PROFILE

折金一樹

関東
(高滝湖、亀山湖、印旛沼)

房総半島のレンタルボートフィールドをホームとし、いまや関東を中心に全国を駆け回る通称「オリキン」。H-1グランプリに参戦し、優勝多数、A.O.Y.2回と驚異的な成績を収める、生粋のトーナメントアングラー。房総半島のレンタルボートフィールドで「オリキンガイドサービス」を営む。

秋に欠かせないのがディープクランキング

すっかり朝晩は寒くなり、そろそろ防寒も用意しないといけませんね!

急な寒さにはフーデッドネックウォーマーを用意しておくだけでかなりしのげますよ~。

秋爆と言えば

水温もいよいよ10度台前半を行ったり来たり、一雨ごとに秋が深まってきました。

この秋前半はディープクランキングで楽しい釣りが堪能できました。

もちろんブリッツMAX-DR、EX-DRが大活躍。

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使い方は細かいことは気にせず、ただ巻くだけ。

ただそれだけで連発するので、ルアーの力に頼り切ってしまった感じがして、ちょっと反省です(笑)。とはいえ効果的に使うコツはいくつかあります。

基本的なことではありますが、狙うべきスポットで狙ったコース取りをしっかりとすることと、潜らせる為の助走をしっかりとることです。

言葉で分かっていても状況をしっかり把握して実践することは難しく、重要であると今更ながら再確認できました。

一例を挙げるとディープが隣接した岸際のブレイクに魚が集中していた場面。

まずは岸と平行にキャストして数匹キャッチ。

まだ魚影があることを魚探で確認できたので、今度は岸ギリギリにボートポジションを取り、沖に向かってフルキャスト。

そしてボートポジションの真下で連発という場面がありました。

通常、ディープクランクに関わらず、リップ付きプラグの泳層は弧を描きます。

この時は、ブレイクの傾斜とルアーが泳ぎ上がってくる軌道の角度が絶妙に合っており、綺麗にボトムをトレースできている感覚でした。

加えて、多くの人がこの時期ディープクランクを投げることが多く、ボトムを叩き過ぎると直ぐに反応が悪くなり、強いアクションを嫌って、ルアーを避けるように浮いてしまうこともあります。

そういったこともあり、ボトムを叩き過ぎなかったことも連発した一因であったと思います。

このような例だけでなく、全く同じバンクであってもブレイクラインを、垂直に攻めるかor角度を付けて攻めるか、によってルアーが通るボトムの傾斜は変わります。

ダウンヒルでもアップヒルでも同じです。

基本的なことですがボトムに対してしっかり当てたいのか、ボトムから離れた中層を引きたいのか、明確にイメージを持ちながら、意識してキャストできるかは本当に大事なことですね。

ちなみにこれからシャッドの季節、考えることは全く同じです。是非実践してみて下さい。

何はともあれ、勢いよく潜らせて、スピーディーに探る釣りはやはりバス釣りの醍醐味。

ただ巻くだけで引ったくっていく時の衝撃は何回味わっても、病みつきになる感覚です。

ブリッツMAX-DR、EX-DRはお世辞なしに釣れます!

ディープクランクとしての群を抜いた性能は色々ありますが、中でも、タイトでハイピッチなアクションは本当に反応が良く、釣れ続くというのが使い倒した素直な実感です。

これから水温も下がって、出番のあるタイミングは限られてきますが、朝一や夕方のフィーディングタイムにはまだまだ活躍しそうです。是非是非オススメします。

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ちなみにタックルは

ブリッツMAX-DRは7ft前後のMHクラス。スティーズ、ディープストライク。ブラックレーベルFM70MH。レジェンドVIP70MHなどなど。

ブリッツEX-DRはMAX-DRと同等かややパワーダウンしたものでOK。ブラックレーベルFM70M等のMクラスで使用できるは本当に便利です。

そしてやはりライン、私は両クランクとも通常はフロロの8~12lb.(モンスターブレイブ)を選択しますが、潜らせたくない時や根掛かりし易い所などは16lb.まで使用します。

やや細軸のフックに交換すれば大概はフックを延ばして回収できます!

逆にもっと深く潜らせたい時はPEの0.6号から1号位を使用します。

リーダーはフロロの8~10lb.を1m位が目安です。

潜行時のラインの受ける水の抵抗は大きく、フロロの場合と比べかなり潜ります。感覚的にも分かる程です。

ラインの使い分けまで考えれば、様々なシチュエーションにも対応でき、逆により状況にフィットした使い方も煮詰められることになります。是非ともお試しあれ!では!

(写真:場所は高滝湖。秋のディープクランキングでナイスフィッシュをキャッチ!)
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