バスプロスタッフ | レポート&プロフィール

春の爆発

春一番が観測されて数週間、そろそろ私のよく通う印旛沼や利根川も春の爆発を期待させるような陽気となってまいりました。

特に印旛沼は3月に入るとその爆発を期待するアングラーが多く訪れ、トーナメントも始まりいよいよシーズンインといったところでしょう。

春はくればデカイ!

爆発とは言うものの決してたくさん釣れるわけではなく、多くても3匹くらいというのが一般的ですが魚のコンディションは言うまでもなく、とにかくデカイです。

私の知る範囲で1匹の重量2400g(もちろん50upです。)!というのが最高だったと思います。

「なんだそんなものか?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、印旛沼をご存知の方には、この数字が印旛沼ではほぼMAXウエイトだということがわかると思います。

もちろんもっとデカイのもいるはず?ですが・・・。

そんなビックバイトを期待して毎年3月は単発の爆発を狙っているわけですが、なかなか私にはその瞬間は訪れません。

釣り方に関しては、ほぼハイピッチャーやタイフーンなどのスピナーベイトで手返しよく攻めて行くというのがこの時期もっともポピュラーですが、ルドラのようなビックミノーもとても有効です。

狙って行くスポットは、水中に残る葦の根がもっとも沖に張り出している先端付近!(後にこの先端は葦岬の先端になるところです。)でプリスポーンのバスは威嚇してルアーに反応するようになるので、ルドラのような威圧感たっぷりのビックミノーは何処のフィールドでもとても有効だと思います。

(写真:RUDRAをはじめとするビッグミノーで春のプリバスを攻略!印旛沼はフローティングタイプが有効です。)
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印旛沼ではフローティングタイプをお勧めいたします!

根掛りしないように葦の根にぶつけては浮かしを繰り返して、縄張り意識の高まったプリスポーンのバスを威嚇してみてくださいね!

一度根掛りするとしばらくポイントを休める必要があるので、まずはハイピッチャーなりタイフーンで葦の根の位置を把握しながら攻めてみることも合わせてお勧めします。

(写真:基本はハイピッチャーやタイフーンで幅広く・テンポ良くリサーチしていきます。)
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さて利根川というと印旛沼より2・3週間ほど遅れてその時がくるように思います。

昨年のTBC第1戦(4月1日)の時は直接流れがあたらないようなブッシュ系ウッドカバーの中で01JIG11gのしつこいまでの誘いで、いいバスをキャッチすることができました。

カバー周りでルドラを撃ち、カバー内を01JIGで攻めた結果でしたね!コンタクトポイントになる障害物は01JIGで丁寧に探ることも忘れずに!

ただ春はころころとフィールドの状況が変わるので印旛沼も利根川もエリア選択がとても重要になってくるのは間違いないですね!

花粉症の方はホント辛い時期だと思いますが、BIG BASSをキャッチするチャンスです。万全対策でフィールドに出かけてみてください。

それではまた次回に。

春の一発目は2月20日が目安!

08年03月11日皆さんこんにちは!

2月も後半に入り、まだ寒いものの何となく真冬の厳しさは脱したように感じます。

春一番も吹きましたしね!春の一発目は2月20日が目安!

僕は毎年、春の一発目のいい釣りが出来る頃合として、2月20日頃を目安にしています。

まだ外気温は寒いものの、冬の状態のバスがデカい個体から活動を始め、エサを求めてシャローに上がってくるのがだいたいこの辺りであると、これまで真冬も欠かさずフィールドに通ってきた経験から感じているのです。

冬の間に釣られていないためスレていない個体が多いのと、寒い中シャローに上がってくるぐらいのヤル気のあるバスなので、気難しいデカいバスでも釣り方さえ間違わなければ比較的釣りやすいのも特徴です。(しかし、バスの動き自体はまだ鈍いので、離れた所にあるルアーまでを追うほどの活性はないので、バスの目の前にルアーを持っていく必要はありますが。) 

数はそんなに釣れる訳ではありませんが、とにかく釣れればデカいというのが大きな魅力!

もうシーズンは始まっています。暖かくなってからでは遅いですよ~!

そんな訳で「今こそ釣りに行かないとなんだよな~。」なんてウズウズしているところに地元の釣り仲間から写メが送られてきました。

それには小貝川でブリッツMRで釣ったというグッドサイズのバスが!もうこの手のルアーで釣れ始めたなんて・・・。

(写真:BLITZ MRで!グッドサイズでしょ!?春を感じ始めた早い段階では、BLITZ MRがききます。)
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こっちは仕事だというのにほとんど嫌がらせです!(笑)

そんな訳で週末には早速フィールドに向かいました。

そして釣り開始後間も無く、最新プロトのドライブクローのテキサスリグにビッグバスがヒット!

近づくとボトムが見えるほどのシャローブッシュでしたが、やはりそんなスポットにもデカバスはちゃんと上がってきていました。

やはりバスは確実に動き始めているようです。

着底後にラインを張ったらすでに食っていたのですが、着水してすぐに躍動するドライブクローの艶かしい動きに、ためらう事無く反応してきたという感じです。

その後エレキフルパワーでもボートが進まないほどのはっきりいって釣りは不可能!というほどの強風に見舞われてしまいボートを上げることに。

せっかく来たのに残念・・・。

(写真:それぞれのパーツに意味を持たせたDoLiveClaw。そのプロトでブッシュに潜むデカバスを見事やっつけましたよ!)
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そして翌日の日曜日は霞ヶ浦で行われた「53ピックアップ」にO.S.Pの先輩でもある草深プロとともに参加してきました!

ゴミ自体は支給されたゴミ袋が一時間半ほどで使い尽くすほどあったのは確かなのですが、釣り人が捨てたと思われるゴミは本当に少ないと実感しました。

それこそルアーのパッケージなんかはひとつも落ちていないくらい!

昔はけっこうそこいら中に落ちていたものなのですが、こういった意識は確実に変わってきたと実感します。

こういった企画によって湖岸がキレイになるだけではなく、さらに参加した人が常に抱く意識も自然と高まるという見えない効果も大きいはずです。

僕も小学低学年の頃はそれが悪い事だとも知らずに悪意も無く「ポイッ」なんてやっちゃっていましたから。

こういったことを考えると、親子で参加なんていうのも本当に有意義なことだと思います。

 さて、釣りネタに戻りますと、例の「ドライブクロー」ですが、今月号の雑誌で手削りの型を元におこした成型品が紹介されていましたが、その後の近況としましては、あのモデルを叩き台にアクションや使用感などを突き詰め、各パーツの角度や厚み、形状を調整。実に15箇所以上を変更し次のサンプルの上がりを待っている状態です。

現時点でもアクション面や釣果において、他と比較しても十分勝負できるレベルにはきていると思うのですが、狙っているモノにはまだまだ・・・。

点数をつけるなら65点といったところでしょうか。

ひとつひとつは些細なことであったとしても、そこを妥協せずに追い詰めていくことの集合体は大きな差となります。

形だけではなく、素材によってもアクションや使用感が全く変わってきてしまうので、素材選定も重要課題です。

柔らかさや比重など、狙い所は見えているのですが、その辺もこれからさらに煮詰め、このワームにとって最も適した素材を追求していきます。

それにはちょっとした秘密も盛り込む予定ですよ。

 今回はこんなところで。

いよいよ花粉全開で花粉症の方はしばらくはキツイ日々が続きますが、今行かないとホント損しますよ~!

(写真:霞ヶ浦での53ピックアップに参加させて頂きました!)
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春本番!

2月初旬の大雪から続いたドン底の低水温もここ数日の陽気でぐんぐん上昇し、一気に春めいてきました!

高滝もいよいよ!

 1月から毎週のように高滝に通っていたのですが、1月末で水温が6℃弱。

早く7℃ならないかなと思っていた矢先、あの大雪。

翌日に出船したのですが、川筋では今まで見たことのない水温が魚探に表示されていました。

なんと2.5℃!寒くても元気な鯉の姿さえ全く見かけない程です!

 そこでチャネルから遠いエリアに入ると6.5℃。

北風ながら程よい風が吹いてきたのでルドラで流していると、猛烈なバイト!

上がってきたのは、この時期らしいビッグワン!

(写真:ハイプレッシャーレイクでも実績を上げるRUDRA。本当に未知なる可能性を秘めていますよ!今では、私の定番ルアーです。)
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 この日は他にワームで一本追加し終了。

ルドラは大きさからか、使うのをためらう方も多いかと思います。

最初私も感じた、その大きさによる違和感。しかしそれは、今となっては全く無く、1日でワンバイト・ツーバイト有るか無いかの最悪のコンディションの中でも、「会心のバイトを呼び込むパワー」は、今までショートバイトは皆無であるという事実からも伺えます。

まさに、この時期の私のルアーローテーションの中で決して外せない新境地を探し当てた先駆者であり、今だ開拓者であります。

 そして今春に新色が2色発売されました。オススメは、、、、両方です(笑)。

特にと言えば、お気に入りはピンクレディーです。

通常この大きさに薄い色ではちょっと間延びした感じがするのですが、ルドラは内部のハニカム模様が絶妙なアクセントとなり、メリハリある締まった印象となりました。

春の神経質なバスには強すぎず、クリアでもマッディーでも水に馴染みながらも存在感のあるピンクレディーは早春にベストマッチ。是非お試し下さい。

 さて、なかなか水温が上がらなかった高滝ですが、ようやく3月に入り、現在は本湖、上流共に8℃前後と、いよいよ春の爆発が秒読み段階となりました。

日によってまだムラはありますが、近県の方は足を運んでみてはいかがでしょうか!

