竹内一浩 | レポート&プロフィール

JIG06スリッパー×ドライブシャッド!ウエイトとワームサイズの使い分けで秋の利根川攻略!!

皆様こんにちは。
秋も深まってきましたが釣果は如何でしょうか?
私はというと、ようやく緊急事態宣言が解けて通常の釣行リズムを取り戻しつつあるといった感じです。
今回は秋の深まりと共に効き始めた『JIG06スリッパー』についてレポートさせて頂きます。
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〈利根川の状況〉
9月は台風16号が千葉県沖を通過する等、比較的雨が多く、雨→増水→強カレントを繰り返していました。程度にもよりますが水の多い日はカレントが強く、魚種を問わず活性が上がります。
今年は水温の低下が早かったので早い段階から『巻き』が効いています。
10月前半は水温20~22℃の適水温で推移しています。秋の水なので雨の直後以外は水の透明度は高めです。

〈JIG06スリッパーの使い分け等〉
利根川も他のフィールドと同様に秋は巻物が効きます。
利根川には連杭、テトラ、水中堤防等のリップラップ、粘土質で急深なブレイク、流入河川の護岸やハードボトム等の巻物が効く様々なシチュエーションが有ります。
中でもバイトが見えてエキサイティングなのがウッドカバー絡みのゲームです。
トレブルフックのルアーでは通せない所に『JIG06スリッパー』をダイレクトに撃ち込んでコチラから仕掛けていくのはせっかちな私にはピッタリです。
ある意味、『JIG06スリッパー』が最も活躍するシチュエーションかもしれません。
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先日はウェイト、トレーラーワームのサイズの違いで2タックルを用意して使い比べてみました。
1つは私の中での基準である1/4ozと『ドライブシャッド4"』の組み合わせ。
もう1つは3/16ozと『ドライブシャッド4.5"』の組み合わせです。
コチラはテロテロとゆっくり巻く為にウェイトを1番軽い3/16ozにして、トレーラーはテールの大きい『ドライブシャッド4.5"』をチョイス。更にノンソルトモデルのソルトカラー「ピンクバックグロウ(夜光)」で軽量化を計ってみました。頭は少しカットして4"と長さを揃えました。
4.5"頭カットの方が、アクションは大振りになってロールも入り魅力的になります。引き抵抗も大きくなってスローに引き易くなりました。
早巻きしたい時は3/16oz+ドライブシャッド4.5"だと横向きになりやすいので1/4oz以上が向いています。また、早い流れの側での使用も姿勢が安定する1/4oz以上が向きます。
カラーは視認性の高いモデルを好んで使っていますが透明度の上がった秋の水でも問題無くバイトするようです。派手な色で釣ってみたいという遊び心でも有りますが...
ラインナップが豊富なのでバスのコンディションや使用するシチュエーションに応じて組み合わせ方を調整が出来るのも魅力ですね。
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最後に『JIG06スリッパー』の特徴を1つ。
スイムジグの特性なのか、『JIG06スリッパー』だからなのかは分かりませんが他のハードルアーに比べて圧倒的に魚がスレない様に感じます。
1回のリトリーブで2回喰ってきたり、1度アタリが有った後に投げ直して釣れる事も有ります。
直後に別のリグでサイトで喰わせる事も可能です。
1度のミスバイトでも諦めずに探り直す事をオススメします。
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そんな『JIG06スリッパー』は11月中旬位までコンスタントに釣れると思いますので是非お試し下さい。

〈使用タックル〉

ルアー:JIG06スリッパー1/4oz(ホワイトシャイナー)+ドライブシャッド4"(バブルガムピンク)
ロッド:ベイトロッド 6.6ft MHクラス
リール:ベイトリール ギア比6.3:1
ライン:フロロカーボンライン 16lb

ルアー:JIG06スリッパー3/16oz(アイムヒア)+ドライブシャッド4.5"SW(ピンクバックグロウ(夜光))
ロッド:ベイトロッド 6.6ft MHクラス
リール:ベイトリール ギア比6.3:1
ライン:フロロカーボンライン 16lb

利根川の沈み物やハンプ、ブレイク攻略!HPシャッドテール3.1″のダウンショットリグをご紹介!!

OSPユーザーの皆様こんにちは。利根川担当の竹内です。



台風が通過して、すっかり秋めいてきましたが釣果の方は如何でしょうか?
私のレポートを読んで頂いている皆様はお気付きでしょうが、私はせっかちで手っ取り早い釣りを好みます。同じ場所に長く居ると具合が悪くなります(汗)
そんな私でも場合によって多少はインビジブルな釣りをします。

具体的には減水やクリアアップでシャローが潰れ気味な時。
そんな時は『HPシャッドテール』のヘビダンで沖の流木等の沈み物やハンプ、ブレイクを探ります。
レイダウンの先端が深くて目視出来ない時等にも重宝します。
私は3.1"を好んで使っています。3.1"はテールが良く動きサイズよりも存在感が有ります。
小さい段差を越えて落ちる時も短い距離でハイピッチに動くのが良いですね。

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シンカーは5~7gがメイン。ゴロタ場等の極端に根掛かる所以外は涙型の物を使います。回避性能を重視し過ぎるとボトムの変化を捉えづらくなるので適度に引っ掛かる物が良いかと思います。
ラインは利根川水系の水の色ならフロロの10~12lb辺りが良いかと思います。リーダーは20cm程度で使う事が多いです。

アクションは基本的にズル引き。流木を釣る場合等は枝に高さが有ったりもするので越えた直後にテンションを抜いてカーブフォールして離れ過ぎない様にします。角度のキツいブレイク等も同じです。
タイミングが良ければ流木の位置を確かめている内に釣れます。
昨年のワイルドカードで行った霞ヶ浦でも活躍してくれましたし、利根川でも流木やテトラ、一段下の変化を探る時には定番化しています。
通年通して使えますのでボートの方は常備しても良いアイテムです。
初冬迄はコンスタントに反応が得られますので是非お試し下さい。

【参考タックル】
ロッド:ベイトロッド 6.6ft
リール:ベイトリール ギア比6.3:1
ライン:フロロカーボンライン 12lb
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利根川で開催されましたTBC第2戦、ドライブショット4.5″を駆使して見事準優勝!!

OSPユーザーの皆様こんにちは。

6月28日に行われたTBC第2戦(今年の初戦)にて『ドライブショット4.5"』を用いて準優勝する事が出来ましたので御報告します。



新製品として早々に手元に届いていた『ドライブショット4.5"』ですが、新型肺炎による県外移動自粛要請により2ヶ月以上も使う事が出来ずにお預け状態でした。
6月中旬にようやく県外移動が可能になり、妄想ばかり膨らんでいた『ドライブショット4.5"』を早速使ってみました。
散々妄想していたので使用感はイメージ通り、利根川のコンディションがかなり悪い事も有りバイトこそ少なめでしたが「武器になるな」との感触を得ました。

【試合当日】
長雨によって元々水位が高かった所に当日は土砂降り。かなりの高水位での大会となりました。
前半に水門で600g、アシで900gを釣り一安心。

ミスも有り追加出来ずに昼過ぎ。水位のピークから下げるタイミング。
「あそこ釣った事有るな」とプラではやらなかったストレッチが気になり入ってみる。
増水によって奥行が出来たアシのワンドを撃っていくと、ショボイ草の脇で着水で喰い上げる激しいバイト。何とかいなして取り込んだのは1,200gのナイスフィッシュ。

「時合だ」と集中力が上がる。短いストレッチは終わったが次のストレッチでも釣れるイメージになって念入りに撃っていく。
暫く進み、先程と同じ感じの一角で再びバイト。上がったのはまたしても1,200gのナイスフィッシュでした。

