バスプロスタッフ | レポート&プロフィール

辻井伸之が説く、極寒真冬のプラッキングの極意!ヴァルナ・ハイカット編

皆さんこんにちは!
和歌山の辻井です。

今回は真冬のプラッギング、ヴァルナSP&ハイカットDR-SPの紹介です。
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同じサスペンドプラグでもミノーとシャッドは似て非なるもので、そのアプローチ自体が大きく変わります。
バスを動かして釣るミノータイプに対して、動かないバスの目の前に送り込むシャッド。
大雑把に分類してしまえばこうなります。
前者はヴァルナや阿修羅、ルドラ等の他、ノーマルのハイカットもミノー的アプローチが得意です。
後者はハイカットDRやダンクシリーズになります。
12月水温12℃を下回る頃からヴァルナSPへの反応を見始め、10℃以下からメインに据え、ここから最低水温期(5~7℃)になると日毎の反応を見ながらハイカットDRとローテーション。
雪の日や北風の日はヴァルナSP、気圧が高い放射冷却の日や雪解けが入るとハイカットDRに縋る展開になります。
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春一番後は一気にフローティングタイプのドゥルガや阿修羅2へと移行していくのが例年の流れです。

真冬の釣りはシャローかディープかとよく言われますが、ミドルレンジにもシャローレンジと似たクォリティの魚が潜んでいます。
これも含めて狙いたい時、ショートビルタイプのジャークベイトでは潜行レンジが浅く、経験的にトゥイッチ&ジャークで安定的に2mに届かないとより厳しい条件下でバスを引っ張り出せません。
そこで必要となったのがヴァルナSPの潜行深度。
トゥイッチ&ジャークでスペック上2.8mまで潜りますが、実用的には2mレンジが主になりますね。
似たようなレンジに納得出来るジャークベイトは希少で、キャスト性能、動きの安定性、そして潜行深度、どれを取ってもヴァルナの存在は際立っていると感じます。

使い方は鋭くトゥイッチ&ジャークしないで私の意識はラインは張るだけ。
ルアーが軽く倒れ込んでロールした後そっと止まる。これを延々と繰り返します。
ジャークの回数やポーズについてよく聞かれます。
ジャークベイトに間違った使い方はありませんが、バスが食いそうなところで長くアピールしたいという基本だけは押さえておけば、2回でも3回でもポーズ時間も適当で問題ないと思います。
私は3回ジャークの3秒程度?が多いですが、正直適当です。
もちろんバスがこの周辺に潜んでいてこの辺に出てきて食ってくれたらいいな~というイメージだけは膨らませてアプローチし、気になったスポットにはコースやアクションに変化をつけながら数回アプローチする事も大事です。
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先述した通り、バスがここに潜んでいるはずなのに出てこないシーンではルアーを直接送り込んでよりバスとの距離を詰める必要があります。
そんな時こそハイカットDRの出番で、バスが潜んでいそうなスポットにルアーを擦り付けるようにアプローチ。
最近はリーリングによるゆっくり只巻きというのが主流になっていますが、私はロッドワーク主体のポンプリトリーブ。
テキサスリグのずる引きのようにリップをコンタクトさせながらズルズルとロッドワークでリトリーブし、糸ふけを取りながらロッドを戻すのがポーズ(3秒程度)にあたります。
動きたくないバスが相手なのですからバスの口元にバスを置いてやるくらいの意識でアプローチしましょう。
ハイカットDRだと根掛かりに不安があればダンクやパワーダンクでアプローチすればいいし、それこそドライブクローやドライブビーバーのテキサスリグをズル引いてみるのも大切。
同じアプローチが出来るのであればプラッギングよりもソフトルアーの方が口を使い易いのは周知の通りですが、ハードはやっぱり勝負が早く、カバーできるエリアやスポットが広いのが魅力。
本当に釣れるかどうかわからないスポットで延々粘るよりも釣れそうな魚を探して回るというのが冬のサスペンドプラグ戦略なんです。
ですがハードプラグで釣果を残そうとするにはアプローチに誤魔化しが利かない繊細な釣りだという点を理解しましょう!
この時期に結果を残せるようになると一気に釣りのレベルが上がり、バス釣りが一層楽しくなりますよ!

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是非チャレンジしてみてください!

JB霞ヶ浦で活躍中の納谷宏康によるトーナメント参戦記(ハイプレッシャー霞ヶ浦で生き抜く為のコンバットマニュアル)

国内で行われるプロトーナメントで最も参加人数が多く大激戦なJB霞ヶ浦。

そんなハイレベルな大会で今シーズン年間2位になることができました。

今日は今シーズン後半戦に大活躍したドライブシャッドの使い方をレポートいたします。
シーズン前は全試合リミットメイクをして年間優勝するぞー!という気合いで挑みましたそして6月の初戦。半数がノーフィッシュというタフコンディションの中、HPバグのノーシンカーとドライブクローラー5.5の1/16スナッグレスネコでスローに誘い、アフターの気難しいバスを2本釣り、リミットこそ達成できませんでしたが、まずまずのスタートが切れました。
その後は緊急事態宣言による日程変更となり、釣れない時期の11月になんと3連戦!もうリミットメイクはちょっと無理!とりあえずデコらないこと!目標の下方修正(笑)
今年の霞水系は10~11月にかけて毎週トーナメントが行われ、今までにない異常なまでのトーナメントプレッシャーで一匹のバスを釣るのが非常に難しい状況でした。
そんなタフな状況で狙った場所は晩秋から初冬にかけて定番の石積みエリア。
ですがそんなのみんなプロだから誰でもやりますしプラクティスからさんざんたたかれます。そこで僕は最近誰もやらないけど、昔はよく釣れたよねーみたいな所をプラクティスでチェックして回りました。例年であればスピナーベイトやシャッドあとは僕の得意なブレードジグなどのハードルアーが効く時期なのですが、やっぱりトーナメントプレッシャーの影響でしょうかノーバイト。こんな状況の時はスローに横の動きを演出でるドライブシャッドのライトテキサスの出番です。

タックルバランスはMクラスのベイトロッド+高性能ハイギヤリールそしてラインは色つきの10LBライン(BMSAZAYAKA)←コレ重要!
シンカーは2.7gと1.8gを風などの状況によって使い分けます。

カラーは秋に反応の良いスカッパノン・ブルーフレークとシナモン・ブルーフレークの2色霞ヶ浦にたくさん生息しているハゼ系の魚、地元で通称「ゴロ」と呼ばれているヌマチチブ。他のベイトフィッシュより動きが遅く捕食しやすいのでバスの大好物となっております。大型のゴロが3.5インチのサイズにマッチし、体色が青い斑点があるのでこのカラーに反応が良いのだと思います。

