いよいよ発売間近となったスモールラバージグの『04JIGシンクロ』
これは僕にとって大変待ち遠しいルアーでした。
なぜならスモラバは自分のトーナメントシーンにおいて数々の好成績を残したルアーであり、食わせの最終兵器だからです。
先日最終プロトが届いたので、さっそく河口湖にて実釣してみることに。
発売間近のスモールラバージグ『04JIGシンクロ』
ご存知の通り、河口湖は現在ワーム使用禁止のフィールド。
本来であればラバージグにはワーム等のトレーラーを付けますが、シンクロはジグ単体でもすでに十分に釣れてしまうほどのアクション性能をもっているのが特徴です。
それは短・中・長の異なる長さに段差カットが施されているスカートと、その段差カットの特性を最大限に引き出す、しなやかながらもフレア感に優れた特注のシリコン素材によりものです。
ボトムをズルズルと引いてみると、段差カットならではテール方向にかけて細くなっていくシルエットがハゼ系の魚にそっくり。
ピョンピョンとボトムを跳ねさせると、異なる長さのスカートによるピンピンした動きとヒゲのような長いラバーが漂う様はまさにエビそのものでした。
「シンクロ」というネーミング、なるほどと一人感心してしまいましたね。
さきに「ジグ単体でも十分釣れる」と書きましたが、それは今回の釣行で実際にバスの反応を見てみようと、試しに素の状態で使ってみたんです。
使用したウエイトは、この日はリアクション気味に誘った方が効果的だったので、2.4gを使用。
見えバスにキャストし、先ほどのように演出してあげると、いとも簡単にバイトに持ち込めました。
また、04シンクロはO.S.Pジグ共通のコンセプトである『ガード性能』つまり根掛り回避も優れており、今回も根掛かりの激しい溶岩帯をメインに一日釣しましたがロストはゼロ、ウエイトごとに設定された絶妙のガード性能はボート以上にルアーロストの激しい岸釣りにも絶対にお勧めです。
最近の河口湖はワカサギの繁殖に失敗しており、以前のようにバスはワカサギに依存しておらず、一部の大型のバスはオイカワやブルーギルを捕食しています。
しかし、それ以外のほとんどのバスはエビやハゼといった動きの遅いベイトをたくさん捕食する傾向になっているようで、こういったバスにこの04ジグシンクロはマッチザベイトですね。
そして大型のバスの中にもこういったエビやハゼを大量に捕食することで腹を満たしているタイプもおり、そういったバスにはスモラバが欠かせません。
僕の経験上、ボートからのアプローチでは超大型のバスは警戒してしまい、なかなか口を使わないのですが、岸から景色に溶け込むように、そっとアプローチできるアングラーが50UPのバスを多く仕留めています。
河口湖は関東では貴重なオカッパリからもビッグバスを狙えるフィールドです。
みなさんもぜひでかけてみてください!
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