その後は追加出来ませんでしたがウェンイン率が50%を切る難しいコンディションの中で4本/3,895gで準優勝する事が出来ました。





【使用タックル】
ロッド:ベイトロッド610M
リール:ベイトリール ギア比7.1:1(左ハンドル)
ライン:フロロカーボンライン16lb
フック:オフセットフック4/0
ルアー:ドライブショット4.5"(エビミソブラック、グリーンパンプキンペッパー)





【感想】
ドライブショット4.5"は使用期間が短かったものの、ドライブスティック、ドライブスティックFATでやり慣れた釣りだったので信じてやり通す事が出来ました。
今回狙ったのはライトめなカバーだったのでドライブスティックと迷う所も有りましたがドライブショットはオフセットフックでのフックセットが容易で気が焦るトーナメントでもリズム良く釣る事が出来ました。
更に性能が生きる濃い目のウッドカバーでも使ってみたいと思います。
今回、ラインはフロロの16lbを使用しました。ラインブレイクを防ぎ、掛けた後に主導権を取る為のセッティングです。通常ですとスムーズにバックスライドさせる為に12~14lbでの使用が良いかと思います。

新型肺炎はまだ終息する気配が有りませんがバスフィッシングは釣りの面から見ても隣との距離を取るので感染のリスクを抑えて楽しめるレジャーかと思います。行き帰りの行程に配慮して是非フィールドに出掛けてみて下さい。

トーナメントでも早速活躍!ジグ06スリッパー!!

O.S.Pユーザーの皆様こんにちは。



今回は霞ヶ浦から利根川に戻り、先日発売になった『ジグ06スリッパー』についてレポートさせて頂きます。

2年以上前に既にプロトを使わせて頂いた『ジグ06スリッパー』ですが改良に改良を重ねられて1ヶ月程前に製品版を頂きました。 早速、メインとして使ってみると2桁バイトの好反応を得られました。私のミスも有り、数こそ伸びませんでしたが1,200gを含め良型を複数本キャッチ出来ました。

続くTBCのプラクティスでも好感触だった『ジグ06スリッパー』をそのまま最終戦でも使ってみました。
『ジグ06スリッパー』で5バイトを取る事が出来ました(全て魚が見えている)がバイトが激しく上手く乗せられずに1本のみのウエイインでしたがその1本は50.5cm2,192gのモンスターでした。



久々にビッグフィッシュ賞を獲得する事が出来ました。
発売前にO.S.P開発の麻生氏がこっそり?使ってビッグフィッシュ賞を獲得しているので早くも2回目のビッグフィッシュ賞です。



〈使用方法〉
基本的には最適なブラシガードのセッティングがなされた高いスナッグレス性能を活かしてブッシュ等のヘビーカバーに撃っていきます。
「ジグゼロワンでも良いんじゃない」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、今回使用した秋にはバスが散る為、広範囲に探る必要が有ります。
水の当たる切り立ったブレイクに掛かるゴージャスなブッシュからインサイドのさほどでもないブッシュにもバスが入ります。
また、点で撃っていくにはしんどい様なブレイクの上に掛かる細目の枝等にもバスが付いている事が有り『ジグ06スリッパー』に分がある訳です。
更にベイト喰いのバスが増えて横方向への反応が良くなる事も選択理由の1つです。

「だったらドライブシャッド(単体)でも良いんじゃない」と思う方もいらっしゃるかと思います。
オーバーハングでの使用なら良いのですが、カバーの一部を突き破ってその奥にルアーを届けたい時は単体のみだとカバーに負けてしまうのでジグでウェイトを足す事がメリットになります。

利根川の様な河川の場合、規則的に同じシチュエーションが続く事は少なく、オーバーハングや倒木、単にこんもりとしたブッシュ等が変則的に続きます。
持ち替える事なくオールラウンドに対応出来るスイムジグが優位になる事が多いですね。

この様な状況下では必然的にキャスト回数を増やす必要が有りますが、その時に気になるのがトレーラーのズレです。ホールド力が甘いスイムジグでは数キャストごとにトレーラーのズレを直すか、ズレにくい(ノンソルト等)トレーラーを選ばなければなりません(トレーラーの重さはキャストに影響します)。その点で『ジグ06スリッパー』にはペグホールが備えられ、しっかりとトレーラーをホールドしてくれます。(私が使用した感覚ではキャストでズレる事は殆ど有りません)

まだまだ書くこと(ウェイトの使い分け、トレーラーの組み合わせ)が有りますが、そちらについては改めて書ければと思います。

季節的には秋~晩秋、早春、アフター辺りが特に狙い目になるかと思いますが、シーズンを通して活躍してくれますので是非お試し下さい。





〈使用ルアー〉
・ジグ06スリッパー(ホワイトシャイナー)1/4oz、3/16oz
・ドライブシャッド4"(サイトスペシャル、シルバーシャイナー、バブルガムピンク)
・ドライブシャッド4.5"(サイトスペシャル)

〈使用タックル〉
ロッド:6.6フィートMHクラス
リール:ベイトリール6.3
ライン:フロロカーボンライン16lb

「バサーオールスタークラシックワイルドカード」のプラクティスを公開!!

O.S.Pユーザーの皆様こんにちは。

少し遅くなってしまいましたが、今回も利根川を離れ7月26日に霞ヶ浦で開催されたバサーオールスタークラシックの出場枠を争うワイルドカードのプラクティスの模様を時系列でレポートさせて頂きます。

<プラクティス一覧>
①7/14
②7/15
③7/21
④7/23
⑤7/24



6月18日の『予選会』直後の日曜日はプラクティスに出ましたが、その翌週は強風、翌々週はTBC(強風で延期)で入れず、7月26日のワイルドカードに向けて2週間を切った14日から本格的なプラクティスを開始しました。

①7/14
先ずは14日。開催日から考えると当然サマーパターンとなる訳ですが今シーズンはスポーンが遅く、梅雨も長かった為に『予選会』と同様に本湖のシャローの可能性から探り始めました。しかし、新規開拓をしつつでしたが釣れたのは『ドライブビーバー3.5"』のリーダーレスダウンショットと『ドライブスティックFAT』のバックスライドで500~600gの魚が2本だけ。

水位が低いのと雨の上澄みで透明度が高く、この時点で「シャローは無いな」と判断しました。

②7/15
15日。この日はプロスタッフの松村さんがパートナーに申し出てくださり2名でのプラ。
前日と展開を変えて沖目にシフト。北岸の木ジャカからチェック。
直ぐに『ドライブビーバー3.5"』のリーダーレスダウンショットで1,100gが釣れたが同じシチュエーションをソコソコ流してもバイトは遠い印象。
本湖の土浦周辺をある程度やって、強風の為に11時頃に桜川に入る。
松村さんに航路を教わりながらここでも沖目の橋脚やハンプ等をチェック。
行き掛けに『HPシャッドテール3.1"』のヘビダンでキロ弱を釣り、更に上流へ。


しかし、常磐道の上までチェックしたが上流域は数は釣れるがキーパー有る無しが多い印象でした。
下流域に戻り、再び沖目をチェック。松村さんがデカイのをバラし、直ぐ近くで『ドライブビーバー3.5"』のリーダーレスダウンショットで1,300gを釣ってこの日は終了。



③7/21
21日。朝は美浦辺りのシャローを軽くチェックして土浦エリアへ。
狙いを沖目に戻して『つり人社』さんの『バス釣り大解明マップ』を見つつ(まだこの段階...汗)ブレイクを探る。
一応、それなりの魚探が付いているので珍しく魚探とにらめっこをしながら地形を把握していく。
探りながらだったがブレイクやハンプで9時迄に『HPシャッドテール3.1"』のヘビダンで500、700、900gと釣れる。
途中、浮気して花室川等も覗きに行ったがパッとしない感じ。午後は再び土浦周辺の沖目をチェック。13時頃にキロフィッシュ、14時半に700gが釣れて「これならベースが作れるな」と更に周辺をサイドイメージでチェックして終了した。

