山添大介 | レポート&プロフィール

初日最下位からの大逆転劇!

みなさんこんにちは、印旛沼の山添です。

9/14(日)~15(月)に、千葉県印旛沼にてNAB-21(NaritaAirportBasser21)で初となる2daysトーナメントが開催されました。

2日間の総重量で争われる今大会。他の選手達がどのような戦略を組んでくるのか、非常に楽しみでした。

印旛沼の近況は、9月に入り少し秋らしくなってきました(ヒシモはまだエラいことになっていますが…)。

アベレージサイズも夏季より少し大きくなり、比較的釣れてはいるものの、1kgを超える魚を釣ることが難しいのは先月とほぼ変わらぬまま……

おまけにNAB-21トーナメントのキーパーサイズである30cmは、印旛沼のアベレージから見ると比較的いいサイズに当たります。

そのため、リミットメイクがなかなか難しいのも、NAB-21トーナメントの特徴のひとつです(実際、釣っても釣っても29cmまでということもよくある話です)。

今大会の1週間程前に開催された別団体の2つのトーナメント結果を見ると、ともに優勝ウエイトが2kgほど(リミットは不明)とローウエイト戦でした。

この状況を踏まえて、今大会の優勝ウエイトは2日間で4500g程度と考え、プラクティスを開始しました。

自分が考えた2日間のプランは、1日3匹・2kgを目標に戦うのではなく、両日ともにハイリスクを覚悟で、魚は少ないながらもハイウエイトが狙えるであろうエリアでの一発勝負、というものでした。

プラクティス、木曜日と土曜日の2日間。

木曜日は雨天で途中から雷も鳴り出し、警報も発令されるほどの荒天になってしまったため午前で終了。

得られる情報もほとんどなく、あまり意味のない練習となってしまいました。

試合前日の土曜日は、いろいろやりたいことはあったのですが、全然時間が足りないので、メインエリアのチェックを優先。

数バイトをとることができましたが、その中には違う魚っぽいバイトも……? 中には目視できるバイトもあり、フックアップせずに魚のサイズを確認。キーパーサイズではあるものの、全然デカくない…(汗)

こんな感じで不安要素をたくさん残しつつ、プラクティスを終了しました。

Tournament Day1(9/14)

フィールドデータ

天候:晴れ

気温:17~27℃

水温:21~25℃

風向:北東~北北東1~3m/s

朝からピーカンの天候に不安を抱きながらも、いよいよ2daysトーナメントがはじまりました。

まずはプラン通りに目的のエリアへ一直線!

しかし、開始から2時間が経過してもまったくのノーバイト。

バイトがないどころか、魚がいない??

その後も反応がないまま、完全ノーバイトのノーフィッシュで初日を終了してしまいました。

帰着後、他の選手たちのウエイインを見ると、この日のトップは3匹・2700gオーバーで頭ひとつ抜け出し、2位以下は1700g~1300gの団子状態。

しっかりとリミットメイクしている選手も多く、かなり出遅れたかたちとなってしまいました。

Tournament Day2(9/15)

フィールドデータ

天候:曇り

気温:17~25℃

水温:21~25℃

風向:無風~南南東2m/s

この日のプランは少し悩みましたが、初日がノーフィッシュで最下位のため、いまさら3匹・1500gを狙いにいってもまったく意味がないと思い、再度、勝負に行く決心をしました。

2日目のスタートは初日のウエイト順のため最後尾。

朝は前日とは違いローライトコンディションのため、前日の反省も踏まえて修正し、朝イチはプラクティスで手を付けずにいたエリアからスタートしました。

各エリアをチェックしながら転々と回り、開始から1時間程経過した頃、ようやく今大会のファーストフィッシュ‼

マンメイドストラクチャーの付近から1500gをキャッチしました。

その後、約2時間が過ぎた頃、艶かしく泳ぐドライブシャッド4.5in(グリーンパンプキンペッパー)に、いきなり激しいバイト‼

この魚も無事にキャッチすることができ、量ってみると1770gのビッグフィッシュ! 2匹目ながら、大幅にウエイトUP!

「あと一匹!」と気合いを入れキャストを続けるものの、その一匹がめちゃくちゃ遠い…

しばらくバイトがないままエレキで流していると、キーパーサイズぐらいの魚が2~3匹で泳いでいるのを発見。

しかし、ボートに気付き消えてしまいました……

時間を空けて再度チェックすると、最初に見た付近をクルーズしている様子。

簡単にはバイトしてくれず、距離をとり、ブラインドでドライブスティック3.5in(ネオンワカサギ)のノーシンカーリグをキャストすると、そのうちの1匹がバイトし、その魚が600g程でリミットメイク。

前日の分を挽回するにはキロオーバーの入れ替えが必要と思い、気合いを入れキャストを続けたものの入れ替えならず、帰着時間となりました。

検量は前日ノーフィッシュの選手からのためすぐに済ませ、3匹・3940gでした。

DSC_6588

検量も大詰めを迎え、前日トップ5の選手が登場。途中経過で暫定首位をキープしていたので、このあたりになると「イッたんじゃないの!?」と声を掛けてくれる仲間もいて、変な期待と不安が入り混じる複雑な心境でした。

そして、最後の検量が終了… 自分でも驚きの、初日最下位からの逆転優勝となりました‼

DSC_6622

自分の戦略では、下手をすると2日間ともにノーフィッシュになってしまう可能性も十分にあった今大会。

初日ノーフィッシュと窮地に追い込まれながらも、信じてキャストを続けることができるO.S.Pルアーに感謝です!

DSC_0136

今大会最後にドライブスティック3.5in(ネオンワカサギ)で釣った600gが順位を大きく左右したスーパーキッカーフィッシュです。

普通であれば、ドライブシャッド4.5inで釣った1770gになるのですが、時間が刻々と過ぎていく中、焦る気持ちを抑えてキャッチすることができたあの600gがなけれ、ばお立ち台にも上がれていません…

改めて一匹の重要性を再確認することができました。

DSC_0168

(さらに…)

ECOドライブクロー4インチ(アメザリ)の6gテキサスリグでチャプター北千葉で準優勝!

皆さんこんにちは、山添です。

9月に入り、各地で開催されているトーナメントも終盤戦を迎えていると思います。

8/31(日)に印旛沼で開催されたNBC北千葉チャプターの最終戦に参戦してまいりましたのでその模様をレポートします。

3

■プラクティス

トーナメント前週に降った雨の影響で、30℃以上あった水温が23℃まで下がり、水位も上がったり下がったりを繰り返しましたが、やや低水位気味といった状態でした。

直前のプラクティスでは定番の大場所以外のチェックに時間を費やしましたが期待した「ここぞ!」というスポットでバイトしてくるのが350~400g台という有り様・・・
とにかく1kgを越える魚の居どころがサッパリ分かりません(汗)。

1日かけて広い範囲をチェックしましたが、結局、単発で釣れた800g程が1本釣れた以外は、全て400gくらい。

これといった解決策が見付からないまま、本戦を迎えることになりました。

■試合当日

前日の朝まで降った雨による増水に僅かに期待していたものの、試合当日は増水する前の水位よりもさらに減水していました・・・。

この時点で、かなり厳しい試合になるであろうことは容易に想像出来ました。

スタート後、朝イチから魚のいるエリア、そしてポジションを再度探りながらポイント移動を繰り返したものの、1級スポットであろうカバーで、ECOドライブクロー3インチのテキサスリグで400g程のバラしのみ。

やはりプラクティス時と状況の変化はほとんど無く、むしろ更に悪くなった感すらありました。

減水傾向にありながらも、シャローに残るビッグフィッシュにこだわっていたのですが余りにもバイトが無いので、少し深めのマンメイド(人口的な障害物)やインビジブル(沈みもの)に手を出したりもしたのですが、リズムが崩れそうになったので短時間でシフト。

消去法でエリア選択をしてしまうと、全て消去してしまいそうな程のバッドコンディション(泣)。

改めてチャプターエリアの難しさを痛感します。

時間の経過も徐々に気になり始めたので、プラクティスで確認していた魚を狙いに行きました。

10:30マットカバーの絡むガマでようやく1本目380gでしたが、ビッグフィッシュは釣れないと割り切って狙ったエリアでのキャッチでしたので想定内です。

しかし、このエリアでもう1本くらいは獲れると思っていたのですが、もともと水深の無いエリアのためか、減水の影響をモロに受けてしまいバイトが続きません。

11:30を過ぎた頃、1本目をキャッチしたスポットとは違う要素を持つエリアに移動しました。

このエリアはプラクティスではほんの少しチェックした程度ですが、ここまで迷走し、考え抜いた末に辿り着きました。

「ここで出なければ終わり・・・」そう思いながらベジテーションの奥へウエッピングを繰り返すと、880gのナイスキーパーをキャッチすることが出来ました!

