NBC山中湖チャプター第4戦優勝の原動力となったのがドゥルガ73SPとHPシャッドテール3.1″。どういった使い方だったのか!?
こんにちは山中湖の川上です。

今回は9/1(日)山梨県山中湖で開催されたNBC山中湖チャプター第4戦に参加しましたので、その様子をレポートいたします。
結果としては、DURGA 73SP(ゴーストアユ)とHPシャッドテール3.1"(ライトスモークペッパー&レインボーフレーク)で2本のビッグフッシュをキャッチし、3,405gで優勝する事が出来ました。
NBC山中湖チャプター第4戦大会結果今回は仕事の都合で前日プラには入れず、ぶっつけ本番での試合となりました。そのため、前週に湖に出た感じを頼りに、試合を展開する事にしました。
前週の感じでは、湖各所の8m~9mのディープレンジにベイトフィッシュ(ワカサギ)の群れが魚探で確認でき、ディープクランクやライトリグでバスの反応もそれなりに得ていました。
上記より、試合当日は、前週に好感触を受けていたディープレンジより手を付ける事としました。
当日のファーストエリアは水深8m程の地形変化が絡むエリアです。エリアに到着しエレキを下ろすと、真っ先に気になったのが水温です。前週より水温が3℃程低下し23℃台、2週間前のお盆休みからは5℃程低下しています。標高の高い山中湖では朝晩の気温も既に18℃を下回る状況で、週を追うごとに水温も低下しておりました。
試合当日はターンオーバーによる影響か、水質が悪化している印象を受けました。
そんな状況で、まずは前週に好感触を受けていたディープクランクでベイトフィッシュ(以下ベイト)の存在や、バスの魚影を魚探で探りながら確認して行きます。ですが、ベイトの群れの反応は薄く、魚探の映像から感じる様子は前週とは雰囲気が違います。
エリアを広く更に魚探で確認しますが、状況に変化はありません。ライトリグなども投入し、試合開始より1時間程を費やし様子を見ますが全くのノー感じ。ここで前週からの大きな状況変化を察知し、早めにディープエリアに見切りをつける事にしました。
エレキでの小移動で攻めるレンジを大きく変え、水深2m~3mのウィードラインを確認すると、ウィードの上部におびただしいベイトの群れが確認出来ます。
水質もディープレンジよりはるかに良好です。どうやらベイトの群れも良好な水質を求めレンジを変えていたようです。
まずはベイトのサイズに合わせ、DURGA 73SP(ゴーストアユ)を投入します。アクションは、不自然なジャークはバスに警戒されるため避け、やや早めのただ巻きで誘います。
すると1投目から明確なバイト!
一瞬ロッドに重みを感じましたが、直ぐにフックアウト・・・貴重なバイトを逃しました。
バイトは逃したものの、反応があった事はプラスと捉え、続いて同じルアーでの連続アプローチでは余計なプレッシャーが掛かりそうなので、HPシャッドテー3.1"(ライトスモークペッパー&レインボーフレーク)の1/20ジグヘッドリグにローテーションし、アピール力を下げ、スイミングでウィードをかすめる様に誘います。
すると数投で再びバイト!
今度はがっちりフックアップにも成功し慎重なやり取りの上、1,500g弱のビッグフィッシュをキャッチする事が出来ました。
キャッチしたバスがあまりにも良いコンディションだった事もあり、このエリアにはまだまだ可能性を感じる状況。
しかし同じくHPシャッドテール3.1"でひきつづき攻めますが、バスからの反応はありません。先程のファイトでベイトも散ってしまいエリアが荒れてしまった様子。そのためボートポジションを移動し、しばらくエリアを休ませます。
30分程時間を置き、再び先程のエリアに入ると、ベイトのポジションも落ち着き再び多量のベイトがウィードの上部をクルーズしているのが目視で確認出来ます。
少し距離を取り、最初に反応があったDURGA 73SP(ゴーストアユ)を投入すると1投目でバイト!フッキングもバッチリ決まり、ロッドからはビッグフィッシュ確定のトルクが伝わります。
ドラグを出されまくり、ウィードに散々潜られ、ヒヤヒヤしながら慎重にやり取りを行い、浮いて来たバスは余裕の50UP!2,000gにも迫りそうなビッグフィッシュを無事にキャッチする事が出来ました。
その後も残りの時間を使い同パターンで攻めるも反応が得られず2本でのウエインとなりました。しかし2本ながらキャッチしたバスが良型だった事が幸いし3,405gで優勝する事が出来ました。


今回は試合序盤はどうなるかと思いましたが、うまく状況変化にアジャスト出来、DURGA 73SPとHPシャッドテール3.1"に助けられ、自分でも記憶に残るナイスゲームが出来たと思います。
また次回も良い報告が出来る様に頑張ります!
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