秋めいた雰囲気のなかバスの状態も秋に近づいてきました
皆さんこんにちは、和歌山の辻井です。
9月も後半ともなると朝夕はすっかり秋めいて、それと共にバスの状態も秋めいた雰囲気を感じ始めます。
秋めいた雰囲気には・・・
秋と言えばパターンは多岐にわたり、正解が一つとは言い切れません。
そんな中から今回は、バズベイト「02ビート」の釣りを紹介します。
真夏のピークが過ぎ水温が下がり始めるに連れてバスのレンジはやや下がり、逆にベイトフィッシュが表層に固まる事が増えてきます。
このベイトフィッシュがフィーディングシャローに乗るような条件下では、トップウォーターの釣りが非常に強くなる事があります。
正に「食欲の秋」って感じで、適水温になるとバスもエサを食べたいわけです。
この際、バスとベイトのレンジがやや離れてしまうと、ベイトフィッシュが水面を覆うかのような状況においても通常のトップウォータープラグではアピール不足となりバイトが出ない事が多いです。
このような条件下で出番となるのがO.S.Pバズ02ビート(以下02ビート)。
(写真:左上より48cm、45cm、40cmとグッドコンディションのバスをキャッチ!)
![807_1](http://www.o-s-p.net/wp/wp-content/uploads/807_1.jpg)
極めてアピール力の強いバズベイトです。
まず耳にするのは真鍮製の甲高いクラッカー音でしょうか。
初めて使った時には「こんなんアリ??」と感じた程の最大級の音量でした。
真鍮製のクラッカーだけじゃなく、重量感のある大型ペラによる大音量ですね。
更にこの大型のペラによる水面の攪拌能力は大きな飛沫音と共に排泡します。
ルアーによる直接的なバスへのアピールに加え、水面を強く攪拌する事でベイトフィッシュが飛び散るように逃げ惑うとレンジを落としたバスもさぞや気になる事でしょう。
キースポットを外したような場所でバイトが頻発するのは、ルアーとバスとの距離が離れているからこそで、それだけ遠くのバスを引っ張り出す力の強いルアーである証明なのです。
通常これ程までのアピールを備えてしまうと著しく使用感の悪いバズになってしまいますが、抜群の使用感をもたらしているのは後方重心ヘッドによるキャスタビリティと、クラッカーによる直進性によるものです。
これにより狙ったスポットから意図したリトリーブコースをトレースできます。
似たような条件下で強くなる釣りにバジンクランクがあります。
今回のケースによるバズとバジンクランクの使い分けとしまして、ベイトフィッシュの量やバスのポジション、水面の様子・・・等様々な要因はありますが、ベイトフィッシュがより一箇所に集中するような条件下では02ビート、やや広い範囲のケースではバジンクランクを使うことが多いです。
しかしながら、今回の実釣ではバジンクランクかな・・・と、自信を持って投げ始めたのですがミスバイトのみでうまく釣る事が出来ませんでした。
そこで02ビートを投げたらドッカンドッカン!!
また一つ私の経験則が崩れてしまいました。
02ビートとバジンクランク、私ももっと理解度を深めないといけませんね。
今回のレポートを書くにあたり、そう感じさせられた新しい経験でした。
本当に一筋縄でいかないのがバス釣りで、こういう経験からのステップが楽しくて仕方ありません。
皆さんも是非双方の差を体験してみて下さい!
また、夏の残り香としてドライブスティック6インチノーシンカー&ベントミノーによる50UP。
フローティング阿修羅、ハイピッチャー、ミドルレンジの03ハンツ9~14g+アクショントレーラー、ドライブクローラー6.5インチノーシンカーリグにそれぞれグッドサイズが多数釣れています。
これから秋が深まると更に多種のルアーが有効になってきます!
次の1匹はどんなルアーに飛び出すでしょうか?
(写真:左上より、ドライブスティック6"のスプレイドグラスでキャッチした52cm。その右が、ドライブクローラー6.5"でキャッチしたものです。)
(写真下の左右:45cm前後のナイスコンディションをハイピッチャー5/16oz.DWのスパークホワイトチャートで!)
![807_2](http://www.o-s-p.net/wp/wp-content/uploads/807_2.jpg)
今回紹介しましたバズ02BEATに使うタックルです。
rod:Fenwick Bankmaster 62M
reel:TD-Z
line:FCスナイパー 10lb.
クランクや他のトップウォーター、ドライブスティックノーシンカーと兼用で。
バズベイトはスピナーベイトとは違ってスナップを使う事もできるので便利ですが、ライントラブルがやや増えますので気を付けましょう。
そしてペラは刃物です。
不意のブレイクを避けるようにフロロカーボンラインを使うようにしましょう。
(写真:左上が55cmのビッグバスをベントミノー86Fで。その右が阿修羅Fでキャッチした47cm。)
(写真:左下が03ハンツ11g+アクショントレーラー、右下が03ハンツ14g+アクショントレーラーで!)
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