バスプロスタッフ | レポート&プロフィール

晩秋の印旛沼、グッドコンディションを狙って釣れるスピナーベイティングを指導!by山添大介

皆さんこんにちは。O.S.Pプロスタッフの山添です。
11月に入り気温も下がって、防寒着が必要になってきましたね。



水温も気温低下や冷たい雨等の影響でガクッと下がるタイミングでもあります。

私のホームレイクである印旛沼も日に日に下がり、現在の水温は13〜14度台といったところ。
1尾の価値が高くなりはじめるこのタイミングで、効果的なルアーの中にハイピッチャーハイピッチャーMAXがあります。



使い分けとしては、簡単ではありますがハイピッチャー3/8ozを基準に、濁りが強い時にはハイピッチャーMAX3/8ozでアピール度を上げてシャローをよりゆっくり引いたり、密度の濃いパラアシエリアでは、5/16ozでより着水音を抑えて細かく丁寧に刻んだりといった具合です。
印旛沼での使用カラーは、ホワイトやチャート系を基準に、黒金系のキラーゴールドが基準。
チャートバックアユ、スパークホワイトチャート、テイスティシャッドあたりが万能でお薦めのカラーです。




時期的に寒暖の差も大きい為、1日中ダラダラ投げててもそう簡単には釣れませんが、水温の上昇する午後の風の吹いたタイミングや、夕まずめ時の短時間でハマった時のルアーパワーには目を見張るものがあります。

釣れる魚はベイトを沢山食べているコンディションの良い魚が多いのも、この時期ならでは。

皆様もハイピッチャーシリーズを持ってフィールドへ足を運んで頂けたらと思います。



霞ヶ浦でのメタルブレードジグ実釣レポートby納谷宏康

みなさんこんにちは!

老体に鞭打って霞ヶ浦のトーナメントに参戦している
よくいえばベテラン
まぁただのおじさんトーナメンターの納谷です


(おじさんといってもOSPのBOSS T-NAMIKIと同い年なんですがw)

そんなことはさておき
今日は厳しいと言われている霞ヶ浦で素晴らしい釣果をあげているルアーを教えちゃいます
と言ってトーナメンターとしてはあまり教えたくないのですが・・・

そのルアーは先日発売された「メタルブレードジグ

今までのブレードジグの特徴は透明のブレードによりバスへのプレッシャーが低く
スレたバスには効果抜群でした。
欠点は高速で巻くとバランスを崩しやすくチドってしまうことがある。しかしこのチドりアクションがバスへのスイッチを入れることも多くあります。
あとはノーガードのためカバーに絡めてると根掛かりが避けらませんでした。
新発売のメタルブレードジグの特徴は、メタル製のブレードがラトルのようなカタカタ音を発し遠くのバスを引き寄せます。
この音はボートの上までも響いて聞こえてきます!
そして金属のブレードのレスポンスが良いので高速で引いても安定して泳ぎます。音はなるけどアクションはタイトで小刻みに泳いで警戒心の強いデカバスも簡単に口を使ってくれます。
フックもがまかつを使用。
ショートバイトでも刺さりもバッチリ!
太めのブラシガードが障害物かわし、さらにカバー対策のヘッド形状も効果的で、霞ヶ浦の釣りで重要な根がかり対策もバッチリなルアーが誕生してくれました!



発売以来、お気に入りでプラクティスで広範囲にバスを探す際に使っていますが、なぜか?
釣れるバスのサイズがでっかい! なんとも嬉しいルアーです。

秋が深まり冬が来る前がブレードジグがめちゃくちゃ効く季節です。
ぜひみなさんも霞水系で巻きまくってください!

重さは3/8OZ カラーはチャート系とグリパン系の2色をご用意。
トレーラーはドライブスティック4.5の頭を1cmほどカットしたものがオススメです。



それではみなさん良い釣りを!!



最新の利根川フィールドレポート!!by竹内一浩

OSPレポートを御覧の皆様こんにちは。ようやく秋らしくなってきましたが釣果は如何でしょうか。
昨年からBMC参戦によりスロープを霞ヶ浦に移しましたが利根川もエリアに含まれるのである程度のペースで利根川にも出ています。
そこで今回は利根川のフィールドコンディションについてレポートをします。



【近年の利根川】
近年、難しくなったとされる利根川。数年前の台風で魚が流されたとか、トーナメントの影響とか言われますが個人的に1番影響しているのは農薬や除草剤だと思っています。
広大な流域面積を持つ利根川の周りには田んぼやゴルフ場がが多く有ります。
雨によって溢れた悪い水が利根川に集まって流れる訳です。
昔は田植え(5月頃)と稲刈り(9月頃)の時季辺りにタフる感じでしたが近年はダラダラと長引くイメージです。
最近、夏場に「ノーシンカーを流れに乗せてドリフトさせて釣った」とかの話を聞かなくなったのはその影響かと思います。
単に魚が減っただけなら魚のポジションや釣り方自体は変わらないハズです。
【対処法】
まず考え方として流れが当たる側の方が水が悪く(見た目ではわからない)なります。
5〜6月辺りはアフターなので従来の釣り方で問題有りませんが7月頃に「さあ夏だ」と思って流れで釣りをすると魚は流れ(悪い水)を嫌っていて反応が無いなんて事が多々有ります。
そこでの対処法は水がマシなインサイド、支流や水路それ自体か合流の下流側、水門とその下流側、ワンド状の地形で釣りをする事です。
同じ様な水には見えますが何かしらの水質の違いが有り反応が得られます。
【10〜11月のオススメ】
今年は9月の下旬辺りに水が入れ替わって正常化した様に感じました。
10月13日に利根川に出ましたが『ドライブビーバー3.5(テナガ)』のリーダーレスDSや『HPシャッドテール3.1』のヘビダンで粒揃い(キロ〜700㌘)で6本の釣果でした。
カバーの水が当たる所でもバイトが有り、水が変わった(良くなった)感触です。



巻きの季節ですので『スリッパー+ドライブシャッド』、『ブリッツ各種』、『メタルブレードジグ』、『ハイピッチャー』等で1日中巻き倒しても面白いかと思います。
10月中位は魚は散っているので広く、11月は徐々にテトラや連杭等の水深の有るカバーにシフトすると良いです。

晩秋〜早春は今回の水の話は当てはまらない素直な季節ですので是非フィールドに出掛けてください。

追伸:昨年の晩秋からキャットフィッシュが増えた感じがします。その辺の影響の話はまた別の機会で…



坂本洋司のチャプター広島最終戦優勝レポート!!