使い方は超簡単!風が吹いてザワついたら石積の上をたまにコロコロと石に絡めながら泳がせるだけ。風が無かったら石の隙間を狙って丁寧に入れて、ロッドを小さく縦にさばいてリフト&フォールでリアクションバイトを誘います。
水温が高かった11月前半は穴に入った瞬間のバイトも多くありました。
試合中は丁寧にキッチリと釣ることを心がけた結果
第2戦1216g/1匹 19位 3戦1436g/2匹 6位 最終戦1014g/1匹 7位
ラスト2戦は80%以上がノーフィッシュという状況の中ドライブシャッド3.5の活躍でしっかりとウエインすることができ年間2位を獲得することができました。

この釣りは根掛かりも少ないのでショアアングラーにも絶対にオススメです
徐々にシャッドの時期になりますが、まだまだ12月末頃まで楽しめるはずです!
JB霞ヶ浦で年間優勝したO.S.P若手スタッフの磯山選手もドライブクローラー4.5を使っており、年間3位はOSP若手の加藤栄樹君とO.S.Pルアーを使った選手が年間トップ3を占めました。
そして10月WBS戦優勝の冨村プロ、11月WBSクラシック優勝の松村プロ。
今シーズンWBSのプロトーナメントでもO.S.Pプロスタッフの強さが際立ちました。
まさに「霞水系で一番釣れるルアーはO.S.Pである」ということが証明されたシーズンとなりました。

私納谷は今年で55歳。もういい年なので、実は年間優勝したらプロトーナメントを引退しようと考えておりました。暫定2位で迎えた最終戦でキロフィッシュを釣った時には行ったかー!と思ったらなんとも悔しい年間2位。
「お前にはこの世界でまだやることがある」と釣りの神様に言われているような・・・?
自分の子供達のような若者にはさまれた年間2位の表彰台。
50歳を過ぎてもエネルギー溢れる若者達と同等の勝負ができるプロスポーツなんて他に無いと思います。
トーナメントに出てみたかったけど機会がなかった方や昔JBやっていたけど仕事や子育てで引退した方、もし余裕ができたならばトーナメントに参加してみませんか?
釣れても釣れなくても広大な霞ヶ浦でボートを走らせるだけでもスカっとしますよ!

私の座右の銘は「人生一度きり。悔いの無いよう楽しむ」
もし興味あるようでしたら気軽にご相談ください。バスの釣り方は教えられませんが(笑)
この道25年の私がトーナメント参加へのアドバイスさせていただきます。

JB霞ヶ浦年間成績

プロスタッフとして活動させていただくことになりました

皆様はじめまして!この度OSPプロスタッフとして活動させていただくことになりました、坂野 純平(さかの じゅんぺい)と申します。

今回私はOSPプロスタッフオーディション2020という企画で、総勢158名のエントリーの中から勝ち上がることができプロスタッフとして活動させていただくことになりました。

以下簡単な自己紹介をさせていただきます。

普段は大学生をしながら、JB・NBCトーナメントにも参戦しています。良く行くフィールドは、琵琶湖、西の湖・伊庭内湖、入鹿池などです。得意な釣りはシャローのカバーフィッシングです。

とにかくトーナメントに出ることが大好きで、ほぼ毎週のようにトーナメントに参戦しています。試合中に魚が釣れて手足が震えるあの瞬間がたまりません!将来は日本のトーナメントだけに留まらずアメリカのトーナメント参戦も計画中です。

今後はOSP製品を通して、トーナメントで培ったテクニックと、バスフィッシングの楽しさの両方を発信していきます!

精一杯頑張りますので、皆様応援よろしくお願い致します!

W.B.Sクラシック優勝レポート!!

OSPプロスタップの松村です。先日、WBSクラシックが土浦新港で開催され優勝することができました。
バス釣り歴40年、プロ歴28年にして初のタイトル獲得という嬉しい日になりました。
継続していればいつか順番が回ってくる・・今回クラシックを勝って本当にたくさんの祝福のメッセージを頂きました。
28年という長い期間釣りのプロとしてトーナメントを継続したことで、その重みは一段と大きくなりました。町長への表敬訪問もできました。
バストーナメントはプロスポーツの側面を持っています。
そしてバスフィッシングは最高に面白い遊びだと思います。ただ楽しくてやっているだけでなく、霞ヶ浦のトーナメントを通して私たちが愛してやまないこの世界を一般の方々に知ってもらえるのはありがたい限りです。



さて、トーナメントについてですが、プラを通して一匹釣ることさえかなり厳しいということがわかっており、なんとなく・・では絶対と言っていいほど釣れない状況でした。

そんな中、自分なりに思ったのはこういったことでした。
1、ワカサギが少なく通年のシャッドや巻きのパターンがイマイチ
2、代わってエビ喰いのバスにノーシンカーなど遅い釣りが効く
3、ターンオーバーもありバスの嫌う濁りがあるため水の動かないスポットが良い
4、ルアーは強アピールで遅く動くスピナーベイトのダブルコロラドが効いている
5、流入河川は水温が本湖より水温が2度低いが、バスがいれば食い気がある

そして試合当日は本湖でビッグ狙いでハイカットとEXDRで土浦の浚渫を狙いますが、無反応。
その後東浦まで走りドックまわりやブッシュなどを丁寧に探るとドライブスティック4.5spec2の尻尾切りノーシンカー(以下ドラステNS)で一本めをキャッチ。
その後崎浜のカバーに移動してやはりドラステNSで2本めをキャッチ。その後も細かくランガンを繰り返しましたが、バイトは出ず満を持して桜川へ。
ここで動き回っていると思われる綺麗なバスをドラステNSで立て続けに2本釣って計4本!リミットは楽勝かと思いましたが、やっぱりそんなことはない、釣れる時というのは地合いと運とが合わさった瞬間であると言わざるを得ないもので、結局4本3kg弱でしたがなんと2位という順位。
全体としては釣れてない・・そんな初日が終了しました。

二日目、自分にとってはまさに勝負の1日です。
この日もやはり本湖を走って各所を回りますが、本当に何もない(笑)初日の流れから桜川で頑張れば、運と地合いで釣れるんじゃないか?と水温が上がり出すであろう10時すぎから勝負をかけたところすぐに一本キャッチできて不安が自信に変わりました。
その後カバー再奥でキーパーギリが一本、29.5cmのノンキーが一本釣れましたがまだライブウエルにはまだ二本のみ。
ドラステNSでひたすら打って行きましたが、昼過ぎに中流まで来てここでやっと3本目をキャッチ。
少しほっとしましたが、その後4本目となるバスをカバー宙吊りでバラしてしまい終わった・・とがっかりしていました。そしてタイムアップ。
3本で1500gと決して良いスコアではありませんでしたが他の選手が皆釣れておらず結果トータルでトップウエイトとなり優勝することができました。

