバイスをしなくても、ジャンジャン釣っていただいています。

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とにかく今年の桧原湖は“特に”ドライブクロー2インチを頼ってください! 絶対にオススメですから~!!

旧吉で開催された「バサーワイルドカード」レポート

みなさん、こんにちは。暑い日が続きますが、お元気ですか~?

ボクはと言いうと… 肌寒い桧原湖生活と灼熱の下界の生活のギャップについていけず、体調を崩しておりました… もう回復しましたけどね!

灼熱といえば7月の最終週に“灼熱の四国遠征”をしてきました!

そうです、昨年からはじまりこの時期に開催される“オールスタークラシック・ワイルドカード”への参戦で、久しぶりに旧吉野川を訪れたのです。約2年ぶりかな??

まず高速を降りて感じたのは… セミの声がヤバい! ボクの住む新潟では聞いたことがない鳴き声だぞ‼ う~ん、たぶんクマゼミでしょうか。しかしまぁ、車の中に居ても聞こえるくらいだから外はもっとすごいのだろう… と考えながらフィールドへ向かいました。

現地について案の定、すごいセミの鳴き声と灼熱の太陽… ボクが想像していた「南国の気候」を通り越して、マジで気を付けないとヤバい暑さ… まずは体調管理が第一だと思いました。

そしてさっそく練習開始。予想していたとおりとても厳しいコンディションではあったものの、わりと早い段階で釣り方の方向性を見出すことができました。

大きく分けて3つのパターンがあり、主軸に据えたのはリップラップがあるスポットをO.S.Pバズ02ビートを引きまくること。そしてサブパターンとしてオカッパリからのプレッシャーが低いエリアのブッシュ撃ち。そして見えバスが濃いエリアでのオリカネ虫を用いたサイトフィッシングでした。練習の段階では、これらの釣り方で上手くいけばリミットメイクも夢ではない可能性があったほどです。

そして迎えた試合当日。O.S.Pバズ02ビートはディファインブラックを選択。練習のときから最もバイトがあり、しかも晴れた日中でもバイトを得られたことから迷わず選択!

戦略としては、とにかく1級スポットでO.S.Pバズ02ビートで引きまくること。必ず出ると信じて運命のスタート!

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ちなみにこのワイルドカードでは1位のみがバサーオールスタークラシックの出場権利を得ることができ、2位以下は残念ながら何も残らない過酷な試合です… よって、戦略もトップウエイトを出すことだけに絞らなければなりません。

ボクが絞り出した戦略は、リミットメイク(5匹)を確実に揃えること! この厳しい状況の中で揃えられれば、限りなくトップウエイトに近いスコアで勝負できると考えたからです。実際に結果を見れば、参加選手20人中リミットメイクしたのは唯一、優勝した選手だけでした…

さて、スタート後にボクが向かった先は、リップラップがまばらに点在するシャローエリア。このフィールドによくある石積みは強すぎで、逆に砂地のエリアは弱すぎる。適度に散らばって岩が転がっているような場所が一番いいような感じでした。そして釣り開始後の比較的早い段階で、狙い通り水面を割ってO.S.Pバズ02ビートが襲われました!

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釣れたのは痩せているけれど、まあまあのサイズ。幸先のいいスタートで「イケる!」と思ったのですが… その後沈黙の時間が流れ、曇天でスタートした天気も、日差しが痛いほど照りつける晴天に。

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そこでバスは日差しを嫌がってシェードに入ると考え、練習の段階でバスを確認しておいたブッシュへ。使用したのはドライブクロー3インチのテキサスリグ(3.5gと7g)。50mほどのストレッチでしたが、バスは必ず居ると確信していたので丁寧に撃っていると明確なバイト! 渾身のフッキングが決まり、小ぶりながらもうれしい2匹目!

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残り時間が少なくなってきたところで最後の抑えのパターン、“サイトフィッシング”へ走ったのですがなぜか?? 前日よりも水が濁っている…… しかも風が吹いて波立っている。

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ヤバい(笑)バスが見えにくい状況でもあったし、何よりも波立っているのでバスが見える範囲まで浮いて来ない。これには正直困りましたね~。

というわけで初志貫徹。あとはO.S.Pバズ02ビートを巻き倒すしかない! もう一度、1級スポットをラン&ガンして巻き倒しましたが… そこで無念のタイムアップ。

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いやー、非常に悔しかったですね。O.S.Pバズ02ビートパターンは実際に強烈だったし、他の選手も目を付けにくいパターンですからね。本当に悔しさだけが残った試合でした。

しかしその反面、すごく楽しい思いをしたのも事実です! 久しぶりに試合の軸としてO.S.Pバズ02ビートを使いましたからね~。本当に、ハマればかなり強烈なんですよ!