四国の坂本です。

今回はチャプター広島最終戦in弥栄ダムにスポット参戦し優勝してしまったトーナメントレポートです。



スポット参戦のきっかけになったのは中四国ブロックチャンピオンシップが10月20日に広島県弥栄ダムで開催されるにあたって練習に入る予定でしたが丁度第1戦目が延期になった振替日と重なり試合中に練習するのも参加選手の邪魔になるし申し訳ないと思い、急遽自分もスポット参戦し上位選手のパターンや釣り方を聞いて勉強させてもらおうとスポット参戦してみました。

しかもタイミング良く大会冠がなんと!
【O.S.Pカップ】と言う(笑)
おかげで九州在住O.S.Pスタッフの高柳岬くんとお初の顔合わせできました。

しかもこの高柳くん第3戦、第4戦と連続優勝し連続3連勝を狙ってる強者です。

そんな高柳くんを含め地元の猛者を相手に自分には全くの勝算無し。
正直そんな感じでした。

「勉強させてもらおう」と言う事から勝つ気もなく勝てる気もしてませんでした
(笑)

それは前の週から土日練習に入ってみましたが自分に釣れるのはノンキーパー〜小バス。
最大でも700g止まり。

地元の選手でさえ500gサイズが貴重と言うほど他の選手も小バスに苦戦してたようです。
けれど釣ってる人は釣ってるようでした。

練習2日目、唯一500gのキーパーが取れる確率の高い釣り方を発見。
MMZナミのオフセットフックを使った7gヘビダン、これを水深約6mレンジのベイト群のいる立木に引っ掛けてシェイクまたはスイミングさせてるとアベレージ以上の500gが取れると言う釣り方。

それとMMZデカ7gテキサスで水深6〜8m辺りを中層スイミングで700gや、あと手応えあり(キロ以上)のスッポ抜けなどありアベレージ以上の釣り方が少しわかってきた?かも?的な感じでした。

しかしながらバイトは遠いし下手をすればノーフィッシュも濃厚。

けれどキロ以上が唯一取れるかも?的な釣り方。

僕は守る物もなくよって勝負の釣りを選択。

7gテキサスMMZデカでのスイミング、これとMMZナミ7gヘビダンほぼこれがメイン。



カラーはシルエットをぼかす「スモークプロブルー」とシルエットをハッキリさせる「エサナチュラル」のローテーション。

以上の内容で自分の釣り方を照らし合わせて勉強したいと言うのがスポット参戦目的でした。

そして向かえた本番。

行きたいスポットにはやはり選手が入り、なかなか思うように入れず保険エリアでバスが濃いと思われるエリアに入りMMZナミ7gベビタでまずは200g、そしてノンキーパー、そして500gゲット、そして200gゲットで3本はとりあえず揃いましたが3本1000g程度。

目的スポットが空いたのでMMZデカのスポットを順番に入るが全てノーバイト。

MMZナミの7gベビタンでフォローを入れながら行くと500g、400gと入れ替えができましたがキロフィッシュが取れない。

この時点で3本1500g台。

帰着時間は13時5分。

時間はもう13時前。

もう時間の限界。

エレキ戦なので10分以上前から帰着に向かわないと帰着遅れ、失格の可能性大。

最後その立木エリア撃ったら帰着しようとその一番沖にある立木をMMZデカ7gテキサスでジグスト風にアクションさせて通過したところで違和感…

その後下へ大きくロッドが絞り込まれ同時にスイープフッキング。

かなりの重みで1500g以上は確信、何度も何度も下に突っ込まれ立木にラインが擦れなが何とか上がって来たバスはやはりデカい!

1760gのキッカーゲット!

この時点で3キロ弱。

お立ち台は確信。

帰着12分前のドラマ魚でした。


入れ替え、エアー抜きを済ませ大慌てで帰着に向かいますが時速5キロ程度のスピードしか出ないエレキ艇がもどかしい…

帰着に向かってるがどんどん迫り来る時間…

どうにもならないこの祈るだけの時間がほんともどかしい…

途中ランデンィングネット使って手で漕いでみたり体を前後に動かして無駄な抵抗をすがスピードは当然変わらない(笑)

時間がどんどん迫る…

帰着2分前でもまだ岸からまだ距離がある…

お立ち台ウエイトを持ちながら失格か?

そんなオチで終わってしまうのか?

SNSのネタでそれもアリか?

数年後の笑い話のネタになってしまうのか?

そんな事が頭をよぎり心臓までバグバグし変な汗まで出始めました。

そして帰着時間残り55秒辺りで着岸。

ライジャケ、偏光を慌てて外して本部まで距離約80mを猛ダッシュ!

残り30秒切って帰着申告成功。

そして結果は…

まさかの優勝でした。


色々シビレさせてくれた試合となりました。

MMZデカのテキサスを使った動画がありますのでロッドアクションなどこちらを参考にしてください。
↓↓↓
動画はこちら

デカバス狙いでMMZデカを是非お試し下さいませ。



ビッグバスに効果的なラバージグのセッティングを坂本洋司が解説。

四国の坂本です。

今回は10yeas standard
10年経過しても色褪せていない私にとってのデカバスハンターで今現在でも一軍選手ルアーのジグゼロスリーハンツ+ドライブクロー5inの組み合わせの紹介です。



これらの組み合わせは年中有効ですが現在ベイトが大きくなっている秋は更に有効です。

ジグゼロスリーハンツのトレーラーは様々なルアーにマッチします。

私自身もドライブビーバーが発売されてからは正直ドライブビーバーの使用頻度が高くなってましたが、ここぞ!って言う時はトレーラーにドライブクロー5inの出番になります。

3inでも4inでもなく5inのサイズなんです。

その出番とは…

・大雨後など水質が濁っている時
・バスが浮いている時
・存在感をアピールしたい時
・フォールスピードをスローにしたい時
・デカバス狙いの時
です。



あと全体的にボリューム感があるので中層をスイミングさせやすくドライブクロー5inの横広なボディーがうちわをあおぐ様な感じで水押しバスにアピールしてくれます。
また5inはスキッピングが凄くやりやすくなりオーバーハングスポットでは奥まで転がってくれますよ!。

これらの理由からドライブクロー5in限定で使っています。

あとクロー5inのお尻を少しカット(3節目)しています。



カットする理由として…
そのまま使ってもいいですが私の場合は理由が2つあります。

一つ目はシルエットバランスです。
ラバーの先端がクローの腕の付根部分にくるのでクローの爪を邪魔せず丁度いいバランスになります。

2つ目はカットする事でカットした断面が大きくなります。
よってジグにセットした時、断面がラバーを下から押し上げるのでラバーが傘を広げたようにラバーが広がりやすくなります。

そんな感じで3節目辺りが丁度いい感じです。

ハンツに関してはセミフットボールヘッド形状のでブッシュなどにもタイトに攻める事ができますよ!
このジグゼロスリーハンツ+ドライブクロー5inを用いての50upヒットシーンの実釣動画もありますので是非ご覧くださいませ。

↓↓↓動画はこちら

皆様も是非この組み合わせを試してみて下さい!

植田誠寛によるメタルブレードジグ徹底インプレ!!

