折金一樹 | レポート&プロフィール

PROFILE

折金一樹

関東
(高滝湖、亀山湖、印旛沼)

房総半島のレンタルボートフィールドをホームとし、いまや関東を中心に全国を駆け回る通称「オリキン」。H-1グランプリに参戦し、優勝多数、A.O.Y.2回と驚異的な成績を収める、生粋のトーナメントアングラー。房総半島のレンタルボートフィールドで「オリキンガイドサービス」を営む。

H-1GPXマスターズカップ優勝の立役者!オーバーライド!!

去る12月1日(日)に千葉県長門マリーナで開催された、H-1グランプリ・マスターズカップにて、優勝することが出来ました。ルアーマガジン様がカメラ同船してくれていたので近日、動画にて公開になります。





今回はプラから冷え込みが増し、水温も日に日に下がっていく状況でした。

やはりキーとなったのは、水深2m前後のハードボトムエリアやオダ。

用意したルアーはオーバーライド3/16oz、ハイカットDR-F、ダンクF、パワーダンクSPの4つ。狙うシチュエーションによりこれらを使い分けることで、より効率的に狙ったエリアを攻めることができました。

オダや急なブレイクやバンクの傾斜はオーバーライド3/16oz。ナイロンライン6lbと組み合わせ、潜行深度を抑えたハイカットDR-Fはハードボトムが広め且つ浅いエリアで使用。その中間をダンク48Fで攻めました。

もちろん、オーバーライド3/16ozでリアクション的に、ダンクFでボトムの起伏をなめるようにゆっくり、ベイトフィッシュをイメージした、ただ巻き中心のハイカットSPと、ルアーそれぞれの得意分野の使い分けも念頭に置いたチョイスです。

またパワーダンクSPは軽いトゥイッチからのステイで障害物周りの中層で訴える為に、ルアーの強さとスピードを変えたバリエーションとして用意しました。

本来ならミノー系でも良いのですが、レンギョなどの巨大魚が多く、スレ掛かりが多発するので、スイム姿勢が立ったパワーダンクSPが背中でフックを隠し、それを回避してくれます。

当日も冷え込み、時間が経つと晴れの予報。タフな試合展開が予想され、当初は何とかゼロは免れたいというのが心境。フライトも遅く59人中51番でのスタートとなりました。

今回も魚影が濃く、ポイントが連続している将監川を選択。

但し一見良さそうなポイントが多く、ダラダラ流しがちですが、時間が短いので、今回は予想をたてた場所でしっかり時間を使う戦略です。

反応がない時間が続きますが、10時過ぎにこの日一番多投したオーバーライド3/16oz(スポーンレッド)に待望のバイト。1,400gクラスのキッカーサイズ。

基本的には水深のあるフラットのハードボトムでしたが、魚探で少しでも変化のある場所を探しての結果です。

本来なら巻物でボトムをゆっくり引くだけで終わらせそうですが、オーバーライド3/16ozで丁寧に小刻みに探った事が項を奏しました。

そして約1時間後、晴れて気温も上がった瞬間に少し移動して2匹目となる1,300gクラス。

今度はバンクの傾斜を小刻みに落としきった後、少し大きくリフトした瞬間に一番高い所でバイトしました。水温が上がり動いているバスを捉えたイメージです。

結果2匹2,760gで優勝することができました。





オーバーライド3/16ozは大きなスライドフォールが大きな特徴ですが、ボトム付近での小刻みなロッドアクションでも、素早く水を掴むリフトと滞空時間のあるフォールをします。

これにより様々な角度からバスに訴えること、またバスに吸い込む間を与えることにも繋がります。多くの参加者がメタルジグを手持ちの駒に選んだ中、僅かながらの運もありましたが、優勝を引き寄せた要因であることは確かであります。

これからの時期にはバーチカルな攻めでも、おかっぱりでも遠投するような攻めでも、より効率的に探れるオーバーライドが活躍するはずです。是非お試し下さい。

他のルアーを圧倒する力を秘めたHPミノー3.1”&3.7”!!

こんにちは折金一樹です。



朝晩は肌寒い位になり、徐々に秋めいてきました。

秋になってくるとルアーのスピードやボリューム、動きなど、バスの反応する要素が広がり、様々なジャンルのルアーが活躍します。

もちろん、状況が良ければ、広範囲にバスはエサを探し、そうでなければ、手のひらを返したかのように無反応になることも。

特に秋は水質の変化が激しく、まとまった雨が降れば土茶濁り、落ち着いて水温が下がればクリアアップしていく傾向にあります。このことはバスが反応するルアーも大きく変えることになります。

流れが落ち着いてクリアアップしたタイミングで最近活躍しているのがHPミノーのi字引き。過度にアピールするアクションは抑え、安定して横に引けることはバスに疑いを持たせません。





ノーシンカーでのサイトとライトキャロが僕の中での定番。

オフセットフックをしっかりセンターラインにセットして使用します。バスをしっかり反応させるには、安定させて横に引けるかがキモ。それには先ず、目視でスピードやラインテンションを覚えること。ルアー自体を操作する意識ではなく、ルアーの直前のラインテンションを安定させて一定に引くという意識を持つことが重要です。

3.1”と3.7”の2サイズありますが、ノーシンカーでの飛距離が欲しい時、水質による存在感の調節などで使い分けています。



他のルアーでは全く反応ないときでも、強烈に反応することがあるのもこの釣りの特徴。是非お試し下さい。

沈めるだけではもったいないHPBug1.5”!

こんにちは折金一樹です。



新製品のHPBug1.5"は本当によく釣れる!しっかりと動くパーツは互いに干渉せず、動き出しもグッド。

基本となるセッティングはオフセットフックの2番でカバーを意識した攻め、マス針でオープンウォーターをフッキング重視した攻めで使い分けています。

そもそも沈む虫とは、その名の通り、虫が沈んでいくことをイミテートしています。しかし、沈んでいく虫のみにフォーカスした使い方だけでは、もったいありません。

そもそも水中にはヤゴや甲虫などの水生昆虫や、よく知られているエビ、ゴリなど、バスが補食している生物が沢山居ます。その多くは、小魚などの泳力がある生物に比べ、逃げ足が遅く、水中をふわふわ漂っていることもあります。つまり、バスにとって労せず補食できるのです。





HPBug1.5"はフォールだけでなく、横に引いてもパーツが動くことは、このような様々な補食対象として、水中で横に引いてバスにアピールできる虫ルアーだと言えます。この点で比重の違うマテリアルをボディの上下で使用し、ボディが横に引いても回転しないのは水流を良く受けるようなパーツが付いていながら、特筆すべき点です。

故にキャロライナリグやノーシンカーリグの水平引きで有効となります。またフォールでの縦の動き、着底からのスイミングで横のアピールと、動きの方向が変わっても、続けてアピールし続けることで釣りの効率を上げます。





沈めるだけではもったいない虫、様々な状況で活躍すること間違いなし!是非お試し下さい!

H-1GPX新利根川戦、優勝に導いてくれたO.S.Pプラグ達!!

皆さんこんにちわ!

H-1GPX新利根川戦で優勝した際のことをレポートにします。

なんと水温は高い時間帯で34℃。

しかしプラでは意外にも沢山のバスが反応してくれました。

とても素晴らしいことなのですが、サイズに難あり。大きいのを選んで釣る事が大変難しいというか!運であるとさえ思えてきました。

ということで、平均サイズがあがる上流域での勝負に決めました。上流行きたがり?!

