冬の定番はやはりサスペンドミノー

各地から雪の便りが届く寒さ本番の今日この頃、みなさんいかがお過ごしですか?

冬の山中湖

トーナメントもオフシーズンなので、最近は、昔よく通った山中湖に行っています。

山中湖は富士山の麓で標高も高く、とっても寒いのですが、意外と冬のバスは釣れます。

初冬はハイピッチャーのスローロールや、ジグヘッドで釣れますが、真冬になり水温が5度を下回ると、ミノーの釣りが圧倒的に有利になります。

しかも釣れてくるのは40アップが多く、さらに最近ここでは放流も盛んで数釣りも楽しめます。

(写真:2007年、初冬の山中湖。)
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この時期使うミノーはアシュラとパワーダンクの2種類、色は水が澄んでいればベイトに合わせて公魚やアイスシャッド。

ちょっとでも濁っていればバスに気付いてもらうためにマットタイガーのようなチャート系か金色系を使います。

水深2m以内はアシュラ、それより深いところにはダンクを使います。この時期のバスは暖かい水が、水面近くにあるので中層にサスペンドしているのを忘れずに。

まずキャストしたら、ゆっくりと5~6回ただ巻きで泳がす、そしてピタッと5~10秒止める(ほとんどがこの時にバイトがあります)。

早い時期は大きくジャークし、あまり止めなくてもいいのですが、真冬はゆっくりとただ巻きが釣れます。

じれったいのですが、リズムを身に付ければどうってことありません。この釣りで重要なのがゆっくりのただ巻きでもしっかり泳ぎバスにアピールするルアーが必要不可欠です。

(写真:阿修羅は、毎シーズン冬~春の富士五湖の河口湖でもビッグバスの実績があります。キモは、リズム&信頼できるルアー。)
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特にダンクは、シャッドというカテゴリーの中ではズバ抜けてただ巻きでのアクションに優れていると思います。

この寒い時期はあまりロッドワークでガシャガシャと派手にルアーを動かさないほうが良いことが多いので、ただ巻きで魅力的なナチュラルアクションを演じるダンクは欠かせません。

この手のルアーでは良く飛び、最も深く潜るといいうのも大きなメリットで、タフな時でも食わせることの出来る

「おとなしいクランク」という感覚で使っています。また、アシュラ・ダンクのフラットサイドのシルエットはフラッシングが強く、バスの目と側線に強烈にアピールするという点も気に入っています。

みなさんも、こたつでじっとしている場合じゃないですよ!

痛いぐらい寒いけど、冬の貴重な1本を釣りに出かけてみては?思わぬデカバスに出会えるチャンスです。

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