ドライブクローのテキサスで勝負!

先日、印旛ロコアングラーである浜中さんに誘われ、20年振りの印旛沼に行ってきました。自分のシャローフィッシングの基本をマスターした印旛沼。昔は毎週のように通い数釣りも楽しめましたが、近年ではめっきり釣れなくなったと耳にしていました。なので、今回の目標は1日4本、40UPが1本入ればいいかな、と……

目標4匹・うち40cmアップ1匹をクリア!!
5月の上旬、バスはそろそろ産卵を終えエサを食べはじめますが、まだ活発には追えない。印旛沼はそんな状況でした。

今回使用したタックルはドライブクロー4inの7gテキサスを、フロロ16lbライン(僕はFCスナイパーを使います)のフリッピングタックルで、スローに誘う作戦です。

アフターの大型のバスは、アシや矢板などの縦のストラクチャーにサスペンド気味につき、エビやザリガニを捕食していますので、そういったエリアを狙っていきました。

狙い方は、アシのポケットの奥や矢板の裏側にキャストし、ボトムで数秒ステイ→20cmぐらい持ち上げてフォール(このときツメが水を受けブルブルと自発的に振動し、バスを寄せます)→そしてまたステイ(ここでじっくりシルエット&色を見せて、しっかり食わせます)。

この日は、浜中さんのナイスなエリア選択と、ドライブクローのおかげもあって、厳しいと噂される印旛沼でキロアップ3匹を含む、7匹のバスをキャッチすることができました。

今回、僕が使ったカラーは、新色の「スカッパノン・ブルーフレーク」。

突然ですがみなさん、ソフトシェルシュリンプって食べたことありますか?
脱皮したての柔らかいエビを調理し殻ごと食べる、美味しい料理なのですが、アフター期のバスも“動きが鈍くて捕食しやすく、しかもやわらかくて消化もいい”脱皮直後のザリガニが大好物。
アメリカザリガニは個体差がありますが、成体で年に2~3回、子供の頃は10回以上も脱皮するそうで、脱皮後4~5日で元の硬さに戻ります。
脱皮直後のザリガニは少し青みがかかって見えますが、今回使用した、『スカッパノン・ブルーフレーク』がまさにそのイメージにぴったりだと思います。

ちなみに、僕のホームグラウンドである霞水系でも、ブルーフレークのワームはよく釣れますが、これは偶然ではなく、どこか関係があるような気がします。

ワームのカラーによってバイト数に大きな差が出ることは、バスが濁った水でも確実に色を認識していることの証明です。そのためカラー選択はとても重要なのです。

あと今回感じたのが、アプローチの重要性です。水深が数10cmしかなく、ハイプレッシャーな印旛沼。極力エレキを踏まず、風に流される感じでアプローチをし、なるべく遠目からキャストしてあげると比較的サイズがいいバスが釣れました。
このことをふまえると、大型のバスボートより小型のローボートのほうが有利になります。

好調に釣れている印旛沼。東京からも近く、レンタルボートも充実しています。みなさんもぜひ、このドライブクローの新色を持って出かけてみてください。接近戦で2kgを超すビックフィッシュが狙える、豪快な釣りが楽しめるはずです。

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