「こういうところか?」と先が開けた感じがあったのですが、やはりそう簡単には行かず・・・

12:00頃に、カバーの奥から350gをキャッチしてようやくリミットメイク。

その後入れ替えを期待したものの、無念にもタイムアップとなりました。

自分が想像していたよりもウェイン率が高かったのでヒヤヒヤでしたが、

他の選手達も良いサイズを釣るのが非常に難しかったようでローウエイト戦となり、結果3本/1610gで準優勝することが出来ました。

オマケに、880gの魚が今大会のビッグフィッシュ賞になりました(笑)

1

この日キャッチした魚は全て、ECOドライブクロー4インチ(カラーはアメザリ)の6gのテキサスリグ。

トーナメント中、3インチと4インチの両方を使用したのですが、今大会では4インチのほうが明らかに好反応でした。

カラーはアメザリの反応が良かったです。(何故かグリパン系にはショートバイトのみ)

また、自分以外にもお立ち台に上がった2人の方が、ECOドライブシュリンプ4インチ(それぞれテキサスリグ、ジカリグ)を使用していました。やはりあの艶かしい微波動はタフコンディションにも非常に効果的だったようです。

2014NBC北千葉チャプターは年間3位で終了しました。残りのトーナメントも僅かとなりましたが、全力で挑みたいと思います‼

0

6月下旬印旛沼の状況はというと・・・

例年、その時期はアオコが繁殖しデスレイクな雰囲気たっぷりの印旛沼ですが・・・

今年の印旛沼
今年の梅雨は雨の量が非常に多く、6月末の時点では水が頻繁に入れ替わった影響でアオコが非常に少なく、水温も梅雨入り前に28度を超えたものの梅雨入り後は23~25度程度。

例年であれば晴天が続くと、あっという間に30度近くまで上がってしまうのですが、水温が上がりきらない日が続きました。
そして水位の変動が激しく10cm程の増減水が頻繁にありました。
この影響か25cm前後のバスは比較的良く釣れていますが35cm以上の魚は急に難しくなります。

雨などのプラスの要素が加わればタイミングでバタバタっと良いサイズが釣れることはありますが、基本的に大きな魚を釣るのは難しいのが現状です。
サイズはともかく、数を釣るならドライブクロー3インチ、ドライブシュリンプ4インチの5g程度のテキサスリグやジカリグ。

それとドライブスティック3.5インチのバックスライド、ドライブクローラー4.5インチのスナッグレスネコリグ等ですが、ベジテーションもかなり伸びてますので、やはりテキサスリグ、ジカリグ等が扱いやすいと思います。

(画像左:この位のサイズが遊んでくれますよ!)
(画像右:ドライブクローラー5.5インチでも。)

旬のバズベイト
そして、今時期楽しいのがなんといってもバズベイト!
数こそ出ないものの、グッドサイズが水面を割る瞬間は最高です!!

(画像上:6月下旬ゼロツービートに出た1,300g!!)
(画像下:激しく水面を割りましたが・・・ゼロツービートにもこんなサイズが出てきます)

ゼロツービートはクラッカーにブラス(真鍮)素材が採用されているバズベイトですが、ハイサウンド&ハイアピールとただ騒がしい(笑)だけのバズではありません。
トータルバランスが非常に優れており、誰でも簡単に使用出来ることも特徴です。

そのひとつが直進性能に優れ「真っ直ぐ引ける」こと。
もちろん「曲がる」バズベイトのメリットもあるのですが、左右それぞれに曲がるタイプを用意したり、スポットによって結び変える必要があったりと手間も掛かります。

一方ゼロツービートの直進系バズはこういった使い分けも必要ありませんし、多少であればロッド操作でトレースコースを変えることが出来るため余計な手間いらず。

サウンドについても本来であれば、クラッカーがあるタイプと無いタイプを状況で使い分ける事も必要かと思いますが、僕自信、印旛沼でのバズベイトゲームはゼロツービート(とJr.パピー)があれば、今のところ何の不自由も無く楽しめています!!

ミディアムリトリーブで巻いている時は、真鍮素材のクラッカーとプロップがぶつかり合うハイサウンドでアピーリーなゼロツービートですが、スローリトリーブで巻くと「ポロポロポロ♪」と甘い音色を出すことも出来ます。

この特徴をいかし、自分は狙うスポットや魚のコンディションでリトリーブスピードを使い分けてます。

一例としては、比較的オープンなエリアや威嚇、リアクションバイト狙いでミディアムリトリーブ、ピンスポットやアシやガマに囲まれた狭いポケットではスローリトリーブといった感じです。

カラーに関しては、印旛沼ではインパクトライムチャート、ディファインブラックの使用頻度が高いです。
この2色にキラーゴールドやビビットパールホワイト、ブルーバックチャートなどを使用しています。

初めの1色でしたら、オールラウンドに使用出来るチャートバックアユあたりがお奨めですね!!
これに加え、すぐ手に届くところにフォロー用としてドライブスティック4.5インチのノーシンカーリグを用意すれば万全ですよ!

これから夏本番です。O.S.Pネックゲーター等、日焼け対策と、十分な水分補給をして体調管理に気を付けて釣行しましょう!!

(画像:このサイズ(49cm)が水面を割るから止められません!)
(画像:15cm位のバスも・・・・バズベイトって不思議な力を感じます)
(画像:バズで流した後、ハイピッチャーカラーブレードで流し直してキャッチ。)

印旛沼でのトーナメントNAB21第3戦レポート

こんにちは印旛沼の山添です。6/1(日)に印旛沼にて開催されましたNAB21の3rdSTAGEに参加してきましたので、その模様をレポート致します。

アフター回復系をドライブクローの3インチで丁寧に・・・
直前のプラクティスではアフターの回復している魚を探し、ドライブクロー3インチやドライブクローラー4.5インチ等で3本で4kg程度確認することが出来ましたが、単発でしか獲れないことや、試合当日の天気予報などを考慮し、妄想しつつプラを終えました。

(画像:前週プラで釣れた魚です)

試合当日
この日の天気予報は晴れでしたが、朝は曇るとの事でしたので、ゼロツービート等の巻き物もセットし、いざスタート!

本命エリアは大混雑になることを予想していたものの、意外にも少なかったため「これならば」と急遽プランを変更しポイント到着。

が、到着してみると、回復傾向にあると思っていた水がプラクティスの時よりもさらに悪化・・・おそらく田んぼの水が入った模様。
オマケに曇るはず?が、太陽が眩しいくらいの晴天!!

すぐに移動を決断し、バックアップで用意していたカバーの釣りにシフトすることに。
釣りを開始し暫くすると、水面直下に見えバス発見!しかし自分に気づき即効で消えて行きました・・・
それほど大きな魚では無かったため「ま~いいや」と思い、その場から離れキャストを続けてると、バスを見た付近でボイル?!

少し距離があったのですが、一か八かでボイルがあった付近へ3.5gテキサスのドライブクロー3インチ(グリーンパンプキンペッパー)をロングピチすると、すぐにバイト!

ラッキーな6~700gをキャッチ!!そして、間もなく吹いていた風が止んだため、カバーのシェードを同リグで狙うと、キロ弱がヒット!

ここで本命パターンを試しに移動するも、全く機能してません。(トーナメントになるとそんなもんですね・・・)

暫くウロウロした後、かなり水深の浅いヘビーカバーに5gテキサスのドライブクロー3インチ(グリーンパンプキンペッパー)を入れ、キロオーバーキャッチすることが出来リミットメイク!!