<メインで使用したノンソルトドライブスティック改>


今回の優勝のキーとなったのは絶対に魚がいると信じた桜川に水温が上がる時間を計算して入ったこと。本湖の水温が15度に比べて13度と低かったのでほとんどの選手が切り捨てていました。裏をかいたつもりもなかったのですが、水が良かったのと過去この時期でも釣っていた自信がこのエリアでの集中力につながりました。



最後にツイッターやライブ配信を見てハラハラしながら応援してくれていた仲間たち、多大なるサポートいただいている並木会長とOSP社員の皆様、コロナ禍の中、大会開催に尽力いただいたWBSスタッフの皆様、昭和電機グループ様、霞ヶ浦のバスフィッシングのために命をかけて守ってくれている吉田幸二さんに感謝します!ありがとうございました。

大会結果

木枯らし吹く季節に爆発的釣果!!ハイピッチャーMAXでヘビースピナーベイトゲーム!

和歌山の辻井です。

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「木枯らし吹いたらヘビースピナーベイト」
10月23日に木枯らし1号が吹き、今年も状況確認の意味を込めてホームの合川ダムでハイピッチャーMAX3/4ozDWをキャストしてきました!
今シーズンは9月末〜10月中頃まで、各フィールド共水深2m前後でカバーに依存せずニュートラルな個体が目立ち、釣果を伸ばすのに一筋縄ではいかない状況が続いてきました。
ここに木枯らしが吹き寒波が訪れるとそれまでとりとめの無かったバスがカバーに入り、エサを待ち構えるようになります。

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ハイピッチャーMAXは、ややライトワイヤー気味のアームにノーマルタイプの一回り大きなブレードというセッティング。
これにより強く振動させるというよりもしっかりと水を掴んでゆっくりナチュラルな印象のスピナーベイトになっています。
バスを引き寄せてバイトに持ち込むというよりもなかなか動かないバスの目の前にナチュラルにアプローチする使い方に向いている、よりタフコンディションに強いスピナーベイトなんです。

ロングポジションからバスの潜むピンスポットにカーブフォールで送り込んで行く。
バスのポジションがある程度分かっている、中上級者向きのアプローチになりますが、木枯らし吹く11月には目の前の景色の中で最も大きな変化を大胆に狙うだけでいいのでスピナーベイトをあまり使ったことがないという方でも十分釣果を期待できる季節だと思います。

レンジに関わらずバスがここに居るだろうというポジションに対して、一定スピード一定レンジをキープし、無警戒のベイトフィッシュを演出するのが大事ですので、ヒラ打ち等の不規則なアピールは厳禁です。
スピナーベイトでヒラを打たせると“ヒラを打った直後しかバイトチャンスが無い”ので結果的にバイトが著しく減っちゃうんですね。
あまり細かく説明すると哲学的でややこしくなるので簡単に言うと、バスのタイミングで口を使えるように仕向けましょうって事になります。

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この釣りがハマるとバイトは驚くほど明確に出ます。
ロングキャスト&太軸フックという事で思いきりフッキングして下さい!
脳汁が耳から零れそうなフッキングの快感と、ビッグフィッシュと大興奮のファイトが待ってます!
対応するタックルは70Hクラスのロングロッドにフロロ16lb以上のヘビータックルになります。
目安として水温15℃前後位から10℃を切る頃まで有効な釣りになりますので是非キャストしてみて下さい。
同様にタイフーンを使う事でよりビッグフィッシュを期待できますが、風が強い日なんかは断然ハイピッチャーMAX3/4ozが扱いやすくなりますので状況を見ながらどちらも使い分けてください!

今回はこの辺で。

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プロスタッフ斎藤寛之が利根川のシーズン別オススメルアーとその使い方をまとめて解説!

皆さんこんにちは!齋藤ケロユキです。
2021年シーズンはTBC(利根川バスクラブ)試合も中止となり活動の制限を余儀なくされてしまいました。
合間を縫ってフィールドに足をはこびながら、昨今のおすすめルアーをシーズン別にまとめました。
ケロユキ流のシーズン別ルアーチャート(利根川編)を是非ご参考にしてください!




【ソフトルアー&ジグ】

■ドライブシャッド 4"
スポーニング前からアフタースポーンにかけてノーシンカーでテロテロと表層を引いて使います。

■HPシャッドテール 3.1"
5~7gのダウンショットで、真冬のテトラ穴打ち。プリスポーンにかけては、乱杭周りをスローに狙います。

■HP3Dワッキー 5"
アフタースポーン後にオダなどのヘビーカバーにカバーネコリグでねじ込み、身をひそめる魚を狙います。

■タッガー4.0g
スカートをカットし、小さなワームを付けてコンパクトに。スポーン絡みの吸い込みが弱い魚にアプローチします。

■ドライブスティックFAT & ドライブショット
リグはノーシンカーバックスライドセッティング。ミッドサマーは流れにドリフトさせてブッシュの下に潜む魚も狙います。

■スリッパー+ドライブシャッド4.5"
秋口から初冬にかけて、捕食ベイトがテナガエビから小魚に変わったタイミングで投入します。

■01ジグ+ドライブクロー3"、ドライブビーバー3.5"
これらはシーズン通してデッキに並びます。ビーバーはリーダーレスDSにて。ゼロワンジグはシャローから水深2mまでのカバーに対応します。


【ハードルアー】

■ヤマト
夏の朝夕のフィーディングタイムに早い手返しでシャローを探ります。

■スピンテールフロッグ、ドリッピー
スポーニングから晩秋までシャローのブッシュに臆することなく投げて効率的に魚をサーチします。

■ルドラ & ヴァルナ & アシュラ
プリスポーン前の荒れた日、弱った小魚が打ち寄せられるウィンディサイドにてジャーキングで使います。

■ハイピッチャー
アフターを除くスポーニング時期、または水温が低下し始める初秋から初冬までが出番です。

■ブリッツ
ハイピッチャーと同時期ですが、濁りが強く入った場合はブリッツを使います。

■HPFクランク
プリスポーンの時期に、石積み周りなどをゆっくり巻きます。明滅効果で寄せるイメージです。

■ラウダー
ミッドスポーンからアフタースポーンにかけて、バイトが弱い時期に強力な武器となります。ポーズを長めにとり、フェザーで食わす感覚で使ってください。

■バジンクランク
ラウダーより少し遅れて出番です。若干体力が回復し、ベイトを追うようになった魚を狙います。「止められるバズベイト」というイメージでお使いください。

■02ビート
アフタースポーン終了後から晩秋まで出番があります。水面にベイトがざわついていれば、チャンスあり。

■ハイカット
初冬から春先までが出番です。テトラ周りなどを丁寧にトレースします。

■オーバーライド
テトラの穴に投げ、リフト&フォールで誘います。いれば思わずバイトしてしまうでしょう。

プロスタッフ山添大介が印旛沼を巻物&カバー撃ちで攻略!