(写真:現在O.S.Pで鋭意開発中のシャッドタイプのルアー。まだ、多くは語れませんが、既に今の段階で実績上げています!)
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そして光大郎の2枚目のDVD「HOLYDAY ANGLE」

 秋のカスミ水系を土日のみの計四日間、サンデーアングラーがまさに直面する状況で釣りまくる!?

バラそうが、ぶっ倒れようが?全くNGなし、完全密着おかっぱりドキュメントです。

2枚目のDVDということで、本人の緊張も解け、私から見ると、いつもの光大郎が見れた気がします!

もちろん目からウロコのテクニカル映像も満載です。特に土浦でのショートキャロの連発ノーカット映像は話には聞いていましたが、私もビビりました。

加えて、初お披露目のド・ライブクローの水中映像はまだ初期サンプルの段階ながら何度見ても、「釣れちゃうでしょ」と思うばかり。必見です。

そして何よりも多くのオカッパラーと同じく、時間や場所が制限された中での冷静な状況分析、経験を併せてハジき出した「守り」や「攻め」までのプロセスはきっと多くの方が普段の釣りに重ね合わせられると思います!

本人はかっこ悪い所、イイ所全て満載であんまり見ないでくれと嘆いていますが、ジロジロ見てやって下さい(笑)

ではまた!

(写真:オカッパリ完全密着の川村光大郎のDVD「HOLIDAY ANGLE」。目からウロコの映像満載ですよ!)
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私の初バスはピーコックバス!

最近、地球温暖化が問題になっていますが、なぜだか今年の冬はいつもの冬より寒いきがするのですが・・・でもそんなバサーにとって辛い冬ももうじき終わり、もうすぐ待望の春がやってきます。

ところでみなさんは初バスをゲットしましたか?

恒例のハワイのオアフ島でDUNKが活躍!

私は例年ですと2月ごろからトーナメントの練習をスタートするのですが、今年は初戦が4月からなので、残念ながら日本の湖には出ておりません。

私の初バスは恒例のハワイのオアフ島のピーコックバスでした。

今回で3回目(3年連続)となるこの釣りは、過去にも紹介しましたが、このツアーはかなり人気が高いそうで年間250組のお客さんがここへ訪れるそうです。

ウイルソン湖はオアフ島の中央にあり、ドールがパイナップルを作るために作ったダム湖で透明度は悪く、ちょうど亀山湖に似ています。

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 ここのピーコックはアマゾンの巨大ピーコックとは別種で、サイズは平均30?40cm、餌は小魚しか食べず、しかもここのベイトは2?3インチととても小さいのが特徴です。

釣り方は海の魚にそっくりで、とにかく1日中キャストしてはハイスピードで巻き続けるのみ、チェイスがあったからといってルアーを止めたら、即Uターン。

当日は、少し前に降った大雨とスポーニングの影響でかなり厳しい状況、一日やって1・2本と、現地ガイドの千野さん

http://www.outdoor-quest.com/bassfishing.HTM「釣れないからキャンセルしても良いですよ」なんて商売っ気がないというか、とても良心的。

でもせっかく来たし自分のテクニックならなんとかなるだろうとプラス思考で予定通り決行しました。


いつも朝方は湖の各所でボイルがあるのですが、この日は何もなし。昨年活躍したアシュラで延々ジャークするもノーバイト、チェイスもなし。

やはり前評判通り釣れない。日も高くなりかけたころ、シェイドの橋脚でダンクをキャストし、ただ巻きで3Mぐらい潜らせて、橋脚ギリギリで鋭くジャークしてやると、ようやく初バスがヒット!

ここから連続ヒット、ダンク劇場が始まり、4本しかない橋脚でアクションの付け方やカラーを変えながら8本のピーコックを釣り上げました。

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■なぜこの状況でダンクが良いのか?

・短い距離でも鋭角に潜り、素早く魚のいる深度に達し、じっくりアピールできる。
・フラットサイドボディーが強いフラッシングを生み、バスのスイッチを入れる。
・シルエットが小さいので、ベイトが小さい所にはGOO!(日本のフィールドにぴったり)
・ほとんど根掛りしないので、根掛り回収等でポイントを荒らさない。
・サイズのわりにキャストがしやすく良く飛ぶ。

 一昨年はダンク、昨年はアシュラF(BS小魚)、そして今年もダンクが大活躍してくれました。

ハワイでこのバス釣りツアーに行かれる方は、アシュラとダンクこれだけは絶対に外せません、是非おすすめです。

もちろんガイドの方が貸し出しでこの2点は用意されておりますが、やはり自分のルアーで釣りたいものですよね。

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2008年国際フィッシングショーin横浜パシフィコ

皆さんこんにちは!

横浜でのフィッシングショーを終え、その余韻冷めやらぬといったところです。

2008年国際フィッシングショーin横浜パシフィコ 

今年は、金曜日の業者日にぐるりと一回りし、日曜日はダイワのブースにいたのですが、とにかく今年は来場者が多いことに驚きました。

やはり来場者が多かったといわれた昨年よりも、さらに多いのはパッと見でも感じるほどで、まさに熱気ムンムン。

ブースに立っていても一息つく暇すらないほどでしたが、そのほうがむしろ、こちらとしては嬉しい悲鳴といったところです。

 今回は僕のDVD「マジックトレース」を見てくださった多くの方々と、直にお話をすることが出来たのも自分にとっては大きな収穫で、「釣りが変わった」とか「釣れるようになった」なんて声を聞くと本当に嬉しくなっちゃいます。

けっこう突っ込んだ質問なんかもあったりして、答え甲斐もありました。

しかし、細かいところまで見ている人は見ていますね~!

それと、O.S.Pのニューアイテムについて聞かれることも多く、特に「DoLiveCraw(ドライブクロー)」と仮称「ベントミノー」の注目度と期待度の高さは、相当なものだということを肌で感じた次第です。

その期待を裏切らない、期待以上のシビれるモノに仕上がるよう煮詰めている段階ですので、首をながーくしてお待ち下さい!

実はショーの際には今月号の雑誌に出ていた「DoLiveCraw」からさらに進化したものを隠し持っていて、何人かの方にはお見せしたのですが、その凝ったディテールにはシビれていただいたのではないでしょうか?

まだまだ納得はしていませんのでさらに進化していきますけどね!

( 写真:現在、鋭意開発中のニューアイテム。試行錯誤を繰り返し細部にまで徹底的にこだわっています。)
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 「マジックトレース」に引き続きまして「ホリデーアングル」という僕のDVDが地球丸さんからいつの間にか?発売しました!(笑)

フィッシングショーで持ってきてくれた方がいて「もう売ってるの?」みたいな・・・。

発売はもう少し後だと勘違いしていたもので、スイマセン・・・。

このDVDはタイトルにもあるように「休日」、「メジャーフィールド」、「オカッパリ」という条件で実際にロケを行いました。

実際のところ、こういった撮影では良いシーンを撮るために何だかんだで釣れる条件でロケを行うものなのですが、今回はそうではなくて、あえて多くの方々と同じ条件でロケを行うことに意味を見出しました。

よって、はっきりいってリアルに苦しみ、のたうちまわっています。

自分でも見ると泣けてくるくらい!(笑)

普段は僕もサンデーアングラーなので、実際に普段やっている条件ではあるのですが、再撮影なしの4日間ガチンコ映像なので、これで何とかしないといけないという重ーいプレッシャーが、ひしひしと伝わってきます。

休日のメジャー攻略として大きく分けて2つ、一見見逃しそうな穴場的スポットに目を向け人ゴミを避け、釣り方自体はフィネスに行き過ぎず、ベーシックなスタイルながらもパターンを追求し釣果を上げていく方法と、人だらけのドメジャーながらその裏をついたメソッドで激スレのバスに口を使わせる方法を紹介しています。

バサーオカッパリオールスターのウイニングメソッドでもあった「リアクションキャロ」もその一部始終をノーカットで収録。

スモラバのロングシェイクで丹念に攻めきったピンスポットに投入すると・・・?

しかも、「じゃあ実際にどう動いているの?」といった部分もO.S.Pのプールでそのアクションを撮影していますので丸分かり!

そのヨダレもんの動きは必見ですまた、この時はすでに「DoLiveCraw」の初期プロトで釣りをしているのですが、こちらのアクション動画もどこよりも早くお見せしています。

見た人全てが唸るその動き、初期プロトといえどもヤバすぎです。

(写真:地球丸発売の川村光大郎主演「ホリデーアングル」。ハイプレッシャーの状況下でもがきながらも、魚にたどり着くまでのプロセスを隠す所なく収録。)
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 理想の自分が出したい釣果とそうはうまく事が運ばない狭間、理想と現実のギャップにもがき苦しみ、手変え品変えしながら、バスに口を使わせていくも、その苦労とはウラハラにバラしまくってぶっ倒れ、それでも何とか釣っていく。そんな感じ?です。

ぶっちゃけちゃうと、この条件でDVDを一本作ろうとお話を頂いた際、「ちょっとキビシイんじゃないか。」という周りの声もあったのですが、「何とかなるでしょ!」なんて引き受けたはいいものの、いやーホントに辛かった(笑)

担当さんは「釣れなくてもそれはそれでいいから。」なんて言ってましたけど、こちらはそういう訳にはいきませんからね!

まあ、何とかなっているのかどうか、よかったら見てやってくださいませ。

もがいているからこそのドラマチックな展開です。

また、マジックトレースの「レインボーブリッツ」に引き続き、今回もオリジナルカラーのO.S.Pルアーを抽選でプレゼントいたしますのでこちらもお楽しみに! 

今回はこんなところで、いよいよシーズン開幕間近、皆さんも良い釣りを!