時間も残っていたので入れ替えフィッシュを探したものの、その後はノンキーを釣って終了。
結果は3本2,620gと、全体的に数は思っていたより釣れてましたが、ウエイトが伸びておらず3位に入る事が出来ました。

ドライブクロー3インチのグリーンパンプキンペッパー
今回メインで使用した「ドライブクロー3インチ、グリーンパンプキンペッパーのテキサスリグ」。

ドライブクローと言えば印旛沼では勿論のこと、全国的に見てもフィールドを選ばずに非常に良く釣れているワームですが、極めて完成度が高いが故に、優秀なルアーだというのを通り越して、「手堅い」、「定番」などといったイメージを持たれていると思います。

カラーに関しても、グリーンパンプキンペッパーは各社メーカーによっては若干色身の違いはありますが、必ずといっても過言ではないくらいラインナップに入っている定番カラーです。

自分も正直「とりあえずドラクロ使ってれば・・・」という考えで使用する場面はありますが、今更ながら「ドライブクローってやっぱり凄い!!」と再認識させられます。

ルアー、カラー、リグどれを取ってもあまりにも「普通」で「鉄板」なセッティング。
しかし、ぶっつけ本番で今回のエリアで釣りをしていたら自分は全然釣れていなかったかもしれません。

何故なら、あの日の天候と濁った水質の状況であれば、ドライブクローも3インチではなく4インチ、またはゼロワンジグを選択したと思います。
カラーもブラック・ブルーフレークやジュンバグ、アメザリといった濁った水でもシルエットが出るカラーを間違いなく選択していたと思います。

しかし実際はボリュームのあるルアー、シルエットがはっきり出るカラーを自分が狙っていたバス達は明らかに嫌っている感じがしました。

アプローチの際、比較的軽めなシンカーに3インチのコンパクトでやや平らな形状のドライブクローは「ピチャッ!」という小型のベイトを模した着水音を出すことが出来、グリーンパンプキンペッパー(今回はキラキラした少量のラメ入りも自分的にはNGでした)はキツイ濁りの中ではバスに非常に発見しにくいかと思います。

そこで、逆にこれを利用して着水音で気付かせ、魚に探させることでリアクションバイトを誘発させます。
あくまでも自分のイメージですが、バスにしてみれば着水で「おっ!餌か?」と気付いたものの、濁った水の中ではグリーンパンプキンペッパーのカラーが水に馴染んでいるのと、アシ、ガマといったベジテーションにより死角が多い為に姿が見えない。(見にくい)

しかしドライブクローの爪や脚がフォール中に艶かしく水を動かしているので付近に「何かがいる」を演出します。
そして見切る時間を与えずにリアクションバイトさせるイメージです。

文章では伝わりにくく、長くなってしまいますが、実際は着水から2秒程度の出来事です。

今回のトーナメントはこのイメージでルアー、カラー、リグを選択し使用していたので、自分にとってはこれでなくてはならない唯一無二のルアー(ドライブクロー3インチ)、カラー(グリーンパンプキンペッパー)、リグ(テキサスリグ)でした。

(画像9:6/22(日)に開催されたNBC北千葉チャプター時のものです。成績は5位の方と同重量で受付順負けの6位でしたが、この魚もドラクロフィッシュ達です。右手の大きな方(1,200g弱)はドラクロ4インチで、左手の小さい方×2はドラクロ3インチ、カラーはダークシナモンブルー&ペッパーのテキサスリグでした)

ゼロワンジグ(ECO)で北千葉チャプター第2戦を制す!

NBC北千葉チャプターは年間5戦のうち1戦にペア戦が組み込まれています。そのペア戦をパートナーの宮川君ともに制することができました! その模様をお伝えします。

開始早々のミス連発からメンタルアジャスト
年間5戦のうち、ペア戦がひとつあるのですが、このペアを探すのも実は大変なんです。
今回、ペアを組んでもらったのは、同じ印旛沼をホームレイクにしている宮川君。
彼もNBC千葉チャプター、NAB-21に参戦しているトーナメントアングラーのため、普段は一緒にボートで釣りをすることはありません。
そこで誘ってみたところ、快くペアを組んでもらえることになりました。

(写真:印旛沼で開催されたチャプター北千葉第2戦。今回は年1戦行われるペアでのトーナメント)

この時期の印旛沼はスポーニングのピークを迎えていて、さまざまな状態のバスが混在しています。
田んぼの水も入りはじめており、水質はかなり悪く、そう簡単にはいきません。
時期が時期だけにハマれば4kgオーバーもありえますが、外せば完全ゼロの可能性も大きい。

そんな期待と不安を胸にプラクティスに入り、チャプターエリア全域を見て回わったもののあまり(いや、むしろまったく)パッとしなかったのが正直なところ。
出たとこ勝負的な感じですが、とりあえず4ヵ所にエリアを絞り込みました。

そして試合当日。天候は晴れ。気温は10~22℃。水温は20℃を記録。
風は南西から2m、最大5mまで吹いていました。

この日は27組のペアが参加。スタート後、目的のポイントに到着し、まずは自分がゼロワンジグ7g+ドライブクロー4インチ、宮川君はテキサスリグ。
自分がゼロワンジグ+ドライブクロー4インチを選択したのは、狙っているエリアのサカナの状態や田んぼの影響で濁った水を鑑みて、サイズをある程度選んで釣っていけること。

また、宮川君はテキサスリグを使用していたので、後ろで取りこぼしを拾ってくれるだろうということで、安心してゼロワンジグを撃っていきました。
が… 開始早々にバスの反応があったものの、バイトが予想と違っていて2人でミスを連発!(泣)

1人だったらこの時点で精神的に崩壊していたかもしれませんが、2人でこの状況を話し合いながら修正。
キャストを続けていると宮川君が後ろで600gクラスを2匹、立て続けにキャッチ。 (船上の空気を読まずに後ろからアオり、無言のプレッシャーを掛けてくるところはさすが!!)

そして、すぐに自分のゼロワンジグ7g(ECO・グリーンクロー)+ECOドライブクロー4インチ(スカッパノン)にバイトがあり900gクラスをキャッチして早々にリミットメイク!!
さらに、自分のゼロワンジグにバイト。
900gクラスをキャッチすることができて、入れ替えにも成功!

しかしその後、バイトがピタリとなくなり約3時間沈黙… 
その間に風も予報通り強くなり、もともと田んぼの水の影響で濁っていた水がさらにぐちゃぐちゃ土茶濁りに。

水は悪くなる一方でしたが、時間の経過とともに状況が変わった感があり、諦めずにキャストを続けると自分に久々のバイト。
ですが、すっ飛んできたのは残念ながらリリースサイズの500g。
その後すぐ、宮川君が600gクラスをキャッチし、わずかながらも入れ替えに成功!

帰着の時間を意識しはじめた12時頃、ドライブクロー4インチ(ダークシナモン/ブルー&ペッパー)3.5gテキサスリグを使用していた宮川君が後ろで渾身のフッキング!