 皆さんこんにちは。山添です。

9月の台風やゲリラ豪雨による増減水で、水質が一気に変わったと同時に、10月を目前に水温もグッと下がって秋の気配が色濃くなってきました。

印旛沼では、水温低下に伴い魚が広範囲に散り始めてきたということもあり、テンポよく探れる巻物を中心に、アベレージサイズの数釣りが楽しめる状況となってます。

巻物では、特にブリッツやブリッツMAX、ブリッツMRといったブリッツシリーズの他、HPFクランクへの反応が良好です。




狙う水深等で、ブリッツシリーズを使い分けて頂ければ、タダ巻きで反応を得られますので初心者の方にもお勧め出来るルアーです。

HPFクランクはタダ巻きの他、少し潜らせて連続トゥイッチさせるのも効果的。


移動距離を抑えながらフラットボディがフラッシングしアピール力が抜群。カバー際等で試して頂きたいテクニックのひとつです。

また、マズメやローライトではバズ02ビートも効果的です。

一方、晴天無風時や、日中といったタイミングでは、ドライブクロー、ドライブビーバーによるカバー撃ちが有効となります。




寒暖差が激しい季節ですが、比較的魚は釣りやすい季節です。是非ともO.S.Pルアーで秋を満喫して頂けたらと思います。

霞ヶ浦にて開催されたWBSプロチームトーナメント優勝!秋らしく巻物で攻略!

霞ヶ浦水系の富村です。
2021年10月17日 霞ヶ浦にて開催されたWBSプロチームトーナメントにて優勝できました!


新型コロナウイルスの影響で開催が延期や中止になったWBSのシリーズトーナメントですが、今期最初で最後のスポット試合として先日開催されました。
2週間ほど前から、岸から少し離れた離岸堤でハイピッチャーや、ドライブシャッド3.5"のライトテキサスリグのスイミングを、風や日照の当たり具合で使い分けていくとサイズは選べなかったですが好釣果でした。
その他には、流入河川河口付近のブレイクからフィーディングエリアとなるフラットにある杭や捨て網、倒木などをハイピッチャーやブリッツを当ててリアクション的に使用すると1kgは超えるクラスのバスが時合いで釣れておりました。


試合前日はパートナーの方とそのイメージの確認としてサブになりそうな思いついたエリアを軽く流してみると、行く先々で釣れてしまい、終いには流入河川河口付近、ブリッツにてカバークランキングを試したところ1,500gクラスが釣れてしまい...大切な明日の魚を釣ってしまったな...などと思いつつも少しの手ごたえと、雨と北東強風予報に大きな不安を抱きながら当日を迎えました。

試合当日は小さくても4本は揃えてから、北東強風でも私の小さめのボートで行ける流入絡みの場所にBigを狙いに行こうとパートナーと話合い、北岸にある石積離岸堤を私がブリッツやハイピッチャー、ドライブシャッド3.5"のライトテキサス。パートナーはハイカットなどもおり交ぜて小さいながら何とかキーパーを釣っていきました。




風も強まり雨足も強く、終了時間がだんだん近づいたタイミングで思い切って対岸の流入河川に移動。予想していた通り道路の側溝から落ちてくる濁り水のマッドラインができた状態になっており、迷わずブリッツをカバーに当てる釣りを開始すると1㎏程のバスがヒット!
残り時間最後に別の流入河川に入り私がブリッツ、パートナーがハイピッチャーで同じように流し始めるとパートナーが1,670gのビックフィッシュをフックアップ!!慎重に私がハンドランディングし5本トータル4,440gにて優勝となりました。



今回の試合では巻物の釣りを100%行い、風の当たり具合や障害物の質にあわせてルアーをローテーションさせていきました。どこのフィールドでも、ある程度似たような部分があると思いますので、秋の釣りの参考にして頂ければと思います。

使用ルアー1:ブリッツ(アメリカンサンフィッシュ など)
使用ルアー2:ドライブシャッド3.5"(シナモン・ブルーフレーク)
使用ルアー3:ハイピッチャー3/8oz(C.B.パールシャッド など)

JIG06スリッパー×ドライブシャッド!ウエイトとワームサイズの使い分けで秋の利根川攻略!!

皆様こんにちは。
秋も深まってきましたが釣果は如何でしょうか?
私はというと、ようやく緊急事態宣言が解けて通常の釣行リズムを取り戻しつつあるといった感じです。
今回は秋の深まりと共に効き始めた『JIG06スリッパー』についてレポートさせて頂きます。
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〈利根川の状況〉
9月は台風16号が千葉県沖を通過する等、比較的雨が多く、雨→増水→強カレントを繰り返していました。程度にもよりますが水の多い日はカレントが強く、魚種を問わず活性が上がります。
今年は水温の低下が早かったので早い段階から『巻き』が効いています。
10月前半は水温20~22℃の適水温で推移しています。秋の水なので雨の直後以外は水の透明度は高めです。

〈JIG06スリッパーの使い分け等〉
利根川も他のフィールドと同様に秋は巻物が効きます。
利根川には連杭、テトラ、水中堤防等のリップラップ、粘土質で急深なブレイク、流入河川の護岸やハードボトム等の巻物が効く様々なシチュエーションが有ります。
中でもバイトが見えてエキサイティングなのがウッドカバー絡みのゲームです。
トレブルフックのルアーでは通せない所に『JIG06スリッパー』をダイレクトに撃ち込んでコチラから仕掛けていくのはせっかちな私にはピッタリです。
ある意味、『JIG06スリッパー』が最も活躍するシチュエーションかもしれません。
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先日はウェイト、トレーラーワームのサイズの違いで2タックルを用意して使い比べてみました。
1つは私の中での基準である1/4ozと『ドライブシャッド4"』の組み合わせ。
もう1つは3/16ozと『ドライブシャッド4.5"』の組み合わせです。
コチラはテロテロとゆっくり巻く為にウェイトを1番軽い3/16ozにして、トレーラーはテールの大きい『ドライブシャッド4.5"』をチョイス。更にノンソルトモデルのソルトカラー「ピンクバックグロウ(夜光)」で軽量化を計ってみました。頭は少しカットして4"と長さを揃えました。
4.5"頭カットの方が、アクションは大振りになってロールも入り魅力的になります。引き抵抗も大きくなってスローに引き易くなりました。
早巻きしたい時は3/16oz+ドライブシャッド4.5"だと横向きになりやすいので1/4oz以上が向いています。また、早い流れの側での使用も姿勢が安定する1/4oz以上が向きます。
カラーは視認性の高いモデルを好んで使っていますが透明度の上がった秋の水でも問題無くバイトするようです。派手な色で釣ってみたいという遊び心でも有りますが...
ラインナップが豊富なのでバスのコンディションや使用するシチュエーションに応じて組み合わせ方を調整が出来るのも魅力ですね。
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最後に『JIG06スリッパー』の特徴を1つ。
スイムジグの特性なのか、『JIG06スリッパー』だからなのかは分かりませんが他のハードルアーに比べて圧倒的に魚がスレない様に感じます。
1回のリトリーブで2回喰ってきたり、1度アタリが有った後に投げ直して釣れる事も有ります。
直後に別のリグでサイトで喰わせる事も可能です。
1度のミスバイトでも諦めずに探り直す事をオススメします。
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そんな『JIG06スリッパー』は11月中旬位までコンスタントに釣れると思いますので是非お試し下さい。

