PROFILE

川村光大郎

関東
(各フィールド)

何にも縛られることなく純粋にバスフィッシングを楽しむ行動派アングラー。持ち前の探究心と向上心であらゆるルアーを使いこなし、フィールドで培った鋭い感性を武器に様々なフィールドに挑み続けている。初代陸王、オカッパリオールスター優勝2回、10年WBSスーパー3DAYS優勝。雑誌、DVD「陸魂」「ホリデイアングル」、携帯サイト「ルアマガモバイル」など幅広いメディアで活躍中。

あっちこっちに釣り行きまくり!

こんにちは、久しぶりの更新となります。

最近は取材で四国の旧吉野川や山中湖&西湖に行ったり、オカッパリ大会にゲスト参加したり、もちろんプライベートでも千葉のリザーバーや小貝川に、霞水系で釣りに行ったりとあっちこっちで釣りしてます。

取材の結果は、今月末売りのルアマガさんとロドリさんで紹介されますので、今回は久しぶりの霞水系ネタでいきたいと思います。

ボートフィッシングで、ナイスバス連発!

ゴールデンウィーク終盤に霞の流入河川にジョンボートで初チャレンジしました。

状況は田植えの影響もあってか水は茶色く濁り、天気は曇り。濁りを嫌ってカバーの奥なのか?、それとも天候にまかせて外側を巻くのか?どっちもありという感じでしたので、釣ってみないと分からないというのが正直なところでした。

まずは朝イチということでバズベイトから。

7月に発売予定の「ゼロツービートJr.パピー」からスタート。

このパピーは、ビートのコンセプトを受け継いだダウンサイジング版。

コンパクトバズは状況によっては極めて有効なアイテムなのですが、これまでのものは極端に音が小さくなってしまい、バズ本来の寄せる力や威嚇バイトさせる性能もサイズダウンと共にスポイルされていました。

また、少し濁ったら使い物にならなかったりとはまる状況も狭く、なかなか出番が少なかったというのが実際のところです。

パピーはブラス製の「ビートクラッカー」だけでなく、それにヒットさせるペラは既存の小ペラと中ペラの中間サイズをオリジナルで起こし、小柄なのに音は大きく、しかもスローに引けるというこれまでにないバズベイト。

さて、そのパピーをアシの外側にある単独のパラアシに通し、40オーバーのグッドサイズを幸先良くキャッチ!

しかし朝を過ぎてからは水面に出る気配は無く、ドライブクロー4インチのフリッピングに作戦変更!

この釣り方に変えてすぐにグッドサイズをキャッチ!その後も追加するもひとつ問題が・・・。

バスはかなり込み入ったアシの奥に入り込んでいて、5g程度の軽いシンカーでは入ったり入らなかったりと効率が悪い。

かといってバスは被さったアシのすぐ下に浮いているようでシンカーを重くするとバイトが減ってしまう。

そこで現場でちょっとした一工夫。

小さい隙間にもスルスル入るためにちょっともったいないのですがドライブクローの4本のアシを切り取ってしまい、さらにボディを2~3節分カットし短くしコンパクトに。

切り口を違和感無くするなら端っこを面取りしてライターで炙って整えれば完璧です!

あの4本の脚の動きを失うのはもったいないのですが、それでもハサミとヒゲのアクションだけでも魅力は相当なもので、5gシンカーでも狭い隙間にスルスルと入っていきます。

さらにボディは短くなってもフックはあえて変えずにそのままの3/0フックをボディ目いっぱいにしょわせるのが川村流で、ちょっと不恰好ですがフッキングは抜群です。

ちなみにこれ、一度針穴がグズッたドラクロ4の再生利用という意味でもお勧めチューンですよ!

(写真:ドラ4のテキサスリグでフリップフリップ→ド~ンと落ちパクでした。)
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これがはまってアシ奥からガンガン釣れてくれましたが、アベレージサイズは27cm~33cm位とかなり小さめ・・・。

すると今にも降りそうだった空から雨が落ちてきて、あっという間に本降りに。

そうなると「ワームやってられるか~!」という感じで再度パピーにチェンジ。

アシの岸際ではなく、その外側に点在するパラアシを狙っていきました。

すぐに40アップがもの凄い出方でバイトしバズベイトを丸呑み!

風も強くなってきたところでさらにアピールの強いものをと同船者にノーマルビートを渡すとその同船者もすぐに40アップをキャッチ!

僕もノーマルビートにチェンジしまたもやグッドサイズをキャッチし、完全にビートがはまっている感じで、釣れてくるバスのサイズもアシ奥で釣れてくるものとは完全に別物でしかもやたら引く。

楽しー!!

(写真:ハイアピールのバズパターンが今回のナイスフィッシュパターン♪ロッドはSTEEZマシンガンキャストタイプ2を使用。)
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結果その日はドラクロ4インチとゼロツービート&パピーで18本ものバスをキャッチすることが出来、面白い釣りを堪能できました。

トップもカバー撃ちもこれからが本格的なシーズン。皆さんも試してみてください!

それと、春の高滝湖で収録した「ホリデイアングル3」が今月末に発売となります。

もちろん、「休日オカッパリ」ですよ。

春の爆発を求めて例のごとく駆けずり回っていますが、今回は本当にキツかった~!

春の高滝、人ハンパないっす・・・。しかし!

ベントミノーの炸裂ぶりはすごいですよ~、もう、奪い合いです!

それ以外でも、ハイカットの早巻きや、開発中のミノーワームの秘密、ワカサギパターンがはまらない日でもボウズで終わらない方法などやっています。

またも最後に奇跡はおきるか?必見です!

それと、今回のプレゼントはベントミノーのホリデイアングル限定カラーですよ、こちらもお楽しみに!

(写真:バズで釣れてくるのはひと際良いサイズ。本当に楽しめました~。)
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