(写真:フィッシングショーで大漁祈願・釣行安全のお守りを頂きました。携帯ストラップに付けさせて頂いています!!)
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2007年TOP50の経験

みなさんこんにちは!2008年度初のコラムになりますが、先にご報告いたしますと無事に?今年もTOP50にエントリーすることになり、O.S.Pルアーと共にまた過酷なトーナメントトレイルな1年になりそうです。

2007年TOP50の経験

昨年はトーナメント内で自分の未熟さが出まくり、ほんと試練の年となってしまいました。今一乗り切れない自分に、空回りしつつももがき少しは成長しているはず(笑)。

今年は気合を入れていますが、ここで、昨年のトーナメントトレイルの模様を写真と共に振り返って行きたいと思います。

第1戦目は茨城県の霞ヶ浦。ご存知、琵琶湖に続き日本で二番目に広い面積を持つこの湖は関東の方には大変馴染み深いこのフィールドですが、スタートは北浦の潮来マリーナ、つまり、北浦、霞ヶ浦、中間にある外浦と約3つの湖の掛持ち。

プラクティスでポイントを絞るのも一苦労!しかもすぐ荒れる(苦笑)そのため安全を考え、荒れそうな日は各ポイントに近いところのスロープまでボートを陸上から車で牽引して行きそこのスロープからスタート。

なんかアメリカみたいですよね、ちょっとかっこいい(笑)なんて思ってたけど、日本の道路事情ではバスボートの幅は規格外ですからね、曲がれない道や止まれないコンビニなどそれなりにしんどくてすぐに「ああここ日本だ」って現実に戻りましたよ(笑)

そんな霞ヶ浦も湖に出てしまえば、バスボートの機能をフルに行かせるフィールド、もうこれぞバスフィッシングって感じでプラクティスもトーナメントも楽しめるのです。

トーナメント内容的にはすごーくシビアで、プラクティスではパワーダンクのフローティングを、手長エビの付く水門や沈みテトラに絡めて使うパターンでバイトをとれていたのに、本番ではもっとスローになっていたんですよ。

結果はとりあえずポイント圏内の31位。

第2戦目は福島県の桧原湖。ここは結構自分の中では行き慣れているフィールドで、前の月に行われたJBマスターズ戦でもトップ争いに絡んで10位に入賞していたりして、ちょっとやれるかなって思ってました。

しかし、スモールの1ヶ月の移動はラージより早い(自分の考えですが)!もちろん前回のエリアが使えるわけもなく、新規エリア開拓です。

春から夏への移動パターンを考え、ディープフラット隣接のウィードエリアを数スポット探し出し、そこからさらに人的プレッシャーの少ないエリアと絞込み、結果的には3箇所の狭いエリアを選択。

結果的にここを決勝を入れて3日間、時間を開けてローテーションで釣りこみました。流石に3日目にはだいぶスレてしまい威力は落ちましたが、その狭いエリアにダウンショットと02ジグのシリコンラバーをトーナメント用のジグヘッドに巻き変えた物を使い搾り出した感じで20位!もう一息!

(写真上段:トーナメントの時は毎回真剣に全力で戦ってる。自然相手とは言え、より高い結果を求められるのがこのクラスですからね。負けれません!)
(写真下段:このスタイルでどこまでも(笑)06&07年度ボートを引っ張り日本中を一緒にトレイルしたデリカです。08年からは車もパワーアップ!)
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第3戦目は長野県の野尻湖。2戦連続のスモールマウスバスレイク!しかしほんと同じ魚か!?と思うほど釣り方が変わる野尻湖のスモール、プラクティスでは虫パターンも有りだったんですが、先を考えディープのパターンとその一歩手前のミドルレンジエリアのパターンを組みました。

ちなみによくシャローしかやらないスタイルの方をシャローマン、サイトマンって言ったり、その逆にディープウォーターのスペシャリストもいるわけですが、僕は中間のミドルレンジが得意のミドルマン(?)なんですよ。

で、そのミドルパターンが結構よくてこれは行けるかな?って感じでした。しかし、トーナメント初日、スタートしてちょーど湖のど真ん中を過ぎた辺りで急にエンジンがなんの前触れもなく止まった。

ガクン!っと言う衝撃のあと急停止その後自分の引き波に飲まれ晴れているのにボートの上はびっしょり・・・何がなんだか分からず、とりあえずエンジンチルトアップしてペラチェックしたりして色々試すがエンジンはピクリとも動かず、メカニックのいるスタート会場に戻りたいが、エンジンなしじゃかなり時間がかかる。

トーナメント本部に電話をかけてレスキューを頼めば早いが失格扱い。失格はいやだ!諦めたくない!そこで出た打開策はエレキで釣りながら会場に戻る作戦!(簡単すぎ?いやいやマジでしたよ!)

もちろん自分のエリアには行けずじまいですが、失格よりいい。パターンもエリアも一気にチェンジ。しかし、そう簡単には行きませんでした。

プラクティスであれだけいい感触があった為諦めたつもりでも心の奥で引っかかる後悔。「あそこにさえ行ければ」もどかしく息苦しい時間。

はっきり言ってバスフィッシングってとってもメンタル面が重要、トーナメントになれば、なおそこにかかるプレッシャーは重い物。正直はまりましたね(笑)

これほんとトーナメントの初心者みたいな失態!そしてトーナメントには悪魔が棲んでいる訳ですよ。釣れなくて自分のパターンに自信が無くなるとズルズルと引き込まれる地獄・・・何とか無事に帰れた物の、見事に最悪な結果でした。

2日目、結局ボートは電気系の故障でしたが、何とか野尻湖のスピンネーカーさんに無理を言って直してもらい、この日はエンジンを労わりながら出場!

挽回を狙い、シャローに起きるボイルに阿修羅のフローティングをジャーキング、フォローに02ジグのトーナメントチューンとキャロをズル引きと言った展開でバスをウェインするも決勝には届かずでした。

いやーメンタル面のスキルアップとかボートのメンテナンスとか色々学ぶことの多いトーナメントでしたね。もうあんな思いはしたくないぞー。

第4戦の旭川ダムはトーナメント直前で減水の為スロープが使えずなんと10日もプラクティスやったのに中止に!うーんしかたない。

これもトーナメント!と割り切りましたが、代替戦は兵庫県の生野銀山湖、事実上最終戦になってしまったこのフィールドでは初日にシャッドパターンで釣ってきたものの、もーほんとに自分には無しにしたいぐらい(笑)

トーナメントって釣りだけでなく自分の体調管理はもちろんそのほかの宿とか、ボートとかタックルの準備ももろもろ有る訳ですが、急だったこともありこの辺すべてミステイク!まー釣ってくれば問題なしですから言い訳にしかなりませんがね(笑)この悔しさは絶対今年に生きますよ!

最終戦だったしほんと涙が出るほど悔しかったですからね。あーもーこん時の話は終わります。

(写真上段:プラクティスでは丸1日ロッドを積まず魚探かけや地図片手にエリアチェックなんて日もザラです。)
(写真下段:雨の日も晴れの日もトーナメントとプラクティスの連続で酷使されているボート「トライトンTR-17」、隙を見て虫干しも大事なお仕事。)
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第5戦目 順番が戻る感じになりますが、生野銀山の少し前に行われた広島県の弥栄ダム戦。ここはすっごい楽しかったですね!(だから話の締めに持ってきました(笑))

プラクティスの時は、同じO.S.Pサポートプロの宮本プロにも同船してもらえるチャンスがあり、ほんと宮本プロとはまだ会うのが3回目くらいで、ちゃんと合うのはこれが始めて(笑)

でも、そこは釣り人ですからすぐに打ち解けました。何より宮本プロのストロングなスタイルとそれに答える弥栄ダムのバス達には驚きでしたね!

プラクティスではハイピッチャーを流したりパワーダンクでグッドサイズのバスが釣れてたんだけど、流石トーナメントになるとだいぶ渋く、02ジグのトーナメントチューンとダウンショットで初日は上位に着けられ、よしよしと!

しかし、二日目は人的プレッシャーと減水で水も悪くなりいきなりノーバイト!これはまずいと、同じ水質を見つけ何とかアジャストしたが、ウエイトが伸びず順位を後退するも、続く三日目の決勝戦ではパターンそのままでレンジを深めに落として行き、02ジグもディープ用にラバーを少し間引いて少なくカットすることにより抵抗を減らし、よりディープボトムを重点的に狙った結果挽回!単日13位!トータル17位。

日々変わるコンディションやバスの居場所を試行錯誤してアジャストさせる。これぞバスフィッシング!ほんと毎回アジャストが合えば最高なんですけどね!

でもトーナメントでアジャストした時の気持ちよさは他に変えられません!ほんとしびれますからね~(笑)

そんな感じで07年実に反省の多い年でしたが、今年も3月の四国は旧吉野川からJBTOP50シリーズのツアーが始まります!今年は絶対!お立ち台立ちますからねー!見ててくださいよ。

O.S.Pルアーと一緒に全国のトーナメントフィールドを渡り歩きますので、フィールドで見かけたら是非応援してくださいねん!