〈使用タックル〉

ルアー:JIG06スリッパー1/4oz(ホワイトシャイナー)+ドライブシャッド4"(バブルガムピンク)
ロッド:ベイトロッド 6.6ft MHクラス
リール:ベイトリール ギア比6.3:1
ライン:フロロカーボンライン 16lb

ルアー:JIG06スリッパー3/16oz(アイムヒア)+ドライブシャッド4.5"SW(ピンクバックグロウ(夜光))
ロッド:ベイトロッド 6.6ft MHクラス
リール:ベイトリール ギア比6.3:1
ライン:フロロカーボンライン 16lb

北田シークレットテク!!秋に効果的なリアクションポッパーとは!?

O.S.Pレポートをご覧の皆様こんにちは。

霞ヶ浦水系、利根川水系プロスタッフの北田です。

今回は今年の秋の霞ヶ浦水系についてレポート致します。


今季、秋の霞ヶ浦は夏シーズンに続きイナッコ(ボラの子供)がメインベイトになっております。

また水温も適温になりバスも幅広いエリアやレンジを移動して捕食活動をするようになってきております。

そこで私がこの秋、朝・夕マズメ時に良く使用しているのがラウダー60を使ったポッパーゲームです。




アクションとしては表層を止める事なく連続トゥイッチさせバスに反射的に口を使わせたり、フィーディングしているイナッコを散らす事でバスのスイッチを入れる「リアクションポッパー」と呼んでいるゲームで釣果が上がっております。

高速で動くラウダーを本気で捕食しにくるので、バイトも深くとても激しいバイトがでるのが特徴なアグレッシブな釣りです。

また日中はイナッコも動きが落ち着くのでより食わせ重視のハイピッチャーシリーズやドライブスティックシリーズを使ったカバーゲームなどで釣果が出ております。





変化の激しい秋の霞ヶ浦ではありますが、イナッコが多くフィーディングの良く起きる場所を見極めて捉える事で興奮するゲームが展開できると思うので、是非試して頂ければとおもいます。

エビが逃げるアクションそのもの!霞ケ浦の秋の荒食いバスにドライブショット4.5″!!

みなさん大変ご無沙汰しております。プロスタッフの納谷です!

長かった緊急事態宣言もようやく明けて、やっと堂々と釣りに行ける環境になりましたね。
私も長い自粛から明けて、ようやく霞ヶ浦に出撃してまいりました!
最近の霞ヶ浦ですが「タフミガウラ」なんかでも「デスミガウラ」でもありません!(笑)
今年の秋の霞ヶ浦は絶好調!
特にシャローの釣りが熱いです!


シャローゲームで僕がオススメするのがノーシンカーワームのバックスライドセッティング。特に昨年発売されたドライブショット4.5"が炸裂しております!
よく聞かれるフックセッティングは画像を参考にしてください。画像を見て気づいた方もいると思いますが、僕はドライブショット4.5"のスカートの下側半分をカットして使います。


理由はバックスライドでフォールした後、少し手前に引くとカットした部分が水を受けて跳ね上がるように手前に泳ぎます。その動きはまさにエビが逃げる動きそのもの。
このリアルな動きには警戒心の強いシャローのデカバスも思わず口を使ってくれます。
まだこの時期は沖のワカサギよりもシャローのエビを食べているバスの方がコンディションが良く、ファイトも楽しめます。
それとフッキング時に抵抗となるパーツが減るので、とても良い箇所にバッチリとフッキングが決まります。


霞水系のトーナメントはとっても貴重なバス。試合でバラしたりすると数日間夢でうなされてしまいますからね(笑)バラシが減るのは大変助かります。
使うカラーは水が濁っていたら「グリパン/チャート」。水が澄んでいたら「グリーンパンプキンペッパー」の2種類があればOK。


この釣りで肝心なのがライン。キャストもそうですが、どのくらいフォールしたか目視でき、竿に感じない小さなバイトも確認できる色の付いたラインがベスト。僕はカラフルで強いのにしなやかなサンラインBMS14lbを使っております。
シャローを狙うベストタイミングですが「増水した時」「暖かい日」がチャンス!
あと秋の釣りでとても重要なのが、水質とベイトフィッシュの存在。水が濁っていても小魚やエビが確認できるようなエリアは可能性アリ。水をロッドでかき回し泡が水面からすぐ消えない場所は可能性ナシ。すぐに移動しましょう。
そういう良い水質のエリアにある、アシやブッシュを見つけてドライブショット4.5"をキャストしてみましょう。
キャストする際、バックスライドしていくのであまりタイトに攻める必要はナシ。
秋の荒食いバスがいたらまず落ちパク! バイトがなければ30cm程手前にシャクってまたバックスライドフォール。それを2回繰り返したらピックアップ。
それを繰り返すだけ、あとは難しいテクニックなど不要。あとはドライブショット4.5"が勝手に泳いでバスを誘ってくれます。


こんな簡単で楽しいドライブショット4.5"の釣りは10月いっぱいぐらいは楽しめるはずです。
シャローの釣りなのでオカッパリでも十分狙えます。
ぜひみなさんも秋の荒食いバスの連発ヒットを狙いに出かけてみてください!

ハイカットを使用したシャッドキャロのセッティング・使い方をプロスタッフ林晃大が解説!!