皆さんこんにちは
P回釣こと高知県の植田です。

今回発売されたばかりのメタルブレードジグについてお話させて頂きます。



今までOSPにもブレーデッドジグとして
ブレードがクリアなブレードジグがあり
私も何度か良い思いさせて頂いたルアーでもありました。(過去のJBトーナメントで2.6kgの魚をキャッチし2位に導いてくれたことがあります。)
そんな良いブレーデッドジグがありながら
今回発売されたメタルブレードジグ
私も使うまでは、見た目も普通だし、一般的なブレーデッドジグかなと思っていました。

しかし、実釣してみると衝撃が走りその概念が変わりました。

とにかく魚からの反応がすこぶる良い
使い初めた日は、3時間位の釣行でしたが
8本キャッチ‼️
あと感じたのはフックが、がまかつ製の高強度な大きなフックがついているので、フッキング率がすこぶる良い 
そして、ブラシカードのお陰で少しぐらいの枝などはかわしてくれるスナッグレス性能
ブラシガードがあるとフッキング率が下がるイメージがありますが全然そんなことはなく
フッキングしてくれますよ♪

で何でこんなにバスからの反応が良いかなと考えたんですが、やはり独自のブレード形状
とアイ位置により安定してヘッドにHITしサウンドを奏でてくれているお陰ですね

参考までにタックルデータ

○ メタルブレードジグ1/2➕ドライブスティック4.5in
○ ロッドMH7フィートグラスコンポジット
○ 6:3:1 レフトハンドルベイトリール
○ フロロカーボン12lb
皆さんもクリアなブレードのブレードジグと
今回発売されたメタルブレードジグ
状況にあわせて使い分けてみて下さい。

ブレードによる輝きを嫌う時などはクリアなブレードのブレードジグ
ガンガン巻いてハイアピールしたい時はメタルブレードジグで試して見て下さい。


超クリアリザーバーでのクランキングの極意を解説!!by辻井伸之

こんにちは、和歌山の辻井です。

朝夕やや過ごしやすくなり、灼熱の夏からいよいよ秋めいてきましたね!

今回はクランキングについてお話します。
  

クランキングで釣果を求めていくと最終的にカバークランキングに辿り着きます。

濁ったらクランクベイトと言われるように、雨後の濁り等での出番が多くなるのが一般的でしょうか。

では、濁りさえあればクランキングが効くのかと言えばそうではなく、より詳細な条件が必要になってきます。

それはバスがカバーに依存して “エサを待っている” 状態になっている事が望ましい。

雨後の水温低下によってバスにとってはやや身を潜めたいカバーに付き易い条件の中、強めのカレントよって流れされてくるベイトを捕食という形ですね。

リザーバーにおいて、このような条件では濁りを伴っている事が多いというのが真相で、濁りが無くても似た条件下ではカバークランキングが有効になるシーンは多くあります。

分かり易い例で言えば濁りが取れてカレントの残る低水温の最上流エリア等がそれにあたりますね。

激浅BWならブリッツSSR、一つエリアを下げてタイニーブリッツDRなんかを試してみて下さい。

写真でも分かるように、バスの状態が合致すればジンクリアウォーターでのカバークランキングなんかも成立しちゃいます!



今後秋が深まるに連れて水温も下がる傾向なので尚更有効になってきますよ!

(余談ですが、バスがカバーに依存せずカバー周りやフィーディング状態のケースでもクランクベイト(特にシャローランナー)は効率性が高く有効ですが、濁りに強いサスペンドジャークベイト(ルドラSP)でバイトを待つ釣りやブリッツよりもフッキング効率の高いHPFクランクspec2、何を投げても大して変わらない程高活性のシーンではアクショントレーラーを用いたブレードジグ等々、バスの僅かな状態の違いを利用したローテーションゲームを楽しむ事が出来、臨機応変に対応する事で爆発的釣果に繋げる事が出来ます!)

カバークランキングに最も必要なのはカバーの回避性能はもちろん、何よりもトレースラインの正確性です。

ブリッツシリーズを使うのは泳ぎの安定性とキャスタビリティが何よりもその助けになる。

タイニークランクはややタフに感じるシーンでもバスをバイトさせる事が出来るアイテムです。

中でもタイニーブリッツDRはバスがシャローに居る理由が無い昨今の合川&七川においては無くてはならないアイテムになっています。

特にミドスト等中層全盛の昨今、ボトムへの反応が強くなっている傾向がみられるので尚更重宝していますね!

では今回はこの辺で。


2024年秋の霞ヶ浦最新レポート!by北田朋也

O.S.Pスタッフレポートをご覧の皆様こんにちは。

霞ヶ浦水系、利根川水系を拠点に活動しておりますO.S.Pプロスタッフの北田です。



今回は今年の秋めいてきた霞ヶ浦、利根川水系についてレポート致します。

現在水温等も含め夏から雨が降るたびに秋めいてきており、少しずつバスも回遊している個体が増え始めてきました。

特に曇りや雨などのローライトの日はブリッツシリーズや新作のメタルブレードジグなどの横の動きにも反応が良くなってきている印象を受けます。



要因としてはシャローでも確認する事ができる程淡水サヨリやヨドと呼ばれるアゴの長いベイトも増え始めており、それにリンクしているバスはサイズも体高も良くトーナメントなどでもそれを狙う選手が多く見受けられます。



また秋が進行するにあたって大きいルアーへの反応が良くなる傾向があるので、火蓮ブリッツマグナムSRドライブビーバーマグナムなどのシルエットや水押しの強いルアーも準備が必要です。



そういった中で狙い方として重要になってくるのが、水の良し悪しです。
台風などの多い時期でもあり、稲刈りが終わった水田や水路などから稲渋と呼ばれる赤黒い水が流入しているエリアなどでは酸欠状態のベイトやバスが多く反応が得られにくく、反対に山水の流れ込むエリアや水田の水などが絡まないエリアでは増水等の恩恵を良く受けている印象になります。

また濁りなどが強い場合は水質の回復の早いアシなどの植物があるエリアがオススメです。

そしてこの時期の陸っぱりで重要になってくるもう一つの要素がより有効なエリアでどれだけ多くの面積を探れるかです。

夏と違いワンエリアで粘るというよりは歩く距離も多くなるので汎用性の高いタックルに絞り、より機能性の高いバッグなどを使用する事も釣果に直結するのかなと考えております。


O.S.Pバーサタイルヒップバッグ

不安定な気候の中日替わりで釣れるエリアが変わる季節ですが、よりバスフィッシングらしさが味わえる季節なので是非皆様もO.S.Pルアーやウェアを持ってフィールドに向かって頂ければと思います。

チョッパー流!夏にかけてのクランクベイト実践法を伝授!!by杉元雄一

雨の多い今年、夏に向けて効果的なのがクランクベイトシリーズと言うことで、レポートを書いて行こうと思います。

まずは6/22の高梁川STORYを振り返りますと、僕自身3/3以来の三か月ぶりの高梁川釣行。
冬から早春のタイミングまでに三回チャレンジしていて、春に向かうタイミングからはスポーニングに絡む魚が増える為に釣行を控えていました。
高梁川の狭いトーナメントエリア内のバスの母数は決して多くは無いと思っているので、少なからず自分なりに配慮しています。


今回釣行前にはアフターから回復傾向の魚が増えてきていないかな?って読みで、フィールドに向かいましたが、ルアーをローテーションしながらアプローチしていて感じた魚の季節感は、大潮に絡んでいるタイミングと言うこともあり、ポストスポーン真っ只中な印象。

