新製品、琵琶湖ルアーテスト

O.S.P開発担当の橋本さんが琵琶湖で新作ルアーのテストを行うとのことで今回、ボクもちゃっかり同行させてもらいました。

O.S.Pプロスタッフで琵琶湖人気ガイドの森田さんのボートに2日間も乗れる。しかもビッグバスが狙える3月!!



「今回は遊びではなく仕事ですからね!」と橋本さんから、念を押されながらも心の中はウキウキ遠足気分(笑)

初日のテストは森田さん監修のスイムジグ。まずはライバル他社製品を使いテストします。最初に渡された某社のジグは投げるたびにウィードが絡まって、半分くらいのキャストが無駄になり、かなりイライラしました次に投げたのは、先ほどのジグよりは少しマシですが、やはりウィードの山に当たるとスタックしてウィードに絡まってしまいます。



そして最後はO.S.Pのプロトジグ。試しにゆっくり巻き、わざとウィードにコンタクト。枯れた柔らかいウィードも絡みづらく、全然ストレスなく巻き続けることができました。橋本さんから、飛距離やキャスト時の姿勢、スイム姿勢にレンジキープ力、トレーラーワームのズレ、ガードの量、フッキング、さらには糸ヨレもないか? などの細かいチェックポイントを指示。テストの結果、キャスト性能も抜群! 何回キャストしても糸ヨレもありません。

まだまだ発売は先なので細かい部分は非公開ですが、森田さんも仕上がりには満足していたようです。そしてテスト中なのに50cmアップがバンバン釣れちゃいます!



すでに1年以上前からテストを行っているらしく、「これでもう市販でいいのでは?」という問いに、もう少し微調整し市販にいたる、とのこと。この一切妥協しない姿勢に感動しました。結局、初日は丸一日スイムジグをキャストし、泳がせ方にも慣れてきた私にも超デカイバスがヒット! 貴重な50cmアップを慎重にやりとりし、ファイトを堪能していたら、ランディング寸前で痛恨のバラシ!

森田さんから「やりとりに時間かけ過ぎ!」とお叱りを受け、その貴重なチャンスを逃した初日は私だけゼロで終了しました。ウウ……まぁ、今回はルアーテストなのだから! と自分に言い聞かせ、迎えた2日目(笑)



今日は他のプロトルアーもテスト。私が霞水系で今一番欲しかったルアー、ミドルレンジ用のクランクベイトの試作品4種類をテストしました。カスミ水系のハードボトムだけでなく、ウィードでのテストをしたかったようです。どれも見た目は同じような4種類のプロトルアーですが、投げてみると不思議とどれもまるっきり性質が違うのに驚きました。



どれも釣れそうでしたが、自分の感想を伝え、一番気に入った物を選びました。橋本さんいわく、リップの角度や幅がミリ単位の差で大きく泳ぎに変化を及ぼすとのこと。完成まではこれから何度も試作を作り、テストを繰り返すそうで、発売に至るまではまだまだ長い時間がかかりそうとのことでした。決して妥協せず、完璧な製品しか発売しない精神に感銘を受けましたこれぞまさに「10years standard」ですね。

ところで肝心の納谷さんは、琵琶湖バス釣れたの??

2日目のラスト1時間を切ったところまでノーフィッシュ。この日は巻きの反応が悪いと判断し、唯一持っていった琵琶湖らしいビッグワーム、ドライブクローラー9インチのネコリグをキャスト。



じっくりとウィードを攻め、最後の最後になんとか無事に、50cmアップとはいきませんがプリプリのナイスバスをキャッチすることができ、ギリギリセーフ!(笑)

今回、お世話になった森田さんのガイドでは、巻き物メインでビッグバスが狙えます。琵琶湖の豪快なストロングなパターンを楽しみたい方にオススメですよ! とっても人気のあるガイドさんなので、ベストシーズン前にぜひ、早めのご予約を!