山添大介 | レポート&プロフィール

これからがまさに旬!!!秋のクランキングゲームを山添大介が徹底レポート

皆さんこんにちは。山添です。まもなく8月も終わり、最高気温35度を超える猛暑が続いた夏も、ようやく暑さが少し和らいできましたね。
今年も印旛沼は最高水温34度オーバーは安定ですが、8月中旬の台風8号が通過した辺りから、連日南西の強風が吹いたり、不安定な天候が続いたこともあり、水温も下がり26〜28度程といったところ。
まだ晴天が続けばすぐに30度オーバーとなってしまいますが、日が落ちるのも早くなって来ましたし、少しずつ秋に向かっているのを感じます。
さて、今月ニューアイテムとして登場したブリッツSSR。皆さんはもうご使用されましたか?
僕自身まだまだ使い込みが甘いのですが、このブリッツSSR。水深1m前後を攻略する為に生まれたクランクとあって、僕のホームレイクの印旛沼のような、マッディシャローレイクには打ってつけのルアーだと思います。


印旛沼というフィールドの特性上、バンクのアシ、ガマ沿いや、杭、矢板といった縦スト等を狙うことが多く、フルキャストでアプローチするというよりは、サイドキャスト等による、飛距離よりも着水音を抑え精度を意識したアプローチになる事が多くなりますが、ブリッツよりもやや軽量かつ小ぶりなボディにも関わらず、キャストはブリッツ同様とてもやりやすいと感じます。

僕の主な使用方法は、ショートキャストによるアプローチなので、最大1.3m程度潜るブリッツSSRですが、ルアーの潜行深度も1m以浅になります。
ボートポジションで1.3m前後、アシ、ガマの際の水深が70cm前後というのが印旛沼によくあるシチュエーションなのですが、その中層を引くのにブリッツSSRは最適。

もしも、そのレンジをよりスローに引きたかったり、一段下をトレースしたければ、ブリッツに変えればサイズ感も変えずに解決出来てしまいます。
また、ワイドピッチアクションによる巻き感も心地良く、ワイドスクエアリップによる根掛かり回避性能も高いです。少々コツがありますが、枯れたアシ等、フックが拾いやすい植物系カバーでの回避性能も高いと感じてます。
更にタイニーブリッツやブリッツマックスとのローテーションを含めたら、クランクベイトはブリッツシリーズで完全網羅出来てしまいますね。笑

また、ヒシモ群生エリアでの早春や晩秋といった、ヒシモが育つ前や枯れた後のタイミングでもブリッツSSRは活躍してくれると思います。
ヒシモ群生エリアは、水深は浅くてボトムマテリアルも柔らかく、普通のシャロークランクでは、すぐにゴミを拾ってしまいルアーが泳がなくなってしまうのですが、ブリッツSSRであればボトムのゴミは拾わず、魚だけ拾ってくれそうなので、僕にとって今後の楽しみのひとつです。
もちろん、発売から15年以上も経過しているブリッツブリッツMRといったブリッツシリーズの実績は印旛沼でも言わずもがな。

現在もそのポテンシャルは衰える事なく活躍してくれます。

これからどんどん巻物が楽しくなるシーズンですので、ブリッツシリーズを是非ともご活用して頂けたらと思います。

プロスタッフ山添大介が印旛沼を巻物&カバー撃ちで攻略!

 皆さんこんにちは。山添です。

9月の台風やゲリラ豪雨による増減水で、水質が一気に変わったと同時に、10月を目前に水温もグッと下がって秋の気配が色濃くなってきました。

印旛沼では、水温低下に伴い魚が広範囲に散り始めてきたということもあり、テンポよく探れる巻物を中心に、アベレージサイズの数釣りが楽しめる状況となってます。

巻物では、特にブリッツやブリッツMAX、ブリッツMRといったブリッツシリーズの他、HPFクランクへの反応が良好です。




狙う水深等で、ブリッツシリーズを使い分けて頂ければ、タダ巻きで反応を得られますので初心者の方にもお勧め出来るルアーです。

HPFクランクはタダ巻きの他、少し潜らせて連続トゥイッチさせるのも効果的。


移動距離を抑えながらフラットボディがフラッシングしアピール力が抜群。カバー際等で試して頂きたいテクニックのひとつです。

また、マズメやローライトではバズ02ビートも効果的です。

一方、晴天無風時や、日中といったタイミングでは、ドライブクロー、ドライブビーバーによるカバー撃ちが有効となります。




寒暖差が激しい季節ですが、比較的魚は釣りやすい季節です。是非ともO.S.Pルアーで秋を満喫して頂けたらと思います。

ドライブクローラー×スクラム!最強カバーネコリグセッティングでタフな印旛沼を攻略!

皆さんこんにちは。山添です。

今年の印旛沼は、例年以上に釣れない状態が続いてますが、皆さんのホームフィールドはいかがでしょうか?

悪天候による釣果の低迷もあるのかもしれませんが、とにかく今年は厳しいという言葉に尽きます。

春に開催されたトーナメントでは、3本のリミットメイクどころか、2本釣る事すら難しく、なかにはお立ち台の上位5名に満たないウェイン率のトーナメントもあった程…。

1本どころか、1バイトが貴重な状況にありました。

しかし、5月に入りGWも大荒れの天候続きでしたが、季節も進行し現在のバスの状態はポスト〜アフターの個体が増えてきました。
その為、田んぼの影響で水質は悪くフィールドの状況は決して良いとはいえないコンディションですが、やり方次第では徐々に口を使ってくれるようになってきました。







とはいえ、バスはお疲れモード。早い動きの物には反応が鈍い為スローな釣りが主体となります。なかでも最近は、もっぱらドライブクローラーのカバーネコに頼りっぱなしです。



艶めかしいクネリアクション、かつセミリングボディによる水押しも兼ね揃えているので、マッディレイクでもしっかりとアピールし威力を発揮してくれます。

ドライブクローラーは、ストレートワームの中ではややボリュームのあるボディなので、重めのネイルシンカーも刺しやすく、かつシルエットも損ねません。

ドライブクローラーは様々なリグに高次元で対応し、カバーネコにも最適なワームといえます。

そして、ドライブクローラーとO.S.P初のフック、SCRUM(スクラム)の組み合わせで、よりカバーネコがストレスフリーになりました。



真っ直ぐ綺麗にセットしやすく、濃いカバーからネコリグを出し入れしてもズレにくいので、カバー撃ちで意外と重要となるリズムが乱れない事がとても快適です。

また、ワームが横倒れしにくく、真っ直ぐにセットされた状態がキープされる事により、フックの刺さり所も抜群です。







小型の魚も容赦なく掛かります。笑

フックの強度は勿論、フックポイントも非常に丈夫で耐久性も抜群ですので、是非一度お試し頂けたらと思います。

ドライブシャッドを駆使したサマーパターンをご紹介!!