④7/23
23日。北岸の木ジャカをチェックしながら土浦エリアへ。しっかりの雨降りだった午前中は展開を変えて桜川へ。地形的にフィーディングスポットであろう所で『ドライブスティックFAT』のバックスライドで1,300g、更に『02ビート』で1,800gが釣れた。





上流域迄チェックして本湖へ。
またブレイクを『HPシャッドテール3.1"』のヘビダンでチェックしてみると、やはり800gが釣れた。
徐々に精度が上がってきてブレイクの角度がキツい所、堅い所がわかってきた。

⑤7/24
24日。ある程度プランは決まってきたこの日。やはりブレイクで1,400gが釣れて好感触だったものの、ワイルドカード当日の風が南寄りに変わる予報が出た。
数日のプラがほぼ北東の風だった為、南風に対応出来るエリアを探す。条件の似た西ノ洲にもチェックに行ったが今更どうなる規模では無いので断念。
流入河川で『ドライブスティックFAT』のバックスライドで反応は得たが「ちょっと厳しいな」という印象で終了。

ワイルドカード当日の模様はBasser紙面、O.S.P動画で御確認下さい。

〈感想〉シャロー偏重の私が意表を突いてブレイクで釣るところをお見せするつもりでしたが、残念ながら本番では最悪の南寄りの強風が早い段階から吹いてしまい思う様な展開は出来ませんでした。
対策をするには時間が足らなかった・・・
プラでは『予選会』と代わり映えしませんが前記のルアー達が活躍してくれました。
時間の都合上、ベストな選択だったかはわかりません(例えば『HPシャッドテール』のヘビダンを『ドライブシュリンプ』のキャロに変えるとか)が相変わらず良く釣れてくれました。

手早く魚を探すには最適だと思います。
1ヶ月半程の『霞ヶ浦生活』でしたがO.S.P様には貴重な機会を頂きました。
ありがとうございました。
次回のレポートは利根川に戻ります。

〈使用ルアー〉
・02ビート(セクシーピンク)
・HPシャッドテール3.1"(エビミソブラック、ゴリミソブラック)5gダウンショット
・ドライブビーバー3.5"(エビミソブラック)5gリーダーレスダウンショット
・ドライブスティックFAT(ダークシナモン・ブルー&ペッパー)バックスライドセッティング

「O.S.Pワイルドカード予選会」プラクティスを公開!!

O.S.Pホームページを御覧の皆様こんにちは竹内一浩です。梅雨時の釣果は如何でしょうか?

利根川がホームの私ですが今回は趣向を変えて先日に霞ヶ浦で行われた『O.S.Pワイルドカード予選会』のプラクティスの模様をレポートさせて頂きます。

この予選会はバサーオールスタークラシックワイルドカードの出場権を賭けてO.S.Pプロスタッフで競うという企画。霞ヶ浦で活躍されているプロスタッフも多数参加する中、完全アウェー(汗)での挑戦です。

6月18日(火)の予選会に向けてのプラクティスに入れたのは3日間のみ。
限られた時間の中で場所もあまり知らない為、合間では釣り場マップやGoogleアースを見て予備知識を増やします。


02ビートで1,400gをキャッチ!!


スピンテールフロッグで1,200gをキャッチ!

〈想定〉
フィールド的にはお隣なのでホームの利根川の状況から魚のコンディションはアフターの初期~中期でジャカゴや石積のインサイド、ワンド、流入河川等のプロテクトエリアが機能すると踏みました。
使用するハードルアーは『02ビート』、『スピンテールフロッグ』、『ラウダー60』等のトップウォーター系。
時季的なものと「先ずはバイトを目で見たい」との思いからのチョイスです。
ソフトルアーは基本的に速度重視で『ドライブスティックFAT』、『ドライブビーバー3.5"』5gリーダーレスダウンショットを撃っていき、明らかな要所だけ『HPシャッドテール3.1"』5gヘビーダウンショットを入れるイメージ。
時間も限られるのでスローダウンはしない(普段もやってませんが...汗)方針で臨みます。

〈9日〉
朝から強風のこの日。先ずは近くで要素が纏まっている古渡からスタート。
風裏のストレッチを流し、早々に『02ビート』で1500gクラスを掛けましたがバラシ。
風が強くなり小野川へ。その頃には大会中のWBSの選手が見え始めたので邪魔にならない様に後ろから進む。
中流域辺りまで進み『釣れそう』な所に目星は付いたが低めの水温と水色が気になり昼前に本湖に戻る。
更に風が強まっていて西側はザブザブ。しかし、半日で帰る訳にもいかず頭から水を被りながら東岸へ。
先ずは水温低下が確かなのか確認する為に梶無川に入る。やはり下がる過程の様でそのまま進めば17℃に届きそうな雰囲気。
早々に見切り、東岸を南下して玉造、麻生と景色や水深をチェックして初日は終了。

〈13日〉
この日は2人乗り。再び近場の古渡からチェック。
しかし、ほぼ1周してバスを1匹見ただけ・・・
自分の感覚では1~2匹釣れても良い位に思ったけどロコのパートナー曰く「これが普通」との事。
数ヶ所やって美浦から時計回りに桜川近辺までチェック。
途中、本湖の葦と鉄の枠?で『HPシャッドテール3.1"』5gヘビーダウンショットで1,200gと1,000gが釣れる。
清明川等もチェックしたが2本のみで終了。
湖を広く見て気になったのは水色。古渡や桜川河口付近は茶色っぽい水で本湖は元々有ったであろう白っぽい水。
古渡に関しては2℃程他のエリアより水温が低く、あまり良いイメージは有りませんでした。



〈前日17日〉
16日に開催予定だったJBマスターズが強風の為に中止になり、先に魚を抜かれるという懸念材料が無くなる。
当初はJBエリア外の流入河川も視野に入れるべきと考えていましたが前の2日間で良いイメージが無かったのでこの日は基本的に本湖を見る事にしました。
先ずは美浦から。風も程々だったので『スピンテールフロッグ』でチェックすると早々に1,200gが釣れる。
西に進み、風の強弱に合わせて『02ビート』にローテ。キロフィッシュを掛けたがこれはバラシ。
しかし、かなりバスが岸に寄っている感触を得た。
数ヶ所見て東岸に入り玉造で『02ビート』で1,400gを追加。
9時。日もだいぶ高くなったので『ドライブビーバー3.5"』5gリーダーレスダウンショットにシフト。バンクを撃って行く。
暫くしてキロフィッシュが釣れたが翌日が本番なので粗く流して次のエリアに移動。
この日は水位が高くハマった様で更に1,200gを2本追加。
念の為に石積もチェックしたがサイズが下がったのでこちらはバックアップと考えました。
ここ迄で昼位。釣果的には「もういいや」と思いましたが、まだ情報(場所的に)が少ないのでバンバン流して景色をチェック。
麻生、境島、和田と回り、見えた魚には投げず、喰った魚はアワセずで準備の為に15時半に早上がりしました。
結局、この日は8本釣って上から5本で6kg超え。良いプラが出来て本番に挑みます。





『ワイルドカードO.S.P予選会』の模様はO.S.P動画&O.S.Pジャーナル等でチェックして下さい。

〈感想等〉個々のルアーの使用方法ではなく、粗筋の様な振り返り方になりましたがお伝えしたいのはあまり知識の無いフィールドに行ってもO.S.Pルアーのラインナップの中でサーチから仕留める事まで全て可能という事です。
今回はお隣のフィールドという事である程度『自分の釣り』の範疇で釣る事が出来ましたが、フィールドにお出掛けの際は各地の優秀なプロスタッフのフィールドレポート等も参考にして頂き適材適所のルアーセレクトをして頂ければと思います。

■使用ルアー(プラクティス&予選会)


・02ビート(LBシャッド、セクシーピンク)

・スピンテールフロッグ(喰わせピンク)


・ドライブビーバー3.5"(エビミソブラック、スプレイドグラス)

・ドライブスティックFAT(ゴリミソブラック)

・HPシャッドテール3.1"(エビミソブラック)

【動画あり】唯一無二の存在!ハイピッチャー1oz.ダブルコロラド!!



