初バスはハワイのピーコックバス

厳寒の日本をちょっと離れ、今年で4回連続のハワイでのピーコックバスフィッシング

皆さん初バスはもう釣りましたか?

ここ数年、僕の初バスはハワイのピーコックバスです。今回で4年連続の釣行でしたがいつもとちょっと違う?パターンでハイカットとダンクが炸裂しました。

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場所は日本から一番近くでピーコックバスが釣ることができるハワイのオアフ島のウイルソン湖。

アマゾンのとは種類が違い、大きくなっても50cm強、平均サイズは35cm前後ですが、そのファイトはラージの比ではなく、物凄いまるで青物のような引きで、今回もフックを伸ばされて大型を数本逃しました。

釣り方の基本は、1日中投げてハイスピードで巻くリアクションでの反応がほとんどなので、ハードルアーが圧倒的に有利。

特に表層系に反応が良くトップ好きにはたまらないとても魅力的な釣りです。

でも、今回は朝一のトップの反応が悪く、それではと、例年爆発するアシュラで1m付近を狙っても反応なし、ガイドの千野さんが「鳥が岸で小魚を狙ってないから、ベイトのレンジが少し深いかも?」とアドバイス。

なるほどと、次は2m付近を狙えるハイカットをチョイス、すると一投目でヒット。

それから一ヶ所の小規模な岬で小魚を意識したカラーをローテーションさせるだけで連続ヒット。

ハイカットのノンラトルとバランス良いタイトアクションが魚のプレッシャーを最大限に抑え、なおかつ生々しい泳ぎで、とても目が良く用心深いピーコックをも連続ヒットに持ち込めたのだと思います。

日が昇り始めると、活性も下がり、さらに魚のレンジが下がってようで、ハイカットでの反応がイマイチになりました。

次はこの湖の僕の切り札のダンクSPとパワーダンクでシェイド中心に3~4m付近を狙うと、橋脚のシェイドパターンで連続ヒット。

1ヶ所で10本以上をキャッチ。通常のシャッドプラグではなかなか届かない深度でもダンクなら楽にトレースできるのと、フィーディングタイムが終わり低活性になった魚にスイッチを入れさすにはラトルの存在が不可欠だったのだと思います。

この日一貫して反応が良かったアクションが、ロッドを大きくストロークさせるジャーキングです。

ルアーを遠投し、狙った水深までただ巻きでスーっと潜らせます、そこからロッドを正面から足元に向けて鋭くさばいて、その分を巻きとり、ルアーはその一瞬だけ止めます。

バランスを崩すギリギリの範囲でアクションさせ、狙っている水深をしっかり泳がすのが肝。あまり強いジャークはルアーが回転し、レンジも変わり、泳ぎも悪くなり逆効果です。

とくにダンクはバランスを崩しやすいので注意!アイチューン(トゥルーチューン)をしっかりして微妙なバランスで試してみてください。

これらアシュラ・ハイカット・ダンクの3種類を使い分けることで、1~4mのベイトフィッシュに付くバスを確実に狙うことができます。

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日本でもシーズンイン間近の早春の釣りには、圧倒的にシャッドプラグの有利な時期です。

低水温時はポーズ時間を長め(5~10秒)にとって同様に試してみてください。

とくにシーズン初めは大型のバスしか釣れません。ランカーを狙うにはいいチャンスです!

現地で頼りになるガイドの千野さんです、実は彼は東京の小金井市出身、バリバリの日本人ですので余計な心配はご無用、もしオアフ島に行く機会があったら、ぜひチャレンジしてみてください。

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