その中でも巻いて釣る為のルアー選択となると、やはり中下流域の濁りもあるエリアでのコンパクトクランクベイトが強くなりますし!
フローティングジャークベイトや、ブレーデッドベイトも有効だと思っています。
ただ今回の様に、シャローフラットに少しずつ生え始めたウィードエリアが悉く不発。見える魚も皆無ですね、鯉やニゴイすら見ませんでした。
表層から中層へのハードルアー&ワイヤーベイトの反応がすこぶる悪い日に当たると、コンパクトクランクベイトを石に当てる、ボトムノックさせるアプローチは特に外せないって昔から感じてます。
濁りのある下流域橋脚周りのハードボトム。エビが沸いて溜まるそんなエリアの中でも、前日からの増水20cm分を考慮し、浅いシャローフラットに差してくる魚、その中でも僅かに流れの当たる石にTINYBLITZ MR(マットチャートブルーバック)をコンタクトさせる事でバイトを得られました。



使ったタックルはMアクションのグラスに、5.8ギヤ比のローギヤのリール、ラインはFCスナイパーの14ポンド❗️
TINYBLITZ MRが気持ち良く泳いでくれる巻きスピードを意識しながら、キャストの距離&竿の高さでレンジ感を調整し、石に当てる事に全集中!
ハマってるからと言って連発しないのが今の高梁川ですが、この喰い方は確実にハマってる証ですね。

他の岡山河川ではBLITZ(マットタイガー)でも釣果を得られていて、
この時は下流域の広いハードボトムの中から探していく過程ということで、オリジナルサイズのBLITZを選択しました。


またリザーバーでは年中通して欠かせないのがBLITZ EX-DRで,BLITZシリーズのオリジナルサイズで、しっかり潜り、ストラクチャーに当ててもアクションが破綻する事無く、レスポンス良く泳ぐクランクベイト。
先日の湯原ダム釣行では、減水傾向なタイミング。
一つ二つレンジを入れないと喰わせきれないと感じた為にルアーローテーション。
中下流域の岩盤サイドを狙い、BLITZEX-DR(チャートブルーバック)を駆使し、51cm2020gのデカバスを筆頭に三匹のバスが応えてくれました。
個人的にリザーバーでのクランクベイトの選択に、一番使い勝手の良いモデルでかつ、圧倒的に釣果を出しているのがBLITZEX-DRになります。



またこれから夏が進むにつれて、回復傾向の魚に試して頂きたいルアーが新作のDuckbill

この日は減水続きから一変、雨後の増水傾向、そして天気は晴れ。
全域から良さそうなストラクチャーを探しながら、カバー周りや岬、インレットに、
ダックビル(マットチャートブルーバック)をキャストし巻いてくる事でバイトを得られました。
50cmのビッグバスから始まり、ニゴイに、バスに、鯰、ハスも釣れて五目釣り状態...フィッシュイーターが狂ったように反応してくれるダックビルは使ってて面白いルアーですね
「強撹拌の限界点」と言われている通り、明らかに普通のクランクベイトとは違う軌道とアクション。
摩訶不思議で変幻自在、魚を狂わせる力を持っているルアーなので勝負も早くお気に入りです!

今回はルアーサイズやルアーパワー含めて、コンパクトなモデルのクランクベイトから、新作のボリュームあるパワフルなクランクベイトを紹介しました。
巻く事で状況把握を繰り返しながら、投げるアングラーの創意工夫次第で、ローテーションの幅も広がり、新しい世界を更新し続けてくれるルアーがクランクベイトだと感じていますので、皆様も是非夏に向けて投げ込んでみて下さい!!

坂野純平のU-30ドリームトーナメント津風呂湖戦参戦レポート!

こんにちは。毎日湖上生活をモットーに活動しております坂野です。
今回は先日行われた2024 U-30ドリームトーナメント津風呂湖戦のレポートをお届けします。



梅雨〜初夏にかけてのリザーバー攻略、津風呂湖でのルアー選択の参考になれば幸いです。


※U-30ドリームトーナメントとは、30歳以下限定のバス釣りトーナメント。2024年は1戦目が津風呂湖、2戦目が新利根川で開催され、優勝者には豪華景品とバサーワイルドカードへの参戦権が得られる若手の登竜門的な大会です。
大会に挑むにあたり、練習には合計7日間入りました。(基本私は土日のみ練習に入れるので自宅がある神奈川⇆奈良を4週連続往復。正直お金も体力もかなりキツかった…)

津風呂湖自体は学生時代に冬修行したこともあり慣れたフィールドですが、優勝を狙うためにはこれくらいの練習は必要かなということで7日間というスケジュールを組みました。

大会開催時は、季節的には6月〜7月の梅雨時期、バスの状態としてはアフター〜回復傾向のバスが混じる感じでした。
津風呂湖ではライブ系ソナーの釣りが大会上位を独占しがちですが、練習段階では気持ちをフラットに岸際のサイトフィッシング〜沖のライブ系ソナーの釣りから幅広く見ていくことにしました。

練習1〜2日目は梅雨入り始め(6月中旬)ということで、ポッパーゲームが炸裂!
OSPラウダー50/60を投げ続ければ、1日2ケタは余裕で釣れるくらいお祭り状態でした。

ラウダー50は50mmサイズのポッパーの中でもダントツに大きなポップ音を出すことができ、垂直浮きなので移動距離を抑えて丁寧に探ることができますラウダー50。僕がこの時期に必ず投げるルアーの一つです。

アクションのコツとしては、強めにトゥイッチ→波紋が消える前にトゥイッチ の繰り返しがオススメです。



練習3〜4日目は6月末頃。これくらいから徐々に練習に入る選手も増え、魚がスレ始めました。
朝夕はラウダーに出てくれましたが、晴れた日中はバスが岸から15mほど離れた沖をフラフラ泳ぐ、ザ・アフターの状態でした。
こんな時はストレートワームの出番です!
特にこのときはMMZデカ高浮力の表層引きがハマりプチ連発状態でした。
使い方としては、沖に張り出しているカバーや水中に垂れ下がっている枝などの周辺をシェイクしながら巻いてくるだけ。どこからともなくバスがすっ飛んできてそのまま食っていきます。
津風呂湖バスのMMZデカに対する反応は異常なレベルなので皆様にもぜひ試してみてほしいです。
(試合当日も岸際を狙う選手のうち、かなりの確率でMMZデカが使われていました。)

フックセッティングは少しコツがあり、頭側はコイル式オフセットフック2/0〜4/0、ダウショットリグみたくリーダーを取って後ろ側はOSPスクラムフック2/0をセット。このセッティングにすることでほぼほぼ食ってきた魚は掛けることができます。


練習5〜6日目は7月上旬、この時あたりからアフターから回復した魚が徐々に増えてきました。特に試合で勝つために狙う必要がある2kg以上のバスは深い所に落ちて高速で移動しながら、エサを追いかけている状況でした。

こうなってしまうと沖の釣りが優勢になるので、沖の釣りを徹底してやり込みました。周りの選手の釣果も見ていると、優勝を狙うには最低2日間で12kg釣らないいけない、というのが戦前予想でした。