皆さんこんにちは。野尻湖ガイド林晃大です。

野尻湖の季節は秋へと突入して魚のストライクゾーンが狭くなり的確に攻めないと釣りにくい状況になってきました。
その中でも安定して釣れるのはライトリグですが数もサイズも狙える釣りが私の得意とするシャッドキャロになります。



この釣りは活性の高い時はもちろんプレッシャーなどで食いが渋い時にも有効な釣り方になります。

ただ使い方やタックルセッティングが決まっていないとパワーダウンしていまいますので、今現状で僕が1番ベストだと思うセッティングを紹介いたします。

まずはロッドですがレジットデザインのワイルドサイド64MLになります。
これは私がシャッドキャロをやる為に開発したロッドで、張りのあるレギュラーテーパーでなるべくジャークし易く、ジャークした後のブレを少なくして手首の負担を抑えられるよう設計しました。

長すぎると疲れるので6フィート4インチというレングスも非常に重要です。

ラインシステムはメインラインがPE0.4号。
そこからFGノットでフロロリーダー8lbを1ヒロほど取りウィップシンカーがきます。
ウィップシンカーから下もフロロリーダー8lbを60cmほど取り、ルアーはハイカットになります。



ウィップシンカーの前部分は岩に当たるのでフロロラインでないと切れてしまいます。
あとはPEラインを直接ウィップシンカーに結んでしまうとノットが滑って抜けてしまいますので要注意です。

ルアーはハイカットのSPとF。
ノーマルのハイカットは固定重心なのでダートのキレがよくバランスを崩した後の立ち直りが早いのでこの釣りに向いています。
純正フックをそのまま使うならSPモデルを、交換して使うならFが浮力のバランスが丁度よくなるのでおすすめです。

使い方はドラッギングで2ジャーク1ストップで流していきますがジャークの強さもリズムも一定でやり続けるのがコツです。
流すコースはなるべく一定の水深を流していきます。
秋は深めの水深8〜10mにバスとワカサギがリンクして魚探に映るのでそういった場所で試してみてください。
この水深の場合ウィップシンカーは7g一択になります。
ウィップシンカーのパッケージの裏にも水深別でウエイトの使い分けを記載しておりますのでぜひ参考にしてください。

ドラッギングする時のラインの長さですが長すぎるとボトムに当たりすぎてラインが痛んで切れてしまいますが短すぎるとルアーがボトムにタッチせずにバイトチャンスを作れなくなってしまうので手元の感触を確かめながら適度にボトムタッチするラインの長さを見つけてください。
ルアーが底を叩いていればジャークした際に重たい感触があります。そしてその重さがずっしりした感触に変わった時が魚のバイトです。

この瞬間が病み付きになるのがシャッドキャロの釣りなのでぜひ試してみてください。

プロスタッフ辻井伸之がハイピッチャー&ドゥルガ73Fの釣りをご紹介!

皆さんこんにちは、和歌山の辻井です。

梅雨明け以降比較的安定した天候が続き、ホームとなる七川ダムや合川ダムではピーカン無風の水の動きが少ない夏になっていました。

最上流でさえもカレントの利きが弱く、パターンとして中下流部でも勝負できるような状況。

とは言え、生きたエリアを見つけ出すのも大変な時期でもありますので効率良くサーチし、かつ仕留める事の出来るルアーに頼る事が多かったように思います。

その釣りのひとつがハイピッチャーシリーズ。
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もはや説明不要かもしれませんが、私が感じるハイピッチャーの特徴を一言で表すと、『誰もが簡単スピナーベイト』となります。

コンパクトスピナーベイトでありながらもバスを寄せるチカラの強いタイプのスピナーベイトであるところから、漠然とキャストしがちな初心者でもバスの方が勝手に口を使い、中上級者でも少しのミスを許容出来る懐の深さを持っています。

私は普段5/16ozDWをメインに1/4~3/8ozをシチュエーションに応じて使い分けていますが、夏場の高水温時期は1/4ozが中心になります。

これは高水温になるとバスが浮くという点と、タフになるとよりスロー&小さくしたいという思いからです。

使い方はバスのポジションに対して20~30㎝上を一定レンジ、一定速度で無警戒のベイトフィッシュを演出するイメージ。

カバーにコンタクトさせたりヒラを打たせるような使い方は厳禁です。

バスのポジションを予め予測出来ているという前提のキャストを一日中延々と繰り返す釣りで、ある意味ジグ&ワームを撃つ釣りとの共通項も多いアプローチですね。

カラーは、状況を選ばないサンセットレッドやキラーゴールドを使う事が多く、ローライトのクリアウォーターではガンメタブレードのスティールシャッドやブラックシャイナー、シルバーブレードのゴーストワカサギなんかの出番も多いです。
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そしてもう一つ軸となった釣りがドゥルガ73Fの速いテンポの連続トゥイッチ&ジャーク。

ドゥルガは高速リトリーブでの高い安定性とロッドワークに素直に追随するアクションレスポンスの良さを兼ね備えた、バランスの良い誰もが扱いやすいといった特性を持っています。

この時期のイメージとしては逃げ惑うベイトフィッシュになるでしょうか。

朝一や夕マズメ時のボイル撃ちでも、トップウォーターに負けず劣らず効果的なルアーです。

また、条件の良いスポットに固まる傾向とあらば競争心を刺激できるジャークベイトの出番。

私の場合、ほぼ100%高速ジャークでの使用になりますが、そのレスポンスにルアーアクションが一切破綻する事がない点が気に入っていますね!

アシュラⅡ925Fとどっちがイイのか迷うシーンも多いですが、アベレージの低くなる夏場はドゥルガの方がより多くのバイトを引き出せるシーンが多いのは確かです。

カラーは、アイスシャッドやT.N.サイトスペシャルの使用が多いですが、今年は何と言ってもリアルオイカワVer.2がイチオシです。


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BIGバスを引き寄せる!夏のBLITZ MAGNUM SRでのクランキングゲーム!

岡山の杉元です。おはようございます!

春に引き続き、この夏!今回のレポートもクランクベイトについて書かせて頂きます。

春のタイミングには『ボトムノック』の釣り方を推させて頂きましたが、夏のタイミングでは、魚を「バイト」させるレンジを探しながらアプローチするクランキングが好調です。

夏のリザーバーやため池で効果的だったのは、クランクベイトでも最もコンパクトなサイズになるTINY BLITZシリーズ。


朝イチでもトップに出きらないフィールドコンディションでは、「コンパクト」で、「キレ」のあるTINY BLITZとTINY BLITZ MRが反応良好で、アベレージサイズから良型までの数釣りが楽しめました。
朝夕は「チャート系COLOR」がお薦めです!
日中になると朝のレンジでは反応が薄くなります。そんな時は風の当たるタイミングに、一段下のレンジをTINY BLITZ DRの「ナチュラルCOLOR」にローテーションすると再びバイトが得られる、そんな経験もありました。


バスを「バイト」させる為のレンジ探しも大切ですね。

また濁りが強いコンディションや、強い水押しやアピールが必要な時、朝夕マズメの最初の選択にBIGバスを狙いたい!
そんな時には新商品のBLITZ MAGNUM SRがパンチ力抜群。


