PROFILE

折金一樹

関東
(高滝湖、亀山湖、印旛沼)

房総半島のレンタルボートフィールドをホームとし、いまや関東を中心に全国を駆け回る通称「オリキン」。H-1グランプリに参戦し、優勝多数、A.O.Y.2回と驚異的な成績を収める、生粋のトーナメントアングラー。房総半島のレンタルボートフィールドで「オリキンガイドサービス」を営む。

新年あけましておめでとうございます!!

ご覧の皆様にとって良い一年になることを心から願うとともに、今年も張り切ってお役に立てるレポートをお届けしたいと思います。

釣り納め

釣り納めで"何とか一本"という願いで大晦日は高滝湖へ。

しかし去年より明らかに寒い!

水温も今期は11月末で15度前後だったのが、そこから一気に下降し、年末には5度前後。

約1ヶ月で10度近くも下がったことになります。

この時期になると、どこの湖も厳しいという声をよく聞くわけですが、高滝湖も例外ではありません。

それでも午前中の短時間釣行でしたが、めぼしいスポットをランガンし、何とか1本キャッチすることができました。

こんな時に頼りになるのが、ベイトフィネスタックルでの04ジグシンクロです。

おかっぱりから手の届く範囲にいる、数少ないバスを如何にキャッチできるか!

厳しい時期だからこそ、スモラバの真価が問われるはずです。

当然のごとく、厳寒期のバスに口を使わせる為には、ラバーやトレーラーが魅力的なアクションができているかに尽きます。

まず、繊細なティップアクションを生かすか殺すかはスモラバの姿勢次第。

シンクロは中層で止めた状態でも水平姿勢をキープしてくれるので、トレーラーワームも含め、極めて繊細でナチュラルなアクションが可能です。

ちなみにマイラーミノーをトレーラーで使用した場合のテールの繊細なアクションは生唾モノ!

わずかな水流やティップの挙動にまで反応し、仮にロッドを止めてルアーを静止させようとしてもなまめかしく動いてしまうほどです。

シンクロに採用しているラバーは細目ながらも張りのある特注シリコンラバーで、3種の異なる長さが生み出すアクションを生かす太さが設定されております。

・ショートラバーの、振幅の速いピリピリアクション。
・超ロングの極めてゆったりとした動き。
・その中間的な長さは、どの操作スピードにも対応し、フワフワと開閉。

質の違う動きはトレーラーのアクションを際だたせることにも繋がり、尚且つ一つの生命体としての一体感も併せ持っています。

ユラユラ揺れる超ロングラバーの中でピリピリ動くマイラーの尻尾!オススメです。

ちなみにトレーラーワームにはドライブクロー2インチもお忘れなく。

この2つの使い分けは、ボトム付近を横に動かした誘いを多用する場合ドラクロ2インチ。

水面直下からボトムまでをバーチカルに誘う場合にはマイラーミノー。

これが私の基本セッティングです。

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初釣り&お正月釣行

そして初釣りで活躍したのがドライブクロー2インチ。

リザーバーのディープを攻略するためのに使ったのですが、リグは3番のオフセットフックに2.7gのシンカーをセットしたオーソドックスなダウンショットでした。

ちなみに私の場合、シンカーの重さは5~8mで2.7gを基準としています。

千葉のリザーバーでドライブクロー2インチは人気も高く、結果もかなり上々!

やっぱりワームサイズが小さくてもしっかり動くワームは釣れるということですね。

ロッドアクションは激しいシェイクよりも、ドラクロのアクションを生かしたゆったりしたアップダウンやズル引きが好反応です。

冬にディープの釣りが存在するフィールドでは絶対に効くはず!お試し下さい。

そしてお正月釣行第2弾は、シャローマッディーでのプチ大会。

朝の水温はなんと3度台!全員がノーフィッシュを覚悟しての釣行です(笑)。

しかしこの窮地を救ってくれたのはまたもドライブクロー2インチでした。

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さすがにリザーバーのディープならいざ知らず、平均水深1mのシャローマッディーではバスはほぼ仮死状態であると思われます。

そこでリグはズバリ!リアクションを意識した5gと7gのテキサスリグです。

狙いどころは、水の動きが少なく、他よりプロテクトされた場所。

実際には複合要素のあるカバーと、そこそこの水深を加味したスポットでバスをキャッチできました。

ちなみにルアーが小さい割にシンカーのウェイトがあるので、ベイトフィネスタックルが必須。

ラインはフロロ10lb.を使用。

肝心のアクションはフリーでボトムまで落とした後にティップを10cm前後鋭くシャクる!

なるべく小さく鋭くルアーを動かすイメージです。

バイトはシャクった後のフォールで喰っていることが多いので、張らず緩めずのラインテンションでフォールさせることが肝心。

その方が間髪いれずフッキングもできますし、テンポよくシャクリ続けられます。

簡単にいえばメタルジグの釣りをカバーの中で行うイメージです。

ちなみにドライブクローのカラーは、水がクリアーならラメ入り系。

濁っているようなら、その濁りに対してシルエットがはっきり出るような色合いがグッド。

ちなみに寒い時期は当たりはあっても、その後バスが動かず、ゴミかと思ったらバスだった!となるので、ゴミとは違う違和感を感じてフッキングできるかもポイント。

あと1ヶ月少々寒い日が続きますが、防寒対策をして、初釣り、初フィッシュを目指してみては。

水温3度や4度での1匹は格別ですよ!ではまた!!

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