(写真上段:プラクティス中でも釣れればうれしいんです!とりあえずはね(笑))
(写真中段:ウェインの時はいつもホッとする瞬間。もちろん悪い時はこれ以上ない屈辱でめっちゃ悔しくて、ウェイン会場に近寄りたくもないけど(笑))
(写真下段:W.B.S.さんのスーパースリーディズにも参加させていただきました!あつーい3日間でした)
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2月2日に利根川へ行ってきましたので、その模様をレポートいたします。

週末は雪!とささやかれていましたが、本当に寒かったです。

この日もどんよりとした曇り空で気温の上昇は望めないものの、その分風が無く釣りはしやすい状況でした。

冬のキーポイントは「越冬場」

作戦的には「越冬場と思われるスポットをじっくり行きましょう!」を本題に上流域を探索してみました。

多くのバスをストックしていると思われるテトラ帯というよりもココしかないでしょ!みたいなピンスポットを今回は同船者と2人で狙っていきました。

具体的に利根川の越冬場所といってもさまざまです。

今回はショアラインが反転流により削られてできた、ワンド状になった場所でそこそこ水深があるところを重点的に攻めて行きました。

(写真1:パートナーが利根川の支流でキャッチした40upの貴重な1本です。この1本が嬉しいんですよね!)
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セレクトしたルアーはルドラ・パワーダンク・ハイピッチャー・阿修羅・01JIG

■ルドラや阿修羅のミノータイプ

沈んでいるストラクチャーの上で止めて誘う時に使用します。

■ハイピッチャー

縦ストラクチャーなどでボトムまで沈めてからリフト&フォールで使用します。

■パワーダンク

ボトムを感じられるスポットを丁寧にスローリトリーブし何かに引っかかったらポーズで誘って使用します。パワーダンクは水中姿勢でリップの先からフロントフックまで高さがあり根掛かりが極めて少ないルアーですのでさまざまなストラクチャーに対し思い切り攻めていけます。

■01JIG

いわずと知れたラバージグの最高峰!カバーを直撃で狙う際に無くてはならない存在です。

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冬は透明度が増し、クリアーウォーターのイメージでいたのですが意外と濁りがあって水温も8度もある状態に、そんなに越冬場所にこだわらなくてもいいのかな?何て話しながら移動を繰り返しノーバイトのまま・・・。

下流の根木名川河口まで移動することに!河口付近の3m~4m前後に、かなりのベイト反応がありチャンスと信じ粘るも反応なし!

最後に根木名川を上り1本目の橋周辺で同船者に待望のバイトがあり無事にランディング!

グッドコンディションの40up(上部写真1)に、寒さも吹き飛び朝から頑張り続けた2人の苦労が報われた!

この日はこの1匹しかでませんでしたが満足するには十分でした。

冬の価値ある1匹を見れたけど、冬の価値ある1匹を今度こそ釣りたい!

冬の実釣取材という厳しい条件下で・・・(年始編)

08年02月04日皆さんこんにちは!

前回年末編に引き続きまして今回は年始編です。

年明け早々、ここのところ楽しくてしょうがない霞水系のオカッパリに行ってきました。

年明け早々の新年オカッパリ釣行!! 

今年一年を占ううえで、さくっと初バスを釣っておきたいところです。

しかし新しい年に入ってさらに一段と冷え込みが厳しくなり、バスの活性は、年末の頃よりも著しく下っているのを感じました。

普通に釣っていては釣れないと、竿も振れない狭いスペースに潜り込んで、さらに奥の杭と岸の隙間に強引にドライブクローを送り込みました。

ドライブクローが引ったくられ、今年初バイトを得るも合わせるスペースが無い為、かわりに急いでリールを巻いて対処。

しかし、しっかり掛からずにあえなくフックオフ・・・。今年はバラシスタートです(泣)

 その後、冬の定番であるオダを丹念に探って、サイズはいまひとつながらも何とか初バスをキャッチして一安心。

初釣りボウズだけは避けることが出来ました。

しかし、その後は後が続かず、午後から約束があったのでこの日は早上がり。

自宅アパートのある八王子に帰り翌日の夜、前日の片付けをしていたらタックルが1セット足りません。

「しまった、置いてきたー!!」ハートランドZ「疾風」+スティーズ100HLの最近最も多用しているタックルです。

「もう無いだろうな・・・。」そんな思いを抱きつつもこのままという訳にもいかないので見に行くだけでも行くことに。正月休み中で良かった・・・。

釣り場に着いて探していると、「お前もヒマ人だな~。」という声、振り向くとトップ50で活躍する阿部進吾プロ!

「いやー、この辺に竿置き去りにしちゃったんですよ~。」てな感じで一緒に釣りをすることに。

そして釣り歩いていくと・・・。ありましたー!!

(写真:置き去りだったタックル・・・よかった~!!ごめんっ。)
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置いていったそのままの姿で発見!よく残っていたものです。これだけでも来た甲斐がありました!

その後、仕事だったはずのオリキンから電話があり、仕事無くなったからから合流するとのこと。

仕事が休みになったという連絡が知らされておらず、ひとり出社してしまったという、何ともオリキン的な展開(笑)

何はともあれ寂しい一人釣行のはずがいつの間にか三人に。

(写真:以前から、オリキンと阿部さんは釣り仲間でもあるのです。)
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こうなってくると楽しい!が、しかし肝心の釣りのほうは今日も難しい展開。

この三人束になって全員ボウズ?という不吉な予感も頭をよぎりましたが、そこは意地があります。

午後になって入ったスポットではシャッドでどうにか釣果を出すことが出来て無事全員バスをキャッチ!

阿部さんもさすがシャッドの名手だけあって、非常に繊細なシャッド使いが印象的でした。

そして今日の大物賞はオリキン!

片手でテクトロ、もう片手で並んだ杭にピッチングというとってもテキトーな「そんなんでいいの?」というナメた釣り方でデブデブのバスを釣ってしまいました、しかも僕が流した後ろで。

これだから釣りは分かりません(笑)

 僕が釣ったバスは、オリキンのバスと比べるとお恥ずかしいサイズなので写真はカンベン!今度はデカいの仕留めたいと思います。

しかしオリキンはここのところ波に乗っているようで、数日後またもやダンクで釣ったというデカバスの写真が送られてきました。

その様子は最近の彼のコラムでアップされております。

まさしく冬本番の寒い日が続きますが、そんな中でもバスフィッシングは本当に面白い!今週末も楽しみです!

(写真:両刀使いでチェックすると・・・、バイトしてきたのはテクトロのダンクでした~!)
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皆様あけましておめでとうございます!

今年もこのコラムを通して、少しでも皆様の釣りの参考になる、新鮮でタメになる情報を発信していけるよう、頑張っていきます!

初釣りは行きましたか?

 私は正月休みをフルに活用し、あっちこっち行ってきました。

まずは恒例!?冬にバスが集まる、高滝のとあるインレットでのおかっぱり。

ここは、陸地がやや切り立った護岸で、なんと年中護岸の下がぬかって、ぐちゃぐちゃ?!

そう護岸のあちこちから湧き水が染み出してるんです。

周りのアシも他に比べて枯れていないし、ボートで魚探の水温を確認すると明らかに周りより4~5℃高い。

しかし以前に比べて、土砂が堆積して浅くなり、ポイント的にはかなりポテンシャルが下がったと思うのですが、、、。

 この日も抜き足差し足、隠れながら近づくと、居ました!40~50cm前後が10匹近くも。

早朝でかなり寒かったのでリアクション狙い。まずはダンク!

着水と同時にバスが一目散に、、、逃げた(笑)

 プレッシャーもあると思うのですが、浅すぎるのか魚がかなり敏感。

シェイクの水切り音やルアーでちょっとアシを揺らすだけで逃げ出す始末。

その後もあの手この手を尽くしますが、エサが全くいない事も手伝ってか、全くの無反応。

シャローに居るから少しはやる気が有るだろうと言うのは、釣り人の勝手な思惑で、ただただ、他より温かいからソコにいると云うだけ。

とりあえず諦めて、そのエリア周辺を流し始めた数投目、次のキャストに移ろうとルアーから目を離した直後。

視界の端でダンクを引ったくり、思わずクラッチを切るほどの猛突進をみせたのは、50ジャストのナイスコンディション!

思わず1人で「ヨッシャ!」って小さく言っちゃいました!

(写真:DUNKでクレバーな高滝湖の50cmバスを捕獲!!DUNKの絶妙なシルエットとナチュラルアクションで喰わせた冬の価値ある1本。)
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 その後、さすがに浅すぎて居ないだろうと思っていたインレットの奥で、、居ました、まあまあサイズ!

すかさずアシに絡め、ドリフトさせると即バイト!45cmソコソコのナイスワンでした!

]そしてコイツを仕留めたのは、なんと「例のプロトルアー」なのです。光

大郎がコラムでも触れていましたが、プールでこの動きを見たときには、正直ヤバい!とんでもない!?と、久しぶりの衝撃を受けました。

とにかく、この動きは格別です。(写真:プロトルアーのテストで既に多数のバスを捕獲。。。プレッシャーの高い高滝湖でも即バイト!)
CA340091 また休み中にカスミ水系にも行きましたが、エリア的に広く、長い距離を引きたい時はやっぱりダンクが活躍してくれました。

釣果はもちろんですが、何よりも助けられたことは、根掛かりの少なさ。

一日中投げ続けた訳ではないですが、計3日間でロストはたった2つ。

根掛かるだけで釣りのテンポも狂うし、手がかじかむ中、結び替えるのも時間がかかりますしね。

釣果も温かい!?だけでなく懐にも温かいルアーであることは間違いないです。

 そして光大郎のコラムにある通り、このプロトルアーで連発!

エリア的にはオープンで広く、決してこのルアーが有効と言えない状況であるにも関わらずの結果です。

更に驚いたことに、どのバスもバックリ丸呑み寸前。この時期、北風すさぶ中、バイトも引ったくるほど強烈で、私が下手くそでないならば、正しく何の疑いもなく喰っているという証拠でした。

はっきり申し上げますが、バス釣りを始めて15年、この手のルアーでここまでの動き、そしてシルエットも兼ね備えたモノは使ったことがないです。

「で、何?」と皆さんの頭の中をいろいろなルアーが巡っているかと思いますが、もう暫く待って、今月末発売のルアマガ&Basserの記事を楽しみにしていて下さい!

ではまた!

冬の実釣取材という厳しい条件化で・・・。(年末編)

皆さん明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願い致します!

