ブリッツMR活躍の年、昨年釣果報告

皆さんの昨年の釣果はどうでしたか?今年最初のコラムということで、昨年の釣果を振り返ってみました。

昨年の今頃ブリッツMRが発売になりました。昨年はクランクベイトを極めようと思いスピナーベイトはあえて使わないようにしてシーズンを過ごしました。果たして結果は?

昨年のナンバーワンはブリッツMRでした

昨年は405本のバスが釣れ、そのうち217本はO.S.Pルアーでした。

約半分以上はO.S.Pルアーで昨年も大変お世話になりました。

2005年はハイピッチャーで一番釣りましたが、昨年はクランクベイトがもっとうまくなりたいと思い、スピナーベイトをなるべく使わないようにしてワンシーズン過ごしました。

とにかくトーナメント中でも、釣れなくなるとスピナーベイトを投げてしまうくらいスピナーベイトに依存していたのですが、あえて封印することで、「今まで無駄な場所・シチュエーションで投げていたな」とか、「ここはスピナーベイトでしか釣れない場所だな」とかいうのが分かってものすごく勉強になりました。

これが昨年O.S.Pルアーで釣れた割合で、ブリッツMR、HPFクランクSPEC2で半分以上を占めることが出来ました。半分以上クランクベイトで釣れて目標達成できたといったところでしょうか。

(図1:O.S.Pルアー別釣果_昨年)
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ブリッツMR、HPFクランクSPEC2の使い分け

僕なりのこの2つのクランクベイトの使い分けを表したのが図2になります。

くっきりと5月、6月のスポーニングを境に分かれています。

春先からスポーニングまではブリッツMR、アフタースポーニングから夏まではHPFクランクSPEC2といった感じになります。

ブリッツMRについては次回コラムで詳しくお書きしようと思うのですが、甲殻類が動き始める水温が10℃くらいを越えたあたりからブリッツMRが効きはじめます。

それから、グッドサイズがブリッツMRで連発するようになり、ある程度たつとノンキーパーが無限に釣れるような状態になります。

このような状態になると大抵はポストスポーンのサインで、そのようなエリアではライトリグでないと大きいのが釣れなかったりしますが、エリアを変えてスポーニングが早いエリアを選べばHPFクランクSPEC2で釣れるようになります。

アフタースポーンになると魚がボーとして浮いているような状態で、この状態になるとHPFクランクSPEC2などでわざとカバーに当てるように引いてくるとアフタースポーンの良いバスが連発します。

ぜひこのような目安を参考にして春にクランクベイトで釣りを楽しんでください。

スピナーベイトをなるべく使わないようにしたのですが、やはり今シーズンも困ったときはハイピッチャーで魚を探すという作業をして、夏以降はコンスタントにお世話になりました。

(図2:O.S.Pルアー別釣果_月別)
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昨年O.S.Pルアーサイズ別ベスト5
1位 50cm 2006年11月25日 YAMATO 黒金
2位 49cm 2006年7月1日  ハイピッチャー5/8oz(タンデムウィロー) サンフィッシュタイガー
2位 49cm 2006年12月9日  ブリッツMAX 黒金
4位 48cm 2006年2月19日  パワーダンク(SP) チャートブルーバック
4位 48cm 2006年6月17日  ハイピッチャー1/2oz (ダブルウィロー) テイスティシャッド

昨年O.S.Pルアーで釣ったサイズベスト5です。今度発売になるハイピッチャー5/8oz、ブリッツMAXでも良いサイズが釣れました。

日付と釣ったルアーを見てもらうと、ビックサイズはちょっと季節とルアーがずれているように思います。

やはりビックサイズを釣るためには季節にジャストマッチしたものではなく、ちょっと早めのルアーだとか遅めのルアーなど色々試してみないといけないなーというのを改めて感じました。

やはり、今日はこのルアーで釣ってやろうとか思って、強い意志を持って投げると良い結果が出ると思います。

おまけに昨年O.S.Pルアーで釣ったバスの平均サイズを示します。

ブリッツMAXでは1本、YAMATOはまだ2本の記録なので参考にならないかもしれませんが、ゼロワンジグ、タイフーンなどは良いサイズが釣れました。

やはりラバージグやビッグスピナーベイトは大きいバスを呼んでくるのではと思います。

最後に・・・

クランクベイト(ラウンドタイプ)が苦手な人は、ぜひこの時期からスポーニング時期までの間ブリッツMRをしっかり練習してみてください。

必ず好きになってもらえると思いますよ。

(図3:O.S.Pルアー平均サイズ)
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