PROFILE

折金一樹

関東
(高滝湖、亀山湖、印旛沼)

房総半島のレンタルボートフィールドをホームとし、いまや関東を中心に全国を駆け回る通称「オリキン」。H-1グランプリに参戦し、優勝多数、A.O.Y.2回と驚異的な成績を収める、生粋のトーナメントアングラー。房総半島のレンタルボートフィールドで「オリキンガイドサービス」を営む。

ルドラで2位になりました!!

2位で悔しいけどリベンジできました!4月9日チャプター南千葉高滝湖での模様とルドラの使い方をレポートします!!

突如風が吹き出しました・・・!

大会スタートの2分前、「ビュ~!」おっとこれはもしかして!ボート上でリグっている最中に突如風が吹き出しました。

そして慌ててルドラSPをもう一度結び直し、数カラーをタックルボックスから引っ張り出し、準備万端!

数日前のプラでは(4時間しかできなかったですが)風も若干ありルドラでキロちょいを一本取ることができました。

しかし事前情報では大場所、小場所とも釣れていて、どこでも釣れてきたなーという感じ。

しかもサイズも小さいのがかなり混じるようになってきたということでした。

よってプラにあまりでられなかった僕は、スタート直前まで、どこに行こうかかなり迷っていましたが、この風です!しかもみるみるうちに更に強さを増してきました。

そしてスタート!フライトはまたしても悪く最終だったので、人の動きを見ながらポイントに入るしかなかったので、とりあえずボート屋前の岬に入れてもらいました。

しかし一番イイ護岸の角を角度を変えながら何回か通しましたが無反応なので、周りをキョロキョロしていると、目星をつけていた護岸がガラ空きなので直行しました。

70mくらい続くストレッチですが、風がイイ角度で(言葉では言いにくいですが、風が平行でも直角でもなく当たる感じです)当たっていたので、迷わずルドラSPを選択!

ここでルドラの僕なりの使い方と有効性を解説しますと、まずは明らかに魚が高活性で浮かせて食わすような状況に良い。

リトリーブのイメージですが、ルアーを魚に向かって泳がせるのではなく、ルアーが魚を追わせるような時(これが重要)にとてつもない威力を発揮します。

また狙い方は、基本は岸と平行かやや角度を取る程度ですが、3本フックでバレにくい反面、根掛かりし易い(それでもバランスがいいのか根掛かりしにくいですが!)ので、岸にゴミやカバーが多い場合は、岸に対し45°でのショートキャストで手替えしよく攻めます。

強風下でも元々ウェイトのあるルドラなのでカバー際にうまく決まります。

アピールの弱い小さめのルアーでは、このショートキャストでは魚がルアーを見つけるのも遅く、十分に引きつけ食わすことができず、喰ったとしても半掛かりでバラすことが多々ありました。

また只でさえ強風下で操作性が悪くなる中、軽量ルアーで距離を取るとカバーやゴミをかわす余裕も無く、半根掛かり状態にでも、そこからルアーを復帰させることは難しくなります。

つまり、ルドラはこの状況下で投げてナンボのミノーの釣りで圧倒的なキャスト回数を繰り出すことができます。

さらに他のビックミノーにはないキレのある動き(この性能があってこそ)と一度たりとも今までバラしたことのないフッキング性能をもち、すでにこの時期の釣りからは本当に外せず、他のルアーを凌駕する存在となっています。

また巻き方はただ巻き中心で、アクションを加えたい時にはリールでのメリハリのあるストップ&ゴーがお勧めです。

ロッドはグラスの66でMとMHの間くらい、ラインは14lbから16lbのナイロンを使っています!

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さて、そんなこんなで投げまくりのルドラにバイトがあったのはポイントに入ってすぐのことでした!

まず1300g、すぐに数投後1400g、その後ポイントを変え1000gで、ちょうど開始一時間足らずでリミット達成!

その後も何度も入り直し入れ替えとなる1300g!

10時ちょうどに900gを釣るも入れ替えならず、太陽が完全に上がり風も吹きっぱなしで(多少吹かない時間が有った方がスイッチが入りやすいと思います)人も多くなってきて、さすがにバイトが遠のいたので川へサイトをしにいくも魚がスッカラカンでこのまま帰着となりました!

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シングルは行けたかなと思いましたが、思ったより釣れていない様子でなんと3890gで2位!やはり優勝したかったですが、理想の釣りと試合展開ができ本当にうれしく、今後のレベルアップのためには非常に為になったと我ながら思っています。

これも釣れるルドラがあってこそ、ルドラ様様でした!またこの結果におごらず、次も頑張りたいと思います~(またしても長々とここまで読んでくれた方有難うございました)

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