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というわけで、ボクの灼熱の遠征が終わったわけですが、久しぶりに行った旧吉野川。2年前と比べるとバスもグラスも多くなっていて、今後が非常に楽しみです! そして徳島ラーメンもうどんも相変わらず美味かったなぁ~‼ ホント、四国はいい所ですね(笑)

桧原湖で活躍するハイカットDRとiウェーバー!

皆さんこんにちは。僕のホームレイク桧原湖にも遂に春がやってきました~

今年は例年よりも雪が多く氷の厚さもあったので開幕の遅れが心配されましたが…GW前には氷も全て解けて釣りが出来るようになりました。

今回は、そんな桧原湖に欠かせないルアー達のお話しです!

例年より10日程は遅れた感じでスタートした桧原湖ですが、GWに入っても水温が1桁台と中々上昇の兆しがありませんでした。これは気温が低かったり冷たい風が吹き付けたのが原因です。(現在は10℃以上確実にあります)

そのような寒い状況では水温に比例して釣果も寒くなってくるのは仕方がありません…そんな時こそ使って頂きたいのが“ハイカットDR”です。

バスのポジションが3m前後と一段深いスポットに居る時にその力を発揮してくれます。

僕が良く使うシチュエーションは、シャローを目指しているがまだ上がりきっていない3m前後にある何らかのストラクチャーにコンタクトして差してきている時には必ず使っています。

これはDRが持つ潜行力がマッチしているからと、よく飛ぶので風が吹く中でも普通に使う事が出来るからです!そして何よりもミドルレンジのフラットを素早く探し当てる能力は本当に頼りになります(笑)

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具体的なエリアで言えば、馬の口エリア/ラーメン桟橋前~糠塚島/馬の首エリア/こたか森ワンド/双子島周辺ですね。。。

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そしてこれからの季節はバスのポジションが更に浅くなってくるので、ノーマルハイカットの出番ですよ!やはり使う場面はDRと同じ感じでOK!2mよりも浅いレンジのストラクチャ―を狙うときやフラットを広く早く探る時には絶対に欠かせません。

そしてスポーン直前のバスの魚影が肉眼で数多く確認が出来る状況ならiウェーバーの出番となります。

このiウェーバーを使った表層系の釣りは、とにかくスリル満点!バスが下から食い上げる瞬間が全部見れます!今年は水温から見ても…今月の下旬からiウェーバー祭りが始まりそうですよ~

スモールマウスなら是非とも“極上ガイドサービス”に遊びに来てください!

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そうそう、忘れてならないのがライトキャロ+ドライブクロー2orドライブシュリンプ3のタックルです。。。万が一状況の急変で渋くなっても、このタックルがあれば打開してくれるはずです(笑)

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JBTOP50第1戦(遠賀川)レポート

皆さんこんにちは。いよいよ待ちに待ったトーナメントシーズンが開幕しました!今シーズンはTOP50シリーズとマスターズシリーズにエントリーしていますので、また皆さんの応援をよろしくお願いします!

さて今回は、先日開催されたTOP50シリーズ第1戦で活躍してくれたルアー達のお話しをしたいと思います。

舞台は福岡県遠賀川。このフィールドは決して得意なタイプのフィールドではなく、実際に過去に開催された試合では、全て予選落ちという結果…バスは多くハマればビッグウェイトが持ち込まれる恵まれたフィールドですが、フィールドコンディションが悪いと手痛い洗礼を受けてしまいます。

実際に2週間前に入ったプリプラクティスの時にはノーバイトの日があり、釣れた日でも季節感が無く何故に釣れたのか分からないバスでした…

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このようなストラクチャーに付いている事も…

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そして迎えた当日。

前日練習で手応えがあったエリアに直行!しかしながら、何かがおかしい。。。生命感が全く感じられずのノーバイト。練習で手応えがあったブリッツシリーズ/ハイカットシリーズ/ドラクロ4ライトテキサス/ハンツ7g+ドラクロ3/ドラクラ4.5ネコリグなど、考えられるタックルで臨みましたが…反応なし。。。

このままではヤバいと感じ、プリプラで釣った護岸撃ちにチェンジしてすぐに500g台のオスをキャッチ。しかし狙ったバスとは違うからウェイトが低い。

そんな訳で、初日はこの500g1匹で終了。悲壮感を漂わせながらの検量でしたが、他の選手も全くの不調で…なんとリミットメイクした選手は居ませんでした。

迎えた2日目。

僕が狙っているエリアでは必ずプリメスが上がってくるエリアと信じ、究極の食わせの技“ライトキャロ”の投入を決め、前日と同じエリアへ直行!この日は雨交じりの曇り空だったので、いかにも釣れそうな雰囲気ムンムン!

