早春の高滝湖と言えば・・・。
皆さんこんにちは!釣り行ってますか?
温暖な?千葉県に住むわたくし折金(オリカネ)は、主に県内、たまに近県各所のフィールドまで足を伸ばしバスフィッシングを楽しんでいます。
今回は早春にジャークベイトが楽しめる高滝湖を紹介します。
ホームレイクをご紹介
千葉県内でも高滝湖、亀山湖は自宅から一時間圏内で、自分がボート釣りを覚えたころからのフィールドであり、現在もバリバリ通い続けています。
両湖ともメジャーレイクながらフィールドとしてたいへん変化に富んでいてとても魅力があります。
またトーナメントもよく開催されていて、レンタルボートも充実しており、バスフィッシングを楽しむ環境が用意されたフィールドです。
去年のバス問題に対してもボート屋さんを中心としていち早く取り組んでおり、つくづくこういったフィールドは大切にしていかなければいけないと思いました。
同時に今後僕にできることの一つとしては、やはりまずは継続して釣りに行くことが大切かなと最近思っているところであります。
そんな訳でこのコラムを読んで頂いた方が少しでも釣りに行きたくなったり、日常の生活の中で少しでも釣りに時間をさく時間が増えればなと思っています!
ところで、ホームレイクでもあるこの高滝湖は毎年ワカサギの放流を行っていて(例年一億粒の卵を放流、今年はすこし少ないらしいのですがかなり釣れてました)、ワカサギ解禁直後はたくさんの人が詰めかけ、朝知らずに来ると、「今日はなんかの大会か?」と勘違いする程の人出です。
200艘以上あるレンタルボートが全て出っぱらい「ここまで来て今日はオカッパリか?」と心配になるほどです。
そして、水の中では2月頭くらいから、この湖を埋め尽くすほどいるワカサギの産卵行動に合わせて、バスも荒喰いを始めます。
なんと言っても、この本湖のミノーパターンは強烈です。
産卵のため泳力を失ったワカサギが風によって湖岸に打ち寄せられ、これを狙ってバスも炸裂する。
もうこれは毎年恒例の行事になっており、釣れ始めたという噂が出始めると、皆さん護岸(高滝湖の本湖はほぼ一周護岸です)に張り付きひたすらミノーやシャッドを投げまくるという、かなりアグレッシブな釣りが行われています!
そこでのキモはやはり風、どんな風でもいいかと言われれば、とりあえず吹かないよりは吹いた方がもちろんいいですが、シーズン始めの水温がまだ一桁のうちはやはり南風、とくに春一番はかなりお勧めです。
天気図で言うと関東の北側、つまり日本海に低気圧、南側の太平洋に高気圧、そして等圧線の間隔がより狭いところが千葉県にかかっていれば言うことありません!
しかしながら、皆さんもご承知の通り今年は特に寒い日が続きました。
1月中は普段は絶対に凍らないエリアが一面氷結。
知らずにボートを進めた友人から「砕氷船かタイタニックばりに氷と格闘したよ!」何てこともよく聞かれました!
そんなわけでまだ現在2月中旬で本湖の水温が5度程度。
例年より釣れ始めが遅れているようです。
ですが先日夕方の短時間でしたが、南西の暖かい風が吹くと言うことで、いてもたってもいられず急遽高滝に向かいました。
ついてすぐは風がなかったので、この時期でも見えバスがいるおかっばりポイントへ行きました。
しかしバスは見えるものの、かなーり手ごわく、無視されっぱなしで相手にしてもらえません!
そうこうしているうち、待望の風が吹いてきたので急いで本湖に向かいました。
どこの護岸がいいか、湖岸の道路上から風当たりをチェックし、一番期待できる護岸(いい場所が100mくらい続くところ)に向かいました!
まずはルドラ。去年のこの時期大活躍してくれたルアーで僕にとってはイイ事ずくめのルアーです。
まずはなんと言ってもサイズが13cmあること。ワカサギパターンはまだちょっと時期的に早いかなという頃、数少ないシャローの魚(だけどやる気はある)に見つけさせるアピール力が十分にあること。
そして大きさに似合わず、一気に寄せて喰わせるルアーのポテンシャルの高さ。
そして逆風の中でもベイトタックルでガンガンにキャストできること。
これは、単純にスピニングで釣り続けているのと比べ、手返しが格段に良く、釣果に差がでることは歴然であると、去年度の釣行で改めて実感していました。
当日も進行方向前方からどんどん強くなる風の中、ストレスなく釣り続けられたこと、数日前の雨で水が濁っている中でも、十分にバスにアピールできたことなど、周りの釣り人に比べ大きなアドバンテージを得ることができ、写真のバスを釣ることができました!
しかし湖は、まだまだ本調子ではないらしく、ワカサギを沢山食べてお腹でっぷりとまではいかない感じでしたが、久々の引ったくるようなバイトが感じられて心臓ドキドキで大変面白かったです。
もちろんルドラだけでいいかと言うとそうではなく、風の強弱や水色、水深、護岸の種類、またワカサギパターン終盤の頃にはプレッシャーなども考えると、阿修羅、ダンクなどを混ぜてルアーローテーションすることも他の人と一歩差をつけることになると思います!
これから1ヶ月ちょっとの間、このようなアグレッシブな釣りで、ほぼ全て40upで体高のあるコンディションのいいバスが釣れ続く日がやってきます。
まだ寒い日も多いですが日によってはビッグチャンスの可能性も十分あります。
重い腰を頑張って上げた日には、必ずやいい思いができると思います!
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