マグナムクランクって言うだけで、ちょっと気の引ける方もいらっしゃるかもしれませんが、小技が効いて多彩なアクションが出来、ビッグベイトみたいにも使えて根掛かりも少ないって聞くと、ちょっと使ってみたくなりませんか!?
中でも"MAGST"=マグスト、と呼ばれている使い方が、今、一番面白いと感じています。

リザーバー、河川、ため池と色々なフィールドでチャレンジしてますが、雨後の溜池で、水質がマッディのタイミングでは、BLITZ MAGNUM SRのルアーpowerをとことん感じる事が出来ました。
この日は、後輩の椿君「椿貴翔」と一緒に釣りをしていたのですが、インレット周りでまさかのBIGバスのWヒット。。。


椿君が「MAGST」で先にバスをかけたあと、間髪入れず「MAGST」している僕の竿まで絞りこまれると言う、とんでもない事が現実に起こってしまいました。




その後は風の当たる岬の先端で、椿君がBIGfish捕獲♪


ちなみにこの日、この池で他の巻物や撃ち物は完全に沈黙。
BLITZ MAGNUM SRしかバイトを得ることが出来ず、昔から濁った時の定番で大好きなRATTLIN'BLITZ MAXの「コスモブラックCOLOR」ですらバイトを得られない状況。
濁りが強いフィールドコンディションに、バスfishingの極端にハマる瞬間。
エリア、タイミング、アプローチも含めてバチっとルアーpowerもハマった釣行でした。

BLITZ MAGNUM SRを使い込んで感じてることは、夏場は特にごりごり巻くのでは無く、バスの目線より上を意識して潜らせすぎないように使う「MAGST」が今は効果的ですね。

出し所としては、朝マズメや夕マズメはもちろんですが、雨後に濁りの入ったフィールドコンディションの時や、日中でも風の当たるタイミングがbest。

クランキングgame、とにかく奥が深いので、現在進行形でやり続けてますが、これから秋に向けてもガンガン使い込んで、更に煮詰めて行きたいと思っていますので、皆さんも是非チャレンジしてみて下さいね!!!

8月の山中湖。ブリッツマグナムSRの「マグスト」でロクマル捕獲!!

こんにちは山中湖の川上です。

今回は8/10(火)に山梨県山中湖に釣行し、60㎝オーバーのモンスターバスをキャッチしましたのでその様子をレポートします。

山中湖に訪れたのは2ヶ月半ぶりで、二つの台風が連続で日本列島を通過した直後の8/10(火)でした。

湖にボートを浮かべると、台風の影響で水には大きく濁りが入り、湖面にはちぎれたウィードなどの浮遊物が多く浮かんでいる状況。

例年なら高水温のこの時期に有効なディープレンジをチェックしたいところですが、あまりの濁りに断念。

その為、ウィードが濃く群生するシャローのエリアを、新発売となったブリッツマグナムSR(セクシーシャッド)のマグストでアプローチします。


狙いとしては、大きく濁りが入る状況ですのでルアーサイズを大きくしアピール力を高め、
ウィードの中やその周辺にいるであろうバスを、ウィードの上をトレースし、水面直下まで引き上げ喰わせる感じです。
水深は1m程で、背丈が50㎝程のウィードが生えておりその上っ面をトレースします。

開始早々、バイトには至らないもののバスからの反応もあり好感触!
しばらくアプローチを続け、ブリッツマグナムSRにヒラを打たせながらトゥイッチを入れた瞬間にひったくる強烈なバイト!
バイトの瞬間が薄っすら見え、ロッドに伝わるトルクはビッグバス確定の感触。

水面を割ってジャンプした魚体は50UPどころではありません。
散々走られましたが、ウィードをかわしながら慎重にやり取りし、無事にハンドランディングに成功!


魚体をすぐに計測したいところですが、ここは冷静になり、
バケツで水を汲み、十分にボートのデッキを濡らした上で計測します。
夏の日差しで高温となったボートデッキは、魚体をそのまま置くと大きなダメージになるので注意したいところです。

計測の結果60㎝を上回っており、山中湖では私自身2本目となるロクマルキャッチとなりました!


その後も、サイズは小さいですが、ブリッツマグナムSRでバスをキャッチする事が出来ました。
普段はクリアな山中湖ですが、台風による濁りが味方し、ブリッツマグナムSRのパワーで良い釣りができました!
是非皆さんもマグナムクランクの新境地「MAGST(マグスト)」を体感してみてください!


使い方は、浦川さん動画URLでも詳しく解説されているので、そちらも参考にして頂ければ良いと思います!

□タックルデータ
ロッド:ベイトロッド7ft MHクラス
ライン:ナイロンライン 16lb
ルアー:ブリッツマグナムSR(セクシーシャッド) ※リアフックをフェザーフック#1に変更

プロスタッフ北田朋也が夏の霞ケ浦おかっぱりで有効なルアーをご紹介

O.S.Pレポートをご覧の皆様こんにちは。

霞ヶ浦水系、利根川水系プロスタッフの北田です。

今回は、夏の霞ヶ浦水系についてレポート致します。

今季夏の霞ヶ浦は減水傾向の日が多く、雨などによる増水などがあった日などはチャンスが多く、ハイライトが続くとタフになるという近年に多い状況です。

しかし例年と少し異なる点としては、メインベイトがイナッ子(ボラの稚魚)に傾倒しているバスが多く、特に大きい個体やプロポーションの良い個体程その傾向が強いように感じております。

そこで私がこの夏良く使用しているのがドライブシャッド3.5"のノーシンカーやドライブスティック3.5"のノーシンカーです。



表層をゆっくり巻く時はドライブシャッド3.5"、連続トゥイッチなどでスイッチを入れて釣る場合はドライブスティック3.5"を使用しております。

また朝マズメなどはより手早く探りたい為02ビートや、アシ際はドリッピーを良く使用しております。



またあまりにも減水してしまった場合などは日光の向きを意識して、高さのある沈みものやブレイクが形成してくれる水中のシェードや、水の動きがある水門などを狙うと比較的バスに触る事ができるかなと思います。

厳しい暑さの霞ヶ浦ではありますが、水分補給や休憩を充分にとって熱中症に気をつけて釣行を楽しんで頂けたらとおもいます。

発売から21年。色褪せることないバジンクランクを植田誠寛がご紹介。

こんにちはP回釣こと植田です。

何処のフィールドもアフターから回復し、ベイトを盛んに追い回すようになってきましたね。

今回レポートするルアーは私がプロスタッフになる前から使い続けていたバジンクランクです。

私も一日中キャストし続けた事もあり生涯1番バスをキャッチしたハードプラグじゃないでしょうか?

