春の山中湖
私の通う山中湖では、GWに咲いた桜も散り木々の緑は濃くなり始め、ハイシーズンの到来を感じさせます。
バスも水温の上昇と共に動き出し、良い釣果情報を耳にする様になりました。時にはシャローエリアで活発にベイトを追うバスの姿も目にする様になり、それに合せルアーへの反応も良くなって来ています。
そこで今回は、最近高釣果を得ているベントミノーを使用した春のパターンをレポートします。
山中湖で欠かすことの出来ない「ベントミノー」
ベントミノーが効果的な時期としてはまさにこれからで、ベイトフッシュが浅場に寄る春から、そのベイトフィッシュを活発に追い回す夏頃が最も効果的だと思います。
ポイントとしてはシャローエリア全般となりますが、特に風や流れの当たるエリアはベイトフィッシュが寄せられ、それを狙ったやる気のあるバスが集まってきます。
使い方としては、時期に応じ様々ですが、私の場合はソフトトゥイッチ&ステイを基本とし、必ずステイを入れバイトへの間を与える様にし、バスの反応を見ながらアクションに変化を付けています。
大切な事は、湖状況やバスの反応に応じアクションをアジャストさせる事です。
「高速アクションだけ」や「スローなアクションだけ」等の片寄ったアクションでは高反応を得られる可能性も半減します。(なかなか釣れないと言う方は、是非いろいろなアクションを試して見て下さい。)
アクションを付けると言うとなかなか難しいと思われがちですが、ベントミノーは使い手を選ばず、その独特のボディー形状から艶かしい動きを演出してくれます。
そのため、ルアーの力で十分バイトを得る事が出来ます。(初心者の方にもオススメです)
皆さんもご存知の通り、ベントミノーには今年の4月に新サイズとなる"76F"が加わりました。
(写真:76Fはまさに公魚サイズです。)
これで既存の86F、106Fと3タイプ体制になり、更に様々なシーンにアジャストできる幅が広がりました。
山中湖の場合では、春のメインベイトは公魚で小型である事から、76Fがジャストマッチ。
実際に本物の公魚と並べてもサイズは同じで、見た目のリアルさも加え釣れてしまうのも納得です。
早速今年の春から76Fを使い始めましたが、その効果は非常に高く「釣れるルアー」がまた一つ増えました。
(写真上:76Fで捕獲した50cmUPの2kgOVER。)
(写真下:春の山中湖では76Fが大活躍です。)
春以降になると、ベイトフィッシュはオイカワとなります。
公魚に比べ、ベイトフィッシュのサイズが大きくなる事から86Fや106Fが活躍する様になります。
昨年の初夏もバスがオイカワを活発に追い回すシーンでは86Fが大活躍でした。
冒頭にも記載しましたが、水温も上昇しルアーへの反応も良くなって来ております。
これからは人間にとってもすごし易い季節となりますので、皆さんもフィールドに出かけバス釣りを楽しんで下さい。
是非釣行の際にはベントミノーをお忘れなく、きっといい仕事をしてくれると思います。
(写真:オイカワを追い回す固体を86Fで捕獲)