PROFILE

折金一樹

関東
(高滝湖、亀山湖、印旛沼)

房総半島のレンタルボートフィールドをホームとし、いまや関東を中心に全国を駆け回る通称「オリキン」。H-1グランプリに参戦し、優勝多数、A.O.Y.2回と驚異的な成績を収める、生粋のトーナメントアングラー。房総半島のレンタルボートフィールドで「オリキンガイドサービス」を営む。

NBCチャプター関東Bブロックチャンピオンシップ。

10月5日、亀山ダムで開催されたNBCチャプター関東Bブロックチャンピオンシップに出場してきました。

数週間変わらない、減水したまま雨なしの状況はバスのポジションや釣り方も限定され、そこにフィッシングプレッシャーが加わり、かなり厳しい展開が予想されました。

そこでプラクティスの段階から、いるバスをどう釣るか。つまり釣り方をいかに出し抜けるか試行錯誤していきました。



その中で今回ハマったのがBLITZ EX-DRのクランキング!

バスの基本レンジが6m前後と例年になく深く、プラクティスの段階ではワームの釣りだとよくてキーパーの600gまで。大概はノンキーパーと言う状況の中、BLITZ EX-DRだとキーパーが混じりながらキロぐらいまでのバスが釣れていました。



そして、迎えた大会当日は雨。

魚も動き気味でバスが固まっていたピンもイマイチ。朝イチ、クランキングで1匹釣れたあとはノンキーのみ。

他の釣り方も試しましたが、競技時間を折り返したところでクランキング一本に勝負を賭けました。

そこから5連チャン! ワンエリアでしたが、釣れるラインやレンジはバラバラ。雨で浮いて動きまわるバスに対し、クランキングだからこそ獲れたと言えるでしょう。



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特に今回は前途の通りレンジが深く、スピニングでPEを使った特殊なクランキングで攻略しました。これはBLITZ EX-DRだからこその釣りです。

まず、フルサイズのディープクランクに引けをとらないキャスタビリティと、潜航能力の高さを持ち合わせていること。

そのうえでPEを使うことで、さらに遠くへ飛び、より深く潜らせることが可能になります。

そこで肝心なのが小ぶりとも言えるボディサイズ。スピニングで扱える巻き抵抗の軽さや、細糸のPE 0.8号でトラブルなく扱えるウエイト設定であるメリットは、この釣りの絶対的な性能と言えます。



そもそもBLITZ EX-DRのサイズ感やアクションの強さはプレッシャーの高い状況で食わせやすく、投げ続けてもスプークさせにくい。

言葉にすると簡単ですが、その釣獲能力は本当に唯一無二。今回はこの能力をさらに深い水深で生かすために、このようなタックルシステムをチョイスした、というわけです。



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そして結果は3270g。優勝には一歩及びませんでしたが、簡単ではない状況の中、楽しい釣りで納得の内容です。



そして今回の結果で東日本決勝大会の権利も獲得しました。決戦の舞台は不慣れなスモールマウスレイクですが、悔いのないようがんばってきます。

【タックルデータ】

ロッド:BL722MHRS

リール:カルディア2506

ライン:PE-performance 0.8号

リーダー:モンスターブレイブ8lb

フック:ピアストレブル6番

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