真冬の山中湖レポート
本格的な冬到来で、寒い嫌な時期がやってきて、もうバス釣りはもうお休みなんて方もいらっしゃると思いますが、まだまだ釣り方しだいでバスをキャッチできるし、しかもビックバスに出会えるチャンスです!
私がこの時期によく通っている山中湖は標高980m、日本で3番目の高さにあり、以前は前面結氷しワカサギの穴釣りでも有名でした。それゆえに寒さも厳しく最低気温が氷点下10℃以下の日も珍しくありません。
なぜこんな所に行くの?って、ドMだから、いえ違います、釣れるんです!
一発勝負ネイティブの大型狙いには
水温低下でワーム等の食わせの釣りより、圧倒的にハードルアーでのリアクションで狙うほうが有利になります。
やはり定番はミノーやシャッドです、今年は新発売のハイカットを使っています。
カラーは画像の3色を水色や太陽光によって使い分けます。このルアーの特徴はロングリップなのに飛距離がグ~!タイトな泳ぎで冬の低活性時期にグ~!!
さらに大きさがこの時期のワカサギにジャストフィット!!!狙う水深は2~4mのウイードが少し残っているようなところを、ロングキャストしゆっくりリールを3~4回ただ巻きして、5~10秒ステイを繰返します。
バイトはほとんどがステイ時に出ます。1キャストでかなり時間がかかりますが、ゆっくりやるのが重要なのでガマンしてやってください。
ゆっくりでもハイカットはしっかり泳いでくれますよ。
あと重要なのが時間です。私の経験上、朝10時までが勝負です。
ボート屋さんの話を聞くとワカサギの釣りも朝9時までが良く釣れ、それを過ぎると釣果が極端に減少するそうで、これらの動きに深く関係していると思います。
朝は寒いですけど、やっぱり早起きは三文の徳ですよね。
(写真:真冬の山中湖は、寒~いですが、こんなバスが喰ってくるんですよ!)

放流で数釣りするには
近年山中湖では、冬に盛んに放流が行われております、最近の放流バスはサイズも大きめで1kgを超えるものもいます。
そのせいか、ちょっと賢くそう簡単には釣れません。低水温時の特徴は放流地点からあまり動かず、バスは固まっています。
そこへ同じくハイカットをキャストします。アクションは、早く巻き、トゥイッチをしてステイさせるのはちょっとだけで大丈夫です。
放流魚は競う性質が強く、この方法でわざと追いかけさせて、仲間同士で取り合いさせて食わせる作戦です。
一匹釣れるとスイッチが入り連発で釣れます。あっという間に2桁キャッチなんてことも可能ですよ。
朝10時頃までネイティブを狙って、その後は放流の数釣りをするのがお勧めです。
みなさん、冬眠するのはまだ早いですよ、防寒対策しっかりして、出かけてみてください。
(写真:冬は冬なりのアプローチがあって、やっぱりバス釣りは面白い!)

(写真:今年1年皆さんコラムを読んでくれて有難うございました。来年もどうぞよろしくお願いします♪)
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