PROFILE

川村光大郎

関東
(各フィールド)

何にも縛られることなく純粋にバスフィッシングを楽しむ行動派アングラー。持ち前の探究心と向上心であらゆるルアーを使いこなし、フィールドで培った鋭い感性を武器に様々なフィールドに挑み続けている。初代陸王、オカッパリオールスター優勝2回、10年WBSスーパー3DAYS優勝。雑誌、DVD「陸魂」「ホリデイアングル」、携帯サイト「ルアマガモバイル」など幅広いメディアで活躍中。

コンビニのホットドリンクコーナーも充実してきましたね・・・

さあ皆さん、「釣りの秋」です!

小貝川釣行

減水の小貝川もいいし、霞水系の陸っぱりも釣れるし・・・休日の使い方に困ります。

そんななか、まずは9月の小貝川には2回行ってきましたよ!

休日の小貝は満員御礼!それだけ秋の小貝は注目されているってことです。

休日の人気フィールドで人が多いのは当たり前。

それでもフィールドにポテンシャルさえあれば、やりようは何かしらあるもので、そのポテンシャルにおいて小貝川は申し分なし!

訪れるアングラーのマナーへの意識もおしなべて高く、フィールドを大切にしていることを感じます。

明るくなるやいなや、次々とボートが出て行きますが、僕はその中に紛れて釣りをするのが(ボートに挟まれている状態)ちょっと苦手・・・。

自分のペースでボートを流したい、ワガママな性分なのです。

いつもスロープ付近でウロチョロしつつ、あらかた出きってから時間差で釣り上がるのがお決まりパターンです。

減水の小貝といえばザリガニ祭りが恒例ですが、釣行日は共にその姿はサッパリ見えず・・・タイミングがあるんですね。

しかし、ドラクロの新色を小貝で試すのが楽しみだったので、例年通り使っていきましたが、なかでも今回「良く喰うな」と感じたのは"ゴーストシュリンプ"でした。

このカラーの狙いは、前回のレポートでも触れましたが、プレッシャーがキツイときや水がクリアな場所で"モエビ"よりもさらに透け感のある弱々しいカラーが必要だなと感じてラインナップしたもので、その名のとおり「透明感のあるエビ」のイメージです。

バスのストックの多いブッシュでは入れ食いになったこともあり、何人も流した後のストレッチでもポツポツと釣れ続く。

このカラーはオリキンも絶賛していましたが、僕にとっても今後のメインカラーのひとつになりそうです。

そして、バイトが遠のく時間帯に突入してからも、全く関係なく釣れてくれたのがドライブクローラーのベイトネコ。

実はこの釣りも今回の釣行で試したかったことの筆頭で、ナチュラルバンクが続くカバー豊富な小貝川で「ウィードレスフックセットのベイトネコの威力の程を問うてみたい」という気持ちがありました。

この釣り方に変えるとバイトは急激に増える!

しかし実際に釣れてくるのは小バスも多く、気持ち的にはちょっと微妙な根こそぎ感も・・・。

しかし唐突にでかいサイズも紛れ込んでくるので油断はできないんですけどね。

カバー攻略への手ごたえは、スナッグレス性能、ランディング率ともに、ガードつきマス針の比ではなかったです。

霞水系でも・・・霞水系にも行っていますよ。

小貝川に行った翌日、陸っぱりでの、朝の3時間のみでしたが、2人で38~46cmまでを6本の濃密釣行でした。

もっとも活躍したのはドライブスティック3.5inのバックスライド使いで、タックルも4.5inや6inを扱うときよりもライトにした"ライトフリップセッティング"。

参考までに僕のタックルは、

ロッド:ハリアーFスペック
リール:PX68フィネススプールorアルファスフィネスカスタムK.T.F
ライン:フィネスブレイブ10lb.

この手のタックルはスレたカバーフィッシュ相手には本当に良く効きます。

写真1:ベイトネコで49cm!
写真2:小貝はブレードジグもよく効きますよ!
写真3:霞水系陸っぱりにて、釣友がスティック3.5inノーシンカーで46cm!
写真4:僕もスティック3.5inで40アップ、釣れる!
写真5:こちらクローラーネコでカバー撃ち。638_1

霞ヶ浦ボートフィッシング

次の釣行は、9月19日、3連休最後の日に草深さんとの霞ボートフィッシング。

W.B.S最終戦に向けてのプラクティスに同船してきました。

この日は台風前というタイミングもあり本当に良く釣れ、2人で25本ほどキャッチ。

5本のウエイトは6キロオーバー!5キロは2セットという炸裂デーでした。

ブレードジグ、ブリッツ、ドライブクローテキサス、ドライブスティックキャロ、ドライブクローラーネコリグ&ヘビダンと、幅広いルアーで釣れてくれたのですが、なかでも火を吹いたのがブリッツEX-DR。

草深さんがオープンウォーターに何気なく投げたヘビダンにバスがヒットしたことをヒントに、周囲にEX-DRを投げると次々にロッドが絞り込まれる!