O.S.Pユーザーの皆様こんにちは。

関東平野部では桜も散り、産卵の時期。皆様の今年の春の釣果は如何でしたでしょうか?

春らしい太った魚体を釣るのに活躍したのが「ハイピッチャー1oz」。
前回のレポートでは、これからのオススメとして『ハイピッチャーMAX』等を御紹介させて頂きましたが、「ハイピッチャー系」でもしっかり釣果が出ましたのでレポートさせていただきます。

春の兆しを感じる3/17の釣行では『ハイピッチャー1oz.ダブルコロラド』で好釣果を得られました。





ハイピッチャーシリーズ中で唯一のダブルコロラド仕様で、強い撹拌力とキビキビとしたアクションが特徴です。

障害物にコンタクトさせた時に姿勢の復元が早く、離れ過ぎず密に引けるのが良いですね。

この日はリップラップや流木にアプローチしてバイトを得ましたが、当てて→抜けて→バイトと一連の状況が手元に感触が良く伝わってきました。

その恩恵もあってか、水温11度で周りの釣果が1本程度の中で800〜900gの良型を3本(他にドライブビーバーでも1本)釣ることが出来ました。

私はボートでの使用でしたが、オカッパリでの使用でもアドバンテージになる要素だと思います。

スピナーベイトのスナッグレス性能と1oz.の遠投性能、大き目のヘッドによるボトム探知力等。



初めてのフィールドで底質がわからない時のサーチルアーとしてもオススメです。

WBSの初戦でプロスタッフ松村プロが優勝されましたが、その時のウイニングルアーは『ハイピッチャー1/4oz.(詳細は松村プロのレポートで)』でした。

改めて『ハイピッチャー』は「奥が深いな」と感心させられました。

「春」には『ハイピッチャー』、『ハイピッチャーMAX』シリーズが欠かせませんね。

〈タックルデータ〉
ロッド:ベイトロッドMパワー
リール:ベイトリール
ライン:フロロカーボンライン14lb.

早春の利根川をドライブビーバー3.5″&ジグゼロワン7g+ドライブクロー4″で攻略!!寒の戻りには・・・

O.S.Pユーザーの皆様こんにちは。

徐々に暖かくなってきましたが釣果の方はいかがでしょうか?
私はボートの整備等も有ったので2月の最終週から始動しました。

今年は比較的暖かいので3月に入ってからの水温は10℃前後で推移しています。

数こそ釣れませんが毎回コンスタントに反応を得ているのがドライブビーバー3.5"5gリーダーレスダウンショット、ジグゼロワン7g+ドライブクロー4"です。





狙い所は越冬場所であるテトラ、沖から上がり易い連杭、ブレイクが近いブッシュ等。
中でも反転流が絡んだり流れが複雑な所がキーになります。

低水位の影響からかボトム付近でのバイトが多いのでドライブビーバー3.5"5gリーダーレスダウンショットはボトム迄しっかり誘い、ブレイクに絡むブッシュ等に浮いたバスにはジグゼロワン7g+ドライブクロー4"でアプローチしてみて下さい。

これからは水温上昇と共に表層付近に細かいベイト(イナッコ等)が見られる様になります。頻繁に見られる様になったらハイピッチャーMAXやブリッツMAXの出番です。



また寒の戻りに備えてルドラやヴァルナ等の『間』が作れるルアーも用意されると良いかと思います。4月上旬位迄が最も効果的ですので是非お試し下さい。

【タックルデータ】

ルアー:ドライブビーバー3.5"(ブラック)(ジュンバグ)5gリーダーレスダウンショット
ライン:フロロ16ポンド
ロッド:ベイトロッド6'10"M
リール:ベイトリールHG

ルアー:ジグゼロワン7g(グリーンパンプキンブルーフレーク)+ドライブクロー4"(ヌマチチブ)
ライン:フロロ20ポンド
ロッド:ベイトロッド6'10"MH
リール:ベイトリールHG

ジグ・ゼロワン&ドライブビーバー4’’を駆使しTBC第5戦で準優勝!!

O.S.Pホームページを御覧の皆様こんにちは。利根川担当の竹内です。 10/14(日)に行われたTBCトーナメント第5戦で準優勝する事が出来ましたので御報告します。

日を遡って2月に開催されたO.S.Pプロスタッフの懇親会で並木さんから「竹内君も頑張って年間獲ってオールスターで勝負しようよ!」「TBCのAOYはオールスターの出場資格が得られる」と声を掛けて頂いた。とは言え強者揃いのTBC、「そんなに上手い事いかないよな」と思いつつ迎えた今シーズン。第4戦終了時点の年間順位は暫定4位。逆転の可能性は消えてはいませんでしたが、上3人が揃って外すとは考えづらい為、単日の結果のみを考えてシーズン最終戦を迎えました。



〈利根川の状況〉
1週間前の時点では台風25号の影響でほぼ全域がかなりの白濁り。
増水はそれほどではなく、濁りもそこから週中に掛けて徐々に平常に戻りました。
水温は18~20℃。

〈プラクティスの感触と戦略〉
流れの絡み方が良いブッシュ、葦、杭、消波ブロック等を撃って単発ながら800g~1200gで粒が揃うイメージ。
比較的に天候も落ち着き、風向きも同じなので有る程度の魚は計算出来そうな感じ。
水位の上げ始め辺りからのスタートで試合中は下がらない予定。朝はかなり水位が低いので水深の有るブッシュや沈み物から始める。

〈試合当日〉
かなり肌寒い朝を迎えた。6時過ぎのフライト。朝イチはプラクティスで1200gを釣ったブッシュから始めた。『ドライブビーバー4インチ』のリーダーレスダウンショットで撃って行くと暫くして400gが釣れる。「あれ?小さくなったぞ」と思いつつ移動。似た様なシチュエーションをやったがバイトが無く近くの沈み物(流木)へ。同じく『ドライブビーバー4インチ』で乗り越えるようにアプローチすると600gが釣れる。更に続けて700gを追加。

次は水位上昇(僅かですが)のタイミングを計りつつ数ヶ所やってドシャローへ移動。ここでは『ジグゼロワン7g』+『ドライブクロー4インチ』にローテーション。干上がり気味のバンクを流しながら「厳しいかな~」と思っているとバイト。アワセて「ドスッ」と良い手応えから上がったのが1400gオーバーのキッカー。「ポイント圏内には入ったな」と一安心して続ける。

水深が深くなる側に期待して全て流したが反応が無く「流れを好んでないな」と考え直す。移動して別のストレッチに入ると直ぐに500gが釣れてリミットメイク。「サイズはともかく合っているな」と思いつつ、今度は直接の流れが絡まないエリアへ。再び『ドライブビーバー4インチ』にローテーションしてチェック。暫くして800gを釣って入れ換え。更に近場で喰わせたがブッシュに擦ってラインブレイク(涙)「キロ弱に見えたし・・・」

12時過ぎ。残りの時間を戻りながらランガン。バイトが遠かったが終了25分前にブッシュで1100gを釣って入れ換えて帰着となりました。トレーラーウェインをして結果は4696gで準優勝する事が出来ました。



