印旛沼でのトーナメントNAB21第3戦レポート

こんにちは印旛沼の山添です。6/1(日)に印旛沼にて開催されましたNAB21の3rdSTAGEに参加してきましたので、その模様をレポート致します。

アフター回復系をドライブクローの3インチで丁寧に・・・
直前のプラクティスではアフターの回復している魚を探し、ドライブクロー3インチやドライブクローラー4.5インチ等で3本で4kg程度確認することが出来ましたが、単発でしか獲れないことや、試合当日の天気予報などを考慮し、妄想しつつプラを終えました。

(画像:前週プラで釣れた魚です)

試合当日
この日の天気予報は晴れでしたが、朝は曇るとの事でしたので、ゼロツービート等の巻き物もセットし、いざスタート!

本命エリアは大混雑になることを予想していたものの、意外にも少なかったため「これならば」と急遽プランを変更しポイント到着。

が、到着してみると、回復傾向にあると思っていた水がプラクティスの時よりもさらに悪化・・・おそらく田んぼの水が入った模様。
オマケに曇るはず?が、太陽が眩しいくらいの晴天!!

すぐに移動を決断し、バックアップで用意していたカバーの釣りにシフトすることに。
釣りを開始し暫くすると、水面直下に見えバス発見!しかし自分に気づき即効で消えて行きました・・・
それほど大きな魚では無かったため「ま~いいや」と思い、その場から離れキャストを続けてると、バスを見た付近でボイル?!

少し距離があったのですが、一か八かでボイルがあった付近へ3.5gテキサスのドライブクロー3インチ(グリーンパンプキンペッパー)をロングピチすると、すぐにバイト!

ラッキーな6~700gをキャッチ!!そして、間もなく吹いていた風が止んだため、カバーのシェードを同リグで狙うと、キロ弱がヒット!

ここで本命パターンを試しに移動するも、全く機能してません。(トーナメントになるとそんなもんですね・・・)

暫くウロウロした後、かなり水深の浅いヘビーカバーに5gテキサスのドライブクロー3インチ(グリーンパンプキンペッパー)を入れ、キロオーバーキャッチすることが出来リミットメイク!!

時間も残っていたので入れ替えフィッシュを探したものの、その後はノンキーを釣って終了。
結果は3本2,620gと、全体的に数は思っていたより釣れてましたが、ウエイトが伸びておらず3位に入る事が出来ました。

ドライブクロー3インチのグリーンパンプキンペッパー
今回メインで使用した「ドライブクロー3インチ、グリーンパンプキンペッパーのテキサスリグ」。

ドライブクローと言えば印旛沼では勿論のこと、全国的に見てもフィールドを選ばずに非常に良く釣れているワームですが、極めて完成度が高いが故に、優秀なルアーだというのを通り越して、「手堅い」、「定番」などといったイメージを持たれていると思います。

カラーに関しても、グリーンパンプキンペッパーは各社メーカーによっては若干色身の違いはありますが、必ずといっても過言ではないくらいラインナップに入っている定番カラーです。

自分も正直「とりあえずドラクロ使ってれば・・・」という考えで使用する場面はありますが、今更ながら「ドライブクローってやっぱり凄い!!」と再認識させられます。

ルアー、カラー、リグどれを取ってもあまりにも「普通」で「鉄板」なセッティング。
しかし、ぶっつけ本番で今回のエリアで釣りをしていたら自分は全然釣れていなかったかもしれません。

何故なら、あの日の天候と濁った水質の状況であれば、ドライブクローも3インチではなく4インチ、またはゼロワンジグを選択したと思います。
カラーもブラック・ブルーフレークやジュンバグ、アメザリといった濁った水でもシルエットが出るカラーを間違いなく選択していたと思います。

しかし実際はボリュームのあるルアー、シルエットがはっきり出るカラーを自分が狙っていたバス達は明らかに嫌っている感じがしました。

アプローチの際、比較的軽めなシンカーに3インチのコンパクトでやや平らな形状のドライブクローは「ピチャッ!」という小型のベイトを模した着水音を出すことが出来、グリーンパンプキンペッパー(今回はキラキラした少量のラメ入りも自分的にはNGでした)はキツイ濁りの中ではバスに非常に発見しにくいかと思います。

そこで、逆にこれを利用して着水音で気付かせ、魚に探させることでリアクションバイトを誘発させます。
あくまでも自分のイメージですが、バスにしてみれば着水で「おっ!餌か?」と気付いたものの、濁った水の中ではグリーンパンプキンペッパーのカラーが水に馴染んでいるのと、アシ、ガマといったベジテーションにより死角が多い為に姿が見えない。(見にくい)

しかしドライブクローの爪や脚がフォール中に艶かしく水を動かしているので付近に「何かがいる」を演出します。
そして見切る時間を与えずにリアクションバイトさせるイメージです。

文章では伝わりにくく、長くなってしまいますが、実際は着水から2秒程度の出来事です。

今回のトーナメントはこのイメージでルアー、カラー、リグを選択し使用していたので、自分にとってはこれでなくてはならない唯一無二のルアー(ドライブクロー3インチ)、カラー(グリーンパンプキンペッパー)、リグ(テキサスリグ)でした。

(画像9:6/22(日)に開催されたNBC北千葉チャプター時のものです。成績は5位の方と同重量で受付順負けの6位でしたが、この魚もドラクロフィッシュ達です。右手の大きな方(1,200g弱)はドラクロ4インチで、左手の小さい方×2はドラクロ3インチ、カラーはダークシナモンブルー&ペッパーのテキサスリグでした)

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