しかもサイズが他の釣りよりもひと回りデカイし、オープンウォーターに出ているバスは元気いっぱいでメチャクチャ引く!

この釣りで面白かったのが、最大4m潜るEX-DRですが岸際に着水させ、常にボトムに当てながら若干速めに引いてくるとガツン!とくる。

ボトムに擦りつけながらのイレギュラーアクションがリアクションバイトを誘っている感じでした。

このときは10m四方くらいの狭いスポットからおそらく10本くらいは引き抜いたと思いますが、小ぶりでナチュラルに泳ぐEX-DRだからこそスレずに釣れ続いたというのはあると思います。

ちなみに同じスポットにキャロでフォローを入れても釣れなかったことも、釣り切ったことを感じた理由です。

この釣り方は陸っぱりでも使えそうで、今後の釣りに活かしたいと思います。

狙いどころはハードボトムですね。

ちなみに写真の真っ赤なEX-DRはプロトをそのまま持ち続けていたもので、ちょっと茶色くササ濁った水に赤系がハマりそうで選んだのですが、サンセットレッドと効果は同じだと思います。

この後アメリカンサンフィッシュでも連発しましたけどね!

そんなこんなで楽しい秋の釣り、皆様もよい釣りが出来ますよう。

写真6・・・霞ヶ浦、ドライブスティックのキャロにてキロアップ!
写真7・・・草深さんはドライブクローラーのベイトネコで連発!
写真8・・・風が吹いたタイミングでブリッツ!いい引きしました。
写真9・・・・・・ブレードジグも引ったくられ・・・
写真10、写真11、写真12・・・EX-DR、釣れ続きます!638_2

イベント情報

次にイベント情報ですが、10/15(土)フィッシャーマン大宮宮原店、翌日10/16(日)フィッシャーマン土浦店、11/5(土)キャスティングキッカー日本橋でセミナー行います!

僕の思う、ベイトフィネスのメリットを最大限に活かし、実際の釣果に結びつけるための方法を詳しく紹介!

まだまだバスは沢山釣れる!プレッシャーに負けない釣りを紹介したいと思います。

もちろん、イベント限定カラーの販売もあります。

ドライブクローの限定カラー、元気が出る??「レッドブルー」です。

そして、ルアマガ別冊『ロコ・ザ・シークレット』。

こちらルアマガモバイルで毎週情報を発信する全国各地、各フィールドのスペシャリストの面々が実践ルアーを厳選し、詳しい使い方を紹介している内容ギッシリの一冊です!

しかも、付録でDVDが付いており、琵琶湖ではサトシンさんが、霞陸っぱりで私川村が実釣しております。

それもルアマガモバイル名物"゛特命釣行"に挑んでいる本気釣りです!

まあ、取材はいつも本気ですが、「3本で4キロ」というハードルの高いお題に向けての釣りなので、ある意味余裕なしの釣ることだけに特化した展開となっております。

ロケ日は最高気温37度と本当に暑い、魚的にも人的にもタフな1日でしたが、それでも釣り方がバスの活性や好みに合っていること、そしてちょっとの工夫で、霞水系はまだまだ良く釣れることがお分かりいただけるかと思います!

そして最後に先月末に発売となった「ホリデイアングル6」のプレゼントを公開します。

今回はホリアン限定カラーのドライブクローラーですよ!

勢いで作ったぶっ飛びカラーですけど、釣れるのかな??(オイオイ・・・)

まあ、2度と作らないことは間違いありませんので、DVDをお買い上げいただいた方はぜひ応募して下さいまし。

それでは今回はこんなところで。残り少ないべストシーズンを楽しみましょう!

写真13:イベント限定カラー「レッドブルー」もグッドサイズ釣れました。
写真14:オマケ。ヤマトJr.でヒラマサです。
写真15:ホリアン6限定カラーです。638_3

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