沖で狙った魚が釣ると2kgオーバー。ただしめちゃくちゃ難しい。。
隠し玉として、沖でもMMZデカの表層引き、ドライブビーバーマグナム+1/2ozフットボールヘッドも反応を得られていました。

そんなこんなで気づけば練習最終日。
この日は湖全体の季節感を再確認するために手早くグルッと湖を一周。練習中盤から薄々気付いてはいましたが、岸際から魚が少なくなっていたので試合は沖をやり切るプランにしました。
また沖の魚も狙う水深によって難易度、サイズが違うということも確認し、練習は終了。

大会初日。
この日はローライトパワーもあり、沖の狙っていた釣りがハマり7〜8本程釣って4851g。順位としては7位につけました。

沖の釣りは文章で表現するのが難しく、ぜひ現場で会った際に聞いてください。

トップとの差は約1kgで迎えた2日目。この日も朝から沖の釣りで展開するも、100人弱の選手によって叩かれたプレッシャーから食ってものらないようなアタリが頻発…結局掛けれたのは1本のみでした。
1本/1615gで2日目は30位。


2日間の総合成績としては、13位/93人でした。
2日目は悔しい結果に終わってしまいましたが、新利根川戦の結果次第ではまだまだ年間を狙える順位に。

気持ちを切り替えて次の新利根川戦に向けて練習に励みたいと思います!

改めてまとめると今回、練習〜本番含めて反応が良かったルアーはこちら。

・ラウダー50/60
MMZデカ高浮力
ドライブクローラー高浮力
エリマキシャッド
KAREN180
ドライブビーバーマグナム

こう見るとほとんどが表層系のルアー!高浮力シリーズはアフター〜アフター回復時期には特に有効になりますね。
またドライブビーバーマグナムやKAREN180など大型サイズのルアーをローテーションの中に混ぜるのも重要。津風呂湖みたいなデカバスが多いフィールドはルアーサイズを上げることで狙ってデカバスを釣ることができます。

ぜひ皆様のルアー選択の参考になれば幸いです。
Instagramでは実釣動画も公開しておりますので、ぜひチェックしてみてください!

【2024BMC第2戦に参戦】by竹内一浩

O.S.Pレポートを御覧の皆様こんにちは。

大変御無沙汰しております(汗)



諸事情有りましてこのところは釣行回数が減り気味です。
そんな中ですが先日は霞ヶ浦大山スタート(利根川も可)で開催されているBMC第2戦に参戦してきました。

〈プラクティス〉
あまり練習の時間が取れないので効率を上げます。まずは当日の競技時間の短縮とタイダルの関係で利根川は却下。常陸利根川、外浪逆浦、北浦も殆どやった事が無いので外します。
という具合で選択肢は霞ヶ浦本湖と流入河川となり、その中から西浦と桜川にエリアを絞りました。
今回のプラでのターニングポイントはHP3Dワッキーのロングシェイクでした。
性に合わないので普段はやらないのですが思う所が有り敢えてやってみました。良さそうなブッシュの手前に引っ掛けて薄っすら目視出来るレンジ(ピンク、チャート系のカラーだと見やすい)でロングシェイクしているとブッシュ側からバスが出てきました。このバスはミスバイトになりましたがヒントを得ました。
更に同じ条件の別のブッシュを今度はドライブビーバーのリーダーレスDSで直に撃つと1キロ程のバスが釣れました。
魚体から回復手前の魚と判断して釣るのは止めて(供給量の問題)釣れそうなブッシュがエリア内にどれくらい有るのか数えてプラから上がりました。

〈BMC当日〉
大会当日はHP3Dワッキーのロングシェイクではなく、ブッシュをドライブビーバー3.5㌅のリーダーレスDSで撃つ方を選択。事前に対ヘビーカバー用でフリッピンスティックに25ポンドラインを組んで行ったのでミス無く1100㌘と900㌘のナイスサイズを獲り、何とか3位に入賞する事が出来ました。


なかなか時間が取れずザックリなレポートになりましたが参考迄にプラから反応が有った(ミスバイト等も含めて)ルアーを載せておきます。
ドリッピー(アマガエル)
02ビート(セクシーピンク)
ドライブショット4.5のノーシンカー(アメザリ、シナモンブルーフレーク)
ドライブビーバー3.5のリーダーレスDS(スカッパノンブルーフレーク)
ドライブクローラー4.5ネコリグ(グリパン/チャート)
HP3Dワッキー5㌅ 1.8㌘スナッグレスネコリグ(グリパン/チャート)

お試し下さい。

今の霞ヶ浦水系で水面を楽しむ極意を北田朋也が解説!

O.S.Pスタッフレポートをご覧の皆様こんにちは。
霞ヶ浦水系、利根川水系を拠点に活動しておりますO.S.Pプロスタッフの北田です。



今回はアフター〜アフター回復の時期の霞ヶ浦水系についてレポート致します。

今年の霞ヶ浦は春が暖かいと言われておりましたが、終わってみれば例年より水温も低くバスのスポーニングもまばらな形で進行しているように感じております。

そして例年より小型のエビを含め手長エビなどもまだ少なく、代わりにボラの稚魚であるハクなどが追われている事が多い印象です。
そこで使用しているのがラウダーの50、60シリーズです。
朝夕マズメ時や雨の日などは60、日中や曇りの日などは50など状況によって使い分けておりますが、まだ回復しきれていないバスも多い為ステイなどを入れつつ喰わせの間を与えてあげるのが重要です。

またハイライトで無風の場合やサイトできる場合はエリマキシャッド2.3"のホバストを使用した喰わせ重視の釣りが良い釣果が出ております。


フックの刺し口の下に0.3〜0.45g位のネイルを入れ使用しております。
狙う場所としては代掻きの水が避けられるインレットや水質回復の早い水生植物周りなどがオススメになっております。
またアクションですがエリマキの抵抗を少し感じる位のシェイクが一番釣果が出ており、もう少し回復が進むと更に飛ばしアクションなどが有効になってくると思います。

近年厳しいと言われている霞ヶ浦ですが、現在少しずつ回復してきているように感じておりますので是非霞ヶ浦にO.S.Pルアーを持って遊びに来て頂けたらと思います。



冬から春にかけての合川ダム攻略鉄板パターンを辻井伸之がご紹介!

和歌山の辻井です。

桜の季節が訪れそろそろスポーニングシーズン開幕ですね!
冬から春へ移ろう季節の中、ホームとなる合川ダムで有効になったルアーを振り返ってみます。

今年は1月半ばに温かい雨が降り、その後2月は高気温で推移しました。
ウィンターシーズンが年々短く感じられるようになってますね。

●ヴァルナSP(メタルオイカワ リアルオイカワ)
まずウィンターシーズンにメインルアーとなったのが毎度ヴァルナSP。
基本はスローテンポな2~3トゥイッチ&ポーズですが、アクション以上に大切なのがバスのポジションに対してどういうコースでベイトフィッシュを待っているかを意識しながらアプローチしていくかが大切です。
ここぞという場所があればトレースコースを変えながら少なくとも2~3キャストしてみましょう。
ミスバイトやノリが悪いと感じたらルアーはそのままに、カラーを変えるだけで劇的に変わるシーンも多いです。
今シーズンはメインカラーはアイスシャッドですが、クリアウォーターのローライト時はメタルオイカワ、晴天時はリアルオイカワを使ってみました。
このヴァルナSP、冬季をメインに使っていますが、ハイシーズンにおいても濁りのクランキングが効かないシーンで有効になる場合がありますので雨が絡むようなシーンでホットタイガーやキンクロ等を忍ばせておくとイイですよ!




