• トップページ
  • STAFF
  • 2015NaritaAirportBasser21で年間優勝のタイトルを獲得した山添氏。今回はA.O.Y.を獲得するに至った最終戦のトーナメントレポートを掲載!!

2015NaritaAirportBasser21で年間優勝のタイトルを獲得した山添氏。今回はA.O.Y.を獲得するに至った最終戦のトーナメントレポートを掲載!!

こんにちは、印旛沼の山添です。印旛沼で開催されておりますトーナメントNaritaAirportBasser21(通称ナブ)http://www.nab-21.comのシーズントーナメントで、A.O.Y(年間1位)を獲得することが出来ました!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

●最終戦トーナメントレポート
最終戦を残し年間暫定3位で迎えた試合当日(10/25)は木枯らしが吹く予報でした。

朝から風が強く、一時は大会中止の案も出てしまう程でしたが、ボートの航行等、安全を厳守しての開催となりました。

スタートの頃には予報通り爆風となってしまい、とりあえず風の影響を受けにくいエリアへ向かいました。

しかし考えることは皆同じで、すぐに付近はボートだらけ。

さらに各選手それぞれ入ったエリアでなんとか魚を絞り出そうとみっちりキャストしているので、その場から全然動きません(苦笑)。

ハイピッチャーマックス、ハイピッチャーをメインに組み立てたかったのですが元々の水の濁りに加え、爆風とボートの往来で水はさらにグチャグチャ・・・

巻く釣りが全く活かせないため、無理して爆風エリアにチャレンジするもキャスタビリティーに優れたハイピッチャーマックスですら弾道が曲がってしまい、狙ったスポットに入らなかったり失速してしまいます・・・何をやっているのか全く分からず、釣りにならない程でした。

そんな状況が暫く続き、ライブウェルは空っぽのまま時間はどんどん経過・・・とにかく釣りが可能なエリアを探しました。

10時を過ぎた頃、ようやく釣りが出来そうなエリアを見つけキャストを開始。

しかしこのエリアはプラクティスでチェックはしていたものの、正直早い段階で切り捨てたエリアです。

勝てる魚が期待出来ないので、ここに到着した時はかなり複雑な心境だったのですが、サイズを問わず、とにかく魚をウエインすることに気持ちを切り替えました。

ルアーはドライブクロー3インチを選択。

lure

とにかく魚からの反応が欲しかったので、迷わずドライブクローを選びました。

すると開始早々に30cmのキーパーサイズに少し足りないノンキーパーをキャッチ!

「やっぱりこのサイズなんだよな・・・」と思いましたが、状況が状況なだけにすぐに魚からの反応があっただけでもまだマシと、この魚をヒントに煮詰めていくことに。

11時頃、ドライブクロー3インチ(ブラックブルーフレーク)のテキサスリグをカバーに入れた後、1m程スイミングさせたところでバイト!!

カツカツのキーパーでしたが、貴重な1本目をキャッチ!

さらに11時半に同サイズ、2本目となるキーパーをキャッチ!

同じドライブクロー3インチ(ブラックブルーフレーク)ですが、この時は4本の逆脚をカットして使用しました。

風で寄せられたゴミの下でバイトをとることが出来たのですが、着水後スムーズに「スッ」とフォールさせたいので、このスポットにキャストする直前に脚をカットしてアプローチした事がバイトに繋がったと感じます。

ドライブクローの逆向きの脚は釣れるパーツのひとつでもあるのですが、ややマット状になったカバーや込み入ったカバーの中を釣る時、またフォールスピードを上げたい時等はカットして使用します。

厳しい状況下である時ほど、ちょっとした一手間で差が出るのでは??と思います。

その後、リミットメイクを目標に必死でキャストを繰り返し、12時過ぎにラストチャンスとなる待望のバイトがありましたが、かなりややこしいスポットでのバイトでフッキングもしっかり決まらずに、カバーから魚が出たところでフックオフ・・・「今のはしょうがないな・・・」と思いながらも、キーパーサイズだったので流石に崩れ落ちました。

既に時間も残っておらず、そのまま魚を追加することが出来ないまま"やってしまった感"いっぱいで帰着となりました。

検量の結果は、2本で890gとなんとも微妙な数字・・・

表彰式が始まり優勝は3kg越えのハイウエイトでしたが、5位1,220gと全体的に非常に厳しい状況でした。

この結果を聞き、タラレバですがお立ち台を逃してしまっただけではなく、さらには負の連鎖でA.O.Yも逃すパターンだと、反省&後悔をしながら年間順位の発表を待ちました。

そして、A.O.Yの発表で自分の名前が呼ばれた瞬間に思わずガッツポーズが出ちゃいましたが、内心「嘘????何故?」といった感じでまるで実感が湧きませんでした。

結果として非常にタフコンディションであった最終戦。自分は2本/890gでしたが幸いにも8位になることが出来、逆転でA.O.Yを獲得することが出来ました!

しかし、自力で獲った感が全く無く、ある意味悪天候に助けられた形です。

すぐに気持ちを切り替えて11月に入ってからは、来年の練習を開始してます。

ただ、大事な今回の最終戦で厳しい状況下の中、短時間で4度のバイト引き出してくれたドライブクローに感謝をすると共に、改めて威力を実感しました!
(今回はブラックブルーフレークの他スカッパノン、スカッパノンブルーフレークをローテーションしました)

O.S.Pルアーで来シーズンも良い結果を出せるよう頑張りたいと思います。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

関連商品