〈感想〉
この日は『ドライブビーバー4インチ』のリーダーレスダウンショットで5本、『ジグゼロワン7g』+『ドライブクロー4インチ』で2本の釣果でした。 好調だった『ドライブビーバー4インチ』のリーダーレスダウンショットはフロロカーボンラインの14ポンド(沈み物用)と16ポンド(シャローカバー用)と2タックルを組みました。どちらのシチュエーションでも高次元で対応する事が出来て非常に使い勝手が良いです。

プラクティスから喰いが良かったので4インチで通しましたが、沈み物等は3.5インチにして12ポンド位でしっかり探るのも良いかと思います。 最大魚を釣った『ジグゼロワン』は1発デカイのを獲りたい時にはやはり頼りになりますね。 この日は上位陣が崩れ年間ランキングを2位で終えました。後にリザルトを確認するとAOY迄3ポイント差(涙)

残念ながら『オールスターでの並木さんとの対決』に後1歩届きませんでした。まだまだ足りないと戒めてまた精進します(汗)




〈タックルデータ〉

ルアー:ドライブビーバー4インチ(ダークシナモン・ブルー&ペッパー)(グリーンパンプキンペッパー)5gリーダーレスダウンショット
ライン:フロロカーボンライン14ポンド
ロッド:テーパー&シェイプCFHC―69HW
リール:ダイワ スティーズ100SHL

ルアー:同上
ライン:フロロカーボンライン16ポンド
ロッド:ダイワ ブラックレーベルプラス6101MFB
リール:ダイワ スティーズSV TW 7.1:1

ルアー:ジグゼロワン7グラム(グリーンパンプキンブルーフレーク)+ドライブクロー4インチ(テナガ)
ライン:フロロカーボンライン20ポンド
ロッド:ダイワ ブラックレーベルプラス6101MHFB
リール:ダイワ スティーズ100SHL

秋の利根川で活躍するブレードジグの使い方をご紹介!!

御覧の皆様こんにちは。利根川担当の竹内です。徐々に秋も深まってきましたが釣果はいかがでしょうか?利根川では酷暑だった夏も終わり、季節が進むに連れて巻物への反応が良くなってきました。



風24号の雨でリセットされましたが、秋の水になり透明度が上がる日も出てきました。先日はそんな中で『ブレードジグSPEC2(ゴーストチャートブルーバック)』を使ってみました。選んだ理由は透明度の高い水に合わせて強さを抑えたかったから。濃い目のカバーは『ジグ01 7g』+『ドライブクロー4インチ』で撃ち、間に有る中途半端なカバー(葦やゴロタ)等は『ブレードジグSPEC2』で巻いて拾うイメージ。合間ごとでの使用でしたが5バイト3フィッシュの反応、また別の日にも要所だけ巻いて2フィッシュ。好感触を得ました。



これは透明樹脂ブレード搭載でクリアウォーターでアピールが強くなり過ぎないO.S.Pブレードジグシリーズならではの効果でしょうか。トレーラーは付属している『アクショントレーラー』。艶かしく揺れてバスを誘ってくれます。ノンソルトの為、針持ちも良くズレないので手返し良くキャスト出来るのもメリットです。また、『ドライブスティック』や『ドライブシャッド』をトレーラーにしてアクションを変化させたり、キャスタビリティーを上げる事も可能です。続いて使い分けですが必ずしも『ブレードジグ』から『ブレードジグSPEC2』にローテーションする必要は無いと思います。



O.S.Pのラインナップには横方向を直線的にチェックするルアーも多数用意されています。例えば『ブレードジグ』から『ドライブシャッド』、『ブレードジグSPEC2』から『ハイピッチャーMAX』等と強弱を1~2飛ばしで変えた方がバスの反応の差が分かり易いかと思いますので、その時のフィールドコンディションに合わせて下さい。今回は葦やゴロタでの使用でしたがテトラや連杭等でもお使い頂けます。

まだまだ秋中盤で巻いて釣るには絶好の時季ですのでO.S.Pハードベイトを是非お試し下さい。

〈タックルデータ〉ロッド:ダイワ ブラックレーベル+ 661M/MLFBリール:ダイワ スティーズSV 6.3Lライン:フロロ14lb

HP3Dワッキーを使った『超』高水温時の利根川対処法

皆様こんにちは。

猛暑が続きますが釣果の方はいかがでしょうか?

台風12号の影響で一息つきましたが連日の猛暑で利根川水系では日中で33℃もの超高水温が続いていました。

それにより酸欠状態が進み大型魚のハクレンは大量死し、更にはヘラブナ等の中型の魚にも出始めていました。

通常の夏であれば『ドライブスティックFAT』等で1日コンスタントにシャローカバーでバイトが有りますが『超』が付く高水温ですと、そのバイトも朝方のみで水温が上昇するに連れて減ってしまいます。

表層の水温が上がり過ぎるのか水質が悪化するのかシャローを嫌っている感じです。

そこで少し下(1.5メートル程度)のレンジを探る為に『HP3Dワッキー』のネコリグを試してみました。

タックルはパワーフィネス(下記参照)。

この日、利根川で初めてスピニングで釣ったので完全なるにわか仕込み(汗)でしたが答えは直ぐに返って来ました。



連杭+流木をスローに攻めてみると先ずはキロフィッシュが釣れ、「もう居ないよな」と投げた数投後に43センチ1200グラムのナイスフィッシュが釣れました。



距離にして数十センチ以内の1スポット。翌日にローカル大会が有った為にそこで止めましたがカルチャーショックな感じでした。

翌日の大会はサイズに恵まれませんでしたが日中の厳しい時間帯だけ使って8バイトで4本の釣果を得られました。

その間に後ろの同船者(ベテラントーナメンターの方)のネコリグ(他社ワーム)、スモラバ、ヘビダン等にはバイトが無く、改めて「効いているな」と再確認出来ました。

使い方は連杭や ナチュラルバンクの崩れ、流木等の流れが当たる側のブレイク下をゆっくり誘うイメージ。

水中の込み入ったスポットでもリブの無いスッキリしたボディーでスルスルっと入ってカバーの中では3Dアクションでしっかりとバスを誘ってくれます。

〈使用タックル〉

ロッド:ワンオフ(7ft Mクラスロッド)

リール:ダイワ イグニス2506

ライン:PE2号

シンカー:ネイルシンカー2.2グラム

フック:ハヤブサ N.S.Sフック 1/0



また別のアプローチとして『ラトリンブリッツ』もオススメです。

ミディアム〜ファーストリトリーブで水通しの良いカバー等に投げると反応が得られます。

『HP3Dワッキー』の喰わせと対極にリアクションを意識して頂くと良いかと思います。

どちらも利根川だけでなく支流の人気フィールドである長門川、将監川等でも効果的です。

8月も前半でまだまだ暑い日が続きますが皆様も熱中症に注意しながら是非お試し下さい。

ヤマトJr.でグッドサイズをキャッチ!!



O.S.Pホームページを御覧の皆様こんにちは。

スポーニングも進み、トップウォーターの釣りが面白くなってきましたが釣果は如何でしょうか?