今年のコラムの一発目、どうぞ読んで下さいまし。

年末年始は実家に帰って釣り三昧の日々を過ごしてきました。

前回のコラムで少し触れた、年末の雑誌取材の出来事もあってネタはテンコ盛り!

全部書くと長くなりそうなので、年末編と年始編の2回に分けてお届けします。

O.S.Pプロトルアーが取材でまたもや威力を発揮! 

まず、年末に行った「ルアーマガジン」の取材なのですが、ここでは「とある方」とのコラボ企画、「同じ日に同じ水系をそれぞれがどう釣るか」という、自らへのプレッシャーはちょっと重い半面、面白くもある企画です。

取材は2日間行ったのですが、その2日間ともこの時期の霞水系の岸釣りとしては会心の釣りをすることが出来ました!

詳しい内容まではまだお話出来ませんが、冬の「パワーダンク」はやっぱり凄かったということと、例の「O.S.P謎のプロト」が今回またしても火を噴いたということだけはお伝えしておきます。

 そう、ということはついにそのルアーが何なのか?ということが明らかになるのです!

その取材で担当して下さった編集者さんもそのプロトの動きに驚き、そして釣果でさらに驚いているという感じで、しきりに欲しがっていました(笑)。

取材時ラスト15分はその編集者さんと勝負をしたのですが、そのプロトであっさりと釣られてしまいました。

(コーヒーご馳走させていただきましたよ・・・。)

そんな訳で今月末売りのルアマガ、必見です。

(写真:これは取材後日、大晦日にパワーダンクでキャッチした48センチ、取材ではもっとデカいの釣っている?)
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また、年末にはO.S.Pプロスタッフのオリキンとも釣りに行ったのですが、釣り場でBasser編集部組と会い、一緒に釣りをすることに。

そこではオリキンがグッドサイズのバスを連発!

とにかく、その日はオリキンの日といった感じで太刀打ち出来ません。

そう、僕から威力を聞いていたオリキンはそのプロトを使いたいがために千葉から八王子にあるO.S.Pまで足を運び、自分が使う分を確保していたのです。

(まあ僕も持っていたのですが・・・オリキンにはやられました。)

プールでその動きを見たときは「これはヤバすぎるよ~!!」とかなりコーフンしておりました。

Basser編集部ペアもしっかりと「釣り納めバス」はキャッチしていましたが、ひとり火を噴くその釣れっぷりには驚いておりました。

(写真:オリキンが釣ったバスを羨ましそうに眺める編集、山形堀兵衛さん。僕も羨ましかった~!)
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パワーダンクが本領発揮!!

このプロトと共にここのところ本領発揮とばかりの活躍をしてくれているのが「パワーダンク」です。

僕の場合、霞水系においては「繊細に釣るシャッドクランク」といった感じで使う方法が好調で、リーリングスピードやロッドポジションで引く泳層を調節し「無防備に泳いできた食べやすそうな小魚」といったイメージで使っています。

この時期の基本はデッドスロー引きなのですが、あえて早めに引くことで強く反応してくる個体もいるので「ここぞ!」というところでは試してみるといいかもしれません。

ちなみに写真のバスもルアマガ取材で釣ったバスもやや早く引いたところで食ってきたバスでした。

小さいシャッドでスローに釣るのはかったるい、だけれどクランクでは食わないといったこの時期ならではの問題をこいつが解決してくれます。

細身なシルエットと、ナチュラルなアクションが繊細なクランキング?を展開してくれます。

パワーダンクはけっこう潜ってしますので、霞水系のような浅いところではあえてショートキャストで深度を抑えながら使うことで、中層ノータッチ状態でのナチュラル繊細アクションを活かす演出が可能です。

たまにボトムタッチするくらいで丁度いいかな?

今回はこんなところで、次回「年始編」もお楽しみに!

(写真:O.S.Pプロトルアーでグッドサイズを連発キャッチ。オリキンしか釣れない「オリキンの日」で、したり顔。)
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冬の定番はやはりサスペンドミノー

各地から雪の便りが届く寒さ本番の今日この頃、みなさんいかがお過ごしですか?

冬の山中湖

トーナメントもオフシーズンなので、最近は、昔よく通った山中湖に行っています。

山中湖は富士山の麓で標高も高く、とっても寒いのですが、意外と冬のバスは釣れます。

初冬はハイピッチャーのスローロールや、ジグヘッドで釣れますが、真冬になり水温が5度を下回ると、ミノーの釣りが圧倒的に有利になります。

しかも釣れてくるのは40アップが多く、さらに最近ここでは放流も盛んで数釣りも楽しめます。

(写真:2007年、初冬の山中湖。)
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この時期使うミノーはアシュラとパワーダンクの2種類、色は水が澄んでいればベイトに合わせて公魚やアイスシャッド。

ちょっとでも濁っていればバスに気付いてもらうためにマットタイガーのようなチャート系か金色系を使います。

水深2m以内はアシュラ、それより深いところにはダンクを使います。この時期のバスは暖かい水が、水面近くにあるので中層にサスペンドしているのを忘れずに。

まずキャストしたら、ゆっくりと5~6回ただ巻きで泳がす、そしてピタッと5~10秒止める(ほとんどがこの時にバイトがあります)。

早い時期は大きくジャークし、あまり止めなくてもいいのですが、真冬はゆっくりとただ巻きが釣れます。

じれったいのですが、リズムを身に付ければどうってことありません。この釣りで重要なのがゆっくりのただ巻きでもしっかり泳ぎバスにアピールするルアーが必要不可欠です。

(写真:阿修羅は、毎シーズン冬~春の富士五湖の河口湖でもビッグバスの実績があります。キモは、リズム&信頼できるルアー。)
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特にダンクは、シャッドというカテゴリーの中ではズバ抜けてただ巻きでのアクションに優れていると思います。

この寒い時期はあまりロッドワークでガシャガシャと派手にルアーを動かさないほうが良いことが多いので、ただ巻きで魅力的なナチュラルアクションを演じるダンクは欠かせません。

この手のルアーでは良く飛び、最も深く潜るといいうのも大きなメリットで、タフな時でも食わせることの出来る

「おとなしいクランク」という感覚で使っています。また、アシュラ・ダンクのフラットサイドのシルエットはフラッシングが強く、バスの目と側線に強烈にアピールするという点も気に入っています。

みなさんも、こたつでじっとしている場合じゃないですよ!

痛いぐらい寒いけど、冬の貴重な1本を釣りに出かけてみては?思わぬデカバスに出会えるチャンスです。

最近特に冬の実釣取材が多い・・・。

皆さんこんにちは!

いよいよ今年も残りあと僅か、毎年ながら、この時期はなぜか実釣取材が多いのです。

声をかけていただけるのはありがたいことなのですが、厳しい時期ですのでヘタしたらボウズくらいやしないかと毎回ヒヤヒヤ。

釣るだけならまだしも、良いサイズも出さなければ絵にならないのがツライところ。

でも何だかんだ燃えてしまい、ヤル気マンマンで挑んでいるんですから不思議なモノです。

霞ヶ浦のマリーナ「タイフーン」様主催のトーナメントに参戦 

毎年冬の取材は楽ではないのですが、特にここのところは連発で大苦戦(泣)

気候の変化で本当に口を使ってくれない日に当たってしまうと本当に難しいです・・・。

来週も取材、今年最後の取材なので気持ち良く一年を終われるよう、気合を入れて挑んできます! 

それと前回、ミニトーナメントでのことを少し書きましたが、その翌週、またもや霞ヶ浦のマリーナ「タイフーン」様主催のトーナメントにW.B.S草深プロとペアを組んで参戦してきました。

優勝すれば「ガソリン500リッター」に「一年間駐艇料無料!」バスボートオーナーとしては喉から手が出そうなほど手に入れたいビッグボーナス!

もちろん狙いはその一点のみ!草深プロの案内で、この状況下で良いと思われるスポットを丁寧に釣っていきました。

そして先週活躍した例のプロトルアーが今回も炸裂!

錆びた鉄杭に擦られ、ラインブレイクでビッグフィッシュを逃すという痛いミスはあったものの、そのプロトのみでリミットメイクに成功!

約30チーム中、リミットの5本を揃えてきたのは自分たちのチームを含めて僅か3チームというタフな状況の中で、このプロトルアーの威力が大きなアドバンテージとなりました。

そして結果は二位!

(写真:惜しくも2位・・・。しかし、改めてこのプロトルアーの威力を思い知る事になりました。)
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どちらかというと嬉しいよりは悔しい結果なのですが、釣り方自体は極めてベーシックであるにも関わらず、明らかに別格に感じるそのバイトさせてしまう力にはあらためて驚きました。

まだ、それがどんなものなのかは明かすことが出来ないのですが、そう遠くないうちに紹介出来ると思います。

お見せ出来るような段階になりましたらO.S.Pホームページ内でその驚きのアクション動画をお見せ出来るはず。

その動き、はっきりいってかなりヤバイです。

そりゃ釣れなきゃおかしいよって感じ。

実際使っていても「これで食わなきゃバスはいない!」と本気で思えるものというのは久しぶりのことかもしれません。

まだ微調整を繰り返しているところで先は長そうですが、きっと期待以上の物になるはずと確信しています。

 それにしても真剣勝負での釣り、前回も書きましたけど本当に面白い!

取材ももちろん本気で集中して挑んでいる訳ですが、こういった勝負ごとはまた違った集中力って感じ?張り詰めた感じやボート上での連帯感が何ともいえない感じです。

来年、またチャンスをいただければ今度こそ勝ちたいものです。 

それと、ご存知の方もいるかと思いますが、今年から始めた事として携帯サイトの「爆釣チャンネル」で質問を受けることになりました。

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様々な声を聞くことは自分にとっても勉強になりますし、何よりも質問をいただいた方から「おかげさまでもっと釣れるようになりました!」というような声をいただいたときは本当に嬉しいものです。

僕自身、土日に釣行するサンデーアングラーですし、釣りをするフィールドもいたって普通。

多くの方々と同条件で釣りをしていることもあり、「それ分かる~。」みたいな共感出来る質問を多くいただきます。

皆さんももし、聞きたいことがありましたら「爆チャン」にガンガン質問して下さい!