●ハイカットDR(レーザースモークブラウン)
私にとって真冬の切り札とも言える存在で、1030hPaクラスの高気圧、放射冷却ど真ん中では常にメインルアーとなるサスペンドシャッド。
基本はカレントの裏側にあたる岩盤等の縦ストに擦り付けるようなロッドワークによるポンプリトリーブ。動きたくないバスの目の前にルアーを通すイメージでアプローチしています。
晴天ピーカンべた凪DAYの出番が多い事から光を透過するゴースト系カラーを基本に、ガレ場や岩盤の底質(色)に合わせてレーザースモークブラウンをメインに使っています。
かつての合川は赤潮がよく出ていたので水色に合わせる意味でのスポーンレッドの出番も多く実績も高いです。




●阿修羅ⅡF(ジェードシャッド)
例年ですと春一番後、3月~4月頭の寒の戻りの中で消えたバスを【探す】【釣る】【ビッグフィッシュ】を成立させるのがフローティング阿修羅の釣り。
上記冬のヴァルナSPを継続してキャストしているタイミングなのですが、釣れるサイズにレギュラーサイズが混ざるようになってきます。
ここで一段上の釣りとして投入するのがフローティングタイプの阿修羅2。
寒の戻りでより良いスポットに固まる傾向となるのですが、このより良いスポットというのが全くの想定外の事が多く広範囲を手早く探る必要があります。
阿修羅2Fをノンストップのトゥイッチ&ジャークを行う事で全く釣れそうにない状況が突然のバイトラッシュに繋がります。
2月末~3月期の寒の戻りは特に反応が顕著で、成立させるとほぼビッグフィッシュパターンとなります。
ヴァルナから阿修羅へ、ルアーを小さくする方がよりビッグフィッシュパターンとなる点が面白いところですね!

ルアーの大きさに対してのルアーの相対的スピードが重要な点である事が示唆されます。
ここで重要なポイントは、ジャークベイトが有効となるシーンはバスが一か所に集中する傾向があるという点で、ハイシーズンでもバスを沈めてしまうような雨なんかがあるとより良いスポットに集まっている可能性が高いです。
これを探し出すのがフローティングタイプの阿修羅2やドゥルガになります。

季節問わずジャークベイトの出し処として覚えておきましょう!




●HPフィッシュ3.7“(グリパンシャッド TNスモークレディー、グリーンサンダー)
ルアーの概要はルアーサイズに対してテール周りの迫力が目を引くニュースイミング系ソフトルアーで、完全水平姿勢と100%ウォブルと称されるカリカリとした小刻みなテールアクションという事。
初めて使ったのは2月中旬の合川ダムで、バスの意識がボトムにあった事から3.5~5.0gのテキサススタイルでした。
例年より高気温で推移していたとは言え、50UP2発を含む二桁釣果(11匹)、もう少しで春爆と言えそうな釣果になりました!

使い始めたばかりで分かった風な事はまだ言えないのですが、釣ったバス以上に反応していたバスの量が相当数に感じられた事からバスの琴線に触れるルアーである事は間違いなさそうです。
今後皆さんからの釣果報告が待ち遠しいです。



第一印象としてノンソルトの耐久性と対応スピードの高さからスリッパー等のカバースイムジグとの相性は良さそうに感じますね。
今後ハイシーズンのカバーゲームではメインとなる事も多そうです。


ヴァルナSPで53㎝!


HPフィッシュ3.7”のテキサススタイルでグッドサイズ連発!



真冬に通用するジャークベイトの極意をチョッパーこと杉元雄一が解説!

おはようございます!岡山の杉元です。

2019年にもレポートで挙げさせて頂きましたが、時をへて、再びジャークベイトについて書かせて頂きます。



まず昔と違い、先発には【VARUNA SP 】をチューニングして使用しています。

リアフックのみリューギの(フェザードピアストレブル#7)に変える事で、サスペンドモデルがスローフローティングモデルになるので、障害物周りも果敢に攻める事が出来るのも良い所。
(おかっぱりでもサスペンドモデルだと投げる場所を選ぶなと感じるスポットでも、スローフローティングモデルになるなら、使える幅が増えますね!)

水中でフェザーフックが生物感に溢れ、
ジャーク時の移動距離も抑える事も出来、
何より低水温期のバスは経験上フェザーフックが好きだと感じているので、このセッティングで投げこんでいます。
どうしてもサスペンドモデルが良い時には、現場でお腹に板オモリを貼って、ジャストサスペンドを狙ってアプローチします。

また「SP」モデルは投げやすく、ラトル音もあるので、魚を呼ぶ力が強いのも特徴。

毎年恒例になりますが、この冬も岡山河川でも釣果を得られました。
その時のSTORYを振り返りたいと思います。
まずは冬にバスをストックするストラクチャーから釣りを開始。
水温は一桁、ディープが隣接するエリアで、その中でも一級のスポットになる岬や高さのある岩、岩と岩の隙間が広い所、複雑なピンスポットは重点的にチェック。

VARUNA SP「黒金オレンジベリーCOLOR」からSTARTするも、反応を得られず。
日が高くなり、僅かな水温上昇に伴いカラーローテーション。
新色の「マットHF寒ワカサギCOLOR」で、
ジャーク&ポーズを繰り返し、2秒ポーズ中に喰ってくれました。

冬でもコンディション抜群の魚が釣れてくれるからこそ、ジャークベイトGAMEやりがいありますね!



ちなみに2024年度(令和六年度)お薦めカラーはこの三色。(写真左から)

・黒金オレンジベリー
・マットHF寒ワカサギ
・ゴーストHFワカサギ


三色共に実績有り、「黒金オレンジベリー」は朝夕マズメに最強って言っても過言じゃないと思います。

「ゴーストHFワカサギ」は、日中に過去一で釣果を得ているカラー。

そして新色の、「マットHF寒ワカサギ」は、「ゴーストHFワカサギ」に似ていてベースの色は同じ!
ただ背中側に青色が入ってるのが特徴で、ブルーバックが大好きな自分には欠かせない。
「ゴーストHFワカサギ」より、一つ強いカラーだと思って使い込んでいます。

カラーも強弱で表すと、
「黒金オレンジベリー」>「マットHF寒ワカサギ」>
「ゴーストHFワカサギ」の順番です。
(あくまで個人的感想です。)



冬が過ぎ去り低水温期から、既に二月後半に差し掛かりました。
三寒四温を繰り返しながら、春に向かって進んでいく真っ只中。
まとまった雨後の数日「寒の戻り」のタイミングや、風が強く一つ下のレンジを狙いたい時には、積極的にジャークベイトを投げ込んでみて下さい。





秋の霞ヶ浦水系、釣れる場所の考え方とルアーチョイスを北田朋也が解説!!