リグはもちろん2.7gライトキャロにドライブシュリンプ3をセット。この時期の遠賀川は手長エビがメインベイトになっているので、シルエットがマッチしているドライブシュリンプは絶対に外せませんでした。しかもマテリアルの塩の量が抑えられているので、よりフワフワ感がはっきりと出る動きをしてくれます。

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これでスポーン直前のナーバスになったメスにも口を使わせる事が出来るハズ!と信じキャストを繰り返していると…ティップだけが重くなるアタリが!

思い切りスイープフッキングを決めるとすぐにドラグが鳴りましたね~グッドサイズです(笑)慎重にやり取りをして無事にネットイン。。。1440gのグッドサイズのメスでした!

005コイツとのファイトの最中に色々と頭の中をよぎりました。。。バレたりラインブレイクしたら絶望のどん底だろうな~とか、こんな事考えている今の俺は落ち着いているな~とか…そんな時って大概ミスもしないでキャッチする事が出来ますね。慌てたり変な行動に出たりした時はミスの確率が多いです。

そんな訳で、それ以降は何の生命感もなく2日目が終了。やはりこの日もリミットメイクした選手は居なかったけど、トップウェイトは春の遠賀川らしいウェイトが持ち込まれました!

やっぱり季節は確実に春のスポーンを意識している。そして自分がやっているエリアには差してくるはず!と信じ3日目の決勝へと駒を進めたのでした。

この時点で順位は29位。これ以上大きく順位を下げることは無いが、大きく順位を上げる事は可能。絶対に釣って帰ると気合を入れ、3日目もスタートと同時に前日のエリアへ直行!釣り方は前日までの傾向を見て、巻き物20%撃ち物80%の割合で釣って行く事に。

メインのライトキャロでじっくり丁寧に探っていくと…僅かなバイトが!フッキングと同時に鳴るドラグに心を躍らせましたが…な・なんと、痛恨のナマズ。。。

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グッドサイズの魚でしたが…つぶらな瞳の君じゃない!!

それでも必ずバスが上がってくると信じた2か所のエリアだけを、手を変え品を変え攻め続けると…ドライブクローラーの0.9gネコリグに待望のバイトが!

このバスも冷静にやり取りし、無事にネットイン。700g台のバスでしたが、手が震える程嬉しかったですね~(笑)

結局その後は何も起こらずタイムアップ!

1匹のみのウェイインでしたが、やはり最終日も全体的に厳しかったようで順位を29位→22位に上げる事が出来ました。

今シーズンの中で一番自信の無いフィールドでポイントを取れたのは良かったのですが、年間優勝争いに絡むには最低でも15位以内に入りたかったのが本音です。しかしながら終わってしまった事。気持ちを切り替え次戦に臨むのみ!次は弥栄ダム。噂に聞けばクリアレイクとの事。。。得意なタイプのフィールドで、しかも得意な時期ですよ(笑)開催時期は6月2~4日となっています。是非とも会場に足を運んで頂き応援をよろしくお願いします!

あぁ~ヤバい!今からドキドキが止まらない!

追伸 今回も地元のO.S.Pファンの方からは大変お世話になりました!このような素敵な出会いがあるのも、全国をトレイルする醍醐味と言えるでしょう。

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アツいアングラーが大勢いる福岡がもっと大好きになりました!(そしてモツ鍋が美味かった~)

2016シーズンのJBTOP50で活躍したO.S.Pルアーをご紹介!

皆さんこんにちは。早いもので今年もあと数日で終わってしまいます。

僕のホームレイク桧原湖ではバス釣りシーズンが終了し、現在はワカサギ釣りで賑わっているようです!

そして同じく今年度のバストーナメントも全日程が終了し、今シーズンのTOP50シリーズ年間成績を8位で終える事が出来ました!これはスポンサードして下さるメーカー様、そして僕を支えてくれる家族、毎回応援してくれる皆さんのおかげの他ありません…今シーズンもアツい応援ありがとうございました!

そんな訳で、今回は今シーズンのトーナメントで活躍したルアー達を振り返ってのお話しをしたいと思います。

TOP50の大会は全国各地のフィールドで開催する訳ですが、それぞれの湖が全く異なる性質のフィールドでの戦いとなります。。。しかしながら共通して言える事、それは“どのフィールドでもOSPルアーが通用する”という事です!これはお世辞や宣伝なんかではなく事実で、僕が練習から試合まで使うルアーの大半がOSPルアーです。もちろん、特殊な状況下では他社のルアーを使う事もありますが、ほとんどの場合はOSPルアーがあればトップカテゴリーで上位を狙える事が出来ました!

では、今シーズンのトーナメントで最も活躍したルアーを振り返ってみると…ハードルアーではハイカット・アイウェーバー・ハイピッチャーが同レベルで出番が多いルアーでした。霞水系のようなマッディーレイクでは断トツにハイピッチャーの出番が多く、対して早明浦ダム・七色ダムのようなクリアレイクではベイトフィッシュに近いシルエットアイウェーバー・そして素早く広範囲に探れるハイカットが活躍してくれましたね!