今回はこんなところで。では!

※注)PCからアクセスすることはできませんので、携帯電話にて『http://www.bakucho.co.jp/』までアクセスしてください。http://www.bakucho.co.jp/

冬到来・・・

もうすっかり冬ですね~東北は寒いです・・・。今回はハイピッチャーのボトムロールと並ぶ、私の冬の定番をご紹介します!

テキサスリグ!?

冬と言えば楽しいウインタースポーツに美味い鍋、そして汚れのない真っ白な雪。

ん~冬最高!という方も沢山いらっしゃると思いますが、私の中では冬=寒い・・・、雪=雪かき・・・。

寒いのが苦手な私にとっては、この冬の期間だけは東北を脱出して九州にでも住みた~い、と毎年思ってしまいます。

そして、何より冬の悩みの種がバス釣りに行けない!

釣れないわけではないのですが、今はまだ雪が少ないので寒さに耐えれば行けるのですが、まもなく雪がしっかり降り積もると・・・そう!雪で釣り場自体に立ち入れなくなってしまうんですよね~。場所によっては凍りますし・・・。

そんな寒さに凍えながら、冬の貴重な一匹に出会う為に私のお勧め定番はテキサスリグ!

ワームフックにクロー系のソフトベイトをつけて、シンカーはバスが吸い込みやすいように軽めで、バイトが浅いのでフォーミュラーは忘れずに!ってのは勿論冗談。

感の良い方ならもうお解かりだとおもいますが、テキサスリグって言うのはあくまでイメージで、本当の冬のお勧め定番はパワーダンク!!

冬は寒さからショートバイトになりがちですが、そんな時にはやはりフックいっぱいのハードベイト。

そしてバスも寒くてボトム付近のストラクチャーに寄り添いがちになるものです。そこを直撃出来るのがパワーダンクです!

(写真:ちなみに写真の後ろに写ってるのは・・・そう雪です。山形は寒いんです・・・。)
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オートマチックリアクションベイト・パワーダンク!

この時期このパワーダンクの最大の利点は、ただボトムを引いてくるだけでオートマチックにリアクションベイトを演出出来る事です。

ハードベイトをボトムでゴリゴリ引いて来たら根掛かりが怖い?心配ご無用。

パワーダンクの特徴であるあの長いリップと、立ってるの?と思うぐらいの絶妙な水中姿勢で見事に根掛かりを回避してくれます。

(写真:根掛かり回避能力に優れ、スローに巻いてもしっかりとアクションし、低水温期に圧倒的アドバンテージを見せるPOWER DUNK。)
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釣り方は簡単、最初にキャストする前に「これはテキサスリグ、テキサスリグをスローにずる引き、ずる引き・・・」と三回ぐらい心で唱え(まぁ唱えなくても良いのですが)、キャスト後ボトムに到達させ(ここでもパワーダンクの急潜行が威力を発揮し、他のルアーよりも多くプロダクティブゾーンを取ることが出来ます)あとは本当にテキサスリグのようにスローにズル引き、たまに引っかかりを感じたらステイ。これだけです。

キモは引っかかりを感じても、先ずはロッドを大きくあおって外そうとしない事、必ずステイです。

この時水中では、パワーダンクのリップだけがストラクチャーに引っかかってるか刺さっている状態ですので、大きくロッドをあおってしまうとフックまで引っかかってジ・エンド・・・になってしまいます。

大体はステイの後に軽くロッドを動かしてあげると外れるはずです。そして外した後は忘れずにステイ。

バイトはこの時に一番集中します。一度試しに浅いところで、ストラクチャーの中をパワーダンクで通して見ていただければ、このオートマチックリアクションベイトの意味がお解かり頂けると思います。

小さな石からスタンプまで、パワーダンクはそのリップと見事な水中姿勢を活かして、ただ引いて来るだけそれらのストラクチャーを回避し、その度に見事なリアクションを見せてくれます。

より寒さでタフったバスに、ハイピッチャーのボトムロールには出来ない、止めて(サスペンド)食わせる!間を与える事の出来るのがこのパワーダンクです。

丸一日キャストしても、ワンバイトあるかないかの厳しい季節。その貴重なワンバイトをものにするためのパワーダンク!ぜひ試して見て下さい!!

冬の価値ある1匹へ

本格的な冬を迎えなかなか釣りづらくなってしまいましたが、皆さんがよく行くフィールドはいかがですか?

「こんな寒くちゃ釣りどころではない!」という人もたくさんいることでしょう。

理由は違いますが、私も11月から全く釣りに行く時間がとれず爆発寸前です!

そんな欲求を満たすには、やはり釣りに行き、バスを釣るしか解決策は見当たらないのは私だけでしょうか…?

冬は縦ストラクチャー

冬に釣りをする場合に日を選ぶことはとても重要です。西高東低の冬型の気圧配置では風が強くて殆ど釣りにならないことが多いいですね!

まずは穏やかな日を狙うことが大事です。そして冬は釣りの時間も短いので効率的に釣っていくことも大事ですね!

一日の釣りでチャンスはそんなに無い時期ですからね!

利根川の冬を釣る上で外せないスポットは縦のストラクチャーです。

杭のような細いものよりは、こぼれテトラや水門の壁、橋脚などの規模の大きいものほどいいです!

ディープでのリアクションがメインになってくるこの時期はレンジを問わず、効率的に狙って行くことができるハイピッチャーやタイフーンが活躍します。

(写真:冬の利根川は、このような杭より、規模の大きい縦のストラクチャーがキーポイント。)
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タイフーンはテトラ帯のようにバスからの死角が多い場所での使用がとても有効です。

テトラの隙間にいる低活性のバスにしっかりアピールでき、ルアーを追うことを諦めてしまうことが多いこの時期でも、同じリトリーブコースを2度トレースすることでバイトに持ち込めるケースもあり、テトラの隙間から低活性のバスを誘い出せるタイフーンは有効な武器になります。

実際に手に取ると大きすぎるのでは?と疑問を抱く人もいると思いますが、ヘッドからスカートの端までのシルエットは10cmほどなのでけして大袈裟なサイズでもありませんよ!

少し大きい公魚や小さいハスやボラなどと同等にイメージして使ってみるのもいいと思います。

(写真:テトラ帯は、バスからの死角が多いという事を意識して釣ることが重要です。)
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そして、1匹釣れたスポットには複数のバスがいる可能性が高いので食わせのハイピッチャーでワンモアバイト!を狙ってはいかがでしょうか?

その際メタルジグのようにボトムまで沈めたらストロークの大きいリフト&フォールを試してみてください!

フォーリング時に独自形状の(ブレードの後方が広がっていてローリング幅が大きい)ブレード効果で他社のスピナーベイトよりフォールスピードを遅らせることができバイトチャンスを増やす事が可能です。

リフト時は激しく、そしてフリーフォールまるで竹とんぼのようにハイピッチャーが落ちバイトに持ち込めるケースがありますので是非試してみていただきたい!

最後に冬の釣りで一番いい時間帯は午後3時頃から日没までがいいと思います。

ちょっとした水温変化なのか定かではありませんがこの時間帯にボトムにいたバスが中層にサスペンドしてきたりブレイクの上に上がってきたりすることが多いように思います。

バスが動く時間帯はとってもチャンスな時間だと思いますので是非この時間帯に再度集中力を高めて狙ってみてください。

(写真:ハイピッチャーで縦の釣りを展開。フォーリング時にバイトがあるので、集中してアプローチ。上段2枚/上から撮影最下段/サイドからのフォーリング時の姿勢)

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ワカサギ釣り人で溢れる冬の高滝湖

もう冬ですね!一日中防寒が手放せない季節となってしまいました。

ところで今年は秋が短かった気がしませんか?しますよね?

ターンオーバーの高滝湖をO.S.PJIG ZEROONEで攻略

厳しい季節が来る前に釣り貯めしておこうと、ワカサギの釣り人でごった返す高滝湖に行ってきました。

ところが着いて水の色を見ると白っぽい薄茶。2週間前に20℃あった水温も13℃。まさにターン中です。

やはり状況は予想以上に厳しく、全くイイ釣りが出来ない中、上流からのフレッシュな水が絡むエリアのカバーでゼロワンジグが窮地を救ってくれました。

この時は水深1m以下のかなり浅いカバーにゼロワンジグ14g。入れた途端明確なバイトともに上がってきたのはブリブリのナイスキロフィシュでした。

(写真:フレッシュな水&カバーというエリアがキー。厳しい冬での価値ある1本をO.S.PJIG ZEROONEでキャッチ。)
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この時期からカバーを攻める時に私が意識するのは、ずばりスピードの「メリハリ」。

リアクションと喰わせをより明確に使い分けています。

ゼロワンジグ14gに針モチとすり抜けのいいトレーラーをセットしリアクション。

ゼロワンジグ7gと9gには、ポークやボリュームのあるトレーラーをセットしスローに柔らかいアクションで喰わせ。

特にビッグダディーとのコンビはお気に入りで、スローにスイミングしても常にポークが艶めかしく誘ってくれるので、ポカポカした日中などはカバーの表面を付かず離れず誘うのが効果的です。

もちろんこれからの季節はガマンの釣りが続くと思いますが、冬のナイスフィシュは格別です。

メゲずに頑張ってみて下さい!(写真:冬は「メリハリ」をつけたルアー選択。ポークとも絶妙なマッチングのO.S.PJIG ZEROONE)
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そして、初の光大郎DVD「MAGIC TRACE」が発売になったということで、私も早速見てみました。

私の率直な感想は「残念!本当に残念!」!?

