2011年、晩秋の山中湖
秋も深まり、冬の到来を感じさせる今日この頃ですが・・・皆さん如何お過ごしでしょうか??
最後の最後でまた助けらた「JIG04シンクロ」
私の通う山中湖では、朝の気温は氷点下ともなり、寒さも厳しくなってきました。
バスの行動も冬へと移行しつつありますが、まだ活発にベイトフッシュを追い回しているためルアーへの反応は良く、まだまだしばらく楽しめそうです。
さて今回は、11/6(日)に山中湖で開催された関東Cブロックチャンピオン大会の模様をレポートしたいと思います。
今回山中湖を舞台に開催される事となった、関東Cブロックチャンピオン大会は、
・河口湖チャプター
・東京チャプター
・奥河口湖チャプター
・神奈川チャプター
・山梨チャプター
・山中湖チャプター
・ヒューマン河口湖チャプター
・山中湖第二チャプター
8つのチャプターの各大会で、アマチュア上位5名、JBプロ上位3名に出場権が与えられる大会で、その為、今回の大会は各地域の大会を勝ち抜いた猛者ばかり80名が集う大会となりました。
そのハイレベルな大会で、またまた04シンクロの活躍により3位入賞をする事が出来ました。
試合を前にしたレイクコンディションは、強烈なターンオーバーが入り、バスの活性は非常に低い状態。
それに加え、選手達のプラクティスによるプレッシャーでネイティブと言われる大型の個体をキャッチする事は、地元ロコでも非常に困難な状況でした。
しかし1週間前に放流が行われ、その魚は比較的口を使い易いことから多くの選手が放流バスメインの戦略を立てていたようです。
しかし放流魚のアベレージは500gほどで、各地の猛者達が集うハイレベルな大会を制するには物足りないウエイトです。
やはり大型のネイティブ(1kgオーバー)を如何にミックスさせるかが、試合のキーになると予想されました。
試合当日は、まずは様子を見る為に放流を取りに行きました。
多くの選手が放流場所となった会場周辺でエレキを降ろし、船団となっている中、私が狙ったポイントはプラであらかじめ目を付けておいた他選手からノーマークとなるエリアです。
そのポイントは、会場(放流場所)から距離がありますが、風により流されたバスが身を寄せる冠水カバーで、その周辺を04シンクロ2.7g(グリパンブルーフレーク)とカバーの中はテキサスリグで攻めます。
当日も狙い通り先行者おらず、開始15分でリミットメイク達成です。
しかし、3本のウエイトは推定1,500gで、魚は釣れ続けるもののこれ以上のウエイトUPは望めないと判断し早々に見切りを付け、ネイティブ戦略にシフトしました。
狙う魚としてはベイトフィッシュ(公魚)の群れに付くバスです。
山中湖は全体的に地形変化に乏しい事から、バスは回遊性が強く、ベイトフィッシュを追い移動します。
しかし、ベイトの群れに地形変化が絡む場所では、比較的バスも止り易く、今回も条件が揃う場所を中心に試合を展開しました。
その場所を、04シンクロ2.7g(グリパンフレーク)で攻めます。
アクションとしては、フォールのみのほぼノーアクションで、プレッシャーを考慮し派手なロッドアクションは避けます。
あまりアクションは付けませんが、04シンクロはその特徴である3段カットのスカートが発生する微振動と着底後や湖流により発生するロングスカートのナチュラルな動きで、十分にバスへアピールしてくれるのでルアーの力で十分にバイトに持ち込んでくれます。
この日も、04シンクロの特徴を利用した戦略で開始早々に1,000gと700gを連続キャッチ!!
ウエイトを2,000g強まで上げる事に成功しました。
しかし、その後バスの反応は止り、各所をランガンするも、やはりプレッシャーのせいかノーバイト・・・。
帰着時間も迫り会場前へと戻りました。
残り時間も15分を切り、半ば諦め気味に魚深を見ていると、小規模な地形変化にいい具合にベイトが絡んでいます。
そこに04シンクロを投入すると着底と同時に明確なバイト、フックキングもバッチリ決まり時間を気にしながら、やっとの思いでキャッチした魚は、本日最大となる1,200gのキッカーでした。
ウェイトは2,900gまで上がり、タフなレイクコンディションから、上位入賞を確信し急いで帰着しましたが結果はチョット悔しい3位でした・・・。
しかし内容的には、戦略が見事にハマッたナイスゲームでした。
今年は山中湖のトーナメントで大活躍の04シンクロでしたが・・・最後の最後でまた助けられました。
来シーズンも引続き、お世話になりそうです。
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