皆さんこんにちは、山添です。

9月に突入し、8月の酷暑から解放されるのかと思いきや、まだまだ残暑が続いてしまいそうですね。
釣りの方もこの先暫くの間は、サマーパターンが中心になりそうです。

夏に効果的なルアーは色々ありますが、僕がこの季節に多用するルアーの中にドライブシャッドがあります。



今年の7月は、長雨の影響で気温、水温の上昇が抑えられていたこともあり、夏というよりも秋に近いような雰囲気でした。その為、例年と比べ様々なエリア、釣り方が機能していたように思います。

しかし、8月の梅雨明け後は、気温、水温も上昇し、一気にサマーパターンへと突入。
ようやく夏らしいフィールドコンディションになりました。
同時にドライブシャッドへの反応も日に日に良くなり、今年も楽しませてもらってます。

使い方としては、主にノーシンカーリグ。



もちろん、季節や状況によっては少しウエイトを入れたり、ライトテキサスリグやJIG06スリッパー、ウィードライダーといったスイムジグと合わせて使用する事もありますが、僕がこの時期にドライブシャッドで狙うレンジは、主に表層付近である為、ノーシンカーリグの出番が多くなります。

使い方は水面をバジングで引いたり、水面直下を引いてくるのですが、ドライブシャッドは各サイズ共に適度なウエイトがあるので、それぞれアキュラシー性が抜群に高く、スキッピングも非常に行いやすいです。

アクションは、ハイピッチのウォブル&ロールアクション。スローリトリーブでもクネクネとテールがしっかりと動いてくれます。

また、各サイズに言える事ですが、唯一無二のフォールアクションを兼ね備えているので、杭やマンメイドストラクチャーといった、縦ストラクチャーへフォールさせて誘う事も可能です。

チェイスして来た魚や、喰い損ねた魚等、あと一歩のところでバイトに持ち込めなかった魚に対し、ドライブシャッドのドライブフォールアクションは非常に効果的です。

多くのシャッドテールワームは、フォールさせると一気に生命感を失ってしまい、真っ逆さまに落ちていってしまったり、クルクルと回りながら落ちてしまいます。

その為、ルアーに反応こそしてはいるものの、バイトするまでに至らない魚を目で追いかけながら、泣く泣くルアーをピックアップした経験は皆さんもあるのではないでしょうか?

しかし、ドライブシャッドは諦めてピックアップする前に、もう一手仕掛ける事が出来るのです。
リトリーブをしている手を止めて、ラインテンションを抜くだけで、斜め前方へクネクネとフォールしてくれバイトを誘発してくれるのです。

状況への対応が瞬時に可能です。





カラーに関しては、O.S.Pルアー全体に言えることですが、ドライブシャッドもカラーバリエーションが非常に豊富ですので、皆さんが釣りをされるフィールドのベイトに合わせるのも良し、水色や天候を想定して馴染むカラーや、逆に際立たせるカラーを選ぶのも良しです。

やはり、自分が信じてキャスト出来るカラーがベストだと思いますので、お好みのカラーセレクトでお楽しみ下さい。

個人的には、視認性の良いカラーを選ぶ事が多く、シルエットがしっかりと出る黒や赤系、そして派手目なチャート系が好きですが、ナチュラルなカラーでありながら、視認性の良いT.N.スモークレディも好きで出番の多いカラーです。

まだ使ったことがないという方々は、是非ドライブシャッドを試してみて下さい!!







印旛沼カバー攻略の切り札!!ドライブショット4.5″のバックスライド攻略をご紹介!

皆さんこんにちは、山添です。

今回はニューアイテムのドライブショット4.5"を紹介させて頂きたいと思います。



ホームレイクの印旛沼ですが、例年だと7月にもなれば水温上昇により水質が悪化してくる季節ですが、今年は梅雨の大雨の影響で水の入れ替わりが激しく、水質はクリアアップ気味となってます。

同時に例年と比べ水温も低く、魚の活性もローライト続きとはいえイマイチ。まるでアフターの状態をずっと引きずっているかのような状況…。

しかし、梅雨といえば、手長エビが産卵の為シャローに接岸してくるタイミング。
実際、この時期はシャローで釣ったバスの口から、手長エビの手や髭が出ている状態を目にすることが多いかと思います。

魚のコンディションと捕食しているベイトの関係上、1年の中でもノーシンカーリグが特に有効になってくるのがこの時期ではないでしょうか。
なかでも、よりカバーの中へルアーを送り込めるバックスライド系がとても有効となる為、使用頻度も必然的に高くなります。

もちろん、ウエイトの付いたルアーでも、決して釣れないことはありませんが、バスの活性が悪いと、バイトする際の吸い込む力も弱い為、ショートバイトで終わってしまったり、すっぽ抜けてしまうといったミスが増えることもあります。

結果的にスローにフォールし、弱いバイトに対しても、吸い込みの良いノーシンカーリグに軍配が上がってしまうことが多いと感じることもしばしば。

そこで、ニューアイテムのドライブショット4.5"をフロロ16lbといった太いラインを使用して、アシやガマの際だけでなく、矢板の中やガマの奥といった入り組んだ濃いカバーの中に打ち込んでいきます。
縦扁平ボディになっている為、ロッドからルアーの間のラインにガマ等が触れてしまっても、失速して垂直フォールになってしまうことが少なく、バックスライドしながら、より奥の隙間に入り込んでいきます。





また、自重が10g程あるので、ノーシンカーでもキャストが非常にしやすく、ゆらゆらとロールしながらスライドフォールする為、着底までの間もノー感じになりにくいのもメリット。
険しいスポットからのピックアップも、スムーズに行えることで、結果的に手数も増えて効率アップにも繋がります。

基本的に自分からまっすぐ遠ざかるような形で、バックスライドしていくことが理想で、ロングキャストでのアプローチであったり、余程の土茶濁りでもない限りは、着水から数秒間はルアーを目で追うことが可能かと思いますので、ルアーが水に溶け込んでいくまでの軌道を目で確認しながら、狙うスポットに送り込んでいくと良いと思います。

仮に軌道が少しズレてしまい、狙うスポットに入らない場合には、ピックアップしてしまう前に、ロッドティップをチョンと軽く煽って再度ラインテンションを抜いて送り込んであげることで軌道修正も可能です。

バンクにあるカバーを狙うだけでなく、杭等の縦ストを狙うのも効果的で、スライド幅と角度を考慮しながら、着水点を変えてレンジを刻んで探るのも効果的ですので、試してみて下さい。

タックルについては、現在7ftクラスのMH〜Hのロッドに、フロロ16lb、オフセットフック4/0を使用してます。



もうすぐ梅雨明けとなりますが、まだまだ長く楽しめる釣りですので、皆さんも是非ドライブショット4.5"を使ってみて下さい!





春のスーパーシャローフィールドで使い分けるスピナベ講座!

皆さんこんにちは、山添です。

コロナウイルスの影響で外出できない状況が続いていますが、今を耐えれば釣りに行ける日が必ずやってくると思いますので皆さん力を合わせましょう。レポートですが、春に効果的なルアーの中で、真っ先に思いつくスピナーベイトについてお話させていただきます。
そう、ハイピッチャーハイピッチャーMAXです!

スピナーベイトというと、キラキラしたブレードがクルクル高回転し、波動とフラッシングで水中で強くアピールしてくれますし、スカートによるボリュームも相まって、ルアーの中でもアピール力がとても強いルアーという位置付けになると思います。
従って、バスの活性が高くエサを探しているような状況では、このアピール力の高いスピナーベイトは、魚を惹きつける力に長けており、喰い気のある魚に非常に効果的です。
では逆に、低活性の時はどうかというと、これがどういうわけか、動きの鈍くなってしまった低活性なバスにも口を使わせる事が出来るルアーでもあります。

止めて誘う事が出来ないルアーですが、波動やフラッシングによるハイアピールで魚を惹きつけたり、時にはナチュラルなベイトフィッシュを演出したり、またある時はリアクションバイトを誘発したりと、スピナーベイトだからこそバイトを引き出せてると感じる事も多く、本当スピナーベイトって不思議な力を持ってますよね!
もちろん、ルアーのウエイト、カラー、サイズ、ブレード形状や、使用する際のリーリングのスピード、トレースコースやレンジ等、その都度状況に合わせた対応は必要となりますが、それだけ様々な状況下でも使えるルアーの証ではないでしょうか?