私は先日『ヤマトJr.(サニーギル)』で釣果を得る事が出来ました。

前週にも良型を掛けましたがラインブレイクしてしまい(ブログ参照)、いわば敵討ちで使ってみましたが早々にキロフィッシュが釣れました。

この日はかなりの強風で更なる追加は出来ませんでしたが2週連続の反応で好感触を掴めました。

以前、琵琶湖のマリーナでローカルの片方が愛用しているのを聞き、私も試してみて「利根川でも効くな」と思っていました。

18gとウェイトが有るので琵琶湖の様なフィールドでのロングキャストは勿論、竿に乗せて『置きにいく』キャストが可能です。先日の様に強風で横風に煽られる感じの状況下でもしっかり活躍してくれます。

季節的にピンスポットを釣りたい所ですがアクション(下アイ)もテーブルターンで細かく誘えました。

(上アイ)については別の機会にレポートさせていただきますが、コンディションに合わせてその場で簡単にアクションに変化がつけられるのも良いですね。

ロッドはミディアムクラス、ラインは14ポンド程度で使用出来るので例えばブリッツMAX等から同じタックルのままルアーローテーションが可能なので使い勝手も良いかと思います。

先頃、『ラウダー50』が発売され、O.S.Pのトップウォーター系ルアーは充実の一途ですが皆様も是非お試し下さい。

利根川水系での釣りに役立つ水位変動の情報について



O.S.Pウェブサイトを御覧の皆様こんにちは。だいぶ暖かくなって来ましたが春の釣果は如何でしょうか?

先日、O.S.Pジャーナルのフィールドガイドで利根川の支流である長門川、将監川を御紹介させて頂きました。今回のレポートは、その補足として水位変動のお話をさせて頂きます。

長門将監はレンタルボートが有るフィールドとしては貴重なタイダルの影響を受けるフィールドです。通常でも15センチ程の幅で水位変動が有ります。

当然、バスもその影響を受けてポジションを刻々と変えるので水位変動を知る事が釣果に繋がります。

では、何を基準にするかというと国土交通省の『川の防災情報』というホームページです。

このホームページでは全国の河川の水位、水質等を見る事が出来ます。長門将監は『安食内水』という観測所で水位が見られます。

https://goo.gl/SKDiqF

利根川本流の『須賀』も近いのですが印旛沼側の酒直水門の稼働状況によって誤差が生じます。

『安食内水』の数値で0.95位が平水(真ん中)なのでそれより多ければ増水、少なければ減水です。

季節によって多少の差は有りますが増水傾向の時はシャローカバーを中心に『ドライブビーバー』のテキサス、『JIG01』+『ドライブクロー』、『ドライブスティックFAT』のバックスライドセッティング等でチェックします。

減水傾向の時は沖目の杭やオダ、リップラップ等を『HPシャッドテール』のヘビダン、『ドライブクローラー』のネコリグ等でチェックすると効果的です。

また、巻物はバスが手前に出て来るので減水傾向の時の方が狙い易いかと思います。うっすらと見える倒木等に『ハイピッチャー』、『ブリッツ』、『ブレードジグ』等を当てていくとバイトが得られます。

増水、減水共に極端な時程その影響が大きいので釣り方を大きく振った方が効果的です。

タイダルリバーは難しくも有りますが大変勉強になるフィールドです。皆様のホームフィールドで生きる要素も沢山有るかと思いますので是非一度足を運んでみて下さい。

TBCクラシックレポート



O.S.Pホームページを御覧の皆様こんにちは。

今回は先日11月5日に連覇を目指して(根拠は無し(汗))参加したTBCクラシックのレポートのレポートをさせて頂きます。

〈利根川の状況〉

・当初10月22日に予定されていたクラシックは台風21号の影響で延期になり、一時は5メートル近い増水となりました。更に水位が落ち着く前に22号が通過して再び増水となりました。

・冷たい雨だった事も有り、場所によっては水温が12℃台まで低下。クラシック当日に掛けて1.5~2℃程持ち直しました。

・木金とプラに入りましたが濁りこそ程々ながら大水に大潮が絡み流速が普段の3~4倍も有り、上流域ではボートを流すのがしんどい程で1日やっても1~2バイトがやっとと言う状況でした。

・私を含めて苦戦している選手が殆どでローウェイト戦(3キロ台決着)になりそうな印象。

〈戦略〉

プラクティスがさっぱりだった事も有り戦略と言うよりは勘の類ですが・・・(汗)

・流れが強すぎる為、エリアは川幅が広く多少なりとも流れが緩む下流域を選択。

・大水の避難場所となりプラでノータッチだったテトラや水門、水路、極一部のナチュラルバンクを狙う。

・低水温での大水の為、フラットの長いインサイドは消去。

・キーになるであろう流れが緩む『上げ』のタイミング(下流域で朝の1時間程度)は小移動を避ける。

等々の薄い情報(汗)を頼りに1から魚を探します。

〈試合当日〉

6時半スタート。「貴重な上げタイミングを逃すまい」と寄り道はせず全開で一気に下流域へ。

テトラ帯の中でも流芯から外れた部分をチョイスして先ずは『ハイピッチャーMAX』で1往復してみる。

有る程度を流して折り返し水面から露出したテトラの脇を通過した所でバイト!

「ヨシッ」とアワセるとキロオーバーの手応え。が、次の瞬間に手前のテトラに擦れたのかラインブレイク(涙)。

「こんな日にミスるかね~」と思いつつ、再度リグって流し終える。

『ドライブビーバー』のリーダーレスダウンショットにローテ。同じストレッチを流し直します。

選んだ理由は・・・

・発売以来コンスタントに釣れている事と、テトラの段差に落とし込むのに『ドライブビーバー』のバサロアクションが最適だと思ったから。

・リーダーレスダウンショットでリグったのはなるべくカーブフォールさせずにキッチリと段差を捉える為です。

チョイスは正解だった様ですぐに押さえ込む様な鈍いアタリで釣れたのが1キロ程のナイスフィッシュ。

一安心しつつラインを結び直して更に続ける。

暫くすると再び鈍いアタリ。アワセると「ドスッ」と違和感の有る手応え。手前よりで掛けたのですんなりと出ては来たけど「別の魚だよな~」と半信半疑でやり取り。すると徐々に浮いてきて遠目に魚影が覗く。

「バスだ。デカイ」スイッチが切り替わり慎重にやり取り。数度の突っ込みに耐えてリアデッキに移り、上がって来たのは目測2キロオーバー(汗)

フックの掛かりも良く「よし獲れる」とランディングに入った瞬間に最後の突っ込み。「グググッ」と竿が絞り込まれ、巻き取って伸びが無くなりテトラに擦れたフロロの14ポンドが持たずにラインブレイク・・・

「あ゛~~~~」絶叫して卒倒。立てません(涙)

何とか立ち上がり、再開。しかし、追い討ちを掛ける様にカレントが強まりながら水質が悪化しバイトが遠退く。

エリアを諦めて数ヶ所やって葦撃ちに切り替える。リグはいつも通り『ジグゼロワン7グラム』+『ドライブクロー4インチ』

メインスポットの少し手前から入る。増水により景色が違うので細かくチェックしていくがバイトは遠い。

メインスポットに差し掛かり葦とブッシュが複合した20センチ四方位の撃ちにくいポケットが気になる。

体の向きを変えてピッチングでスッと入れると「コンッ」と明確なバイト。

しかし、狭いポケットでブッシュの裏側に走られフッキングが決まらずスッポ抜け(怒)

「デカかっただろう~」とブツブツ良いながら直ぐ先のブッシュにアプローチ。

すると再び「コンッ」と明確なバイトが有り、キャッチしたのが1300グラムのナイスフィッシュ。「やっぱりデカイよな~」と納得。

メインスポットを流し終わり、念の為に先まで流したが反応無しで移動。

優勝ウェイトが低い想定なので「1本良いのが入れば・・・」と折り返し、ランガンに切り替える。

反転流が絡むスポット等を回るが下げタイミングはバイトが遠い。

最終的にスロープの上流迄進んだが『ジグゼロワン』が枝を越えた瞬間に700グラム程のバスが下から突き上げてミスバイト・・・

「最後までこれかよ(怒)」とタイムアップで帰着。

結果は2本2301グラムで7位(一応、シングルでしたがクラシックでは無意味・・・)

やはりタフだった様で年間上位のクラシック出場者でもウェンイン率は50%、優勝でも3521グラムでした。

〈感想等〉

さっぱりなプラから良くアジャスト出来たなと思う部分も有りますがミスで連覇を逃してタラレバなレポートになってしまい悔しい限りです。

後に知りましたがエリート5でも開催中だった『ドライブビーバー祭り』に乗っかりそびれました(涙)

翌週に反省釣行をしましたがそこでもあっさりとキロクラスを釣る事が出来た『ドライブビーバー』のリーダーレスダウンショットは寒くなりバスが越冬場所のテトラに集まるに連れて更に有効になってくると思われます。

『オーバーライド』のリアクションが効いてくる厳冬期迄に是非お試し下さい。

〈使用ルアー〉
・ハイピッチャーMAX(ワカサギフラッシュ)
・ドライブビーバー(ダークシナモン・ブルー&ペッパー)5グラムのリーダーレスダウンショット
・ジグゼロワン7グラム(グリーンパンプキン・ブルーフレーク)+ドライブクロー4インチ(グリーンパンプキン・ブルーフレーク)

利根川で活きるブリッツシリーズの使い方

O.S.Pホームページをご覧のみんさん、こんにちは。秋も深まって来ましたが釣果のほうはいかがでしょうか?