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では、ソフトルアーに関して言うと…正直言ってしまえば全てのワームがよく釣れました(笑)その中でもどのフィールドへ行っても必ず使ったのは“ドライブクローラー”でしたね。。。僕が今更いうのも変ですが…とにかく釣れる!そして、様々なリグに対応してくれるのでそのフィールドに合った使い方が出来るのです。その中でも特に印象に残っているのは、TOP50第2戦野村ダムでの戦いです。

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3日間通してメインに使った3.5&4.5インチでした。使ったリグはジグヘッドワッキーでしたね。3.5インチには0.9gジグヘッドを、4.5インチには1.2gジグヘッドをセット。このリグで最終日トップウェイト&ビッグフィッシュ賞を獲りました!

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その他では最終戦の霞水系でも非常に役に立ってくれましたね。。。バスが居るエリアで絞り出したいときにはこのセットが絶対にオススメです!

では何故この“ジグヘッド”ワッキーが良いのでしょうか??その答えはフォール姿勢でしょう。ジグヘッドワッキーのようにワームをワッキー掛けするネコリグですが、フォール姿勢は水平と垂直で全く異なってきます。トーナメントのように過酷でプレッシャーが高くなった状況下では、ドライブクローラーを水平フォールでゆっくり見せ誘った方がより多くバイトに持ち込めるのです。そしてOSPワームの釣れるもう一つの理由に“匂い”があります。

特に桧原湖や野尻湖のようなスモールマウスレイクをやり込むと、ワームの匂いの重要性に気がつきます。深く突き詰めるとバスの好む匂いの種類にも特徴があって、やっぱりOSPワームのようにエビ系の匂いは抜群に効きます。。。

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話は逸れましたが、このように匂い・動き・見た目が高次元で完成されたルアーなので、TOP50で戦いでも自信を持って使う事が出来、そして実績が出せたのだと思います。。。

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と言う訳で、また来シーズンもTOP50シリーズに参戦します!そして今シーズンに掴みかけて果たせなかったエリート5を目指します。OSPルアーを駆使して絶対に掴みます!

また来シーズンも皆さんの応援をよろしくお願いします。

JBTOP50最終戦レポート!

皆さんこんにちは。季節は早くも11月間近で、バスフィッシングの本格シーズンが終わろうとしています。

そんな中、10/21~23の3日間にわたりJBTOP50最終戦が茨城県霞ヶ浦水系で開催されました。

最終戦までの年間ランキングを10位で迎えた訳ですが、何としてもエリート5とクラシックの権利を獲得する為にバスと格闘してきました。今回はそんなお話をしようと思います。

今回の舞台となった霞ヶ浦水系はとにかく広く、北浦・外浪逆浦・常陸利根・北利根・霞ヶ浦本湖(西浦・東浦を除く)の中なら何処へ行ってもよいルールになります。

プリプラクティスの段階からすべてのエリアのチェックを行いましたが、ざっくりした感覚的に霞ヶ浦本湖での釣果が良いと感じられ、試合では霞ヶ浦本湖で勝負する方向で練習を終えました。

そして試合本番前の公式プラクティス。プリプラクティスから比べると変わったような変わらんような…一つだけ確かな答えは“釣れない!”って事だけ。。。これはリミットメイクすら怪しい感じで、目標は毎日5本揃える事です。

迎えた本番初日。メインエリアとしたのは霞ヶ浦本湖の古渡エリア。スタート地点からすっ飛ばして向かっても、途中のデッドスローエリア(徐行しなければならない)などがある為に約40~50分は掛かってしまいます。

僕の戦略としては、途中のスポットに手を出しながら古渡エリアに向かう作戦で、これは他の選手が薄く競合しないと読んだからです。

そしていよいよ初日のスタート。戦略通り、北浦・鰐川・北利根と釣りながら古渡へと向かった訳でしたが、外道やグッドサイズのラインブレイクがあり…結局11時までノーフィッシュ。

その後、古渡のドックの壁でドライブクローラー3.5+0.9gジグヘッドワッキーでキャッチ!2投連続で食わせるも、2匹目は痛恨のバラシ…

気を取り直しドライブクロー4+3.5gテキサスリグを使った葦撃ちで1本追加。

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この時点で12時は完全に回っていました。移動時間も考えると、実質釣りが出来るのはあと2時間。。。気持ちだけが焦り、時間が無情にも過ぎていきます。

その後、鉄杭をドライブクローラー4.5+5gダウンショットで撃って1本追加してタイムアップ。リミットメイクが出来ないという恐れていた事が…3匹のウェイトは2188gで28位からのスタートです。このままではエリート5戦出場はおろか、予選通過すらも怪しい危機です!