カバーから「ガバッガバッ!!」と出てきた魚はどうみてもキッカーサイズ!!
もう見てるこちらは「神様お願いします!!」状態(笑)
そして、何とか自分の持つネットに無事に入りランディング成功!!
ボートの上は、それはそれは大騒ぎ♪♪

しかし、本当のドラマはまだここからでした。
緊張から解放された宮川君は後ろで座り込み、興奮し過ぎた自分は前でバランスを崩し沼へダイブ寸前!
その時ビックフィッシュが入ったネットが水中に「ジャボッ!」
数秒後、ラインが沖に向かって走っていることに気付かず、大きい魚が数メートル先で「ざっばーん!!」

そうです。ネットが数秒浸かった時にバスが逃げてしまったのです……(汗)
幸いにもフックは外れておらず、手に持っているロッドに違和感を感じ、状況を理解した宮川君が咄嗟に再度、魚を寄せて2度目のランディング。
ドライブクローをバックリ食べてくれていてホント助かりました。

2人とも頭の中はパニック状態で、入れ替えを終えた後は疲れが一気に出てしまい、2人で少し座り込みヘロヘロ。

残り時間もわずかでしたが、落ち着きを取り戻し再度キャストを繰り返しましたがノーバイト。
またドラマ(悪いこと)が起きるのを恐れて、少し早めに帰着に向かいました。
2人とも「やりきった」感があり、これで勝てなかったらしょうがない、という気持ちでウエイインへ。

(写真:2度目のランディングでキャッチした一匹を含む、3匹のバスを手にウエイインへ)

その結果…
ウエイトは3匹・3660gで優勝することができました!(最後の魚は1880gもありました)
今だから笑い話で済みますが、あの魚が逃げてしまっていたらと思うと冷や汗ものです。
最低でも今シーズン中は、口を聞いてくれなかったでしょう…(苦笑)

試合中はいろいろありましたが、終始楽しみながら協力しあって、ペア戦らしい最高の試合ができたと思います。
今大会で大活躍してくれたゼロワンジグ7g+ドライブクロー4インチやドライブクロー4インチのテキサスリグなど、厳しい状況でもバイトへ持ち込んでくれる信頼のO.S.Pルアーたち!!

また、ペア戦の声を掛けたときに快く引き受けてくれ、数日前から体調を崩し、試合当日も体調が不完全だったにも関わらず参加してくれた宮川君には本当に感謝です!!

使用タックル
山添
ロッド:70H
リール:ダイワ ジリオン
ライン:FCスナイパー16lb
ルアー:ゼロワンジグ7g、11g(カラー:グリーンクロー、ブラック/ブルー/パープルなど)
 +ドライブクロー4インチ(カラー:スカッパノン、アメザリ、ダークシナモン/ブルー&ペッパーなど)すべてエコモデル

宮川
ロッド:フェンウィックTPMX610CMHJ
リール:ダイワ TD-Z105HL
ライン:フロロ16lb
ルアー:ドライブクロー4インチ(カラー:ダークシナモン/ブルー&ペッパー)エコモデル+3.5gテキサスリグ

(写真:3660gで優勝を果たすことができました。最後のドラマ魚は1880gもありました)

4月中旬も過ぎると・・・・

皆さんこんにちは、印旛沼の山添です。4月に入りすっかり桜の見頃も終わり、水の中も生命感が現れ始め春を感じるようになりました。印旛沼のアシの新芽もエリアによって大分顔を出し始め、毎週緑が増え、徐々に景色が変わって来ています。いよいよ本格的なシーズンの到来ですが4月中旬を過ぎても天候は不安定で寒暖の差が激しく、なかなか防寒着をしまえずにいます。それにしても、今年の冬の間の印旛沼は本当にキツかったです。

印旛沼の冬~春へ
1月中はまだ月末に気温、水温が一時的に上昇して水温が10度を超える日もあり、アングラー側としたらこのまま暖かくなったら・・・(笑)な~んて思っていたら2月早々あの大雪です。

釣りに行けないどころか雪掻きというオマケ付き。
翌週もまた雪が降りまして・・・沼の水温はガタ落ち。
勿論?沼には浮きましたが、雪解け水がたっぷり流れ込んだ沼は全く生命感が無くなってました・・・・。

そんな波乱な2月が終わり3月中旬頃になって、ようやく僅かな魚が動き出したかな?と思う程度でした。

(画像上:1月の雨の濁りの恩恵を受けドシャローのカバーでキャチしたキロアップです。ドラクロ4"にて。)
(画像中:霙混じりの雨の日にシャローのカバー周りをドラクロ3"ヘビダンで1,400g。)
(画像下:ドライブクローのニューカラーのオキチョビクロー。濁り気味の時オススメです。)

4月を迎えようとする頃、スポーニングを意識し始めた魚たちがシャローで行動を開始しました。
この時期の印旛沼はハイピッチャーなど巻く釣りのイメージが強いですが、使用頻度が高かったのがゼロワンジグストロングです。

ノーマルモデルのゼロワンジグといえば、非常に高いスナッグレス性能と上顎にガッチリ掛かる抜群なフッキング性能を持ち合わせており、その他にも細かいウエイト設定、豊富なカラーバリエーション等、印旛沼でも非常に多くの方々に愛用されていますが、ストロングの方は残念ながら使用している方が非常に少ないです。

敬遠してしまう理由の多くは、圧倒的な大きさからくるものかと思いますが、ノーマルモデルのゼロワンジグの性能&釣果にご満足して頂けているという証なんですよね。

ですが、とある状況下ではノーマルモデルを遥かに凌ぐパワーがストロングにはあります!!

(写真:全てストロングでキャッチしたバスです!)

確かに自分のホームレイクの印旛沼を例えると、シーズンに入れば毎週何かしらの大小様々なトーナメントが行われるメジャーレイクですので、当然ながらバスのプレッシャーは高い傾向があります。

その為全体的に見るとタックルの進化と共に、年々より喰わせの釣りが主流になりつつあります。
さらにはベイトフィネスの登場によりタックルの進化がどんどん進み、スモラバやネコリグ等がカバーでストレス無く使用出来る時代です。

それとは逆にオーバーサイズのルアーは年々使用頻度が少なくなって来てますよね。インパクトのあるルアーって興味で1~2度使用した後そのままお蔵入りしてしまいませんか??

勿論ストロングなスタイルを押し通してデカい魚のみを狙いキャッチしている方々もいますが、1匹の価値は非常に高いものの、常に安定した釣果が期待出来る釣りでは決して有りませので多くの方々は敬遠してしまいがちですよね。
ですが、この周囲があまり使用してない状況だからこそその効果は絶大!!

ストロングの特徴はノーマルモデルの性能に加え、他を圧倒するボリュームの極太リビングラバー、フックはカバーの中で大きいバスを掛けてもビクともしないストロングフック、ジグのスカートに負けないボリュームのトレーラーを裂けにくくずれにくいワームキーパー等があります。

アシ、ガマなどのカバーの中でもコシのある極太リビングラバーがフックを覆いガードの役割をしてくれる為に、柔らかい枯れアシの葉やゴミなどがまとわり付きにくく非常に良い塩梅です。

トレーラーは、印旛沼で使用される場合はドライブクロー4インチ、ドライブシュリンプ4.8インチが使いやすいですね。また、流入河川などは、ドライブスティック4.5インチ、6インチ(少しカット)も良いですよ!!

また、この際、組み合わせるトレーラーによってスカートの長さやボリューム調整を行うことをオススメします。
極太リビングラバーは間引いたり、短くカットしても波動や存在感は圧倒的です。

各フィールドのデカバスが捕食しているMAXサイズのベイトサイズに合わせるのも良いですし、デカバスのテリトリーに侵入するイメージで大きいシルエットはそのままに、威嚇バイトを誘発するのもアリですね!

食性、威嚇、リアクションと魚をバイトに持ち込む必要な要素を、ゼロワンジグストロングは持ち備えてますので皆さんの行かれてますフィールドでも威力を発揮してくれると思いますよ。是非ともお試し下さい!!

(画像:4月中にストロングでキャッチしたバスです。MAXは1,800gちょいまででした。)

真冬の釣行

ご挨拶が遅くなってしまいましたが、皆様新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

真冬も非常に良い練習になります
まず昨年の釣り納めは、12月31日大晦日。
いつもの印旛沼ではなく、初めてのフィールドへ足を運びました。

ここで2013年のラストフィッシュを釣り気持ち良く終える予定でしたが、この時期の貴重なバイトをものに出来ずデコってしまいました・・・・。
ま~デコりはしましたが、初めてのフィールドは楽しいですね!非常に良い練習になりました。

でも、やっぱり悔しいので、必ずリベンジしたいと思います!

