今秋ドラッギングで活躍してくれたブリッツEX-DR
最近、急に寒くなりました。いよいよ防寒着が手放せなくなる季節です。今秋はブリッツEX-DRのドラッギングが非常に良く釣れました。今回はその釣り方を紹介しますので参考にしてみて下さい。
なぜブリッツEX-DRか?弥栄ダムは、最深部が60m以上あるリザーバーですが、レンタルボートが出来てからもう20年近くになり、水面に出ていた立木もだんだん少なくなってきました。というのも、波や流れ等で浸食される場合もありますが、多くはボートが当たるというのが大きな原因です。
フル満水になるとどこに立木があるのか分からないですが、水深3~4m位にトップがある隠れ立木が多いです。僕はこの位置を減水しているときにGPSに入力していますが、それでも見えない立木を1本1本丁寧に攻めるのは非常に骨が折れる作業です。
そこで活躍してくれるのが、ブリッツEX-DRのドラッギングです。ブリッツEX-DRの潜行深度は水深3~4mで立木のトップとドンピシャ。ドラッギングすることでさらに+1~2m潜るので、流すラインが少々ずれても確実に立木にヒットさせながら巻くことが出来ます。
隠れ立木があるライン、こういうところを狙っていきます。
ドラッギングの釣り方ドラッギングは流したいラインの反対側にフルキャストして、ボートを流したラインに沿って進めるだけですが、どれだけリールからラインを出すかによって潜行深度が変わってきます。フルキャストで+1m、フルキャストからラインを1.5倍くらい出すとプラス2mくらい潜ってくれますので、立木へのあたりが悪いと思ったらラインを長く出して、根掛りそうだったら出したラインを短くして、ドラッギングしてください。
ドラッギングしながら立木に当たったら、ボートで動くのを止め、ラインを少し出すことで、立木を回避していきます。それで少しブリッツEX-DRが浮いて立木をかわしたら、また巻けるので、ドラッギングを再開するという動かし方です。
ドラッギングは、ロッドを右側に構えるか、左側に構えるかでもルアーが通るラインが変わってきます。右側(左側)に立木がありそうだなと思うときは、ロッドを右側(左側)に構えるのが基本で、立木に当たりすぎて根掛りそうなときは、左側(右側)に構えていなしてみてください。
巻くスピードは、早すぎてダメということはないので、早ければ早いほど広範囲に探れて良いのです。しかし、あまりに早いと立木に当たったときに根掛りやすくなるので、ロッドが耐えられる範囲で早くくらいを目安にしてみて下さい。もし、ブリッツEX-DRではロッドが耐えられないようだったら、パワーダンク(F)でも同じようにやってみてください。
2016年10月7日 ブリッツEX-DR(ホットタイガー)で釣った36cm
最後に弥栄ダムではもうバスがディープに落ちてしまったので、ドラッギングでは数が釣れなくなってきていますが、9~10月までのバスがシャローからディープに落ちるまでの間は、ワームで狙うより効率的にバスが釣れていました。
今の時期でも水深5~6mで釣れるような浅いリザーバーでは、十分チャンスがあります。まが、弥栄ダムでも水温が逆に下がりきれば、水深5~6mで立木に浮いてくるビッグバスもいると思うので、タイミングをみて狙ってみたいパターンです。
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