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迎えた2日目前日に良かった古渡エリアに直行!このエリアならまだまだバスが居る!

練習の時から感じていましたが、バスがかたまって居る訳でもなく釣れるシチュエーションがバラバラ。なので、バスが付きそうなストラクチャーやハードボトムは全て手を出してみました。したがって、使ったワーム・ルアーも様々です。

ちなみに今回使ったのは、ドライブクロー4・ドライブシャッド3.5・ドライブクローラー3.5&4.5&5.5・ドライブスティック3.5・HPシャッドテール3.1・ハイピッチャー3/8・ハイカットシリーズ・タイニーブリッツシリーズ・ブレードジグ…

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そこで感じた事は、霞ヶ浦水系においてもOSPルアーは最強だと…(笑)これは本当で、実際に勝つ為・釣る為なら時には他社のルアーを使う事はありますが、今回は99%OSPルアーを使い、そして釣ったルアーは100%OSPのルアー達です!(断言)

話は戻って、古渡エリアに着き釣りのスタートです。

この日は風が弱く釣りやすい天候でしたが、朝から2時間程沈黙の時間が過ぎました。そしてようやくファーストフィッシュはドライブクロー4+3.5gテキサスリグを使ったブッシュ撃ちです。その後、ドックの壁とハードボトムをドライブクローラー3.5&4.5+ジグヘッドワッキーとドライブシャッド3.5スイミングで連続キャッチ!

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12時過ぎでリミットメイクを成功させた後は更なるウェイトアップを図り走り回りましたが、結局入れ替えならずウェイイ。。。

3574gを持ち込み13位で、予選は18位で突破し3日目の決勝へ駒を進めました。

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そして3日目決勝日。前日からの天気予報で物凄く嫌な予感がしていましたが…スタート会場に着き予想は的中。。。北東の強風。ボートを降ろすのも厄介な荒れ模様。

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僕のメインとしていたエリアは風が叩きつけられ、波はザブザブになっていると予想するのは容易い程の状況。仮に往復2時間かけて行ったとしても、とんぼ返りか釣れるか分からない風裏を見つけてやるか…もう一つの戦略は、バイトは遠いが練習で手応えがあった北浦エリアで時間をかけじっくり攻めるか…

答えは北浦エリアでの勝負を選びました。決勝日は競技時間が短い上、釣りが出来るかわからないエリアに時間を掛けて行くのはギャンブル過ぎるな…と。それよりも、練習の段階で釣れたエリアをもう一度巡って、数少ないチャンスを取りに行くのが得策だと考えたのです。

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そして運命の決勝戦のスタートです。ボートが止まっていても波が入って来る程の荒れ模様の中、練習で得た答えを手掛かりにボートを走らせました。。。

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が、やはり風裏を中心に廻りましたが、どのエリアも全くのノーバイト…結局この日はバイトすらも得られないままタイムアップ。。。一番やってはならない痛恨のノーフィッシュ!

情けない気持ちはもちろんありましたが、バスに触れなかった事・バスのバイトやファイトを味わえなかった事が一番悔しかったです。

今シーズンの一番の難関だった霞ヶ浦水系戦。広大なエリアだけに、まだまだ練習し知り尽くす必要があると痛感した試合でもありました。

そして拘りをもって挑んだ年間順位ですが、10位から2つ上げた8位でフィニッシュ。エリート5戦もクラシック戦も掴みかけた指の間から逃げていってしまったのです…

と言う訳で、今シーズンのトーナメントの日程は全て終了です。もちろん来シーズンもTOP50シリーズに参戦します!そして絶対に年間順位を5位以内に入る事を目標に挑みます!また皆さんには来シーズンの応援をよろしくお願いします。

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山形県前川ダムのオカッパリ大会レポート!

皆さんこんにちは。毎日毎日暑い日が続きますが、暑さに負けずにフィールドへ出ていますか~?僕は負けそうですが…

試合の練習で真っ黒に日焼けしていますよ!若干、サングラス焼けで街に出るのが怖いですが(笑)まぁ、夏に日焼けは付き物です。。。

さて今回は、今年の夏も開催された大会のお話しをしたいと思います。

その大会とは、NBC(日本バスクラブ)が主催する“全国縦断チャリティー釣り祭り”です。

毎年全国各地で色々な釣りの大会を開催している訳ですが、東北地方の大会は“バス釣り”で、山形県の前川ダムで開催されました。

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実はこのフィールド…なんと、僕が生まれて初めてバスと出会った思い出の場所で、バス釣りの世界にのめり込んでいくきっかけともなったフィールドでもあるのです!