と思われてますが(笑)自ら時間を削り、胃が痛い思いをしながらの移動は本来ならしたくない選択です。

出来ることなら、ちょっと上流位でしっかり釣りをしてという位が理想です。

釣りの時間は2時間ちょいしか出来ません。

選んだルアーは、先ずはタイニーブリッツMR。

バンクから少し離れたオダや人工物(杭やコンクリートガラ?!)をちょい投げで、早巻きでサスペンドバスを反応させるパターン。

水深はマチマチでしたので、1.5mから深い側をスピニングタックルで狙い、それよりも浅い側をベイトタックルで攻めました。

結果、キロ頭に700~500を4本。



ベイトタックル
ロッド:ダイワプロト巻物ロッド
リール:SVライトリミテッド8.1L-TN
ライン:フィネスブレイブZ 10ポンド

スピニングタックル
ロッド:エアエッジ691LS
リール:タトゥーラLT2500S-XH
ライン:フィネスブレイブZ 4ポンド

そして、オーバーリアル63wake。
上流域のナチュラルバンクでのエビパターンです。
ボイルした瞬間は直ぐにキャストし、同じようなロケーションをタダマキ。
小さいのが中心でしたが、800gサイズが入りました。

ロッド:ブラックレーベル681ULFS
リール:セオリー2506H
ライン:フィネスブレイブZ 4ポンド

そして、胃が痛い行き帰り。
何もせずに移動するのはもったいないと思い、朝イチのマグレに期待して、移動しながらの02ビートの乱れ撃ち。
移動しながらで、精度には欠けます。
しかし外れた所ほど出たらデカイと信じて投げ続けたら出ました。800g

ロッド:ブラックレーベル+6101MFB
リール:SVライトリミテッド8.1L-TN
ライン:モンスターブレイブZ 13ポンド

そして、2600g丁度。優勝できました。

メインパターンは上記のタイニープリッツMRでしたが、規模の小さめのオダを複数回にキャストして、潜りはじめの早巻きでバスを反応させるのに丁度良いアクションアピールとボディサイズ。
バスもナイスキーパーとなる600前後からキッカーとなる900g以上まで無理なく反応させられること。

兎に角ベストマッチでした。
釣り人も多くプレッシャーは高い中、バスの多い新利根川はタイニーブリッツは本当によく釣れるルアーです。
コレからが秋に進むにつれて更に反応も良くなるはずです。是非ともお試し下さい。

灼熱の印旛沼開催NAB21にてドライブクローラー5.5にて優勝。

灼熱の印旛沼で優勝。

7月15日(日)印旛沼にて開催されたNAB-21トーナメントにて3匹3560gで優勝できました。


今年の夏はご存知のように大変暑く、魚探の水温も見たこともないような数字。朝こそ30℃を割りますが、日中は33、34℃という水温。

プラは出来なかったので、状況が分かりやすい流量があり規模の大きな流入河川へ。

バスは大変薄く、要所でもバイトは出ないどころか、魚影すら全く見ないほど。

それでも、流れの一番効くエリアで4バイト3キャッチ。その全てがドライブクローラー5.5インチ(みみずぅ&グリパンブルーフレーク)のノーシンカーワッキー。
Hook:リューギ レギュラーガードタリズマン2番


数少ないしっかりしたシェードを形成するブッシュに流れのヨレや辺り具合を加味して、うまく上流側からドリフトさせてのバイトでした。

流れの中でもしっかり操作できることや少し強引にやり取りできるMLのスピニングでもキャスト性が良いこと。

そして何より速い流れの中でも存在感も丁度良く、ミスバイトが出ない大きさなど、どれをとっても今回は5.5インチがベストマッチでした。


ざっと他のサイズとの使い分けですが、サイトやライトリグに3.5インチ。オールラウンダーの4.5インチ。存在感の強弱やタックルとのバランスで5.5インチ、6.5インチ。ビッグベイト並みのルアーパワーの9インチ。ドライブクローラー死角無しです。

使用タックル
rod:ブラックレーベル691MLMFS
Reel:DAIWA タトゥーラLT2500S-XH
Line:DAIWA PE-performance0.8号(リーダー:DAIWA モンスターブレイブZ12lb
Hook:リューギ レギュラーガードタリズマン2番

3月上旬、オリキン亀山レポート



さて、久々にガイドではなく、練習を兼ねて亀山に浮いてきました。

冬の定番エリアから、気の早いバスがいるかなとシャローや上流まで。満遍なくまわり、途中は釣りをせず魚探にてワカサギやバス、その他の魚もどう動き始めているかチェック。

水温は上がりはじめているものの太陽の恩恵を受けれる表層付近のみで、相変わらず10メートル付近に色々な魚が多かったように感じました。

先ずは越冬場所の沈みもの。8~10mラインにある竹やオダにしっかりオーバライドを入れる釣り方。ボトム付近まで沈め、障害物の隙間にロッドワークでねじ込み、その中で細かくリフト&フォールしている最中のバイト。

まさしく前回のレポートそのままの釣り方でした。かなりコンディションが良く、中層でベイトを追っていたバスがバンクに寄ったタイミングなのかなという印象です。この日もオーバーライドのロストはゼロ。下手にワーム系のリグで攻めるよりも高率良く、広く探れるのでオススメです。

そしてパワーフィネス。05タッガー3.3gにマイラーミノー2.5インチ(オリキんベイトフィッシュ)をトレーラーにしてセット。いきなり2、3投目であたり。あまりのショートバイトに合わせるタイミングを失いましたが、暫くしてなんと表層でバイト。オーバーハングの縁で、日のあたり方が丁度いいかなとは思ったものの、特にバスが着くようなモノも水中になく、完全にかなり下の水深から食い上げてきたバイト。食い方にスピードがあり、激しかったのはその証拠だと思われます。

05タッガーの太めのラバーでバスに存在を気づかせ、太め且つゲイブの広いフックはフッキング性能も良くオススメです。ハイシーズンも広く活躍してくれること間違いなしですね。

タックルはパワーフィネスなら6.6~7ft位のM以上のアクション、私はブラックレーベル+701HRS。ベイトフィネスなら6.3~6.8ft位のMLからMH位まで、私はブラックレーベル+681MFBを使用。

ラインはロッドパワーと障害物の兼ね合いで太さや種類を変えます。私はパワーフィネスはPEの1.5~2号、銘柄はPE-performance2号。ベイトフィネスはフロロ10~14lb、銘柄はブレイブZモンスター12lbが太さと操作性が丁度良いバランスで良く使います。

これらタックルを参考にしていただき、ぜひ気が早い春のバスに挑戦していただきたいと思います。

オリキン流、オーバーライドによる越冬バス攻略方法!



今冬は本当に寒く、比較的暖かい千葉県でも毎朝、気温はマイナス。そんな強烈な寒さの中、手放せなくなっているのが、O.S.Pネックフーディーです。ボク的には、頭からアゴまで覆ってしまう被り方がオススメです。

さて、年末からずっと活躍しているオーバーライド。フォール時にスライドアクションへの姿勢の移行がとても早く、そこからリフトしてもすぐに水を掴むレスポンスの高さが秀逸!