光大郎から「今回はスピニングをあえて封印した」と聞かされていたのですが、「あえて封印」というのは、超どメジャーフィールドであっても実際にはスビニングでライトリグを要所要所で使えば、もちろん数は釣れる!

しかし、そこでベイトタックルだからこそ、ライトリグでは出会うことの出来ないビッグサイズをハードルアーを駆使することで、狙って釣れるのだということを映像で証明したい!とのことでした。

よく光大郎がおかっぱり取材だった日に、どうだったか連絡をするのですが「BLITZ最高!ハイシーズンのカスミのおかっぱりはBLITZだけでいいよ!」と毎回のように聞かされます。

そう豪語するほどの釣果を毎回叩き出す神髄が映像になったということです。

いや、正確には、なってしまった。そう「残念!」なんです。ぼくから言えば。

日頃、一緒に釣りに行き、その名の通りの「MAGIC TRACE」で、僕のバックシートから問答無用に釣りまくる術が世にでてしまったのです。

今までは私なりに、そのワザを実際に見ることでコツコツと吸収しては地元のフィールドで試してきた、友達ゆえの?特権がパー。

まあ、私のことはさて置いて、究極に洗練されたといえる間合いとルアーアプローチ、そしてライトリグ以上の繊細さを持った、攻めるルアーコントロールとはどんなものか?必見です。

誌面ではなかなか想像がつかない事も映像ならばマルわかりです。

ここまで言って「見ないで!」とは言えませんが、僕的には本当に惜しい!残念!の一言。いや二言か。

ではでは!

冬の気配

皆さんこんにちは!

水温もついに一桁台を示すようになり、いよいよもって冬に突入といった印象です・・・。

最近特に冬の実釣取材が多い・・・。

チーム戦の楽しさと、思わぬ収穫!

 釣りのほうもかなりシビアな展開を強いられるようになってきました。

そんな中、先日の休日は仲間が集まっての釣り大会を楽しんできました。

チーム戦での勝負で、僕達のチームはW.B.Sで活躍するO.S.Pスタッフの草深さんと、同じくO.S.Pスタッフの麻生さんという組み合わせ。

草深さんと組んでいる時点ですでに「ズルくない?」という声もあったような気もしますが、そうはいっても油断できるほど冬のカスミは甘くはありませんし、他の皆さんもツワモノ揃い、やるからには当然ホンキです。

 結果としては僕が2本、草深さんも明らかにデカいバスを2本ミスしたにも関わらず、お互いにキロオーバーをキャッチすることに成功し、7チームでの勝負ながらも見事優勝させてもらってしまいました!

(写真:2本ながらも2kgを超えるウェイトでウェイイン!トーナメントを満喫させてもらいました。)OLYMPUS DIGITAL CAMERA 

草深さんとは前日までは、まったく別の場所に行く予定を立てていたのですが、当日の風の状況から急遽、草深さんの判断で向かうエリアを大幅に変更。

風を読みながらバスの居場所を追い求めるという、これぞバスフィッシングという展開にはシビレました。

とても良い経験をさせてもらいましたし、正直、バスボート、欲しくなっちゃいましたよ・・・。

ヒットルアーはとあるO.S.Pのプロトだったのですが、最初、僕がこれを使って連続でバスを掛け、草深さんもこれに換えるとすぐにビッグフィッシュをバラし、直後にキロオーバーをキャッチ!

あえて、そのプロトを使っていなかった麻生さんだけにはバイトすらないという状況・・・。

こういったシビアな状況だったからこそ、ルアーの差が釣果として明確に出てしまったようです。

ちなみに僕もそのプロトをロストしてしまってからはノーバイトでしたから。

何にしても釣り勝負は面白い!チーム戦だったことも釣ったりバラしたりで一喜一憂できて盛り上がりました!

またこういったチャンスがあれば是非参加したいと思います。

(写真:まだまだ開発の途中なので公開できませんが、釣果の方は抜群です!)
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DVD『MAGIC TRACE』のプレゼントカラー決定!! 

それと、先日発売となった僕のDVD、「マジックトレース」ですが、おかげさまで入荷次第すぐに完売という嬉しいお話も聞くようになりました。

お買い上げ頂いた方、本当にありがとうございます。これまでどうしても伝えきれなかった、些細なんだけど「釣果に大きな差を生む部分」というのもお伝え出来たと思います。

これまで決して楽ではない、「紙一重が普通」の取材をクリアするための僕にとっては拠り所でもある、これまでコツコツと積み上げてきた経験による「キモ」を映像一発で明かしてしまうというのは、正直、複雑な心境というのも無いわけではないのですが、出し惜しみする余裕など僕にはありませんし、どうせやるからには・・・といったところです。

 ちなみに、以前少しお話したこのDVDでのプレゼント用に塗ってもらったオリジナルカラーのO.S.Pルアーというのがこちら、ボケ~ッとレインボーブリッジを運転中に思い浮かんだ「レインボーブリッツ」!

(写真:ひねりのある?カラー名「レインボーブリッツ」のサンプルを公開!)
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基本に忠実に!

皆さんこんにちは。

今回はこの時期の定番の釣り方をお話します。

今更って思うかもしれませんが・・・??やはり基本は大切です。 

基本の中に答えはあるのです!

グッドサイズを狙うのは巻物系!

最近は朝夕の冷え込みも一段ときつくなり、僕の地元東北では、どんどん釣りづらい状況になっています。

水温も10℃前後でバスの動きは明らかに鈍いようです。

しかし、そんな時だからこそ体力があり元気にルアーに反応するグッドサイズに焦点を合わせるべきです!

数こそは釣れませんが、巻物系にバイトしてくる奴のほとんどがプリプリで餌を食っているバスが多いですね・・・。

厳しい東北の冬を越冬する為?なのでしょうか。

(写真:厳しい状況のなかでもハイピッチャーでナイスフィッシュをキャッチ!!)
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ルアーは何を使うのがベストかと言うと…僕の経験では使う状況が合ってれば深く考える必要は無いですね…要するに、色々試してみましょう!って事です(笑)

実際に写真を撮った日も、使う状況が合っていれば…ブリッツ・ハイピッチャー・ルドラ等の色々なルアーにバイトしてきました。

しかし大切な事があります。それは時間帯。水温が一番上がる昼過ぎがベスト!

しかも、なるべく水温が上がりやすい所を見つけることが大切です。

例えば冷たい風を受けにくいとか、水温が暖まりやすい岩がゴロゴロしてるとか…リップラップなんか最高です。

自分でも信じられないような「スーパーシャロー」にもグッドコンディションなバスが居ましたよ!
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そういったシャローは、やはり日当たりの良いリップラップでした。

こんな場所を探すのもバス釣りの楽しさのひとつじゃないでしょうか??

そんな訳で今年のシーズンも残りわずかとなりましたが、まだまだ元気でやる気があるバスを探して釣りたいと思っています!!

(写真:岸際から沖に向かって全体的にシャローが張り出し、そこは一体がリップラップになっています。)
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千葉県の河川で02BEATが炸裂!!

皆さんこんにちは!

もう11月も下旬となり、木枯らしも吹きかなりの冷え込みです。

中旬の暖かさは一体なんだったのでしょうか?11月らしい肌寒さが身に染みますね・・。

ぶっつけ本番の取材で、02BEATが炸裂

先日、バスワールドの取材で千葉県に行ってきました。

夏に一回訪れたことがあるだけの川だったので、この時期はどうなのかという不安はあったのですが、夕暮れに「02BEAT」が炸裂し、日没前の限られた短い時間だったものの、45アップを頭に40アップ の入れ食いを堪能してしまいました。

ブラスクラッカーによるケタ違いのアピール力だからこその、ハマッた時のちょっとありえないほどの驚異的な釣れ方!!

いくら今年が暖かいとはいえ、いくらなんでも季節的にバズベイトシーズンはもう終わりかけていたにも関わらず、最高のバズベイトゲームを楽しむことが出来ました。

「もしこれで出せたらデカいだろうな・・・。」という思いで「02BEAT」をチョイスしたのですが、思惑をはるかに上回る結果に、このルアーへの信頼がさらに深まる実釣取材となりました。

ちなみに夕方まではそれなりに苦戦はしたものの、得意の「01ジグ」や「ブリッツシリーズ」がグッドサイズをキャッチするのに貢献してくれました。

やはりいつもの頼れるルアー達は裏切りません!

今月末発売のバスワールドにて詳細が記事になっています!!