春は、春一番を代表とした爆風が吹きますが、その後も暫くの間、非常に強い風が吹くことが多々あります。南西の風は水温上昇等に一役買ってはくれるものの、吹き過ぎてしまうと底荒れしてしまい全域に強い濁りが発生します。

また、産卵前のデカい魚にはボリュームのあるアピールの強いルアーが効果的である等の理由から、ハイピッチャーMAXの出番が必然的に増えます。

僕のホームは印旛沼というマッディシャローレイクであることから、狙う水深は極めて浅く、実際にルアーを投げている水深は大体30cmから1mちょっとまで。
その為、使用するウエイトは主に3/8と1/2ozが中心となります。
主に狙うポイントはパラパラとしたガマ。俗にいうパラアシ(ガマですが…)です。

水深だけを考えると、3/8ozと1/2ozのどちらか片方だけでも攻略することは可能ですが、これらを使い分ける事によって、よりスピナーベイトでキャッチ出来る魚を増やせると思ってます。
例えば、3/8ozで狙うレンジを1/2ozで狙う場合、リトリーブスピードを上げてレンジを合わせることになりますが、それではバイトが出ないなんてことがザラにあります。従って、その日その時の芯を捉えようとするのであれば、細かいローテーションはやはり欠かせません。
また、ローテーションのひとつとして、ワームのトレーラーを使用するのもひとつの手段です。
トレーラーを付けるメリットとしては、トレーラーにするワームのウエイトがそのまま加算されるのでルアー全体の総重量が増し、キャストの際の飛距離や精度が増すことや、リトリーブ時の引き抵抗が増すことにより、レンジコントロールがしやすくなります。印旛沼の場合では、浅い所をよりスローにトレースしたい時等に出番があります。

最近では、ドライブシャッド4”等をセットした、いわゆるボリュームベイトが流行ですが、他にもアクショントレーラーをはじめ、ドライブスティック3.5”、4.5”、HPシャッドテール3.6”、4.2”等、スピナーベイトに相性の良いワームがO.S.Pには多数ありますので、様々なバリエーションを楽しんで頂けるのではないでしょうか⁉︎



是非ともお試し下さい‼︎

スローなバスに効果的なO.S.Pジグシリーズの使い分けとは!?

皆さんこんにちは、山添です。



暖冬の影響で、フィールドの水温は最低水温まで落ちることもなく、このまま春本番になってしまいそうですね。

例年通りではない高めな気温、水温ですが、深夜にもなれば、氷点下まで冷え込むことも多く、寒暖の差は大きい季節。

この冬の水の色は例年と比べて、透明感のある冬らしい水というよりは、晩秋を引きずっているかのような濁りのある状態でした。その為、高めな水温との相乗効果で、パッと見た感じでは、クランクベイト等を普通に巻いたら釣れてしまいそうにも思えてしまいますが、そんなに楽が出来る季節ではありません。

魚の動きはとてもスローです。

フィーディング等で、口を使ってくれるタイミングは勿論あるのですが、非常に短時間であったり、食い気のある魚であっても、追う距離は短く動きも鈍かったりと非常にシビアです。

そんな状況下で有効なルアーのひとつにラバージグがあります。

ラバージグといっても、O.S.Pには04シンクロといったスモラバから01ストロングといったボリューム満点のフルサイズのジグまで、様々なタイプのジグがラインナップされておりますが、なかでも冬に出番の多いのが、コンパクトな一口サイズで、適度なボリュームがあり、スローに誘う事が可能な04シンクロ2.4g~3.5gと05タッガーは主に3.3g~5gを使いますが、幅広く使える4gがオススメです。共にベイトタックルで扱います。





共にスモラバというカテゴリーに含まれるタイプではあるものの、ヘッド形状やスカート、フック等を比べてみてもまるで別物。しかし、それぞれ異なった特性を持ちながらも、あらゆる状況で使用可能な点では共通している部分といえます。

中層での一点シェイクから、ボトムのズル引きまで幅広くこなしてくれますので是非ともお試しください。

そして、まとまった雨や、強風でのキツい濁りには、やはり存在感のあるゼロワンジグ7g~9gの出番です。春を意識した大型の魚が動くタイミングでもありますので、1発が期待出来ると思いますよ。



基本的にジグは、ワーム等をトレーラーにして使用するコンビネーションルアーですので、トレーラーにするワームのタイプを変えることにより、線の釣りから点の釣りまで手軽に切り替えが可能な点では、他のルアーには無いメリットと言えるのではないでしょうか。



皆様もお気に入りの組み合わせを見つけて、価値のある1尾を狙ってみてください!

秋の印旛沼を巻きで攻略!!釣れるスイミングとは!?

皆さんこんにちは山添です。

台風15号、そして今回の台風19号で甚大な被害に遭われた皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。

一日も早いご復興を心よりお祈り申し上げます。


10月に入り、日に日に気温、水温も下がり、すっかり秋らしくなってきました。

秋といえば、横の動きに反応が良くなる季節ということで、ブリッツシリーズが好調です。

前回のレポートもブリッツでしたが、秋も楽しめます。


夏も釣れていましたが、引き続きブリッツシリーズはオススメですよ!



それともう1つ、横の動きで効果的なのが、テキサスリグのスイミングです。

カバー撃ちの際、ここぞというスポットにテキサスリグを入れ、フォール中の落ちパクバイトしてくる魚がこれまでは多かったのですが、気温や水温が少しずつ下がるにつれ、季節の進行と共にフォールだけでは反応しない事も増えてきました。

秋は確かに横の動きに反応が良くなる季節ではありますが、魚のコンディションは1日の中でも刻一刻と変化するのは当然のこと。

ハードルアーでは反応させられない魚も多いのが現実です。

そこで効果的なのが、バサロパドルによる強い水押しでアピールするドライブビーバーのスイミングです。


スイミングといっても、リールを巻いてリグを泳がすのではなく、フリーフォールでボトムまで落としてから、ロッドを縦に捌いてスイミングさせ、ボトムの底を切って泳がせたり、中層を泳がせたりする他、カーブフォールもスイミングの位置付けとして活用しています。

自分はスタンダードなバレットタイプのシンカーを使用する事が多いのですが、今やシンカーの形状も様々ありますので、お好みで使い分けて頂ければ良いかと思います。

泳ぎの姿勢が安定しているのは、リーダーレスダウンショットのタイプです。

バイトは、ラインが横に走ったり、魚がルアーを食い上げて、ラインのテンションが無くなったりと様々ですが、ドライブビーバーを使用すると、ギュンギュンアクションにより魚に補食スイッチが入るようで、ドライブビーバーを咥えてボート際まで一気に走ってくることもあります。

その為、油断しているとフッキングミスが起きてしまうこともありますので、ラインの弛みをすぐに巻き取る事が出来るハイギアのリールを使用したり、長めのロッドを使用してフッキングのストロークを確保したり、視認性の良いラインを巻くことでミスを軽減出来ますよ。


非常に楽しい釣りですので、是非ともお試し下さい!

夏から秋にかけての印旛沼はブリッツ&ブリッツMRを巻くべし!!

皆さんこんにちは。山添です。



8月に入ってからは連日猛暑が続き、ホームである印旛沼の水温は日中にもなれば、気温は35℃前後まで上昇。それと同時に日中は水温も最高34℃を超えてぬるま湯状態となってます。

しかし、今年は長い梅雨で水が頻繁に入れ替わってくれた影響なのでしょうか、印旛沼は8月に入っても今のところアオコもほとんど出ておらず、水質は例年以上に良いのが救いです。

7月は日照不足と低温に加えて、田んぼの農薬散布等の影響もあり、これまではどちらかと言えば閉鎖的なスポットで、スローな釣りでの釣果が目立ちましたが、ようやくその影響も落ち着き、気温、水温の上昇後にも魚が慣れてきたのか、巻きの釣りでヤル気のある魚から反応が出るようになってきました。

中でもブリッツ、ブリッツMRは、アベレージサイズが25センチ前後であるこの時期に、良いサイズが釣れるスペシャルなルアーだと思います。







狙うポイントは、アシ、ガマの外側からフラット、更に沖のブレイクとそれに絡む杭等の他、橋脚、護岸沿い、パラアシの中等々ブリッツを通せるところ全てです。朝、夕、曇天等のローライトコンディションや、風の吹いたタイミングはもちろん、魚がアクティブな状態でない場合でも、ストラクチャーの際をタイトに通したり、コンタクトさせることにより、ワーム等のスローな動きには無反応だった魚がリアクションで反応することもあります。

そのようなアプローチの際でも、ブリッツ、ブリッツMR共に言えることですが、ハニカムスーパーHPボディによるハイフロートなボディと、HPスラッシュビルによりスナッグレス性能が極めて高い為、カバーもガンガン攻めることが出来るので、貴重なチャンスをモノに出来る可能性が必然的に向上します。

但し、使用するラインは太めをお薦めします。太くしてもブリッツなら泳ぎに影響もありませんし、仮に根掛かってしまっても、回収率はUPします。細いラインで引っ掛けないようにビクビクしながらのアプローチでは、釣れる魚も釣れなくなってしまいますからね。僕がブリッツに使うのは、フロロカーボンライン14lb、ナイロンラインなら16lbか20lbです。



これからだんだんと秋に向かうにつれ、更に有効になっていきますので、皆様の通われるフィールドでブリッツによるクランキングを楽しんで頂ければと思います。

印旛沼のタフコンディション攻略にはドライブクロー3”&ドライブビーバー3”が必須!