今年は冒頭の通り、急で強烈な寒さにより水温の低下が早く、本来ならもう少しディープのオープンなエリアで釣れるはずが、バスはオダや障害物、およびボトムの起伏の中やそばにぴったり寄り添うような傾向。つまり越冬と呼ばれるポジションをとる個体が多いように感じました。

そこで手にしたのがオーバーライドです。注目したのはアクションレスポンスの高さ。つまりは越冬ポジションであるオダやブッシュ、ややこしい場所にいるバスを、短い距離でロスなく攻められます。

第一の特徴である大きなスライドアクションはショートリフトであっても、狭い空間を広く動き回りくまなく探れます。そしてバスに対しても異なる角度からちらつかせることができ、飽きさせることなくバイトのタイミングをプレゼンテーションできるのもメリット。

結果的に、短い時間でワンスポットを効果的に探れて、意図的に次のスポットへ高くリフトし再び探りなおすことができます。

そして何より、ショートリフトで操れるということは、軽くて短いロッド捌きで済みます。これは根掛かり軽減に大きく貢献しますす。フックが露出している以上、障害物に刺さってしまいます。これが大きくロッドを捌くような動作上で起こると、フックはより深く刺さってしまいます。しかし小さく軽い動作であれば、フックも障害物を軽く捉えるだけで済むわけです。

万が一、フックが刺さってしまってもルアーを揺らして外すことができますが、そもそもご紹介したとおり、ルアーレスポンスが高いということは、ルアーも揺れやすい重心設定になっています。フックが刺さった状態であってもボディが振れた時の重心移動が速く、軽く刺さったフックを予想以上に簡単に外すことができるのです。

もちろんこれも軽いロッド捌きで行えるわけですが、慣れるとバスを誘うこと、根掛かること、外すこと、そのすべてをリズムよく行うことができ、根掛かりだからといって釣りを中断することなく、むしろ根掛かりによる一瞬の「静」がリアクションを誘うひとつのトリガーになっていると感じるほどです。

実際のロッドアクションですが、基本は10~20cmぐらいロッドティップを振ります。特別に障害物が濃いブッシュなどは誘うことと根掛かりを回避することを同時に行う必要があるため、シェイクしながら落とし、リフトします。

メタルバイブというと、ある程度の距離をリフト&フォールというイメージですが、ルアーレスポンスが高ければ、シェイクでも間違いなく釣れます。リアクションのスイッチを入れるのに必ずしも大きいルアー移動が必要ではないのです。

これは障害物の際だけでなく、通常のオープンウォーターにも同じことが言えます。大きなリフトとフォールの回数を減らし、その分だけ細かく探れることはバイトチャンスを増やすのです。動きたくないバスに対して、より近い距離で仕掛けられることの恩恵は非常に大きいのです。

バイトについてよく言われていることですが、「ボロ雑巾が引っ掛かったような、柔らかくも重みのある感触」です。障害物に当たる感覚とはまったく違います。大きなロッド動作ではないので、アクションの途中に勝手にフッキングすることがありません。

しっかり感覚を研ぎ澄ましてフッキングすることが難しいところではあります。バイトを感じたらラインを緩めることなく、大きくフッキングしましょう。通常のメタルバイブの釣りとはイメージが違いますし、テクニカルな部分も高いと言えますが、しっかり誘うこと、外すこと、フッキングすることを自分本意で行えるのは、それだけ技術の向上も実感でき、おもしろ味もあります。ぜひともお試しください。

秋のリザーバー攻略のO.S.P巻きモノおすすめルアー!

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房総も紅葉が色づきはじめ、去年より見頃は早くなりそうです。たまには釣りの手を止めて、上を見渡すのもアリですよ!

さて、ここのところ天候不順続きで、秋爆はいずこへ… 水温低下と濁りが続いております。でも、こんなときこそ巻き物です。

濁りはじめてから早1ヵ月。お天道様には敵いませんが、いいとは言えないコンディションが房総半島のリザーバーでは続いております。濁れば撃ちモノは定番ですが、この1ヵ月で撃ち尽くされたのか、はたまたバスが慣れたのか、反応もめっきり悪くなりました。

そんな状況もあって「ちょい沖の何か」での反応がよくなってきました。こんなときこそ手数で勝負できるのと、一瞬でバスのスイッチを入れられる巻き物の出番です。オススメはハイピッチャーMAXとタイニーBLITZ DRもしくはBLITZ EX-DR。

実はバスはそのレンジにソコソコいて、ルアースピードやレンジさえ合えばイージーに食ってくる傾向にあります。

クランクはたまにボトムノックするような程よいタッチ加減と、適度に速いスピードで引くことが何より重要。活性は高いとは言えないので、強すぎないタイニーBLITZやBLITZ EX-DRが絶妙にハマっております。

濁りぎみであることから一投でカバーできる範囲は狭いですが、その分、回数を投げることで対応しています。

ハイピッチャーMAXはクランクでカバーできない、縦方向に軌道を合わせたいようなシチュエーションで登板させます。具体的には角度のあるバンクや崩落、ブッシュなどでの使用。水深によって1/2~3/4オンスを使い分けます。タイプはTW。落ちていくうちは、しっかりカーブフォールさせ、バスのポジションを想定して目線より上を通すイメージです。

カラーはBLITZが黒金系をベースに、濁りぎみならこれより強いチャートブルーバックなど。ハイピッチャーMAXはビビッドパールホワイトをベースに、濁りぎみなら同じくC.B.チャートブルーバックなどのシルエットがはっきりするものへ。水質がクリアならフラッシング系で対応しています。

15℃を切るまでが巻き物の射的圏内。まだまだ釣れますのでぜひ、お試しください。

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霞水系のおかっぱりでも活躍するドライブビーバー!!

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最低気温もいよいよ10℃台前半に差し掛かってきました。朝晩は寒いのでO.S.Pパーカーをお忘れなく! いよいよ秋本番です。

ドライブビーバーが発売となりました。はじめてO.S.Pのプールでワームのアクションを見たときには「こう来たか!」、というのが率直な感想でした。アクションの質が少しも私の頭にはなかった系統で、言葉を失うほど…

パーツだけが動くワームではなく、パーツとボディが連動していて、視覚的にもまわりの水の動かし方もより複雑。まさにバサロアクション。

量産サンプルではさらに磨きがかかっており、軽いシンカーでもレスポンスよく、動き出しもさらに早く、「このバサロアクションで、釣れないわけないでしょ!」というのを実感しました。

さて、水温もだいぶ下がり、だんだんと秋めいてきたので、久しぶりにカスミ水系へ釣行。

ときおり、雨風も強くなるような天候でしたが、鉄杭が数本並ぶエリアで、スイミングからのカーブフォールでナイスサイズをキャッチ。狙いの杭が遠く風も強いため、ラインが流されるので、直には狙わず、杭よりもある程度遠くにキャスト。

そしてラインメンディングをしながら、杭の真横までスイミングさせ、そこからカーブフォールさせての一匹でした。

そこで他の同じ場面で使い分けができそうなテキサスワームと言えば、ドライブクローとドライブシュリンプ。どう使い分けるか迷う方もいらっしゃると思います。そこで私の使い分けをご紹介しましょう。

まずはボリューム。存在をより目立たせたい場面ではボリュームがあり、ゆっくりめであってもしっかり腕を動かすドライブクローを使います。細かいパーツが速いピッチで動き、一瞬のダートからの細かいシェイクアクションなど、よりスピード感を出した使い方ではドライブシュリンプ。

