初冬の五三川、ハイカットSRロケを振り返るby波呂魁人
皆さんこんにちは、波呂魁人です。
今回は先日五三川にて、「ハイカットSR」を使ったロケをさせていただきましたので、その時の深掘りをしようかなと思います。その日は休日で朝からかなりの釣り人が往来しておりましたが、なんとか1番目に狙っていたエリアに入ることができました。
最初は朝で光量も低いので「マットチャートブルーバック」カラーのただ巻きでサーチしておりました。ですが連日の暖かさに対してその日は冷え込みも酷く、減水していたということもあり反応がなかったので、ルアーとカラーはそのままでジャークの釣りに変えると早々にヒレピンの良い魚体の40upが釣れてくれました。
そのまま、朝イチ〜昼過ぎくらいまではやはりジャークで当て込んでいったり、魅せて逃がすリアクション的要素をしてあげる必要がありました。
その際に明るくなっていったことによってチャート系から少し薄めのカラーに変更してあげると反応も増えました。
昼頃に反応があったのは
「GSジェードシャッドチャートベリー」でナチュラル系ではあるもののしっかり腹と側面にチャートカラーの入った、五三川などのマッディーからステイン寄りの水の色のフィールドで活躍しやすいカラーになります。
このカラーではただ巻きで1フィッシュと、杭のあるエリアをジャークで当てて浮かして狙う釣りで2バイト1フィッシュという感じでした。
なかなかバイトを得づらいタイミングにこういった細かいカラーチェンジが功を奏した形になりました。
夕方は朝イチと同じポイントに入り、フィーディングで浅場に遡上してくる魚に対してのアプローチになるのでここでももちろん使うのは「ハイカットSR」。
こういう水温も上がりきったタイミングの場合は「ただ巻き」
これが1番手っ取り早いです、浅ければ尚更。
水の色はクリア寄りのステインということで「GFスポーンレッド」をチョイス
するとまさかまさかのこれがハマり数十分のうちに5、6バイトあり、そのうち2本キャッチ、もう1本は抜き上げに失敗しオートリリース。
この際意識したのは、遠投してちょい早めに巻いてあげること。
これが出来るのは重心移動システム搭載であるハイカットSRの強みです。魚体が見えたその3本は全て40upで、内2本は40後半はあろうかという魚でした。
段々と光量も落ちていくなか魚が見つけづらいだろうと考え「マットチャートブルーバック」に変更。
「じゃあ最後、5投ね」とカメラマンの安田さんから。
すると、まさかその2投目でバイト!
40あるなしでしたがカッコイイバスをキャッチし、気持ちよくロケを終えることが出来ました。
ちなみに辺りを確認すると連発しているのは「ハイカットSR」を使っていた自分のみ。
動画でも言っていましたが、本当にただ巻くだけで釣れるこのルアーは本当に秀逸だなと。
実は、このロケをする1週間前にも20分だけ釣りに来たのですがその時もハイカットSRでなんの前触れもなくバイトラッシュが。
その短時間で結果は5バイト2フィッシュ。
そのうち1本が50upのシーバスで、もう1本がまさかの筋肉モリモリの50upのバスでもう最高の一言。
ちなみにその時は冷え込みがそこまでだったのでマットチャートブルーバックではなく「黒金オレンジベリー」での釣果でした。
ぜひ皆さんにも、こういう厳しくなりがちなタイミングには、遠投して巻いてみてほしいですね!
エリマキシャッド2.3”の波呂魁人的オカッパリ活用術をご紹介!
どうもみなさん、波呂 魁人です。
先日は五三川にて新製品エリマキシャッド2.3inをメインにロケをして参りました。
今回は、五三川×エリマキシャッドの相性について文章でもご説明しようと思います。
ロケ当日は土曜日という釣り人も多い中で、自分自身そのルアーパワーを実感しましたね。
フィールドの状況は前日の雨での水温低下、増水、田んぼの代掻きによる白濁、そして風というフィネスな釣りにはかなり不向きな状況。
そんな中でキーにしたのは「カバーの存在」でした。
中でも緑の葉がしっかりと浸っていないと魚の反応も少なかったので完全にカバーパターンだと確信。カバー周りは葉による酸素供給、シェードなど様々な好条件があったのですが、それでも濁りはかなり酷く普通のフィネスワームでは中々に口を使わせる、というか見つけてもらうこと自体が難しい状況。
そういった状況にはハードプラグのアピール力でしっかり気づかせてあげるのが基本ですが。。
どうしてもカバー周り、そしていつもより増水しているということで普段落ちていたゴミなどが水面に漂流し、トリプルフックの付いたハードプラグじゃ中々通せない状況。
そういった中で活躍するのが「エリマキシャッド2.3in」なのです!