(写真:木枯らしが吹いて、冷え込みが厳しくなればDUNKシリーズが活躍!!)
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 それと、いよいよ僕の初主演DVD「MAGIC TRACE」(マジックトレース)がもうじき発売となります。

正直なところ、自分が慣れない「しゃべり」をしているところは、恥ずかしくてあまり人様にお見せしたくないという気持ちもあるのですが、タイトルが表すように、「アプローチに徹底的にこだわるからこそ引き出せる釣果がある」ということは実釣での結果でお伝え出来るはずです。

関東メジャーフィールドである小貝川と霞水系においては、その人気の高さからバスは常にハイプレッシャーな状態にあり、一筋縄ではいきません。

そんな中、それでもデカいバスにこだわり、ライトタックルな方向に向かうのではなく、良いサイズのバスを狙えるルアーを使いながらも、様々な気遣いや工夫をすることで口を使わせバスを手にしていく、そういった内容です。

(写真:今月末に遂に発売のマジックトレース!より多くバスをキャッチする為の+αが満載です!)
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僕がよく質問されることの多い、バスが食欲を失ったときの

●『ハイピッチャーのスローロール使い』を映像とイメージ図によって余すことなく、キモを分かりやすくお伝えしていますし、同じくよく聞かれる
●『ブリッツのチョコチョコ使い』も、一目で納得の、アクション映像を交えた解説によって、特に活きる状況や使い方がお分かりいただけると思います。他にもこれからの寒い時期に欠かせない
●『スモラバのマイクロピッチシェイク』や、01ジグによる『確実に人より釣れるカバー撃ち』

さらにオカッパリでの

●『これだけで格段に釣れるようになる釣り歩き方』

など、2時間のボリュームをもってしても多くのヒットシーンをカットしなければ収まりきれなかったという充実の内容に仕上がっています。

ガンガン派手に釣れるけど何処だか分からないようなフィールドだけで撮影を行っても、どの部分が本当に凄いのか分かりにくくなってしまうこともあり、小貝川や霞水系といった、お馴染みの釣り場で撮影をすることで、見てくれた人がより身近に感じ、しかも実際の実釣の中で役立てていただけるようなものになればと思いました。

四国での撮影はメジャーフィールドではありませんが、僕自身その日初めて行った初場所をどういった視点で攻略していくか?といったところが見所です。

こちらもドンピシャのパターンを見つけることが出来ました!

ルアーセレクトやルアーの入れどころ、その誘い方まで全てに理由がある「MAGIC TRACE」是非見て下さい!

アピスから発売となっています。

(写真:シビアな状況でもアプローチに気を使う事でより釣果がアップします!!)
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秋の霞ヶ浦での釣り方をこっそり教えちゃいます!

秋はやっぱり巻物で! 巻物巻物!!

今年の霞ヶ浦では例年になくワカサギが大発生しているようで、流入河川の河口付近やドック周辺で岸釣りのおじさんたちが結構釣っています。

でかいバスたちはそれらを狙って広範囲に回遊しているので、ワームやジグで狙ってもいいのですが、本物がいっぱいいるのでリアクションで食わせないと難しいし、なにせ広大な霞を回遊しているのでスローにやったら日が暮れちゃいますよね。

ですから私はこのような時期はハイピッチャーに頼ることが多くなります、ハイピッチャーはブレードの回転が素晴らしく浅瀬での使用でも、すばやく回転してバス誘います。

色は水が澄んでいればテイスティシャッド、濁っていたらサンフィッシュタイガー、ウエイトは3/8oz、風が強ければ1/2ozのタンデムウイローを使用します。

釣り方はいたって簡単、ワカサギが釣れている付近のストラクチャーにキャストしてただ巻くだけ、下手に沈めないで表層をスピーディーに引いてきます。(くれぐれもエサ釣りのじゃまをしないように)

ワームやジグでは釣れない魚が効率よく釣れますよ。(写真:明治時代に考案されたワカサギ漁の帆引き船。今は霞ヶ浦の風物詩として観光目的で操業。)
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JB霞ヶ浦シリーズの秋の後半2試合は、ハイピッチャーが大活躍してくれました。

ご存知のとおり最終戦ではO.S.Pスタッフの橋本洋一選手がハイピッチャーで見事優勝しました。

5位の千葉選手もやはりハイピッチャーでした。

これから師走のころまでは、思わぬビックフィッシュに出会える時期でもあります、みなさんもハイピッチャーを持って、冬になる前に出かけてみてください。

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JB全日本バスプロ選手権でO.S.Pプロスタッフ納谷宏康が4位入賞!!

11月10日~11日にJB全日本バスプロ選手権が河口湖で行なわれました。

同大会は全国11のプロシリーズから上位入賞することによって出場権を与えられるもので、今年は285名が参加。

当日は秋の冷え込みと減水による厳しいフィールドコンディションの中、プロスタッフの納谷宏康が4位入賞しました。

納谷プロは2005年のこの大会で優勝しており、「今回もバリバリ優勝を狙っていた」とのこと。

これで今期3回目のお立ち台に上がりベテランパワーを見せ付ける結果となりました。来シーズンの活躍に期待です!!

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初バスの思いで・・・。

朝は段々と涼しく、どころか寒くなってきました!

朝はもう防寒着が必要ですね!先日、釣りをやった事の無い友達を釣りに連れて行きました。

スピニングに6ld、ゼロワンジグのガードを極限まで減らしたものでオートフッキングできるようにチューン。

投げたら5秒まって、ゆっくり巻ながら、、、などと解説しながらでしたが、実際に釣らせるのは想像以上に難しかったです。

そしてなんとか2匹釣ってもらうことができました。

釣れた時、友達の満面の笑みを見て、私もこんな頃があったんだなーと、久しぶりにその頃の気分を思い返させてくれました。

ということで、私の初バスから今現在までをちょっとご紹介!

人生が狂った「スゲー!!」という感動

 私の初バスとの対面は中学一年生の冬でした。近くの公園の池で鯉を狙っていると、「メジャー持ってる?」と同い年くらいの男の子が話し掛けてきました。(全く並木さんとは関係ないですが、この子の名前は並木君)

魚が釣れたとのことで、見に行くと、芝生の上に初めて見る40アップのバスが横たわっていました。「スゲー!!」

そこから、人生が大きく狂うことに(笑)

 その後、その池に通い始めたある日、白のチューブワームの中にスプリットショット(初バス釣る前からちょっとマニアック!)を入れたリグをゴロタの中を引いていました。

また引っかかったかなと大きく竿を煽ると、根掛かりが動き始め、無我夢中で取り込んだバスは40ジャストの初バス。

ちょー興奮しまくりで、何故か分からないですがバスをもったままチャリンコで公園を走りまくっていました(バス君ゴメンナサイ)_oz

(写真:バス釣りを始めた頃のヒットルアー!2つで100は釣りました!)
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 その後はチャリンコを駆使し、地図の青色の部分目指し、行けるところは所構わず走りまくりました。

家から20kmもある高滝さえも余裕の射程圏内でしたね(今はさすがに無理ですね~)。

その後高校生になり、ある日、学校で廊下を歩いていると、スクールバッグにどう見てもルアーをキーホルダーとして着けている生徒がいるのを発見。

友達伝いに探りを入れ、友達になると、更に行動範囲が広がり、フローターで野池散策、はたまた電車にクーラーを持ち込み北浦へいったりしました(電車にクーラーはちょっと恥ずかしい思いもありましたが、そんなの関係ネー!?)。

(写真:初バスの池。10年ぶりに行ったら、水たまりになってました。カナシイ。。。)
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 そんな中、W.B.S.のおかっぱり大会へ出ているということで、始発に乗り土浦新港まで通い始め、幸運にも何度か入賞することもできトーナメントにどっぷりハマってしまう訳です。

毎回気合い入りまくりで出場していたおかっぱり大会ですが、新港の一番イイ角に毎回ダッシュで一番乗りし、毎回魚をウェインする男がいました。

ある冬の大会では釣れて一匹、ほとんどノーフィシュという中、僕の目の前で瞬殺リミットメイクをやりのけ、「なんだコイツは!」と目が点に。

そう、その男は光大郎でした。

もちろん釣りバカ同士、話しは弾み、家は遠いながら光大郎が千葉に来たり、僕が茨城に行ったりと朝から晩まで釣りをしてきた訳です(今でもホントに朝から晩までですから、たまに参ります)。

 その後、高校を卒業と同時に船舶免許を取りエレキデビューと高滝のチャプター参戦が始まりました。

ホント最初は全然釣れなく、表彰台を指をくわえて見てるだけでした。

しかし大会に長く出ていると、徐々に話しをする方も増え、時には先輩方にアドバイスを頂いたりと少しずつ成績も上向き始めました。

またその頃仲良くなったショップの店員さんと釣りに行くようになり、お互いにいろいろ情報を共有することで大会の結果も良くなり始めたと同時に、更にバス釣りにのめり込みました。

そして念願のチャプター年間優勝をとることができたわけです。

 こんなバス釣りの軌跡があった訳ですが、今思うと「ただ釣りが上手くなったこと(まだまだですが)」や「大きいバスが釣れたり、たくさんバスが釣れたこと」は僕のバス釣りを支えた一つではありますが、何よりも大きなことは、バス釣りを通して出会うことのできた、友達や先輩、多くの方々の存在です。

笑ったり、バカ言ったり、真剣に釣ったり、時には怒られたり。

何時間でもなんでも話していられる人たち。バス釣りやってなかったら、これらの人たちと会わなかったと思うとゾッとします。

 自分本位になってはいけませんが、僕にこうして沢山のことを授けてくれたバス釣りをもっといろんな人に知って頂けたらと最近良く思います。

今こうして、微力ながらO.S.Pスタッフとして、素晴らしい性能をもったルアーを皆さんに自信をもってご紹介できることは、皆さんの釣りを豊かにできると確信していますし(尋常でないルアーの開発過程を間近で見れているからこそ)、私自身も大変幸せなことであります。

友人知人に限らず、釣り場などで「あれ釣れたよー」「ちょー楽しいね~」と言って頂けた時には、本当に嬉しく新たな楽しみとなっています。

 皆さんもたまには、学校の友達や会社の同僚を誘ってバス釣りに行って見てください!

皆さんのバス釣りの楽しさの幅を必ず広げてくれるはずです。

時には何の偏見もなくルアーを扱う初心者から、意外な必殺テクニックを教えられることもありますしね。

またその方にとって、それっきりのバス釣りだったとしても、バス釣りやバスへ抱いていたイメージも変わるはずです!

「ねえ、バス釣り行かない?」言ってみて下さい。そ

して沢山のO.S.Pルアーを仕込んで連れて行ってみてください(笑)

長文失礼しました!ではまた!