思い起こせば今から27年前…この前川ダムで初めてバスという魚の存在を知った瞬間に、体に電撃が走った記憶があります。。。その時に、何か運命を感じていたのかも知れませんね~

ま、そんな昔話はさておき、前川ダムではオカッパリの大会となります。オカッパリフィールドとは言え過去に60cmオーバーのバスが釣れた実績もあり、バスの魚影の濃さは県内でもトップレベルにあるダムと言えるでしょう!そんな魅力のあるフィールドですから、参加人数も100人は軽く超え大盛況です。。。

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今回の大会はルアーによる競技でバス部門とブルーギルの部門があり、それぞれ釣った魚の全長で勝者を決めるルールになります。

そして待ちに待った競技開始!それぞれの選手が好きなエリアへ散らばって行きます。。。

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スタートして間もなくすると…各スポットではポツポツと釣れ始めて、検量している選手が目立ち始めました!

時にはこんなビッグサイズのブルーギルも!!

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マイラーミノーのノーシンカー“ピクピク釣法”で。

真夏の朝の時間帯には活性が高い魚達も、日が高くなるにつれ流石に食いが悪くなってきますが…そんな時には風の当たっているスポットやシェードを作ってくれるウィード周りを攻めてみるのもセオリーですね!

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仲間とワイワイ、オカッパリならではの楽しさがあります!

と、そんな楽しそうにしているのを見たら…僕も我慢できずに釣りを始めてしまいました~(笑)

そんな1投目にウィードエッジをドライブクローラー3.5・ノーシンカーリグで攻めると…まさかのいきなりヒット~!

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小ぶりなサイズながらもメンツを保てました(笑)

その後もポロポロと釣れ続け…

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オカッパリならではの楽しさを再発見する事ができました。。。

そして次の日も朝早くから仲間とオカッパリの旅に出かけたのでした…

誰でも簡単にエントリーする事が出来るオカッパリ、そして普段はボート釣りがメインのアングラーでも純粋に楽しめる事が出来るのでオススメですよ!

JB TOP50シリーズ 七色ダム戦レポート!

皆さんこんにちは。先日JBTOP50シリーズが、奈良県七色ダムにて開催されました。TOP50シリーズは全3日間の日程で戦いが繰り広げられる訳ですが、毎日全く違う天候に振り回され…(笑)2日目なんてレイン着ている意味が分からなくなる程の雨…

今回は、そんな激闘の3日間を戦うにあたって軸にした“あのルアー”のお話です。。。

試合を迎えるにあたり当然のように練習&下見が大切なのですが、七色ダム戦でも例外なく2週間前の練習からスタートです。

この“プリプラクティス”でのバスのコンディションは、スポーニング絡み系と回遊系のバスが多く見られ…実はこの段階で回遊系のグッドサイズのバスに口を使う方法を見つけて、毎日2~3本のグッドサイズのバスをキャッチしていました。

そして試合直前練習にて湖の状況をチェックしましたが、スポーニング絡みのバスは数が少なくなっているものの回遊系のバスは多く、時には20匹程の群れで回遊している姿が見られる状況でした。

七色ダムの最大の特徴として挙げられるのが、やはり水質の良さ・透明度の高さでしょう!僕が得意とするサイトフィッシングをするには最高のフィールドと言えます。

そして迎えた試合1日目。天気は薄曇り時々晴れ・微風。サイトフィッシングをするアングラーにとっては条件が良い方でしたね。

僕の初日の戦略としては、まずはスポーン絡みのバスを早い段階で5匹揃えてからの回遊系にチャレンジする内容でした。これはあくまでも理想の形であり、実際に5匹を揃えたのは11時を過ぎた辺りでしたね…それから帰着の3時まで延々と回遊系バスとの格闘です(笑)

この回遊系のバス達のサイズは、目測でも40~55cm以上は確実にあり、時には見ているこっちがビビる程デカい60cm以上のバスを目撃することもありました!そんなバスですが、やはり長年撃たれまくっているのか??超天才君ばかり…普通の釣りでは見向きもしないどころか、逃げる事すらなく悠遊と泳いでいくだけです。。。

そこで僕が見つけ出した答えは“オリカネ虫”を使ったチョウチン釣りでした。練習の段階で食わせる位置・カラー・アクション・タックルなど色々と試して、最終的に出た答えは…カラーは“アメリカシロヒトリ”または“ゴーストライムチャート”がよく、なるべく硬いスピニングロッドにPE0.8号+リーダー10ポンドをセット。ブッシュや木の枝に引っ掛けて垂直な動きをしないと絶対に口を使うことはありませんでした…

ここで普通の虫系のルアーならブッシュの中に入れたり木の枝に引っ掛けると、後でルアーを回収する事が困難になってしまいますが、オリカネ虫には2本の透明なガードが付いているので回収率はかなり高いルアーなのです!