2014年1月1日
印旛沼に初日の出を拝みに行きがてら、少しの時間でしたが陸っぱりをしました・・・がノーバイトで退散。
正月三が日を過ぎると、友人達から初フィッシュの報告が舞い込み、少々焦り始めます(汗)・・・。

1月4日
午前中だけ友人と印旛沼に浮きましたが、この日も撃沈。
結局新年初フィッシュを手にする事は出来ずに、仕事初めを迎えてしまいました・・・。

釣れるときは呆気なく釣れる新年初フィッシュですが、時期的には非常に難しいので、気を許してるとズルズルとノーフィッシュ記録を更新してしまいます。

待ちに待った週末
この日は別のフィールドへ足を運びました。
「早く行っても凍っていて、ボートが出せない」とのことで、遅めにフィールドへ到着。

しかし、水面を見ると凍ってない・・・(苦笑)「もっと早く来れば」と後悔したのは言うまでもありません(泣)!
早速準備をして湖上へ出ると、水温は4度弱。

まずは地形を観察しながらハイカットF、ダンクFでブレイク付近をチェック開始。
水深2mまでの緩やかなブレイクにハイカット、2m以上のエリアや1.5m以下でも鋭角に落ちるブレイクにはダンクを使用しました。

しかし、間もなく強風が吹き始め、ルアーがまともに飛ばない!
そこで03ハンツ11g、14gにドライブクロー4インチ、ドライブシュリンプ4インチをセットし、ブレイクをトントンしましたがノーバイト。

シャローカバーもチェックしますが沈黙。
ルアーをキャストし続けるも、強風が吹き抜け、何をやってるかまるで分からない状態になってしまい、残すは夕方の風が弱くなるタイミングに期待しました。

西日が眩しくなる頃、ようやく風が少し収まり初めたので、良さげなブレイクを再度ハイカット、ダンクで探るもバイトは得られず・・・
残り時間を気にしながら、それまで手にしなかったライトリグを投入!!

ドライブクローラー4.5インチのネコリグでブレイクをズル引いていると、ロッドを立てに捌けばすぐに外れる程度の起伏の感触が手に伝わります。
暫くの間ボトムの「コツコツ」をしっかりと感じながら、集中してボトムを探り続けます。

そして、ドライブクローラーを半根掛かり状態から「プルッ!」っとハングオフさせた瞬間、僅かな重みが加わった直後に生命感が!
トルクのある引きで楽しませてくれた2014年初フィッシュは「1,300g以上はあるでしょ!」のナイスコンディションの魚でした!!

(写真:2014ファーストフィッシュをようやくキャッチ出来ました!!)

カラーはダークシナモン・ブルー&ペッパー。風で濁りが入ったためこのカラーを選択しましたが、本当に有効なカラーだと実感しますね!!

そういえば昨年のラストの魚もドライブクローラーだった気が・・・。

水温3~4度といった低水温期でも、ドライブクローラーはアクションが硬くならずに良く動いてくれますので、結果的に1年中手放せないルアーになっています。
そのドライブクローラーに実践的なニューカラーが追加されますので是非とも店頭でお手にとって見てみて下さいね!

(写真:2月上旬に初出荷となる新色です。上から、ナチュラルプロブルーW011、エビミソW035、バブルガムピンクW036、ウォーターメロン/グリパンTW116、オキチョビクローTW135)

(写真:2014年印旛沼での初日の出です。普段良く見る景色ではありますが、この日は格別です。)

12月に入ってからもアシやガマのシャローカバーの釣りは健在

皆様こんにちは!印旛沼の山添です。

冬の印旛沼シャローカバーは「テンポよく撃つ」

2013年も残り僅かとなり、日に日に冬らしくなって来ていますが、皆さんフィールドに足を運んでますか??

今年のトーナメントもあっという間に終わってしまいましたが、オフシーズンの冬はゆっくり・・・・・なんて気は更々なく、12月に入ってからも印旛沼に足を運んでいます!!

今年は台風の影響で延期となったトーナメントもあり11月中旬頃まではトーナメンターの方々で賑わっていた印旛沼ですが、さすがに12月にもなるとガッツのある陸っぱりの方は時々見かけるものの、レンタルボート店やスロープでのアングラーの姿は皆無・・・。

冷え込みや、冷たい北風などの影響をダイレクトに受けやすいシャローレイクの印旛沼ではありますが、12月に入ってからもアシやガマのシャローカバーの釣りは健在です!!

(写真:ドライブクロー4インチ。カラーはキャスティークチョイスのテキサスリグにて)
1038_1
もちろん決してイージーではなく1日フリップし続けても0~2バイト程度ですが、この時期シャローカバーで釣れる魚はサイズが良いですし、1匹の満足感が違いますよ!!

使用ルアーは、ドライブクロー4インチやドライブシュリンプ4.8インチに7g前後のテキサスリグ。

またはゼロワンジグの7~9gにドライブクロー3インチ又は4インチ、ドライブシュリンプ4.8インチをセットしたものが非常に使いやすいですね。

タフなコンディションではあるのですが(確実に魚がいると思う場所以外は)、軽いシンカーに小さいベイトを使用してもバイトが増えるとはあまり思えませんし、この状況下でバイトしてくる魚を考えるとベイトもややバルキーなものを使用したほうが効果的だと思います。

釣り方も基本的には決して特別なことは必要なく、水温が低いからといってロングシェイク等、喰わせの要素を強くせずに着水後のフォール~着底の間でバイトがなければピックアップを繰り返しているのがほとんどです。(上記ルアー達はこれだけでも十分にアクションしてくれてます。)

多少水深のあるスポットやマット状のカバーなど、ここぞというポイントでは中層シェイクやステイを入れたりもしますが、1スポットに時間を掛けるよりはテンポよく撃って行き、気になるエリアは再度入り直した方が良いと思います。

強いて言えばキャストの際、なるべく撃つカバー(アシ、ガマ)にルアーを直撃させない事です。

とはいってもカバーに対してタイトに狙うのは必要ですから、どうしても当たってしまう事は多々あるのですが、ハイシーズンに比べるとバス以外の生物もほとんど動かないので、アシ際やそのインサイドはかなり静寂してます。

そこに「ガサッ!」という音、アシなどが揺れる振動は多大なプレッシャーを掛けることになります。

あと以外に曲者なのは鳥です!(詳しくないのでよく分かりませんが、カモとかカイツブリなんですかね?)

沖に群れているの鳥は問題ないのですが、冷え込みが厳しくなってくると、枯れアシなどに囲まれたインサイドの日溜まりにいる事が多く、知らずに近寄れば「バサバサッ!」・・・警戒心が強いやつになると、少ししゃがみ込んだだけで影も落としてないのに、10m程先から「バサバサッ!、ジャバジャバ!!」と音をたてて逃げていきます(泣)。

やはり鳥たちにも居心地の良いエリアがあるようで、知らずにそのエリア内で釣りをしようとすると、次から次へと「バサバサッ!」ホント無数に仕掛けられたトラップに感じる程です。

グチャグチャにされた後は、さすがにしばらくはそのエリアで釣れる気がしません・・・・。

こういったハプニング??も時々あって、これも試合中思い通りにいかない時のメンタルトレーニングになってるような気がしてますが・・・。

この時期のシャローのカバー攻略はエリア選択、タイミングそして釣り方なども大事ではありますが、何よりもやり抜く気持ちが大事です。

どうしても寒さや、生命感が感じられないフィールドを目の当たりにすると、まず気持ちが折れてしまいますからね。折れた時点で負け決定です!!

集中力を切らさない為にも防寒対策は万全にして下さいね。防寒着にO.S.Pフーデッドネットウォーマー、O.S.Pつば付きニットキャップは必需品ですよ!!

釣れないとどうしても修行っぽくなってしまいますが、魚を掛ければ寒さも吹っ飛びますから、是非チャレンジしてみて下さい!

(写真:こちらもドライブクロー4インチ。カラーはアメザリのテキサスリグにて)
(写真下:ドライブシュリンプ4.8インチ。カラーはゴーストシュリンプのテキサスリグ)
1038_2
12/8(日)NAB21会長でもあるO.S.Pプロスタッフ早川純一さんの呼び掛けでミニトーナメント(通称:小ナブ)がありました。

参加人数は少ないですが、この時期の印旛沼でのトーナメントに参加するとあってなかなか" 濃い "メンバーが集まりました(笑)。

のんびりとしたムードでミーティングは行われました。(私としては一刻も早くスタートしたかったのですが・・・)

が、スタートすると皆さんトーナメントモードに入ってましたね。

スタート後、誰よりも先にカッ飛んで行ったのはO.S.Pプロスタッフ早川さんだったのは内緒です!(笑)

この日の結果から言ってしまうとウエインは4名。

優勝ウエイトは1本47cmで2,170gというビッグフィッシュでした!!この時期の印旛沼としてはウエイン率は高かったと思います。

参加者全員驚きのブリブリ体型のビッグフィッシュまで登場し、非常に盛り上がったトーナメントとなりました。

バタバタと忙しくなる時期ではありますが、時間を見つけてフィールドに足を運んでみてはいかがでしょうか!!