自分の中で、その両方の間を埋めるのがドライブビーバーです。

ともあれ、それぞれの動きの質自体も異なるものなので、実際に使ってみてという使い分けも大事ですね。

特にこれからの時期は横に動くルアーに反応がよくなるのは周知の事実。それぞれの横の動きのよさを活かしたアクションを実践することが大事です。その中でもドライブビーバーの秀逸なバサロアクションは、他を寄せ付けない効果、そして釣果が期待でるはすです。

ぜひ、使ってみてください。

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NBC南千葉チャプターO.S.Pカップ3位入賞レポート

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6月4日(日)、千葉県高滝湖で開催されたNBC南千葉チャプターO.S.Pカップにて、3410g、3位に入賞しました。

今回はスポーニングもほぼ終わり、アフター回復狙い。ルアーは表層からバスのポジションによって、バスの目線よりやや上をフィネスに狙えるもの。

使用したのは、オリカネ虫エコ、04シンクロエコ2.7g、オーバーリアル63wake。

バスは必ずしも多いとは言えない状況で、水面だからこその波紋や引き波を生かしたオリカネ虫やオーバーリアルがその存在をバスにアピールでき、 しかもフィネスにバイトを得ることに長けていました。広くはないストライクゾーンの中でバスを惹き付け、飽きさせずにスイッチを入れてバイトに至らせることができたということです。

更にオリカネ虫でのしっかりバイトを得た4バイトでミスはなし。いつでもフッキングが出来るように、虫が不自然に動かないようにラインスラックを出来るだけ取っておくことやフッキングストロークが取れるようにロッドポジションをキープしておくことでフッキング性能を最大限発揮できました。

オーバーリアルもベイトが散ったような中途半端なボイルでしたが、時間が経った後でも、しっかりとした引き波でバスの興味をそそり、より繊細なジョイントアクションと特殊フェザーがバスに再び水面を割らせることが出来たのだと実感できました。

オープンウォーターで対応出来ないようなブッシュの根本では04シンクロ2.7gが活躍。プレッシャーで沈んで隠れ込んだバスを相手にブッシュの上から順々にアクションを加えながら落とし込み、2バイト。1本は水面の枝越しでバレてしまいましたが、最大の1200gのバスをキャッチ。

今回はそれぞれの個々のルアーの性能はもちろん、上手くこの3つのルアーをローテーションして、攻めきれた結果だと思います。

これからの季節でも、この3つは釣りの中核を成す、欠かせない存在。是非お試し下さい!

タックル
オリカネ虫 エコ
ロッド:ブラックレーベル691MLMFS
リール:セオリー2506H
ライン:PE-performance1号

04シンクロ エコ 2.7g
ロッド:ブラックレーベル6111MFS
リール:イグニスtype-R2505H
ライン:PE-performance1.2号

オーバーリアル63wake
ロッド:ブラックレーベル681ULFS
リール:セオリー2506H
ライン:フィネスブレイブZ 3.5lb

ワカサギパターンで有効なルアーとテクニックをご紹介!

気温はそれほどない日でも、日射しの温かさは日に日に増してます。春は間近です。

ワカサギパターン開幕!

毎年のことですが、春と言えばワカサギパターン。

今年は関東のリザーバーで(特に神奈川の津久井湖、相模湖)冬からワカサギ釣りが大変賑わっていました。冬は魚探をかけると見たことないほど、ワカサギでびっしりになるほどでした。

当然、バスは大量のワカサギを沢山食べていて、多くのバスがワカサギに依存しているはずです。

産卵による遡上でワカサギがかたまり、ワカサギに付いた大量のバスもまた上流に向かいます。上流に向かうにつれ水域や水深が狭まることで、激しくフィーディングするはずです。丁度ワカサギが遡上をはじめるのはこれからが本番。

今年は本当に楽しみでなりません。

爆発的な釣果も期待できますが、その反面、バスがワカサギに依存していれば依存しているほどテクニカルな攻めが必要になります。

その時のワカサギの状態や捕食の仕方などが特に重要です。特にルアースピードやレンジ、アクションをワカサギに似せる必要があります。

水面ならばスピードの速い方から、ベントミノー、マイラーミノー(ノーシンカー)、l-waver。

中層ならば、阿修羅、ヴァルナ、ルドラ、マイラーミノー(ジグヘッド)

ボトムなら、ハイカット、ハイカットDR、マイラーミノー(ジグヘッド)、ドライブスティック(ジグヘッド、ジグヘッドワッキー)

レンジは目でみえる情報と魚探。朝は表層、日が上がってからはボトムなど時間帯での傾向です。

ルアースピードは表層がゆっくり、ボトムは速く。

朝夕やローライトでバスが追う距離が長ければ、止めずにストレートリトリーブ、長い距離を追わず、ヤル気が無いときはリアクション気味に止めたり、クイックな動きを混ぜたり。

この限りではないですが、一般的な傾向で頭に入れておくといいと思います。

そして、新製品のオーバーリアル63ウェイク、発売が少し伸びてしまい、心待ちにしていたかたには申し訳ない気持ちで一杯です。しかしながら、妥協せず作り込んだ結果、納得できるものに仕上がったと思っています。

只今気難しいバスが多い中、動画等でも活躍中であります。

これからのワカサギパターンはもちろん、ハイシーズンいっぱい、表層の釣りでは楽しめるコンセプトとなっております。ご期待しつつ、もう少々お待ち頂ければと思います!

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津久井湖オープントーナメント第3戦優勝!

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30年以上の長い歴史を誇る津久井湖オープンに参加してきました。真冬に開催され、釣果は厳しいものがありますが、厳しいからこその1匹の価値が高まる大会。

毎回、真冬とは思えないほどの人数がエントリーしています。今回も65名の参加者。この時期に来る位ですから、やはり皆さん上手い。内心、まともに勝負出来るかなという思いもありました。

そして当日は午後から雨が降る予報で、既に朝はどんよりした雲模様。

津久井湖といえば、去年の夏にH-1トーナメントで数回通いましたが、今は夏の大減水の頃の景色とは一変し、フル満水。夏の減水の頃に釣れていた5~8mレンジに減水分の10mをプラスして、今釣れそうな15~18mと重なるので、その頃を思い出しながら、釣っていく作戦です。

実は前回も参加したのですが、経験のないスーパーディープの釣りは、イメージ以上に勝手が違い、あえなくノーフィッシュ。ルアーもラインもタックルも組み直し挑みました。

メインルアーとタックルは
オーバーライド1/4oz
ロッド:スティーズウェアウルフ
リール:SSAIR
ライン:スティーズフロロ7lb

オーバーライド3/16oz
ロッド:ブラックレーベル691MLMFS
リール:イージス2506H
ライン:UVF 月下美人 ライン 月ノ響II+Si 0.4号

ドライブクロー2インチ ダウンショット
ロッド:スティーズ シークバット
リール:ルビアス2506H
ライン:スティーズフロロ3lb
ホビット3番 TGデルタ3.5g

スタートして、目指すはアウトサイドの岩盤の張り出し。 魚探の映像も15m前後にワカサギであろうベイトも時折近づき、如何にも釣れそう。

先ずはオーバーライド。深すぎるので、得意のスライドフォールはボトムまでおあずけ。少しテンションを張りながらフォールさせていきます。着底後そこから50センチ前後のリフト&フォール。水深があるので、ラインなどの弛みがあり、いつもよりテンポはゆっくり目が丁度いい感じです。

もうひとつのリグは、ドラクロ2インチのダウンショット。バーチカルというよりは、ほんの少し(6m位)投げ、着底後、ボトムを切らないように、ラインを巻かずゆっくりドラッキング。そして範囲を広げて探るも、反応なし。移動してフラットのブレイク、張り出した先端、ブレイクの壁などを丁寧に誘います。