そんな訳で試合の話に戻りますが、その後何度かの回遊系の群れに遭遇しましたが、口を使わせたのは1度きり。確実に水中のバスはTOP50の選手のプレッシャーを感じていたからでしょう。その後ウェイインをして初日の成績は3750g10位のスタートです…

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迎えた2日目。予報ではとんでもない雨の予報でしたが…実際とんでもない雨でした(笑)

サイトフィッシングをメインに組んだ選手にとっては最悪とも言える天気で、僕の気持ちは朝から超ブルー…バスが見えるハズもなく。。。少しの晴れ間を見てスポーニング系のバスのサイトとブラインドで揃えに走りましたが、やはり回遊系の1発がないと全くウェイトは稼げません。

桧原湖でもそうなのですが、何故か雨の日のバスは浮かなく虫系のルアーには反応が悪かったです…結局この日は群れに遭遇したのは1回程度。2278g21位と大きく順位を落としてしまいました。

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迎えた3日目からウェイト制の順位となる為、12位からのスタートとなります。

もう僕にはベースを作る為のバスは撃ち尽くし、残った戦略は回遊系のバスのみに照準を絞るしかなく、練習から良かったエリアをランガンして廻り1回でも多くの回遊バスに出会う事を願うしかありませんでした。。。

しかしながら、公式練習日から数えて5日目となる最終日…連日のバスへのプレッシャーは最高潮に達している状態で、10回近く回遊系バスの群れに当たりましたが…口を使ってくれたのは(甘噛みも含め)4~5回のみで、その中でも確実に口の中にオリカネ虫が入ったのは2回。そのうちの1本をキャッチ、1本は格闘中に痛恨のフックアウト…

そして無情にも3日目はタイムアウト。

2本をウェイインし1032gと非常に不本意な成績で、総合順位は19位まで落ちてしまった訳です。

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正直、このオリカネ虫を使った釣りで道が開けた時には“絶対にイケる!”と思ったのですが…自然の中での戦いには、今回の豪雨のような予測不能なアクシデントが立ちはだかるものです。その上、日本最高峰のトップトーナメンターの中での戦いは予想以上に思い通りにはいかないものですね…それでも今回お話しした釣りは超楽しい釣りで、あのドキドキ感を味わってしまえば二度と忘れられず夢にまで出てくる始末です……(笑)

と言う訳で、TOP50の残り試合はあと2つ。ここまでの僕の年間順位は6位!まだまだ分かりません。ひっくり返す事だって可能な位置に付けています(笑)全力でこの熾烈なレースを楽しんできます!

メインタックル
ロッド:スティーズ ファイヤーボルト
リール:イグニス2004
ライン:バリバス・シーバスPEマックスパワー0.8号+フロロ10ポンド
ルアー:エコ・オリカネ虫 アメリカシロヒトリ

ロッド:6.8fL
リール:イージス SLPチューニング
ライン:バリバス・シーバスPEマックスパワー0.8号+フロロ10ポンド
ルアー:エコ・オリカネ虫 ゴーストライムチャート

ロッド:BL+ 6011UL/LXS-ST
リール:ルビアス SLPチューニング
ライン:バリバス・デッド-オア-アライブ プレミアム フィネスマスター 3.5ポンド
ルアー:エコ・HPシャッドテール2.5 ダウンショット

JB TOP50第2戦・愛媛県野村ダムレポート

皆さんこんにちは。季節は梅雨の時期に入り鬱陶しい日々が始まりますが…バス釣りには最高な季節の到来ですね~しとしとと雨が降る時こそバスの活性はMAXに!

あぁ~!考えただけでもルアーをキャストしたくなります(笑)

今回は、そんな梅雨の時期に開催されたJB TOP50第2戦・愛媛県野村ダムのお話をしたいと思います。

約一ヶ月半前に練習で始めて訪れた時には、バスのコンディションはプリスポーン。シャローを流していくと、ビッグサイズのバスがボコボコと釣れる状況で…練習そっちのけで純粋に釣りを楽しんで来ました。。。

一日5匹で6kgなんて当たり前!こんな楽園が四国にあった事にただ驚きましたね…しかしながら、試合が開催されるアフターの時期には激シブになると聞かされていたので、とにかくバスが濃いエリアだけを探し出して練習を終えました。

迎えた試合直前プラクティス。評判通り激シブ…あのボコボコに釣れたバス達はどこへ??とにかく、25cmのキーパーサイズを釣るにも一苦労と言った感じでしたが、とりあえず5匹のリミットを揃えられそうなエリアと、超スーパー一級エリアのバックウォーターをメインに釣る戦略を練った訳です。

そして試合当日。1級エリアのバックウォーターに入るには、スタート順を決めるくじ引きが全てと言っても過言ではありませんでした…がしかし、自分のくじ運の無さには笑えます…50人中36番スタート。。。狭い上に超人気スポットに入れる訳も無く、この時点で早くもバックアップパターンにチェンジ。。。