私の通う利根川は台風連発で、なかなかマトモな釣りができません(涙)。

さて今回は『利根川で活きるブリッツシリーズの使い方』というテーマでレポートさせていただきます。

昨年のTBCクラシックでも活躍してくれた『ブリッツMAX』を筆頭に出番の多いブリッツシリーズですが、利根川のさまざまなシチュエーションに対応する充実のラインナップになっています。

まずレンジでの使い分けですが、大規模河川である利根川ではベンドのインサイドのフラットは長くなり、アウトサイドは急深で場所によっては水深が10mもあります。また粘土質のバンクなどではしっかりとしたブレイクが形成されています。

1m前後までは『ブリッツ』、『ブリッツMAX』の高い障害物回避性能を活かしてカバーに絡めて使います。

水深があり、ブレイクの外側に何もないエリアやテトラのアウトサイドなどでは先述した2つのアイテムではロスが出てしまうので『ブリッツMR』でブレイクをなぞるように切っていくと効果的です。

長門、将監、根木名などの支流では特殊な使い方以外なら『MR』まででそのほとんどをカバーできると思われます。

また、晩秋などの魚のレンジが深くなるタイミングでは仲間内の大会で『ブリッツMAX DR』』や『ブリッツEX-DR』がハマっていることもありました。

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続いてアピール度の話です。流域に水田が多い利根川水系は田植えなどで濁りが入ります。また河川であるがゆえに雨の影響を受けやすいフィールドでもあります。強い濁りが入ったタイミングでは『ラトリンタイプ』を選んでいただいたり、豊富なカラーラインナップの中で強弱をつけるなどしてください。

さらに『タイニーシリーズ』もありますが、こちらは別の機会にレポートさせていただきます。

最後にタイダルリバーの利根川は日ごと、時間ごとに流れの強さが変わります。一般的に流れたタイミングがいいとされますがあくまでもその程度によって変わってきます。例えば連杭を攻める時に行き掛けは中程で釣れて、帰りは同じ連杭のバンク寄りで釣れたりすることがあります。バスは流れの強弱に合わせてポジションを移しているということです。

このように1日の中でも状況変化が顕著なフィールドですが『ブリッツシリーズ』でさまざまな対応ができます。

みなさんもぜひ、お試しください。

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タイダルリバーでも効果を発揮する02ビート!!

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O.S.Pホームページを御覧の皆様こんにちは。夏も終わりますが釣果の方はいかがでしょうか?

利根川が有る関東地方では8月の始めから中旬まで梅雨入りしたかの様な天候が続き水温が低下、7月末から有った農薬散布の影響も有り利根川本流のコンディションは暫く上向きませんでした。

そんな中、8月20日に仲間内の大会が有りました。

直前に北関東で雨が降り、水位は高めからスタートでしたが大潮の影響で一気に水位が下がる難しい条件。

いつもの様に『ジグゼロワン7グラム』+『ドライブクロー4インチ』でチェックすると直ぐに釣れましたが400g程の魚。

「違うかな?」と『スピンテールフロッグ』にローテしたものの風の当りがフロッグには強い感じ。

早々に『02ビート』に再ローテして釣れたのが47センチ、1660グラムのキッカーでした。

一頻り写真を撮ってポジションを取り直してキャストすると700グラムが直ぐに釣れました。

シチュエーションを変えて『ドライブスティックFAT』でキロフィッシュを釣って入れ換えましたが、その後は水位が一気に下がりインサイドのちょい沖でも「釣れないな」という位の流れに変わってしまいました。

3本リミットなので下が700グラムとなり、支流のピンを廻ってサイズアップを狙いましたが入れ換えならずで帰着となりました。

結果は3360グラムで僅差の2位。

ちなみに同日に利根川で開催されていた茨城チャプターは苦戦?されていた様ですが、そんな中でも『02ビート』はクオリティーフィッシュを釣る事が出来るルアーです。

ビートクラッカー搭載の『02ビート』は強めのウィンディーサイドでもルアーが消える事が無いのが良いですね。

また、サーフィンヘッドは立ち上がりが良くシャローバンク向きな設定になっていますね。

タイダルリバーの利根川は水位変動が有るので『良い場所』が動きます。その時の水深に注意してお使い頂くと効果的だと思います。

翌週も45センチ1300グラムのナイスフィッシュが釣れた『02ビート』は11月位迄反応が得られます。

今年10周年を迎えた『02ビート』ですが『10 years standard』なルアーです。

使用ルアー
・02ビート(ディファインブラック)
・ジグゼロワン7グラム(グリーンパンプキン/チャート)+ドライブクロー4インチ(グリーンパンプキン・ブルーフレーク)
・ドライブスティックFAT(ダークシナモンブルー&ペッパー)をバックスライドセッティング

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TBCトーナメント第3戦レポート

IMG_2699O.S.Pホームページを御覧の皆様こんにちは。

先日行われたTBC第3戦で5位に入賞する事が出来ましたので御報告します。今回もメインルアーは『ジグ01』でしたので、当日の模様と合わせて後半に『ジグ01で攻略するシャローカバー』というテーマでレポートさせていただきます。

<利根川の状況>

・前回の大会から3週間が経ちポスト〜アフター主体からアフター〜アーリーサマーに移行。

・夏寄りのポジションの魚でもスローな印象で、魚が広がった分でポイントごとの密度は薄くなった感じであまり釣れていない感じでした。

・土曜日に纏まった雨が降り、試合当日に上流から濁りが落ちて来ました。

・水温は25〜26℃程度。

<試合当日>

プラでは6国から小見川まで反応を得ましたが直前の雨も有り下流をチョイス。リミット優先でアフターの魚が残るフラットを広く探りました。

先ずは朝のローライト&下げのタイミングに『ジグ01』+『ドライブクロー』で6時半に葦で1000グラム、7時半にブッシュで700グラム、8時半に単発の杭で700グラムが釣れました。

10時頃。陽が出始めたタイミング。ドシャローに残ったブッシュのシェードに『スピンテールフロッグ』をキャスティングで撃っていき500グラムを追加。更にまあまあサイズを掛けがブッシュから出た所でバレた・・・(涙)

11時。護岸のシェードに『ドライブスティックFAT』をスローフォールさせて800グラムでリミットメイク。

12時頃。再び『ジグ01』でブッシュを撃って500グラムの魚を数十グラム入れ換え。

残りの時間を木下辺りまでの上流に使いましたが追加をする事は出来ませんでした。

結果は3,767gで5位。クラス-1のリミットメイクが3名という難しいコンディションでしたが『ジグ01』+『ドライブクロー』を軸に入れ換えをして入賞する事が出来ました。

