PROFILE

折金一樹

関東
(高滝湖、亀山湖、印旛沼)

房総半島のレンタルボートフィールドをホームとし、いまや関東を中心に全国を駆け回る通称「オリキン」。H-1グランプリに参戦し、優勝多数、A.O.Y.2回と驚異的な成績を収める、生粋のトーナメントアングラー。房総半島のレンタルボートフィールドで「オリキンガイドサービス」を営む。

ワカサギ釣り人で溢れる冬の高滝湖

もう冬ですね!一日中防寒が手放せない季節となってしまいました。

ところで今年は秋が短かった気がしませんか?しますよね?

ターンオーバーの高滝湖をO.S.PJIG ZEROONEで攻略

厳しい季節が来る前に釣り貯めしておこうと、ワカサギの釣り人でごった返す高滝湖に行ってきました。

ところが着いて水の色を見ると白っぽい薄茶。2週間前に20℃あった水温も13℃。まさにターン中です。

やはり状況は予想以上に厳しく、全くイイ釣りが出来ない中、上流からのフレッシュな水が絡むエリアのカバーでゼロワンジグが窮地を救ってくれました。

この時は水深1m以下のかなり浅いカバーにゼロワンジグ14g。入れた途端明確なバイトともに上がってきたのはブリブリのナイスキロフィシュでした。

(写真:フレッシュな水&カバーというエリアがキー。厳しい冬での価値ある1本をO.S.PJIG ZEROONEでキャッチ。)
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この時期からカバーを攻める時に私が意識するのは、ずばりスピードの「メリハリ」。

リアクションと喰わせをより明確に使い分けています。

ゼロワンジグ14gに針モチとすり抜けのいいトレーラーをセットしリアクション。

ゼロワンジグ7gと9gには、ポークやボリュームのあるトレーラーをセットしスローに柔らかいアクションで喰わせ。

特にビッグダディーとのコンビはお気に入りで、スローにスイミングしても常にポークが艶めかしく誘ってくれるので、ポカポカした日中などはカバーの表面を付かず離れず誘うのが効果的です。

もちろんこれからの季節はガマンの釣りが続くと思いますが、冬のナイスフィシュは格別です。

メゲずに頑張ってみて下さい!(写真:冬は「メリハリ」をつけたルアー選択。ポークとも絶妙なマッチングのO.S.PJIG ZEROONE)
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そして、初の光大郎DVD「MAGIC TRACE」が発売になったということで、私も早速見てみました。

私の率直な感想は「残念!本当に残念!」!?

光大郎から「今回はスピニングをあえて封印した」と聞かされていたのですが、「あえて封印」というのは、超どメジャーフィールドであっても実際にはスビニングでライトリグを要所要所で使えば、もちろん数は釣れる!

しかし、そこでベイトタックルだからこそ、ライトリグでは出会うことの出来ないビッグサイズをハードルアーを駆使することで、狙って釣れるのだということを映像で証明したい!とのことでした。

よく光大郎がおかっぱり取材だった日に、どうだったか連絡をするのですが「BLITZ最高!ハイシーズンのカスミのおかっぱりはBLITZだけでいいよ!」と毎回のように聞かされます。

そう豪語するほどの釣果を毎回叩き出す神髄が映像になったということです。

いや、正確には、なってしまった。そう「残念!」なんです。ぼくから言えば。

日頃、一緒に釣りに行き、その名の通りの「MAGIC TRACE」で、僕のバックシートから問答無用に釣りまくる術が世にでてしまったのです。

今までは私なりに、そのワザを実際に見ることでコツコツと吸収しては地元のフィールドで試してきた、友達ゆえの?特権がパー。

まあ、私のことはさて置いて、究極に洗練されたといえる間合いとルアーアプローチ、そしてライトリグ以上の繊細さを持った、攻めるルアーコントロールとはどんなものか?必見です。

誌面ではなかなか想像がつかない事も映像ならばマルわかりです。

ここまで言って「見ないで!」とは言えませんが、僕的には本当に惜しい!残念!の一言。いや二言か。

ではでは!

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