こんにちは山添大介です。



昨年は異例の6月中に梅雨明けしていたこともあり、今年はずいぶんと梅雨が長い印象でした。

今年の梅雨は、中休み的な晴れ間がほとんど無く、記録的な日照不足と低温が続いてました。
更に、今年は週末に強風が吹いてしまうといった、悪天候が重なるサイクルにより、トーナメントも相次いで延期や時間短縮等の措置がとられてました。

ただでさえ釣りのしにくい天候に加え、低温による影響で7月でも水温は、5月中旬頃と同じ22~23℃程。

昨年の同時期は水温がMAX33℃あり、湖面はアオコで覆い尽くされ、パッと見はゴルフ場のようでしたが、今年は水温が25℃を越すことが少ないだけでなく雨量も多いため、アオコはうっすら出てもすぐに消えている状態。

それであれば水質は良いかというと、決してそうでもなく、印旛沼の周囲を囲う田んぼの影響だけとは決めつけることが出来ませんが、水質は濁りもあってどんよりとした感じです。

結果的になにが言いたいかというと…。

1年を通して1番楽しめるはずの6、7月ですが、恐ろしく釣れていない状況が続いてます。

直近の参加人数40名以上のトーナメントでは、30センチクラスが1匹釣れれば、お立ち台が見えてしまうほどタフコンディションでした。

そんな中、僕自身も特別良い釣りが出来ているわけではありませんが、なんだかんだで魚を釣っているのが圧倒的にドライブクローのテキサスリグが多いです。





春先はドライブクロー4"が活躍してましたが、現在はタフコンディションであるということだけではなく、この時期はエビ等の小さな甲殻類がメインベイトとなっているので、ドライブクロー3"を多用してます。

しかし、今年は低水温の影響か、通常であれば護岸や矢板等の、表層付近に張り付いたエビを肉眼でも確認出来るのですが、今年は今のところさっぱり見ることが出来ません。

従って、5~60センチ程度のシャローカバーを狙う際にも、エサが少ないであろう表層~中層よりもボトム付近でのバイトが多いので、ドライブクローのシルエットと、フォール後の余韻による倒れこみアクションの自発的な動きに効果があると感じます。

カバーの釣りは刻んで撃つことが多く、1投に費やす時間もごく僅かな為、どうしてもフォール主体のアップテンポになってしまいがちですが、バイトが遠いと感じた時、ピックアップする前に着底後の倒れこむ間を作ってあげてみてください。

また、ドライブクロー3"で反応が無いときに、是非試して頂きたいのがドライブビーバーの3"です。



サイズ的にみても、様々なリグに対応してくれるワームであることには間違いありませんが、同ウエイトのテキサスリグを使用した場合、フォールスピードはドライブビーバーの方が速く、バサロパドルによる、静と動のメリハリのある動きと水押しによって、魚の補食スイッチが入りバイトして来る事が多いように感じます。

他にも、シンカーの僅かなウエイトの違いで反応が変わることもあるので、状況によって変更して頂ければと思います。

3"という小振りなサイズですが、バイトを誘発する力はかなりのものですので、是非ともお試し下さい。

今時期の印旛沼攻略でドライブクローでなくてはならない理由。

皆様こんにちは、山添です。

4月に入り新年度を迎え、新しい元号「令和」も発表されましたね。

しかし、ここに来て連日寒い日が多く、まるで3月中旬頃に戻ってしまったような感じがします。

フィールドも花冷えの状態。

3月下旬には、水温が18℃近くまで上昇したものの、その週末には気温は氷点下まで下がり、水温も10℃台まで落ち込む等、非常に不安定でした。

ここ最近は週末にかけて冷たい雨が降り、気温、水温が下降していくサイクルが続いてしまい、特にサンデーアングラーの方々は、寒さに耐えながら釣りをされていたのではないでしょうか。

私自身もサンデーアングラーの1人ですが、決して釣れているとは言い難い状況のなかで、とあるルアーにより数少ないバイトを獲ることが出来てます。

そのルアーがドライブクローです。





今年は(も?)本当にドライブクローに助けられていることが多く、先日のNAB-21シーズントーナメント初戦で優勝出来たのも、このドライブクロー無しでは考えられません。

今の印旛沼では4インチがベストサイズ。

このドライブクロー4"のテキサスリグをパラアシや矢板等のカバーに入れていくだけなのですが、これがまたほんの僅かなことで、釣果に差が出てしまうこともあり、非常に奥の深い釣りでもあります。

アシやガマといったベジテーションカバーを狙う際でも、手前なのか奥なのか、レンジは上なのか下なのか、縦の動きなのか横の動きなのか等々、釣りをしながらも常に考える事は無数にあります。

この時期はまだ枯れたアシやガマがパラアシエリアの中で浮いて薄いマット状を形成していることが多く、勿論そういった場所は魚が潜む絶好のスポット。そのようなスポットをストレスなく攻めるには、ある程度シンカーのウエイトは必要となりますが、ウエイトを重くし過ぎてしまうとフォールスピードが速くなってしまい、急な水温低下等で動きが鈍くなってしまった状況では、せっかくルアーに気付き反応したものの、喰い損ねてしまったりショートバイトになってしまい、貴重なバイトをミスしてしまう原因にもなりかねません。

実際、ルアーを追いきれずに喰いそこねてしまうバスを見たという話もちらほら耳にしました。

このような場合でも、ドライブクローは絶妙なフォールスピードと各パーツがそれぞれ動くことで、複合的なアクションでバイトを誘発してくれます。更に着底後の倒れこむ際のアクションも効果的。

自発的アクションに加え、フォール、シェイク、スイミング等々、何でも高次元に対応してくれる万能タイプなワームなので、釣り場に着いて先ず始めにリグるワームとしても極めて最適です。





まだ4月に入って間もないですが、既に今年の印旛沼で開催のトーナメントで2度(NAB-21初戦、NBC千葉チャプター初戦)のウイニングルアーになっており(ハイピッチャーもですけど…)、今年も印旛沼攻略にはドライブクローが欠かすことの出来ないルアーとなりそうです。

NAB-21の初戦で優勝!!シャローマッディ鉄板のドライブクロー4”と2キロをもたらした・・・

皆様こんにちは、山添です。



いよいよトーナメントシーズンがスタートし、3/24(日)千葉県印旛沼で開催されたNAB-21(NaritaAirportBasser21)のシーズントーナメントの初戦に参加し優勝することができました。



1週間前のプラクティスでは、0~2バイトというこの時期らしく非常に難しい状況でした。なんとか魚の反応を獲ることが出来たエリアも、シャローではあるもののどちらかといえば冬っぽい場所でした。

次にプラに入った水曜日と木曜日の春分の日前後は気温も高く、水温も高いエリアでは18度近くまで上昇し、更には大潮絡みということで、色々と期待をしてしまう状況でしたが、実際のところは思ったほど魚の動きを感じ取ることが出来ませんでした。

他の魚もシャローに差してきている感じがほとんどなく、眼で確認出来る範囲では全体的に静かな感じ。
しかし、水の中では少しずつ季節が進んでいるのは間違いなく、この辺りを境に魚からの反応も僅かに増えてきました。