結果的にはこのパターンが良かったのかも知れませんが、やはり1級エリアのバックウォーターに入りたかったですね…

今回の試合で3日間をメインに釣ったのは、中流エリアのスロープの石垣&シャローカバーだったのですが、1日やればリミットメイクは可能な上に、グッドサイズのバスが時々釣れる事が自信を持って粘れた理由です。

ここで使用したルアーですが、まずは何としてもリミットメイクが最優先だったので、ドライブクローラー3.5+0.9gジグヘッドワッキーでした。もちろんブルーギルやノンキー(25cmに満たないサイズ)も数多く釣りましたが、グッドサイズのバスもバイトさせられる強さを持っているワームです。

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今回はジグヘッドワッキーで使用したわけですが、その理由は“フォールスピード”が最大のキモでした。水平姿勢を保ったままテールを振りながらゆっくりと沈んでいく姿は、他のワームでは出来ないでしょう。

そんな訳で、初日のウェイトは2006g/28位と、若干出遅れた感じのスタートです。

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2日目。スタート順は初日と逆からの順になる訳ですが、スタートが早い選手のほとんどが上流に行く事を考えたら…やはり自分の持っているエリアで勝負をする事に。

この日は雨降りの天気でバスの活性は上がるのか??と思いきや…やはり大会2日目という事もあり、全体的なウェイトは落ちてきましたね。

そんな中、僕は前日とほとんど釣り方を変えずドライブクローラー3.5のジグヘッドワッキーのフォール&ミドストで2138g/16位。前日よりは若干だけどウェイトアップ出来ました。

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しかしながら、2kg台ではどうあがいても上に行く事は出来ません。とりあえずは決勝に駒を進められたけど、21位からのスタートでトップとのウェイト差は4200g…6000gを釣って来れば勝てるかな??なんて現実性がない事を考えてみたものの、やはり試合3日目といった状況を考えると3000gを釣って来れるか不安でしたね。

それどころか、決勝日は1時までの競技となる為に短い時間で5匹を釣れるかどうか不安でした。あくまでも目標は3000gとし、2日間通して釣っているスポットで1日中粘って絞り出す戦略を立てた…と言うより、僕に残された選択肢はそれしかありませんでした。。。

迎えた最終日。前日の雨の影響で会場前の水質はほんの少し濁ったように感じられましたが、僕のエリアには影響なしと判断。なんの迷いもなしに前日までのエリアに直行!

さすがに決勝日は半分の人数の30人で行われるため、エリアのバッティングやバスへのプレッシャーは低い状況です。そんな中、早々にドライブクローラー3.5+ジグヘッドワッキーでキーパーサイズを2匹キャッチし(決してグッドサイズではないがゼロは免れた)必ずグッドサイズは廻ってくる!確信した僕は、今回初のドライブクローラー4.5+ジグヘッドワッキーにタックルをチェンジ。。。

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今でもハッキリ覚えていますが、このルアーにチェンジした3投目でした…着水してすぐに巨大な魚体が見え…がっちりとドライブクローラーを咥えたバスは何度か鋭い突っ込みをしましたが、クラッチを切りやり過ごして無事にネットイン!!!尾びれが完全にネットに入らない大きさのバスを手にした瞬間、ジグヘッドを外す指が自分でも笑えるほど震えていました(笑)痩せていましたが、その長さは推定55~60cmはあったと思います。(メジャーを持っている人が居なくて測れなかった……)

その後、1時間程?全く釣れない時間帯を過ぎ…そして先ほどスーパービッグを釣ったスポットのちょっとしたカバーをテキサスリグで撃っていくと…かすかなバイトが。。。ギルの可能性もあったのですが、渾身のフルフッキング!

ドンッ!と感じた重さはギルとは別次元の嬉しい重さでした~!このスーパービッグもクラッチを何度も切ってのやり取りの末、ネットインした魚体は50オーバー!なによりもまるまる太った魚体は見るからに重そうでしたね~…もちろん、指はプルプルでした(笑)

このあとキーパーサイズをキャッチし、とりあえずリミットメイク完了。。。

タイムアップ時間が来て、帰着は余裕の一番乗り。

そして緊張の検量……“5匹、4685g!!”とコール…予想以上のウェイトにガッツポーズ!

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ぶっちぎりのトップウェイト&ビッグフィッシュ記録更新(1900g)を成し遂げる事に。

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そして表彰式。TOP50シリーズでは初のお立ち台となる4位とビッグフィッシュ賞を獲得。4位で留まってしまった事は非常に悔しいですが、初日の成績からのスーパージャンプアップを見ればよくやったなと…そして、ドライブクローラーを迷わずに信じて使い続けたからこその結果だったと思っています。

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この“信じる”というのは非常に大切な事で、ルアー・感じた事・経験などを信じて釣る事により、貴重な1匹のバスとの出会いがあるものなんですね。。。

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