それでは皆様良い年末をお過ごし下さいませ!

(写真上:優勝者のビッグフィッシュ!)
(写真中:やはりこの方はしっかりと釣ってきました!O.S.Pプロスタッフ早川さんのナイスフィッシュ!!04シンクロ+ドライブクローでした)
(写真下:ドライブクローラー4.5インチネコリグで2本1100gちょっとでした。この魚とカバーで1500gオーバーを釣って勝つ予定だったんですけどね・・・ダメでした。)
1038_3

関東Bブロックチャンピオンシップin印旛沼

10/13(日)、千葉県印旛沼で開催された「NBCチャプター関東Bブロックチャンピオンシップ」に参戦してきました。

秋の印旛沼、関東Bブロックチャンピオンシップに参戦

今年はホームである印旛沼での開催ということで、非常に楽しみにしていたのですが、プラクティスの感触はハッキリ言ってかなり悪く、勝つために必要な1kgオーバーの魚を釣るためのパターンを見つける事が全く出来ずに試合当日を迎えてしまいました。

【試合当日】

今大会の参加人数は驚きの70名!それも各チャプターから勝ち残った強者揃いということで、開催地がホームフィールドでも、有利な気が全くしませんでした。

スタートは安全を考慮し、馬力順で行われます。自分は勿論?ボートが小さいので最後尾です・・・(苦笑)

普段の北千葉チャプターと同じスタート方法のため想定内でしたが、ボートの数の多さはホント昔を思い出す光景でしたね~。

プラクティスと同じ展開をしていたらマズいと思っていたので、ノープランで状況を見て判断していこうと決めました。

朝一は無駄に動いてもしょうがないと思い、スタート地点周辺から釣りを開始!

向かったのは、前日強く吹いた風がプロテクトされていたエリアで狙うのは枯れ始めたヒシモが絡むガマ。

エコドライブクロー3インチ(グリーンパンプキンペッパー)の1/4oz.テキサスでチェックを開始してすぐにバイトしてきたのは800g程のナイスコンディション!このバスからヒントを得ることが出来、30分程でリミットメイク。(800g、500g、400g)全てエコドライブクロー3インチでキャッチしました。

少し風が吹き始めたタイミングで移動。移動中ちょっと寄り道したエリアで、10gテキサスのウェッピングにて約500gをキャッチし入れ替え。

予定外のハイペースでベースのウエイトが揃った為、「勝負しに行こう」と移動しましたが、入りたいエリアは常にボートだらけ・・・。

インレットに寄ると中には選手が数名いましたが、水が悪い影響か釣れていない様子。

次の展開を考えながらインレット入口付近でキャストを続けてると、中にいた選手がインレットから出る動きをしたので、とっさの判断で進入。

タイミング良く、入れ代わる形で中へ入る事が出来ましたが、水も悪く生命感も感じられません。

ただ、時間もまだまだ残っているのと、リミットは既に揃っているので気持ちに余裕があり「少し粘ってみよう」とキャストを続けると、30~40分程経過した頃ドライブクローラー4.5インチの3/64oz.ネコリグで400gをキャッチ。

入れ替えは出来ませんでしたが、魚が居ることを確信!ドライブクローラーで探り続けると700g位、1kg位をキャッチする事が出来、2回の入れ替えに成功しました。

(写真:今回活躍のルアー。上から、ドライブクロー3"グリパン、クローラー4.5"グリパン、モエビです。)
1011_1
その後しばらくノーバイトが続き、帰着時間が迫った時に待望のバイトが!ドラマ魚のハズだったのですが、実際は15cm位のバス・・・そんなに甘くはありません。

ここで完全に集中力が切れてしまい終了です。お立ち台に上がれたかな??って感じでしたが結果的に3本/2,550gで準優勝する事が出来ました。

1011_2
勿論優勝したかったのですが、プラはダメダメでしたし試合中もタラレバのミスも無く、かなり理想的な試合内容だったと思いますので満足度の高いトーナメントでした。

後半の入れ替えに大活躍してくれたエコドライブクローラー4.5インチのカラーは色々ローテーションしましたが、この日は、グリーンパンプキン、モエビが良かったです。

自分が参戦しているトーナメントも残り僅かですが、上位を狙って頑張りたいと思います。

使用タックル1:テキサスリグ1/4oz.

【ルアー】エコドライブクロー3インチ(グリーンパンプキンペッパー)
【ロッド】76XH
【リール】ダイワTD-X105HV
【ライン】フロロ20lb.

使用タックル2:ネコリグ3/64oz.
【ルアー】エコドライブクローラー4.5インチ(グリーンパンプキンペッパー、モエビ)
【ロッド】60UL
【リール】シマノコンプレックス2500CI4+
【ライン】フロロ4.5lb

1011_3

秋の印旛沼

皆さんこんにちは、印旛沼の山添です。

まだ完全に秋へと移行してませんが、快適に釣りが出来る季節になりましたね。

ただ・・・・過ごしやすい季節に加え、魚も確かに釣りやすくはなるのですが、良いことばかりではないですよね?!

少しずつ日が短くなり、釣りをする時間が短くなって行くじゃないですか!!

朝、綺麗な日の出を見たと思ったら、あっという間に夕方になり、いつも「1日早っ!!」って思っているのは自分だけではないはず・・・。

最近の印旛沼はというと・・・

灼熱のタフコンディションだった印旛沼もようやく秋の気配を見せ始めました。

9月に入ってからの印旛沼ですが、まず最初に起こる変化があります。

それは減水です。

満水位から20cm程水位を下げるのですが、今年は台風接近の関係からか8月末から水位を下げ始めました。

減水直後はアシ、ガマ等のベシテーションのインサイドや矢板の中にいた魚は、エリアは大きく変えずに水深のあるカバーやパラアシのちょい中~アウトサイド付近へ移動します。

パラアシのアウトサイドとなるとハイピッチャーで!!と行きたいところですが、この頃は真夏とまでは言わないものの、水の中は夏の色が濃く、急な減水と重なりタフコンディションな為、マズメ時やローライトといった状況の他はハードベイトでは難しい状態で、ドライブクローのテキサスリグやドライブクローラーのスナッグレスネコ等で丁寧に釣って行くのがベストな選択でした。

しかし、 パラアシのアウトサイドにハイピッチャーは風が吹いたタイミングでエリアも狭くごく限られた条件付きですが、超単発ビッグフィッシュを狙う釣り方の1つでした。

(写真上&中:安定して釣れるドライブクロー、ドライブクローラー3.5"、ドライブクローラー4.5"で2kgオーバーと言いたいところですが・・・、僅かに足らなかったナイスフィッシュです。)
(写真下:1,500gフィッシュ。出ればこのサイズですが、超単発!!)
996_1
9月も中旬~下旬頃になると台風の影響などもあり、秋への移り変わりも加速され、沼の水はまだアオコが混ざった状態ですが30度弱あった水温も23~26度位まで下がってきました。

この頃になると日替りですが、秋らしく??サイズを選んで釣る事は難しいのですが、様々なルアーに反応してくれるようになりました。

996_2
アベレージは23~28cm程ですが、夏季よりも明らかにベイトを食べているコンディションの良い魚が増えてます。

釣れるエリアも夏の場所からまだ大きく変わらないものの、徐々に広がりつつあり、9月初めに下げた水位は低水位で安定し、かなり浅いカバーにも魚が入って来るようになります。

そして、より秋らしくなってくる10月ですが、去年はハードベイトの釣りが全くといっていいほどダメダメだった嫌な記憶が・・・。

でも、今年はベイトフィッシュもそれなりに確認出来てますのでこれからが楽しみですね!