このワームなら、表層でのジャークによるポッピング音やただ巻きによるウォブリングなど通常であればハードプラグの専売特許な技になるんですが、ほぼほぼ網羅できちゃうんです。
なので
濁った中でもしっかりとバスにアピールできるので見つけて貰いやすい上に、細見のワーム素材なので食わせ力にも長けているというまあまあ反則的なワームになっていると思います。ちなみに是非とも今使って欲しいリグは、
・ガード付きマスばりのちょん掛けのノーシンカー
・プロペラ付きジグヘッド
ですね。
カバー周りでかなり扱いやすいのが、ガード付きのマスばりちょん掛けでのポッパー的アクションですがこれがまたかなりアツいんです。
動画でもこの釣りでデカいのをキャッチできましたが、相当興奮するバイトシーンを見れますのでこのリグを1番にやって頂きたいですね。
それに針を固定していないことによって他のワームにもそのまま付け替えることが出来るので、タックルが制限されるオカッパリにとって結び変え不要なのはアドバンテージになると思います。
プロペラ付きジグヘッドはオープンウォーターでの沈み物の横を通したり、風が当たる護岸面でのミドストなどがよく釣れたりしますね。
風で水中が掻き乱される所ではアピール力があった方が絶対にいいのですが、ハードプラグなど強すぎたりすると魚が口を使いづらかったり、トリプルフックも針掛かりが浅かったりするので、1口サイズのエリマキシャッドはかなり効きやすいと思います。エリマキがあることによってかなりのブレーキ力が生まれ、長い時間誘い続けられるのもこの体力の落ちたアフター期には欠かせない要素となっていますね。
それにアフターの魚は金属音が好きなことが多いのでこのリグもかなりおすすめ。
ジグヘッドのg数は風がある時は0.6gで、かぜがある時、少し深いレンジを狙いたい時は0.9gがおすすめです。
というのもどちらも、今濁っているからこういったセッティングになっているのですが、濁りが取れればプロペラは不要ですし、カバーがなければマスばりのガードも要らないので、現在進行形でやって頂きたいリグになります!
開発されたのが峯村さんということでやはりどうしても「ボート専用のワーム」などと思われる方も多かったと思います、それにワームの形状的に「釣り方がわからない」という方もチラホラ。。
ぜひオカッパリされる方は今回の動画を是非ともご参考にして頂けると幸いです。
是非皆さんもエリマキシャッドをオカッパリでお試しくださいませ!
厳寒期の五三川で驚異の釣果!その原動力となったドライブシャッド6インチを波呂魁人が解説!
皆さんこんにちは、フィールドスタッフの波呂です。
五三川にて今かなり反応の良い「DoliveShad6in」
その釣れてる理由を自分なりに解説させて頂こうと思います。
まず釣れている要因として、中流域の大規模な工事。
これによって、もともとその工事現場付近に居た魚が上流か下流に逃げているのではないかと考えたのですが、今現在工事されているのがここ↓
で、この場所のちょうど下流方向にある橋と橋の区間にかなりのバスがストックされていて、恐らくここのバスが工事の音や強烈な濁りを嫌って、少し離れた下流あたりに集まっているのではと想定。
土日は工事がなく静かなのですが、工事場所の脇を通って遡上するほどの理由が自分的にはないと思ったのでより近くで条件が良い場所はというと下流に下ったほうが近くて多いのかなと考えました。
そもそも今は冬。
そんなリスクのある行動は取らないのが自然だと思います。
そして、ちょうどこのタイミングに重なった大潮。
冬の大潮のタイミングは冷たい北西風が吹くことを体感的に感じておりますが、今回もほぼほぼ吹いていてずっと水面が波立っている状態でした。
なにより、大潮初日は大雪でかなり冷え込み(温度差が激しくなる)、雪による水中の酸素量が上がったことで魚のテンションが上がったというのもあったと思います。
それも関係してかなりの魚が春を意識して餌を食べに動いていたと、魚を釣ったことによって実感しました。
ちなみに恐らくこれはまだまだ序盤なのでこれからもっと春の動きは色濃く出ると思います。
それと少し前にはなりますが、12月中旬頃に中部プロショップ友の会の方々が行ってくださったヘラブナとマブナの放流により、厳しくなるこの冬時期にまさかのベイト量が増加。
これがドライブシャッド6inというサイズ感のものを多用した1番の理由です。
