PROFILE

折金一樹

関東
(高滝湖、亀山湖、印旛沼)

房総半島のレンタルボートフィールドをホームとし、いまや関東を中心に全国を駆け回る通称「オリキン」。H-1グランプリに参戦し、優勝多数、A.O.Y.2回と驚異的な成績を収める、生粋のトーナメントアングラー。房総半島のレンタルボートフィールドで「オリキンガイドサービス」を営む。

今からが虫の季節

オリカネ虫も無事発売に至り、おかげさまで上々の釣果報告も頂いています。

まさに今からが虫の季節。是非使っていただければと思います。

実は意外に難しかったりすることもある梅雨の長雨

スポーニングも大方終わり、アグレッシブなバイトが期待できる季節になりました。

しかし、簡単にバイトを得られる時もあれば、見た目の状況とは裏腹に案外釣れないことも多く、梅雨の長雨は難しいと感じることが多々あります。

その雨が良いか?悪いか?の判断は非常に難しいものがありますが、ひとつの簡単な判断基準が「雨が降っている時の気温」。

すなわち、新しく流れ込む水の水温が湖の水温に比べ「高いか低いか」です。

目安は湖の水温と同等なら期待でき、あまりにも低いと良くないことが多いです。

ただし、新しい水の影響が及んでいない降り始めや、影響を受けづらいボディーウォーターは狙い目です。

ただし、雨後は多少水温が低くとも、水質が回復傾向であることや、気温の上昇で釣りやすくなります。

また、良いも悪いも全てのバスに当てはまるわけではなく、いかなる状況でもやる気のあるバスは居るものです。

真冬ではないので、強気の攻めで押し通すのもアリ。

また、強い雨による濁りを味方につけれるかどうかは、濁りのタイミングと場所次第。

濁り始めが良いのはいうまでもありませんが、付け加えるなら、はっきりした濁りの境界線を長く保つスポットはバスを集め易く釣りやすいといえます。

まさにそんな状況にあったのが先日の亀山湖でした・・・・。

(写真:結果から言うとこんな感じでトップゲームで楽しめましたが・・・でも。)
934_1

梅雨の亀山湖釣行

雨の降る前は約2m弱の減水。前日からの雨で水位は徐々に増え、朝の時点で-1.3m。

下船間際にはほぼ満水まで回復し、目に見えて景色の変化がわかるほど。

大きな変化の真っ只中で釣りをすることが出来ました。

とりあえず減水時に魚の多かったエリアをスピーディーに02ビート、阿修羅で探るもノーチェイス。

それどころか沢山居たベイトフィッシュやギルも全く見当たりません。アグレッシブな時間はとっくに過ぎたようで、表水温はかなり下がりベイトフィッシュと共に沈んだようです。

そこで各バックウォーターの上流部へ。濁りが蔓延している可能性はありましたが、流れが効いて差している魚を強いルアーで引っ張り出す作戦です。

どの川筋も上流域は濁りが広がっている状況でした。よって辛うじて流れが当たらず、生きた水が残っているインサイドベントを中心に釣る必要がありました。

増水により濁りの移動も速く、時間毎にスポットを選ぶのが面白味でもあり難しいところでした。

とは言っても条件を満たす場所は土砂が堆積した浅く広いエリアであることが多く、ある程度の範囲をカバーできるルアーを選択しなければなりませんでした。

さらに濁り方や流れを加味すると、存在感で気づかせ、喰わせることが必要で見せる為の方向性を含んだアクションも必要・・・。

広範囲をスピーディに探れ、アピール力もあるルアーということでチョイスしたルアーは、ヤマトJr.SPEC2、スピンテールフロッグ、ブリッツMAX。

簡単な使い分けは・・・

ヤマトJrは浅く広いエリアでササ濁り程度、または濁りの境目が散漫なエリアで使用。

「SPEC2」は、タングステンボールのカン高いラトル音が非常に効いていると感じました。

トップウォーターならではのアピール力と音の合わせ技でルアーボリューム以上の存在感で気づかせ、喰う瞬間はコンパクト&リアルプリントカラーでためらいなくバイト。

実際に一回目は弾くような威嚇バイトで次のワンアクションでバックリ!

スピンテールフロッグは岸ギリギリにしか透明度がない所や、ヤマトJr.が通せないブッシュや浮きゴミのあるエリア。

特にブッシュにねじ込んだ後、薄ゴミが広がるエリアでも軽く乗り越えつつ、ブレードが引き波をたてながら探れるため、フロッグながらソコソコの速さで広い範囲をカバーでき、しっかり誘えていると感じました。

ブリッツMAXは濁りや流れが強めでトップには出にくいエリア。

悪天候でもルアーサイズとウェイトがちょうどキャストコントロールし易く、ここぞというスポットにシッカリ入れることができました。

また固定重心故の立ち上がりの良さは、岸ギリギリのバイトを誘ってくれました。

934_2

濁りの中でストライクゾーンも狭いスポットでも、ブリッツMAXはハイピッチアクションで高浮力であることから短い距離で気づかせる間や喰う間を圧倒的に作れます。

また岸際だけでなくオープンな浅瀬に点在する枝やゴミなどココぞという所だけ、浮力を生かしてネチネチ誘い、その他はミディアムくらいのスピードで流し、濁りと流れの中で効率的に探れます。

何度も聞く言葉ですが、悪条件であるからこその性能の高さを改めて実感しました。

この日最大魚となるバスも岸際のブッシュの裏でワンアクション後の浮かし始めでバイト!

その後一様に濁りが蔓延した後は、メインレイクにて沈んだバスを攻略。

反応があったシチュエーションは、急な増水でもしっかりバスをホールドするような橋脚や桟橋といったマンメイドストラクチャー。そして水位に関わらずバスが付ける規模の大きくより密集した立木。

実際にはバスは落ち着かず、フラフラしている状況で釣りづらく、このような縦のストラクチャーであったり、何かに付いているバスがルアーに反応させやすいといえました。

しかしピッタリと着いているとは言えず、少しルーズな様子。

周りの離れた場所にも落とし込むと慌ててバイトということもありました。ルアーはドライブスティック&ドライブクローラー。問答無用のライブリーフォールで一撃です。

そして今回、ドライブクローラーに新しく5.5インチがラインナップに加わりました。

今までにも4.5インチでは少し物足りないが、6.5インチでは大きいなと言うときも多く、ちょうど隙間を埋めるサイズです。数字的にはちょうど間ですが、どちらかと言うと、ためらいなく喰わせられるサイズを維持しつつ、アピール力アップと言う感覚。また自重もありウェイトも背負えるので、風のある時などにも活躍しそうです。是非ともお試し下さい。さて亀山湖では、そんなフォールの釣りでも楽しめましたが、まさにこの釣りはこれから夏にかけ反応が更に良くなります。

何かに絡めてフォールさせるのが基本ですのでライトタックルでの使用は避けたところ。ベイトフィネスでもやや張りのあるものでラインも10ld位、スピニングならML以上でPE1.5号位が安心してやり取りできます。

参考までに私が良く使うタックルは

【ベイトフィネス】ブラックレーベルのPF6101MLFB、
【パワーフィネス】ブラックレーベルSSS6101MLFS

さて初夏くらいまでは、バスもアグレッシブで楽しい釣りが期待できますが、晴れた日の暑さはかなりのもの。

小まめに水分を取り、適度な休息をお忘れなく。休息は気分もリフレッシュしますし釣りにも集中できます!ではまた!

(写真:ドライブクローラーで、問答無用のライブリーフォールで一撃です。)
934_3

関連商品