ルアーはハイピッチャー、ブリッツがメインになると思いますが、バジンクランクシリーズ、ブレードジグ、ブリッツMR等もお忘れなく!!

ハードベイトに反応が悪い時は、カバー撃ちとなりますが、ドライブシュリンプ4.8"が活躍しそうですよ!

発売されてまだ間もないですが、主にアシ際で所々に倒れたアシが水面に浸かりブッシュ状になっているようなシチュエーションで使用してました。

このようなスポットは水深が浅くても魚は浮いている事が多いのですが、テキサスリグを使用する場合5g以下だと貫通仕切れずにブッシュの上に乗っかってしまう事が多発してしまい、非常に効率が悪いだけでなく最悪そのスポットを潰しかねません。

ブッシュの上に乗っかってしまった場合、ロッドを煽って落とす事が出来てもバイトする確率は激減します。

10gまでウエイトを上げればしっかりと効率良く落とす事が出来ますが、リアクション的な要素が強くなりますよね。

これはこれで非常に効果的ではありますが、しっかりとルアーを見せたり、シェイクなどで誘ってあげないとバイトに持ち込めない魚がいるのも事実。

理想は5g以下のテキサスリグのフォールスピードで繊細なルアーアクションを出す事が出来、ストレスなくカバーを貫通出来る事。

この条件をクリアしているのが、ドライブシュリンプ4.8"なんです!

カバー撃ち対応の耐久性のあるハードマテリアル使用で、7g以上の重めのシンカーを使用したテキサスリグでもスローフォールで落ちていき、ただフォールするだけでなく、ワーム中央付近に設置された逆手はハイピッチにレスポンス良くピリピリ震え、さらにその逆手が他のパーツに微々たる振動を与え生々しい「エビ」を演出します。

ややボリュームもあり4.8"いう長さがあるので、カバーにどうなの?と思うかもしれませんが、実際使用してみるとストレートワーム的な使用感といえばよいでしょうか?

また、すり抜けの邪魔になってしまいそうな逆手は、中心部に設置されている為シンカーが垂れ下がった状態になればその重みで引っ掛かる事無く「ツルンッ!」と落ちてくれます。

※5gでは垂れ下がった状態になりにくいですが、7gあればかなり垂れ下がりやすくなりますよ。

魅力が満載のドライブシュリンプこの秋に是非ともお試し下さい!

(写真:ゼロツービートからブリッツEX-DRまで色々なルアーでバスをキャッチ出来ますよ。)
996_3

猛暑でフィールドもタフですが・・・

皆様こんにちは!千葉の山添です。

あっという間に梅雨が明けてしまったと思ったらいきなりの猛暑!

いよいよ夏かと思ったら梅雨の戻りで急に涼しくなったりとコロコロ変わる天候に身体が馴れず少しバテ気味ですが、皆様は大丈夫でしょうか?

ホームレイクの印旛沼は7月に入ってからも相変わらず厳しい状況が続いてます。

特にチャプターエリアと呼ばれている北部、西部本湖を中心としたエリアの厳しさは文句なしの5つ星★★★★★クラスです。

ノーバイトも珍しくなく、ギルバイトや小バスのバイトすら極めて少ない状況です。普段から決して優しいフィールドではありませんが、今年は特に厳しさが増してる感じです。

そんなフィールドコンディションが続く中、7/14(日)印旛沼で行われたNBC千葉チャプター第1戦で優勝する事が出来ました。

その模様は『今週のグッジョブ!!』のコーナーでトーナメントレポートを掲載しておりますのでご覧頂けたら幸いです。

今回はその翌週7/21(土)に行った利根川の釣行レポートです。

7/21(土)利根川釣行レポート

利根川には年に数回友人に誘われて釣りをする程度なので、基本的には何も分かりません。その為エリア選択は同行者の方にお任せです。

(※2週間前にも利根川に来た記憶が・・・この時は本流で良いコンディションの魚が釣れました 画像1枚目)

この日の朝は肌寒く上着が欲しくなる程でしたが、Tシャツ1枚で来てしまいました(苦笑)おまけに風が強く移動中はブルブルしちゃいましたよ!

まずは本流から釣りを開始したのですが、風の影響が強くすぐに移動して支流での釣りになりました。

支流に入ると釣りは問題なく出来ますが、濁りが入っているのと、ベイトが少ないようです。

自分が「あっ!ベイトだ!」とはしゃいでいると「印旛沼じゃないんだからその位はいつでもいるよ!」だって・・・(笑)

確かに濁りがありトップには反応が悪そうな感じでしたが、ローライトコンディションだったので、まずはゼロツービートからスタートしました。

スピーディーにチェックしますが反応がない為、もう少しスローに探れるルアーへローテーション。

1本目はヤマトjr.SPEC2でした。

957_1
サイズは大したことありませんが、やはりトップは楽しいですよね!!下側のアイの(ハイアピールアイ)にセットして、移動距離を抑えたドッグウォークに反応してくれました。

スプラッシュ音に時折混じるポップ音に加えさらにSPEC2のボーンボディにタングステンボール当たるあの音大好きなんですよね~!

その後バズの引くスピードには反応しにくいものの、魚はかなり浮き気味のようなので、アピール力がありスローにトレース出来るダイバジンヘビーヒッターに変えてスローにハイサウンドを奏でながら引いてると「モゴッ!」とバイト。

サイズは上がりませんが非常に楽しい釣りですね。(カラーはリアルプリントカラーのリアルギルで釣れました)

そのままご機嫌でキャストを繰り返しますが、徐々に太陽が出てしまい、いまいちトップでは出きらない感じなのでブリッツにチェンジするとすぐに反応が。

ブリッツをカラーローテーションしながらキャストを続け、数を重ねる事が出来ました。あるストレッチからはブリッツなどで散々叩いた後タイニーブリッツMRでさらに魚を絞り出す事も出来ました。

957_2
タイニーブリッツMRはスモールクランクですが、ブリッツ、ブリッツMRを使用するタックルのまま使えてしまうのも便利ですね!

勿論ルアーのウエイトが軽くなるのでキャストの飛距離は多少出なくなりますが、それでも十分な飛距離は出ます。

また少々の風が吹いたりしてても問題なく使用出来ますし、リトリーブ中もノー感じにはならずに手元にしっかりとウォブル&ロールアクションが伝わります。

O.S.Pルアーの性能を改めて実感すると共に、ブリッツシリーズの隙の無さに感心した瞬間でもありました。

その後も夕方までハードルアーで押し通し、サイズは選べませんでしたが、数はそこそこ釣る事が出来、普段の印旛沼の釣りとは全く違う内容で楽しめた釣行となりました。

今回の釣行で使用したヤマトjr.とダイバジンですが、ボートでは勿論、陸っぱりでも圧倒的なキャスタビリティで今まで届かなかったポイントへのアプローチも可能になりますし、ただ遠くに飛ぶだけでなく着水後のポーズからの重要なワンアクションもしっかりとアクションをしてくれます。

また、サーチベイトとしても役に立つはずです。それぞれノーマルタイプの他にSPEC2(ヤマト)、ヘビーヒッター(ダイバジン)もあり、カラーも豊富に有る為、皆様のフィールドにマッチするものが必ずあると思いますので是非ともご活用下さい。

957_3

春の印旛沼をゼロワンジグストロング+ドラクロ4インチで攻略!

皆さんこんにちは!GW釣行はいかがでしたか?

強い濁りの印旛沼で威力を発揮したルアー!!

今年の春の印旛沼は不安定な天候が続き、強風(ほとんど爆風でしたね?!)の日が非常に多く、全く釣りにならない事もしばしば。

スポーニングも遅れ気味で、5月に入りようやくピークを迎えてきた感じですね!

あまりにも悪天候が多く、不安定な今年の春。順調にスポーニングが行われているのか心配ですが、6月には無事に卵から孵ったバス玉が沢山確認出来る事を願うばかりです。

その為にも、釣った魚はなるべくその場に速やかにリリースしてあげる配慮も必要ですよね!