スタートして約2時間、周りで釣れている人も全く見ず、空を見上げると、今にも降りだしそうな雲行き。いつもなら迷わずシャローで勝負できる天候です。そしてここから、頑張って仮に一匹釣っても勝機は無いとみて、大して変わらない確率ならシャローの一匹でしょとバウを岸に向けました。

そして、レイダウンとオーバーハングが絡む、如何にもというゴージャスなストレッチから釣り始めました。ルアーはS字系ビッグベイト。多少チューニングはしてありますが詳細は細かすぎるのでナイショ(笑)まあラインの重みで沈む位のスローシンキングとだけ言っておきます。

そして、10投もしないうちにバイト。

久しぶりの強烈な引き。無我夢中で上がってきたのは、一目でいったなと分かる、ナイスコンディションのビッグワン。

これでコンフィデンスを得て、時間いっぱい投げ続けますが、チェイスが一回のみでした。

そして検量。

2700g52センチ。1月に釣ったバスで過去最高の大きさです。

ラッキーフィッシュの感は否めませんが、この一匹で優勝。 但し、やはりというか、いい魚がシャローから持ち込まれていました。 誰もいない貸し切りのシャローで半信半疑でしたが、あの天候ならやはりシャローの可能性はあるんだと再確認できました。バスはバス、自分の感覚もたまには信用なるものだと実感(笑)

次戦は2月、更に厳しい戦いが予想されます。小さい魚でも貴重な一匹となりそうです。オーバーライドももう少し重いのも活躍しそうな気配。ただシャローの1発にも後ろ髪を引かれますが(笑)いずれにせよ頑張ってきます。

ビッグベイトタックル
ロッド:ブラックレーベル701XXHRBプロト
リール:ダイワ・ジリオンTW 1516XXHL
ライン:ダイワ・モンスターブレイブ フロロ20lb
フック:ピアストレブル2番(フロント)、赤針(4番)

H1グランプリをはじめ今年一年活躍したハードルアー「タイニーブリッツシリーズ」をご紹介!!

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水温も徐々に低下し、いよいよ冬間近。OSPパーカーの上に防寒も必要になってきましたね。

今年、一番力を入れて参戦したH1トーナメント、出るからにはしっかりプラもしてということで挑みました。結果、年間優勝できましたが、内容的には運良くギリギリ上手くいったというのが実際のところです。

参戦前はハードルアーのみの試合は難しいというぼんやりとしたイメージがあったのですが、実際、プラから試合を通して、色々なフィールドで釣りをしてみて感じたことがあります。

それは簡単に言うとハードルアーで釣るということは、そのフィールドでホットな場所を釣るということ。

つまり、しっかりとバスのエサが居て、そのエサを食べている環境や時間をしっかりと探すことになります。

言ってしまえば簡単だし、大道の釣りとも言えます。そんなことか?と思われてしまいそうですが、これが結局はキーワードでありました。

通常のトーナメントでもこの事は第一に考えるべきことですが、通常より更に絞り込み、洗練した場所や釣り方を模索する、そんなイメージでした。つまり、方向性はいつもと一緒。むしろ、ルアーの選択肢は少ないので、釣りもスピーディーな展開で、エリアを絞っていけるので、いたってシンプルです。

もちろん、大筋のパターンから外れた他のイレギュラーな釣りも時には必要ですが、その釣りが効くタイミングはホンの一瞬。毎戦のリミットである3本のバスを揃え、年間を通して戦うことを考えるとやはり大道の釣りを探し当てることが大事だと言えます。

ルアーも毎回あれこれウェイトを替えたり、削ったり、、、チューニングしたものも持っていったんですが、結局出番がないことがほとんどでした。

準備はしっかりしたよ!という私の精神安定剤に終止したわけです。つまりはバスがしっかりエサを食べている状況であれば、特に性能に特化させたものを使わずとも、バランスの取れた基本性能の高いノーマルモデルを使うことが最良の選択であることがほとんどでした。

そこで、今年活躍したルアーと言えば、タイニーBLITZシリーズ。オリジナル、MR、DRともサイズ感がばっちりでした。これは、レンタルボートレイクのフィールド規模、トーナメントのプレッシャー、またある程度絞ったエリアで小刻みに探っても自分のプレッシャーを蓄積させづらいことが理由です。

もちろん小さすぎず、レギュラーサイズからキッカーサイズも反応させられることも◎。リーリングスピードもスローからハイスピードまで安定して泳いでくれ、広く状況に対応できました。というのも、特に細かいテクニックはせず、巻きスピードの対応のみで反応を伺ったほうが、状況を掴みやすいというのが理由です。

レンジもオリジナルで1m位まで、MRで2m弱、DRで2m以深。あとは、状況に合わせて、ラインの太さで微調整すればバッチリでした。

実際にはMRひとつとっても、ベジテーションをタイトに攻めた牛久沼では1m強をフロロ12lbもしくは14lb。新利根川ではブレイクから落ちた2m強の沈み物をフロロ8lb。それより深い水深ではDRはMRで届かない2.5m位をフロロ12lb、逆に津久井湖ではPE0.5号にフロロ5lbのリーダーでドラッキングを用いて5~6m位と幅のある攻めが有効でした。

新利根川に関してはぜひ動画をご覧下さい。

寒くなるにつれ、シャッドの出番も多くなりますが、存在感やルアーの強さのバリエーションとしてもタイニーBLITZシリーズはオススメです。是非ともこれからの釣行で使ってみて下さい!

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NABトーナメント最終戦レポート!!

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年間成績首位で迎えた最終戦。印旛沼の状況は日に日に秋も深まり、ちょっと前のよく釣れる状況は越えた感じ。

プラはほぼできなく、年間のポイント差を考えると、勝負に出なければ完全にマクられてしまう状況でした。

そこで近場で釣りする時間を多くとり、キーパーとキッカー両方とれるようなプランを練りました。

そして晴れて暑くなる状況が幸いし、流入河川のサイト&ブラインドで心中するプランを決行。

結果的に最終戦3位、そして年間優勝もすることができました。

かなりの接戦でこの2匹がなければ、年間優勝も逃していたことを考えると、やっぱり最後まで諦めないことが肝心だと再確認させられました。

そして、今回メインとなったルアーがドライブクローラー3.5。本来ならフォールベイトは効きづらい季節にも関わらず、プレッシャーやバスの着き場を考えるとノーシンカーをバンクに撃たざるをえない状況でした。

それでもフォール時の自発的なドライブアクションが本来は外している状況でもギリギリ口を使わすことができ、本当に大きなアドバンテージとなり結果をもたらしてくれました。

今後、水温低下に伴って水質がクリアになります。自ずとシルエットの小さいルアーが有効になりますが、そこで決め手になるのが、コンパクトであってもパワーのあるドライブシリーズです。是非お試し下さい。

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ワームレセクトが釣果を左右するオータムシーズンの攻略法!!

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今年はH-1トーナメントに力が入りすぎて、ワームの釣りがご無沙汰でしたが、やっぱり良く釣れますね!

秋は巻物?

