NBCチャプター山中湖第2第2戦で2位入賞
12年08月03日暑い日が続きますが、皆さん如何お過ごしですか??
今回は先日速報でお知らせがありました、NBCチャプター山中湖第2第2戦の詳細をレポートします。
NBCチャプター山中湖第2第2戦はクランキングでネイティブを・・・
今年は梅雨明けと共に暑いが続き・・・また涼しくなったりと気温差が激しく、梅雨が明けても気候が安定しませんでした。
そんな不安定な季節変化の中で開催されたNBCチャプター山中湖第2第2戦で、ブリッツEX-DRの活躍により、準優勝する事が出来ました!
開催は真夏への季節変化のタイミングであることに加え、大会直前には大雨が降り、急な増水と濁りでタフコンディションは必至な状況でした。
更に、大会当日は3連休の中日で、連休前にバスの放流があった事で、その情報を耳にした一般アングラーで湖上は賑わい、タフコンディションに加え、スーパーハイプレッシャーの中での大会開催となりました。
大会前の情報では、今回の放流バスはサイズが良いらしく、約800g(40cm弱)の個体も混ざり、更に口を使い易い事で多くの選手が放流バス狙いをメインに戦略を立てていたようです。
逆に大型のネイティブバスはレイクコンディションやプレッシャーの為、難易度が高く、厳しい話ばかり耳にする状況でした。
しかし放流バスを釣るには、一般アングラーやトーナメンターで混み合う中釣りをしなければなりません。
私は放流バスを戦略から外し、ハイウエイトを狙いえる大型のネイティブメインの戦略を立てました。
この時期に狙うバスとしてはアフター回復の個体で、4~5mのウィードエリアに身を潜めながらベイトフィッシュを捕食しているバス。
現在の山中湖では一番ウエイトが望めるバスだと思います。
アフター回復バスの有望なポイントとしては、地形変化があり、水通しが良く、良質なウィードが生育している場所です。
この様なエリアには、ベイトフィッシュやバスも多く存在しています。
その条件が整う場所をメインポイントとし、試合を展開する事としました。
大会当日
予想通り多くの選手が放流地点へ向かう中、私は、あらかじめ目をつけておいたポイントへと向かいました。
しかしこの日は朝から南風が強く、風下となるファーストポイントではボートをステイする事も困難な程、湖面は荒れていました。
波風に耐えながら、ドライブクローラー4.5inのネコリグで攻めて行くと、待望のファーストバイト・・・狙いを付けていたネイティブエリアである事から、大型である事を期待しながらフッキングしましたが、上がって来た魚は何と、キーパーギリギリの25cmでした。
風は更に強くなり、風下となるポイントでの釣りを断念し移動する事としました。
実は私が目を付けておいた場所の殆どは風下となるポイントで、この時点でポイントの殆どを失いました。
キーパーギリギリのバスを1本持ちながら、残りの期待が持てる場所を回りましたがバスからの反応は無く、時間も残り2時間となりました。
ここで風向きが変わり、いつもの東風へと変わりました。
このタイミングで、今までバスの反応が無かったライトリグから、強風による濁り(底荒れ)を考慮し、アピールを強める事と、ベイトフィッシュがウィード上の中層に浮いていた為、効率良く狙えるブリッツEX-DRへとシフトし、ウィード上部にコンタクトさせる様に攻めました。
すると1投目で、40cm(1,000g)を超える魚を手にする事が出来ました!
「これはキテる!」と思い、直ぐにキャストを続けると・・・連続バイト!
伝わる手ごたえは、先ほどのバスと同じ様な重さです。
慎重にやり取りし寄せて来ましたが、ジャンプ一発でフックアウト・・・ショックのあまり一瞬頭がグルグルしましたが、気を取り直し攻め続けるも同ポイントではバイトを得る事が出来ませんでした。
残り時間も僅かとなり、ライブウェルの2本のバスを持ちながら、会場近くへと最終のポイント移動となりました。
ここでも、ブリッツEX-DRで攻めます。
魚探でレンジを確認し、ウィードとベイトの濃いエリアを攻めます。
アクションは先程と同じで、ウィードをかすめる程度にコンタクトさせながらキャストを続けると、待望のバイト!
バラシに注意しながら、取り込んだバスは45cm(1,400g)のこれまたナイスなキッカーでした。
(丸飲み状態・・・完全餌だと思ってますね!)
結果は2位で優勝こそ逃しましたが、『持ってる!』ブリッツEX-DRに助けられ、非常にリスキーでしたが楽しい試合でした。
これからは、更に活躍が期待できるシーズンですので、皆さんもお試しあれ。。
(写真:大活躍のブリッツEX-DR。キッカーフィッシュの強烈なファイトでフックが伸びていました・・・汗)
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