3月から振り返ると、楽しみにしていた早春のハードベイトの釣りは非常に単発なもので、あっという間に過ぎ去ってしまいました。

4月中旬を過ぎても不安定な状況は続き、水温が20度近くまで上がったと思ったら、2~3日の間に10度まで落ち込む程冷え込んだ日もありました。

4月下旬に防寒着にカイロ5枚付けて釣りしたことなんて今まで無かった事です!(苦笑)

また、風の影響で印旛沼のほぼ全域に強い濁りが入ってしまい、訪れた方々の釣果も厳しかったと思いますが、さらに追い討ちをかけるように田んぼの水が入り始め、さらに状況が悪化・・・。

そんな状況の中、今年はゼロワンジグストロング+ドラクロ4インチの組み合わせが良い仕事をしてくれてました。

909_1
ジグのウエイトは11gと14gを状況に応じて使い分けてます。

カラーはブラック、BBシュリンプをメインに使用しています。

それ以外のカラーでは、流入河川や澄んだ水にテナガ、土茶濁りはブラックがやはり強いですが、その一歩手前位の濁りにはオレンジのアクセントが魅力的なグリーンクローを使用します。

ラバーのカットは「かなり短め」「短め」「ちょい長め」の3つの異なる長さを適当に決めてランダムにカットしています。

短くカットする事で、ノーマル状態のような着底後のタイムラグのあるスローで大きいフレア-や、泳がした時の波打つような動きは出なくなってしまいますが、その代わりに狭く込み入ったカバーに入れやすくなり、極太ラバーを短くした事により、通常のファインラバー、シリコンラバーでは出せない強い波動が出ます。

これは印旛沼のようなマッディレイクでは大事な要素のひとつです。

しかも、カットした3つの異なる長さの極太ラバーに加え、シリコンラバーも巻いてありますのでかなり複雑な動きになります。

ジグだけでもかなり存在感のある魅力的な動きですが、トレーラーにドライブクロー4インチを付けると最高のマッチングです。(トレーラーで使用する際は4本の脚はカットします。)

この組み合わせはド定番ではありますが、他のクロー系ワームも試した結果、やはり絶妙なバランスなんですよ!!

いつもゼロワンジグで魚を釣って感心するのが、高確率で上顎にフックが刺さってる事です!これはホント凄いですよ!

他にも、カバーから程よい抜け方をするヘッド形状、絶妙な硬さのガード、フックも平打ちの耐久性のある物を使用していてトータルバランスが素晴らしいですね!

参考までに自分のタックルは7フィートのヘビーアクションのロッドにフロロ16~20ポンドを使用してます。

このタックルでカバーを狙っていくのですが、ただ適当に流してもハッキリ言って釣れません。

特に春はタイミングが非常に大事です!

ハマった短時間の間にバイトが集中する事が非常に多いですが、タイミングがズレてると恐ろしい位何も起きませんね・・・。

そのため、自然の状況変化を意識してみて下さい。

朝夕、水温の上昇、風の吹き始めや風向きの変化、気圧の変化、太陽が雲に隠れた短い間等様々ですが、きっと新たな発見がありますよ!!

5月になると紫外線も強いので日焼け対策と水分補給を忘れずに釣りを楽しみましょう!!

待望のFINA N.S.Sフックが発売されたので、早速GWに印旛沼で使用してきました。ルアーはもちろんドライブクローラー4.5インチ!

そしてカバーでの使用感を確認中、50cm弱、1900gオーバーをキャッチする事が出来ました♪カバーのスナッグレス性能も、フックの刺さり方もいい感じ!!

909_2
GWはリザーバーへ!

普段は印旛沼ばかりなので、GWはリザーバーにも行ってきました!

沼では水の濁りでルアーの細かいアクションが見れなかったのですが、ドライブシュリンプの動きはホントにヤバいですね!

バスの興味の持ち方が他のルアーとは違う事が何度もありましたよ!

ドライブクローラーは印旛沼で自分の超1軍ルアーなのですが、他のレイクでもやっぱり頼りになりますね!!

ノーシンカーでも良く飛ぶし、あの自発的クネクネアクションでバイトを誘発してくれました!

(写真左:ドライブクローラー4.5インチのノーシンカーリグでキャッチしたナイスコンディション)
(写真右/下:ドライブシュリンプ3inのダウンショットにて)
909_3

皆様へのご挨拶

O.S.Pプロスタッフに強力な新たな仲間が加わりました!!印旛沼水系のトーナメントシーンで驚異的な強さを誇る山添大介氏です。皆様へのご挨拶を掲載いたします。

皆様へご挨拶

初めまして、O.S.Pウェブサイトをご覧の皆様、山添大介(ヤマゾエダイスケ)と申します。

2013年よりO.S.Pスタッフをさせて頂くことになりました。

まずは自己紹介をさせて頂きます。

普段は会社員をしており、週末にバスフィッシングを楽しむサンデーアングラーです。

ホームレイクは千葉県印旛沼で現在はO.S.Pプロスタッフの早川氏が会長を務めるNAB-21(NaritaAirportBasser21通称ナブ)、NBC北千葉チャプターに参戦しております。

1月から12月までほぼ毎週沼に浮いてますので、印旛沼で私のO.S.Pルアーの使用方法、フィールドレポート、トーナメントレポートが中心となりますが、ご覧頂けたら幸いです。

宜しくお願い致します!!

884_1
山添氏の過去の主な戦歴(2011~2012)
■2011年

NaritaAirportBasser21 3rdSTAGE 2位

NaritaAirportBasser21 4thSTAGE 3位

NaritaAirportBasser21 FinalSTAGE 優勝

NaritaAirportBasser21 年間1位

NBC北千葉チャプター 第1戦 優勝
NBC北千葉チャプター 第2戦 優勝
NBC北千葉チャプター 年間3位

■2012年
NaritaAirportBasser21 1stSTAGE 5位
NaritaAirportBasser21 3rdSTAGE 優勝
NaritaAirportBasser21 FinalSTAGE 2位
NaritaAirportBasser21 年間2位

NBC北千葉チャプター 第1戦 3位
NBC北千葉チャプター 第5戦 3位
NBC北千葉チャプター 年間1位

・・・というご挨拶で終わらせて頂く予定だったのですが今回の文章を打っている途中、魚などの写真がないのは寂しいと思い、写真を載せようと思ったのは良かったのですが、ブログなどやらない(出来ない?!)超アナログ人間が普段の釣行でデジカメ等は持たないので、魚の画像がないっ!!(汗)
それなら釣りに行こう!って思っても、この時期の印旛沼は正直かなり厳しいんですよ。

でも、とにかく魚を釣らなければ!ということで、春一番が吹いた翌日も、O.S.Pルアーを持って沼に浮きました。

この日も朝から風が強く、春爆は春爆でも春爆風でした・・・。

オマケに前夜の雨の影響もあり全域がグチャグチャ。

前週に比べて水温は高くなっていたので、本当はハイピッチャーやブリッツシリーズなどを引き倒したかったのですが、巻ける状況ではなく、カバー打ちしか選択肢がない状況。

釣りが可能なエリアも少なかったのですが、ひたすらカバーを打ちまくり、水温が上がり始めたタイミングでした・・・。

ドライブクロー4インチ(アメザリ)テキサスリグで1,600g。(1枚目に掲載の写真です!)

初めてセルフタイマーを使って撮りましたよ・・・(苦笑)。(下の写真は少しぶれてしまいました。汗)

濁りが強い中でも、絶妙な波動で誘うツメがバスにルアーの存在を気付かせ、バイトを誘発したんだと思います。

完全にルアーに仕事をしてもらっちゃいましたね!(笑)

結局この日はワンバイトのみでしたが、非常に満足度の高い釣行でした。(魚の写真も無事に撮れましたので!)

もうすぐ春本番、ハマれば天国ハズせば地獄ですが、腹パンの2キロフィッシュ狙って頑張りましょう!!

もちろんO.S.Pルアーでね♪こんな自分ですが、改めまして宜しくお願い致します!

(分かりにくいかもしれませんがウサギ跳ねまくりでした。)
884_3