PROFILE

折金一樹

関東
(高滝湖、亀山湖、印旛沼)

房総半島のレンタルボートフィールドをホームとし、いまや関東を中心に全国を駆け回る通称「オリキン」。H-1グランプリに参戦し、優勝多数、A.O.Y.2回と驚異的な成績を収める、生粋のトーナメントアングラー。房総半島のレンタルボートフィールドで「オリキンガイドサービス」を営む。

スペシャルスモラバO.S.P JIG 02 SHOCKERのレポート

やっと涼しくなってきました!

やっと酷暑と呼べる暑さは和らぎ、朝晩は秋が近づいたのを感じさせる今日この頃です。

しかし日中はまだまだ暑いので、釣りに持っていくジュースはちょっと多いかな位が安心ですよ!

O.S.PJIG 02 SHOCKERはスペシャルですよ!

 さて先月発売となりました02 SHOCKERはお手元に届きましたでしょうか?

時間を掛け、パーツを一つ一つ吟味し、温め続けてきた、これぞO.S.Pルアーズと呼べるスモラバです。

もちろんその性能はジグヘッドにラバーを巻いただけのスモラバとは全く一線を画す、克つて無いポテンシャルの高さです!

このことは以前のコラムでご紹介した通りですが、今回はウェイトごとの使い分けやさらなる特徴もご紹介します!

 まずは何と言っても、ケイレンアクションが生きるフォーリング。

多くの縦ストが釣り場で良く目立ち、特に夏の間には散々ライトリグで攻められたバス達もSHOCKERのアクションには違った反応を見せてくれるハズです。

ウェイトは通常は2mまでは1.2g、それ以上は1.8g、5m以上のディープは2.4gを使い分けています。

もちろん風がある時はワンサイズ上のウェイトを使います。

ラインの太さは魚のサイズ、周りのストラクチャーの有無に合わせて使い分けます。

基本は、1.8gにミディアムライトアクションのロッド、ラインはフロロ5ldですね!

(写真:ビリビリと痙攣アクションで誘い喰わせた高滝湖の50up!!)
CA340047

野池のおかっぱり!

野池は水深が比較的浅く、マッディーなタイプが多いですが、SHOCKERのスローフォールは水深が浅くても十分にバスを惹きつけられる間がとれることは大変大きなメリットとなります。

また特にオススメなのが、水面スレスレの草など、やらかいカバーにちょこっと乗っけて、ハズれるかハズれないかの強さでシェイクし、不意にポロッとスモラバが落ちれば、下にいるバスは躊躇なく襲いかかるでしょう!間違いないです(笑)。

特に1.2gは、やらかいカバーにおいても、ラバーの硬さゆえ、ラバー自体がガードの役割を果たし、SHOCKER自体がカバーに入り込み過ぎずに、絶妙な引っかかり加減で誘うことが可能です!

タックルに制約のあるオカッパリではSHOCKERのウェイトは野池のタイプで使い分けます。

オープンで水深の浅いタイプは軽めの1.2gまたは1.8g。

岸際がカバーが多く、藪こぎ必死?のタイプの野池又は少しロングキャストが必要な野池は2.4gまたは3.5gを使用します。

SHOCKERのプチ特徴

SHOCKERの特徴であるハードシリコンラバーはキャスト時に空気抵抗を受けやすいので(正確に言うと失速するということ)、これは単純にデメリットな事ではなく、スピニングでも着水直前の軌道修正がしやすいという事で、キャストが上手くなったと錯覚する程です。(バズベイトなどがキャストしやすいのと同じ!)

そして水中でのラバーの抵抗が大きいということは、即ちフォールスピードが同じならば、他のスモラバより重いウェイトが使え、水中での操作性の向上、つまり操っている感がかなり実感できることに加え、反面小さいながら多くの水を押し、よりアピールしているとも言えます。

もちろん重いウェイトが使えるということは前途のキャスト時の失速による距離不足も解消できます。(スモラバにロングキャストが求められるシチュエーションは少ないですが!)

(写真:オリキンお気に入りのカラー 左から/キラーゴールド/グリーンパンプキン/ブラックバグ/ブルブルギル)
153_2

カバーフィネス

そして定番となりつつあるカバーフィネス。

ウェイト別のガード性能はありそうで、市販品にはなかなかなかった、喉から手が出るほど欲しかった性能です。

もちろんカバーの濃さ、狙う水深に加えて風という要素でSHOCKERのウェイト、ラインをチョイスします。もちろんこれらの兼ね合いで一概には言えないですが、一応の目安は

1.2g・・・草系のやらかいカバー及び枝系の面/ラインはフロロ4~6ld
1.8g・・・ラインで切れる位の枯れた枝及び葦、ウィード/ラインはフロロ5~8ld、PE16~20lb
2.4g・・・かなり込み入ったウッドカバー及びツル系ブッシュ/ラインはPE20ld前後、ナイロン14ld前後
3.5g・・・2.4gと同様のカバーを更にハードに攻めたい時、ラインも同様かそれ以上を使うことも!

以上は私が基本としているセッティングです。ラインもロッドの適性に合ったものを使いましょう。

そして、一つのカバーをゼロワンジグとのコンビネーションで打つこともお忘れなく!どちらかのジグに異様に反応が良いこともよくあるので!

いずれにせよ、すべてのカバーは、01、02、01、02と最強のタッグで攻略できます。キマリですね!

涼しくなり、快適に釣りを楽しめる季節!SHOCKERに限らず、いろいろな釣りが楽しめる季節です!

良い釣りを楽しみましょう!ではまた!(写真:O.S.P JIG 01で仕留めた川バス!!カバーの濃い所では01が活躍です!!)
CA340065