バイトもこれまでとは違い、春を意識しているようなエリアでの反応。
バイトがあったルアーは、ドライブクロー4"のテキサスリグ。

春分の日は、水温が前日よりも少し下がり15度前後。しかし、10メーターを越える南西の爆風で、昼からは釣りどころではありませんでした。これまでプラクティスした数日間で、今の魚の状況はある程度把握出来たので、あとは前もってエリアを決めずに、当日の天候や風向き等を考えながら試合を展開していくことに。

試合当日の朝、ボートを下ろして水温を見ると11度台。放射冷却の影響もありキンキンで、朝の気温も氷点下でした。この冷え込みと前日プラクティスをしていなかったので、朝は焦らずプラクティスの感覚でスタートしました。



この日の参加人数は51名。
まずは空いている大場所から入ってみましたが、やはり11度台。今やるべき場所ではないということで小移動し、次に今やるとしたらこんな場所?的な少し奥まった地形にあるカバーに入ってみるとすぐに1本目700g位。ルアーはもちろんドライブクロー4"(エビミソブラック)のテキサスリグ。

この日、自分の狙いはカバーの先端系のみでしたが、かなり冷え込んだことで、より濃いカバーの奥へということも考えもられます。しかし、良いエリアを絞り込めていて、更に腰を据えてやる気持ちが出来ていればいいのですが、そうでない場合カバー奥に手を出すと時間も余計に使ってしまうし、サイズも含めて様々な状態の魚に手を出すことにもなり、今回は全て切り捨てました。

この日の1本目の魚は、気持ちを落ち着かせてくれた大事な魚ですが、今回は全く狙っていない魚。その為、その後周辺を軽くチェックして即移動。しかし、トーナメントとなると入りたい場所には常に先行者が居るものです。もちろん想定内なので、とにかく動いてタイミングを捉えることに専念しました。

10時過ぎから風も出始め、いよいよ何か起こりそうな雰囲気になったところで、1度チェックしたエリアに再度入り直したところ、ようやく本命の1,600gをキャッチ。ガマの先端でのバイトです。ルアーは1本目と同じドライブクロー4"(エビミソブラック)です。

次のエリアと行きたいところでしたが、風がかなり強くなってしまい、釣りの出来る場所も限られてきました。当然釣りが出来る良いエリアには選手が既に入っており、残り1時間ちょっとをどうするかというところで、勝負するために風の影響を受ける大場所のパラアシへ向かいました。すると予想した通り誰もおらず、大場所独り占め状態でした。。

流石に風下エリアということで波風はモロに受けますが、濁りがとても良い感じ。水温も14度台まで上がっていたので少しだけ期待しながらハイピッチャーMAX3/8ozTW(キラーゴールド)を巻いているとパラアシの先端で「ゴンッ!!」滅茶苦茶引きましたがなんとかキャッチ。これが2キロ弱。。

こういう魚は、超単発で正直なところ狙って釣るのがかなり難しい魚だった為、運によるところも大きい気がしてなりませんが、ハイピッチャーMAXのアピール力があってこそ、あの波風の中からバイトを誘発出来たのではないかと思います。また、強風の中でも飛行姿勢が安定していることで、キャスタビリティーは抜群なので、強風でもストレスなく使用が可能です。。

何故あの強風の中で、あえて3/8ozを使用したのかというと、狙ったレンジをゆっくりとトレースしたかったのが一番の理由です。1/2ozだとレンジが一段下がってしまったり、狙っていたレンジをトレースするにはリトリーブスピードを上げる必要があることから、今回は3/8ozをセレクトしました。。

この1本が入り、4キロを超えたところで、少し余裕を持って帰着しました。。
思ったより釣れているようなことが耳に入りドキドキしましたが、結果3本/4,270グラムで優勝することが出来ました。。





最高のスタートが出来たので、次の試合も上位を目指して頑張りたいと思います。

印旛沼の早春はヴァルナ&ルドラ!そして抑えの切り札は・・・!!

皆様こんにちは、山添です。
かなり遅くなってしまいましたが(2019年初のレポートとなりますので)、今年も宜しくお願い致します。

いよいよ3月に入りホームフィールドの印旛沼も、日に日に初釣りに来る方々も増え始め、少しずつですがフィールドが賑わってきました。

この冬は何度か降雪もありましたが、例年に比べると暖冬だったと感じます。
釣りをしている最中に、極寒で手や顔の一部等が痛いと感じる日が、片手に数えられる程度だったというところからの判断ですが…。

もちろん、毎年デザインと共に品質性能や使い勝手が向上している、O.S.Pの防寒ギアによるところも大きいのですが、それを差し引いても暖冬といえる状況ではないでしょうか。

しかし、暖冬とは言っても1月にはしっかりと最低水温まで下がり、フィールドの一部は氷が張り、水温5~6度が続き…といった印旛沼の季節の進行は例年通り。季節風の影響や、冷え込みがダイレクトに影響してしまうシャローレイクということで、厳しい状況が続いておりました。



しかし、毎年多少のズレがあるものの、2月の中旬あたりから、フィールドに出ていると少しずつ季節が動き始めたような感覚がしてきます。僅かな水温の上昇や、日照時間が長くなってきているのも理由のひとつだと思います。

これまではやや深いレンジで、越冬している魚を狙うような、いかにも冬っぽい釣りが中心でしたが、いよいよシャローに上がる魚を意識したルアーセレクトも必要になってきます。



今後の天候次第ではありますが、あと半月もすればハイピッチャー、ブリッツといったルアーでの釣果も聞こえて来るかと思いますが、現状これらのルアーはまだ少し早いかなというタイミング。

そこで、フラットボディによるフラッシングと波動による十分なアピール力がありつつ、喰わせの間を作れるヴァルナ、ルドラといったジャークベイトが出番となります。

ヴァルナ、ルドラ共に、F(フローティング)、SP(サスペンド)、SPEC2のSF(スローフローティング)があり、更にルドラに関してはMSF(ミディアムスローフローティング)もありますので、フィールドや魚の状況に合わせたベストなチョイスが可能です。また、各モデルのカラーが非常に豊富な為、細かいカラーローテーションが可能なのも魅力のひとつ。



アクションは、2ジャーク1ポーズを基準としてますが、より浅いエリアや風の強い状況等では、ただ巻きで使用することもあります。その場合、1キャストの間に数回リーリングを一瞬だけ止めて、喰わせの間を与えてあげます。

バイトの多くは、ポーズ中に出ることが多いです。ラインに出たり、ロッドにダイレクトに出ることもあります。また、テンポよくジャーク&ポーズを繰り返してる場合は、次のジャークがそのままフッキングの動作になることもあります。何よりもこの時期ジャークベイトで釣れる魚は、サイズが良いのが最大の魅力です。是非ともお試し下さい。

しかし、晴天無風といった状況では、やはりスローな釣りも不可欠です。そこでドライブクローラー。何時使用しても、不思議と安心感があるワームですね。リグを選ばす、何時でも何処でも使用出来るルアーですが、いざという時は頼りになります。



軽いシンカーを使用する際にも、自重があるのでキャストしやすく、やや太めで水噛みのよいセミリングボディのおかげで動きは艶かしく、アクションさせた時の操作感も抜群です。従って、水中でのアクションのイメージを掴みやすいので、集中力がより持続することにより、釣りのリズムが良い方向に向かっていくことも。

きっと皆様の救世主的存在となってくれる筈ですので、メインとしてはもちろん、フォローベイトとしても期待通りの仕事してくれるドライブクローラー、こちらも合わせてご活用下さい。

巻きと撃ちを駆使した秋の印旛沼攻略!!

