チョッパー流!夏にかけてのクランクベイト実践法を伝授!!by杉元雄一
雨の多い今年、夏に向けて効果的なのがクランクベイトシリーズと言うことで、レポートを書いて行こうと思います。
まずは6/22の高梁川STORYを振り返りますと、僕自身3/3以来の三か月ぶりの高梁川釣行。
冬から早春のタイミングまでに三回チャレンジしていて、
春に向かうタイミングからはスポーニングに絡む魚が増える為に釣行を控えていました。
高梁川の狭いトーナメントエリア内のバスの母数は決して多くは無いと思っているので、少なからず自分なりに配慮しています。今回釣行前にはアフターから回復傾向の魚が増えてきていないかな?って読みで、フィールドに向かいましたが、ルアーをローテーションしながらアプローチしていて感じた魚の季節感は、大潮に絡んでいるタイミングと言うこともあり、ポストスポーン真っ只中な印象。
その中でも巻いて釣る為のルアー選択となると、やはり中下流域の濁りもあるエリアでのコンパクトクランクベイトが強くなりますし!
フローティングジャークベイトや、ブレーデッドベイトも有効だと思っています。
ただ今回の様に、シャローフラットに少しずつ生え始めたウィードエリアが悉く不発。見える魚も皆無ですね、鯉やニゴイすら見ませんでした。
表層から中層へのハードルアー&ワイヤーベイトの反応がすこぶる悪い日に当たると、コンパクトクランクベイトを石に当てる、ボトムノックさせるアプローチは特に外せないって昔から感じてます。
濁りのある下流域橋脚周りのハードボトム。エビが沸いて溜まるそんなエリアの中でも、前日からの増水20cm分を考慮し、浅いシャローフラットに差してくる魚、その中でも僅かに流れの当たる石に
TINYBLITZ MR(マットチャートブルーバック)をコンタクトさせる事でバイトを得られました。
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使ったタックルはMアクションのグラスに、5.8ギヤ比のローギヤのリール、ラインはFCスナイパーの14ポンド❗️
TINYBLITZ MRが気持ち良く泳いでくれる巻きスピードを意識しながら、キャストの距離&竿の高さでレンジ感を調整し、石に当てる事に全集中!
ハマってるからと言って連発しないのが今の高梁川ですが、この喰い方は確実にハマってる証ですね。
他の岡山河川では
BLITZ(マットタイガー)でも釣果を得られていて、
この時は下流域の広いハードボトムの中から探していく過程ということで、オリジナルサイズのBLITZを選択しました。
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またリザーバーでは年中通して欠かせないのが
BLITZ EX-DRで,BLITZシリーズのオリジナルサイズで、しっかり潜り、ストラクチャーに当ててもアクションが破綻する事無く、レスポンス良く泳ぐクランクベイト。
先日の湯原ダム釣行では、減水傾向なタイミング。
一つ二つレンジを入れないと喰わせきれないと感じた為にルアーローテーション。
中下流域の岩盤サイドを狙い、BLITZEX-DR(チャートブルーバック)を駆使し、51cm2020gのデカバスを筆頭に三匹のバスが応えてくれました。
個人的にリザーバーでのクランクベイトの選択に、一番使い勝手の良いモデルでかつ、圧倒的に釣果を出しているのがBLITZEX-DRになります。
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またこれから夏が進むにつれて、回復傾向の魚に試して頂きたいルアーが新作の
Duckbill。
この日は減水続きから一変、雨後の増水傾向、そして天気は晴れ。
全域から良さそうなストラクチャーを探しながら、カバー周りや岬、インレットに、
ダックビル(マットチャートブルーバック)をキャストし巻いてくる事でバイトを得られました。
50cmのビッグバスから始まり、ニゴイに、バスに、鯰、ハスも釣れて五目釣り状態...フィッシュイーターが狂ったように反応してくれるダックビルは使ってて面白いルアーですね
「強撹拌の限界点」と言われている通り、明らかに普通のクランクベイトとは違う軌道とアクション。
摩訶不思議で変幻自在、魚を狂わせる力を持っているルアーなので勝負も早くお気に入りです!
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今回はルアーサイズやルアーパワー含めて、コンパクトなモデルのクランクベイトから、新作のボリュームあるパワフルなクランクベイトを紹介しました。
巻く事で状況把握を繰り返しながら、投げるアングラーの創意工夫次第で、ローテーションの幅も広がり、新しい世界を更新し続けてくれるルアーがクランクベイトだと感じていますので、皆様も是非夏に向けて投げ込んでみて下さい!!