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ドライブシャッドはスイムベイトの最終形!

2014.07.29
今年の梅雨時期は何かと時間の都合がつかず、あまり釣りに出れない時間が続きました。その間も続々と新製品や新色が登場して「私も早く試してみたい」の一心でした。中でも、ドライブシャッド4.5inが何よりも気になる新製品。私のファーストインプレッションが今回のレポートになります。

感動をもたらしてくれたスイムベイトの新境地
こんにちは、和歌山の辻井です。
梅雨が明けていよいよ夏本番! 帽子を必ずかぶり、こまめな水分補給と休憩を取るようにして熱中症にはくれぐれも気をつけましょう!
私は夏場における暑さ対策のひとつとして、フーデッドロングTシャツとネックゲーターを愛用しています。
日焼けによって身体、特に首筋~頭が熱を持つのを防ぐようにすると効果的ですね。

さて、本題です。
今年の梅雨時期は何かと時間の都合がつかず、あまり釣りに出られない時間が続きました。そんなときに発売された、ドライブシャッド4.5in。

スイムベイトと言えば10数年前のビッグベイトゲームの大ブレイクを思い出します。
当時ヘビーロッドで扱える5~7inクラスのスイムベイトを中心にいろいろ試した中、ドルフィンキックのような強い水押しの大きなスイングタイプと、テールが小刻みにピロピロとよく動くタイプに大別して使っていました。

前者は動きの強さからビッグフィッシュをセレクティブに釣り分けることに長けますが、ミスバイトがやや多くてスレやすいという一面を持ち、ビッグベイトブームの中にあって5~6inと、やや小さめのサイズを使うことが多くなっていきました。

後者は視覚的要素が大きく、小刻みなアクションはクリアウォーターの条件下でもとりあえずバイトさせるチカラを持ったルアーで、7~8inクラスのモノをよく使っていました。

とりわけオフセットフックを用いたスイムベイトは、根掛かりの多いカバーゲームやオーバーハングへのスキッピングゲームでは独壇場とも言える釣果をもたらし、ブームから10数年経った今もなお使っているスイムベイトは、このタイプのものだけになりました。

そこに登場したのがドライブシャッド4.5in。
一見、小刻みなピッチを刻むタイプに思えますが、よく見るとその中に大きなスイングが加わる2つのミックスアクションを生みます。
特に超スローリトリーブ時の動きの強さには目を見張るものがあり、これがフォール時の自発的アクションに繋がっているのです。

よく動くからと言って素材が柔らかくすぐ壊れてしまうものではなく、バスのバイトがあってもシャッドテール部分だけが千切れるようなこともあまりありません。

ドライブシャッド4.5inを使ったはじめての釣行では、バスがやや沈みがちだったのでノーシンカーでのデッドスローリトリーブを中心とした使用法に、フォーリングや3.5gテキサススタイルでのスローリトリーブ中心の釣りでした。

ノーシンカーのフリーフォールでもウネウネと身をくねらせる自発的アクションは、これまでのスイムベイトが苦手とするチェイス後のフォローアクションにも最適で、チェイスで終わってしまうバスの反応を補うことができます。

基本的にミスバイトの多い釣りですが、4.5inという小ぶりなサイズがその助けになります。
これもルアーのしっかりしたアクションと動きの強さがあるからこそ、ビッグフィッシュを呼び込むアピールを損なうことなく、より多くのバイトチャンスに繋げているのです。

最初の釣行を終えた時点で、スイムベイトの最終形がドライブシャッドと言えるんじゃないかとさえ思ってしまいました。

そして迎えた2度目の釣行。
この日は激浅のフィーディングフラットでシャローゲームを展開する中、表層を引き波を立てながらファーストリトリーブ……

コポポポポポポポポ~~~~!!!!!

「な、なんだと!」

思わず口にした言葉がこれでした。
初釣行の際も引き波を立てるようなリトリーブは試していたのですが、過去の記憶に囚われて極力スローな水面が盛り上がる程度のリトリーブ。
しかしこの日は、やや速めのアプローチを試してみてびっくり! まるでノイジー系プラグの硬く乾いたコポコポ音を奏でるではありませんか!

例えば浮きゴミまわりを引く際は、水面直下の引き波を意識しても浮きゴミに絡むとどうしても水面を滑らせるだけのアプローチになってしまいがちです。

ここに水面を走らせるノイジー系のアプローチができるとなると、その使用範囲をこれまで引きしろが取れなかったわずかなポケットでさえも水面で誘うことが可能になり、 水面でノイジー音を奏でた直後の自発アクションフォールと言ったこれまでにないアプローチも可能になっています。

正直、この手のルアーはすでに完成されていて、新たな物が登場しても感動の少ない物になってしまいがちでしたが、ドライブシャッドには本当に感動させられました。

私は63Mのロッドに12lbラインで使っていますが、5/0フックという大きく太いオフセットフックを使うため、MH以上の強めのロッド&ラインを使うことをオススメします。

6~7月期、今回紹介しましたドライブシャッドのほか、もはや定番のベントミノー86Fやバジンクランクサイレントでもグッドサイズが釣れています。
また、早い段階から夏の定番スポット、岬まわりのミドルレンジからドライブクローラー3.5inのジグヘッド(ノーマルセッティング)でもいい釣りができました。

新製品だけではなく、何年経っても変わらず使い続けられるのはO.S.Pの理念で、毎年同時期に同じルアーが同じように使い続けられることで実証されていますね!
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profile

辻井伸之
関西
(合川ダム、七色ダム)

紀伊半島、合川ダム、七川ダムをホームフィールドとし、「合川で最も釣る男」の異名を持つ。人並み外れた研究熱心さでバスフィッシングをどこまでも追求し、特にジャークベイト、スピナーベイトへの造詣は深く特に低水温期での釣果は特筆すべきものがある。その深い経験によって蓄積された独自の理論は必見。