皆さんこんにちは、山添です。

お盆を過ぎた頃から台風が過ぎる度に、秋めいてくるかと期待をしてましたが、ことごとく期待外れ。
水温もピーク時に比べれば下がりつつありますが、それでも30℃までは上がる状態で、まだまだ夏を引きずっているような状況が続きました。
一瞬肌寒い朝を迎えたりして涼しくなったかと思うと、すぐに猛暑となってしまったりと憶測不能状態でした。
しかし、9月に入り台風21号の影響後、水の中もようやく秋めいてきたことを感じるようになりました。
これまでは、1日の中でも横に動くルアーに対し、良い反応をしてくれるタイミングはごく一時的なものでした。
その時はブリッツ、ブリッツMRが活躍してくれましたが、それ以外の時間帯はカバーのシェード撃ちがやはり定番。
ドライブクロー、ドライブビーバーをはじめ、ドライブSSギルも効果的でした。



印旛沼では、例年9月になると水位を20cm下げるのですが、今年は台風21号の影響と重なる形で減水しました。
アシ、ガマといった印旛沼でも代表的なベジテーションカバーは、当然ながら元の水位よりも更に水深が浅くなる為、カバーの中に身を隠していた魚は、カバーの外側や、ブレイクに出てしまう他、水温の低下と共に、魚が広範囲に散る傾向が見られたりして、随所に変化が出て来るタイミングです。
そして、秋といえば横の動きに対する反応が良くなってきます。しかし、今年は今のところ日替わりな状態で、どのパターンも長続きしないのが現状です。
そんな中、横の釣りで良い結果が出ているのがブレードジグです。
まず、一番の特徴といえば透明なブレードですが、印旛沼のようなマッディーウォーターでも、透明なブレードの効果を明らかに感じる事があり、特に魚の反応が良くない時ほど、その差が顕著に表れる気がします。

ブレードジグはレンジキープもしやすく、リトリーブの緩急等でチドらせることも出来る為、カバーから離れたオープンウォーターでもバイトチャンスを意図的に作り出せるのも特徴です。

また、ジグやテキサスをカバーに入れるような感覚で、カバーへタイトに入れる事も出来、オーバーハングやヘラ台の下を狙う際には、スキッピングでのアプローチが可能な点も見逃せません。
トレーラーに関しては、自分の場合はドライブスティックシリーズを好んで使用する事が多いですが、アクショントレーラーやドライブシャッド等の相性も抜群に良いので、状況に合わせてセレクトして頂くのがベストだと思います。
トレーラーのズレ防止にハヤブサ(FINA)のトレーラーロックを使用すると、より快適に釣りが出来ますよ。お薦めです。
カラーのセレクトは、スカートのカラーに合わせるもよし、全く別のカラーを組み合わせるのもよしですので、お好みで組み合わせて頂ければと思います。
ブレードジグ、ドライブスティック等トレーラーに使用するワーム共に、カラーが豊富に揃ってますので、皆様の行かれるフィールドでの当たりカラーを見つけてみて下さい。


このところ不安定な天候が続いてますが、まだまだ巻く釣りが楽しめるシーズンですので、O.S.Pルアーを使用して巻く釣りを満喫してみてはいかがでしょうか!!

猛暑が続く印旛沼に欠かせないブリッツシリーズ!!

皆さんこんにちは、山添です。

連日猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

8月の印旛沼の水温は、連日安定の30℃超えの影響でアオコだらけ…現在は最高34℃まで上昇中です。

また、今年は例年よりも減水気味で、水位が平水位よりも低い状態が続いており、更に台風が立て続けで来た影響で非常に不安定になってます。

シャローのシェードをテキサスリグ、ノーシンカー、ネコリグ等で狙うのがスタンダードですが、高水温と減水はシャローカバーの魚にとって非常に致命的な状況となります。従って、魚がカバーから出てしまったり、カバーに居てもなかなか口を使ってくれないといったタフな状態となってしまうことも多いです。

そんな時、お薦めしたいのがブリッツによるクランキングです。



ボートであれば、それまでカバーを撃っていたボートポジションの下付近に居る魚を釣るイメージで、少し沖側にボートポジションを移動してバンクにブリッツを投げてみてください。リトリーブはミディアム~ミディアムスロー程度が良いですね。

陸っぱりの場合、葦等のカバー周り、護岸沿い、杭等々、狙えるものは片っ端から狙ってみて下さい。

スクエア型リップとハニカムボディの高浮力により、スナッグレス性能が非常に高いので、際どいスポットでもガンガン攻めれます。その為、細いラインは向きません。フロロ、ナイロン共に12~14lbは巻いておきたいところ。自分はナイロンなら20lbまで使用します。また、泳ぎだしも非常に良いので、巻き始めからのバイトチャンスもあります。仮に着水~巻き始めでバイトが出るならラウダーに変えてみるのも面白いです。



橋脚周りや水深のある護岸等ではブリッツで中層を引くのも良いですが、ブリッツMR、EX-DR、タイニーブリッツDRがあると非常に重宝します。あと、水深が浅くても、足場が高い所からのアプローチでは潜るタイプが活躍しますよね。

横の動きに反応しにくい状況では、カバー、ストラクチャーにブリッツを当ててリアクションバイトを狙ってみるのも効果的です。撃ち物で全く反応しなかった魚が反応してくれる事がよくあります。



これからどんどん秋めいてくれば、更に良くなってくるブリッツのクランキング、是非ともお試し下さい。

テキサスリグをメインとしたリグのローテーションで釣果UP!



みなさん、こんにちは。山添です。

今回は、前回のレポートの続編のような感じとなります。

自分の場合、この時期のスローなコンディションの攻略として、テキサスリグが主軸となることは前回お伝えしたとおりです。

しかし、ときにテキサスリグではバイトに持ち込めていない、と感じることもあります。特にスポーニングが絡むこの季節は、その差が顕著に表れる筆頭ではないでしょうか。

テキサスリグでも使うワームの種類やサイズ、シンカーのウエイトを替える、シンカーストッパーの位置をズラす、もしくはストッパーフリーで使用するなど、微調整の利く非常に便利なリグです。しかし万能であるがゆえに、逆にテキサスリグに頼りすぎてしまい、魚からの反応を自ら遠ざけてしまうことも。

自分のホームでもある印旛沼の場合、1日の中で長時間バイトがなくても特に不思議なことではないので、朝から同じルアーとリグでそのまま通してしまいがち。知らぬ間に悪循環になってしまっていることもあります。

2人でボートに乗って、例えば前でテキサスリグ、後ろでノーシンカーやネコリグをやっていると、後ろでバンバン釣られてしまいフルボッコに遭うことがあります。

もちろん逆のパターンもありますが、そういった現象はその日の正解に近づくきっかけにもなりますし、今後の釣りにも非常に役立ちます。

何が言いたいのかというと、釣りの正解はひとつではありませんし、その場で「なんか違うんだよな…」とか違和感なり不便な面を感じたら、拘らずに試してみるのも上達への一歩だと思います。

このGW中の釣行でも、テキサスリグをメインにしつつも、エリアやシチュエーション、時間帯などさまざまな状況変化に対し、その都度、多様なルアーをローテーションをしました。

ハードルアーでは、これからベストシーズンを迎えるラウダー、ゼロツービート、ヤマトJr、バジンクランクといったトップ系から、ハイピッチャーやブリッツシリーズなど、いろいろ試しました。

結果的にこのGW中はスポーニング絡みの気難しい魚のコンディションに加え、強風と濁りの影響もプラスされてしまい、結局スローな釣りでしか魚を手にすることができませんでしたが、ドライブクロー、ドライブビーバーの他、ドライブシュリンプ4.8インチのヘビダン、ドライブクローラーのネコリグ、ドライブスティックのノーシンカー(この時はノーマルセッティング)、そして05タッガー4g+ドライブスティック3インチのパワーフィネスを使って魚を釣ることができました。



これらのサカナの中には、もちろんすべてではありませんが、自分の操るテキサスリグを一度スルー(悪く言えばガン無視)した個体もいたと思われます。

なぜかというと、このときははじめにテキサスリグを入れて、折り返しで別のルアーに変えてアプローチをすることが多かったからです。

中でもドライブスティックで釣れた一匹は、一度、テキサスリグを入れたピンスポットで出ました。それも水面下10cmほどでバイトしたので、水は濁っていましたが、ガマのシェードから出てきてドライブスティックを口にして反転するところまで見えてしまい「さっきそこにテキサス入れたのに…」って思いながらアワせました(笑)



このようなことがたびたび起こるので、反応がなくてもサカナがいると確信の持てる場所では、ルアーのローテーションをしてみてください。違う反応が得られるかもしれませんよ。

現在、印旛沼の魚はミッド~アフターまで混在した状態です。気難しい状態でありながら、さらにGW中のフィッシングプレッシャーも残った状態。釣果も日替わりで安定していませんが、そんな時だからこそ、試行錯誤した末に手にしたサカナは、非常に価値の高いものになると思います!