O.S.Pスタッフレポートをご覧の皆様こんにちは。
霞ヶ浦水系、利根川水系を拠点に活動しておりますO.S.Pプロスタッフの北田です。

今回は今年の秋の霞ヶ浦について記事を書かせて頂きます。



今年の霞ヶ浦の秋は長く夏を引きずっており、水温の低下も例年より遅くなっておりバスも夏を意識した釣りが有効な日が続いておりました。

しかし10月に入り段々と水質や気候も秋らしくなってきて、いよいよ秋本番といった雰囲気となってきております。

そこでこれからの時期釣に行く際に気にして頂きたいのが水質です。

田んぼの多い霞ヶ浦水系では、毎年稲渋とよばれる稲刈り後に雨等で流入してくる水の水質が著しく悪く、酸欠状態となるのでエリアによってはバスが口を使わなくなる程活性が下がったり、魚が表層で弱っている事があります。

その為より良い水質のエリアを素早く選定する作業が大切になってきます。


そこで有効になってくるルアーが朝夕マズメのラウダーを使ったリアクションポッパーやブリッツシリーズやハイピッチャーシリーズなどのファストムービングルアーです。



広大な面積を誇る霞ヶ浦ですが、一回の釣行でより広範囲により効率よく探って行く事が釣果に繋がるこの時期には欠かせないルアー達となっております。

またこの時期はバスの回遊性も高くなり日々釣れるエリアが変わって行く事も理由になっております。

また乱杭、アシなどのスナッグレス性が求めれるエリアではハイピッチャーシリーズを良く使用しております。
また秋はオリジナルのハイピッチャーよりハイピッチャーMAXをよく使用するのですが、理由としては大きく水押しも強いスピナーベイトになっているので、より効率良く探る事ができる為です。



すべてに可能性のある秋、ハードルアーを使って自分だけの当たりエリアを探してみてはいかがでしょうか。





MMZデカの「中層びょんびょんリトリーブ」で中層攻略! by坂本洋司

四国の坂本です。
今回は今年シーズンを通して大活躍してくれたのがMMZデカ】
そして今後秋にも有効なのでその使い方の紹介です。



今年プライベート釣行、そしてトーナメントシーンでもここ一番!って時に活躍してくれたMMZデカ。

チャプター戦で優勝を決定づけさせてくれたり、ローカルトーナメントでの入賞など数々のキロオーバーそして50UPをもゲットさせてくれました。



そもそもMMZデカを使うきっかけはトーナメント戦でサーモクライン下、水深5m~7m付近のブレイク沖に浮いてるバス狙いでした。

しかしながらノンキーパー(25cm未満)もその水深でヒットしてくるので小バスよけ対策としてです。

小バスよけと言っても小バスでもMMZデカのテール側をハムハムして果敢にアタックしてきますがロングワームの為フッキングに至らないと言う事です(笑)

前置きが長くなりましたがどのような使い方をしたか?と言うと‥

MMZデカを7gテキサスリグにしてMMZ特有の伸び縮みを利用してリールをスローに巻きながらロッドをジグストと同じ操作しビョンビョンアクションさせ中層をスイミングさせる方法です。

浅い水深ならO.S.Pプロスタッフの浦川師範代が考案したノーシンカーでの「ビョンリグ」の出番ですが水深5m以上になるとノーシンカーではその水深まで持って行くのがきついので7gテキサスにたどり着きました。



ほとんど思いつきでリグったMMZデカのテキサス中層ビョンビョンリトリーブ。

これが思いの他効果的で自分自身衝撃でした(笑)

MMZデカは伸ばせば13inと言うロングワーム、それが7in~8in程度に縮んでそれがまた13inに伸びて‥‥と言うビョンビョンアクションやそれに伴う水押がデカバスを魅了するのでしょうね(笑)

私の使うカラーは「みみずぅ」「なちゅらるみみずぅ」「まんまみみずぅ」「エサナチュラル」「スモークプロブルー」などミミズ色したカラーが好きなのでこのカラー達の使用頻度が高いです。

フックのは4/0ナローオフセットフックを使用しています。

ラインはサンラインのシューターFCスナイパーBMS AZAYAKA12lb。

ロッドはM~MLがビョンビョンアクションしやすいです。

ロングワームはフッキングが難しいとされてますが「ツンツンコンコン」とバイトがあってもそれを無視してビョンビョンアクションをやり続けます。

ツンツンコンコンでフッキングするとほとんどワームだけ食い千切られます(笑)

デカいやつはフック側から食って反転してくれるのでロッドが絞りこまれたらフッキングする‥がコツです。

ロングワームなだけに「気長にアクション‥‥」(笑)
これがフッキングのコツです(笑)

あとアクションのキモは「リズム」です。

中層ではぶっちゃけ何をやってるかよくわかりませんがリズムを掴むと釣れだします。

自分の「リズム」を探し出してみて下さい。

これから先、秋も深まっていくにつれてバスはボトムにもポジションをとりだすのでボトムでのビョンビョンアクションも効果的ですよ!



実際のロッドアクション等、MMZデカのヒットシーン&実釣動画は私のYouTube黒鱒無双チャンネル
でアップしてますのでロッドアクション等参考にしてみて下さい。


植田誠寛がJBⅡ四国AOYを獲得した最終戦レポートをお届け!

皆さんどうも ピー回釣こと植田です。

JBⅡプロアマ四国第3戦(最終戦)9月3日にAOY(年間優勝)のかかったトーナメントが開催され参加してきました。

第二戦を終わり、暫定首位の私 2位3位が同ポイントで私との差が4ポイントの僅差で特に暫定2位の亀井プロは、旧吉野川のトーナメントでは、何度も優勝経験のある強者。

最低でも亀井プロより3ポイント下の順位に入らなければ、同ポイントになれば総重量で、私の負けになることがわかった試合でした。

今回もバックシートに高知からOSP大好きな大久保君がわざわざ来ていただき、同船してくれました。

いつも本当に遠くから来てくれ感謝です。

前日のプラクティクスでは、9月3日は未だ夏を引きずっているだろうと、上流域をチェックし、バスの数は少ないがやる気のあるバスはいると判断して、当日も自分がコンフィデンスのある釣りを上流域でやるきろうと決め挑みました。

試合当日は、定水日水が動かない日。
旧吉野川はタイダルリバーで、下流の河口堰で、水位が管理されております。
水が動かない定水日にトーナメントをやるとやはり、ローウエイト戦になることは日常茶飯事で、この日もローウエイト戦になるだろうと予想できてました。

そんな当日、バイトも沢山あるわけでは無いのでミスはしないようにと挑みました。

開始1時間ぐらいで500gぐらいのバスをうきゴミのカバーでドライブビーバー3.5TXでキャッチ!
その後、又1時間後ぐらいに、バックシートの大久保君がレイダウンにHP3D ワッキー5のスナッグレスネコで800gぐらいをキャッチ!