秋は巻物と言われますし、実際に横方向のルアーへの反応はすこぶる良くなることを実感できます。

しかしながら、今秋は雨が多く、水が落ち着かない傾向にあることから、やはり巻物はトーンダウン。水質が悪くなり、バスが泳ぎ回れない状況ならやはりワームの釣りは欠かせません。

障害物に対して、バスがどの程度の距離くっついているか?食い気はあるのかどうかで、ワームのタイプやリグをチョイスするのが肝心です。

例えばドライブシャッド一つとっても、障害物回りの水が落ち着いていて水温も安定していれば、ドライブシャッドのスイミング。縦方向の障害物があったり、表層の水が良くないなどはフォールを織り混ぜたり。

浅いが他より水が格段に良い&ベイトもいるとなれば、バジングなど。それに加えて、その時のお天気も考慮して横に引くのか点での誘いも重視するのかなども考えに加えます。

どピーカンであれば、まだまだフォール主体のアクションやバックスライドも釣れますしね!そして季節が進んで、水温も落ちていったら、ライトリグ。

水温が下がって、水も微妙に悪いとなったら、コンパクトながらボリューミーなドライブホッグで点の釣りがオススメ。水が良ければシルエットのインパクトは落としてドライブクローラーのネコリグやダウンショットなど。

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更に反応が悪くとなれば、マイラーミノーのフラッシングを生かしたジグヘッドやライトキャロでリアクション狙い。このように巻物一辺等ではなかなか対応仕切れないのが実際のところです。

まずはその時々の状況を的確に判断して、体系的にルアーの使い分けを整理して置くことも大事です。狙うスポットのシチュエーションつまり、障害物や水深等々で巻物とワーム系を横の動きと点の動きで使い分ける。

更には喰わせかリアクションか?バスのストライクゾーンは広いか狭いか?是非とも普段行っているホームレイクでこれらを当てはめて、秋の爆釣を狙ってみて下さい。

高滝湖、春の一大イベント「ワカサギパターン」の攻略法!

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最高気温も20℃を越える日が多くなり、春本番となってきました。花粉対策を万全にしてフィールドに繰り出しましょう。

今年もそろそろワカサギパターンが全開です。3月中は一時、気温が高く水温も上昇したものの、2月からの毎週末の雨で水質が不安定であったためか、魚の動き出しが鈍かったように感じます。

高滝湖のワカサギ釣りも下流中心の釣果が多く、ワカサギの群れの本隊も3月後半まで遡上することがなかったように思います。

そして、4月になり堰をきったかのように続々と遡上が始まってきました。

例年通り養老川中流域を中心に釣れはじめている最中ですが、コンスタントに下流からバスが供給されると、サイズはバラバラとなりますが大釣りが期待できるようになります。

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今年のワカサギは大きいことから、バスのルアーへの反応がよく、護岸のパターンも良く釣れています。

護岸はヴァルナとルドラとハイカットが基本です。

この3つのルアーの使い分けやカラーローテーションの指標は風と波、日照、水質の3つ。

先ずは風波が強ければ、強いほどルアーのシルエットが大きいルドラをより浅い波打ち際で使い、そうでなければ、ハイカットで護岸の一つ深い水深(2~3m)まで探る必要が出てきます。

もちろんその中間はヴァルナといった具合です。また、護岸の角度や沈んでいるブッシュの濃さによって各ルアーのフローティング、サスペンド、スローフローティングを潜航能力別に使い分けます。

次は日照と水質。日照は晴れていて、水質がクリアであれば、ルアーカラーはゴースト系やリアル系でルアーサイズは小さめをセレクト。曇りや朝、夕で日照が少なく、水質が濁っていれば、ルアーカラーはマット系やゴールド系でルアーサイズは大きめ。中間はシルバーなどのフラッシング系を選びます。

具体例をあげれば、朝8時で少し晴れてきて、風は微風でさざ波。水質はクリア。ズバリ、ヴァルナのスペック2でカラーはTG黒金。ここから更に晴れて風が強くなればカラーはアイスシャッド、弱くなればテイスティシャッド。

爆風になって波打ち際が濁りが入れば、ルドラに変え、カラーも強めにします。逆に風もなく、晴れてベタ凪ぎの状況となれば、ハイカットやワーム中心に展開していきます。

ルアーアクションは王道のただ巻きが基本です。スピードはミディアムから速巻きで、釣れないからといってスロープにする必要はあまりなく、その分の時間をエリアを次々にランガンすることに費やしたほうが結果は良いはずです。

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上流域は鉄板の有名スポットで釣れています。浅いサンドバーの上はハイカットF、ブレイクの深い側からショルダーはハイカットDR、表層はマイラーミノーやI-waver。ブレイクの斜面やその下のボトムをドライブスティック3、3.5インチ、マイラーミノーのジグヘッド、ジグヘッドワッキーが好釣です。

朝は表層、日中はワームでボトム!夕方はハイカットが基本ですが、ワカサギの動向で全く反応が変わるので、小まめにルアーローテーションさせたり、トレースコースを変えることも必要です。

また、湖周辺の田んぼも田植えの準備で、代掻きが始まってきます。特に水質の悪い白濁りが入っているときは、全く反応が悪くなることがあります。生命感なく、ルアーへの反応もないときは思いきって見切ることも必要です。

ワカサギパターンも今月いっぱいです。春の一番イベントを思う存分楽しんでみて下さい。ただし、ボート、オカッパリ共に人も多く、混雑します。人がどっちに投げているかや、一声かけて釣りを切り上げてするなど1日楽しく釣りをする為には本当に大切なことです。

特に、土砂の堆積で浅い場所が多く、川幅も狭い場所が多いです。そういった場所ほど釣れることも多いのが実情ですし、人が集中します。

釣りをしてる側が優先であるのは基本ですが、 釣りをしている側も、致し方なくオカッパリの近くを通らねばならないところはボートにさっさと通過してもらう、ボートで釣りをしてる側も後ろを少し空けて通過スペースを確保するなど、人が多いなりにお互い気にかけることが必要です。

はっきり言って、人が多かろうが、ボートが通ろうが、釣れるときは釣れるし、釣れないときは釣れません。次の大潮を中心にその前後が狙い目です、是非春爆をあてて見てください!

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11/3(火)千葉県長門&将監川を舞台に開催されましたH-1マスターズカップで優勝できました!!

11/3(火)千葉県長門&将監川を舞台に開催されましたH-1マスターズカップに参加し、優勝できました!!

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この大会は年間総重量上位選手と招待選手のみが参加できるのですが、わたしは最終戦の亀山戦でのウェイトが効いて参戦権を獲得出来た訳です。。。

リミットメイクにオーバーライド、ダンクFが活躍!!
朝イチに運良くキャッチしたキッカーフィッシュを生かすために、フィールドのコンディションを考えると、あと2匹を釣ってリミットメイクを遂げたいところでした。

しかし無情にも薄暗かった天気は回復し、快晴無風。

加えて、前日の冷たい雨による水温低下。

どうみてもハードルアーで釣るには難しい状況となりました。

そこで、唯一反応を得られると思ったのが、速いスピードもしくは極々スローという両極端な攻め方。

そしてフラッシングやトリッキーな動きによるリアクション効果を併せ持ったルアー選択が浮かびました。

そこで先ずオーバーライドのフローティングカバー打ち。

具体的には倒れた竹や笹などの下に浮いたバスをリアクションで釣る方法。

ラインをもたれかけさせ、水面直下1m程をフリーフォール&リフト。

案外引っ掛からず、手返しも早いのでテキサスリグなどと使い分けができそうです。

特に速いスピードとフラッシングに特化していて、且つスモールシルエットであることは今回のような厳しい状況では効果的な攻めが期待できそうです。そして直ぐに反応があり、500gをキャッチ。

一通り流したあとは、水深2m程のハードボトムに点在するオダやちょっとした落ちモノのあるエリア。

この場所では、しっかりとボトムやモノにタッチし続け、スローに引けるもの。それでいて根掛かりしないルアー。

バスは水温低下でボトムやモノにタイトについていて、且つやる気のない状態。

そこで選んだのがダンク。特に冬のおかっぱりでよくやっていた、ロッドストロークによるポンプリトリーブ。

究極にスローに引いてもしっかりと動き、根掛からずにボトムの起伏やオダなどをナメるように捉え続けます。

時折リップがボトムやモノを食った直後のヒラ打ちやフラッシングは食わせのきっかけを作ってくれることなど、状況にバッチリはまっていると感じました。

そして1匹目はハングオフからのバイトで500g強、場所を変えて1時間後に2匹目を追加し入れ替え。結果は3本2540gで優勝!