ドライブクロー&ドライブビーバーのテキサスリグ使い分け



みなさんこんにちは。印旛沼の山添です。

あっというまにGWが終わってしまいましたが、連休中の釣行は楽しめましたか?スポーニング真っ只中だった印旛沼も、5月に入ると多くの魚がポスト~アフターの状態に入り、魚のコンディションに合わせてスローな釣りがメインとなってます。

スローな釣りというとノーシンカーやネコリグなど、さまざまな選択肢がありますが、自分の中で主軸になるのはやはりテキサスリグ。使用ウエイトは5g前後と至ってシンプルかつスタンダードですが、扱いやすさや実績など、総合的に考えても最も出番が多いです。

ルアーはドライブクローが抜群の安定感。カラーはグリーンパンプキンやスカッパノン系が万能ですが、この時期の印旛沼は田んぼの影響で、代掻きの水が入っており、非常に白濁しています。



ミルクティ状態の濃い白濁であればブラックやアメザリですが、各エリアに意外と多いのが、やや透明感のある白濁。特にベタ凪ぎの日中のハイライト時は非常に曲者です。グリーンパンプキンだと弱いけど、ブラックは強過ぎと感じてしまう、そんな水の色です。

このような厄介な水色の時に、最近よく使用しているのが新色のヌマチチブです。このヌマチチブ、マッディレイクで釣りをされる方は、好きな系統のカラーではないでしょうか?

一見、お腹のオレンジが強そうですが、透明感のあるカラーなのでほどよく水に馴染み、ラメのアピール具合もちょうどよく、おすすめです。

ウエイトに関しましては、もう少し軽くてもいいですが、今時期のアシやガマ、ヒシモなど、ベジテーションカバーは伸び盛りで日に日に成長しています。したがって、入れたいスポットへ入れにくく落ちにくい状態になっています。そこでウエイトを上げ過ぎてしまうと、ドライブクローのアクション(ツメの波動)が必要以上に強く出てしまったり、フォールスピードが速くて魚が追いつけなかったり、食っても甘噛みですっぽ抜けに繋がってしまう、などなど……



これらを鑑みると、5g程度のウエイトがフォールスピードやドライブクローのアクションを含めて妥当、となるのです。

次に、枯れたガマが水面に浮いてちょっとしたフローティングカバー状になっていたり、ヒシモが絡んでいるエリアでは、すり抜け性能の長けるドライブビーバーを使い分けるといいでしょう。



アクションは、派手に動かさないことがキモ。シェイクを入れて誘っても、もちろん効果的ですが、極論を申し上げてしまいますと、ドライブシリーズの自発的なアクションだけで十分な誘いになってます。

1キャストで1~2回ほどしっかりとルアーをステイさせ、バイトチャンスを与えてあげましょう。あとは、着水音を抑えたキャストを心がけるなど、アプローチに少し気を遣いながら、サカナからの返事を待つだけです。

ときどき、「ドキッ」とするバイトでライギョもきちゃいますが、そこはご愛嬌、ということで…(笑)



5月から印旛沼の水位が例年通り、20cm程高くなりました。今後スポーニングが終了した魚は、エサやシェードを求め、よりカバーのインサイドに入るようになりますので、これからが本格的なカバーゲームのシーズンです。

ちょうどタイミングのいいことに、無料で配布している「O.S.P JOURNAL」の最新号が、テキサスリグの特集となっております。これからの季節の攻略にとても役立つ内容です。O.S.P製品取扱店様にて配布中ですので、ぜひお手に取ってご一読ください。

ドライブビーバーとドライブクローの使い分けについて



みなさん、こんにちは。山添です。

3月の春一番以降、一気に春めいてきたと思ったら、寒暖差の激しい三寒四温が続き、そして春分の日には、都心でも雪の降るほどの冷え込み… 春の雰囲気が漂っていながらも、釣果は冬寄りな3月の下旬でした。

しかし、3月中旬頃から朝の水温は10℃を下回らない状態となり、最高は16℃ほどまで上昇することも。そのあたりから印旛沼を訪れるアングラーの量も増えはじめ、それに比例して釣果もポツポツですが、聞こえてくるようになってきました。



早春は、パラアシをハイピッチャーやハイピッチャーMAXで狙うスピナーベイトの釣りが、定番かつ最もストロングであるのですが、今年の印旛沼では現状、1日やりきってもノーバイトが普通。

絶妙なタイミングで起こる、寒の戻りの影響が非常に大きいと感じますが、それにしても… といった具合です。

このような状況が続いていたため、巻きの釣りに重点を置きつつも、撃ちの釣りもしっかりとやる必要がありました。

そんな状況の中、3月にドライブビーバーに待望の4インチが登場。使わない理由なんてどこにもありません(笑)

エリアによっては、まだ冬っぽい水色の場所もあるのですが、本湖などはこの時期特有の強~爆風により、茶色い濁りが蔓延していることが多いです。



濁りと聞くと、マイナス要因だと考えてしまいそうですが、濁りの質によって出る影響もさまざまで、ときにプラスの要因になることも非常に多いのです。水温の上昇に一役買ったり、魚を騙しやすくしたりなどなど…

この状況でさらに風が絡めば、迷わずハイピッチャーMAXを巻きまくるのですが、無風状態では撃ちの釣りに分があります。

そこで、ドライブビーバー、ドライブクローが出番となります。



時期的にサイズダウンをすればバイトが増えるわけでもないので、特別小さなものを使用するのではなく、この場合は濁った水の中でもルアーの存在を魚に気付いてもらえるよう、適度なボリュームのある4インチを多用します。



ドライブビーバー、ドライブクローの使い分けとしては、どちらもいつ、どこでも、シーズンを問わず使用可能で、多種多様なリグにも対応してしまう万能なルアーなので、お好みでどうぞ!! と、正直言いたいところですが、尖った部分で比べると性格がまるで違うタイプなのです。

ドライブビーバーは偏平ボディで、カバーに絡み付いてしまうパーツも特になく、見るからにすり抜け性能に長けた形状をしてます。

現在、市場に出回っているこの手のタイプは、動き自体は複雑ではないものが多く、スライドアクションが主な持ち味となりますが、このドライブビーバーは「ドライブ」の名を冠するだけあって、バサロパドルによるドルフィンキックのようなギュンギュンアクションでバイトを誘発してくれます。

3.5g以下の軽いシンカーでもしっかりと自発的アクションが出ますし、自重もあるのでキャストもしやすいです。また、7g以上のシンカーを使用してストンとフォールさせ、リアクションバイトも誘発できます。

カバーに対しても、スルッと抜け落ちてくれるので、込み入ったところに撃ち込む際にも、落ちきらずにロッドを揺すって落とすような動作で、バスに無駄なプレッシャーを与えることもありません。

フォール中はバサロパドルをバタつかせたギュンギュンアクション、着底後はボトムバンピングアクションを加えることで、ボディをくの字に曲げてバサロパドルを縦に大きくスイングしてバイトを誘発しますので、緩急をつけたメリハリのあるアクションで、特に効果を発揮するタイプとして使ってます。

