冬から春にかけての合川ダム攻略鉄板パターンを辻井伸之がご紹介!
和歌山の辻井です。
桜の季節が訪れそろそろスポーニングシーズン開幕ですね!
冬から春へ移ろう季節の中、ホームとなる合川ダムで有効になったルアーを振り返ってみます。
今年は1月半ばに温かい雨が降り、その後2月は高気温で推移しました。
ウィンターシーズンが年々短く感じられるようになってますね。
●ヴァルナSP(メタルオイカワ リアルオイカワ)まずウィンターシーズンにメインルアーとなったのが毎度ヴァルナSP。
基本はスローテンポな2~3トゥイッチ&ポーズですが、アクション以上に大切なのがバスのポジションに対してどういうコースでベイトフィッシュを待っているかを意識しながらアプローチしていくかが大切です。
ここぞという場所があればトレースコースを変えながら少なくとも2~3キャストしてみましょう。
ミスバイトやノリが悪いと感じたらルアーはそのままに、カラーを変えるだけで劇的に変わるシーンも多いです。
今シーズンはメインカラーはアイスシャッドですが、クリアウォーターのローライト時はメタルオイカワ、晴天時はリアルオイカワを使ってみました。
このヴァルナSP、冬季をメインに使っていますが、ハイシーズンにおいても濁りのクランキングが効かないシーンで有効になる場合がありますので雨が絡むようなシーンでホットタイガーやキンクロ等を忍ばせておくとイイですよ!
●ハイカットDR(レーザースモークブラウン)私にとって真冬の切り札とも言える存在で、1030hPaクラスの高気圧、放射冷却ど真ん中では常にメインルアーとなるサスペンドシャッド。
基本はカレントの裏側にあたる岩盤等の縦ストに擦り付けるようなロッドワークによるポンプリトリーブ。動きたくないバスの目の前にルアーを通すイメージでアプローチしています。
晴天ピーカンべた凪DAYの出番が多い事から光を透過するゴースト系カラーを基本に、ガレ場や岩盤の底質(色)に合わせてレーザースモークブラウンをメインに使っています。
かつての合川は赤潮がよく出ていたので水色に合わせる意味でのスポーンレッドの出番も多く実績も高いです。
●阿修羅ⅡF(ジェードシャッド)例年ですと春一番後、3月~4月頭の寒の戻りの中で消えたバスを【探す】【釣る】【ビッグフィッシュ】を成立させるのがフローティング阿修羅の釣り。
上記冬のヴァルナSPを継続してキャストしているタイミングなのですが、釣れるサイズにレギュラーサイズが混ざるようになってきます。
ここで一段上の釣りとして投入するのがフローティングタイプの阿修羅2。
寒の戻りでより良いスポットに固まる傾向となるのですが、このより良いスポットというのが全くの想定外の事が多く広範囲を手早く探る必要があります。
阿修羅2Fをノンストップのトゥイッチ&ジャークを行う事で全く釣れそうにない状況が突然のバイトラッシュに繋がります。
2月末~3月期の寒の戻りは特に反応が顕著で、成立させるとほぼビッグフィッシュパターンとなります。
ヴァルナから阿修羅へ、ルアーを小さくする方がよりビッグフィッシュパターンとなる点が面白いところですね!
ルアーの大きさに対してのルアーの相対的スピードが重要な点である事が示唆されます。
ここで重要なポイントは、ジャークベイトが有効となるシーンはバスが一か所に集中する傾向があるという点で、ハイシーズンでもバスを沈めてしまうような雨なんかがあるとより良いスポットに集まっている可能性が高いです。
これを探し出すのがフローティングタイプの阿修羅2やドゥルガになります。
季節問わずジャークベイトの出し処として覚えておきましょう!
●HPフィッシュ3.7“(グリパンシャッド TNスモークレディー、グリーンサンダー)ルアーの概要はルアーサイズに対してテール周りの迫力が目を引くニュースイミング系ソフトルアーで、完全水平姿勢と100%ウォブルと称されるカリカリとした小刻みなテールアクションという事。
初めて使ったのは2月中旬の合川ダムで、バスの意識がボトムにあった事から3.5~5.0gのテキサススタイルでした。
例年より高気温で推移していたとは言え、50UP2発を含む二桁釣果(11匹)、もう少しで春爆と言えそうな釣果になりました!
使い始めたばかりで分かった風な事はまだ言えないのですが、釣ったバス以上に反応していたバスの量が相当数に感じられた事からバスの琴線に触れるルアーである事は間違いなさそうです。
今後皆さんからの釣果報告が待ち遠しいです。
第一印象としてノンソルトの耐久性と対応スピードの高さからスリッパー等のカバースイムジグとの相性は良さそうに感じますね。
今後ハイシーズンのカバーゲームではメインとなる事も多そうです。
ヴァルナSPで53㎝!
HPフィッシュ3.7”のテキサススタイルでグッドサイズ連発!
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