バジンクランクと言えば2000年7月に発売されて丁度21年目になり、ospルアーの中では歴史が長いルアーになります。
しかし未だ皆さんに使用されて愛されているバジンクランクは正に10年基準のスタンダードなんです。

何故良いのかと言うと
⚪︎先ず素早くサーチが可能
⚪︎障害物回避に優れている
⚪︎キャストがしやすい
⚪︎高速でリトリーブも可能
⚪︎フックアップしてからのバラシが少ない

他にも色々ありますが、なんと言っても1番は釣れちゃうんですよ(^^)

そんなバジンクランクを使い厳しい旧吉野川でチャレンジしてきました。
丸呑みした深いバイトでキャッチした
48.5cm/1、500gナイスフィッシュ


皆さんタックルボックスの中に封印されていませんか?
今が旬なルアーです♪是非使ってみて下さい。

サイトフィッシング最強ミミズ系ワームMMZを植田誠寛が解説!

こんにちは。4月から徳島県に仕事の都合で転勤してきたP回釣こと植田です。

徳島県もトーナメントフィールドで有名な旧吉野川や、リザーバーがありバスフィッシングには良いとこですよ‼️

今回は私が得意とするサイトフィッシングに特化したワームMMZについてレポートさせて頂きます。

皆さんご存知と思いますがMMZには2種類の大きさがありナミとチビがあります。


今のところメインで、ナミはノーシンカーワッキー、チビはダウンショットワッキーと使い分けています。
他にも使い方は沢山あると思いますので色々アレンジしてみて下さい。

スポーニングが絡んだ5月の釣行。神経質になったメスバスをサイトで口を使わすタイミングに、絶大な釣果を叩き出してくれました。
初めてMMZナミでキャッチしたバスが、何と53cmの2kgオーバーでした。
MMZのノーシンカーワッキーのフォールでバイトしてきました。(食い方がまるで餌を食べているみたいに躊躇なく食ってきました。)



岩陰にMMZナミを放置してキャッチした48cm


私の中では、サイトしていて食わない時の最終兵器的なルアーになりそうですね‼️

フォールでも放置でも釣れるワームですので、是非サイトが苦手な方にも使って頂き、皆さんデカバスをキャッチして下さい。

「広島のお祭り漢」木坂亮祐が春のBIGバス攻略ルアーをご紹介!

こんにちは!
中国地方、広島、岡山、山口県で活動してます『広島のお祭り漢』こと木坂でございます。

初となるレポートは、ズバリ『春のBIGバス攻略‼️』です!

今年は例年に比べ朝晩と気温が低く、それに伴い魚のスポーニングも遅いような気がします。
そんな中デカイ個体を狙って捕るにあたりエリア選択、タイミングももちろん大事ですがルアーセレクトもだいぶキーになってくると思います。

そんな中、野池やリザーバーと、フィールド問わず大活躍を見せているルアーがこちら!

ハードルアー編

◼️BLITZ DR
スポーニングを意識した個体が岸に寄って来ますがシャローには魚が見えない、、、
そんな時に一段下のレンジ狙い、又はこの時期に絶対外せない岬の張り出しのコンタクトポイントに持ってこいのパイロットルアー!
ボトムノックのリアクションで上手く拾えます。



◼️ハイカットF
キーとなるアクションはこちらもボトムノックで、砂煙を上げるアクションで魚に一瞬でスイッチを入れさせバイトに持ち込めます!
使用するシチュエーションが、こちらはリザーバーのバックウォーターや野池のシャローフラットエリア&サンドバー!
朝マズメや夕マズメ時のフィーディングで、差してくるスレたバスには効果絶大!



ソフトルアー編

① カバー攻略
◼️JIG05タッガー+(ドライブSSギル2"、HPミノー、ドライブシュリンプ3")
◼️HP3Dワッキー+スクラムフック
この時期のカバー攻めはマストですね。
フローティングカバーやレイダウンへ、ジグやテキサスを入れても喰わない。バスが居ない?
いや、居るんです。入れ代わり立ち代わりで確実に入って来ています。
そんなスレたバスにはこの“吊るし”の釣り。
フォールで見切る魚や目線が上向きがちの魚はほぼ喰ってきます。
HP3Dワッキーのネイルウェイト調整は若干軽めがキモですね!





② サイト
◼️ドライブシュリンプ3" ダウンショットリグ

岩盤に浮いた魚や岸に向いている魚は“ドライブシュリンプ3”ダウンショットリグ(0.9~1.3g)
ハイプレッシャーなフィールドほど着水音にはナーバスなのでシンカーは軽めがお勧めです。
この釣りは使用カラーで反応が全く違います。
僕は絶対に『カワエビorネオンシャッド』で、なるべく水に溶け込むカラーの方がバイトが多いです。



◼️マイラーミノー2.5"、3.5" ネイルリグ

こちらはリザーバーのバックウォーターなどで使用してます。
そこのフィールドに居るベイトにリンクさせるイメージでカラーは寄せればいいと思います。
マイラーミノーのリアルさとフラッシング、そして浮力が絶妙なのであらゆるリグで活用できるのが強みでもあるのですが、以前の釣行で最強にハマッたのが“高速表層引き”
頭にマス針ちょん掛け、腹部にかけてネイルシンカー2.2gを刺したセッティング!
バスのスイッチを入れやすく何投してもスレにくく見切られにくいが最強の強みです!






是非皆さんもお試しください!

霞ケ浦水系のアフタースポーンに効果的なO.S.Pルアーを詳しく解説!!

霞ヶ浦水系、利根川水系プロスタッフの北田です。

今回は最近の霞ヶ浦水系についてレポート致します。

最近の霞ヶ浦はバスのスポーニング行動も少しずつ落ち着いてきてアフタースポーンに移行しつつあり、朝マズメには大きめの個体が浅いレンジで目視できたり、流入河川での釣果も多くなってきております。

そこで私がこの季節多用しているのがHPバグのノーシンカーやHP3Dワッキーなどのフワフワ系。



産卵の終わったバスはまず身近に労力を使わず食べられるコンパクトな物を好む傾向が強く、大きめのルアーだとバイトがあってもフックアップしなかったりするので吸い込み易いルアーをセレクトする事で釣果を伸ばす事が可能になります。

また今季はサイト専用ワームMMZが加わり心強い味方になってくれています。



エリアによってはブルーギルをアフター回復で偏食したり、レンギョやボラの稚魚を偏食したりするなどエリアの性質が強く反映されるバスもいるのでそれらの個体に合わせたルアー選択が釣果を伸ばすコツになるかと思います。


カレン(プロト)でキャッチしたバス。

近年難しくなっている霞ヶ浦ではありますが、状況を的確に捉えてアプローチすれば結果がでるこの時期のバスフィッシングを是非楽しんでみてはいかがでしょうか。