一方、ドライブクローは今さら説明不要といった気もしますが、ハサミ、ヒゲ、脚のそれぞれが、常に異なる動きを見せるため、生命体の塊とも言える艶かしいアクションが持ち味です。フォールやスイミングでは、逆方向に着いた脚が抵抗を受けてピリピリと微振動。ツメは強すぎず弱すぎず、ブルブル、パタパタと水を掻いてバイトを誘発。また、着底からの倒れ込みのアクションによるヒゲ、ツメの動き、そして水押しでバイトする魚も多く、水の中にルアーが入ってる間は、フォール、ステイ、ピックアップ(スイミング))など、すべての動きで誘い続けているので、撃ちのサーチベイトとしても極めて優秀です。

なので、そのまま1日中使い続けてしまうことも…(笑)

フォールスピードは水を受けるパーツが付いてますので、やや遅めです。極めて万能なタイプであるのに加え、繊細で艶かしい動きを持つ、食わせの要素も兼ね備えたタイプです。

カバーに対してのすり抜け性能はドライブビーバーに引けをとりますが、シンカーのウエイト調整や逆向きの4本の脚をカットして使用することで、すり抜け性能は向上します。

カバー撃ちも1年を通してやってみていただくとわかるのですが、落ちパクのバイトだけではなく、例え水深数十センチでも、ロングステイであったり、ボトムまでルアーを追わずアシ、ガマに引っ掛けて中層で誘わないとバイトに持ち込めなかったりと、多種多様で非常にディープな世界です。

どちらか一方が常にいいというわけではなく、その場その場でそれぞれルアーの特徴を活かすことが、さらなる一匹に繋がると思います。

時期的に魚も非常にナーバスになるシーズンですので、臨機応変に使い分けをしていただけたらと思います!

厳寒期でも威力を発揮するヴァルナSP



みなさん、こんにちは、山添です。2017年も残りあとわずかとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

自分は今シーズンのトーナメントも無事に終了し、結果NAB-21のA.O.Y.を獲得することができました。

正直、ホッとした気持ちですが、まだまだ課題が多すぎるので、この冬も来シーズンに向けて準備やメンテナンスをしながら、フィールドには行くつもりです。

しかし、今年の印旛沼は近年で最も厳しいシーズンだったと感じます。とくに悪天候による影響が多く、中でも9月以降は台風や前線の影響を受け、NAB-21シーズントーナメントも1戦が延期となりました。関東の各フィールドのトーナメントも延期や中止が続出したかと思います。

この影響を受けた後半戦の2試合は、日に日に冷え込みも増し、水温も下がり傾向で、ともにローウエイト戦となり、NAB-21のトーナメントでは2戦で持ち込まれた魚のうち、キロアップの魚がわずか1本のみという異常事態。まさにデスレイクの本領発揮といったところでしょうか… さすがにここまでくると笑えません。

定番とされるエリア、釣り方が機能しなかったので、普段はほとんどやらないようなエリアや釣り方にも手を出してみたり… 来年はもう少し優しくなってくれるよう願うばかりです。

さて、トーナメントシーズンが終了したこれからは、別の楽しみでもある冬の釣り。基本的には何かと厳しいのですが、この季節に釣る価値ある1本は、言葉では表すことのできない喜びがあるので、ついついフィールドへ足を運んでしまいます。

つい先日のクリスマスイブには、ヴァルナSPでクリスマスプレゼント的な47cm・1600gを獲ることができました。

ジャーク後のポーズで「ゴッ!!」もう、やめられません(笑)

この日は北風と冷え込みに加え、途中雨が降ってたりもしましたが、やはりヴァルナ、ルドラといったルアーに反応してくるのはいい魚が期待できるので、この冬もやはり外せないアイテムです。

このヴァルナ、そしてルドラシリーズに続々とニューカラーも加わっておりますので、ぜひチェックをお願いします。

その他ルアーだけではなく、最近お気に入りのギアがあります。それはO.S.Pネックフーディです。高性能な防寒ウェアも確かに大事ですが、どんなに高価ないい防寒を着ていても、首もとなどの隙間から冷気が入れば、釣りに集中できなくなってしまうほど体は冷えてしまいます。

このO.S.Pネックフーディは内側の素材(ボア、フリース)が非常に暖かく、さらにソフトワイヤーが入っていることで形状を変えられるので、その場に合わせた使い方ができる汎用性の高さが非常に気に入ってます。ボートで移動の時は、鼻と耳にソフトワイヤーがくるあたりまで上げて使用していますが、時にはフードのように使用することも。余程の爆風でなければソフトワイヤーのお陰でズレ落ちることもありませんし、ホールド感が非常にいい塩梅です。釣りをするときは口、顎あたりまで下げて冷気をシャットアウト。これを使い始めた11月から今では欠かすことのできないマストなアイテムになってます。

これからさらに冷え込みが厳しい季節になりますが、アングラーの釣りを快適にサポートするアイテムも非常に充実していますので、ぜひともご活用ください。

それではみなさん、よいお年をお迎えください。

暑さの残るフィールドで活躍するムービングベイト、ブリッツシリーズ!!

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みなさんこんにちは、山添です。

今年の夏は曇りや雨といった日が多く、梅雨明けしてからの方が梅雨のような感じになってしまった関東エリア。

ですがそのお蔭で日焼けによる疲労も少なく、とても体に優しい状況の中で釣りができました。

そんなローライトコンディション続きの影響もあり、8月に入ってからの水温は、太陽が顔を出すと瞬く間に30℃に達しますが、平均27℃前後といったところでしょうか。

日によっては、朝夕は少し肌寒いと感じてしまうこともあり、少し秋の気配を感じながら日々の釣りを楽しんでいます。

最近の釣果の方は、日替わりでエリアもバラバラといった感じの、季節の変わり目らしい状況です。

大きい魚は狙うのが難しく、アベレージ25cm前後を中心にポツポツ釣れています。

梅雨の時期は前回のレポートでご紹介のとおり、ラウダーやゼロツービートといったトップゲームで楽しませてもらいました。

その他、ドライブシャッドなども活躍してくれましたが、8月に入ると連日の曇天の影響で気温、水温の低下に伴い、水面での反応が少なくなってしまいました。

しかし、そのあたりから好調なのが、ブリッツシリーズです。

なかでも主に使用しているのがブリッツ、ラトリンブリッツ、そしてブリッツMRです。

これまで暑さを凌ぐために、カバーのシェードなどに入っていた魚の一部が、水温の低下と連日のローライトコンディションにより、外側のフラットやブレイク付近に散らばってしまいました。

これにより、各スポットにいた魚の密度が、全体的に薄まってしまった状態にあると思います。

そこで、スナッグレス性能が高く、広範囲を効率よく探ることができるブリッツシリーズの出番となるわけです。

使い方も特に難しいことを考えずに投げて巻くだけ。

ノーマルモデルのブリッツを主軸として使っておりますが、普段はブリッツでちょうどいい深度のシャローエリアも、雨による増水で水位が通常よりやや高めであることが多くなっています。

したがって要所要所でブリッツMRとローテーションすることで魚を手にすることができました。

ラトリンブリッツは濁りが入った時だけではなく、比較的活性があり、口を使ってくれるような魚だけを狙うイメージ。

スピーディーにチェックする時にも大活躍してくれます。

また、パラガマのような死角の多いカバーで存在感を出したい時にも効果的です。

現在は、魚の活性やフィールドコンディション、ベイトのサイズ等を考えるとノーマルサイズのブリッツに分があると思います。

今後、もう少し季節が進み、水温もさらに安定してくればブリッツMAXも効果的になるはずです。

また、魚が濃いと感じたエリアでは、1スポットでのキャスト回数を増やしても、場を荒らさずに釣ることが可能な、タイニーブリッツシリーズをレンジ別に使い分けることで手にできる魚が増えると思います。

まだ暑さの残る季節ですが、これからがムービングベイトの本格的なシーズンです。

ぜひともO.S.Pルアーで巻きの釣りをお楽しみください‼

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