PROFILE

折金一樹

関東
(高滝湖、亀山湖、印旛沼)

房総半島のレンタルボートフィールドをホームとし、いまや関東を中心に全国を駆け回る通称「オリキン」。H-1グランプリに参戦し、優勝多数、A.O.Y.2回と驚異的な成績を収める、生粋のトーナメントアングラー。房総半島のレンタルボートフィールドで「オリキンガイドサービス」を営む。

気合十分!

最近はこの暑さのせいで、千葉のダム湖はアオコがべっとりで水も悪く、なかなかいい釣りができないことが多かったのですが、多少朝晩の気温も落ち着いてきたので、先日久しぶりに某ダムへ、グリグリ巻いて、ビシビシ打ってウップンを晴らすぞと、気合十分で行ってきました!

ウップンを晴らすぞ!!

山間のクネクネ道をひたすら走り、やっと着いて、見渡すとアオコなしリザーバー特有の黒っぽい釣れそうな水。さらにワクワクです(笑)

しかし、用意をしていると、待望の大粒!?の雨。

とりあえず、阿修羅、バジンで様子を見ますが、魚っ気がまるでないので、次はタイフーン!岩盤の切れこみに平行にキャスト。

カーブフォールさせると、ガツンと一匹目!40ちょいのナイスコンディション。

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その後もグリグリグリグリ巻き続けましたが、なんか違う感じで全く追ってもきません。

同船の先輩はラバージグでかなり釣りだしたので、僕もゼロワンジグで同じように流して行くとポロポロと40前後のラッシュ!

この日良かったのは3mから4mくらいの変化のある岩盤とそこからちょっと離れた中層、そして水深のあるカバーとタテストでした。

巻物で浮かせて喰うという感じではなく、岩盤エリアでその水深に早く到達させ、長く引いてくるのが有効でラバージグがベストマッチでした。

そして小規模なワンドで一匹釣ったあと、直後の一投目、ジグがフワッと軽くなったので、渾身のフッキングをすると、いままでとは違う重量感!

気合いで突っ込みに耐え、何とか上がってくるとデカイい!測ると、何と自己記録更新の54.5cmのビッグワン。

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強引なフッキングとやり取りにもかかわらず、フックは少しも伸びることなくしっかりと上顎を貫通し寄せてこれ、少しも曲がらない硬さ、折れ知らすの強靭さを確信することができました。

この一つのジグで現在20数本キャッチし、倒木やスタンプに渾身のフッキングをかました今なおも新品と全く変わらないフックポイントであることはジグが単に長持ちするだけでなく、新品時のポテンシャルとクオリティーの高さを物語るものであります。

そんなわけで、ずぶ濡れにはなりましたが久しぶりのプライベートフィッシングを満喫することができ大満足の一日となりました!

そろそろ秋の巻物シーズンです。ベイトも大きくなり、広く散ったバスを釣るためにも、より少し大きめルアーが活躍しそうです。

冬になる前にバシバシグリグリ釣りに行きましょう!

(写真:自己記録更新の54.5cm)
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