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フィーディングタイムでのキッカーを生かせた、釣れない時間でのキーパー捕り。納得いく試合運びができたのは正直、運もありますが、ルアー能力の高さに助けられたというのが実感です。

これから迎える冬に向けて、寒いし晴れてるし釣れない!そんな厳しい時ほど、是非、ダンクやオーバーライドをお試し下さい!

『ハイカットDR』、実は密かに使うのを楽しみにしていたのが秋からの釣りなんです

今春に発売となったハイカットDR。

春だけでなく、密かに使うのを楽しみにしていたのが実は秋からの釣り。

毎年9月後半から、本格的な巻物シーズンとなり、BLITZEX-DR、BLITZMAXDRが数、サイズとも絶好調。

今年も本当に良く釣れています。

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タフレイクであっても釣り続けられるディープクランクとして、この時期からの釣果の半分以上を占める実績からも、私の中で絶大な信頼をおいています。

特にフィールド事情にマッチしたアクション、コンパクトながら抜群のキャスタビリティーなど守備範囲の広いディープクランクであり、トーナメントにおいてもメインルアーとなりえる存在です。

しかし釣り込むほどに、使い時や使いどころがより明確となる一方で、どうしてもシチュエーションや状況が合わないこともあったのは事実です。

よく知られたことですが、秋の急激な冷え込み、水質のクリアアップ、快晴無風のベタ凪ぎなどがあげられます。

このような状況で更に過度なプレッシャーがかかった時などはBLITZEX-DRであっても反応させにくいと言えました。

そこで、待ち望んでいたのが、ディープクランクの潜航深度に迫る能力を持ったハイカットDR。

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一般に潜航深度が深くなるにつれ、リップも大きくなり、それに従ってボディサイズが大きくなるのが普通ですが、ハイカットDRはオリジナルモデルとほぼ変わらないボディサイズながら、潜航深度4m弱。

しかもマグネット重心移動を搭載していて、この性能をフルに生かす30m前後の飛距離をコンスタントに叩き出します。

今春に逆風の強い中ベイトフィネスでストレスなくしっかり飛んでいったのはかなり衝撃的でした。

それでいてオリジナルモデルと同様の操作性と喰わせ能力は健在。

ただ巻きであっても、クランクとは相当のインパクトの違いがあります。

特に前途のクランクでは厳しい状況で、狙いの水深に到達させてから、緩急をつけたトウィッチやジャークでバスを誘えるのはシャッドならでは。

バスに過剰な刺激を与えず、そっとバスに近づけ、純粋にスピード変化とフラッシングでバスを誘えます。

秋が深まるにつれてありがちなのが、タフであるときはバスが捕食する状況になく、ある程度レンジを下げた水深でバスが散ってる時が多いということ。

つまりは喰わせづらく、散っていてる状況で繊細なアプローチを深い水深で行え、且つ広い範囲をカバーできる唯一の存在がハイカットDRなのです。

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また一口サイズのルアーボリュームであることと、トリプルフックであることなどは、ショートバイト対策についても有効であり、他のハードベイトやワームでは替えが見つかりません。

リザーバーなどでは、ワカサギの放流事業を重ねる毎にメインベイトとしての存在が高まり、年々バスの水深が深まってきています。

そこで、ハイカットDRのポテンシャルを120%も150%も発揮させるため、着目したのが細番手のPEラインの使用で、更に飛距離と潜潜航深度がアップします。

0.3~0.5号を水深により使い分けます。リーダーは4~5ldで私はFG又はノーネームノットで結束しています。

飛距離や巻きスピードで潜航深度は変わってきますが、水をしっかり掴むようにミディアムスピードで巻き、浮力のあるPEなので途中でジャークを入れるように、糸を張る動作を入れると良いと思います。

更には、0.3号でドラッキングをすると6m前後まで到達します。

もちろん、この水深ではキャロシャッドという選択肢もありますが、スロー且つ繊細にボトムを感じながら操作し、ショートバイトを感じれるのは、シンカーを挟まないドラッキングの方に分があると思います。この辺は使い分けるのがコツですね。

またオカッパリでも、これから早春にかけてシャッドがメインルアーになる機会が多くなりますが、最大の敵は根掛かり。

ベイトフィネスで6~8ldを使用して細軸フックであれば、根掛かりをフックを伸ばして回収できます。

もちろんこの時元々のキャスタビリティー、潜航能力があるので通常のシャッド並みかそれ以上の能力を残したまま、根掛かりを恐れず攻めれると言うこと。

是非、これからの季節、ボートからでもおかっぱりでも、ハイカットDRをオススメします。

10/12(月・祝)亀山湖で開催されましたH-1GPXに参加させて頂き、ブリッツEX-DRで優勝することが出来ました!!

今回、10/12(月・祝)亀山湖で開催されましたH-1GPXに参加してきました。

ハードベイトオンリーという制約のある大会にも関わらず、参加人数は130名超。

朝のミーティングでの集合した時の人数の多さに度肝を抜かれました。

直前プラは出来なかったのですが、当日の天気と数週間前の釣行、ボート屋さんの釣果ブログである程度は作戦を練っていました。

プランは3つ
●まず朝は6~9m前後のディープのフィーディングスポット。ルアーはBLITZ EX-DRのスピンクランキング&ドラッキング。
●その次に陽が上がって、ディープの反応が薄くなった頃、水温上昇でシャローに上がってくる魚をブラインド&サイトで浮かせて釣る方法。ルアーはi-waverを始め、各種プロペラ系、ビッグベイト。
●最後は、お昼前風が吹くタイミングで戻りながら、朝の状況を踏まえ、朝と同じBLITZ EX-DRでのクランキングの釣り。

そして予定通り、朝9時までに6~9mのハードボトムとフラットで4本をキャッチし、川筋の張りだしで1本。計5本で、ウェイトは上3匹で1,600g。

上流で僅かに1本入れ替えしたもののバラシ等あり、残り時間を考え戻りながらクランキング。

朝、先行者がいたため出来なかった場所で800gをキャッチしまして、帰着ギリギリの12時45分に上流手前の一段落ちたディープ・・・。

最後のひと流しで600gを追加でき、上3匹で計2,250gで優勝できました!!