<使用ルアー>

・ジグゼロワン7グラム(グリーンパンプキンブルーフレーク)
・ドライブクロー4インチ(グリーンパンプキンブルーフレーク)
・スピンテールフロッグ(ホワイトスネーク)
・ドライブスティックFAT(グリーンパンプキンペッパー)

<ジグ01で攻略するシャローカバー>

私のレポートに頻繁に登場する『ジグ01』ですが、私の中では撃つ釣りの軸で有り、最早『ドライブクロー』とセットで『いつもの奴』となっています。利根川の魚の密度やフィールド特性とマッチしているのでテンポ良くチェックをするのに最適です。

また釣れるサイズが良く無駄なバイト(30センチ以下ノンキーパー)を減らせるのもメリットです。利根川は大規模河川なのでエリアによってバンクを構成するカバーが変わり、上流域はウッド系のカバー、下流域は葦が主体になります。

しかし、『ジグ01』なら葦などのライトカバーはもちろん倒木等のヘビーカバーでも臆する事なく撃って行けます。

また連杭+漂流物や単発の杭、粘土バンクのエグレ等でも高次元に対応可能です。敢えて苦手なシチュエーションを探すならば挟まりやすいテトラです。形を見て撃てば有る程度は対応出来ますがテトラをメインで狙うのであれば手返しで『ドライブクロー』や『ドライブシュリンプ』のテキサスに分があると思います。

とは言え、今回の試合でも様々なシチュエーションからバスを連れてきた『ジグ01』。『いつもの奴』は手放せそうに有りません。

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マッディシャローで有効なラウダー60の使い方をご紹介!

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O.S.Pホームページを御覧の皆様こんにちは。

ゴールデンウィークは過ぎてしまいましたが釣果はいかがでしたでしょうか?私は『ラウダー60』で45センチの良型のバスを釣る事が出来ました。何本かバラしてしまいましたが…(汗)

5月の利根川水系はスポーニングも進み産卵後のメスがシャローで体力の回復を待っています。個体差が有るので一概には言えませんがフロッグだと吸えない(フッキングが悪い)、バズだと早いというコンディションが存在します。

そんな状況下で活躍してくれるのが『ラウダー60』です。浮いて、誘って、止めて、トレブルフックでフッキングが良く理に適う訳です。

トップウォータープラグというと「ガボン」と派手なバイトをイメージされる方もいるかと思いますが、この時季のバイトは弱くラウダーが消し込むだけのバイトになる事が有ります。感覚としてはラウダー本体が『ウキ』でフェザーフックが『エサ』のイメージです。

そんな弱いバイトはロングキャスト時などに確認しづらいのでカップ内がオレンジの『トノサマガエル』や赤い『ツレスギル』等の視認性の高いカラーをお使い頂くか、カップ内上部にマーカーシールを貼ってみても良いと思います。

使い方としては流れや風の影響を受けづらいスポット(テトラのインサイドやブッシュ間の窪み、何かしらの遮蔽物の裏)等にキャスト。(『ラウダー60』はダウンサイジングモデルですが8.4グラムの自重が有るので太めのライン(私は14ポンド)が使え、カバー回りでも安心してピンに打ち込めます。)

波紋が消える迄ポーズ、その後軽くポップ音を立ててまたポーズの繰り返しです。最初のポーズが重要で狙うスポットの水が安定しているので着水音と波紋である程度の魚を呼んでくれますが、魚がスローなので『間』が必要です。

以上がざっとのポストスポーン期の使い方ですが、回復が進み、ローライトな梅雨に入れば更にロングノーズや大型カップを備えた『ラウダー60』の活躍の場は更に増えると思います。また、バサーオールスタークラシックで並木さんが『ラウダー70』でウェンインされていました様に利根川水系でも11月程度迄の長い期間お使いになれますので是非お試し下さい。

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春のワカサギパターンを攻略するヴァルナの使い分け

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OSPホームページを御覧の皆様こんにちは。初バスはもう手にされましたでしょうか?

朝晩はまだまだ冷えますが、私の通う利根川でも土手に菜の花が咲いたり春の訪れを感じます。

今回は勉強中の『春のヴァルナ』についてレポートさせていただきます。

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ルドラ、ヴァルナシリーズは霞ヶ浦方面でのワカサギパターンが有名(個人的にやった事は有りません)ですが、利根川は急深な地形が多く、風でベイトが寄せられる様な広いハードボトムのシャローフラットはあまり有りません。なのでブレイクを中心に狙っています。

ブレイクとは言っても粘土質のバンクなどに有る自然のブレイクだけでなく、テトラの角度が変わる部分や連杭の石積み等も含みます。

最近は春先のシャローに上がりきらないバスをブレイク下から引っ張って喰わせるイメージで使っています。

ブレイクの角からあまり離れない様にブレイクに対して垂直ではなく平行から斜めにアプローチします。

潜らせた後に軽くジャークで誘って少しポーズ。下のレンジからバスがルアーに追い付くだけの『間』を作ります。

ヴァルナは立ち上がりのレスポンスも良く、要所が狭い場合でもしっかりアピール出来ますね。

『間』が欲しいのでSPモデルを使っていますが根掛かりが多ければSFモデルやルドラのMSFモデルへと変える事も出来ます。

OSPのミノーはアシュラも含めると12種類の豊富なラインナップが有り、状況に応じて細かい選択が出来るのも魅力ですね。

この所、利根川はシュンセツの影響か工事の影響か濁りが有り、苦戦する人も多い様に感じます。

そんな中でもヴァルナSPで良型のバスがコンスタントに反応してくれています。小さいボラの群れが多く見られる様になるとハイピッチャーMAXが効いてきますが、まだ冷え込む日も有り、まだまだヴァルナの出番も多そうです。

また秋にも可能性を感じるので、そちらはまた別の機会に報告出来ればと思います。

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厳寒期の利根川水系で活躍するハイカットDR SP!

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OSPホームページを御覧の皆様こんにちは。

今年も残り1ヶ月を切りましたが釣果の方はいかがでしょうか?

利根川の流域では11月に季節外れの雪が降り、水温が1桁台まで低下して以降は冬の雰囲気になっています。

私はリール等のメンテの都合等も有り冬場は有る程度タックルを絞ります。

ハイカットシリーズ、オーバーライド、テキサスリグ(ドライブクロー、ドライブシュリンプ、ドライブスティック)、ジグ01辺りをメインにしています。

中でもこの所は『ハイカットDR SP』が活躍してくれています。

私はベイト(ギア比6.3:1)、フロロ7ポンド、の組み合わせで使用していますが良く飛んで狙うレンジまでルアーを届けられますね。

テトラ帯がメインエリアになるので深い根掛かりをさせない為にもゆっくりとテトラの凸凹を感じながらタダ巻きをします。

この時にルアーより先にラインがテトラに触る事が有るのでラインチェックはマメにしましょう。

ハイカットシリーズは小魚の様なナチュラルアクションで低水温期は特に活躍してくれますがナチュラルが故にアピール不足になる事も有ります。

私はルアーがナチュラル分、小まめなカラーチェンジを心掛けています。

利根川の様な大規模河川は同じ日でもエリアやテトラ帯ごとに水の色が違う事が有ります。

先日はクリアなエリアで『アイスシャッド』、また別の日はササ濁りのエリアを『黒金オレンジベリー』でそれぞれ良型のバスを釣る事が出来ました。

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皆さんもハイカットシリーズの豊富なカラーラインナップからお選びいただき、是非お試し下さい。

また、OSPからはこの時季必携のオーバーライドに新たなサイズが加わりました。こちらは機会が有りましたら改めてレポートさせていただきます。

1本が貴重な時季になってきましたが防寒対策をしっかりしてフィールドに出掛けてみてはいかがでしょうか。