6月中旬の合川ダム
こんにちは、和歌山の辻井です。
先日の合川ダム釣行をレポートさせていただきます!
初レポートはホームレイクの合川ダム
日時:6月16日(木)合川ダム
天候:雨
風:無風~14:30(13:30)
水位:-1.5m
<コンディション>
日置川:白濁り
将軍:ジンクリア
各川筋ダムサイト寄り最下流濁り
釣果14匹:54,43,42,40cm
急遽出撃を決めた合川ダム釣行。
昼頃までは降らない予報だった?はずが朝からしとしと・・・しかも少し肌寒い。(明け方の月食なんて見えません)
桟橋から目にする湖面は一面白く濁り、浮きゴミに覆われています。
先週からそんなに降ったのか??
(写真:今年の最大魚となる54cmをこの釣行でキャッチ。ルアーはハイピッチャーです。)
ポストのお疲れバスはHighPicherがお好き!
ダムサイト周辺は一面の白濁り。
まずは将軍筋に入りました。
ベントミノーでのファーストフィッシュの後、ブリッツでポンポンと釣り上げ、さらに、最下流左岸の小インレットからハイピッチャーに42cm!
少しバスの反応は弱いと感じつつも、釣れなくはない。
その後、1番岬を過ぎ、岩盤エリアに入ると水色はジンクリアになり、バスの反応は一切ない・・・。
古屋のワンドの一番大きなインレットにて、ベントミノー106Fに40UP数本によるチェイスがあるも、フォローのスモラバが浮きゴミに引っ掛かってアウト。
一切の反応が無い中、千載一遇のチャンスと思えただけにかなり凹みます。
状況が良ければ山盛り釣るつもりだっただけに、思い描いた状況とあまりにかけ離れていた事から一気に日置川へとバウを向け、「欲しいのはビッグフィッシュ」と方向転換。
将軍を足早に下りながらルドラのただ巻&ジャーキング。
1番岬周辺でジャーキングに2度チェイス&ミスバイトがあっただけで、サイズは共に40cm前後クラスでした。
そして日置川筋へ。
水温低下が著しい事は反応から見て取れますが、バスが居ないのかどうかの判断が出来ず、アプローチが中途半端になってしまっていることに気づきます。
そこでバスの状態を一から見直す作業に入ることとしました。
まずはサスペンドタイプのパワーダンクでスローに岩盤エリアを探ってみると、あっさりヒット!
岬周りの巻き始めでのヒットに、バスのレンジはそれ程深くは無いと感じました。
それならと1/4ozDWのハイピッチャーで表層から反応を見ると、反応はするがややズレを感じ、ウェイトを5/16ozに上げると反応は良くなる。
やや濁りも入っているので、ブレードを明確な使用感のタンデムタイプとし、スカートもゴールドスカート(キラーゴールド)にチェンジ。
水中岬の先端部から40cmが出た事から、フォローにドライブクロー2”をセットしたスモラバを入れると連続バイト。
このことから、バスのポジションは岬の先端部の流れに対して裏側だと判断できました。
見えてくると、タフに感じるコンディションがどんどんイージーになってきます。
ビッグフィッシュ狙いはノーシンカー&トップという流れですが、今シーズンここまでの釣行を振り返ると、雨絡みのビッグフィッシュパターンは著しくバイトが浅く、ミスフィッシュに泣くことがあまりにも多かったため、ならばしっかりバイトする釣りで!
という事でウェイトの決まった5/16ozTWのハイピッチャーで大滝ストレッチを流します。
雨による冷たい流れから身を潜める事のできるスポットにルアーを入れていくと、消え入りそうな小さなバイト。
ブレードの違和感から、実のところ半信半疑でフッキング。
バスがボート向けに進んで来るので追い合せを入れ、ここから本格的なファイト開始!
最初の突っ込みで50UPを確信!
強くは無いがビッグフィッシュ特有の何とも言えない重量感!
上がってきたのは予想通り、次の産卵に備えて休憩中のポストスポーン。
サイズは54cmの今年一番のビッグフィッシュ!
産卵頑張ってね~とリリースした後残るのは何とも言えない心地良さ。
こうなるともう1本50UPが欲しくなるのが常。
上流部へ入り、フラットのフィーディングバスをドライブスティックで狙う!
しかし2バイトで獲れたのは43cm匹だけ。
吊橋下流のフラットのスモラバにもいい反応(ミスバイトが多いけど・・・)
バスが溜まっている雰囲気ならジャークベイトのパターンも探したい。
しかし・・・ここで相方からの緊急コール!
というわけで一気に桟橋まで戻りながらハイピッチャーで二桁釣果に乗せて撤収となりました。
今回は最近練習中のダブルブレードのスピナーベイトという事でハイピッチャー。
どういうシチュエーションで有効であるのか、自分なりに見えてきた中で最適な選択を意識しながら使ってみたところ、ポストスポーンの54cmという今年一番のビッグフィッシュに繋がりました。
写真を見ていただければ分かりますが、掛かりはトレーラーフック1本、しかも外側から掛かっている。
バスがルアーを口にした後反転せずに私の方へと向かってきた事から、フッキングをしっかり決める事が非常に大きな要素となりました。
ハイピッチャーは主に1/4~3/8oz.を使っていますが、バスへの有効レンジとスピードの微調整。
1本のスピナーベイトをロッド操作によってコントロールするのではなく、最適なウェイトを選ぶだけで無理なくレンジの調整が可能です。
ウェイトが変わるとまるで別物になる他のスピナーベイトとは一線を画し、アングラーの技術をルアーが補ってくれるという実に便利なスピナーベイトである事が分かります。
「チェイスはあるんだけど・・・」
とはよく聞く話。
だけどそれはほんの少しのレンジの差、ほんの僅かなスピードの差によるものだとしたら?
それに対応できるスピナーベイトがあるなら使うしかないですよね?
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