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状況的にはほぼ全域ターンオーバーで、しかも前日は荒れた天気で釣れ釣れだった状況から一変し、当日快晴であることを考えると結果を見てもタフなコンディシヨンであったのは明白です。

そんな中8本キャッチ中、7本のバスをBLITZ EX-DRがもたらしてくれました。

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今回はBLITZ EX-DRを使うにあたり、何度かご紹介してますが、スピニングとPEを用いた特殊なタックルでの釣りです。

細糸の0.8号で潜航能力や遠投性能を高め、糸がみやラインブレイク等のライントラブル対策で、ドラグ性能を生かした扱いやすいスピニングで攻略するものです。

しかしこのタックルでのクランキングを可能にするのもまたBLITZ EX-DRあってこそです。

なんと言っても!今日は釣れないと口を揃えるようなタフでプレッシャーのかかる状況であっても、次々キャッチできたのは喰わせの性能が高いと言うこと。

これはタイトなアクションとコンパクトなサイズ感によることが大きく、速く引いてもバスをナーバスにさせにくいと言えます。

つまり狙ったコースのバスのみしっかり反応させられるということ。

更にコンパクトサイズの領域を越えた、潜航能力とキャスタビリティーを持ち合わせていることは この性能を100%発揮する為には欠かせないことです。

これは固定重心のウェイトシステムながら、フルサイズのディープクランクにひけをとらない遠投性能であります。

まだまだ、秋の巻物シーズンは続きます。現状ディープで釣れる魚のサイズは小さいですが、これからだんだんサイズも数も良くなるはずです。

是非BLITZ EX-DRをお試しください。

秋の巻き物パーフェクトローテーション!

朝晩はかなり肌寒く、日中は晴れれば暑い!

そろそろパーカーの出番。重ね着を上手く使って暑さ涼しさに順応するのが、快適に過ごすコツですね。



今年の夏はかなり暑かったものの、お盆を過ぎたあたりから急に涼しくなり、湖の水温も気温に沿って降下。

随所で秋っぽさを感じられる釣りに反応がありました。

とはいえ、大雨による水温と水質の不安定なコンディション。

加えて長雨による日照不足で、1日の水温変動幅が少なく、イマイチ魚の動きが鈍かったように感じました。



現在は濁りも落ち着き、水温は20℃前後となり、これからが秋本番。

楽しい巻き物の釣りが楽しめるはずです。



秋のルアーローテーション



巻き物といってもその種類はさまざま。

特徴を知ったうえでの使い分けが必要です。

そこで巻き物の使い分けを、日ごとの状況と季節の進行を合わせてご紹介しましょう。



10月から11月中旬くらいまでの水温は、バスにとって適水温である10℃から20℃前後。

バスはミドルレンジからディープまで広範囲に散り、動き回る傾向にあります。

また湖ごとやエリアごとにメインベイトがどのレンジにいるのか、エリアの雰囲気や魚探の映像での見極めが重要です。

サカナっけが感じられなければ、さっさと見切りをつけることが肝心。

さらに、これとあわせて指標となるのが、水温の変動と水質です。

よく言われることですが、バスのコンディションを左右する大きな要素となります。

急な冷え込みなどで水温が低下したならば、水深のあるエリアやその付近にあるオダ状の障害物。

シャローはマンメイドストラクチャーや密集した濃いカバーなどが定番となります。

あまりに冷え込んだときなどは、ルアーは極めてスローに攻められるもの、もしくはリアクションバイトが期待できるような、フラッシング効果が強くスピードの緩急を演出できるルアーが有効です。

次にもうひとつの要素である水質については、雨による濁りとターンオーバーによる水質の悪化を考えなくてはなりません。

基本はこの影響が及んでいないエリアを攻めるのが王道。

ルアーについてはサイズやカラーでアジャストしていきます。



ここで肝心となるのが、この2つの要素の兼ね合い。

同じような濁りの度合いでも、冷え込んでからどのくらい経つのか、日中水温が上がるのかなど、これを加味したうえでルアーをセレクトするのが秋の難しさでもあります。

とりあえず最悪の状況下をスタートに、回復していくサイクルで冬に向かっていくという想定のもとで進めます。



まずは最悪の水温低下、水質悪化のダブルパンチ。相当難しい状況であり、おとなしくカバー撃ちをするのが本来なら最善です。

しかしながら、巻き物で可能性のある釣りをするなら、ゆっくりと動きながらも力強いフラッシングを発するルアーが最悪の状況を打開する一歩。

そこでオススメしたいのは、ハイピッチャーマックス。

レギュラーサイズのブレードでありながら水噛みと立ち上がりがよく、スピードを抑えながらしっかりストラクチャーにコンタクトさせることができるため、バイトチャンスを広げられます。

速いピッチで回転するブレードは、そのポテンシャルを最大限に発揮できているということです。

また引き心地も軽いため、わずかなショートバイトも感じられることや、ルアー抵抗がフッキングスピードを阻害せず、素早くフッキングに持ち込めることも大きな利点です。

キモはしっかりボトムを感じながら引くことや、高い起伏を越えた後などはロッド操作で少し送り込むなど、リールで巻きつつも、ロッド操作で細かなトレースラインの調整をすること。

ちなみに水深別のウエイトの使い分けは3/8オンスは2m、1/2オンスが3m、5/8オンスで4m、3/4オンスなら5mが目安。

あとは必要に応じてリトリーブスピードでルアーウエイトを使い分ければバッチリです。

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次はこの状況から水温が上昇した場合です。

雨が降った次の日、日中は晴れた夕方などがこれに当たります。

バスは水温が上がってやる気が出てはいますが、視界が悪く、モノにタイトに付きながらエサを捕食しようとしている状況です。

水温が上昇しやすいシャローレンジが狙いどころとなり、強い波動のモノに果敢にアタックしてくるので、ルアーはラトリンブリッツ、もしくはラトリンブリッツマックスをチョイス。

濁りの中でもブリッツシリーズならではのハイピッチアクションとラトル音がバスを引っ張り出します。

しっかりとストラクチャーにコンタクトさせる使い方が基本ですが、ときに早めのリトリーブスピードでコースを変えてみるのも手です。



そして時間が経つにつれ、水質も回復し、水温も安定してくる傾向にあると思います。

バスは徐々にですが活発に、かつ行動範囲を広げ、ルアーにも果敢にアタックしてくるようになります。

ルアーローテーションはブリッツマックス系→レギュラーブリッツ系→タイニーブリッツ系 or HPFクランク→ハイカット、阿修羅系という使い分けで、回復度合いによって変えていきます。

ハイピッチャーもハイピッチャーマックス→オリジナルとサイズダウン。

ルアースピードは水質が回復していくほど、より速くしていくのが私なりの使い方です。

秋はスピードにシビアである場合も多く、他の季節より状況を考えながら試行錯誤する必要があります。

ときに両極端なスピードを試すことで魚の反応が別れることも多く、一投ごとに変えたり、時間帯によって傾向を探ることも重要です。

特にクリアアップしたときは中途半端なスピードだと見切られることも多く、かなりの速巻きで対応したりします。

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そしてルアースピードだけでなく、カラーの使い分けでも、各ルアーの強さを調整しています。

濁りや日照による基本の使い分けは変わりませんが、強い方からチャートor白→ゴールド→パールorシルバー→リアルカラー&ゴーストです。

またブリッツシリーズはラトルモデルもあるので、より気づかせたいような状況ではオススメ。

状況がよくなれば、ある程度広く、コンスタントに釣れてくるはずです。

裏を返せばルアーの選り好みも少なく、いろいろな巻き物系で釣れるはず。

ナイスコンディションのバスがパワフルに引ったくっていく衝撃は、今もなお病み付きです。

というわけでこれからの秋は、巻き物釣りをオススメします!!