すっかり初夏の陽気が漂う季節
12年06月13日O.S.Pファンの皆様におかれましてはガンガンに釣りに出かけておられることと思います!
そういう自分もガンガンに釣りに行きすぎて、O.S.Pルアーで魚を釣りすぎて、何からレポートして良いのかがわからない状態です( ´艸`)
釣れるルアーの理由
とにかくこれはお世辞でもなんでもなく、O.S.Pルアーはホントに良く釣れます。
これはフィールドで実際に使われている皆様が一番良くお分かりだと思います(゚∇^*)
この釣れる理由はイロイロとあるわけですが、とにかく良く考えて作りこまれているということが最大の要素だと思います。
O.S.Pルアーを使っていて感じることは、とにかく使いやすくアングラー側の集中力がよくもつということ。
これは釣果につなげるにあたってめちゃめちゃ重要なことなんです!
そんな集中力を維持できるO.S.Pルアー群の中から、今回は最近釣果を出していて、しかもこれからの時期に真価を発揮できる2種類をピックアックしてご紹介したいと思います。
まず1アイテム目は「HPFクランクスペック2」
この春からずっと好釣果を出し続けているこのルアー。
自分の感覚でこのルアーの特長を端的に表現するとそれは「浮かせるこのできる、リップのあるリップレスクランクでのミドスト」です。
これをみて「うん?」と思われる方もおられるかもしれませんが、まさにこの表現通りなんです(゚▽゚*)
また、春先にそのポテンシャルを発揮するルアーという認識をお持ちの方も多く、それはもちろん間違いないのですが、実はこれからの時期にもその効果を発揮してくれるアイテムなんです。
ご存じの通り、既存のリップレスクランク(バイブレーション)はシンキングタイプで、その名の通りリップがないわけですが、例えば琵琶湖等ではウィードの面を引いてきたり、または、リザーバー等では立ち木等にコンタクトさせながら、そして、単に中層をトレースしてくる等の使い方が一般的です。
使うシチュエーションは限定はされるものの、他のルアーにはない破壊力があるというのもこのバイブレーションというアイテムの特徴でもあります。
しかしシンキングという特性から、その動きを止めてストラクチャーへのコンタクト度合いを調整したり、スローにリトリーブする、バスを浮かせて誘うということはどうしても難しくなります。
しかしそれができるのがこのHPFクランクスペック2です。
まず大きな特徴として固定ウエイトによって泳ぎだしが抜群で中層での泳ぎも超安定しており、ストラクチャーに対してよりタイトに通してくることができます。
またサイレント仕様なのでそのアクションと相まって、非常にナチュラルにバスにルアーをアピールできます。
(写真上は琵琶湖の45cm)
(写真下はリザーバーでの56cm)
今回は琵琶湖とリザーバーの両方の釣果写真を掲載して頂いておりますが、まず琵琶湖においての使い方はズバリウィードの面から水面直下をわずかにウィードにコンタクトさせながらトレースしてくるという方法です。
これは従来のバイブレーションルアーでも同じ使い方が要求されるわけですが、この「ウィードにわずかにコンタクト」させながら絶妙にトレースしてくるという使い方が、シンキングルアーの場合、特に初心者の方にとっては非常に難易度が高い方法となってしまいます。
しかしこのHPFクランクスペック2は、それを非常にイージーにやってのけてくれます。
また、従来のラウンド形状のクランクとは比べ物にならないくらい、中層でのバスへのアピール力をもち合わせています。
琵琶湖という湖は「ミドスト」という中層の釣りが、経験上年中効くフィールドなのですが、まさにジグヘッドでのミドスト釣りのアピールを強くし、バイブレーションのウィークポイントを解消した釣り方、ルアーだと思っていただけるとわかりやすいかもしれません。
これから夏にかけてウィードがどんどん成長してくるわけですが、そのウィードが水面にまでまだ達していないエリア、特に理想的なのが水面からウィードトップまでの距離が0.5m~1mほどあるシチュエーションがこの釣りが爆発する場所となります。
こういうシチュエーションでさらにブルーギルにバスが絡んでいるような状況があれば、HPFクランクスペック2のギルに類似したシルエットの効果もプラスされ、大爆発する可能性は十分にあります。
琵琶湖のバスは往々にしてギルを捕食しています。
同様にリザーバーでの釣り方に関しましても、基本的な考え方は同じです。
ただしリザーバーの場合は急深なシチュエーションが多いですので、より短い距離でタイトにストラクチャーをトレースできるエリア選びも大切になります。
具体的には立ち木群の中層のカバークランキング・ミドスト的な使い方等です。
またバイブレーションのテクニックでは常識の高速リトリーブですが、これももちろんHPFクランクスペック2はそのバランスの良さから何なくこなしてくれます!
