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今年の冬は例年より厳しい?厳寒期のハードベイトゲームを模索する。by辻井伸之

和歌山の辻井です。

厳寒期の真っ只中、私にとって例年になく厳しいウィンターシーズンとなっています。

そんな中でもVARUNA SPHIGHCUT DR-SPで数少ないチャンスをモノにしてビッグフィッシュをモノにしています!


●ヴァルナSP(旨ワカサギ、メタリックオイカワ)
年末、水温が10℃を下回った頃から本格的にメインルアーとしてキャストするサスペンドタイプのジャークベイトで、2~3トゥイッチ&ポーズで実用2.0mレンジを通せます。

アクションについていつもレポートの中で触れていますが、厳冬期において強すぎるアクションよりもラインをそっと張るだけのトゥイッチで十分。

ルアーを跳ばすような強いアクションはむしろバイトを遠ざけるのがこの時期のキモの一つで、ヴァルナをはじめ、阿修羅シリーズのフラットサイド特有のフラッシングが最も活きるシーンです。

タフな時ほど横方向に追うのではなく上方向に突き上げるようなバイトが出るのでバスのポジションに対して上方向の何か、縦ストがあれば尚更意識して攻めてみましょう。

合川ダムMAX級となる56㎝はフラットのオフショア、この辺に沈み石垣あるんだよね~とヴァルナ(メタルオイカワ)を通したらブワ~ッと浮いてきてバクゥッ!

千載一遇のチャンスをモノにした2025年のファーストフィッシュでした!


ここ数年、合川ダムの冬季はジンクリアウォーターで推移する事が多く、私的な定番色としてアイスシャッド、メタルオイカワ、旨ワカサギ、リアルオイカワの4色となっております。

使い分けはシチュエーションを選ばないアイスシャッド、曇天時のメタルオイカワ、フィーディングフラットでの旨ワカサギ、晴天時のリアルオイカワという感じです。

これにキンクロやチャート系、変化を付けたい時のピンクレディというローテーションになってます。



●ハイカットDR(レーザースモークブラウン)SP
これが無いと冬の釣りは怖くて堪らない、最後の切り札としている小型サスペンドシャッド。
特に1030hPa級の高気圧ど真ん中という釣行日はヴァルナではなくこちらがメインとなります。

バスの動きが重く、ルアーをバスの目の前に送り込むという意識でカバーやストラクチャーにタイトにアプローチする事を心掛けています。
根掛かりが気になるようなシーンではよりカバーに強いダンクSPやパワーダンクSPを使う事が出来ます。
ルアーとしての差異はありますが、私にとっては意識も使い方も同じなので使用タックルに合った物で使い分けている感じです。

ハイカットDRのカラーはカバーにコンタクトさせつつ使う事が多いのでボトム色を意識してレーザースモークブラウンがメイン。
シャッドを使い始めた頃の合川は淡水赤潮が出ている事が多かったので赤系、その名残でスポーンレッドも併せてよく使っています。

ボトムが岩盤ならアイスシャッド、土系なら旨ワカサギ、中層をトゥイッチ&ポーズさせたい時はクリアワカサギ等々、シチュエーションに合わせてセレクトしていますがヒットしたらそのままのカラーで押し通してしまう事が多いのは釣り人の心理です、、、

そんなハイカットDR(レーザースモークブラウン)に出た53㎝のビッグフィッシュ!



ガレ場の小張り出しの先端を掠めるようにロッドワークによるポンプリトリーブ。
ゆっくり近づいてきてフワリと吸い込んだのをそっと利き合わせ!
その長さ以上にとんでもなく重い魚でした。

ビッグフィッシュをルアーの大きさに頼らない、感動に打ち震えた1匹でした!

この感動、是非味わって貰いたいですね!



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