真冬の山中湖
寒い日が続きますが、皆さん如何お過ごしでしょうか?
私の通う山中湖では朝の気温はマイナス10度台。湖の一部では、薄氷も張り始め、本格的な冬の到来ともに完全にオフシーズンとなりました。
そんな中、私は3月からのスタートを目標に、ルアーの製作やチューニング・機材のメンテ等を行い、本格的なシーズンに向け準備を開始しています。
オフシーズンが非常に大切な時間
私にとっては、このオフシーズンは重要で今年のトーナメントをトラブル無く、シーズンを戦い切る為には非常に大切な時間です。
さて今回は、昨年度の山中湖に於けるトーナメントで有効だったパターンをご紹介しますので、是非今年の参考にして頂けたら良いと思います。
■O.S.Pジグ04シンクロ
なんと言っても、以前のレポートでも掲載された様に昨年のトーナメントで大活躍だったルアーとしては、04シンクロは外せません!
このルアーには、トーナメント本番で本当に助けられました。
その実力は、昨年度のチャプター戦で3回の優勝のウイニングルアーとなり、数多くの上位入賞を果しました。
昨年度の山中湖のトーナメントでは、欠かす事の出来ない山中湖最強ルアーでした。
04シンクロが活躍した状況としては、トーナメント前になると、今まで巻物等の比較的アピールの強いルアーでイージーに捕らえていたバスも、多くの選手のプラクティスにより次第にプレッシャーが掛かりルアーへの反応が悪くなります。
また、ハイシーズンともなれば毎週の様にさまざまな大会が開催され、プレッシャーは更に高まり1匹のバスを手にする事も困難な状況となります。
そんな状況下で、強さを体感したのが04シンクロでした。
使い方としては、その特徴である3段カットのスカート特性を最大限利用し、派手なロッドアクションやリトリーブは控え、比較的動かさない事が重要でした。
あまりアクションは加えませんが、風が吹き湖流(カレント)が発生している状況では、ロングスカートが流れに敏感に反応し、ナチュラルなアクションを起こし強烈にバスへアピールしてくれます。
季節によっては、これもスカートの特徴を利用したパターンで、フォールアクションが有効的な場面もありました。
夏場などで、ベイトフィッシュと共に回遊し中層付近に浮いたバスを狙う際には、軽めのウエイト(1.0g or 1.8g)を使用し、トレーラーのボリュームでフォールスピードを調整します。
あとは、フォール時にスカートが発生する微振動でバイトに持ち込んでくれます。
それぞれのパターンでシーズン通して山中湖で大活躍だった04シンクロでした。
(写真:04シンクロの活躍で、多くの大会でお立ち台をGet! 写真提供/山中湖第二チャプター)
![693_1](http://www.o-s-p.net/wp/wp-content/uploads/693_1.jpg)
■エコハイピッチャー
昨年は、トーナメント本番で大活躍だった、04シンクロの話題を中心に皆さんにご紹介しましたが、その他でも、山中湖で有効なO.S.Pルアーも沢山ありました。
その中でも、好調だったルアーがエコハイピッチャーです。
ハイピッチャーは、コンパクトなボディー設計で、プレッシャーが掛かった状況下でも問題なく使用できるスピナーベイトです。
また、昨年は台風の直撃による増水で、突如冠水ブッシュが湖全体に出現しました。
この様なブッシュを攻める際にも、ハイピッチャーは非常に高いスナッグレス性能を備えており、手返しを損なう事無く、ブッシュの奥まで攻める事が出来ます。
その結果、他のアングラーが攻め残したゾーンへのアプローチを可能とし貴重なバスをキャッチする事ができます、この手の釣りでは非常に有効なアドバンテージとなります。
昨年は同様の攻め方で、数多くの良型を捕獲する事が出来ました。
(写真:突如現れた冠水ブッシュ・・・)
![693_2](http://www.o-s-p.net/wp/wp-content/uploads/693_2.jpg)
その他として昨年は、春先のベンドミノーや夏~秋にかけてのブリッツMAX-DRも好調で昨年は季節を通し、O.S.Pルアーで良い釣りが出来ました。
皆さんも参考に、一足先に今シーズンの準備を進めては如何でしょうか?シーズンか近づくと欲しい物が手に入らないなんて事も・・・ライバルに差を付けるにはこの時期は重要ですよ(笑)
(写真:エコハイピッチャーで貴重な良型が連発!)
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