真昼間に効きやすいグリパンシャッドというカラーですが、ドラシャ6のグリパンシャッドとマブナの写真を見てもらうと、背中の色が少し似ているというのとボトムの色に同調するようになっているのが分かります。
そしてマブナとドラシャ6の後ろから見た時のシルエットがもろ被っているのにも気付きましたが、なによりドラシャ6は遅すぎないスピード感で巻けるのでなかなか見切られづらく、スピードが乗ったままバイトされやすくバイトが深いことが多いんです。
他にもソフトシェルスモークやネオンワカサギ、ライムチャートバックシャイナーなどの明るめのカラーは表中層を攻略する時に人間からも目視しやすいしバスからも狙いやすいのでフィーディングタイムなどで活躍しやすいです。
など、状況によってカラーを変えることで反応が変わることがあるので「地味め」と「派手め」のカラーを用意しておくと安心ですね。
冷え込んだり温度差が激しいタイミングなどは、中層やボトムをちょうど良いスピード感、ボリューム感で巻けるドライブシャッド6inの出番がかなり増えると思います。
続いてタックルセッティングの話になりますが、ノーシンカーの釣りはフックセッティングが重要になってくるので僕はかなり拘ってます。
セッティング後がこれ↓
見てもらえば分かるようにフックアイの位置が高くなって頭上がりのセッティングにしています。
なにより、フックポイントが上を向いてるので自動的にフッキング率が高くなります。
こうすることによってお腹で水を多く受けるようになって、スタンダードな刺し方よりもよりスローに、そしてよりウォブルとロールが入るようになります。
ちなみに針を刺す前に少し水につけてドラシャの頭の方を優しく揉んで塩を出してあげてください、身切れが緩和されますよ。
使っている針はフッキング率アップのためにショートネック、ショートスロートの物をオススメします。
タックル↓
ロッド ベイト610MH
リール ベイトハイギアリール
ライン フロロカーボン 16lb
フック ワイドゲイプの6/0
最後に、
この釣りは1日に数が10本以上釣れたり確実に釣れるという釣りではありません。
抑えの釣りはいくらでもあってその中でも
オーバーライドの足元メタルの釣りや
サイコロラバーのダウンショットは特に確実性があります。
1匹を釣るためには遠回りになると思われるこのドラシャの釣り。
ですが、この春に向けて動き出している肥ったデカいバスを釣るためにはこの釣りをするのが近道であるというのは言うまでもありません。
巻いてる時のあの無重力からのいきなり「トンッ」と入るあのアタリ、、
本当に病みつきになります。
僕の冬の釣りはドラシャ6で成り立っているようなものです。
ちなみにリザーバーではほとんどがクリアアップしているのでチェイスもかなり見えてめちゃくちゃ興奮しますよ。
そもそもこれはリザーバーから持ってきた釣りなのでぜひリザーバーでもやってみて下さい、よりこういった釣りが好きになりますよ!
最後までお読み頂きありがとうございました。
五三川で好調なブリッツシリーズの使い分け術を波呂魁人がご紹介!!
皆さんこんにちは。波呂魁人です。
今回は五三川にて反応がよくなってきているルアーをご紹介しようと思います。
季節は初秋ということでやはり定番のクランクベイト。
王道中の王道、ブリッツシリーズですね。
五三川はマッディシャローなエリアが多いので基本的には浅いレンジを快適に巻けるものを中心に投げ分けて行きます。
クランクで釣るためにはボトムノックだったりと、「物に当てる」という狙い方が有効ですが五三川にはかなりの沈みものがあるので根掛かりは付き物。
それをいかにして減らすのか考えたところタックルバランスはもちろんですが、基本的なことではあるものの、やはりその場所に合わせて潜行深度の違うクランクを使い分けるということが釣るためにも根掛かり回避にも繋がると思いました。
目安として、スピードを落とすことなくボトムに当たりすぎないようなクランクを選ぶことが重要です。
ブリッツシリーズには
ブリッツSSR、
ブリッツ(ノーマル)、
ブリッツMR、
ブリッツDR、
ブリッツEX-DR、
ブリッツMAX DRと幅広いランナータイプがあるので使い分けが特にしやすいのも魅力。
クランクはリアクションで食わせることが基本なルアーなので速い速度で仕掛けたい。
そのためにも、
最初投げる時は水深が分からないところもあると思うので1番浅いレンジを引けるSSRを投入していけば間違いないと思います。こういった減水している状態の場所なら迷わずSSRから!
