バサーの皆さん、ようやく春の良いシーズンがやってきましたね!
今回のお題は、春といえばやはりミノーなので、ミノープラグのジャークについてお話しいたします。
春先のミノープラグ
まず初めに、なんで春先といえばミノープラグのジャークのでしょうか?
このルアーでなくては釣れない魚がいるというのは確かで、厳しい冬を終えたばかりの早春の低水温時にはバスもまだ体力が無い、でも来るべく産卵行動に向けて体力回復しなくてはならない、楽にたくさん食べるには?と考えると・・・。
寿命やケガで弱ってフラフラ泳ぐ小魚なんかはとても魅力的なのでしょう。だからジャークベイトなのです。
そしてテクニックによって釣果に相当な差がつくルアーです。
ジャークをしてバスの興味を誘い、体力不足を意識して止めて、食べるタイミングを与える。
私がこの時期に使用するのは、ベイトがワカサギやオイカワの場合はアシュラを使い、巨大なバスたちはもっと大きなブルーギルや小バスを捕食しており、大きなエサを好むビックバスを狙うときにはルドラを使い分けます。
どちらも3本フックなので、この時期の低活性のショートバイト対策にはとても助かります。
特にアシュラはこの小柄なボディーに3本もフックがあるのに泳ぎが素晴らしい!こんな高性能ルアーは探しても他のメーカーではまず無いでしょう。
使い方は必ず数回ジャークをしてポーズをいれます。ビシっと決めるためにロッドはカーボン製、ラインはフロロ(FCスナイパー)の10LBか12LBを使います。
止める時間は一瞬から5秒ぐらいまで状況により変化させます。ただ巻きでも釣れますが、ジャークをすることによってやる気のない魚にスイッチを入れることができ数倍のバイトが得られるはずです。
ルドラはジャークしていると疲れるなんて感じるかもしれませんが、我慢して丸一日キャストしてジャークしてみてください。
そのうちジャーク筋?がついて、慣れてくるはずです。バスフィッシングはスポーツです、疲れるのは当然です、それを乗り越えたとききっと今までと違う世界が見えてくるはずです。
(写真:RUDRAのジャークで誘う!まずは、やり通すことだと思います。)
昨年のアメリカのシャンプレインでの古沢師匠とのジャークベイト修行の時も、ワームやジグをネチネチやっても目が良く警戒心が強いスモールマウスはなかなか食ってくれないのですが、ルドラのホットタイガーをジャークしてやると巨大なスモールマウスがどこからともなく数匹すっ飛んできて目の前で争うようにひったくっていきました。
ただ巻きも試しましたが追っては来るものの、ボートの目の前でUターンしてしまうことが多かったのです。
この釣行ではジャークしすぎて腕はパンパン、3日目からジャークする左手が利かなくなり、リールを替えて右手にチェンジしてもジャークし続けました。おかげで今では両刀使いです。
滞在期間中にルドラで釣った数十匹の巨大スモールマウスを釣った経験からバスは獲物のヒラ打ちに我を失い捕食行動をしてしまう生き物なのだなと痛感しました。
(写真:RUDRAのジャークが効果的です。スイッチが入り、エサを奪い合うかのように猛烈にアタック!)
みなさんも、なかなか釣れないこの時期ですが、ルドラを一日中投げてジャークしてみてください。きっと汗と感動のビックフィッシュに出会えるはずです。
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