シンクロが活躍した夏の山中湖
皆さんこんにちは、山中湖の川上です。今回は7/6(日)山梨県山中湖で開催されましたNBCチャプター山中湖第3戦で準優勝する事が出来ましたのでレポートします。
NBCチャプター山中湖第3戦で準優勝開催にあたっての山中湖の状況は、前週(6/29)に開催されたJB山中湖(第二戦)の結果からも分かりますが1匹のバスをキャッチする事も困難な程、厳しい状況が続いていました。
(写真:エコジグ04シンクロの1.8gでキッカーをキャッチ!!)
原因はいろいろあると思いますが、近年の個体数の減少に加え、アフター直後である事と、この時期はベイトとなる対象がシャローはオイカワ、ミドルはエビ系、ディープはワカサギとそのベイトを追いバスが湖全体に散ることで、更に難易度を上げている状況でした。
前回のJB山中湖第2戦では、ディープを攻め小型1本しかバスをキャッチ出来きず、シャローも不調だった事から今回はミドルレンジのエビ系のベイトを捕食するバスに的を絞り、試合を展開する事としました。
また、今回の試合の3日前には放流がありました。現在の厳しい(釣れない)山中湖で試合を展開する上では、放流バスがキーとなる事は必至。
しかし放流バスのウエイトは約300gで3本(リミット)揃えても、1キロクラスのネイティブが1発入ればそのウエイトを上回ってしまいます。
その為、今回も放流は捨て、ネイティブ勝負での戦略を立てました。
上記に記載した"ミドルレンジでエビを捕食するバス"をキャッチする為に選択したポイントは地形が岬形状に張り出しており水深3~4mラインにウィードパッチが点在するポイントです。
この様なポイントは水通しも良く、エサとなるエビを多くストックしており、時にはベイトフィッシュの回遊もある事からバスも止まりやすいポイントとなります。
試合ではその様な条件が揃うポイントを、時間やタイミングを見て回って行く事としました。
試合当日 試合当日の天気は晴れで、風も無く釣りづらい状況。
しばらく我慢の時間が続きましたが、試合の中盤頃にはいい感じで風が吹き始めました。
ここで確信のあるポイントに入り魚探で確認すると、ウィードエリアにベイトフィッシュが良い感じで絡んでいます。
狙いは、上記にも記載した様にウィードパッチに付くエビを捕食するバス。
ここでエビを意識し選択するルアーは04シンクロ(エコモデル1.8gのグリーンパンプキンブルーフレーク)に、ストレート系2インチワームをトレーラーにセットし、ポイントに対し距離を取りアプローチします。
着底後、ロッドアクションを加えると早速バイトがあり、フッキングに成功!激しい抵抗の末、ボート際まで寄せ目視で確認すると50㎝近いキッカーです。
慎重にやり取りするもネットイン直前で痛恨のバラシ・・・非常に痛いミスがありました。
しばらく呆然とするもパターンは間違っていないと確信し、同ポイントに再度アプローチ。
すると小型のバスをキャッチする事が出来ました。
続いて場所を変え同じ条件の揃うポイントに入り、同じく04シンクロで攻めます。
すると数投後にバイトがあり、キャッチするもこれも小型のバスです。
2匹での推定ウエイトは600gで優勝を狙うには寂しすぎるウエイトです。
時間も迫り選んだポイントは、最初にBIGバスを逃したポイントです。
ここに再び04シンクロを投入し、ウィードに絡め・・・ほぐし・・・丁寧にアクションを加えます。
するとバイト!!ロッドに伝わる重量感はBIG確定の重さです。
今度はミスに注意しやっとの思いで取り込んだバスは50cm程のキッカーフィッシュでした。
その後、ドライブクローラー4.5インチ(ライトグリパン・ブルー・ペッパー)1/16ozのワッキーリグに変更し、同じポイント攻め小型をキャッチしましたが、残念ながら入れ替えは出来ずウエインとなりました。
狙い通り大型のネイティブが入り2,190gのウエイトまでは作ることが出来ましたが残念ながら1位には届かず準優勝となりました。
厳しい状態が続く山中湖ですが、しっかりとベイトの状況・バスのポジションに合わせベストなルアーを投入出来れば大型のキャッチも可能です。
また今回の様な状況には04シンクロはベストマッチで、ウィード周辺を微振動を発しながら動くエビ、時にはスイミングを入れベイトフィッシュを演出出来る万能なルアーです。
使い方により様々なアプローチが可能な04シンクロは、もはや試合で欠かす事の出来ない1軍ルアーです。
今後もお世話になる事でしょう。では!!
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