そして、
ロストを極力減らしたいという方には沖には投げず護岸沿いのみをトレース&根掛かり回収機を携帯しておくことをおすすめします。そうすれば近距離での回収が可能になるため回収率がグッと上がります。
ちなみに自分が最近良い思いをさせてもらったのはこのエリア。
ここは養鶏場前という名前の場所で、
足元に杭が連続であるためその上を引いてくる時はノーマルブリッツ、横を引いたり直接当て込みにいきたいときはブリッツMRを使い分けています。ぜひ皆さんも秋のブリッツゲームお楽しみください!
参考までに↓
ハロカイト使用タックル1
ロッド SWAGGER C66ML-LM
リール ALPHAS SV TW 800SHL
ライン GT-R ULTRA 10lb
ルアー タイニーブリッツ、ブリッツ(SSR~MR)
タックル2
ロッド REBELLION 661MRB-G
リール 20タトゥーラSVTW 6.3L
ライン GT-R ULTRA 10lb
ルアー ブリッツ(SSR~MAX DR)
波呂魁人が解説!O.S.P王道ストレートワーム2種超実戦的使い分け考!
今回は、
HP3Dワッキーと
ドライブクローラーの使い分けをご紹介します。
O.S.Pから出ているこの2つのストレート系ワーム。
最近五三川でよく釣れているこの2つのストレート系ワームですが、
サイズ感とカラーの選択が重要だなと感じております。では、この梅雨時期での基本的な使い分けはというと、(サイトフィッシング以外で)
HP3Dワッキー→その場に居る魚を確実に食わせるイメージ。
「晴れの日」ネコリグでカバーなどに吊るして狙う。
「雨の日」晴れの日の使い方に加えて、カバー付近にノーシンカーでフォールさせて狙う。
カバー撃ちをするなら水押し弱めなのでナチュラルかつ派手めなカラー、サイズも気持ち大きめ。
例えば
イソメンや、
まんまみみずぅなどがナチュラルかつ明滅も効くのでかなり使いやすいカラーなのかなと思います。
雨が降った後のミミズが出てくるタイミングだとかにはやっぱり外せないカラーですね。
ちなみに、今の五三川のカバー撃ちなら4.3inがベスト。
(ドライブクローラー)→魚を寄せてその勢いで食わせるイメージ。
「晴れの日」ネコリグでカバーの吊るしやネコリグ、フリーリグでオープンウォーターの沈み物などを狙う。
変わり種ですが、吊るしである程度シェイクを続けて食わなかった時は沈めた分水面付近まで持ち上げて食わせる使い方もアリ。
「雨の日」晴れの日の使い方に加えて、カバー付近にノーシンカーでフォール、ネコリグ、フリーリグでオープンウォーターの沈み物などを狙う。
カバー撃ちをするなら水押し強めなので薄めで水馴染みしやすいカラー、サイズも気持ち小さめ。
例えば、
ゴーストシュリンプだったら砂地のエリアにはめっぽう強いイメージがあります。
そして、僕のイチオシカラーは
ステルスみみずぅですね。かなり水馴染みが良いので存在自体がボヤけながらもドライブクローラーならではの強波動で存在を主張する感じ。
「見えにくいけど居る」こういうニュアンスで使ってみると釣れにくかったバスも釣ることが出来ます。
サイズに関してですが、今の五三川のカバー撃ちなら3.5inがベスト、オープンウォーターなら4.5〜5.5inがベター。
ざっくりと僕の使い分けを説明しましたが、カバー撃ちでは水面付近で逃げ惑うテナガエビや、トンボ、フライなどをイメージしたり、カバー抜けの向上を考慮してこのサイズ感、カラーを基準にしています。
いろんな使い方で釣れる優秀なワームなのでぜひ皆さんもHP3Dワッキーとドライブクローラーを使い分けてカバー撃ちバス攻略のひとコマに加えてみてはどうでしょうか。
初回レポート
皆様はじめまして!
この度O.S.Pフィールドスタッフとして活動させていただくことになりました、波呂 魁人(はろ かいと)と申します。
メインフィールドとしては五三川、大江川などの中部エリアとなりますが、フットワークの軽さを武器に高山ダムや室生ダムなども射程圏内としております。自分の得意としているパワーゲームでの「ラン&ガン」のスタイルで“バス釣りらしいバス釣り”を各フィールドで展開していこうと思っております!
もし各釣り場でお見掛けしたらお気軽にお声掛け下さい!!
もっと「バス釣り」の“たのしさ”を広めていくためにも精一杯頑張らせていただきます!!
まだまだ拠点を移動したばかりで至らない点も多々あるかと思いますが、皆様どうかよろしくお願い致します。