巻物の季節
秋ですね。いよいよ巻物の季節がやってきました!
秋=巻物
僕のホームグラウンド霞ヶ浦では、僕の秋の定番といえばスピナーベイト。
以前、この時期のコラムには、ハイピッチャーの記事が多かったですね。
ですが、ここ最近フィッシングプレッシャーが強く、スピナベの反応がいまひとつ。
そこで、最近はブレードジグをキャストすることが多くなりました。
周りのプロ選手からも「ほんと秋にこのルアーは良く釣れるね」とよく声をかけられます。
使用するメインのウエイトは3/8oz.、カラーはチャート系、白系、ダーク系の3種類。
トレーラーはフラットサイドボディーによるフラッシング効果狙いで、ドライブスティックの4.5インチをジグのカラーにマッチするようにセットします。
それによって、全体のボリュームがアップし秋の荒食いバスには効果的です。
前回のコラムでも書きましたが、最近の霞ヶ浦は狭いスポットにバスが固まっている傾向が強く、そういった場所で連発することがよくあります。
去年のことですが、とある50mほどのストレッチを何往復もブレードジグで巻いたら次から次と8本連続でグットサイズをキャッチしたこともありました。
その間、近くでワームをキャストしているアングラーはまるっきりダメで、ようやく釣れてもとても小さなバスでした。
もしこの時、クランクやスピナベだったらバスに与えるプレッシャーが大きく、きっと釣れても2~3本だったと思います。
ブレードジグの、切れの良いバイブレーション+ロールアクションと、ただ巻くだけで勝手に起きるチドリアクションでバイトを誘ってくれます。(巻いている時にブルブルが一瞬無くなる、それがチドリの瞬間です。)
そして何より他のチャターと比べ、透明なブレードが明らかにバスへのプレッシャーの軽減になり、狭いエリアからグッドサイズを連発させることができたのだと思います。
唯一の欠点としてカバーや障害物に対する回避能力が弱く、スタックしやすいので根掛かりの多いエリアには今まで通りハイピィッチャーを使用することをオススメします。

ワンポイントアドバイス
フックがむき出しなルアーなので障害物に絡めて巻くと、すぐにフックポイントが甘くなります。
フックシャープナーを必ず用意し針先がなまったら、すぐに研ぎせっかくのバイトチャンスを逃さないようにしましょう。
今シーズンもポツポツとブレードジグでバスをキャッチし始めました。
これから秋が深まり水温が下がると、ワカサギが固まり、岸近くの流入河川付近に集まります。それを狙ってバスも荒食い状態になります。
ぜひみなさんも是非ブレードジグ&ハイピッチャーの2つを持って出かけてみてください。
ウエイトもあり、コンディション抜群のビックバスに出会えるはずです!
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