それからバイトが全然無く、帰着1時間前になり、スピンナッツ80で待望のバイト!
しかし私がミスしてしまい痛恨のラインブレイク( ; ; ) 
その後粘るも何も無く帰着。
ウエイトは1268g。


このミスが、命取りとなるじゃないかと考え、何かモヤモヤした気持ちで表彰式に。

表彰式が始まり私たちが4位でコールされましたが、何と今回のライバル亀井プロが優勝。



私はその時点で同ポイントになったと勘違いして負けたと肩をガックリ落としていました。

そして年間の表彰式になり、2位に亀井プロがコールされ、何でと❓ 

頭がパニック(笑)

そしてAOYに私がコールされ、物凄い喜びが湧き上がってきました。  JBⅡプロアマ四国参加し始めて、2度目のAOY‼️(前回のAOYは全然意識してなくてのAOY、今回のAOYは争った感がハンパなかったのでマジ嬉しいです。)

後で争った亀井プロとガッツリ握手‼️



第1戦3位
第2戦優勝
第3戦4位
と全てお立ち台に上がれた今シーズン
これもやはり釣れるルアー O.S.Pさんのお陰ですね‼️



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減水の霞ヶ浦で必要なO.S.Pルアーと狙いどころを北田朋也が解説!

O.S.Pレポートをご覧の皆様こんにちは。

霞ヶ浦水系、利根川水系プロスタッフの北田です。

今回は今年の夏の霞ヶ浦水系についてレポート致します。

今年の夏は減水続きでシャローのアシやブッシュなどが上手く機能しない日が多く、反対に水門やドッグの壁などの比較的バンクから水深のある場所での釣果がメインとなっております。
そういった場所で捕食されているのがヌマエビ、スジエビなどと呼ばれている小型のエビとテナガエビ。

そこで私がこの夏良く使っているのがスピンナッツシリーズドライブショット4インチ

スピンナッツの水中ドッグウォークやボトムトゥイッチ、ドライブショットのキックバックアクションで近くのエビやゴリを散らすとスイッチが入り比較的口を使ってくれております。



 また朝夕マズメや曇りなどのローライトの日はラウダーシリーズを使った表層ゲームが楽しめております。

朝夕マズメやローライトの日は小型のイナッコなどのベイトが鉄パイルや水門周り、支流の河口部などに多くフィーディングしてくるので、是非ラウダーシリーズを使ったトップウォーターゲームにチャレンジしてみて下さい。



一見減水して難しく見える霞ヶ浦水系ですが、しっかりと要点を抑えればむしろ答えが早く見つかるので是非夏の霞ヶ浦を攻略してみて下さい。

まだまだ暑い日が続くと思いますが、水分補給や休憩をしっかりとって無理せず楽しんで頂ければと思います。



植田誠寛のJB2四国第2戦優勝レポート!

皆さんこんにちはP回釣こと植田です。

6月11日開催されたJBⅡプロアマ四国イマカツカップ第二戦で優勝することが出来ました。

優勝迄のプラクティクスから本番迄のストーリーをレポートさせて頂きます。

今回もパートナーで組んだアマチュアはO.S.P大好きな高知の大久保くんわざわざ徳島迄来てくれました。ほんまに感謝です

前日のプラクティクスから一緒に戦略を考え、出た答えは最上流域のカバー打ちでした。
リグはドライブビーバー3.5inのテキサスリグ10g

上流域の流れがある中の流れが巻く直接流れが当たらないエリアで連続2バイトがあり明日はこのエリアで朝一からやるコンフィデンスが生まれました。

本番朝一から最上流域に入り、誰もバッティングも無く流れが巻くスポットに入り\ドライブビーバー3.5テキサスリグをキャストすると直ぐにバイト‼️しかし残念なことにフックオフ

このワンキャストで確信に変わり直ぐにパートナーの大久保くんが700gをキャッチ‼️

そのあと私が流れのヨレでこの日のキッカーを1600gオーバーをキャッチ‼️

丁寧にバンクキャストをしていくと又、流れのヨレのカバーで1100gをキャッチし、9時半にはリミットメイクし、最上流域は釣りきった感じがしたので、下流域へ。
前日、下流域のインサイドの流れが巻くエリアで、オカッパリの方がグッドサイズをキャッチしているところを見たのでそのエリアに入りHPシャッドテール3.1の5gダウンショットで直ぐに1200gをキャッチ‼️
入れ替えし、その後もキロアップをキャッチするも入れ替えならずタイムアップ。

検量を迎え測ると3本のウエイト4035gで優勝することが出来ました‼️






1戦目も4位なんで、現在年間ランキングも暫定1位。


残り1戦もお立ち台にのって年間優勝狙っていきますよ‼️
皆さん期待してて下さい!!

バスフィッシングシーズン最盛期!カバーゲームの極意を杉元雄一が解説!

おはようございます!岡山の杉元です。

今年も取り組み続けている釣りの一つがカバーGAME。



一年中釣れる釣り方なのは言うまでもありませんが、早春や春はもちろん、ゴールデンウィーク前から、週末に向けて悪天候が続いてるお陰で、土曜日、日曜日にはフィールドも増水&濁り=カバーGAMEの方程式が成り立ってます。
6月中旬になりましたが、梅雨入りした現在も継続中です。



ボートからのアプローチがメインなので、1/2オンス~3/4オンスのテキサスリグをカバーの濃さに応じて使い分けて使用。

竿は濃いカバーに負けず魚を獲るために、XHタックル、リールはハイギヤのリールで、ラインはFCスナイパーの20ポンドを使用しています。
メインに使っているワームはドライブビーバーで、「ギュンギュンバサロアクション」がバスにしっかりとアピール。
そしてカバー内でのリフト&フォールを繰り返すアクションではビーバーが「スライドフォール」してくれる事で、同じ所に落ちる事が少ないためバスに見切られる事無くバイトに持ち込んでくれます。



濃いカバー内でもバスにアピールしてくれると、信じれるワームなのでテンポ良く撃つことが出来ますね!


好んで使用している3つのCOLORが、シャローで最も威力を発揮してくれるド派手な赤ラメの・アメザリCOLOR。
濁った水質や、光量の少ないタイミングに使用する・グリパンチャートCOLOR。
そして6月並木さん監修の新色として発売された、
・T.N.フリッカーグリピンCOLOR
他のツートンCOLORより更にド派手なピンクの主張が、濁りの強い時にお薦めです。



またビーバーは比較的柔らかいワームなので、針を選ぶ事も大切です。
オフセットフックも沢山ありますが、ノガレスのフッキングマスターモンスタークラスを使用。
この針は折れづらい粘り強さだけでは無く、クランク部分の形状が絶妙で、ビーバーのお尻側が裂ける事を極限まで防いでくれていると感じています。
なので、一日撃ち続けてもビーバーの消費量が少なく、とにかくリズム良く撃てるメリットが釣果に繋がります。

撃っていく中にバスfishingの奥深さを感じられるカバーGAME!
「ドライブビーバーのテキサスリグ」が絶好調ですので、是非フィールドでチャレンジを楽しんでみて下さい。