使用するタックルにつきましては、このルアーの場合飛距離を伸ばすことを考えるよりは、いかにしっかりとウィード面をわずかにコンタクトさせながらゆっくりとトレースしてこられるか、リザーバーであれば立ち木の枝の間をしっかりとコンタクトさせながら丁寧に通してこられるか、がキモになりますので、そのような使い方が可能になるセレクトが重要になります。
自分の場合はロッドは、スティーズブリッツorスティーズライトニング。
リールはスティーズ100HLorPX68に10lb.~12lb.のフロロカーボンラインを組み合わせて使用しています。
ローモデュラスとXトルクでしっかりとブランクにウエイトを乗せて投げることができ、尚且つ高感度でストラクチャーへのコンタクトを手元でしっかりと感じながら巻いてくることができる組み合わせです。
(写真:私のパートナーもHPFクランクスペック2で50cmをキャッチしております。)
そしてこの釣りのフォローと言いますか、これからの時期の琵琶湖やリザーバー、河川、野池などで水面にウィードやゴミがそこまでヘビーではなく、でもそこそこゴチャゴチャした状態(笑)を攻略する上でもってこいのルアーがあります。
それがアクショントレーラーです。
アクショントレーラーと言えば、ブレードジグのトレーラーとして使用をするものという印象をもっている方も少なくないと思います。
でも実はその形状と大きさ、シルエットからフリップ(ライトパンチ、ヘビテキ)、やジグのトレーラーにピッタリなんです。
縦扁平と横扁平の各パーツが複雑なアクションを演出してくれるのですが、パーツが付いているわりには非常にスリ抜けがよく、カバー攻略にはもってこいの形状です。
またノンソルトなので針もちがめちゃめちゃ良く、ハードにフリップで攻めてもフックのズレが起こりにくく、同時にこれはジグ等のトレーラーにセットした際にも同じことが言えます。
これからの時期に先ほどのHPFクランクスペック2で攻めた場所の近くで、ウィードが水面まで伸びてルアーを通せなくなったようなシチュエーションでの使用で非常に効果を発揮します。
フックを刺すボディ部分の面積がそれほど大きくないですので、番手の大きなフックは使用できないのですが、その分逆に一口サイズで一発でバスに吸い込ませることができますので、それほどヘビーではない、でも通常のテキサスでは荷が重いといった中間的な濃さのマットやカバーでのライトパンチ、フリップの釣りにベストマッチします。
タックルは自分の場合はブラックレーベルPF731HFB+ジリオンJD7.9もしくは、T3-1016SHにPEライン56lb.に3/8~3/4oz.クラスのシンカーを組み合わせて使用しています。
フロロカーボンラインを使用する場合は、16~20lb.の使用が比較的多いです。
またこの釣りで重要なことはボトム付近のみではなく、マット、カバーの直下でも誘いを入れてアピールをするということです。
その日その日の状況でバスがどのレンジを意識しているかが異なりますので、マットを貫通したあとの誘い方にイロイロと工夫をしてみてください!!
アクショントレーラーの各パーツは、想像以上にバスを遠くからでも引きよせてきてくれます。
これらの釣り方はこれからの季節が本番と言っても良いアプローチ方法なので、是非皆さんもHPFクランクスペック2とアクショントレーラーを上手く使って、O.S.Pルアーのポテンシャルを存分に楽しんでくださいね(⌒-⌒)
さ~て、この夏もフィールドがオレを待っているぜーい(笑)
(写真:アクショントレーラーでのパンチングで56cmのバスをキャッチ!!)
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